JP2005523744A - 開創器 - Google Patents

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Abstract

手術で使用するための開創器は、V字形態に旋回可能なアーム(2,4)を有する。アームによって取り付け部(16a)を介してブレード(16)が支持されている。取り付け部はアームに沿って摺動できるようになっており、単にアーム上で取り付け部を傾けることによって、ブレードをその位置にロックした状態での位置調整を可能にする。

Description

本発明は、手術に使用するための開創器に関し、より詳細には、限定するものではないが、胸部手術に使用するための開創器に関する。
本発明による開創器(レトラクタ)は、本出願人の国際特許出願第PCT/AU00/00887号において開示されている外科用開創器を改変したものであり、該国際特許出願の全開示内容は本願と一体のものとして参照される。要約すると、上記国際特許出願に開示されている開創器は、各々が切開部の片側と係合可能な開創器ブレードを支持するように構成された2本のアームを備え、該2本のアームは、アームを閉位置と調整可能な開位置との間でアームを旋回させることができるように、一端部においてピボットによって接続されている。開位置では、アームは、ブレードが切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を規定する。アームは、ピボットから離れた側のアームの端部においてアームの一方によって支持される湾曲棒によって開位置に保持され、湾曲棒は、他方のアームによって支持される駆動ピニオンと係合可能な歯付きラックの形態をとり、駆動ピニオンの回転によりアームを開方向に移動させるようになっている。本発明に関する改変は、アームの設計及び関連するブレードの取り付けに関するものであり、その結果、多少簡単な構成とさせるものである。
本発明により、各々が取り外し可能にブレードを取り付ける2つのアームを有する手術で使用するための開創器において、アームが、閉位置と、ブレードが切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を規定する調整可能な開位置との間で揺動できるように、一端部においてピボットによって接続されており、各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が、アームに沿って選択された位置まで長手方向に移動するために少なくとも部分的にアームを囲むようにアームに係合可能であり、ブレードが、選択された位置まで移動した後に取り付け部とアームとの間の変位によって選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるようにアームにロック可能である手術で使用するための開創器が提供される。
さらに、本発明により、各々が切開部の片側と係合可能なブレードを支持するように構成されている2つのアームであって、閉位置と、ブレードが切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を前記アームが規定する調整可能な開位置との間で旋回され得るように、一端部においてピボットによって接続されている2つのアームと、アームを開位置に保持するための手段とを有する手術で使用するための開創器において、開創器の各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が少なくとも部分的にアームを囲むようにアームに係合可能で且つアームに沿って長手方向に移動可能であり、アームが、選択された位置からアームに沿って少なくとも1つの向きに長手方向するのを妨げるように取り付け部をアームにロックするために、アームの長手方向に間隔を置いて配置され且つブレードの取り付け部の一部と係合可能な一連の当接縁端を提供するような形状に形成されている手術で使用するための開創器が提供される。
さらに本発明により、各々が切開部の片側と係合可能なブレードを支持するように構成されている2つのアームであって、閉位置と、ブレードが切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を前記アームが規定する調整可能な開位置との間で旋回され得るように、一端部においてピボットによって接続されている2つのアームと、アームを開位置に保持するための手段とを有する手術で使用するための開創器において、開創器の各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が少なくとも部分的にアームを囲むようにアームに係合可能で且つアームに沿って長手方向に移動可能であり、アームが、選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるように取り付け部をアームにロックするために、アームの長手方向に間隔を置いて配置され且つ選択された位置までアームに沿って移動した後に取り付け部をアームに対して傾斜させたときにブレードの取り付け部の一部と係合可能になっている一連の当接縁端を提供するような形状に形成されている手術で使用するための開創器が提供される。
当接縁端は、アームに沿って間隔を置いて配置されている一連の溝又はノッチによって形成され得る。
1つの形態においては、アームの外側形状と取り付け部の内側形状は、取り付け部及び関連する開創器ブレードがアームの軸線周りに自由に回転できるように関係付けられている。代替形態においては、アームの外側形状と取り付け部の内側形状は、取り付け部及び関連する開創器ブレードがアームの軸線周りの回転を妨げるように、選択された角度位置でアームにロックできるように関係付けられる。
本発明の特に好ましい実施形態においては、アームは、多角形状断面、例えば六角形状断面を有する。アームの軸線周りに回転することを要求される開創器ブレード用の取り付け部は、アーム周りに回転可能な部分円筒状形態の滑らかな内側表面を有する。アームに対する回転を妨げるようにロックされることを要求される開創器ブレードの取り付け部は、選択された角度位置に取り付け部をロックしてアームに対する回転を妨げるために、多角形状断面の角部と係合するように構成されている長手方向溝を有する部分円筒状内側表面を有する。どちらの場合にも、取り付け部の軸線がアームの軸線に対して小さい角度で傾斜できるようにし、それによって隣接する当接縁端と協働することによりアームの長さに沿って選択された位置に取り付け部をロックできるようにするために、取り付け部の内側表面の直径が多角形状断面の直径より僅かに大きくなっている。
あるいはまた、アームは、取り付け部の内側表面と協働するように長手方向を向いた一連のノッチ付きリッジ(うね)又は溝を有する円形断面を有してもよい。
取り付け部及び関連する開創器ブレードは単一コンポーネントとして一体的に形成されると有利である。
本発明のブレード取り付けシステムは、上述した本出願人の以前の国際特許出願において開示されるような開創器に組み込まれると特に利点があるが、他の形態の手術用開創器に組み込んでも利点を有し得る。
従って、本発明の別の態様は、各々が取り外し可能にブレードを取り付ける2つのアームを有する手術で使用するための開創器において、各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が、アームに沿って選択された位置まで長手方向に移動するために少なくとも部分的にアームを囲むようにアームに係合可能であり、ブレードが、選択された位置まで移動した後に取り付け部とアームとの間の変位によって選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるようにアームにロック可能である。
本発明の実施形態について、添付図面を参照して単なる例として説明する。
本発明の好ましい実施形態による開創器は、本出願人の国際特許出願第PCT/AU00/00887号において開示されている発明の好ましい実施形態の開創器と同じ基本構造を有する。簡単に言うと、図1に示されている開創器は、原則的に胸部外科手術において使用するためのものであり、2本のアーム2、4を含む。アーム2、4はその上端部においてピボット6によって接続されており、アームが概略平行となる閉位置とアーム2、4が概略V字形態を形成するように傾斜する開位置との間でアーム2、4が旋回され得るようになっている。アーム2、4は、各々、アーム2、4を開くことにより切開部をV字形状に開けるように、切開部のそれぞれの側で患者の組織と接触するための少なくとも1つのブレード(図1には示されていない)を支持している。ブレードは交換可能であり、患者の様々なサイズ及び/又は肥満度に応じてある程度の範囲のサイズにおいて使用することができる。2本のアーム2、4は、可変的な開位置にアームを解除可能に保持するためのロック手段8を備える。
好ましい実施形態においては、ロック手段8は、湾曲したラック10の形態のアームを含み、ラックの一端部はピボット12によってアーム2の端部に固定されている。歯を設けられたラック10の外縁部は、他方のアーム4の端部に回転可能に取り付けられた駆動ピニオン14と係合している。ピニオン14は、アーム2、4の開方向への移動のみが可能となるように一方向にのみピニオン14の回転を許容する第1の状態すなわち「ラチェット」状態を有するラチェット−爪機構と結合されている。「自由な」第2の状態は、アーム2、4の開方向への移動と閉方向への移動の両方を許容する。この機構の状態は、爪解除装置の切り替えによって変えることができる。ピニオン14は、アーム2、4を開くために、従って切開部を開くために、クランクハンドルによって駆動され得る。クランクハンドルは、手術中の干渉を低減させるためにピニオンから取り外し可能である。ピボット及びラック−ピニオン駆動組立体の全詳細については、本出願人の以前の国際特許出願を参照されたい。
前述の本出願人の以前の国際特許出願に示されている開創器のアームと対照的に、本発明の好ましい実施形態によるアーム2、4は、ピボット6と結合される端部に位置する直径の小さくなった接続部分2a、4aを除いて、原則的に、六角形断面の中実一体構造である。図2から図5までに示されているように、各アーム2、4にはその長さに沿って一連のノッチ又は溝14が形成されており、これらノッチ又は溝14はアームの長さに沿って等間隔にかつ六角形断面の複数の角部の少なくとも一部(図においては全部)を横切るように位置している。アーム2又は4への開創器ブレード16の取り付けは、ピボットに隣接するアームの直径減少部上に滑り付けられた後にアームの概略六角形状の部分に沿って長手方向に移動させられ得る部分円筒形状の取り付け部16aによって行われる。取り付け部16aは、アームに取り付けられた後、六角形状の部分の端部を滑り越えることによってアームから偶発的に外れることのないように、180°を越える円周範囲を有している。水平移動するためにブレードを使用する場合のように関連した開創器ブレードをアームの軸線周りで予め定められた角度位置にロックすることが望ましい場合、取り付け部16aの内側表面に比較的密な間隔で配置されたV字形状断面の一連の長手方向溝16bが形成される。こうした溝の断面形状は、六角アームの角部の各々の断面と概略合致しており、取り付け部16aが直径減少部上の予め定められた角度位置に動かされた後に六角形状部分に長手方向に滑動させられたときに、取り付け部16aの内側表面上の複数の溝16bのうちの一部が六角アームの隣接する角部と互いにロックし合って、アームに対して回転しないように取り付け部16a、よって関連する開創器ブレード16をロックするようになっている。取り付け部16aの内側表面上の溝16bは、比較的小さいピッチ間隔で配置されており、取り付け部が保持される角度位置を比較的微細に調整することを可能とさせている。
垂直移動による内胸動脈採取の際に切開部の片側で使用される場合のような開創器ブレード16がアームの軸線周りに自由に回転できる必要がある状況において使用される場合には、取り付け部16aの内側表面は溝付きではなく滑らかな方がよく、それによって取り付け部がアームの軸線周りに回転できるようになる。
いずれの場合にも(回転可能にロックされる場合及び自由に回転できる場合)、取り付け部16aの内径はアームの六角形状部分の直径よりも僅かに大きく、その結果、取り付け部は、その軸線がアームの軸線に対して小さい角度だけ傾斜させられるように斜めに傾けられ得る(図4及び5を参照)。この傾斜は、六角アームの角部の長さに沿って形成されたノッチ14と共に、図4及び図5を参照して分かるようにアームの長さに沿って複数の予め定められた位置のうちの1つに取り付け部16aを固定するために、使用される。図4及び図5から、取り付け部16aの僅かな傾斜は、取り付け部の内側縁端をノッチ14のうちの隣接する1つと係合させ、それによってノッチはそれ以上の長手方向の移動を防止するための当接縁端を形成することが分かる。取り付け部の内側縁端と隣接するノッチとの係合は取り付け部の一方の端部(図では右側端部)のみで生じ、それによってそれ以上右側に移動するのを防止することは理解されるであろうが、取り付け部の反対側の端部も同様に斜めになり、左側の端部が次の隣接するノッチに係合するとすぐに取り付け部の反対方向への移動が停止されることになる。この取り付け及びロック機構によって、ノッチのピッチ間隔によって定まるアームに沿った複数の増分間隔位置のうちの任意の1つの位置に取り付け部をロックすることができることが分かるだろう。アームに沿った取り付け部の移動は、アームと平行で傾斜しない関係となるように取り付け部を保持することによって行うことができ、それによって、選択される位置に達するまでアームに沿って簡単に取り付け部を摺動させることができる。
開創器ブレード16及びその取り付け部16aはワンピース構造として一体的に形成されることが特に有利である。これによって、製造が単純化するだけでなく、清掃及び滅菌にも大いに役立つ。
図6は、取り付け部16aが図2及び図3に示されている取り付け部と反対向きになっている開創器ブレード16を示しており、図6において矢印Fで示されているような使用の際にブレードに作用する反力が、部分円筒状取り付け部16aをアームとより緊密に係合するように「締め付け」させる傾向を有するようになっている。これは、使用の際にブレードに作用する反力がある意味で部分円筒状取り付け部を「開く」ように作用して、取り付け部の剛性に応じて取り付け部とアームとの間のロック作用を減じることにつながり得る図2及び図3に示されている形態よりも好ましい。
取り付け部と六角形状のアームとの協働によって提供される調整可能な取り付けシステムは、アームと取り付け部の両方の構造を著しく単純化させる。その上、この単純化によって製造コストの低減が容易になり、また、アーム自体も清掃及び滅菌が比較的容易なコンポーネントとなる。
実施形態は単なる例として説明したものであり、本発明の範囲内で改変が可能である。例えば、上述したように、アームの主要部分は六角形状断面であるが、一連の角度間隔をおいて設けられた角部を提供するその他の多角形状断面を使用することもできる。基本的に、アームは、取り付け部の内側表面上の溝と協働する長手方向のリブ又は溝、及び前述したように選択された長手方向位置に取り付け部をロックするために傾斜したときに取り付け部の縁端と協働する環状溝によって規定される横方向の一連のノッチを持つ、全体的に円形断面とすることさえ可能である。上述したように、開創器ブレードの取り付け部は部分的にしかアームを囲わないが、取り付け部が360°の円周範囲を持つ構造も、特に望ましくはないものの、実現可能である。
アームが閉位置と概略V字状形態を規定する調整可能な開位置との間で旋回可能である開創器に関連して、アームとブレード取り付け部の協働によって提供されるブレード取り付けシステムを説明したが、広義で、本発明は、対向するアームの取り付け及び移動の形態が異なる他の形態の開創器にも応用可能である。
本発明の好ましい実施形態による開創器を示している側面図である。 開創器ブレード及び関連する取り付け部を支持する開創器のアームの一部を示している部分拡大斜視図である。 図2に対応する端面図である。 開創器ブレードの取り付け部がどのようにアームと相互作用して、アームの長さに沿った選択位置に取り付け部を固定するかを概略的に示している。 開創器ブレードの取り付け部がどのようにアームと相互作用して、アームの長さに沿った選択位置に取り付け部を固定するかを概略的に示している。 図3と同様の端面図であるが、ブレード取り付け部の改変された好ましい形態を示している。

Claims (19)

  1. 各々が切開部の片側と係合可能なブレードを支持するように構成されている2つのアームであって、閉位置と、前記ブレードが前記切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を前記アームが規定する調整可能な開位置との間で旋回され得るように、一端部においてピボットによって接続されている2つのアームと、前記アームを開位置に保持するための手段とを有する手術で使用するための開創器において、
    前記開創器の各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が少なくとも部分的に前記アームを囲むように前記アームに係合可能で且つ前記アームに沿って長手方向に移動可能であり、前記アームが、選択された位置から前記アームに沿って少なくとも1つの向きに長手方向移動するのを妨げるように前記取り付け部を前記アームにロックするために、前記アームの長手方向に間隔を置いて配置され且つ前記ブレードの前記取り付け部の一部と係合可能な一連の当接縁端を提供するような形状に形成されていることを特徴とする手術で使用するための開創器。
  2. 各々が切開部の片側と係合可能なブレードを支持するように構成されている2つのアームであって、閉位置と、前記ブレードが前記切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を前記アームが規定する調整可能な開位置との間で旋回され得るように、一端部においてピボットによって接続されている2つのアームと、前記アームを開位置に保持するための手段とを有する手術で使用するための開創器において、
    前記開創器の各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が少なくとも部分的に前記アームを囲むように前記アームに係合可能で且つ前記アームに沿って長手方向に移動可能であり、前記アームが、選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるように前記取り付け部を前記アームにロックするために、前記アームの長手方向に間隔を置いて配置され且つ選択された位置まで前記アームに沿って移動した後に前記取り付け部を前記アームに対して傾斜させたときに前記ブレードの前記取り付け部の一部と係合可能になっている一連の当接縁端を提供するような形状に形成されていることを特徴とする手術で使用するための開創器。
  3. 前記当接縁端は、前記アームに沿って間隔を置いて配置されている一連の溝又はノッチによって形成される、請求項1又は請求項2に記載の開創器。
  4. 前記アームの外側形状と前記ブレードのうちの少なくとも1つの前記取り付け部の内側形状は、前記取り付け部が前記アームの軸線周りに自由に回転できるように関係付けられる、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の開創器。
  5. 前記アームの外側形状と前記ブレードのうちの少なくとも1つの前記取り付け部の内側形状は、前記取り付け部が、前記アームの軸線周りの回転を妨げるように、選択された角度位置で前記アームにロックされ得るように関係付けられる、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の開創器。
  6. 前記アームが多角形状断面を有する、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の開創器。
  7. 前記取り付け部が前記アーム周りに回転可能な滑らかな内側表面を有する、請求項4及び請求項6に記載の開創器。
  8. 前記取り付け部は、選択された角度位置に前記取り付け部をロックして前記アームに対する回転を妨げるために、前記多角形状断面の角部と係合するように構成されている長手方向溝を有する内側表面を有する、請求項5及び請求項6に記載の開創器。
  9. 前記取り付け部の軸線が前記アームの軸線に対して小さい角度で傾斜できるようにし、それによって隣接する当接縁端と協働することにより前記アームの長さに沿って選択された位置に前記取り付け部をロックできるようにするために、前記取り付け部の内側表面の直径が前記多角形状断面の直径より僅かに大きくなっている、請求項7又は請求項8に記載の開創器。
  10. 前記アームは、前記取り付け部と協働するように長手方向を向いた一連のノッチ付きリッジ又は溝を有する円形断面を有し、前記ノッチが当接縁端を提供する、請求項1又は請求項2に記載の開創器。
  11. 前記リッジ又は溝が前記ブレードのうちの少なくとも1つの取り付け部の形態と協働して、前記取り付け部を選択された角度位置にロックし前記アームの軸線周りの回転を妨げる、請求項10に記載の開創器。
  12. 前記ブレードのうちの幾つかの前記取り付け部の形態は、前記取り付け部が前記アームの軸線周りに回転できるように前記アームの形状に関係付けて定められ、前記ブレードのうちの残りのものの前記取り付け部の形態は、前記取り付け部が前記アームの軸線周りの選択された角度位置にロックされ得るように前記アームの前記形状に関係付けて定められる、一組の前記開創器のブレードと組み合わされた請求項1又は請求項2に記載の開創器。
  13. 各々が取り外し可能にブレードを取り付ける2つのアームを有する手術で使用するための開創器において、前記アームが、閉位置と、前記ブレードが切開部の両側を傾いた関係に維持する概略V字形態を規定する調整可能な開位置との間で揺動できるように、一端部においてピボットによって接続されており、各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が、前記アームに沿って選択された位置まで長手方向に移動するために少なくとも部分的に前記アームを囲むように前記アームに係合可能であり、前記ブレードが、前記選択された位置まで移動した後に前記取り付け部と前記アームとの間の変位によって前記選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるように前記アームにロック可能であることを特徴とする、手術で使用するための開創器。
  14. 前記移動のロックは、前記アームに沿って長手方向の前記選択された位置への移動後に前記アームに対して前記取り付け部を傾斜させることによって行われる、請求項13に記載の開創器。
  15. 前記ブレードの前記取り付け部が前記アーム周りに自由に回転できる、請求項13又は請求項14に記載の開創器。
  16. 前記ブレードの前記取り付け部の形態は、前記アームの軸線周りの選択された角度位置にロックされ得るように前記アームの形状に関係付けて定められる、請求項13又は請求項14に記載の開創器。
  17. 各々が取り外し可能にブレードを取り付ける2つのアームを有する手術で使用するための開創器において、各ブレードが取り付け部を有し、該取り付け部が、前記アームに沿って選択された位置まで長手方向に移動するために少なくとも部分的に前記アームを囲むように前記アームに係合可能であり、前記ブレードが、前記選択された位置まで移動した後に前記取り付け部と前記アームとの間の変位によって前記選択された位置から少なくとも1つの向きに長手方向移動することを妨げるように前記アームにロック可能であることを特徴とする、手術で使用するための開創器。
  18. 前記移動のロックは、前記アームに沿って長手方向の前記選択された位置への移動後に前記アームに対して前記取り付け部を傾斜させることによって行われる、請求項17に記載の開創器。
  19. 閉じた形態と開いた形態との間で移動可能なアームと、位置調整するために前記アームに沿って摺動できる取り付け部を介して前記アームによって支持されているブレードとを有し、前記ブレードが前記アーム上で前記取り付け部を傾斜させることによって選択された位置にロックされることを特徴とする、手術で使用するための開創器。
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