JP2005517344A - 無線通信における送信の事前補正のための方法および装置 - Google Patents

無線通信における送信の事前補正のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信における送信の事前補正のための方法および装置。
【解決手段】無線通信システムは、複数の送信アンテナ(104)を有する基地局(102)を含み、加入者局(120)へパイロット信号を送信する。加入者局(104)は、少なくとも2つの送信パス(106および108)を介して基地局(102)から受信された信号にチャネル測定を実行し、各々のパスに対するパス特性情報を基地局(102)へ送信する。基地局(102)は、パス特性情報を使用して、多数の送信アンテナ(104)から加入者局(120)の単一の受信アンテナ(112)へデータをどのようにして最良に送信するかを決定する。事前補正の技術の使用によって、、多数の送信パスを介して受信された信号が単一の信号として復調および復号され得るように、多数の送信アンテナを介してデータ信号は送信される。

Description

本発明は、一般的には無線通信に関し、更に具体的には、送信される無線信号の空間−時間的事前補正のための改善された方法および装置に関する。
無線通信のキャリヤは、より多くの無線容量を望んでいる。言い換えれば、キャリヤは、同じ周波数帯の中で、より多くの加入者にサービスできることを望んでいる。この要求を満足させるため、最大無線容量に最適化された符号分割多元接続(CDMA)システムが提案された。CDMAシステムは、多くの場合、マルチパス環境におけるその強固な性能のため周波数分割多元接続(FDMA)または時分割多元接続(TDMA)システムよりも望ましい。マルチパスとは、異なった長さを有する多数の信号パスを介して受信される単一の信号を送信機が送信するときに起こる状態である。パスの長さの差異によって、信号の異なったコピーは、相互に干渉する可能性がある。cdma2000と呼ばれるCDMA無線通信の1つの標準は、第3世代パートナーシッププロジェクト2(the 3rd Generation Partnership Project 2)(3GPP2)のメンバーによって提案された。cdma2000を支持するように構築されたシステムは、音声ユーザに最適容量を提供する1つのモード、またはパケットデータユーザに最適容量を提供する他のモードで動作することができる。
マルチパス信号および周波数選択性チャネルによって誘導された自己干渉を緩和する1つの提案されたアプローチは、空間−時間(S−T)等化である。S−T等化は、CDMAシステムで使用可能であるが、複雑な信号処理方法および受信機ハードウェアを必要とする。更に、S−T等化は、各々の加入者局が多数の受信アンテナを含むことを必要とする。加入者局のマーケットは非常に価格競争的であり、製造業者は加入者局のハードウェアコストを最小にすることを非常に望んでいる。加入者局の設計へアンテナの追加を含めることは、加入者局の製造コストを実質的に増加させ得る。したがって、加入者局が多数の受信アンテナを有することを必要としないでマルチパス干渉を解決しようとする方法の必要性が当技術分野に存在する。
[サマリー]
ここで開示される実施形態は、マルチパス干渉が低減または除去されるように、特定の加入者局へ送信される信号を最適化することを、単一の送信機に可能にさせることによって、前述した必要性に対処する。送信する基地局は、多数の送信アンテナを介して信号を加入者局へ送信する。加入者局は、少なくとも2つの信号パスを介して基地局から受信された信号にチャネル測定を実行し、各々のパスに対するパス特性情報を基地局へ送る。基地局は、パス特性情報を使用して、多数の送信アンテナを介して情報を加入者局へどうやって最良に送信するかを決定する。
基地局は、少なくとも2つの信号パスの各々について1つの送信ビームが形成されるように、多数の送信アンテナを介して送信される信号を形成する。受信する加入者局の単一のアンテナへ信号が同時に到着することを確実にするため、必要に応じて、異なった信号パスに沿って送信される信号へ遅延が加えられる。このようにして、マルチパス送信の影響を大きく緩和することができる。
ビームは、更に、相互への干渉が最小になるように適合されてよい。送信ビームは、相互に非干渉のビームであり、信号パスの各々と調和するように形成されるので、単一の加入者局のアンテナで多数のパスを介して受信される信号の強度は最大にされる。
[詳細な説明]
同じ参照番号が複数の図面に現れる場合、その参照番号は同一または類似の要素または処理ステップを示す。
定義:「例示的」の語句は、ここでは「例、例証、または実例として役立つ」ことを意味する。ここで「例示的」であるとして説明されるいずれの実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいか、利点があるものとして解釈される必要はない。ここで説明される加入者局は、移動局でも固定局でもよく、1つの基地局と通信しても、多数の基地局と通信してもよい。主として無線通信システムとの関連で説明されるが、加入者局は、有線チャネルを介して、例えば光ファイバまたは同軸ケーブルを使用して通信してもよい。加入者局は、更に、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外付け或いは内蔵モデム、または無線或いは有線電話を含むがそれらに限定されない多数のタイプのデバイスのいずれであってもよい。加入者局が基地局へ信号を送信する通信リンクは逆方向リンクと呼ばれる。基地局が加入者局へ信号を送信する通信リンクは順方向リンクと呼ばれる。
図1は、例示的な無線通信システムを示し、このシステムにおいて、複数の送信アンテナ104a〜104mを有する基地局102は、少なくとも2つの信号パス106および108を介して単一の受信アンテナ112を有する加入者局120へ信号を送信する。基地局102は、1つの送信ビーム130が、信号パス106に沿って信号を送信するために作り出されるように、アンテナ104を介して信号を送信する。同時に、基地局102は、1つの送信ビーム132が、信号パス108に沿って信号を送信するために作り出されるように、アンテナ104を介して信号を送信する。2つの信号パス(106および108)を用いて説明されるが、以下で説明される手法は、より多数の信号パスへ容易に拡張することができる。
多数のアンテナを介して送信される信号を適合することによって送信ビームを形成することはビームフォーミング(beam forming)と呼ばれ、当技術分野で良く知られている。アンテナビームパターン(beam patterns)は、通常には、送信の中心点からの放射として示され、中心点からの曲線の距離は、アンテナを介して送信される信号の相対的強度を示している。説明を容易にするため、基地局102および関連したアンテナ104は、アンテナビームパターン130および132の左に描かれる。実際には、アンテナ104は、アンテナビームパターン130および132の中心140に置かれ、アンテナビームパターン130および132は、その中心140から外側へ直接放射するであろう。
図示された例において、アンテナビームパターン130は、プライマリ(primary)ローブ130Aおよび2つのサイドローブ130Bおよび130Cによって特徴付けられる。同様に、アンテナビームパターン132は、プライマリローブ132Aおよび2つのサイドローブ132Bおよび132Cによって特徴付けられる。プライマリローブ130Aは、いずれかのサイドローブ130Bまたは130Cよりも中心140から遠く広がり、これは、アンテナビームパターン130を介して送信される信号が、プライマリローブ130Aの方向で最も強くなることを示す。図示されるように、アンテナビームパターン130は、プライマリローブ130Aが信号パス106の方向を指すように形成される。同様に、アンテナビームパターン132は、プライマリローブ132Aが信号パス108の方向を指すように形成される。例示的な実施形態において、異なった信号パスに沿って送信される信号へ遅延が加えられ、それらの信号が受信する加入者局120の単一のアンテナ112へ同時に到着するようにされる。このようにして、マルチパス送信の影響を大きく緩和することができる。
アンテナビームパターンのローブの間に、アンテナ104を介して送信される信号が相互に破壊的に干渉するヌル(null)が存在する。例えば、アンテナパターン130において、ローブ130Aと130Bとの間、ローブ130Bと130Cとの間、そして130Cと130Aとの間にヌルが存在する。例示的な実施形態において、アンテナビームパターン130は、そのプライマリローブ130aがアンテナビームパターン132のローブ132aと132Bとの間のヌルの中、或いはほぼヌルの中に置かれるように形成される。同様に、アンテナビームパターン132は、そのプライマリローブ132Aがアンテナビームパターン130のローブ130Aと130Bとの間のヌルの中、或いはほぼヌルの中に置かれるように形成される。アンテナビームパターン130および132のそのような注意深い配置は、アンテナビームパターンの各々を介して送信される信号が、加入者局のアンテナ112で受信されるとき、互いに破壊的に干渉する度合いを低減する。
図2は、アンテナごとのパイロットバースト(pilot burst)が各々の送信アンテナを介して周期的に送信される例示的な順方向リンクチャネルの構造の図である。基地局102は、固定持続時間のタイムスロットまたはフレーム212の中で信号を送信する。各々のタイムスロットは、2つの半スロット210Aおよび210Bへ分割される。cdma2000システムにおいて、タイムスロットは2048シンボルチップ(symbol chips)の固定長および1.667ミリ秒の持続時間を有する。したがって、各々の半スロットは1024シンボルチップの固定長を有する。当業者は、別の実施形態が、異なる長さ、或いは持続時間が固定していない長さのスロットを使用できることを認識するであろう。
例示的な実施形態において、アンテナごとのパイロットバースト206は、各々の送信アンテナを介して各々の半スロット210の中心で送信される。例示的な実施形態において、パイロットバースト206はアンテナに固有な符号がカバーされ(covered)、各々のアンテナを介して受信されたパイロットを加入者局が識別できるようにする。例示的な実施形態において、アンテナに固有な符号はウォルシュ(Walsh)符号であり、各々の送信アンテナ104について、異なったウォルシュ符号がパイロットへ割り当てられる。各々のフレーム212において、基地局102は、各々のパイロットバースト206の直前および直後に媒体アクセス制御(MAC)チャネル信号204を送信する。各々のタイムスロット212の残りの部分202は、順方向リンクのデータを運ぶために使用される。
タイムスロット212のデータ部分202は、マルチパスの信号パス106および108を介して信号を最適に送信するように形成された複数の送信ビーム130および132に沿って送信される。送信ビーム106および108は、一般的に異なった長さを有するので、それらを介して送信された信号は、加入者局120へ達するのに異なった時間量がかかる。例示的な実施形態において、基地局102は、送信ビーム130および132を介して送信される信号を、必要に応じて進めるか遅らせ、これらの信号が加入者局120のアンテナ112へ実質的に同時に到着することを確実にする。したがって、データ部分202の或るものは、タイムスロット212のパイロット部分206およびMAC部分204に対して相対的に可変の遅延を有して送信されてよい。
フレームのデータ部分202を進めるか遅らせることは、データがフレームのMAC部分104またはパイロットバースト部分206といくらかオーバーラップする結果となるかも知れない。そのようなオーバーラップは、合成した信号を送信するために必要な電力における実質的な急上昇(surges)またはスパイク(spikes)を生じる可能性がある。そのような急上昇は、送信機の中の高電力増幅器(HPA)に過負荷を与えるか、近隣基地局のカバレージエリア(coverage areas)で信号への干渉を増加させる可能性がある。そのような急上昇を緩和するための多くのアプローチは、当業者に明かであろう。例えば、フレームのデータ部分202とMAC部分204との間にガードバンド(guard band)を置くことができる。ガードバンドは、信号パス106および108の長さの最大限可能な差分(「マルチパススプレッド(multipath spread)」とも呼ばれる)を収容するのに十分な幅である。例えば、典型的な無線通信システムのマルチパススプレッドを収容するには、3チップのガードバンドで十分であろう。送信電力の急上昇を緩和する他のアプローチは、必要に応じてMAC部分204を切り取るかゲート(gate)して、フレームのデータ部分202とのオーバーラップを避けることであろう。代替的に、そのようなオーバーラップを避けるため、データ部分202を切り取るかゲートすることができる。他の例では、MAC部分204およびデータ部分202のオーバーラップ領域を減少させて、信号の合計の電力がフレームの他の部分のそれとほぼ同じになるようにしてよい。
当業者は、アンテナごとのパイロット信号を送信することに関して、またさもなければ多数の送信アンテナおよび多数の送信パスを介して受信される信号を加入者局が識別するのを可能にさせることに関して、他の明かな変形を認識するであろう。そのような明かな変形は、ここで説明される発明的概念および実施形態の範囲の中にあると考えられるべきである。
図3は、各々のフレームのパイロットバースト部分206の中でアンテナごとのパイロット信号を送信する基地局装置を示す。前述したように、各々のアンテナを介して送信されるパイロットバーストは、アンテナに固有な符号を使用してカバーされる。これは、加入者局120が、各々の送信アンテナ104について各々のパス106および108のチャネル特性を測定することを可能にする。パイロット信号は、PN拡散(spreading)とも呼ばれるプロセスで、PN拡散器(spreader)302の中でPN符号と掛け算される。多数の基地局を有するマルチユーザのCDMAシステムにおいて、加入者局がある基地局の順方向リンクの信号を他の基地局の順方向リンクの信号から識別することを可能にするために、各々の基地局は異なるPNオフセットでPN符号を使用する。パイロット信号は、一般的に+1または−1の定数値である。PN拡散器302の出力は、M個の送信アンテナ104の各々に対して1つのミクサ(mixer)304へ提供される。各々のミクサ304は、PN拡散器302からの信号を、対応するアンテナ104に固有な符号で混合する(mixes)。例示的な実施形態において、アンテナに固有な符号は、示されるようにウォルシュ符号である。ウォルシュ符号の1つ(例えば、W)がオール1のウォルシュ符号であるとき、1つのミクサ(例えば304A)を省略することができる。各々のミクサ304の出力は信号結合器(COMB.)306へ提供される。信号結合器306はパイロット信号を各々の送信フレームのデータ部分202と結合する。各々の信号結合器306は、更に、データ部分202およびパイロットバースト206を、MAC信号生成機308によって提供されたフレームのMAC部分204と結合する。
前述したように、各々の信号結合器306は、フレームのMAC部分204とデータ部分202との間のオーバーラップの効果を、フレームのそれらの部分の選択的減衰、切り取り、またはゲーティング(gating)によって緩和してよい。各々の結合器306からの結合された出力信号は送信機(TMTR)310へ提供される。送信機310は、信号をアンテナ104を介して送信する前にアップコンバート(upconverts)および増幅する。例示的な実施形態において、各々の送信機310は、各々のアンテナ104を介して送信される信号を増幅する高電力増幅器(図示されていない)を含む。ガードバンドが使用される場合、またはフレームのMAC部分204とデータ部分202との間でオーバーラップが許される場合、各々の結合器306は、総和器(summer)として実現されてよい。オーバーラップを防止するためMAC部分204またはデータ部分202が切り取られるかゲートされる場合、各々の結合器306は多重化装置として実現されてよい。そのようなオーバーラップが選択的減衰によって緩和される場合、各々の結合器306は、等化器として実現されてよく、MAC部分204およびデータ部分202に適切な重みを適用することで、実質的に一定の送信電力レベルを維持するようにそれらはオーバーラップする。
当業者は、様々な構成部分は示されたものとは異なるように配置することができ、それでも各々のアンテナ104で同じ出力を生成できることを認識するであろう。例えば、PN拡散器302を除去してよく、代わりに各々のミクサ304と各々の結合器306との間に別個のPN拡散器を配置することができる。多くの他の可能な配置が同じ結果を達成するであろう。したがって、それらは図3で示される装置の代替の実施形態と考えられなければならない。
図4は、各々の送信フレームのデータ部分202を送信する基地局装置を示す。図示されるように、加入者局120へ送信されるデータ信号は、PN拡散器402でPN符号を使用して拡散される。次に、結果のPN拡散データ信号はL個の遅延ユニット404へ提供される。ここで、Lは、データが送信される信号パスの数であり、各々の遅延ユニット404は異なる送信ビーム(例えば130または132)および送信パス(例えば106または108)に関連づけられる。各々の遅延ユニット404は、割り当てられた送信信号パスに対応する遅延値τだけ、それの対応する入力信号を遅らせる。τからτの異なった値は、様々な送信ビーム(例えば130および132)および様々な信号パス(例えば106および108)を介して送信される信号が、加入者120のアンテナ112へ同時に到着するように選択される。例示的な実施形態において、パス2からパスLの遅延は、最初の遅延404Aを省略できるように、最初のパスの信号の時間位置に対して相対的に決定される。
図4で示される実施形態において、各々の遅延404は、異なる送信ビームおよび送信パスに関連づけられる。遅延404Aに関連づけられたパスに対してビームを形成するため、遅延404Aの出力はM個の送信アンテナ104の各々について調整されなければならない。遅延404Aの出力はM個の重みユニット406へ提供される。重みユニット406の各々は、1つのアンテナ104および遅延404Aに対応する送信ビームまたはパスに固有な重みfを適用する。同様に、遅延404Lの出力はM個の重みユニット420へ提供される。M個の全ての重みユニット420は、遅延404Lに対応する送信ビームまたはパスに関連づけられる。重みユニット420の各々は、1つのアンテナ104および遅延404Lに対応する送信ビームまたはパスに固有な重みfを適用する。図4において、重みfの添え字は、対応するパスおよびアンテナを示す。例えば、f1,1は重みユニット406Aで適用される重みであり、パス1およびアンテナ104Aに対応し、f1,Mは重みユニット406Mで適用される重みであり、パス1およびアンテナ104Mに対応する。重みユニット420Aは、パスLおよびアンテナ104Aに対応する重みfL,1を適用し、重みユニット420Aは、パスLおよびアンテナ104Mに対応する重みfL,Mを適用する。
各々のアンテナについて遅延され、そして重みづけられた様々な信号は、対応する総和器430で総和され、対応するデータ信号として提供される。例えば、総和器430Aは、アンテナ104Aのために遅延され、そして重みづけられた信号の全てを総和し、総和された信号Dを結合器306Aへ提供する。同様に、総和器430Mは、アンテナ104Mのために遅延され、そして重みづけられた信号の全てを総和し、総和された信号Dを結合器306Mへ提供する。
例示的な実施形態において、様々な送信ビームおよび送信パスを介して送られるデータ部分202は、パイロットバースト206と時間的に並んで加入者局120のアンテナ112に到着するように設計される。別の実施形態において、別々のデータパイロットが、各々のフレームのデータ部分202の中で送信されてよい。例えば、図5aで示されるように、データパイロットは、PN拡散器402でPN拡散されるのに先立って、多重化装置502の中でデータと多重化されてよい。データパイロットは、データと同じ遅延および送信ビームを使用して送信されるだろう。
代わりに、図5bで示されるように、連続データパイロットが、各々のフレームの各々のデータ部分202の持続時間にわたって送信されてよい。そのような連続データパイロットの送信は、各々のフレームのデータ部分202で加入者局120にコヒーレント(coherent)な復調を実行するのを可能にさせるだろう。加入者局120がデータからデータパイロットを識別することを可能にするため、データパイロットおよびデータは、識別可能な符号を使用してカバーされる。示された実施形態において、データパイロットは、ミクサ504の中でパイロットウォルシュ符号Wを使用してカバーされる。データは、ミクサ506の中でデータウォルシュ符号Wを使用してカバーされる。次に、ウォルシュカバーされたデータパイロットおよびウォルシュカバーされたデータは、総和器512で総和される前に、利得ブロック508(G)および510(G)の中で利得調整される。次に、結果の総和された信号は、PN拡散器402の中でPN拡散される。図5aで示された実施形態と同じように、データパイロットおよびデータの双方は、同じ遅延を使用して、同じ送信ビームを介して送信される。
遅延404Aから404Lによって使用される遅延値τからτと、重みユニット406および420によって使用される重みfは、事前補正プロセッサ450によって提供された制御信号を使用して制御される。前述したように、加入者局120は、各々のパスおよび各々のアンテナに対応するチャネル特性を測定し、チャネル推定情報を生成し、逆方向リンクを介して基地局102へ送信する。例示的な実施形態において、基地局102は、加入者局120から受信された信号をダウンコンバートして(downconverting)利得調整する受信機(図示されていない)を含む。受信機(図示されていない)は、ダウンコンバートされた(downconverted)受信信号をPN逆拡散器(despreader)(図示されていない)へ提供し、このPN逆拡散器はダウンコンバートされた受信信号をPN逆拡散する(despreads)。PN逆拡散器(図示されていない)は、逆拡散された信号をデインターリーバ(deinterleaver)(図示されていない)へ提供し、デインターリーバは逆拡散された信号をデインターリーブする(deinterleaves)。デインターリーバ(図示されていない)は、デインタリーブされた信号を復調器(図示されていない)および復号器(図示されていない)へ提供する。これらの復調器および復号器は、受信信号を復調および復号して、加入者局120から受信されたチャネル推定情報を生成する。図面に示されない受信機装置は、当技術分野で良く知られており、様々な方法で実現されることができる。次に、チャネル推定情報は事前補正プロセッサ450へ提供される。事前補正プロセッサ450は、このチャネル推定情報を受信して、遅延値および重みを生成する。例示的な実施形態において、事前補正プロセッサ450は、レイク前(pre−rake)アルゴリズムを使用して、遅延値および重みを生成する。レイク前アルゴリズムは、多数の独立してフェージングする(fading)線(ray)のパスまたはマルチパスをチャネル推定情報から識別する。次に、そのようなレイク前アルゴリズムは、マルチパスの各々に対応する1つの送信ビームおよび遅延を形成するために遅延値および重みを生成する。レイク前アルゴリズムは、ウィーナー(Wiener)重みづけまたは最適結合器の(optimal combiner)重みづけを使用して、重みを生成してよい。
全てのレイク前のアプローチで共通することは、チャネル推定の空間次元と時間次元を別々に扱うことである。別の実施形態では、事前補正プロセッサ450は、チャネル推定の空間次元および時間次元を分離することなく遅延および重みを導出する。そのような事前補正アプローチは、空間−時間(S−T)事前補正と呼ばれる。レイク前アルゴリズムを使用して生成される多数の別々の送信ビームパターンと対比して、S−T事前補正アルゴリズムの使用は、送信パス(例えば106および108)の各々の方向に、そして各々に対して適切な補償の遅延で、かなり大きなローブを有する単一のアンテナパターンを生じる。
図6は、前述した基地局装置によって生成された信号を受信および復調する加入者局装置120を示す。示された加入者局装置のほとんどはチャネル推定情報を提供するために使用され、このチャネル推定情報は、逆方向リンクで送信されて基地局の中の事前補正プロセッサ450によって使用される。パイロットバースト206の中で送信されるアンテナごとのパイロット信号は、様々な送信パス(例えば106および108)を介して加入者局120の受信アンテナ112に到着する。加入者局装置120は、各々のパスを介して各々のアンテナから受信された各々のパイロットについて、個々のチャネル推定を実行する。チャネル推定情報は、チャネル推定プロセッサ640で収集される。チャネル推定プロセッサ640は、基地局102へ送信されるチャネル推定情報を生成する。
例示的な実施形態において、加入者局120は、チャネル推定情報を符号化する符号器(図示されていない)、チャネル推定情報をインターリーブするインターリーバ(図示されていない)、チャネル推定情報を変調する変調器(図示されていない)、および送信アンテナを介した送信のためにデータ信号をアップコンバートおよび増幅する送信機(図示されていない)を含む。送信アンテナは、ダイプレクサ(diplexor)(図示されていない)を使用することによって、受信アンテナ112と同じものであってよい。このようにして、チャネル推定情報は、加入者局120から基地局102へ送信される。チャネル推定情報を送信のために準備するために使用される説明された装置は図に示されていないが、当技術分野で良く知られており、様々な方法で実現されることができる。
送信フレーム信号は、アンテナ112を介して受信され、受信機(RCVR)602でダウンコンバートおよび利得調整される。ダウンコンバートされた信号は、信号が様々なパス(例えば106および108)を介して受信されたマルチパス時間オフセットを決定するため、サーチャー(searcher)606によって使用される。推定される各々のパスについて、サーチャー606はタイミング情報をPN逆拡散器604へ提供する。図6で示される例において、L個の送信パスの各々へ1つのPN逆拡散器(PN DESPREAD)604が割り当てられる。
例示的な実施形態において、単一のパスについてチャネル推定情報を収集する装置は、PN逆拡散器604A、アンテナごとのパイロットデカバー(de−cover)ミクサ620のセット、およびアンテナごとのチャネル推定器(estimators)622のセットを含む。PN逆拡散の後、単一の送信パスのフレームの受信されたパイロットバースト部分206は、基地局102の各々の送信アンテナ104について異なったパイロット信号を含むであろう。これらの異なったパイロット信号は、それらの異なったパイロットカバー(covers)によって識別されることができる。例えば、アンテナ104Aに対するパイロットは、パイロットデカバーミクサ620Aを使用してデカバーされる。ミクサ620Aは、PN逆拡散されたパイロットバースト部分206を、対応するパイロットカバーで掛け算する。例示的な実施形態において、様々なパイロットを識別するためウォルシュ符号が使用される。例えば、ミクサ304Aでパイロットを変調するために使用されたウォルシュ符号Wは、パイロットデカバーミクサ620Aで適用されるものと同じであろう。同様に、ミクサ304Mでパイロットを変調するために使用されたウォルシュ符号Wは、パイロットデカバーミクサ620Mで適用されたものと同じであろう。各々のアンテナに対するパイロットデカバーされた信号は、そのアンテナに対応するチャネル推定器622への入力として使用される。例えば、ウォルシュ符号Wを使用してデカバーされた信号は、チャネル推定器622Aへ提供される。チャネル推定器622Aの出力は、PN逆拡散器604Aに対応するパスを介してアンテナ104Aから送信された信号に対するチャネルの推定である。同様に、ウォルシュ符号Wを使用してデカバーされた信号は、チャネル推定器622Mへ提供される。推定器622Mは、PN逆拡散器604Aに対応するパスを介するアンテナ104Mからのチャネルの推定を生成する。
示されるように、M個のアンテナ104の各々およびL個の送信パスの各々に対するチャネルを推定するため、要素の同様のセットが使用される。L番目の送信パスについて、PN逆拡散器604Lの出力は、パイロットデカバーミクサ630A〜630Mおよびチャネル推定器632A〜632Mのセットへ提供される。各々の送信アンテナ104について、対応するパイロットデカバーミクサ630Aおよびチャネル推定器632が存在する。例えば、アンテナ104Aについて、対応するパイロットは、パイロットデカバーミクサ630Aの中でウォルシュ符号Wを使用してデカバーされ、結果のデカバーされたパイロット信号はチャネル推定器632Aである。チャネル推定器632Aは、L番目の送信パスを介するアンテナ104Aからのチャネルの推定を生成する。ウォルシュ符号の1つ(例えばW)がオール1のウォルシュ符号である場合、各々のパスについて1つのミクサ(例えば620Aおよび630A)を省略することができる。
各々のチャネル推定器622および632は、単一の送信アンテナ104および単一のパス(例えば106または108)に関連づけられたチャネル特性を推定する。各々のチャネル推定器622および632は、デカバーされたパイロット信号からチャネル推定を生成する様々な手法のいずれでも使用することができる。例えば、各々のチャネル推定器622および632は、有限インパルス応答(FIR)低域フィルタとして実現されてよい。別の実施形態において、各々のチャネル推定器622および632は、アキュムレータ(accumulator)として実現されてよい。チャネル推定器622および632によって生成されたチャネル推定は、チャネル推定プロセッサ640へ提供される。チャネル推定プロセッサ640は、推定を使用してチャネル推定情報を生成する。このチャネル推定情報は、逆方向リンクを介して基地局102へ送られる。
前述したように、基地局102は、異なった送信ビームおよび送信パスを介して、異なった遅延で送信フレームのデータ部分202を送信する。遅延は、異なった送信ビームおよび送信パスを介して送信されたデータ部分202が、受信アンテナ112へ同じ時間に到着するように取り決められる。例示的な実施形態において、データ部分202は、最初の送信パスを介して受信されたパイロット信号と同期して送信アンテナ112に到着するようにタイミングを調節される。例えば、τがゼロへ設定され、パス106に関連づけられる場合、そのパスを介して送られたデータフレームのデータ部分202bは、MAC部分204bの直後にアンテナ112に到着するであろう。MAC部分204bは、パイロットバースト部分206aの直後にアンテナ112に到着するであろう。ビーム132および送信パス108を介して送信されたデータが調整されて、送信パス106と108の間のパス長の差分を補償する場合、送信パス108を介して送信されたデータ部分は、送信パス106を介して送信されたデータ部分と同じ時間にアンテナ112に到着する。
異なった送信パスを介して送信されたデータ部分の間の同期は、加入者局120が、それらのデータ部分を、単一のパスを介して受信された信号として復調および復号することを可能にする。信号が、単一の送信パスについてパイロット部分206と同期するように整えられる場合、チャネル推定およびデータ復調の双方に使用される信号をPN逆拡散するために同じPN逆拡散器を使用することができる。図6で示される例において、基地局102によって送信されたデータ部分は、PN逆拡散器604Aに対応する送信パスを介して受信されたフレームと時間的に揃わされる(time−aligned)。各々のフレームのパイロットバースト部分206およびMAC部分204の外側では、各々のフレームのデータ部分202を復調するデータ復調器(DEMOD)608の入力として、PN逆拡散器604Aの出力を使用することができる。雑音のない無線伝搬環境において、各々のフレームのデータ部分202の間におけるPN逆拡散器604Aの出力は、PN拡散器402によって入力として使用された信号の強い成分を含むであろう。各々のフレームの復調されたデータ部分202は、復調器608によって、復号されたデータストリームを生成するデータ復号器610へ提供される。
図5aおよび図5bで示されるように、別々のデータパイロットがフレームのデータ部分202の間に送信される場合、加入者局120は、それらのデータパイロットを利用する追加的な要素を含まなければならない。これらの追加的な要素の例示的な実施形態は、図7aおよび図7bに示される。例えば、データパイロットが、図5aで示されるようにデータと多重化される場合、PN逆拡散器604Aの出力は、データパイロットチャネル推定器704へ提供され、データパイロットチャネル推定器704は点乗積ユニット702のデータへ適用されるデータの重みおよび位相を生成する。次に、点乗積ユニット702の出力は復調器608へ提供される。図5bで示されるように、連続的なデータパイロットが生成される場合、PN逆拡散器604の出力は、パイロットウォルシュデカバーミクサ732およびデータウォルシュデカバーミクサ734へ提供されるであろう。次に、パイロットウォルシュデカバーミクサ732の出力はパイロットフィルタ736へ提供され、パイロットフィルタ736は点乗積ユニット738でデータへ適用されるデータの重みおよび位相を生成する。次に、点乗積ユニット738の出力は復調器608へ提供される。コヒーレントな復調を達成するためのパイロット推定器および点乗積ユニットの動作は、当技術分野で良く知られている。データパイロット推定器704およびパイロットフィルタ736は、FIRフィルタおよびアキュムレータを含む様々な方法のいずれで実現されてもよい。当業者は、パイロットウォルシュ符号Wがオール1のウォルシュ符号である場合、基地局102および加入者局120のそれぞれから、ミクサ504およびウォルシュデカバーミクサ732を省略してよいことを認識するであろう。
図8は、多数の基地局送信アンテナから多数の送信パスを介して送信されたデータを受信するための加入者局の方法を示す。ステップ802において、加入者局120は、アンテナおよびパスの複数の組み合わせに対応するチャネル測定を実行する。具体的には、加入者局は、複数の基地局送信アンテナ104の各々から複数の送信パス(例えば106および108)の各々を介して受信された信号についてチャネル推定を生成する。例示的な実施形態において、チャネル推定は、異なった送信アンテナ104から受信されたパイロット信号を識別するためアンテナごとのパイロット符号を使用して、各々の送信パスについてチャネル推定を実行することによって生成される。例示的な実施形態において、受信された信号は、図2に関連して説明されたように、フレームへフォーマットされる。例示的な実施形態において、チャネル推定は、図6に関連して説明したのと同じ方法で測定される。ステップ804において、加入者局120は、測定されたチャネル推定からチャネル推定情報を生成し、逆方向リンクを介して基地局102へチャネル推定情報を送る。ステップ806において、加入者局120は、多数のパスを介してデータを受信し、データが単一のパスを介して受信されたかのように、データを復号する。当業者は、同じ結果を達成するために、前述したステップを図8で描かれたのとは異なった順序で実行してもよいことを認識するであろう。
図9は、多数の基地局送信アンテナ104および多数の送信パス(例えば106および108)を介して加入者局120へデータを送信するための基地局の方法を示す。ステップ902において、基地局102は、パイロット信号が加入者局120の単一のアンテナ112を介して受信されるに際し、パイロット信号が互いに識別できるように、多数の送信アンテナ104の各々を介してパイロット信号を送信する。ステップ904において、基地局102は、加入者局120からのチャネル推定情報を逆方向リンク上で受信する。ステップ906において、基地局は、受信されたチャネル推定情報を使用して送信ビームパラメータを生成する。この送信ビームパラメータは、多数の送信パスに対応する送信ビームに沿ってデータを加入者局120へ送信するときに使用するためのものである。ステップ906において、基地局102は、更に、送信ビームの各々を介して送信される信号へ加えられる相対遅延を決定する。ステップ908において、基地局102は、ステップ906で決定された多数の送信ビームに沿って、相対遅延を使用して加入者局120へデータを送信する。
ステップ906は、前述したように、事前補正プロセッサ450によって実行されてよい。また、パイロット信号およびデータ信号は、図1〜図4、図5a、および図5bに従って前述したようにして生成されてよい。更に、当業者は、同じ結果を達成するために、前述したステップを図9で描かれたのとは異なった順序で実行してもよいことを認識するであろう。
例示的な実施形態において、PN拡散器302および402は複素数のPN拡散器であり、実数および虚数成分を有する複素数の出力を生成する。例示的な実施形態において、各々の送信機310は、アップコンバートおよび送信の目的で、複素数の入力信号を4相シフトキーイング(quaternary phase shift keying)(QPSK)信号として扱う。例えば、入力信号の実数成分は余弦搬送波による掛け算によって同相成分としてアップコンバートされ、虚数成分は正弦搬送波による掛け算によって直交成分としてアップコンバートされるだろう。次に、結果の同相および直交信号は、HPA内で増幅されてアンテナ104を介して送信される前に総和器で総和される。
当業者は、装置の要素の間を渡される様々な信号がディジタルであってもアナログであってもよいこと、または各々の装置の中の様々な地点のいずれでディジタルからアナログへ変換されてもよいことを理解するであろう。様々な信号をディジタルまたはアナログの形式で表現することは予想され、ここで説明された実施形態から装置を逸脱させることはないであろう。
当業者は、様々な異なる技術および手法のいずれかを使用して情報および信号が表現できることを理解するであろう。例えば、送信ビームは、多数のアンテナを介して送信される信号を調整すること以外の方法で形成されてよい。例示的な実施形態において、基地局102で使用される送信アンテナ104は、実質的に同じカバレージエリアを有する全方向性アンテナまたはセクタ(sectorized)アンテナである。しかし、別の実施形態において、そのような全方向性アンテナまたはセクタアンテナを介してパイロット信号が送信されてよいが、データは複数の指向性ビームアンテナを介して送信される。事前補正プロセッサ450が、加入者局から受信されたチャネル推定情報に基づいて、特定の送信パスのために遅延およびビーム角度を選択するように、そのようなビームアンテナのそれぞれは、特定の角度に固定されてよい。代わりに、ビームアンテナは、事前補正プロセッサ450によって制御されるモータまたはサーボを使用して、異なる角度へ動かせるようになっていてよい。
更に、これまでの説明で参照されたデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表現されてよい。
当業者は、更に、ここで開示された実施形態に関連して説明された様々な例証的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または双方の組み合わせとして実現されてよいことを理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの相互互換性を明瞭に示すため、様々な例証的構成部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップは一般的に機能の観点から上で説明されてきた。そのような機能がハードウェアとして実現されるか、ソフトウェアとして実現されるかは、全体的なシステムに課された特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。熟達した技術者は、それぞれの特定のアプリケーションについて、説明された機能を様々な方法で実現してよいが、そのような実現の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されてはならない。
ここで開示された実施形態に関連して説明された様々な例証的論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成部品、またはここで説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせを使用して実現または実行されてよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替的に、プロセッサは任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)であってよい。プロセッサは、更に、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わせた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他のそのような構成として実現されてよい。
ここで開示された実施形態と関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアの中で直接具体化されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールの中で具体化されるか、またはこれら2つの組み合わせで具体化されてよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られた記憶媒体の任意の他の形式の中に存在してよい。例示的な記憶媒体はプロセッサへ結合され、プロセッサは記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体へ情報を書き込むことができる。代替的に、記憶媒体はプロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、受信機の中のASICに存在してよい。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、受信機の中で個別構成部品として存在してよい。
開示された実施形態のこれまでの説明は、いかなる当業者でも本発明を作成または使用することが可能となるように提供された。これらの実施形態への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなるだろう。そして、ここで規定された一般的原理は、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく他の実施形態へ適用されてよい。したがって、本発明は、ここで示された実施形態へ限定されることを意図されず、ここで開示された原理および新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲を与えられるべきである。
多数の送信アンテナを介して加入者局へ信号を送信する基地局を有する無線通信システムの一般化されたブロック図である。 アンテナごとのパイロットバーストが、各々の送信アンテナを介して周期的に送信される順方向リンクチャネルの構造の図である。 各々のフレームのパイロットバースト部分の中で、アンテナごとのパイロット信号を送信する基地局装置を示す。 各々の送信フレームのデータ部分を送信する基地局装置を示す。 図3で示されるパイロットバースト信号に加えてデータパイロットを送信する別の基地局装置を示す。 図3で示されるパイロットバースト信号に加えてデータパイロットを送信する別の基地局装置を示す。 多数の送信アンテナを使用して基地局によって生成されたパイロットおよびデータ信号を受信および復調する加入者局装置を示す。 図5aで示される装置を使用して生成されたデータパイロットおよびデータ信号を受信する代替の装置を示す。 図5bで示される装置を使用して生成されたデータパイロットおよびデータ信号を受信する代替の装置を示す。 多数の送信パスを介して多数の基地局送信アンテナから送信されたデータを受信する加入者局の方法を示す。 多数の基地局送信アンテナおよび多数の送信パスを介して加入者局へデータを送信する基地局の方法を示す。
符号の説明
104a〜104m…送信アンテナ、 106、108…信号パス、
112…受信アンテナ、 212…タイムスロット、又はフレーム、
620A、620M、630A、630M…ミクサ

Claims (8)

  1. 少なくとも2つの送信アンテナを介して加入者局へ信号を送信するための送信機であって、
    少なくとも2つの送信アンテナの各々を介して識別可能なパイロット信号を送信するための手段と、
    前記アンテナごとのパイロット信号に対応するチャネル推定情報を受信するための手段と、
    前記チャネル推定情報に基づいて事前補正の遅延および重みを生成するための手段と、
    前記事前補正の遅延および重みに基づいて少なくとも2つの送信アンテナを介してデータ信号を送信するための手段を具備する送信機。
  2. 少なくとも2つの送信アンテナを介して加入者局へ信号を送信するための方法であって、
    少なくとも2つの送信アンテナの各々を介して識別可能なパイロット信号を送信することと、
    前記アンテナごとのパイロット信号に対応するチャネル推定情報を受信することと、
    前記チャネル推定情報に基づいて事前補正の遅延および重みを生成することと、
    前記事前補正の遅延および重みに基づいて少なくとも2つの送信アンテナを介してデータ信号を送信することを具備する方法。
  3. 少なくとも2つの送信アンテナを介して加入者局へ信号を送信するための方法を具体化したコンピュータが読み取り可能な媒体であって、前記方法が、
    少なくとも2つの送信アンテナの各々を介して識別可能なパイロット信号を送信することと、
    前記アンテナごとのパイロット信号に対応するチャネル推定情報を受信することと、
    前記チャネル推定情報に基づいて事前補正の遅延および重みを生成することと、
    前記事前補正の遅延および重みに基づいて少なくとも2つの送信アンテナを介してデータ信号を送信することを具備するコンピュータが読み取り可能な媒体。
  4. 少なくとも2つの送信アンテナと、
    前記少なくとも2つの送信アンテナの各々に対応するミクサであって、前記少なくとも2つの送信アンテナの各々を介して送信されるパイロット信号へアンテナごとのカバーの符号を適用するためのミクサと、
    送信アンテナごとに少なくとも2つの送信パスについて前記アンテナごとのパイロット信号に対応するチャネル推定情報を受信するための受信機と、
    前記チャネル推定情報に基づいて事前補正の遅延および重みを生成するための事前補正プロセッサと、
    前記少なくとも2つの送信アンテナの各々に対応する送信機であって、前記少なくとも2つの送信アンテナを介してデータ信号を送信し、前記少なくとも2つの送信アンテナの各々を介して送信されるデータ信号が前記事前補正の遅延および重みに基づいて調整される送信機を具備する基地局装置。
  5. 少なくとも2つの送信アンテナから少なくとも2つの送信パスを介して送信されたデータ信号を受信するための受信機であって、
    少なくとも2つの送信アンテナの1つと少なくとも2つの送信パスの1つとの各々の組み合わせに対応するチャネル情報を測定するための手段と、
    前記チャネル情報を送信するための手段を具備する受信機。
  6. 少なくとも2つの送信アンテナから少なくとも2つの送信パスを介して送信されたデータ信号を受信するための方法であって、
    少なくとも2つの送信アンテナの1つと少なくとも2つの送信パスの1つとの各々の組み合わせに対応するチャネル情報を測定することと、
    前記チャネル情報を送信することを具備する方法。
  7. 少なくとも2つの送信アンテナから少なくとも2つの送信パスを介して送信されたデータ信号を受信するための方法を具体化したコンピュータが読み取り可能な媒体であって、前記方法が、
    少なくとも2つの送信アンテナの1つと少なくとも2つの送信パスの1つとの各々の組み合わせに対応するチャネル情報を測定することと、
    前記チャネル情報を送信することを具備するコンピュータが読み取り可能な媒体。
  8. 少なくとも2つの送信アンテナから少なくとも2つの送信パスを介して送信された信号を受信するための遠隔局の装置であって、
    各々のチャネル推定器が、少なくとも2つの送信アンテナの1つと少なくとも2つの送信パスの1つとの異なった組み合わせを介して受信された信号に対応するチャネル情報を測定する、少なくとも4つのチャネル推定器と、
    前記測定されたチャネル情報に基づいてチャネル推定情報を生成するためのチャネル推定プロセッサを具備する遠隔局の装置。
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