JP2005520506A - 豚規定食を補給することによる食肉の品質を改良する方法、及びそのために使用される濃縮物 - Google Patents

豚規定食を補給することによる食肉の品質を改良する方法、及びそのために使用される濃縮物 Download PDF

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Abstract

本発明は、食肉の液滴下損失、色、霜降り及び堅さ、かくして胴部分特性を包含する、生成された食肉の品質を高めるブタ規定食を、仕上げ飼育している豚に与える方法に関する。そのブタ規定食はL−カルニチン又はその塩、及びラクトパミン又はその塩を含む。規定食中に存在する該添加剤の量は得られた豚肉の品質、かくして胴部分の特性が改良されるような量である。

Description

優先権データ
この出願は2002年3月15日に出願された米国暫定出願シリアル第60/365,071号(この出願を参照することにより本明細書に組み入れる)からの優先権を主張する。
本発明は、豚飼育に関し、そして発育段階(28〜61kg)及び仕上げ成長段階(61〜110kg)の両方の間の豚の飼育に関する。特定の面において、本発明は、得られた食肉の品質を高め、かくして(臓物などを除いた)胴部分(carcass)の品質の標準測定において示されるような、色、霜降り及び堅さのような、胴部分の特性を高め、そしてまた、液滴下損失、即ち、食肉の切断表面からの損失である液体又は除去(purge)の量を変化させる、飼料配合物を豚に与える方法に関する。さらに、本発明はそのような飼料を補給するために有用な濃縮物に関する。
1999年に、ラクトパミン(ractopamine)が仕上げ飼育(finishing)の豚におけるその使用のためにFDAから許可された。ラクトパミンはベータ−アドレナリン作用性受容体に結合するクラスの化合物に属し、そして体脂肪を減少させる一方で、筋肉タンパク質の付着成長を促進させる。広範囲にわたる調査研究は、栄養を、脂肪層から離れて、赤み付着に向かうように方向づけすることにより豚の発育性能を改良し、そして胴体部分の赤身を改良することを示した。いっそう大きな赤身付着を支えるために、豚はいっそう高い規定食リシン(タンパク質)要件を必要とする。ラクトパミンが与えられている豚にとって、タンパク質付着における増大は、その製品が与えられた後の最初の2週間の間に非常に迅速である。しかしながら、胴体部分の増大した赤身、ならびにラクトパミンを与えた豚の中間代謝における変化の故、血の気のない、淡い豚肉の色、いっそう柔らかい、堅さが少ない切断筋肉表面外観及びいっそう大きい液体除去損失を生ずる増大した切断筋肉水分の、増大した発生の可能性が存在する。豚肉品質面に対するこれらの全体的な作用は、豚にラクトパミンを与えることのマイナスの“副作用”を表す。淡い色の、より柔らかい、そして水っぽい外観を有する豚肉に対して消費者が避け、そして差別することを、研究は示した。それ故、豚肉の品質に対するラクトパミンのマイナスの効果は、生産者及び食肉卸売包装出荷業にとって経済的な損失を示す。
関連技術の記載
米国特許第5,124,357号は、仕上げ飼育豚(finishing pig)の規定食に補給するためにカルニチンの使用を記載している。
米国特許第4,690,951号は、動物における発育を促進するためにラクトパミンの使用を記載している。
豚肉の品質を改良すると思われる飼料において従来加えられるラクトパミンを用いての欠点を克服して、消費者に好まれ且つ生産者にとって経済的に有利となる豚肉の、色、霜降り、堅さ、液滴下損失を改良するための手段の開発の必要性が存在する。
発明の概要
L−カルニチンとラクトパミン(ractopamine)との組み合わせを有する規定食(ダイエット)を標準の仕上げ飼育豚に補給すると、液滴下損失、色、霜降り(marbling)及び堅さを包含する、得られた食肉の品質の有意義な改良を生じ、かくして胴体部分の特性の有意義な改良を生ずることを、本発明者は驚くべきことに発見した。この改良は消費者にとっていっそう魅力的である豚肉を生じ、したがって生産者により販売されることができる食肉の量を増大させる。
したがって、本発明の1つの面は、より発育した、そして仕上げ飼育している豚のための規定食(ダイエット)であり、この規定食の使用の所望の効果は、豚により生成される食肉の色、霜降り及び堅さにおける改良である。
本発明の追加の面は、有効な量のL−カルニチンとラクトパミンとの組み合わせを補給した標準の規定食を仕上げ飼育の豚に与えることを包含する、液滴下損失、色、霜降り及び堅さを包含する豚肉の品質を改良する方法である。所望の効果を達成させるために、L−カルニチンは約5ppm〜約1,000ppm、好ましくは約25ppm〜約100ppmの量で慣用の規定食に加えられる。ラクトパミンは約2ppm〜約20ppm、好ましくは約5ppm〜約20ppmの量で加えられる。
本発明の他の面は、発育している、そして仕上げ飼育している豚の生産者が適当な比でのラクトパミンとL−カルニチンとを有する規定食を使用することを確実にすることである。前記目的を達成させるために、L−カルニチンとラクトパミンとから本質的になる、濃縮物を形成することが好ましい。
濃縮物は、それが飼料とブレンドされたとき、L−カルニチンの約5ppm〜約1,000ppm、好ましくは約25ppm〜約100ppm、そしてラクトパミンの約2ppm〜約20ppm、好ましくは約5ppm〜約20ppmを含有する規定食(ダイエット)を形成する。
規定食へのL−カルニチンの添加はタンパク質付着のために利用できるエネルギーの量を増大させ、そしてラクトパミンに対する応答を増大する。本発明の実施は、色、霜降り及び堅さのような、品質最長表示(longissimus quality indicators)における差により示されるように、発育−仕上げ飼育豚の成長性能及び胴部分パラメータに対する、ラクトパミン投与及び規定食(ダイエット)L−カルニチンのプラスの効果を確実にする。
ラクトパミンは、栄養を脂肪付着から離れ、赤身付着に向かって方向づけることにより、豚の筋肉に影響する。しかしながら、この方法において、中間代謝における変化は、より低い筋肉pHを生ずる、より大きな乳酸合成を生ずると信じられる。その低い筋肉のpHは、いっそう淡い色、そして柔らかく且つ水っぽい外観を生ずる、筋肉細胞内及び筋肉細胞間の化学結合を変化させる。カルニチンは、豚において、ピルビン酸カルボキシラーゼを増大させ、そして乳酸デヒドロゲナーゼを減少させることを示した。ピルビン酸カルボキシラーゼの増加は、ピピルビン酸塩を、乳酸塩から離れるように方向づけし、かくして死後の乳酸合成のための基材を減少させるように思われる。さらに、乳酸デヒドロゲナーゼにおける減少は死後の糖分解の開始を遅延させることができる。理論において、これはpHにおける上昇を生じ、それ故に良好な水分保持能力及び減少した液滴下損失を生ずるであろう。したがって、食肉の色は濃くなるであろう。
発明の詳細な記載
この明細書において引用されたすべての特許出願、特許及び参考文献は、それらの全体において参照することにより本明細書に組み入れる。
本発明は、L−カルニチン及びラクトパミン(ractopamine)を含む、仕上げ飼育豚(finishing pigs)のための規定食(ダイエット)に関する。
濃縮物の使用は、豚肉の色、霜降り、堅さ及び液滴下損失、そして食肉の味、きめ(texture)、及び/又は湿潤性の品質が実現されるように、発育している且つ仕上げ飼育している豚の規定食(ダイエット)中の濃度で、L−カルニチン及びラクトパミンが存在することを確実にする。
本発明の規定食を与えるべき適当なブタは、大きな白色品種、及び特定の繁殖会社、例えばPIC、ニューシャム(Newsham)、及びデカルブ(DeKalb)から由来する豚のような、すべての標準の品種の食肉生成用豚であるが、しかしそれらに限定されない。さらに、L−カルニチン及びラクトパミンの添加は、15kgから市場に出される重量までの発育の仕上げ飼育段階中に有利である。
補給カルニチンはL−カルニチンの形が好ましい。また、カルニチンの、酒石酸塩、フマル酸塩、マグネシウムクエン酸塩、及びアセチルL−カルニチンの塩及び誘導体が、本発明の規定食の配合のために適当である。これらの材料はカプセル化されているか又は保護されていることができる。
補給ラクトパミンはラクトパミンHClの形が好ましい。また、ラクトパミンの塩及び誘導体が本発明の規定食の配合のために適当である。これらの材料はカプセル化されているか又は保護されていることができる。
L−カルニチン及びラクトパミンは、生成される豚肉の色、霜降り、堅さ及び液滴下損失において所望の効果を達成させるために有効な量で存在しなければならない。その2種の活性成分の比における小さな差でさえ、消費者のための食肉の魅力及び生産者により販売されることができる食肉の量に対して重大な影響を有する。
一般に、L−カルニチンの豚規定食における有効な濃度は、飼料の約5ppm〜約1,000ppm、好ましくは約25ppm〜約100ppmの範囲にあり、最も好ましくは約50ppmであろう。ラクトパミンの有効な濃度は、約5ppm〜約40ppm、好ましくは約5ppm〜約20ppmの範囲にあり、最も好ましくは約10ppmであろう。
L−カルニチン及びラクトパミンは、約40〜60%のL−カルニチン及び約2〜60%のラクトパミンを含有する濃縮物として調製される。L−カルニチンの、ラクトパミンに対する比は、それぞれ、20:1〜1:1であることができる。その濃縮物は、それらの材料の均質なブレンドを容易に形成するように、予備混合物又は飼料中にL−カルニチン及びラクトパミンの混合を容易にするために流動化剤(flowing agent)をまた含有することができる。
その濃縮物は、上に記載された飼料中の濃度範囲を達成させるために十分な量で、飼料原料と直接にブレンドされることができる。別法として、飼料と混合されたときに、上に記載されたとおりの濃度を含有する仕上げ飼料組成物を生ずるために十分な量で、20:1〜1:1の、L−カルニチンの、ラクトパミンに対する比を有する予備混合物が調製されることができる。
一般に、ビタミン類及びミネラル類を含む予備混合物は、1トンの飼料と混合するために、100ポンドロットで形成される。また、ビタミンを含有しない予備混合物が形成されることができる。これらの10ポンド単位が1トンの飼料と混合される。使用される方法とは無関係に、予備混合物は、最終飼料中に十分な量のカルニチン及びラクトパミンを供給するために十分なL−カルニチン及びラクトパミンを含有しなければならない。予備混合物は、配合物の合計重量に基づいて、約500ppm〜約40%、好ましくは約0.5%〜約40%のL−カルニチン又はその塩、及び約100ppm〜約8%、好ましくは約0.1%〜約8%のラクトパミン又はその塩を含有することができる。
本発明の基礎規定食は仕上げ飼育豚のために配合された任意の典型的なブタ規定食、特にラクトパミンを含有する仕上げ飼育用豚規定食であることができる。例えば典型的な規定食は、下記の成分の選択を包含することができる。ブタに与えるために規定食を配合するための広範囲なガイダンスは、Nutrient Requirements of Domestic Animals,No.3、第9改訂版(ワシントン D.C.のNational Academy of Science発行(1988))の“ブタの栄養剤要件(Nutrient Requirements of Swine)”において見いだされることができる。NRC発行後の1999年においてラクトパミンがブタ規定食においての使用のためにのみ認可された故、ラクトパミンが与えられた豚の栄養要件に関して限られた情報が存在する。しかしながら、ラクトパミンが与えられた豚は、その典型的な仕上がり飼育している豚にいっそう多量のリシン(タンパク質)を含有する規定食を必要とすることが明らかであろう。リシン含有量における増大は、0.60〜0.80%の合計のリシンを含有する典型的な仕上げ飼育用規定食と比較して、およそ0.90〜1.0%の合計リシンであると示唆される(下記表A参照)。
米国において、殆どの豚は、およそ97%のとうもろこし及び大豆からなり、残りの3%が1種以上の無機元素類、ビタミン類又は抗菌性化合物と組み合わされた担体からなる規定食が与えられている。例えば標準の規定食は79.5%のとうもろこし;17.4%の大豆粗粉;0.9%の脱フッ素化燐酸塩;0.65%の石灰石(35%Ca);0.25%の塩化ナトリウム;0.25%のビタミン予備混合物;0.25%の微量元素予備混合物;及び0.25%の抗菌剤の予備混合物を含有することができる。オートムギ、モロコシ、及び合成アミノ酸がときには加えられる。ヨーロッパにおいて、一般に、とうもろこし及び大豆粗粉は、いんげん豆類、エンドウ豆類、大麦、小麦、菜種粗粉、キャッサバ(タピオカ)、糖蜜、魚、骨及び食肉粗粉のようには手に入れることができなく、またそれらほどには費用的に有効ではない。
米国において、殆どのブタの生産者は、約10ポンド(4.8〜5.2kg)〜15ポンド(6.5〜7kg)の交配種子豚の重量で約21〜28日令の子豚を乳離れさせる。温度コントロールなしの環境に維持することができる、約40ポンド(18kg)〜約110ポンド(50kg)の重さを有する約1ヵ月令から約2〜3ヵ月令までの豚は発育ざかりの豚と称される。仕上げ飼育している豚は市場に出されるための準備ができている豚であり、およそ110ポンド(50kg)より大から220〜310ポンド(100〜140kg)までの重量範囲にあり、そして約3ヵ月令から、およそ5〜7カ月令までの範囲にある。
仕上げ飼育している豚のための規定食要件は、保育豚又は発育ざかりの豚のための規定食要件とは異なる。それにもかかわらず、仕上げ飼育の豚の規定食への、開示された範囲でのL−カルニチン及びラクトパミンの添加は、生成された食肉の品質を改良した。
仕上げ飼育豚のための規定食を配合するにあたって、前記ブタの栄養剤要件(Nutrient Requirements of Swine)の表5及び6は、重量の関数として、アミノ酸類、ミネラル元素類、ビタミン類及び他の規定食要件を決定するために参考にすることができる。規定食成分は、例えば以下の範囲にあることができる:

Figure 2005520506
当該の方法を用いて使用される飼料スケジュール及び供給割合は、当業界において使用される任意の標準のスケジュール及び割合である。と殺(屠殺)後の食肉の品質は、色、霜降り、堅さ、味、きめ(texture)及び水分滲出性(exudate)を包含する、幾つかの標準特性の測定により決定される。
色は、ミノルタ色−分光測定、食肉の色のハンター(Hunter)L及びa値を評価する方法を用いて、ならびに飽和指数及び色相角(Hue Angle)値により、定性的に測定される。ハンター(Hunter)L値は食肉の色の明度(lightness)を測定しそして完全な白色についての100から、絶対的の黒についての0までで変化する。豚肉についての許容できる値は35〜55の範囲にあり、40〜45の値が消費者により最も好まれる。
他のハンター(Hunter)値は、食肉の色の色相に関連しており、増大しているa値は赤さを示し、そして減少しているa値は緑を示す。高い品質の豚肉は7.5〜12の範囲にあるハンター(Hunter)a値を示し、そして消費者は9〜9.5の得点を有する食肉をいっそう好む。
色相角(Hue Angle)値は、食肉の脱色を測定する。増大していく値は食肉の増大していく脱色を示す。減少していく値は脱色の減少を示す。許容できる豚肉の色相角値は48〜54の範囲にあり、そして好ましい値は48〜52の範囲にある。
最後の分光写真測定は飽和指数であり、これは食肉の色の強度に関している。許容できる豚肉飽和指数値は12〜15.5の範囲にあり、13〜14.5の値が好ましい。食肉の色は、日本、韓国、アジア及び南米のような幾つかの輸出市場において特に重要である。霜降り(marbling)は、切断された食肉における脂肪と赤身との混合を示し、そして1〜5の尺度上で視覚的に測定され、得点1は霜降りがないことを示し、そして5はきわめて多くの霜降りを示す。許容できる霜降りの得点は1〜3の範囲にあり、2.5が好ましい。
液滴下損失(drip loss)は水を保持するサンプルの能力の測定である。この方法において、標準化された量の赤身の豚筋肉、即ち立法センチが秤量され、次に気密容器中で24時間フックから吊り下げられる。24時間の期間の始めから終わりまでの重量における差は、水分損失又は除去の量を表す。除去損失の量が多ければ多いほど、豚肉の品質はそれだけ貧弱となる。死後代謝に伴う豚肉のpHにおける変化はタンパク質における種々のアミノ酸の等電点に影響し、かくして水を結合するタンパク質の能力に影響する可能性がある。高い液滴下損失を有する豚肉は、食肉生産者及び消費者のために望ましくない“滲出性(exudative)”として産業界において称される。
食肉の堅さは、1〜5の得点で視覚的に測定され、1は柔らかく且つ水っぽく、5は堅く且つ水気がないことを示す。許容できる得点は2〜4であり、好ましい得点は2.5〜3.5である。豚肉のこの特性は食肉の赤身を遺伝的に改良する最近の試みに起因して、重要なものとなってきた。所望の赤身は、食肉の堅さにマイナスの強い影響を伴った。結果として、現在、卸出荷包装倉庫を通過して出てくる食肉の約30%はPSE(青白い柔らかな滲出性食肉)としての範疇に入れられ、そして消費者に受け入れられることができなく、かくして国家食肉生産者協議会(the National Meat Producers Council)に従っている食肉生産者にとって経済的な損失を生じさせる。したがって、豚肉の品質(堅さ、色、霜降り)及び胴部分特性を改良する手段についての当業界における緊急な必要性が存在する。
仕上げ飼育豚飼料に補給するために、そして各々の成分の適当な濃度を確実にするために、当該の2種の活性成分を別々に混合するよりもむしろ、濃縮物を調製することが好ましい。そのような濃縮物の例は以下のとおりである。
Figure 2005520506
上記濃縮物を用いて、その0.2ポンドを1トンの飼料と混合することにより、諸例において示された補給物濃度が達成されるだろう。さらに特定てきには、配合物Aは、L−カルニチンの25ppm及びラクトパミンHClの5ppm(又は4.5g/トン)を有する飼料を生ずるだろう;配合物BはL−カルニチンの25ppm及びラクトパミンHClの10ppm(又は9g/トン)を有する飼料を生ずるだろう;配合物CはL−カルニチンの50ppm及びラクトパミンHClの5ppm(又は4.5g/トン)を有する飼料を生ずるだろう;そして配合物DはL−カルニチンの50ppm及びラクトパミンHClの10ppm(又は9g/トン)を有する飼料を生ずるだろう。
以下の諸例は本発明の代表例であるが、しかし本発明の範囲に対しての限定として考えられるべきではない。これらの例において、L−カルニチン及びペイリーン(Paylean)はこれらの2種の活性成分の所望の濃度を達成させるために別々に加えられる。
124匹の若い雌豚(初期に73.6ポンド、PIC C22xL326)は、3x3要因配置に配置された9つの実験処置の各々に、無作為化完全ブロックデザインで、重量及び無発情期により配分された。2匹の豚/1つの豚小屋及び7回の繰返/1つの処置が存在した。豚は4フィートx4フィートの薄板床の豚小屋を有する環境的にコントロールされた建物に収容された。各々の豚小屋は、好きなときに餌及び水に近づくことができるように、1つの孔の自動給餌装置及び乳首状給水器を有してした。
豚は、下記の成分からなるとうもろこし−大豆粗粉規定食が与えられた:
Figure 2005520506
a:NRC(1998)要件に合うように、又はその要件を超えるように規定食が配合された。
b:完全規定食のキログラム当たりに与えられる量;
ビタミンA=8,181 IU;ビタミンD=1,322 IU;
ビタミンE=35.27 IU;メナジオン(メナジオン重亜硫酸ジメチルピリミジノール(menadione dimethylpyrimidinol bisulphite))=3.52mg;
ビタミンB12=0.03mg;リボフラビン=7.94mg;
パントテン酸=26.46mg;ナイアシン=44.10mg;
コリン=110.3mg;ビオチン=0.04mg;葉酸=0.33mg;及びピリドキシン=3.03mg。
c:完全規定食のキログラム当たりに与えられる量;
Zn(酸化亜鉛から)=165.3mg;
Fe(硫酸第一鉄から)=165.3mg;
Mn(酸化マンガンから)=39.7mg;
Cu(硫酸銅から)=16.5mg;
I(ヨウ素酸カルシウムから)=0.3mg;及び
Se(亜セレン酸ナトリウムから)=0.3mg。
d:44mgチロシン/1kg飼料が与えられた。
L−カルニチン(0、25又は50ppm)を、73.6ポンドの体重のときからと殺(屠殺)(約240ポンド)までの規定食に加えた。ペイリーン(Paylean)(ラクトパミンについてのEli Lilly Companyの登録商標)処置剤(0、4.5又は9g/トン)を、実験の最後の4週間に与えた。基礎規定食は73.6ポンドのときから164ポンドのときまでは1.10%のリシンを含有するように配合され、そして164ポンドのときから実験の最後までに1.00%のリシンを含有するように配合された。ペイリーン(Paylean)のこれらの量のそれぞれは、飼料中のラクトパミンの0、5及び10ppmそれぞれに等価値である。
豚毎に重量を得、そして飼料消失を最後の4週まで実験中14日毎に記録し、それらのときに、ADG、ADFI及び飼料効率(F/G)を計算するために週に一度、測定を行った。1つの豚小屋当たり(240ポンドに最も近い)一匹の豚が選ばれ、そしてカンザス州大学食肉研究所においてと殺(屠殺)された。標準の胴部分測定、最長筋肉(longissimus muscle)色、霜降り及び堅さの視覚的分析、色分光写真測定(L、a及びb)、液滴下損失(drip loss)、最終pH及び温度を、死後24時間で各々の豚から得た。
無作為化完全ブロックとしてデータを分析した。豚小屋が、発育性能データ、胴部分特性及び食肉品質測定についての実験単位であった。SASのGLM法を用いて変動の分析を行った。背部脂肪(backfat)、胴長さ、ロースしん面積(loin eye area)、及びバーセント赤身の統計的分析における共変量として温かい胴体重量が使用された。
結果及び検討
L−カルニチンを用いての仕上げ飼育豚規定食の補給は、73.6〜164ポンドの豚の発育性能に影響しなかった(P>0.64)が、しかし色、霜降り、L、a/b比及び色相角(Hue angle)を予期せずに且つプラス的に改良した。また、有意義的ではないけれども、カルニチンとラクトパミンとを組み合わせて与えたときに、ラクトパミン単独と比較して、液滴下損失において50%減少までの数値傾向があった。L値における2単位変化は、平均の消費者にとって認識できる大きさにおける差を表すことが一般に認められる。

Figure 2005520506
a:7回又は5回の繰返しの平均(各々の豚小屋における240ポンドに最も近い豚);
b:1〜5の得点システム;色、霜降り、堅さのそれぞれについて、2=灰色がかったピンク、微量〜僅か、又は柔らかく且つ水っぽい;3=赤身がかったピンク、少し〜中程度、又はやや堅く且つ湿潤性;及び4=紫がかった赤、普通〜やや豊富、又は堅く且つ適度に水気なし。
平均は腰(loin)当たり2つのサンプルの読みから誘導された。濃い〜淡い(dark to light)(L)、赤さ(a)、黄色さ(b)、 赤〜オレンジ(色相角(Hue angle))あるいは鮮やかさ(vividness)又は強度(飽和指数)の測定。
第2表において示されるように、視覚的色、L、a/b比及び色相角(hue angle)について、ペイリーン(Paylean)xL−カルニチン相互作用(P<0.02)が存在した。
L−カルニチンは、対照豚において視覚的色得点を改良しなかったが、しかしペイリーン(Paylean)の4.5又は9g/トンが与えられた場合にL−カルニチンは視覚的色を改良した。増大させていく水準のL−カルニチンを与えた豚は、ペイリーン(Paylean)の4.5又は9g/トンと共に与えた場合に、一層低いL値を有し、第10番目の肋骨で測定して、いっそう濃い色をした最長筋肉(longissimus muscle)を生じた。L−カルニチンと4.5又は9g/トンのペイリーン(Paylean)とを与えられたが、しかし対照の豚ではない豚は、いっそう低いa/b及び色相角(Hue angle)値を有した。
の測定は、L−カルニチンの増大していく水準と共に減少した(方形的、P<0.05)。最長筋肉(longissimus muscle)上で測定された飽和指数は、L−カルニチンの増大していく水準と共に減少する(方形的、P<0.07)傾向があった。死後48時間で測定された液滴下損失及び死後45分の温度はL−カルニチンの増大していく水準と共に減少した(線状、P<0.04)。24時間pHはペイリーン(Paylean)の増大していく水準と共に増大し、そして次に減少し(方形的、P<0.06)、そして4.5g/トンを与えた豚が最も高かった。最終(24時間)pHはまた、L−カルニチンの増大していく水準と共に増大した(線状、P<0.07)。
ペイリーン(Paylean)と組み合わせてL−カルニチンを与えた豚の食肉品質における改良は、死直前又は死後のいずれかの豚の代謝パラメータへのL−カルニチンの効果の結果であることができると推測される。L−カルニチンは豚におけるピルビン酸カルボキシラーゼを増大させ、そして乳酸デヒドロゲナーゼを減少させることを示した。ピルビン酸カルボキシラーゼにおける増大は、ピルビン酸を乳酸から離れて方向づけ、かくして死後の乳酸合成のための基材を減少させることができる。さらに、乳酸デヒドロゲナーゼにおける減少は、死後の糖分解の開始を遅延化させることができる。理論において、これはpHにおける増大を生じ、それ故良好な水保持能力又は減少した液滴下損失を生じるだろう。したがって、そのときは食肉の色を改良するだろう。さらに、乳酸の蓄積は“元気のない(downer)”豚に伴っているので、L−カルニチンはまた、ラクトパミンを与えているときの元気のない豚の可能性を軽減させるのを助けることができる。それ故、乳酸生成において包含する酵素に対してのL−カルニチンの既知の影響の故、L−カルニチンは、血液中における乳酸水準を減少させることにより、商業的生産施設においての元気のない豚の数を減少させることができるだろう。
例1のデータにおいて観察される豚肉の品質における劇的な且つ有望な経済的に重要な変化の故、第2の実験はこれらの観察を確認するために行われた。この実験は例1と同じ施設において行われ、そして第1表におけるのと同じ規定食が用いられた。主要な差は、4.5g/トンのラクトパミン水準が包含されていないことであった;即ち、0又は9g/トンのラクトパミンだけが、加えられたL−カルニチンの0、25又は50ppmのいずれかと組み合わされた。下記第3表において挙げられた結果は、豚肉の堅さ、選ばれた色特色及び液滴下損失についてのラクトパミンと組み合わせてのL−カルチニンの給餌のプラスの効果を確認している。

Figure 2005520506
a:10回繰返し(各々の豚小屋から無作為的に選ばれた1匹の豚)の平均;
b:1〜5の得点システム;色、霜降り、堅さのそれぞれについて、
2=灰色がかったピンク、微量〜僅か、又は柔らかく且つ水っぽい;
3=赤がったピンク、少し〜中程度、又はやや堅く且つ湿潤性;及び
4=紫がかった赤、普通〜やや豊富、又は堅く且つ適度に水気なし。
c:平均は腰(loin)当たり2つのサンプル読みから誘導された;
濃い〜淡い(dark to light)(L);
赤さ(a);黄色さ(b);赤〜オレンジ(色相角(Hue angle))あるいは鮮やかさ又は強度(飽和指数)。
上記表に記載されたデータは、L−カルニチンがペイリーン(Paylean)を与えた豚における食肉品質を改良することを示している。
豚肉品質についてのL−カルニチンとラクトパミンとの組み合わされた効果の同様な結果は、追跡研究において観察された。図1及び図2はラクトパミンと共に、又はラクトパミンなしで、加えられたL−カルニチンの効果を要約する。図1は50ppmでカルニチンを加えた3つの異なる実験において、その3つの研究のうちの2つにおいて液滴下損失について小さなプラスの効果を有した。しかしながら、図2おいて示されるように、ラクトパミンを含有する規定食にカルニチンを加えると、減少している(即ち、改良している)豚肉液滴下損失にいっそう大きな正味のプラスの効果を有する傾向がある。
ラクトパミンなしの規定食における液滴下損失に対してのL−カルニチンの影響を示す。 10ppmのラクトパミンを含有する規定食における液滴下損失に対してのL−カルニチンの影響を示す。

Claims (17)

  1. L−カルニチン又はその塩及びラクトパミン又はその塩の有効な量を有する規定補給食を、仕上げ飼育している豚に与える工程を含む、前記仕上げ飼育している豚により生成される食肉の品質を改良する方法。
  2. 改良されるべき食肉の品質が食肉の液滴下損失、色、霜降り又は堅さである、請求項1の方法。
  3. カルニチンがL−カルニチンである、請求項1の方法。
  4. ラクトパミンがラクトパミンHClである、請求項1の方法。
  5. L−カルニチンの有効な量が飼料の約5〜1,000ppmであり、そしてラクトパミンの有効な量が飼料の約2〜20ppmである、請求項1の方法。
  6. L−カルニチンの有効な量が飼料の約5〜100ppmであり、そしてラクトパミンの有効な量が飼料の約5〜20ppmである、請求項1の方法。
  7. L−カルニチン又はその塩、及びラクトパミン又はその塩を流動化剤と混合して飼料補給物濃縮物を形成し;前記飼料補給物濃縮物を仕上げ飼育豚規定食とブレンドして補給された仕上げ飼育豚規定食を形成することからなり、前記補給された仕上げ飼育豚規定食が約5〜1,000ppmのカルニチン及び約2〜20ppmのラクトパミンを含有し;前記L−カルニチンとラクトパミンとは20:1〜1:1の重量比にある、仕上げ飼育豚により生成される食肉の品質を改良する方法。
  8. 改良されるべき食肉の品質が食肉の液滴下損失、色、霜降り又は堅さである、請求項7の方法。
  9. カルニチンがL−カルニチンである、請求項7の方法。
  10. ラクトパミンがラクトパミンHClである、請求項7の方法。
  11. L−カルニチンの有効な量が飼料の約5〜約100ppmであり、そしてラクトパミンの有効な量が飼料の約5〜約20ppmである、請求項7の方法。
  12. 飼料、L−カルニチン又はその塩、及びラクトパミン又はその塩を含み、後者の2成分が20:1〜1:1の重量比にある、仕上げ飼育豚飼料を調製する際に使用するための予備混合物。
  13. 配合物の合計重量に基づいて、L−カルニチン又はその塩の量が約500ppm〜約40%であり、そしてラクトパミン又はその塩の量が約100ppm〜約8%である、請求項12の予備混合物。
  14. 配合物の合計重量に基づいて、L−カルニチン又はその塩の量が約0.5%〜約40%であり、そしてラクトパミン又はその塩の量が約0.1%〜約8%である、請求項12の予備混合物。
  15. L−カルニチン及びラクトパミンHClが、その配合物中に存在する、請求項14に記載の予備混合物。
  16. L−カルニチン、ラクトパミン及び流動化剤を含み、該L−カルニチンとラクトパミンとは20:1〜1:1の重量比にある、飼料補給物濃縮物。
  17. L−カルニチンが合計組成物の40〜60%であり、そしてラクトパミンが合計組成物の2〜60%である、請求項16の飼料補給物濃縮物。
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