JP2005518498A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

内燃機関に用いられる燃料噴射弁(10)は、ノズルボディ(26)内に案内された弁ニードル(15)に作用結合されたアクチュエータ(11)と、弁ニードル(15)に、動力が伝達されるように結合された弁閉鎖体(27)とを有している。この弁閉鎖体(27)は、ノズルボディ(26)に形成された弁座面(28)と共にシール座を形成している。弁ニードル(15)および/または弁閉鎖体(27)は、有利には、ノズルボディ(26)内の案内部の領域に少なくとも1つの面研削加工部(29)を有している。この面研削加工部(29)は弁ニードル(15)のかつ/または弁閉鎖体(27)の周面に配置されている。この場合、少なくとも1つの面研削加工部(29)と、ノズルボディ(26)に形成された対向面(31)との間に絞りギャップ(32)が形成されている。この絞りギャップ(32)の横断面は、燃料噴射弁(10)の開放された状態でのシール座における開放横断面よりも小さく寸法設定されている。

Description

背景技術
本発明は、独立請求項の上位概念部に記載した形式の燃料噴射弁から出発する。
ドイツ連邦共和国特許第19642653号明細書に基づき、可燃性の燃料・空気混合物を形成するための方法がすでに公知である。直接噴射式の内燃機関のシリンダ内には、ノズル開口を取り囲む弁座からの弁部材の持上りによるノズル開口の開放時にインジェクタによって、ピストンにより仕切られた各燃焼室内に燃料が噴射されることによって、可燃性の燃料・空気混合物が形成可能となる。内燃機関のあらゆる運転条件下、特に層状給気運転において、消費率およびエミッションに対して最適化された内部の混合気形成を特性マップ全体のあらゆる運転点で可能にするために、弁部材の開放ストロークと噴射時間とが可変に調整可能となる。
ドイツ連邦共和国特許第3808635号明細書に基づき、混合気圧縮型の内燃機関のシリンダ内に燃料を直接噴射するための燃料噴射装置が公知である。この公知の燃料噴射装置は、シリンダ壁にシリンダヘッドに対して間隔を置いて排気開口に向かい合って配置された燃料噴射弁と、出口開口とを有している。この場合、燃料噴射弁の噴流軸線は、シリンダヘッドに配置された点火プラグの周りの領域に向けられている。燃料噴射弁は、燃料噴流の渦流れを発生させるための螺旋状の渦流発生溝を備えたソレノイド操作式の弁ニードルを有している。燃料噴射弁はその噴流軸線で、シリンダヘッド中心に配置された点火ポイントに向けられている。
さらに、アメリカ合衆国特許第5941207号明細書に基づき、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための装置が公知である。この公知の装置では、燃料が、規定された初期角度を成して円錐形に燃焼室内に噴射される。この場合、噴射された燃料は燃焼室を円錐形に満たす。この場合、壁湿潤の効果は十分に抑圧される。比較的平らに形成されたピストンは、噴射された燃料クラウドを圧縮行程の間に球形に変形させる。この球形の混合気クラウドは二義的にしか、供給された空気と混合されず、さらなる圧縮時に点火プラグの火花ギャップに案内される。
上述した刊行物に基づき公知の、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法もしくは装置では、噴射された燃料を、供給された空気と混合し、可燃性の燃料・空気混合物を形成し、この燃料・空気混合物を点火のために点火プラグの火花ギャップの近くに搬送するために必要となる複雑な燃焼室ジオメトリが特に欠点となる。このような形式の燃焼室ジオメトリは、一方では、製作することが困難であり、他方では、燃焼を窒素酸化物のエミッションおよび燃料の消費率に関して最適化することができない。
さらに、たいていの事例では、点火プラグに燃料が直接燃料噴射弁によって吹き付けられるという欠点がある。これによって、点火プラグが、一方では、強い熱衝撃負荷にさらされており、他方では、煤が点火プラグ電極に堆積される。これによって、点火プラグの寿命が著しく制限される。
特にドイツ連邦共和国特許出願公開第19827219号明細書に基づき公知の燃料噴射弁には、異なる噴射角度によって燃焼室内に噴射された燃料の大部分が燃焼室の壁もしくはピストンに衝突し、そこで冷却され、したがって、高い有害物質エミッションもしくは煤形成の下でしか燃焼され得ないという欠点がある。
発明の利点
独立請求項の特徴部に記載の特徴を備えた本発明による燃料噴射弁は従来のものに比べて、内燃機関の燃焼室内に噴射される混合気クラウドに、燃料噴射弁の弁閉鎖体の適宜な成形によって、シール座の手前の適切な絞り作用により影響を与えることができ、これによって、混合気クラウドが点火プラグに噴射過程の終了時にしか到達しないという利点を有している。
この場合、弁ニードルまたは弁閉鎖体は面研削加工部を有している。この面研削加工部は燃料流れを、面研削加工部の半径方向の深さに応じて多かれ少なかれ強く絞り、これによって、燃料噴射弁を離れた混合気クラウドが弁ニードルのストローク位置に応じて、より大きなまたはより小さな開き角αを有している。
従属請求項に記載した手段によって、独立請求項に記載した燃料噴射弁の有利な改良形が可能となる。
有利には、特に面研削加工部の数が任意であり、これによって、所望の絞り作用が自由に選択可能となる。
有利には、面研削加工部の間に配置された張り出された案内面が、ノズルボディに形成された対向面と協働し、これによって、弁ニードルの案内が常時保証されている。これによって、弁ニードルのずれによる誤機能を予防することができる。
さらに、有利には、絞り作用が、窪められて配置された面研削加工部によってまたは張り出された案内リングを介して調整可能となる。
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1には、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関に用いられる燃料噴射システム1の実施例が、抜粋した概略的な断面図で示してある。
燃料噴射システム1は燃焼室2を有している。この燃焼室2はシリンダ壁3と、天井斜面5を有するシリンダヘッド4と、ピストン6とによって仕切られている。点火プラグ7は、たとえば側方で燃焼室2内に突入して配置されている。本発明による燃料噴射弁10は、燃料が、たとえば円錐形の混合気クラウド8,9の形で燃焼室2内に噴射されるように、天井斜面5の間に配置されている。
混合気クラウド8,9の化学量論に関する上述した不備ならびに点火プラグ7への燃料の直接的な吹付けの上述した不備を取り除くために、本発明によれば、燃料噴射弁10は、内部に形成される燃料流れが異なる強さで絞られ、これによって、燃料噴射弁10の弁ニードルのストローク位置に関連して、混合気クラウド8,9を可変の開き角αで燃焼室2内に形成することができるように設計されている。
図3Aおよび図3Bならびに図4に示しかつ以下に詳しく説明するように、弁ニードルまたは弁ニードルに作用結合された弁閉鎖体は、この目的のために、少なくとも1つ、有利には複数の面研削加工部または1つの案内リングを有している。
本発明による手段によって、まず、大きな貫徹力と小さな開き角αとを有する一方の混合気クラウド8が燃焼室2内に形成され得るのに対して、燃料噴射弁10の閉鎖動作時には短時間、より大きな開き角αを備えた混合気クラウド9が形成される。この混合気クラウド9は点火プラグ7を電極の領域で擦過し、したがって、可燃性の混合気を点火プラグ7の火花ギャップに搬送する。
この運転モードのために適した、本発明により形成された燃料噴射弁10の実施例を図2に示しかつ以下に説明する。
図2には、本発明により形成された燃料噴射弁10の実施例の概略的な断面図が示してある。この燃料噴射弁10は、特に図1に示した燃料噴射システム1に使用するために適している。
この場合、燃料噴射弁10は、直接噴射式の燃料噴射弁10の形で形成されている。この燃料噴射弁10は、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関の燃焼室2内に燃料を直接噴射するために働く。本実施例では、燃料噴射弁10が、外向きに開放する燃料噴射弁10である。
燃料噴射弁10はアクチュエータ11を有している。このアクチュエータ11は、図示の実施例では、圧電式のアクチュエータ11として形成されている。このアクチュエータ11はアクチュエータハウジング12内に安定化のためにカプセル封入されていて、端部側で流入方向で受け13にかつ流出側で肩部14に支持されている。この肩部14は、2つの部分から成る弁ニードル15に、動力が伝達されるように結合されている。
弁ニードル15の流入側の第1の部分16は肩部14に支持されているのに対して、第2の部分17は第1の部分16の流出側にこの第1の部分16から分離されて配置されている。弁ニードル15の第1の部分16は第1の戻しばね18によって負荷される。この第1の戻しばね18は肩部14とシールハウジング19との間に配置されている。弁ニードル15の第2の部分17は第2の戻しばね20によって負荷される。この第2の戻しばね20のばね力は第1の戻しばね18のばね力よりも小さく設定されているので、弁ニードル15の第2の部分17は第1の部分16に対して振動することができる。このことは、燃料噴射弁10が圧電式のアクチュエータ11によって急速に切り換わる場合に閉鎖運動の減衰および衝撃除去のために有利である。
さらに、燃料噴射弁10は波形管シール部材21を有している。この波形管シール部材21はアクチュエータ11を、燃料噴射弁10を通流する燃料に対して防護している。この燃料は、本実施例では、中央の燃料供給部22を介して供給され、燃料通路23を通ってハウジングボディ24内に流入する。この場合、燃料は、シールハウジング19を通って、ハウジングボディ24内に押し込まれたノズルボディ26の切欠き25内に案内される。この切欠き25内には弁ニードル15の第2の部分17も配置されている。
弁ニードル15の第2の部分17は、弁ニードル15と一体に形成されたかまたは動力が伝達されるように弁ニードル15に結合された弁閉鎖体27を有している。この弁閉鎖体27は、ノズルボディ26に形成された弁座面28と共にシール座を形成している。
弁閉鎖体27および/または弁ニードル15の第2の部分17には、本発明によれば、面研削加工部29が形成されている。この面研削加工部29は、燃料噴射弁10を通流する燃料に絞り作用が加えられるように設けられている。本発明による手段を図3A〜図3Bおよび図4に詳細に示しかつ以下に詳しく説明する。
燃料噴射弁10を操作するためには、アクチュエータ11に励起電圧が、たとえば電気的な線路(図示せず)を介して印加される。次いで、圧電式のアクチュエータ11として形成されたアクチュエータ11が第1の戻しばね18のばね力に抗して伸長する。これによって、弁ニードル15の第1の部分16が降下方向で運動させられる。弁閉鎖体27を備えた弁ニードル15の第2の部分17も同じく第2の戻しばね20のばね力に抗して降下方向に運動させられ、これによって、弁閉鎖体27が弁座面28から降下し、燃料が噴射される。
アクチュエータ11が放電されると、弁ニードル15の第1の部分16が第1の戻しばね18のばね力によって降下方向と逆方向にその出発位置に戻る。これによって、弁ニードル15の第2の部分17も負荷軽減される。これによって、弁閉鎖体27が再び弁座面28に載着し、燃料噴射弁10が閉鎖される。
図3Aおよび図3Bには、図2に符号IIIで示した、本発明による燃料噴射弁10の区分の抜粋した拡大図が、弁ニードル15の2つの異なるストローク位置で示してある。この場合、図3Aには、たとえば燃料噴射弁10の開放位置に相当するストローク位置が示してあるのに対して、図3Bには、たとえば燃料噴射弁10の閉鎖時の弁ニードル15のより僅かなストローク時に生ぜしめられるストローク位置が示してある。同じ構成部材には、全ての図面において同じ符号が付してある。
すでに詳しく上述したように、弁ニードル15の第2の部分17は、弁ニードル15と一体に形成された弁閉鎖体27にまたは直接弁ニードル15の第2の部分17に少なくとも1つの面研削加工部29を有している。有利には、複数の面研削加工部29が規則的にまたは不規則的に弁閉鎖体27の周面にわたって分配されて弁閉鎖体27に形成されている。
面研削加工部29は、たとえば長円形に形成されていて、案内面30と交互に配置されている。この案内面30は、ノズルボディ26に形成された対向面31に接触する。案内面30と対向面31とは弁ニードル15の第2の部分17をストローク運動の間に案内する。これによって、弁ニードル15のずれと後続の引っ掛かりとによる燃料噴射弁10の誤機能を予防することができる。
すでに上述したように、燃焼室2内に噴射される混合気クラウド8,9の開き角αは、噴射サイクルの終了時に、噴射サイクルの開始時の開き角αよりも大きい開き角αを備えた混合気クラウド9が形成されるように変化させることができる。これに相応して、弁閉鎖体27に設けられた面研削加工部29はその半径方向の延在長さにおいて、面研削加工部29と対向面31との間で自由になる絞りギャップ32の幅を規定するように形成されている。この場合、燃料噴射弁10の完全に開放された状態でのシール座における開放横断面の幅は、いずれにせよ、面研削加工部29によって規定された絞りギャップ32の幅よりも大きく寸法設定されているので、面研削加工部29は前絞りとして働く。
図3Aに示したように、弁閉鎖体27の降下ストロークが大きい、たとえば最大位置にある場合には、絞りギャップ32で得られた前絞り作用によって、小さな開き角αを備えた円錐形の混合気クラウド8を燃焼室2内に噴射することができる。
面研削加工部における狭幅のギャップに形成される流れ薄層はシール座におけるギャップよりも薄く形成されている。これによって、燃料薄層が外方への僅かな変向でシール座を通流することができる。燃料薄層は壁に対して平行にシール座領域を通流するのではなく、壁に対して斜め下向きに向けられている。これによって、円錐形の混合気クラウドが小さな開き角を有している。
弁閉鎖体27が閉鎖位置に運動させられる場合には、より小さな励起電圧が燃料噴射弁10のアクチュエータ11に供給されるので、弁閉鎖体27と弁座面28との距離が狭められる。この距離が、面研削加工部におけるギャップよりも小さくなると、座ギャップを通る流れが強制的に壁に対して平行に流れる。これによって、円錐形の混合気クラウドの、第1の事例よりも大きな開き角が形成される。
図4には、本発明により形成された燃料噴射弁に対する第2実施例が図3Aおよび図3Bと同様に示してある。
この実施例では、絞りギャップ32の絞り機能が面研削加工部29と無関係である。
面研削加工部29の流出側では、弁閉鎖体27に案内領域33が形成されている。この案内領域33は絞りギャップ34を規定している。この絞りギャップ34は弁閉鎖体27の周面にわたって常に同じ幅に形成されている。さらに、燃料噴射弁10の閉鎖時には、シール座による絞り作用に対する絞りギャップ34による絞り作用の比が、シール座における絞り作用にとって有利となるようにシフトされる。これによって、燃焼室2内に噴射される混合気クラウドの拡張が同じく行われる。
絞り効果と、混合気クラウド8,9の開き角αの後続の拡張とは、たとえばアクチュエータ11を介した2つの離散的なストローク位置の制御または燃料噴射弁10の閉鎖動作の減速によって強化されてもよい。
本発明は、図示の実施例に限定されるものではなく、燃料噴射弁10の任意の構造に対して、内燃機関のシリンダヘッド4への点火プラグ7と燃料噴射弁10との異なる配置形式および弁ニードル運動のソレノイド駆動が使用可能となる。
本発明による燃料噴射弁によって燃焼室内に形成される混合気クラウドを備えた燃焼噴射システムの実施例の縦断面図である。
本発明による燃料噴射弁の実施例の部分的な断面図である。
図2に示した本発明による燃料噴射弁の実施例の噴射側の部分の第1のストローク位置の断面図である。
図2に示した本発明による燃料噴射弁の実施例の噴射側の部分の第2のストローク位置の断面図である。
本発明による燃料噴射弁の第2実施例を図3Aおよび図3Bと同様に示す図である。
符号の説明
1 燃料噴射システム、 2 燃焼室、 3 シリンダ壁、 4 シリンダヘッド、 5 天井斜面、 6 ピストン、 7 点火プラグ、 8,9 混合気クラウド、 10 燃料噴射弁、 11 アクチュエータ、 12 アクチュエータハウジング、 13 受け、 14 肩部、 15 弁ニードル、 16 第1の部分、 17 第2の部分、 18 第1の戻しばね、 19 シールハウジング、 20 第2の戻しばね、 21 波形管シール部材、 22 燃料供給部、 23 燃料通路、 24 ハウジングボディ、 25 切欠き、 26 ノズルボディ、 27 弁閉鎖体、 28 弁座面、 29 面研削加工部、 30 案内面、 31 対向面、 32 絞りギャップ、 33 案内領域、 34 絞りギャップ、 α,α,α 開き角

Claims (10)

  1. 内燃機関に用いられる燃料噴射弁(10)であって、アクチュエータ(11)が設けられており、該アクチュエータ(11)が、ノズルボディ(26)に案内された弁ニードル(15)に作用結合されており、該弁ニードル(15)に、動力が伝達されるように結合された弁閉鎖体(27)が設けられており、該弁閉鎖体(27)が、ノズルボディ(26)に形成された弁座面(28)と共にシール座を形成している形式のものにおいて、
    弁ニードル(15)および/または弁閉鎖体(27)が、少なくとも1つの面研削加工部(29)を有しており、該面研削加工部(29)が、弁ニードル(15)のかつ/または弁閉鎖体(27)の周面に形成されており、少なくとも1つの面研削加工部(29)と、ノズルボディ(26)に形成された対向面(31)との間に絞りギャップ(32)が形成されており、該絞りギャップ(32)の横断面が、当該燃料噴射弁(10)の開放された状態でのシール座における開放横断面よりも小さく寸法設定されていることを特徴とする、燃料噴射弁。
  2. 少なくとも1つの面研削加工部(29)が、ノズルボディ(26)内の案内部の領域に設けられている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 複数の面研削加工部(29)が設けられており、該面研削加工部(29)が、規則的なまたは不規則的な間隔を置いて周方向で弁閉鎖体(27)に配置されている、請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 面研削加工部(29)の間に案内面(30)が形成されている、請求項3記載の燃料噴射弁。
  5. 案内面(30)が、ノズルボディ(26)に形成された対向面(31)と協働して弁閉鎖体(27)の案内部を形成してる、請求項4記載の燃料噴射弁。
  6. 面研削加工部(29)の絞り作用が、シール座における絞り作用を、当該燃料噴射弁(10)の開放された状態で上回るようになっている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  7. シール座における開放横断面が、当該燃料噴射弁(10)の閉鎖時に面研削加工部(29)の領域における絞りギャップ(32)の横断面に徐々に近づくようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  8. 面研削加工部(29)が、案内領域(33)の流入側に形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  9. 案内領域(33)が、弁閉鎖体(27)と一体に形成されている、請求項8記載の燃料噴射弁。
  10. 案内領域(33)が、対向面(31)と共にコンスタントな幅の絞りギャップ(34)を形成している、請求項9記載の燃料噴射弁。
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