JP2005523176A - 混色コンクリート製品を製造する方法および装置 - Google Patents

混色コンクリート製品を製造する方法および装置 Download PDF

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Abstract

擁壁ブロックやコンクリート舗装用敷石やコンクリートスラブなど景観設計の用途に適した建築用コンクリートブロックやコンクリート煉瓦やモジュラー型コンクリート製品を含む多色コンクリート製品を製造する方法及び装置。本発明は、ホッパから排出されたコンクリート上に液体顔料をスプレーするスプレー機構を含む。このコンクリートは、次に、コンクリート中に顔料を混入させる混色機構に進み、多色コンクリート混合物を生成する。そして、このコンクリート混合物は、多色着色されたコンクリート製品の製造に用いられる。

Description

本願は、米国企業であるアンカー ウォール システムズ,インコーポレイテッドを名義人とし、米国を除くすべての国を指定した2003年4月18日付PCT国際特許出願として出願するものである。
[発明の分野]
本発明は、一般に、コンクリート製品の製造に関する。より具体的には、本発明は、一ないし複数の液体顔料をコンクリートに混ぜ合わせて最終製品を均一な色ではなく渦巻模様や褶曲模様や斑紋様とでも表現されるようなまだら色の外観を有するものとする製造方法に関する。最も具体的には、本発明は、ドライキャスト法でそのようなコンクリート製品を製造することに関する。本発明を適用可能なコンクリート製品は、建築用コンクリートブロックと、コンクリート煉瓦と、擁壁ブロックや舗装用敷石やスラブなど景観設計の用途に適したコンクリートブロックとを含むが、これらに限定されない。
[発明の背景]
コンクリート製品は、なんら着色剤なしで製造可能であるが、その場合にできあがる製品は、通常セメントと骨材からなる使用された原料の自然のままの色により決定される色を有することになる。その結果は、通常、グレーの色合いである。混合物中に着色剤を導入することにより、このグレー色を変えることができる。着色剤は、通常、できあがった製品に所望の色を与える顔料または顔料混合物である。
コンクリート製品を製造する公知の方法にさまざまなものがある。ウェットキャストシステムでは、流動しやすいように十分な水分を含むコンクリート混合物を、密閉した鋳型に導入する。その混合物が鋳型中で硬化するまで放置して、成形された製品を鋳型から取り出す。ドライキャストシステムでは、それよりずっと乾いたコンクリート混合物を鋳型に導入する。鋳型中でその混合物の密度が高くなると、硬化する前に鋳型から取り出す。コンクリート混合物は、「低スランプ」ないし「ゼロスランプ」の性質を有しているので、成形製品は、注意深く取り扱えば、長時間にわたり養生するための養生区域に搬送する間、その成形された形状を維持する。このドライキャスト法は、建築用コンクリートブロックや、区分擁壁ユニットや、コンクリート煉瓦や、スラブや、コンクリート舗装用噛合敷石などを含む複数のタイプのコンクリート製品の高度に自動化された大量生産に適している。
近年では、むらのない色ではなく、ある種まだらな色を有するような製品を製造することが望まれるようになっている。まだらな色の製品とは、仕上がり品の中に、2以上の異なる色が、褶曲模様や渦巻模様やある様式の斑紋様をなして見えるものである。これは、造園用の製品、特に、自然に現れたまだら色の石が見えるようにしなければならない製品では、人気のある外観である。本明細書中では、このようなまだら色の外観を示すものとして「混色(color blended)」の用語を用いるものとする。
まだらなコンクリート製品の一例が米国特許第4,050,864号に開示されている。この特許は、表面パターン装飾を有するコンクリートパネルを製造する装置を開示している。この装置は、モルタルシュートの上方に配置された着色モルタル容器を含む。前記容器から、白色モルタルホッパから排出されて前記シュート上にある白色モルタルの上に、着色モルタルが排出される。そして、前記白色モルタルと着色モルタルを、混合装置によって不完全に混合して、混合されたモルタルを、ひっくり返して鋳型箱の中に投入する。そして、追加コンクリートを投入されたモルタルの上に注ぎ、パネルを形成する。
公知のドライキャストコンクリート製品製造システム5の一例を図1に示す。システム5は、公知の成分から1回分の低スランプコンクリートを混合するミキサ6を含む。混合後、その養生前のコンクリート1回分を、コンベヤ7でサージホッパ8に搬送して、養生前のコンクリートをホッパ8の中に投入する。そして、養生前のコンクリートを、前記ホッパ8から計量ベルト9上に計量しながら供給して、計量された量のコンクリートを製造機械装置10に搬送し、そこでそのコンクリートから複数のコンクリート製品が形成される。
前記製造機械装置10は、前記計量ベルト9からコンクリートを受け取るホッパ15を含む。製造機械装置10は、当技術分野の通常の技能を有する者であれば理解されるであろうが、上部と底部が開口する鋳型を含む。各鋳型の下には、その底部をふさぐようにパレットが配置され、養生前のコンクリートは前記ホッパ15から一つないし複数の供給ドロワで各鋳型の上部開口を通してその鋳型の中に搬送される。次に、この養生前のコンクリートを振動と圧力の組み合わせによって高密度に圧縮する。さらに、鋳型とパレットを相対的に上下にずらすことで鋳型をはがし、鋳型から養生前のコンクリート製品を取り除く。そして、この養生前の製品を、養生するための場所に搬送する。このタイプのシステムを構築するために必要な製造機械装置は、ミシガン州アルピーナ市のベッサー社(Besser Company)から入手可能であるが、その他にも、コロンビアマシン社(Columbia Machine Company)、タイガーマシン社(Tiger Machine Company)、マーサ社(Masa)、オマグ社(Omag)、リカーズ社(Rikers)、ヘス社(Hess)、KVM社(KVM)、ゼニス社(Zenth)等いくつかの入手源がある。バッチングと混合のための装置の入手源としては、業界でよく知られたところが複数ある。着色顔料は、バイエル社(Bayer)、デイヴィスカラー社(Davis Color)、ハンバーガーカラー社(Hamburger Color Company)を含む複数の入手源がある。
再び図1を参照して説明すると、従来、第1の色のコンクリート1回分を調製してホッパ8の中に第1の色で着色されたコンクリート層11を投入し、第2の色のコンクリート1回分を調製してホッパ8の中のコンクリートの第1の層11の上に第2の色で着色されたコンクリート層12を投入し、第3の色が欲しいときには、第3の色のコンクリート1回分を調製してホッパ8の中の第2の層12の上に第3の色で着色されたコンクリート層13を投入することにより、混色がおこなわれた。たとえば、第1の層11を黒色コンクリート、第2の層12を茶色コンクリート、第3の層13をグレー色コンクリートとすることができる。このホッパ8の中と、ホッパ8から計量ベルト9上に計量して供給されるとその計量ベルト9自体の上と、鋳型に導入される前の製造機械装置10の中で、前記3色の混合がなされる。
このような従来の混色方法に付随する問題は、異なる色の混合が、そしてコンクリート製品の完成後の混色された外観が、調整できないということである。ホッパ8からベルト9に計量して供給される最初の分のコンクリートは、ほとんど層11からの単一の色となる。したがって、最初の分のコンクリートから作製されたコンクリート製品にはほとんどないしまったく混色がみられないことになり、その結果、後で計量された分のコンクリートから形成されたコンクリート製品と、著しい外観の相違を生じることになる。この最初の製品については、多くの場合、混色が十分でないとして廃棄されることになる。また、ホッパ8からの最後の分のコンクリートは、多くの場合、主として層13からの単一の色になってしまうので、この最後の分から作製された製品もしばしば廃棄されることになる。
さらに、ホッパ8の中とホッパの下流で起こる混色は、ホッパ8からベルト9上に計量して供給されるコンクリートに含まれるそれぞれの色の量がそうであるように、不揃いとなる。したがって、コンクリートのある計量分から製造される製品が呈する外観は、コンクリートの別の計量分から製造される製品が呈する外観とまったく異なる。これは、外見にある程度調和した混色を実現したい場合に問題となることがある。
さらに、ホッパ8は、新たに色の層11〜13が導入される前にコンクリートがその全分量が使い尽くされるように設計されている。したがって、ホッパ8にコンクリートが残っているのに製品の混色の外観を変えることにした場合に、ふつうは、ホッパ中の残ったコンクリートを使い尽くすか、残ったコンクリートを完全に廃棄してしまうかすることが必要となる。ホッパ8のコンクリートをすべて使い尽くすことが必要となると、ミキサ6がそのホッパ8に導入する新しい着色バッチをそれぞれ形成しなければならないため、製造の遅延も生ずることになる。ホッパが再充填されている間に、製造機械装置10は、充填が完了しホッパから新しいコンクリートが計量して供給されるのを待ってアイドル状態となってしまうのである。
さらに、色が互いに接触している時間が比較的長いので、色が互いににじんで、ふたつ以上の色が混ざってできた別の色を有する領域がその製造される製品上に生じてしまう。このような色のにじみ現象は、色と色の間の接合線で色がぼやけてその製造される製品上の色の境界線が不鮮明になってしまうことによって、その製品の外観を損なう可能性がある。
したがって、製品の完成後の混色された外観をより厳密に調整できるようにすることでその外観を一般に再現可能なものとするとともに、無駄な廃棄の量を低減し、ダウンタイムを短縮することができる、混色コンクリート製品を製造する改良された方法および装置が、求められている。
[発明の要約]
本発明は、一ないし複数の色をその中に混ぜ込ませたコンクリートから形成されるコンクリート製品の高速量産用の方法および装置に関する。このコンクリートは、製造後多色コンクリート製品となる多色混合物とするのが望ましい。好ましくは、本発明は、擁壁ブロックなどの景観設計用途への使用に適したコンクリート製品の製造に利用される。また、本発明は、混色された舗装用敷石やスラブや煉瓦の製造に利用することもできる。多色混合物からできるコンクリート製品の眼に見える表面は、一般に再現可能で、造園製品の場合には自然の石や岩を模するような、まだら色の外観を有する。
本発明によれば、多色混合物を製造するためにコンクリートに付与する顔料それぞれの量を精確に調整可能である。その結果、そのコンクリートに、より安定した多色混合を実現することができるので、コンクリート製品の混色された外観がより安定的で再現可能なものとなり、単色のあるいは単色ではないが混色が十分でないような製品が製造されることが起こりにくくなる。したがって、混色が不十分であるために製品を廃棄しなければならないようなことが少なくなる。さらに、多色混合に使用される色を容易に変更することができるので、コンクリート製品の眼に見える表面の製造後の外観を簡単に変えることができる。
好ましい一実施形態において、ホッパから排出されるコンクリートに、液体顔料を付与する。前記コンクリートには、スプレー機構により、二つないしそれ以上の異なる顔料色を付与するのが望ましい。そして、前記コンクリートは、混色機構に進み、そこで付加された顔料を前記コンクリートに混合して、多色コンクリート混合物ができる。さらに、この多色混合物は、製造機械装置のホッパの中に投入され、そこで、この多色コンクリート混合物から、一ないし複数の多色コンクリート製品が形成される。
前記スプレー機構は、コンクリートに近づき遠ざかる垂直方向と、コンクリートの搬送方向に対して横切る水平方向と、に位置調節が可能なスプレーノズルを含むのが望ましい。このスプレーノズルは、スプレー圧も調整可能となっている。また、前記混色機構は、回転速度が調節可能で、コンクリートに近づき遠ざかる垂直方向と、搬送方向に対して横切る水平方向と、に位置調節が可能な一対の回転攪拌機構を含むのが望ましい。
前記ノズルの設定、すなわち、ノズルのコンクリートに対する位置とそのスプレー圧、そして、前記攪拌機構の設定、すなわち、攪拌機構のコンクリートに対する位置とその回転速度は、コンクリートへの顔料の混合に影響を与える。前記設定のどれかひとつを変更すれば、生じる混色を変化させることになる。一方で、ある製品で一度望ましい混色の外観が達成されると、その混色の外観は、ノズルと攪拌機構の設定を保持することにより反復することができる。したがって、製品の安定的な多色の外観を達成することができる。
本発明の方法および装置によって、製品の多色の外観に変更がしたいときにホッパのコンクリートを廃棄する必要がなくなるので、コンクリートの無駄の削減につながる。さらに、本発明によれば、コンクリートが少なくなってきたらホッパに追加のコンクリートを充填することができるので、製造の休止の削減にもなる。
[好ましい実施形態の詳細な説明]
<概観>
本発明は、多色混合コンクリート製品を製造する方法を提供するとともに、その方法を実現するために用いられるシステムおよび装置に関する。本明細書において使用されているように、「コンクリート製品」の用語は、外壁を建造するためにモルタルで組み上げる建築用のコンクリートブロック、コンクリート煉瓦、擁壁ブロックやコンクリート舗装用敷石やコンクリートスラブなど景観設計の用途に使用するのに適したモジュラー型コンクリート製品などのコンクリート製品を含む。
その方法、システムおよび装置の好ましい適用形態は、景観設計用途に用いられるブロック、特に、モルタルを使用しないでひとつひとつ複層に積み上げて擁壁を形成するよう設計された擁壁ブロックのドライキャスト法による製造におけるものである。
図2に、本発明によるドライキャストシステム20を示す。システム20は、バッチ単位のコンクリートを混合するミキサを有するホッパ22を含む。コンクリートの形成に用いられる成分およびその成分比は、個別の用途により異なることがあるが、個別の混合態様の設計は、当業界における通常の技能に相当する。その成分は、通常、砂や礫等の骨材と、セメントと、約5重量%の水である。用途によって加えられることになる他の成分として、軽石や珪岩やタコナイトなど天然また人工の充填材、および、耐水性や養生強度などの性質を改善するための化学物質を含めてもよい。ミキサ22で混合されたコンクリートは、コンクリートを基本色に着色する着色顔料を含むものとしてもよい。さまざまな材料の構成比と材料物質のタイプは当業界の技能の範囲で選択可能であり、多くの場合、現場ごとの原料の入手のしやすさや、最終製品の技術的要請や、使用される製造機械装置のタイプに基づき、選択される。ミキサ自体は業界で現在使用されている周知のタイプのもの、たとえば、パン型ミキサやリボン型ミキサを使用することができる。
コンクリートの混合処理が終わると、そのコンクリートバッチは、ミキサ22から、供給コンベヤ24により、そのコンクリートを収容するサージホッパ26に搬送される。サージホッパ26は、従来構成のものであって、内部容積を画定する複数の側壁と一の底壁を含む。ホッパ26の底に隣接して排出口が形成されており、ホッパから排出されるコンクリートはそこを通るようになっている。この排出口は、ゲートにより調整されている。ゲートは、前記ホッパから前記排出口を通して、好ましくは計量ベルトを含むコンベヤ28上に、コンクリートを調整ないし計量して供給する。すると、このコンベヤ28は、ホッパ26から、コンクリートを投入するホッパ32を含む製造機械装置30に、コンクリートを搬送する。そして、この製造機械装置30が、コンクリートから複数のブロックを形成する。
図2に模式的に示すように、前記サージホッパ26と前記ホッパ32との間に、液体顔料スプレー機構40が配置されている。このスプレー機構40は、コンクリートが前記コンベヤ28により前記製造機械装置30に搬送されているときに、前記コンベヤ28上のコンクリートに一ないし複数の液体顔料を付与するよう構成されている。好ましい実施形態においては、前記スプレー機構40は、コンクリートに、二以上の異なる色の液体顔料を付与する。以下の記載では、コンクリートに二つの異なる色の顔料を付与することの説明をおこなう。しかし、単色や三色以上の液体顔料をコンクリートに付与することも必要であれば可能であろう。
図2には、前記スプレー機構40と前記製造機械装置30のホッパ32との間に配置された混色機構42も模式的に示されている。液体顔料がコンクリートに付与されると、前記コンベヤ28がそのコンクリートを前記混色機構42に搬送し、そこで前記液体顔料をコンクリート中に混ぜ込み、多色コンクリート混合物を生成する。その後、このコンクリート混合物を、前記製造機械装置30のホッパ32へ投入する。そして、この多色混合物から一ないし複数の多色ブロックを製造する。
図3を参照すると、前記スプレー機構40は、一対の前後方向フレーム部材46、48の間を延在してそれを連結する支持棒44を含む。このフレーム部材46、48は、フレーム部材46、48端部の左右方向フレーム部材50とともに、前記コンベヤ28対して取り付けて前記スプレー機構40と前記混色機構42を支持するフレーム52の一部を構成する。
前記支持棒44上に間隔をおいて一対のスプレーノズル54、56が取り付けられている。コンクリートに加える色ごとに別個のスプレーノズルが必要とされる。したがって、二つの顔料色には、少なくとも二つのスプレーノズル54、56が使用され、三つの顔料色には、少なくとも三つのスプレーノズルが使用され、等々となる。また、各顔料色に複数のスプレーノズルがあることもある。
前記スプレーノズル54、56は、前記ホッパ26から前記コンベヤ上に排出されるコンクリートに液体顔料をスプレーするため、前記コンベヤ28をねらって下方に向いている。顔料は、好ましくは、前記コンベヤで前記製造機械装置30へコンクリートが搬送されているとき、前記コンベヤ28上のコンクリートの上面部分にスプレーされる。前記ノズル54、56は互いに離隔しているので、それぞれのノズルから出る各顔料色はコンクリートの異なる部分に付与されることになる。
コンクリートへの顔料のスプレーは、その顔料がコンクリートの全部分の上面に付与されるように、連続的におこなうことができる。一方、スプレーは、間欠的であってもよく、この場合には、顔料はコンクリートの上面に、間隔をあけて部分的に、付与される。また、前記スプレーノズル54、56は同時に作動させることができ、その場合には異なる色が同時に付与されるが、あるいは、交互に作動させてもよく、その場合には第1の顔料色が付与され、次に第2の顔料色が付与され、さらに第1の顔料色が付与され、・・等々となる。本発明の範囲内で、無数の顔料付与シーケンスが可能である。特定のスプレーシーケンスの採用は、その結果生ずるコンクリートの色混合とそれにより製造されるコンクリート製品に顕著に影響が出る。好ましい実施形態においては、スプレーは連続的とし、スプレーノズルは同時に作動される。
各スプレーノズル54、56は、フローライン62、64で液体顔料供給源58、60に連結されている。好ましい実施形態では、顔料は、ペンシルヴェニア州キングオブプラッシアのハンバーガーカラー社(Hamburger Color Company of King of Prussia, Pennsylvania)から入手可能なSPR9000シリーズである。フローライン62、64のそれぞれには、前記供給源58、60から前記スプレーノズル54、56に液体顔料を送出するポンプ66が含まれている。このポンプ66には、前記顔料の送出圧力の調節が可能なレギュレータ付の圧縮空気を原動力とするポンプが望ましい。顔料の送出圧力は、コンクリートの混合とコンクリート製品の製造後の外観に影響を与えるものと考えられる。送出圧力として、約40psi(2.76×10 5 Pa)〜約100psi(6.89×10 5 Pa)が試験では良好であった。しかし、望まれる製品の外観によって、他の送出圧力を用いることもできる。顔料を付与するコンクリートの量に対するその顔料の量の比、すなわち、色配合は、約1%から約10%である。たとえば、約1250lbs(567kg)のコンクリートに約37.5lbs(17kg)の顔料を添加し、約3%の色配合とすると、良好な結果が得られた。
各フローライン62、64内の弁68が、前記スプレーノズル54、56への顔料の流れを制御する。この弁68は、上述の顔料が、連続的、間欠的、同期的、および/または、交互に付与されるよう、公知の手法で制御される。
各スプレーノズル54、56も、前記支持棒44の長手方向に沿って調整可能に取り付けられている。それにより、スプレーノズル54、56の、前記コンベヤ28の搬送方向に対し横切る方向に調整し、計量して供給する顔料が付与されるコンクリート面上の位置を変更させることが可能となる。また、スプレーノズル54、56は、前記コンベヤ28に向かって近づき遠ざかる方向にも調整可能に取り付けるのが望ましい。スプレーノズル54、56のコンクリートに対する水平垂直両方の位置も、コンクリートの混合とコンクリート製品の製造後の外観に影響を与えるものと考えられる。
計量して供給されたコンクリートが、前記スプレー機構40の下を、前記コンベヤ28により搬送された後、このコンクリートは、前記混色機構42に投入され、そこでコンクリート中に前記顔料が混ぜ込まれる。この混色機構42は、図3および4に示すように、少なくとも一つ、好ましくは二つの攪拌機構80を含む。攪拌機構80は、互いにほぼ直列に並んでいるように図示されている。これらの攪拌機構80は、後述するような、各々が好ましい回転方向を有することを除けば、同一である。したがって、一方の攪拌機構のみについて詳述するが、もう一方の攪拌機構は同様であると理解される。
図3および4を参照すると、前記攪拌機構80は攪拌パドル82を含み、攪拌パドル82は可変速駆動モータ86と駆動係合するシャフト84に接続している。駆動モータ86には油圧モータが望ましい。この油圧モータへの流体の流量を制御することにより前記攪拌パドルの回転速度を制御するため、弁が使用される。デルトロル社(Deltrol Corporation)から入手可能な色分けされた流量制御弁モデルEF30Sイージーリード(EF30S Easy Read)が使用可能である。一方、電動モータを含む他のタイプの可変速駆動モータを使用することもできる。駆動モータ86は、コンクリートがコンベヤ28で搬送されるときに、前記パドル82を回転するよう設計されている。コンクリートが各攪拌機構80に接近すると、コンクリートは前記パドル82により攪拌され、パドル82が顔料をコンクリートに混ぜ込み攪拌する。パドル82は、後述するようにコンベヤ28に対して垂直方向に調整可能であり、回転中にコンクリート接触することができるよう位置決めされる。
前記攪拌機構80は、前記コンベヤ28上方で、前記フレーム部材46、48の間を延在してそれに取り付けられている横支持棒88に取り付けられている。また、垂直支持部材90が、前記支持棒88に支持されそこから上方に延在しており、支持ブロック92が、前記駆動モータ86および前記シャフト84の間に配置され、前記支持部材90に取り付けられている。
図3に示すように、前記支持棒88は、前記コンベヤ28の方向を横切って延在する細長い調整スロット94を含む。このスロット94は、前記支持部材90の調整を可能にし、それにより、前記コンベヤ28に対して水平ないし横方向に前記攪拌機構を調整可能にする。また、前記支持部材90は、前記コンベヤ28に対して垂直に延在する細長い調整スロット96を含む。このスロット96は、前記支持ブロック92の調整を可能にし、それにより、前記コンベヤ28に対して垂直方向に前記攪拌機構80を調整可能にする。
前記攪拌機構80の垂直位置および水平位置は、コンクリートへの顔料の混入に影響を与えると考えられる。前記攪拌機構80の垂直位置および水平位置を調整することにより、前記攪拌機構のコンクリートに対する位置が変更され、コンクリート中への顔料の混入結果とブロックの製造後の外観が変更される。選択される個々の垂直位置および水平位置は、ブロックの所望の外観如何に依存する。
前記パドル82の回転の速度も、生じる混色に影響を与える。可変速モータ86を使用すれば回転速度の変更が可能となり、それにより結果として生ずる混色を変化させることができる。したがって、回転速度は、ブロックの所望の外観に基づいて選択することができる。
次に図3および4を再び参照すれば、前記パドル82は、前記駆動シャフト84に連結し、前記パドル82のほぼ全長にわたって延在する固定棒98を含むものである。この棒98に、ゴム板100、102が固定されており、その棒98の下方をある距離だけ延在し、前記棒98の下で延在するほぼ連続したゴム板を形成する。この板100、102を形成するのに使用されるゴムは、前記パドル82を回転させたときコンクリートを攪拌することができる十分な剛性を有しながらも前記パドル82が前記コンベヤに接触したときに前記コンベヤ28を損傷させない程度に軟性を有するものが望ましい。
前記パドル82の長さは、パドルが前記コンベヤ28のほぼ全幅にわたって延在することができるくらいに十分の長さを有しながらも前記攪拌機構の水平方向の調整の余地を残すものとするのが望ましい。たとえば、約14.0インチ(35.56cm)幅のコンベヤ上で、約12.0インチ(30.48cm)の長さのパドルで試験したところ良好であった。パドルのこの長さによって、コンベヤ28上のコンクリートのほぼ全幅がパドルの回転の影響を受けることになる。
前記混色機構42の好ましい実施形態は、一対の攪拌機構80を使用するものとして説明した。しかし、顔料をコンクリートに混ぜ込むために、別の混色機構を用いることもできるだろう。
前記攪拌機構80がコンクリートを攪拌しているときに前記コンベヤ28上にコンクリートを保持するため、前記フレーム52は、前記フレーム部材46、48から下方に突出するスカート部材104を備えている。コンクリートが前記攪拌機構を通って進行するときにコンクリートを前記コンベヤ上に保持するために、前記フレーム52を位置決め取り付けしたときに、前記スカート部材104の下端が、図3に示すように、前記コンベヤ28の上面のすぐ隣に位置するようになっている。各スカート部材104の下端部106は、前記スカート部材が前記コンベヤに接触した場合でもコンベヤ28を損傷させないよう、ゴムで形成されている。
上述のように、前記攪拌機構80はその好ましい回転方向があることを除けば、同一である。この回転方向も、顔料のコンクリートへの混入に影響を与える。前記攪拌機構80は、図3の矢印で示すように、反対の方向に回転するのが望ましい。もっとも、攪拌機構80を同一の方向に回転させることにより、製造後の製品上に異なる多色の外観をもたらすことができる。さらに、前記攪拌機構の回転方向は、周期的に反転させることも可能であろう。
前記混色機構42を通ってコンクリートが搬送されると、前記コンベヤ28の端部と前記フレーム部材50の間の間隙108により、前記製造機械装置30のホッパ32の中に多色コンクリート混合物を投入することができる。
前記製造機械装置30が使用する多色コンクリート混合物を調製する好ましいシーケンスについて、以下に説明する。このシーケンスでは、ホッパ26中に、ホッパ32に排出する十分な量のコンクリートが存在することを想定している。ホッパ32には、製造機械装置30のコンクリートが不足してきてコンクリートを追加可能なときを検知するプローブが含まれる。ホッパ32中のコンクリートが少ないと、このプローブがホッパ26に信号を送出する。すると、前記コンベヤ28が始動されてホッパ26がコンベヤ上へのコンクリートの排出を開始する。コンベヤが始動するとすぐ顔料のスプレーが始まり、コンベヤが動作中はずっとスプレーし続ける。
前記ホッパ26が十分コンクリートを排出してホッパ32が再び満たされると、ホッパゲートを閉めてさらにコンクリートが排出されないようにして、コンベヤが停止される。コンベヤが停止するとすぐにスプレーが終了する。それが望ましい場合には、スプレーの開始と停止をホッパゲートの開閉とコンベヤ28の速度とに基づいて時間を遅らせて作動するようにすることもできる。あるいは、前記スプレー機構40に隣接して、計量して供給されるコンクリート部分の先端および後端を検知してスプレー機構の動作を制御するセンサを設けることもできる。
したがって、ホッパ26内のコンクリートを、必要に応じて絶え間なく補充することができるので、ホッパ26を補充するために製造を停止しなくてもよい。さらに、ブロックの多色混合の外観を変更しようと思えば、ホッパ26を空にすることを必要とせずにそれを実行することができる。
顔料がコンクリートに付与されると、そのコンクリートは、二つの攪拌機構80を通過し、そこで顔料がコンクリート中に混ぜ込まれる。混色後、その多色コンクリート混合物は、ホッパ32の中に投入される。
ホッパ32中の多色コンクリート混合物は、前記製造機械装置30で一ないし複数のブロックを製造するのに使用される。ブロックを製造するために、前記製造機械装置30の中には、上部と下部が開口した擁壁ブロック鋳型の下方に、その鋳型の下部の開口をふさぐパレットが配置されている。鋳型の内部空間は、互いに向き合わせて配置し成形された1対のブロックからなるワークを、養生させた後にその対向面の接面に沿って切断すると2つのブロックが製造されるように、設計することができる。
多色混合されたコンクリートは、ホッパ32から一ないし複数の供給ドロワで鋳型の上部開口を通してその鋳型の中に搬送される。次に、この養生前のコンクリートを振動と圧力の組み合わせによって高密度に圧縮する。さらに、鋳型とパレットを相対的に上下にずらすことで鋳型をはがし、鋳型から養生前のコンクリート製品を取り出す。本発明で使用可能な擁壁ブロック鋳型に関する説明は、ブロック成形プロセスの説明とともに、米国特許第5,827,015号に見ることができるが、この文献を引用により本願に組み込むものとする。
その後、養生前のワークは、養生のため搬出され、養生後のワークは、公知の手法で分割され二つのブロックを製造する。分割機構は、当業界で知られている。本発明で用いることができる分割機構の例に、米国特許第6,321,740号があるが、この文献を引用により本願に組み込むものとする。
図5は、本発明の方法および装置を用いて製造された複数の多色コンクリートブロック152から建造される壁150の一部のカラー写真である。各ブロック152は、上述のように互いに向き合わせて形成された二つのブロックからなるワークに分割処理を施すことにより形成される分割前面フェイスを含む。
図5に示したブロック152は、白色ベースコンクリートに赤色顔料と黒色顔料を加えてなる多色混合コンクリートから製造された。そこで使用された設定は以下のとおりである:
1)ホッパ26に最も近い攪拌機構80としては、モータ86を、デルトロル社のEF30Sイージーリードの色分けされた流量制御弁を青色設定として、パドルを反時計回りの方向に回転させ、攪拌機構を、スロット94の中で、図4を見たときの右側にできるだけ寄せて約8rpmで駆動した。
2)ホッパ32に最も近い攪拌機構80としては、モータ86を、デルトロル社のEF30Sイージーリードの色分けされた流量制御弁を紫色設定として、パドルを時計回りの方向に回転させ、攪拌機構を、スロット94の中で、図4を見たときの左側にできるだけ寄せて約102rpmで駆動した。
3)各攪拌機構に対しては、パドルを、その下端がコンベヤ28の表面ぎりぎりに隣接する位置にくるよう位置決めした。
4)黒色顔料は、コンクリートに60psi(4.14×10 5 Pa)の圧力でスプレーし、赤色顔料は、コンクリートに40psi(2.76×10 5 Pa)の圧力でスプレーした。
モータの速度は、ヴィッカーズの調整可能補償器付ピストンポンプを用いて400psi(2.76×10 6 Pa)の油圧で求めたものである。
同じノズルと攪拌機構設定を維持することにより、コンクリートへの顔料の混合は安定的に反復され、ブロックの常に変わらない外観を達成することができる。異なる外観としたい場合には、一ないし複数の設定を変更することによって混色結果を変化させて多色ブロックの製造後の外観を変化させることができる。
ブロック152の形状は、ブロックの最終的な用途によって、多くの形状をとることが可能である。たとえば、ブロック152は、集中側壁(converging side walls)を含み、統合位置決め/せん断フランジをブロックの上面および/または下面に形成することができる。米国特許第5,827,015号には、本発明の方法および装置を利用して形成することが可能なブロックの例が開示されている。
好ましい実施形態において、システム20は、ホッパ26の中に投入された後に製造機械装置30のホッパ32に供給されるコンクリートを調製するミキサを含む。しかし、このシステムは他の構成が可能である。たとえば、供給コンベヤ24が、ミキサから、混合コンクリートを直接製造機械装置のホッパに投入することもできるだろう。この場合、サージホッパ26は使用されず、ミキサがそのサージホッパの役割を併せ持つことになろう。このようなシステムにおいては、スプレー機構40および混色機構42に類似したスプレー機構40′および混色機構42′が、図2の破線で示すように、コンベヤ24の上部に配置され、コンベヤ24が製造機械装置のホッパに排出することになる。
上記の明細、実施例およびデータは、本発明の構成の製造および用途を完全に記述するものである。本発明の精神および範囲を逸脱することなく本発明の多くの実施形態が構成可能なので、本発明は、以下に添付の特許請求の範囲に帰するものとする。
この特許または出願のファイルには、カラーで制作された図面または写真を少なくとも一つ含んでいる。この特許または特許出願公開公報のカラー図面を含む写しは、必要な手数料の支払いを伴う請求により米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office)により提供される。
公知のドライキャストコンクリート製品製造システムの模式図である。 本発明によるドライキャストコンクリート製品製造システムの模式図である。 製造システム中にコンクリートコンベヤを基準に配置された液体顔料スプレー機構および混色機構の斜視図である。 コンベヤの端部から見た、コンベヤに対する液体顔料スプレー機構および混色機構の位置を示す立面斜視図 本発明により製造され、多層積層されて壁を形成する複数のコンクリートブロックのカラー写真である。

Claims (40)

  1. ホッパからコンベヤ上にコンクリートを投入するステップと、
    前記ホッパから排出されたコンクリートに液体顔料を付与するステップと、
    前記コンベヤ上の前記コンクリートに前記液体顔料を混ぜ合わせて混色コンクリートを製造するステップと、
    前記混色コンクリートをコンクリート製品製造機械装置へ搬送するステップと、
    前記コンクリート製品製造機械装置において、前記混色コンクリートから少なくとも一つのコンクリート製品を製造するステップと、
    を有する混色コンクリート製品製造方法。
  2. 前記液体顔料は、前記コンクリートが前記コンベヤで搬送されるときに付与される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記液体顔料が付与されたコンクリートが前記コンクリート製品製造機械装置に搬送されるときに、混色が起こる、請求項2に記載の方法。
  4. 液体顔料を付与するステップには、単一色の液体顔料を付与することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 液体顔料を付与するステップには、複数色の液体顔料を付与することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記コンクリート上にスプレーすることによって、前記液体顔料を付与する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記液体顔料のスプレーは、連続的である、請求項6に記載の方法。
  8. 混ぜ合わせるステップには、少なくともひとつの攪拌機構を用いて前記コンクリートの中に前記液体顔料を混ぜ込むことを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 混ぜ合わせるステップには、複数の攪拌機構を用いることを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記攪拌機構は回転可能である、請求項8に記載の方法。
  11. 前記コンクリートの構成成分は、前記ホッパの中で混合される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記コンクリート製品製造機械装置のホッパの中に前記混色コンクリートを投入することを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記コンクリート製品製造機械装置は、コンクリートブロック製造機械装置を含み、そのコンクリートブロック製造機械装置の中の前記混色コンクリートから少なくともひとつのコンクリートブロックを製造することをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  14. ホッパからコンベヤ上にコンクリートを投入するステップと、
    前記ホッパから排出されたコンクリートに液体顔料を付与するステップと、
    前記コンベヤ上の前記コンクリートに前記液体顔料を混ぜ合わせて混色コンクリートを製造するステップと、
    を有する混色コンクリート製造方法。
  15. 前記液体顔料は、前記コンクリートが前記コンベヤで搬送されるときに付与される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記液体顔料が付与されたコンクリートが前記コンベヤで搬送されるときに、混色が起こる、請求項15に記載の方法。
  17. 液体顔料を付与するステップには、単一色の液体顔料を付与することを含む、請求項14に記載の方法。
  18. 液体顔料を付与するステップには、複数色の液体顔料を付与することを含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記コンクリート上にスプレーすることによって、前記液体顔料を付与する、請求項14に記載の方法。
  20. 前記液体顔料のスプレーは、連続的である、請求項19に記載の方法。
  21. 混ぜ合わせるステップには、少なくともひとつの攪拌機構を用いて前記コンクリートの中に前記液体顔料を混ぜ込むことを含む、請求項14に記載の方法。
  22. 混ぜ合わせるステップには、複数の攪拌機構を用いることを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記攪拌機構は回転可能である、請求項21に記載の方法。
  24. 前記コンクリートの構成成分は、前記ホッパの中で混合される、請求項14に記載の方法。
  25. コンクリートを収納可能な内部空間を有するホッパと、
    コンクリート製品製造機械装置と、
    前記ホッパから前記コンクリート製品製造機械装置へコンクリートを搬送するコンベヤと、
    前記ホッパと前記コンクリート製品製造機械装置との間に配置されて、前記ホッパから排出された後に前記コンクリートに液体顔料を付与する、液体顔料付与器と、
    前記液体顔料付与器と前記コンクリート製品製造機械装置との間に配置されて、前記コンベヤ上のコンクリートに液体顔料を混ぜ合わせる、混色機と、
    を有するコンクリート製品製造システム。
  26. 前記ホッパはミキサを含む、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記コンベヤは、前記ホッパと前記コンクリート製品製造機械装置との間のベルトを含む、請求項25に記載のシステム。
  28. 前記液体顔料付与器は、前記ホッパと前記コンクリート製品製造機械装置との間の前記ベルトの上方に配置されている、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記混色機は、前記液体顔料付与器と前記コンクリート製品製造機械装置との間の前記ベルトの上方に配置されている、請求項28に記載のシステム。
  30. 前記液体顔料付与器は、液体顔料供給源に接続した少なくともひとつのスプレーノズルを含む、請求項28に記載のシステム。
  31. 複数のスプレーノズルを含む、請求項30に記載のシステム。
  32. 少なくともふたつの前記スプレーノズルが異なる液体顔料供給源に接続しており、前記異なる液体顔料供給源は、異なる色の液体顔料を有する、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記混色機は、少なくともひとつの攪拌機構を含む、請求項29に記載のシステム。
  34. 複数の攪拌機構を含む、請求項33に記載のシステム。
  35. 前記攪拌機構は回転可能である、請求項34に記載のシステム。
  36. 前記攪拌機構はそれぞれ前記ベルトに対して上下方向調節可能に設けられている、請求項34に記載のシステム。
  37. 前記攪拌機構はそれぞれ前記ベルトに対して水平方向調節可能に設けられている、請求項34に記載のシステム。
  38. 前記攪拌機構はそれぞれ攪拌パドルを含む、請求項34に記載のシステム。
  39. 前記パドルは、前記ベルトの幅をほぼ横切って延在する、請求項38に記載のシステム。
  40. 前記攪拌機構は、反対方向に回転可能である、請求項35に記載のシステム。


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