JP2005521083A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. ａ）支持体と、
   ｂ）該支持体上に少なくとも１種のエラストマー・バインダー、化学線によって光重合可能な少なくとも１種のエチレン系不飽和化合物、および少なくとも１種の光開始剤または光開始剤システムを含有する少なくとも１つのエラストマー光重合性層と、
   ｃ）前記支持体に向かい合っている前記光重合性層の表面の上方に配置された、ポリマー・バインダーおよび少なくとも１種の艶消剤を含む艶消層であって、前記少なくとも１種の艶消剤が光重合性層の表面で固定されることが可能で、かつ、
   ｉ）０．９ｍｌ／ｇ以上の気孔容積を有する艶消剤、
   ｉｉ）１５０ｍ^２／ｇ以上のＢＥＴ表面を有する艶消剤、
   ｉｉｉ）１５０ｇ／１００ｇ以上のオイルナンバーを有する艶消剤、
   ｉｖ）少なくとも１種の架橋可能な基を有する艶消剤、および
   ｖ）それらの組合せ
   よりなる群から選択され得る艶消層と、
   を含むことを特徴とするフレキソ印刷版として使用するための感光性エレメント。
2. （ａ）少なくとも１種のエラストマー・バインダー、化学線によって光重合可能な少なくとも１種のエチレン系不飽和化合物、および少なくとも１種の光開始剤または光開始剤システムを含有し、支持体に向かい合った表面を有する、前記支持体上に配置されたエラストマー光重合性層を提供する工程と、
   （ｂ）ポリマー・バインダーと少なくとも１種の艶消剤とを含む艶消層であって、前記少なくとも１種の艶消剤が光重合性層の表面で固定されることが可能で、かつ、
   ｉ）０．９ｍｌ／ｇ以上の気孔容積を有する艶消剤、
   ｉｉ）１５０ｍ^２／ｇ以上のＢＥＴ表面を有する艶消剤、
   ｉｉｉ）１５０ｇ／１００ｇ以上のオイルナンバーを有する艶消剤、
   ｉｖ）少なくとも１種の架橋可能な基を有する艶消剤、および
   ｖ）それらの組合せ
   よりなる群から選択され得る艶消層を提供する工程と、
   （ｃ）前記艶消層を前記エラストマー光重合性層の表面と接触させて、感光性エレメントを形成する工程と
   を含むことを特徴とする感光性エレメントの製造方法。
3. （Ａ）ａ）支持体と、
   ｂ）少なくとも１種のエラストマー・バインダー、化学線によって光重合可能な少なくとも１種のエチレン系不飽和化合物、および少なくとも１種の光開始剤または光開始剤システムを含有する該支持体上の少なくとも１つのエラストマー光重合性層と、
   ｃ）前記支持体に向かい合っている前記光重合性層の表面の上方に配置された、ポリマー・バインダーおよび少なくとも１種の艶消剤を含む艶消層であって、前記少なくとも１種の艶消剤が前記光重合性層の表面で固定されることが可能で、かつ、
   ｉ）０．９ｍｌ／ｇ以上の気孔容積を有する艶消剤、
   ｉｉ）１５０ｍ^２／ｇ以上のＢＥＴ表面を有する艶消剤、
   ｉｉｉ）１５０ｇ／１００ｇ以上のオイルナンバーを有する艶消剤、
   ｉｖ）少なくとも１種の架橋可能基を有する艶消剤、および
   ｖ）それらの組合せ
   よりなる群から選択され得る艶消層と、
   を含む感光性エレメントを、フォトマスクを通して化学線に露光して
   前記光重合性層中に重合域および未重合域を形成する工程と、
   （Ｂ）前記フォトマスクを除去する工程と、
   （Ｃ）未重合域を除去し、かつ、印刷に好適なレリーフ面を形成するために前記露光された感光性エレメントを処理する工程と
   を含むことを特徴とするフレキソ印刷版の製造方法。
4. 請求項３に記載の方法によって製造されたフレキソ印刷版。