JP2005517224A - データの転送、使用及びインポートを管理する方法 - Google Patents

データの転送、使用及びインポートを管理する方法 Download PDF

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Abstract

既存のデータベースで項目に対応付けられる品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせるのに使用できる種類のRFID装置と共に使用されるデータベースに既存のデータベースから情報を転送することを含む、情報の転送及び使用に関連した改良を開示する。

Description

本発明は、データの転送、使用及びインポートを管理する方法、一実施形態では、任意のデータ管理システムを有する既存のデータベースからある選択されたデータ管理システムへのデータの転送及びその後の使用を管理する方法の改良に関する。
多くの設備は、多数の品物を記述する項目を有するデータベースを含むコンピュータを有する。一例は、図書館で、図書館は、各々の図書館の本、雑誌又は図書館により所有される他の資料に関する項目を含むデータベースを有するコンピュータを通常備えている。データベースは、図書館自動化業者などの業者により提供されることもある。それらのデータベースにより、図書館は、必要に応じて、図書館における資料の1つ、1群又は全部に関連したデータにアクセスできる。例えば、利用者が特定の本を頼む場合、データベースは、その本が貸し出された最新の日付などの本の貸出状況に関する情報及び他の関連情報を提供することができる。これらの種類のデータベースは、一般に資産管理及び運用を含む他の分野でも普通である。
分野の中には、互換性のないファイル形式を使用する種々のデータベースもあり、従って、一方のシステムのデータベースから、他方のシステムでの使用のために情報を検索することは問題のある場合がある。例えば、特定の大学の図書館は、資料をリストアップするデータベースをもつが、そのデータベースは、特定の公共図書館が維持する対応データベースと異なり、そしてまた特定の中学校の図書館が維持するデータベースと異なることもある。従って、設備、ソフトウェア、サービスその他の供給業者は、それらの異なるデータベースをカスタマイズしないと、各々のこれらの異なるデータベースと実質的に情報を交換するのが困難になる。データベース全体の内容の手作業によるカスタマイゼーション又は入力や再入力は、途方もなく大量の仕事であるため、異なるデータベース間の情報の転送及び使用を改良する必要がある。それが、本発明の対象である。
本発明は、複数の品物に関連した情報を既存のデータベースから取得するステップと;所望の方法で前記情報を書式変更して、RFID読取り装置による前記情報の使用を容易にするステップと;データ記憶装置上に記憶されたデータベースに前記情報をエクスポートするステップと;前記品物に対応付けられるRFIDタグへの問い合わせと共にRFID読取り装置で前記データ記憶装置上の前記情報を使用するステップとを含む、情報を転送して使用する方法を含む、ここに記載された種々の特徴を有する。この発明の別の実施形態は、複数の品物に関連した情報を既存のデータベースから取得するステップと;所望の方法で前記情報を書式変更して、前記既存のデータベースと互換性がないシステムによる前記情報の使用を容易にするステップと;データ記憶装置上に記憶されたデータベースに前記情報をエクスポートするステップと;前記システムで前記データ記憶装置上の前記情報を使用して、RFIDタグ付きの方法以外の方法で識別される前記品物を処理するステップとを含む。RFID読取り装置による使用のために、任意のデータ管理システムを有する既存のデータベースから取得される情報を、データベースに記憶される書式変更情報に書式変更するソフトウェアであって、前記データベースが対象の品物に関連した項目を含むソフトウェアと;品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせて、問い合わせられたRFIDタグ付き品物に関連した情報を前記RFID読取り装置から前記データベースに転送するか、又は前記データベースから前記RFID読取り装置に転送するか、又は両方の転送を行うRFID読取り装置との組合せも、開示されている。
本発明のデータ転送及び管理システムは、携帯RFID読取り装置、タグ付き品物を処理するセルフサービス式端末及びスタッフ用ワークステーション、変換ステーション、及び他の品物処理装置などの装置と共に使用することもできる。このシステムは、RFIDタグ付き品物だけでなく、バーコード、文字、手書き印及び他の種類の識別のようなその他の品物識別子に関連する品物と共に使用することもできる。
本発明は、既存のデータベースから作成されたリスト又はファイルを通常使用するもので、既存のデータベースに直接アクセスしようとするシステムにまさる幾つかの利点を有する。第1に、直接アクセスシステムは、既存のデータベースの構造の詳細な知識及びそのデータベースに接続する方法を必要とする。上述のように、その構造はデータベースにより異なる可能性があり、直接接続するのが難しい場合もある。第2に、直接アクセスは、(ここで使用されるような)ファイルアクセスと比べて相対的に遅い。なぜなら、既存のデータベースは一般に異なるコンピュータ上にあり、要求されるデータをそのデータベース内で要求されないデータと区別する必要があるからである。ファイルへの抽出により、直接クエリーによるアクセスよりも高速アクセスを行える。第3に、既存のデータベースの中には、SQLアクセスなどの標準アクセスをサポートしていない場合があるが、すべての既存のデータベースは基本的に、リストファイルを生成するある種の報告書作成機能を提供できるはずである。
データの対象である品物は、図書館の資料、犯罪の証拠資料、文書やファイル、容器、パレット、箱、小売品、レンタル用品、ビデオテープ、又は実験用サンプルを含む任意の種類の資産であってもよい。
本発明のこれら及び他の態様について、更に詳しく後述する。
本発明は、図書館を背景にして、特に上述の種類の既存のデータベースと情報を交換するデータの管理に関して、例を用いて説明される。しかし、本発明の有用性は、下記の開示から明らかに分かるように、図書館におけるデータの管理に限定されない。本発明のデータ転送及び管理の方法及びシステムにより、ユーザは、既存のデータベースからデータを抽出し、このデータを新しいデータベースに転送し、それらのデータを書式変更してから、書式変更されたデータを所望の方法で使用することができる。本発明のこれらの及びその他の態様について、詳しく後述するが、本出願に添付した情報開示陳述書で写しが提出されたスリーエム・ディジタル・データ・マネージャ・モデル・747・ユーザ・ガイド(3M Digital Data Manager Model 747 User Guide)と称する出版物でも説明しており、その内容全体は、参照として本明細書に組み込まれる(以下、「データ・マネージャ・ユーザ・ガイド」(Data Manager User Guide)という)。追加情報が本発明の理解を補うのに役立つことがある場合、データ・マネージャ・ユーザ・ガイド(Data Manager User Guide)から組込まれた主題が参照される。既存の任意のデータベースから新しいデータベースに情報を転送する状況で主に以下の説明を行うが、既存のデータベースに転送するのに適した形で情報を書式変更して、逆のプロセスを実現することもできる。最後に、用語「RFID装置」及び「RFID読取り装置」は本発明に関連して使用され、共に、少くともRFIDタグから情報に問い合わせて得ることができる装置のことを言う。RFID装置又はRFID読取り装置は、状況及び用途によっては、RFIDタグに情報をプログラムする又は書き込む、又は更に他の機能を果たすこともできる。
情報の転送及び使用
本発明の一態様では、(例えば、パソコン上に設けられた)ユーザインタフェースを介して既存のデータベースからデータを取得し、データを新しいデータベースにダウンロードし、高周波識別(「RFID」)装置がデータを使用できるような方法でそれらのデータを最適化又は書式変更し、最適化又は書式変更されたデータを不揮発性データ記憶媒体にダウンロードし、データ記憶媒体をRFID装置(後述される種類の他の手持ち式でない装置も適しているが、携帯用の手持ち式RFID読取り装置が好ましい)にセットしてから、RFID装置により問い合わせられるRFIDタグを有する品物に関してRFID装置からリアルタイムフィードバックを得るのにデータと共にRFID装置を使用する方法を提供する。このRFID装置は、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company of St.Paul,Minnesota「3M」)から入手できるディジタル・ライブラリ・アシスタント(Digital Library Assistant)又は「DLA」とデータ・マネージャ・ユーザ・ガイド(Data Manager User Guide)の中述べられる種類のRFID読取り装置(又は問い合わせ装置)であってもよい。この種のRFID装置に関連した追加情報は、例えば、その内容が参照として本明細書に組込まれる米国特許第6,232,870号(Garberら)で入手でき、また、テキサス州ダラスのテキサス・インスツルメント(Texas Instruments of Dallas,Texas)を含むRFID装置の他の製造業者から入手できる。
A.エクスポートのためのデータベース項目の準備
データベースからのデータを、例えば下記の方法でRFID装置による最終的な使用のために準備することもできる。既存のデータベースは通常、パソコン又はサーバ上で作成及び維持され、対象とする品物に関連した数千又は数百万の項目を含む場合もある。まず、データベースから抽出されたデータを含むファイルを記憶するフォルダを、(例えば、Windows(商標)のオペレーティング・システム環境で)作成することもできる。それらのフォルダは、例えば、特定の順序(例えば、本又はファイルを棚の上に配置することになっている順序、又は他の資産を倉庫内に配置することになっている順序、又は単にそれらの通し番号の順序)で品物をリストアップするファイルを含むフォルダ、又はユーザがサーチしたい品物(例えば、紛失したと思われる品物、回収及び廃棄可能な品物、人が自分又は別のユーザのために取り出したい品物、又は他のそのようなもの)のリストを有するファイルを含むフォルダであってもよい。これらのフォルダは、ハードドライブ、ネットワークドライブ、取外し可能データ記憶媒体、又は任意の種類又は組合せのデータ記憶媒体の上にあってもよい。フォルダは、互いに関連のある多数のファイルを記憶するのに役立ち、これにより、例えば格納領域内に互いに隣接して配置される品物である場合又は他の理由で、共通の品物を記述するファイルをリンクさせることができる。ユーザが1つのフォルダ内にリンクする多数のファイルを作成することを選択する理由の一つは、例えば、使用のために選択されたレコードを含むリストファイルがかなり大きい場合、同一フォルダ内に記憶される2つ以上のファイルにそのリストファイルを分割することが役立つことがあるからである。従って、順序付けられたリストフォルダは、格納領域内で第1の100個の場所に配置されることになっている品物を識別する情報を有する第1のファイル、格納領域内で第2の100個の場所に配置されることになっている品物を識別する情報を有する第2のファイルなどを含むこともある。フォルダに配置されたデータの転送の準備をするのに、エクスポートの場所を指定する。通常、エクスポートの場所は、フラッシュメモリカード、フロッピーディスクなどの取外し可能データ記憶装置である。また、エクスポートの場所は、ハードドライブ又はネットワークドライブであってもよい。同一情報に対して多数のエクスポートの場所があることもある。
データマネージャは、既存のデータベースから直接データを選択するのではなくてむしろユーザにより選択されたデータのリストからデータを取得することが好ましいが、データマネージャは、前述のように既存のデータベースからデータを直接選択してそのデータをファイルに置くこともでき、又は既存のデータの指定書式に基づいて既存のデータベースからデータを選択することもでき、又はユーザは、データマネージャが抽出できる、特定の書式のデータを有する中間データベース又はテキストファイルを作成することもできる。更新され又は別の方法で頻繁に変更されることがあるデータに特に役立つ別の実施形態では、データマネージャにより使用される前に古くなることがある単一リストファイルを得ることよりも、既存のデータベースでデータマネージャにより実行される特定のクエリーを作成することが、一層役に立つ。データマネージャが既存のデータベースからデータを使用する準備をする場合、そのデータベースのクエリーを実行して、必要とする情報の現在のリストを取得し、既存のデータベースから入手できる最新データを取得する。場合によっては、既存のデータベースに特有のデータサーチ及び選択命令を提供するクエリーファイルから、クエリーを実行し、クエリーファイルの選択命令に一致する情報をそのデータベースから抽出することもある。
下記の例において、既存のデータベースから抽出されたファイルに記憶されたデータは、品物に対応付けられる品物識別子(例えば、バーコード、文字、手書きの識別子など)を含む。品物識別子を、印刷されたレポート上で読み易くするように、例えばスペースを追加したり、文字を他の書式に設定するようにして、書式変更することもできるが、ただし追加された情報は実際の品物識別子の一部を形成しない場合もある。既存のデータベースからの品物識別子情報を確認するために、有効な長さパラメータを割り当てる。例えば、バーコードの場合、最小のバーコード長さは14文字、最大のバーコード長さは16文字であることもあるが、既存のデータベースにおける品物識別子の種類及び書式によって他の有効な長さパラメータを選択することもできる。特定の長さの品物識別子のみを受け付けるように、長さパラメータを同じにすることもできる。有効な文字を指定するようにすると、データ転送システムは、それらの文字を認識し、すべての他の文字を無視することができる。有効な文字の例は、数字(0〜9)、小文字(a〜z)、大文字(A〜Z)、又は追加のユーザ指定文字(例えば、1つ以上の記号!@#$%^&*()_+?><”:’;}{][=‐\|)を含むこともできる。ユーザは、書式構成パラメータに関する設定値によりデータ書式をカスタマイズすることもできる。書式構成パラメータに適合しないデータを識別することができ、そのことは利点である。なぜなら、それにより、バーコードなどの無効な品物識別子に関してデータマネージャはユーザに通知したりログを作成したりすることができ、ユーザが既存のデータベースでこれらの品物識別子を訂正できるからである。
場合によっては、品物に設けられた品物識別子は、リストファイル、従って既存のデータベースの対応する品物識別子に一致しないこともある。これが生じた場合、既存のデータベースに記憶された識別子に対応するように品物の識別子を変更する必要がある。これは、フィルタを用いて行われる。このフィルタがバーコード用のフィルタの場合には、単にバーコードフィルタと呼ばれる。バーコードフィルタなどのフィルタは、特定のバーコードデータ書式を識別し、その書式が既存のデータベースデータ書式に一致するようにその書式を変更することができる命令群からなる。フィルタ命令は、条件及び動作を含む。条件は、フィルタが適用される前に満たされなければならない要件である。例えば、必要な品物識別子の長さは条件である。別の条件は、品物識別子における特定の文字列の存在であってもよい。品物識別子がフィルタ命令における全条件を満たす場合、フィルタはフィルタ命令に含まれる全動作を適用する。例えば、動作は、バーコードなどの品物識別子における特定の文字列を見つけて、その文字列を所望の文字列に置換することであってもよい。他の動作には、特定の文字を追加すること、品物識別子が指定長さに達するまで品物識別子を識別子の前端又は後端又は両端を埋めること、選択されたアルゴリズムを用いて計算されたチェック・ディジットを追加すること、特定の文字を除去すること、又は特定の文字を置換することがある。データマネージャシステムは、品物から読取られた識別子がリストファイルから読取られた品物識別子に一致するように品物識別子をフィルタリングする方法を提供する。バーコードフィルタリングなどのフィルタリングに関連した追加情報は、上記の参照として組込まれたデータ・マネージャ・ユーザ・ガイド(Data Manager User Guide)で提供される。
ユーザのデータがユーザの既存のデータベース内にあろうとユーザにより既存のデータベースから抽出されたデータファイル内にあろうと、ユーザのデータが存在する書式は、データマネージャが既存のデータベースから又は抽出データファイルからデータを抽出するために指定される必要がある。例えば、既存のデータベースから抽出されるファイルのデータ書式は、データ・マネージャ・ソフトウェア・パッケージにより提供される多数の書式案の中からユーザが選択してもよく、又はユーザがカスタマイズしてもよい。例えば、ユーザは、抽出ファイル内の各品物レコードが複数行のテキストを含むこと、及びレコードを空白行で区切ることを指定することもできる。別の書式は、各レコードを単一行に設ける書式を有し、各レコードは、レコード内のフィールドを区切るタブ文字などの特定のユーザ定義区切り記号を備えるようにしてもよい。更に別の書式は、各レコードが単一行にあり、フィールド境界を固定幅又は文字数で定義する書式を含んでもよい。データ書式の特定の例として、ユーザは、データベースの最初の12行スキップすべきであること、次いで品物識別子が、例えば各品物レコードの2行目の6番目の文字位置で始まり、12文字にわたって及ぶことを指定することもでき、また、レコードに一次及び二次情報の位置を指定することもできる。ユーザ定義書式は、名前を付け、保存し、編集し、再使用し、今後使用できるデフォルト書式として、指定することができ、又前述のうち2つ以上を実行することもできる。既存のデータベースから抽出されたファイルの書式を識別すると同時に、ユーザはデータを選択して、オペレータに役立つRFID装置上に表示することもできる。例えば、各データベースレコードからのある特定の情報を、一次情報フィールドとしてRFID装置上の表示のために指定することもでき、そのデータベースレコードからの他の情報を、二次情報フィールドとして表示のために指定することもできる。多くの情報フィールドを与えてもよく、対応する情報がユーザのために表示される。例えば、ユーザは、対象の名前及び/又は題名、又は対象の名前及び/又は題名の一部を表示装置の1行目に表示し、識別番号、図書整理番号、通し番号及び/又は同等物、又は識別番号、図書整理番号、通し番号及び/又は同等物の一部を表示装置の2行目に表示したいこともある。それらのフィールドを、それぞれ一次及び二次情報フィールドとして表示する。また、各品物に対する借用行動、又は発行日、又はある品物の場合には品物の製造又は出荷日の情報に多分関連して、各データベースレコードに対して追加フィールドを指定することもでき、その情報をユーザのために表示することもできる。
本発明のデータマネージャシステムの別の態様は、重複品物、単一リストファイル上の重複データベースレコード、異なるリストファイル上の重複データベースレコード、又はこれらの事項の任意の組合せをシステムが処理する性能である。データマネージャシステムは、(前述のように識別番号、図書整理番号などを含むことがある)一次又は二次情報フィールドを比較し、一次及び二次情報フィールドのうち一方又は両方に一致するものを重複項目として処理することにより、重複品物に対処することができる。従って、一般に、データマネージャは、例えば各項目に関連した1つ以上の情報フィールドを比較してそれらが同一であるか否かを判定することにより、異なる品物識別子を有するものを単一の品物又は品物の種類として識別する。例えば、設備が多数の重複品物を有する場合、関連データベースは、対応する同数の実質的に同一の項目を含むことがある。これは、例えば図書館の本の10部の重複コピーを利用者が利用できる図書館、又は10個の同じ製品がすべて同一識別情報で指定されている倉庫で生じる場合がある。この場合、重複品物がすべて一緒に置かれている限り重複品物が互いに特定の順序であろうとなかろうとユーザには関係がないこともある。品物の順序付きリスト(例えば、品物を格納領域に格納すべき順序の品物のリスト)を準備する場合、データマネージャは、同じ格納領域位置を各々の同一品物に割り当てる。そうすれば、その品物が他の同様な品物と一緒に置かれている限り、例えばRFID読取り装置により、間違った位置にあるとみなされない。同一状況に対処する別の方法は、各々の多数の品物に関して許容できる場所の範囲を指定すること、及びその場所の範囲内のどこかに品物を見つけた場合にその品物が正しい位置にあるとみなすべきであることをデータマネージャシステムに教えることである。従って、同一の品物が10個あり、各々を棚位置3395〜3404の間のどこかに置くことができる場合、その品物が正しい位置にあるとみなすことをデータマネージャに教えることができる。
データマネージャは、重複データベースレコードが単一リストファイル上にある、又は重複データベースレコードが異なるリストファイル上にある状況に対処することもできる。多数のデータベースレコードが、同じ順序付きリスト内に又は同じ格納領域に対する2つ以上の順序付きリスト上に存在する場合、これは、誤りであるとみなすことができる。なぜなら、1つの品物は同時に2つ以上の位置に物理的に存在することはできないからである。データマネージャソフトウェアは、これを検出して報告することができ、従ってユーザが既存のデータベース内の誤りを訂正することができる。
本発明のデータマネージャシステム及び方法を用いて既存のデータベースから抽出された大きいファイルを新しいデータベースに転送するには、多数のデータベースレコードを転送する場合特に、かなりの時間がかかることがある。この時間は、データベースレコードが新しいデータベースに正しく転送されず書式設定されない場合、無駄になることがある。「プレビューファイルエクスポート」機能を設けることもできるので、25,000のデータベースレコードを転送する前に、例えば最初の1000レコードをユーザのために表示して、全レコードをエクスポートし始める前に検討することができる。上述のようにユーザにより選択され、データマネージャシステムによる使用のために順序付きリストなどのファイルに記憶されたデータベースレコードの場合、プレビューファイルエクスポート機能は、(例えば、数値書式の)格納領域位置、品物識別子、図書整理番号などを含むフィールド、一次情報フィールド、二次情報フィールド、及びユーザが望む任意の他のフィールドを含むこともできる。一旦、プレビューされたファイルをユーザが検討し終えると、ユーザは、適切な命令を開始することにより、データベースレコードのセット全体又はサブセットをエクスポートし始めることができる。
B.データのエクスポート
1つ以上のデータリストを選択して、ハードディスク装置、又は好ましくは上述の種類の取外し可能データ記憶媒体などのデータ記憶装置にエクスポートすることができる。そのデータ記憶装置は、不揮発性であってもよく、その例は、コンパクトフラッシュドライブ又はポートに抜き差しできる固体データ記憶媒体であるコンパクトフラッシュメモリカードである。取外し可能データ記憶媒体に関連した追加情報は、2001年3月13日に出願され、「取外し可能媒体を有する高周波識別読取り装置(Radio Frequency Identification Reader with Removable Media)」と称する同時係属PCT出願第PCT/US01/07979号に提供されており、その内容を参照として本明細書に組込む。
別の実施形態では、データを、データをエクスポートする処理装置にドッキングされるか、又は別の方法で接続(例えば、1個のハードウェアとのハードワイヤード接続、又は1個の携帯ハードウェアとのケーブル接続)されているデータ記憶装置にエクスポートすることもでき、又は業界で既知の方法ですべて無線接続により転送することもできる。
エクスポートの最後に、要約ログを、ユーザのために表示することもでき、またユーザが利用可能とすることもできる。ログは、転送されたファイルの記述、転送されたレコードの数、転送の経過時間、生じたエラーの数、エラーメッセージ及び警告、及び同様な情報を含むこともできる。エラーに気づいた場合、エラーが検出された理由を記述できる詳細なエクスポートログ又はエラーログにアクセスすることもできる。例えば、データベースレコードは、必要なフィールド(例えば、品物識別子、図書整理番号、題名など)で情報を欠いている、又は無効な文字などを有することもある。又は、抽出された(複数の)ファイルは、単一の品物を図書館内に設置する異なる位置を記載する多数の項目を含むこともできる。この情報は、ユーザが既存のデータベースを後で訂正できるので有用であり、その結果、既存のデータベースの保全性を高める。次に、新しいデータベース又は既存のデータベースの何れか一方又は両方をサーチして、品物識別子の欠如又は名前や題名の欠如などの特定の種類のエラーを有する全項目を突き止めることもできる。エクスポートが完了すると、エクスポートされたファイルを含む新しいデータベースを電子的に転送することもでき、又は取外し可能データ記憶媒体をドライブから抜いて、例えば別のドライブ又はポートに挿入することもできる。
次に、上述のようにデータマネージャから書式設定されエクスポートされた情報を、上述のように適当なドッキングステーションを介してユーザの同じコンピュータ、携帯RFID装置、又は好ましくは取外し可能データ記憶装置上に記憶することができる。次に、その記憶装置をRFID読取り装置に挿入すると、読取り装置は、読取り装置の他の動作が抽出でき、一定の方法で記憶されたデータにアクセスできる。
C.問い合わせRFIDタグから収集されたデータの既存のデータベースへのインポート
本発明の別の実施形態では、対象の品物に対応付けられたRFIDタグへの問い合わせによってデータがRFID読取り装置により収集された後、データを既存のデータベースにアップロードすることもできる。これは、データを既存のデータベースから抽出し、データを新しいデータベースに転送してから、書式変更されたデータを所望の方法で使用できるようにそれらのデータを書式変更する上記処理を逆にしたものと同様な処理により行うことができる。即ち、収集データは、RFID読取り装置による収集後にそのデータが記憶されるデータベースからデータマネージャが常駐しているシステムにアップロードされる。データマネージャは、ユーザによりデータマネージャに提供されるデータベース書式指定を用いて、本発明のデータ転送及び管理方法により収集データを既存のデータベースの書式に書式変更する。次に、書式変更されたデータをユーザの既存のデータベースにアップロードする。既存のデータベースがデータマネージャによりアクセスできない場合、書式変更された収集データを、後でユーザのデータベースにアップロードするために、データマネージャによりアクセスできる記憶位置に転送する。例えば、書式変更されたデータを、携帯RFID読取り装置と通信している取外し可能データ記憶媒体上に記憶することもでき、その取外し可能データ記憶媒体を使用して、適時にデータを既存のデータベースにインポート又はアップロードすることができる。
別の実施形態では、ユーザにより供給される情報を使用することなく、RFID読取り装置を用いてデータを収集することができる。既存のデータベースと互換性がある書式に収集データを書式変更するために、ユーザはまず、(ユーザが収集情報をアップロードするつもりである)既存のデータベースにデータが存在する書式をデータマネージャに指定する、又は既存のデータベースがデータを受信するつもりである書式を指定する。データマネージャによる収集データの書式変更及び書式変更された収集データの既存のデータベースへのアップロードは、上述のように行われる。
場合によっては、既存のデータベース管理システムが、書式変更された収集データをデータファイルから直接アップロードできないこともある。そのような場合、ユーザは、ソフトウェアキーボードウェッジを介して書式変更された収集データを既存のデータベースにアップロードすることもできる。これは、ユーザのデータベースに接続された端末エミュレータ又は既存のデータベースクライアントアプリケーションを動かしているコンピュータ上で実行できるソフトウェアアプリケーションである。ソフトウェアキーボードウェッジの目的は、コンピュータ上のファイルからデータを読取り、コンピュータ上で実行している別のプログラム(この場合、データベースクライアントアプリケーション又は端末エミュレータ)により受け入れ可能なキーボード入力にファイル内のデータを変換することである。ソフトウェアキーボードウェッジを使用するには、ユーザはまず、データベースクライアントアプリケーション又は端末エミュレータを設定して、入力、例えば識別子を受け入れる。次に、ソフトウェアキーボードウェッジを起動して、データファイルからのデータを対象のアプリケーション又は別のアプリケーションに供給するようにする。この場合、対象はデータベースクライアントアプリケーション又は端末エミュレータである。動作は、あたかも品物情報がユーザによりキーボードで手入力されているかのようにデータベースには見える。
D.データの分類
本発明の一態様では、収集されているデータをデータベース内の記憶用カテゴリに並び替えることもできる。ここで使用される用語「カテゴリ」は、指定された属性を持つ品物の群であり、RFIDタグ付き品物の群全体の(多分、大部分であるが)一部のみを表す。ユーザにとって関心があると思われる特定のデフォルトカテゴリを設けることもでき、またユーザは、1つ又は複数のカテゴリの範囲内にある品物の属性を定義することもできる。例えば、ユーザが図書館でデータマネージャを使用する場合、デフォルトカテゴリは、図書館内の場所(参考文献、ノンフィクション又はフィクション)又は品物の種類(本、定期刊行物、オーディオ/ビデオなど)であってもよい。定義又はカスタマイズされるカテゴリは、(例えば、図書館内で使用されたが貸し出されていない、又は教室や教科課程の目的で使用された、又はオーディオやビデオプレーヤーと共に)ある特定の方法で使用されたと思われる品物用のカテゴリ、又は特定のアプリケーションのためにユーザにより指定された他のカテゴリを含むこともできる。これらのカテゴリは、キーボード又はデータ入力機能を有する表示装置などのユーザインタフェースを介して、又は取外し可能データ記憶媒体からのアップロードにより、又はデータマネージャに連係されているコンピュータデータベースからのアップロードにより、データマネージャに対して定義したり設けたりすることもできる。
一旦特定のカテゴリが選択されるか、又は定義されてしまうと、いくつかの方法で分類を行うことができる。RFIDタグ付き品物を分類する第1の方法は、カテゴリを(例えば、ユーザのために表示されたカテゴリのリストから)選択又は定義し、RFIDタグ付き品物のリストを取得してから、それらのRFIDタグ付き品物に関連した情報を品物が属するカテゴリ内に保存することである。これは、RFIDタグ付き品物をカテゴリ又は複数のカテゴリに対応付ける。例として、図書館内のユーザは、「図書館内で使用されたが貸し出されていない」に関するカテゴリを選択又は定義し、次にRFIDタグ付き品物(その品物の少なくとも一部は、問い合わせられたとき、図書館内で使用されたが貸し出されていないとして示される)のリストを取得してから、その情報をデータベース上の「館内使用」のカテゴリ内に保存することもできる。ユーザがカテゴリを変更したい場合、ユーザは、別のカテゴリ(例えば、「子供の読書室で使用された」)を選択又は定義し、問い合わせられた品物のリストを取得して、適切な品物をデータベース上のそのカテゴリ内に保存することもできる。
RFIDタグ付き品物を分類する第2の方法は、少なくとも2つのカテゴリを選択又は定義し、RFIDタグ付き品物のリストを取得してから、リスト上の各品物をカテゴリのうち1つ以上に対応付けることである。即ち、異なる種類の品物、又は異なる在庫状況(例えば、有無)を有する品物、又は最近問い合わせられている(従って、頻繁に使用された品物であるかもしれない)又は問い合わせられていない品物に関して、カテゴリを作成することもできる。RFIDタグ付き品物を、それぞれの各カテゴリに分類されるべき品物の属性を各品物が有するか否かによって、カテゴリ無し、1つのカテゴリ、又は2つ以上のカテゴリで分類することもできる。カテゴリは、相互に排他的(どのRFIDタグ付き品物も1つのカテゴリのみに分類することができることを意味する)であっても排他的でなくてもよい。
RFIDタグ付き品物を分類する第3の方法は、品物の少なくとも1つのカテゴリを選択し、品物の少なくとも1つが品物のカテゴリの範囲内にあるRFIDタグ付き品物のリストを取得してから、RFIDタグ付き品物を適切なカテゴリに対応付けることである。即ち、データマネージャは、ある属性を有する品物をあるカテゴリに対応付け、それらの属性を有しないリスト上のすべての品物を無視する。従って、ある特性を有する品物にユーザが関心を持つだけの場合、データマネージャは、指定された特性を有しない他の品物をリストアップ又は分類することなく、それらの品物のみのリストを作成することもできる。例えば、参考書などのある種の品物のリストを取得することに図書館内のユーザが関心を持つだけの場合、参考書に関するカテゴリを作成し、問い合わせられたRFIDタグ付き品物のリストを取得して、参考書のみをデータマネージャによりそのカテゴリに分類することもできる。(この及び他の実施形態において)各RFIDタグ付き品物を分類するのに必要な情報を、RFIDタグ付き品物のリストから、又はそのRFIDタグ及び/又は品物に関連したレコードを含むデータベースから取得することもできる。
カテゴリ又は分類データを、1つ以上の異なる方法で使用することもできる。1つの方法は、データマネージャを用いてカテゴリを作成して、携帯RFID読取り装置などのRFID読取り装置にそれらのカテゴリをエクスポートすることである。それらのカテゴリはユーザにより選択することができるので、上述のように、問い合わせられるRFIDタグ付き品物が1つ以上のカテゴリに自動分類される。別の方法は、データマネージャを用いて対象の品物を記述する分類データを取得又は作成してから、携帯RFID読取り装置などのRFID読取り装置に分類データをエクスポートすることである。次に、RFID読取り装置は、RFIDタグ付き品物に問い合わせる場合、使用のために分類データにアクセスできる。上記に例示された第3の方法は、データマネージャが対象のRFIDタグ付き品物に関連した未分類データを(多分、携帯RFID読取り装置などのRFID読取り装置から)受信して、それを分類することである。そのデータを、データベースから、又は携帯RFID読取り装置などのRFID読取り装置から取得することもできる。
E.収集データの順序付け
RFID読取り装置と対象の品物に対応付けられたRFIDタグとを用いて目録を作成することが役立つ場合もある。RFID読取り装置は、品物に対応付けられたRFIDタグに問い合わせることにより品物に関連した情報を収集する。しかし、この情報を品物が問い合わせられた順序でデータベースにリストアップするだけの場合、かつ1個の品物が例えば1000個の品物の分だけ間違った位置にある場合、次にその「問い合わせリスト」を所定の順序付きリストに対して比較すると、その結果は、その間にはさまる1000個の品物が少なくとも1つの場所の分だけ間違った位置にあることを示すことになる。例えば、図書館においてその正しい位置の左に1000冊目の本があるため、間違った位置にある場合、問い合わせリストは、間の1000冊の本がすべて間違った位置にあることを示すこともある。一方、RFID読取り装置は、品物に対応付けられたRFIDタグに問い合わせしているとき2つ以上の品物の位置を間違えることもあるので、何も存在しない場合でも、間違った格納位置のエラーを示すこともある。これらの事態は、不都合なほど膨大で、ユーザにとってほとんど役に立たない紙印字出力又はデータリスト出力という結果になることもある。また、ユーザの中には、わずかに間違った位置にある品物を気にかけない人もいる。これは、かなり一般的であり、品物をサーチしている人にとって通常問題とはならない。なぜなら、品物はその期待位置に十分近いからである。しかし、標準の目録報告書は、少しだけ順序が間違っている場合でも、とにかく間違った位置にある全品物をリストアップする。
品物に関する格納位置のエラーを報告する他の装置、たとえば手持ち式RFID読取り装置がある。そのような装置を使用する人々の場合、品物の有無だけでなく位置のエラーも記述する目録報告書は役に立たない場合がある。ユーザは、報告書でその他のカテゴリの情報、例えば紛失した品物に焦点を絞って扱ってほしいことがある。
これらの起り得る問題を克服するために、問い合わせられているRFIDタグ付き品物に対応付けられるデータを期待順序(アルゴリズム順序と呼ばれることもある)に従う順序で配置する方法を提供する。この順序付きリストを品物の所定の順序付きリスト(又はアルゴリズム順序での品物の所定のリスト)に対して比較する。この比較により、処理装置は、RFID読取り装置が問い合わせをしたと思ったどの品物が紛失したか、及び(品物が存在しなかったとデータベースが示すので)RFID読取り装置が問い合わせをしたと思わなかったどの品物が存在するかを判定することができる。(期待外に)紛失した及び(期待外に)存在した品物について得られるリストは、例えば、通常使用できる長さであり、従って上記問題が克服される。これらのリストを使用して、ユーザにより又は自動的に既存のデータベースに従って期待外に紛失した又は期待外に存在した品物の状態を更新することもできる。
RFIDタグ付き品物に関連したレコードを含む既存のデータベースにデータをエクスポート又はアップロードする前に、RFIDタグ付き品物のリストを順序を付けて配置することは役立つ。この順序付け処理を達成する数通りの方法がある。品物及びそれらの期待格納領域位置のリストを含むデータベースをRFID読取り装置に装備した場合、RFID読取り装置自体が、そのデータベースを用いて収集データを順序付けて、RFIDタグ付き品物から収集されたデータを記憶することができる。従って、RFID読取り装置は、品物及びそれらの期待格納領域位置のデータベースを使用して各問い合わせ品物の期待位置を判定し、新たに取得され記憶された品物情報をその期待位置に対応付けることができるので、収集データをデータマネージャにインポートすると、そのデータをインポートした時又は後にデータマネージャは対応付けられた期待位置情報を使用して、問い合わせデータを順序付けることができる。一方、RFID読取り装置は、問い合わせるRFIDタグ付き品物からデータを単に収集し、そのデータを記憶してから、所定の順序付きリストとの比較のためにデータマネージャにそのデータをエクスポートすることもできる。データマネージャは、データマネージャにより記憶された又はデータマネージャに転送され又はアクセスできる所定のリストと、RFIDタグ付き品物のリストとを比較することもできる。また、データマネージャは、RFIDタグ付き品物のリストを受信して、品物識別子、通し番号に基づく順序、アルファベット順序、又は他の順序付け基準でそれらの品物を配置することもできる。このような用途及び他の用途では、順序は、情報を捜し求めている品物との関係で従来のものであってもよく(例えば、デユーイ十進分類法又は図書館の資料用の図書館会議システム)、又はユーザにより指定されてもよい。任意の又は全部のリストをデータベースに保存することもでき、データベースは、データマネージャに対応付けられたコンピュータのメモリ内、又は取外し可能データ記憶媒体上、又は別個のコンピュータや装置に対応付けられたメモリ内に常駐することもできる。
F.発明の変形例
本発明のデータ転送及び管理システムは、携帯RFID読取り装置以外の装置と共に使用することもできる。例えば、タグ付き品物を処理するセルフサービス式端末及びスタッフ用ワークステーション、例えば「ディジタルセルフチェックシステム」(Digital SelfCheckTM System)及び「ディジタルスタッフワークステーション」(Digital Staff Workstation)という名称で本発明の譲受人により販売されているものは、ここに記載の方法でそれらの装置の一方又は両方に転送されたデータを使用することもできる。バーコード付き品物をRFIDタグ付き品物に変換するステーション、例えば「ディジタル変換ステーション」(Digital Conversion Station)という名称で本発明の譲受人により販売されているものは、本発明のシステムと共に使用できる。光学式文字認識システム、手入力システム、及びリストによる変換システムも、使用できる。そのようにして、携帯読取り装置以外のハードウェアにより処理される品物を、目録又は他のリストに対して確認し、適切に取り扱うこともできる。
RFID及び非RFIDシステムは、一般に互換性がないが、本発明は、非RFIDシステムにも適している。即ち、バーコード、光学式文字認識(OCR)、手書き、又は他の読取り装置及びシステムを、ここに記載の種類のRFIDベースのシステムに実質上置き換えることもできる。そのようにして、データベースに記憶された情報を、RFIDベース及び光学ベースの識別システム間の明らかな違いにもかかわらず、RFIDシステムと同じ方法でバーコード又はOCRベースのシステムにより、指定、書式変更、エクスポート及び使用することもできる。なぜなら、特定の種類への問い合わせシステムは、本発明のデータ転送及び管理システムよりも重要でないからである。これにより、例えば、バーコード又はOCRスキャナを用いて、品物の群の中で特定の品物をサーチすることができる。バーコード及びOCRスキャナ及びシステムは、当技術分野で周知である。
本発明の別の有用な実施形態は、RFIDタグによる方法以外の方法で識別される品物をRFIDタグにより識別される品物に変換するのに使用される、RFIDタグ変換装置などのシステムに適用することである。これは、変換されるべき品物に関してRFIDタグに組み込まれるべき情報が、品物に装着された識別手段(例えば、OCR装置により読取り可能な光学式文字又はバーコード)上ではなく既存のデータベースに含まれる場合に特に有用である。例えば、品物を、品物に対応付けられデータベースに記憶された図書整理番号により、又はその品物の名前や題名により、又は別の識別子により識別することもできる。本発明のこの態様の一実施形態では、ある所望の品物を識別する情報を、既存のデータベースから取得する。これは、RFIDタグ付き品物に変換されるべき品物のリスト又はユーザにとって関心のある別のリストであってもよい。次に、リスト内の情報を、他の箇所で説明したように所望の方法で書式変更してから、上述のようなコンパクトフラッシュカードなどのデータ記憶装置にエクスポートする。次いで、データ記憶装置上の情報は、RFIDタグ変換装置と共に使用することができ、RFIDタグ変換装置は、(情報が使用される場合)変換されるべき品物のリストを表示し、変換される又は別の方法で処理されるべき品物をユーザが選択できるユーザインタフェースを提供する。ユーザインタフェースは、タッチパネル表示装置、キーボード、マウス、又はマウスボタンであってもよく、又はそれらを含んでもよい。品物がRFIDタグ付き品物に変換されている場合、選択された品物に関連した情報は、RFID装置によりRFIDタグに書込み、品物の上又は中に配置することができる。
ここに記載の品物は、図書館の資料であってもよいが、(電子ファイルとは対照的に紙を保管するのに通常使用される種類の)ファイル、患者や顧客レコード、資産、小売品及び消費財、パレットや容器、又は他の同様な品物であってもよい。

Claims (111)

  1. (a)複数の品物に関連した情報を既存のデータベースから取得するステップと、
    (b)所望の方法で前記情報を書式変更して、RFID読取り装置による前記情報の使用を容易にするステップと、
    (c)データ記憶装置上に記憶されたデータベースに前記情報をエクスポートするステップと、
    (d)前記品物に対応付けられるRFIDタグへの問い合わせと共にRFID読取り装置で前記データ記憶装置上の前記情報を使用するステップと、
    を含む、情報転送使用方法。
  2. 前記既存のデータベースが、前記品物を品物識別子と相互に関係付ける情報を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記品物識別子がバーコードを含む、請求項2記載の方法。
  4. 前記品物識別子が、文字及び筆跡のうち少なくとも1つを含む、請求項2記載の方法。
  5. 前記データ記憶装置にエクスポートされた前記情報が、品物の少なくとも1つの順序付きリストを含む、請求項1記載の方法。
  6. 前記順序付きリストが、前記品物を格納領域に配置することになっている順序での品物のリストである、請求項5記載の方法。
  7. 前記データ記憶装置にエクスポートされた前記情報が、品物の少なくとも1つのサーチリストを含む、請求項1記載の方法。
  8. 前記データ記憶装置が取外し可能不揮発性データ記憶装置である、請求項1記載の方法。
  9. 前記取外し可能不揮発性データ記憶装置が固体装置である、請求項8記載の方法。
  10. 前記取外し可能不揮発性固体データ記憶装置がコンパクトフラッシュメモリカードである、請求項9記載の方法。
  11. 前記データ記憶装置にエクスポートされた前記情報は、各ファイルが少なくとも1つのデータベースレコードを有する2つ以上のファイルを含む、請求項1記載の方法。
  12. 順序付きリストにおける連続した品物に関連したデータベースレコードを記述する情報を含む少なくとも2つのファイルを対応付けるステップを更に含む、請求項11記載の方法。
  13. 連続した品物に関連したデータベースレコードを記述する情報を2つのファイルが含まないことを判定するステップを更に含む、請求項11記載の方法。
  14. 前記データ記憶装置の前記データベースにおける一次情報フィールドに提供されるべき情報及び二次情報フィールドに提供されるべき情報を前記既存のデータベース内の各レコードから選択することにより、前記情報が書式変更される、請求項1記載の方法。
  15. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、1種類の情報に関連したレコードからの情報を含む、請求項14記載の方法。
  16. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、2種類以上の情報に関連したレコードからの情報を含む、請求項14記載の方法。
  17. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、レコードに含まれる情報の一部のみを表す、前記既存のデータベース内のレコードからの情報を含む、請求項14記載の方法。
  18. 前記一次及び二次情報フィールドに対して選択される前記情報が、前記品物の名前や題名、前記品物の識別番号又は前記品物の図書整理番号からなる群から選択される、請求項14記載の方法。
  19. ユーザによる調査用の前記RFID装置上に前記一次情報フィールドから取得された情報及び前記二次情報フィールドから取得された情報を表示するステップを更に含む、請求項14記載の方法。
  20. データを書式変更する前記ステップが、同等の品物に関連する、前記既存のデータベース内の複数のレコードを識別するステップを含む、請求項1記載の方法。
  21. その品物に関して前記データ記憶装置上に記憶された前記データベース上で1つの項目のみを設けるステップを更に含む、請求項20記載の方法。
  22. 一次情報フィールド及び二次情報フィールドのうち少なくとも1つを用いて、前記既存のデータベースからの複数の項目を比較して、前記複数の項目が同等の品物に関連があるか否かを判定するステップを更に含む、請求項20記載の方法。
  23. 同じ格納領域位置を同一の品物の各々に割り当てるステップを更に含む、請求項20記載の方法。
  24. ある範囲の格納領域位置を同一の品物の各々に割り当て、その結果、RFID装置により前記範囲内に配置される各々のそのような品物が前記装置により正しい位置にあるとみなされるステップを更に含む、請求項20記載の方法。
  25. ステップ(c)の前に前記データ記憶装置上の前記データベースに対して少なくとも1つの項目の書式をプレビュー表示するステップを更に含む、請求項1記載の方法。
  26. 前記項目が、品物識別子、一次情報フィールド、二次情報フィールド及びバーコードからなる群から選択される情報を含む、請求項25記載の方法。
  27. 情報のエクスポートに関連した要約ログを設けるステップを更に含む、請求項1記載の方法。
  28. 前記要約ログが、エクスポートされたファイルの記述、エクスポートされた項目の数、転送経過時間、及びエクスポート中に生じたエラーの数からなる群から選択される情報を含む、請求項27記載の方法。
  29. 前記エクスポート情報で検出されたエラーに関連した情報を提供する詳細エラーログを設けるステップを更に含む、請求項27記載の方法。
  30. 前記品物が図書館の資料である、請求項1〜29の何れか1項に記載の方法。
  31. 前記品物がファイルである、請求項1〜29の何れか1項に記載の方法。
  32. 前記品物が証拠資料である、請求項1〜29の何れか1項に記載の方法。
  33. 前記品物がパレット又は容器である、請求項1〜29の何れか1項に記載の方法。
  34. 請求項1〜29の何れか1項に記載の方法を実行する命令を含むソフトウェア。
  35. (a)RFID読取り装置による使用のために、任意のデータ管理システムを有する既存のデータベースから取得される情報を、データベースに記憶される書式変更情報に書式変更するソフトウェアであって、前記データベースが対象の品物に関連した項目を含むソフトウェアと、
    (b)品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせて、問い合わせられたRFIDタグ付き品物に関連した情報を前記RFID読取り装置から前記データベースに転送するか、又は前記データベースから前記RFID読取り装置に転送するか、又は両方の転送を行うRFID読取り装置と、
    の組合せ。
  36. 前記RFID読取り装置が手持ち式RFID読取り装置である、請求項35記載の組合せ。
  37. 前記RFID読取り装置が、ユーザにより選択された品物を処理するワークステーションの構成要素である、請求項35記載の組合せ。
  38. 前記ワークステーションが、図書館の従業員による使用のために構成されたワークステーションである、請求項37記載の組合せ。
  39. 前記ワークステーションが、前記品物を選択した前記ユーザによる使用のために構成されたセルフサービス式ステーションである、請求項37記載の組合せ。
  40. 前記ワークステーションが、RFIDタグ無し品物をRFIDタグ付き品物に変換する変換ステーションである、請求項37記載の組合せ。
  41. 前記RFIDタグ無し品物がバーコード付き品物である、請求項40記載の組合せ。
  42. 前記RFIDタグ無し品物が文字により識別される、請求項40記載の組合せ。
  43. 前記RFIDタグ無し品物が、前記品物を記述する情報を前記ワークステーションにユーザが入力する品物である、請求項40記載の組合せ。
  44. (a)コンピュータに対応付けられるユーザインタフェースを用いて品物のカテゴリを選択するステップと、
    (b)少なくとも1つのRFIDタグ付き品物のリストを取得するステップと、
    (c)前記少なくとも1つの品物に関連した情報を前記選択カテゴリに対応付けるステップと、
    を含む、対象の品物に対応付けられるRFIDタグに関連した情報を使用する方法。
  45. (d)分類された前記情報をデータベースに保存するステップ
    を更に含む、請求項44記載の方法。
  46. ステップ(a)が、前記ユーザインタフェース上に表示されたカテゴリのリストの中からカテゴリを選択するステップを含む、請求項45記載の方法。
  47. ステップ(a)が、カテゴリを選択しそのカテゴリで品物の属性を指定して前記カテゴリを定義するステップを含む、請求項45記載の方法。
  48. 前記カテゴリが、品物が問い合わせられた位置を記述する、請求項45記載の方法。
  49. 前記カテゴリが、品物の類を記述する、請求項45記載の方法。
  50. ユーザが選択できるカテゴリが、データ記憶装置からアップロードされ、前記ユーザインタフェース上に表示される、請求項45記載の方法。
  51. (a)コンピュータに対応付けられるユーザインタフェースを用いて品物の少なくとも2つのカテゴリを選択するステップと、
    (b)少なくとも1つのRFIDタグ付き品物のリストを取得するステップと、
    (c)問い合わせられたRFIDタグに対応付けられる前記少なくとも1つの品物に関連した情報を前記カテゴリのうち少なくとも1つに分類するステップと、を含む、対象の品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせる方法。
  52. (d)分類された前記情報をデータベースに保存するステップを更に含む、請求項51記載の方法。
  53. 前記カテゴリが相互に排他的である、請求項52記載の方法。
  54. 前記カテゴリが相互に排他的でない、請求項52記載の方法。
  55. 1つのカテゴリが、品物が格納領域にあるか否かを記述する、請求項52記載の方法。
  56. 前記カテゴリが、異なる種類の品物を記述する、請求項52記載の方法。
  57. 各RFIDタグ付き品物を分類するのに必要な情報を、前記RFID読取り装置のメモリに記憶されたデータベースから取得することができる、請求項52記載の方法。
  58. 前記データベースが、取外し可能データ記憶装置上に記憶される、請求項57記載の方法。
  59. (a)RFID読取り装置に対応付けられるユーザインタフェースを用いて品物の少なくとも1つのカテゴリを選択するステップと、
    (b)少なくとも1つが品物の前記カテゴリの範囲内にある品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせるステップと、
    (c)問い合わせられた前記RFIDタグに対応付けられる前記少なくとも1つの品物に関連した情報を前記カテゴリのうち少なくとも1つに分類するステップと、
    (d)少なくとも1つのカテゴリに分類できないRFIDタグ付き品物を無視するステップと、
    を含む、対象の品物に対応付けられるRFIDタグに問い合わせる方法。
  60. (e)分類された前記情報をデータベースに保存するステップを更に含む、請求項59記載の方法。
  61. 少なくとも1つのカテゴリが、ある種類の品物を記述する、請求項60記載の方法。
  62. 前記データベースが、取外し可能データ記憶装置上に記憶される、請求項60記載の方法。
  63. (a)RFIDタグに関連した情報のリストを取得するステップであって、前記リストは、前記RFIDタグがRFID読取り装置により問い合わせられた順序で編成されているステップと、
    (b)前記タグが前記RFID読取り装置により問い合わせられた順序以外の順序で、前記情報を編成するステップと、
    を含む、RFIDタグに対応付けられる品物に関連した情報を使用する方法。
  64. 少なくとも所定量だけ間違った位置にあるRFIDタグ付き品物に関連した情報のみが、前記順序で編成される、請求項63記載の方法。
  65. (c)ステップ(b)からの前記編成情報を所定の順序付きリストと比較するステップ
    を更に含む、請求項63記載の方法。
  66. 前記所定の順序付きリストが、格納領域における位置の期待順序での品物のリストである、請求項65記載の方法。
  67. (d)前記所定の順序付きリスト上にあるがステップ(b)からの前記順序付きリストの中にはない品物のリストを作成するステップを更に含む、請求項65記載の方法。
  68. (d)ステップ(b)からの前記順序付きリスト上にあるが前記所定の順序付きリストの中にはない品物のリストを作成するステップを更に含む、請求項65記載の方法。
  69. ステップ(b)の前記順序付きリストと前記所定の順序付きリストの両方が、携帯RFID読取り装置によりコンピュータに供給される、請求項65記載の方法。
  70. ステップ(b)の前記順序付きリストと前記所定の順序付きリストの両方が、携帯RFID読取り装置により取外し可能データ記憶装置上に記憶され、前記取外し可能データ記憶装置からコンピュータにアップロードされる、請求項65記載の方法。
  71. (a)複数の品物に関連した情報を既存のデータベースから取得するステップと、
    (b)所望の方法で前記情報を書式変更して、RFIDタグ変換装置による前記情報の使用を容易にするステップと、
    (c)データ記憶装置上に記憶されたデータベースに前記情報をエクスポートするステップと、
    (d)RFIDタグ変換装置で前記データ記憶装置上の前記情報を使用して、情報をRFIDタグに書込むステップと、
    を含む、情報転送使用方法。
  72. RFIDタグに書込まれた前記情報が、前記複数の品物から選択された品物に対応する、請求項71記載の方法。
  73. 前記RFIDタグが、前記品物の上又は中に置かれるステップ(e)を更に含む、請求項71又は72記載の方法。
  74. 前記既存のデータベースが、前記品物と品物識別子とを相互に関係付ける情報を含む、請求項71記載の方法。
  75. 前記品物識別子がバーコードを含む、請求項71記載の方法。
  76. 前記品物識別子が、文字及び筆跡のうち少なくとも1つを含む、請求項71記載の方法。
  77. 前記データ記憶装置にエクスポートされた前記情報が、RFIDタグ付き品物に変換されるべき品物の少なくとも1つのリストを含む、請求項71記載の方法。
  78. 前記リストが、前記品物を格納領域に配置することになっている順序で並ぶ品物のリストである、請求項77記載の方法。
  79. 前記データ記憶装置が取外し可能不揮発性データ記憶装置である、請求項71記載の方法。
  80. 前記取外し可能不揮発性データ記憶装置が固体装置である、請求項79記載の方法。
  81. 前記取外し可能不揮発性固体データ記憶装置がコンパクトフラッシュメモリカードである、請求項80記載の方法。
  82. 前記データ記憶装置にエクスポートされた前記情報が、各々のファイルが少なくとも1つのデータベースレコードを含む2つ以上のファイルを含む、請求項71記載の方法。
  83. 前記データ記憶装置上の前記データベースで一次情報フィールドに提供されるべき情報及び二次情報フィールドに提供されるべき情報を前記既存のデータベース内の各レコードから選択することにより、前記情報が書式変更される、請求項71記載の方法。
  84. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、1種類の情報に関連したレコードからの情報を含む、請求項83記載の方法。
  85. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、2種類以上の情報に関連したレコードからの情報を含む、請求項83記載の方法。
  86. 前記情報フィールドのうち少なくとも1つが、レコードに含まれる情報の一部のみを表す、前記既存のデータベース内のレコードからの情報を含む、請求項83記載の方法。
  87. 前記一次及び二次情報フィールドに対して選択される前記情報が、前記品物の名前や題名、前記品物の識別番号又は前記品物の図書整理番号からなる群から選択される、請求項83記載の方法。
  88. ユーザによる調査用の前記RFIDタグ変換装置上に前記一次情報フィールドから取得された情報及び前記二次情報フィールドから取得された情報を表示するステップを更に含む、請求項83記載の方法。
  89. 前記データを書式変更する前記ステップが、同等の品物に関連がある、前記既存のデータベース内の複数のレコードを識別するステップを含む、請求項71記載の方法。
  90. その品物に関して、前記データ記憶装置上に記憶された前記データベース上で1つの項目のみを設けるステップを更に含む、請求項89記載の方法。
  91. 一次情報フィールド及び二次情報フィールドのうち少なくとも1つを用いて、前記既存のデータベースからの複数の項目を比較して、前記複数の項目が同等の品物に関連があるか否かを判定するステップを更に含む、請求項89記載の方法。
  92. 同じ格納領域位置を各々の同一品物に割り当てるステップを更に含む、請求項89記載の方法。
  93. ステップ(c)の前に前記データ記憶装置上の前記データベースに対して少なくとも1つの項目の書式をプレビュー表示するステップを更に含む、請求項71記載の方法。
  94. 前記項目が、品物識別子、一次情報フィールド、二次情報フィールド及びバーコードからなる群から選択される情報を含む、請求項93記載の方法。
  95. 前記情報のエクスポートに関連した要約ログを設けるステップを更に含む、請求項71記載の方法。
  96. 前記要約ログが、エクスポートされたファイルの記述、エクスポートされた項目の数、転送経過時間、及びエクスポート中に生じたエラーの数からなる群から選択される情報を含む、請求項95記載の方法。
  97. 前記エクスポート情報で検出されたエラーに関連した情報を提供する詳細エラーログを設けるステップを更に含む、請求項95記載の方法。
  98. 前記品物が図書館の資料である、請求項71〜97の何れか1項に記載の方法。
  99. 前記品物がファイルである、請求項71〜97の何れか1項に記載の方法。
  100. 前記品物が証拠資料である、請求項71〜97の何れか1項に記載の方法。
  101. 前記品物がパレット又は容器である、請求項71〜97の何れか1項に記載の方法。
  102. 請求項71〜97の何れかに記載の方法を実行する命令を含むソフトウェア。
  103. (a)RFIDタグ変換装置による使用のために、任意のデータ管理システムを有する既存のデータベースから取得される情報を、データベースに記憶される書式変更情報に書式変更するソフトウェアであって、前記データベースが対象の品物に関連した項目を含むソフトウェアと、
    (b)対象の品物に関連した情報をRFIDタグに書込むRFIDタグ変換装置と、の組合せ。
  104. 前記RFIDタグ変換装置が手持ち式RFIDタグ変換装置である、請求項103記載の組合せ。
  105. 前記RFIDタグ変換装置が、ユーザにより選択された品物を処理するワークステーションの構成要素である、請求項103記載の組合せ。
  106. 前記ワークステーションが、図書館の従業員による使用のために構成されたワークステーションである、請求項105記載の組合せ。
  107. 前記ワークステーションが、前記品物を選択した前記ユーザによる使用のために構成されたセルフサービス式ステーションである、請求項105記載の組合せ。
  108. 前記ワークステーションが、RFIDタグ無し品物をRFIDタグ付き品物に変換する変換ステーションである、請求項105記載の組合せ。
  109. 前記RFIDタグ無し品物がバーコード付き品物である、請求項108記載の組合せ。
  110. 前記RFIDタグ無し品物が文字により識別される、請求項108記載の組合せ。
  111. 前記RFIDタグ無し品物が、前記品物を記述する情報を前記ワークステーションにユーザが入力する品物である、請求項108記載の組合せ。
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