JP2005517118A - 内燃機関に用いられる燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

燃料噴射装置は、内燃機関の各シリンダに対して、燃料高圧ポンプ(10)と、この燃料高圧ポンプ(10)に接続された燃料噴射弁(12)とを有している。燃料高圧ポンプ(10)のポンププランジャ(18)はポンプ作業室(22)を仕切っている。このポンプ作業室(22)は燃料噴射弁(12)の圧力室(40)に接続されている。燃料噴射弁(12)は噴射弁部材(28)を有している。この噴射弁部材(28)によって噴射開口(32)が制御される。噴射弁部材(28)は、圧力室(40)内に形成された圧力によって閉鎖力に抗して開放方向(29)で運動可能となる。第1の制御弁(68)によって、ポンプ作業室(22)と放圧室(24)との接続部(66)が制御され、第2の制御弁(70)によって、ポンプ作業室(22)に接続された制御圧力室(52)と、放圧室(24)との接続部(64)が制御される。噴射弁部材(28)に作用する制御ピストン(50)では、噴射弁部材(28)が、閉鎖された位置に位置している場合の制御ピストン(50)の行程位置において、噴射弁部材(28)が、最大の行程を伴って開放された位置に位置している場合の制御ピストン(50)の行程位置よりも大きな制御ピストン(50)の端面が、制御圧力室(52)内に形成された圧力によって負荷されている。

Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、内燃機関に用いられる燃料噴射装置から出発する。
このような燃料噴射装置は、ヨーロッパ特許出願公開第0987431号明細書によって公知である。この公知の燃料噴射装置は、燃料高圧ポンプと、この燃料高圧ポンプに接続された、内燃機関の各シリンダに対する燃料噴射弁とを有している。燃料高圧ポンプは、内燃機関によって行程運動で駆動されるポンププランジャを有している。このポンププランジャはポンプ作業室を仕切っている。燃料噴射弁は、ポンプ作業室に接続された圧力室と、噴射弁部材とを有している。この噴射弁部材によって、少なくとも1つの噴射開口が制御される。噴射弁部材は、圧力室内に形成された圧力によって閉鎖力に抗して、少なくとも1つの噴射開口を開放するために開放方向で運動可能となる。電気的に操作される第1の制御弁が設けられている。この第1の制御弁によって、ポンプ作業室と放圧室との接続部が制御される。さらに、電気的に操作される第2の制御弁が設けられている。この第2の制御弁によって、制御圧力室と放圧室との接続部が制御される。制御圧力室は制御ピストンによって仕切られる。この場合、この制御ピストンは、制御圧力室内に形成された圧力によって負荷されて閉鎖方向で噴射弁部材に作用していて、この噴射弁部材と一緒に運動可能となる。制御圧力室はポンプ作業室との接続部を有している。燃料噴射のためには、第1の制御弁が閉鎖され、第2の制御弁が開放され、これによって、制御圧力室内に高圧が形成されないようになっており、燃料噴射弁が開放し得る。しかし、第2の制御弁の開放時には、ポンプ作業室から制御圧力室を介して燃料が流出するので、噴射のために提供された、ポンププランジャによって圧送された燃料量が減少させられ、さらに、噴射のために提供された圧力が減少させられる。これに基づき、燃料噴射の効率が最適でなくなる。
発明の利点
請求項1記載の特徴を備えた本発明による燃料噴射装置は従来のものに比べて、噴射弁部材が、開放された位置に位置している場合に、噴射弁部材が、閉鎖された位置に位置している場合よりも制御ピストンの少ない面が、制御圧力室内に形成された圧力によって負荷されており、したがって、噴射弁部材が、閉鎖された位置に位置している場合よりも少ない力が閉鎖方向で噴射弁部材に作用しているので、第2の制御弁を燃料噴射の間に閉鎖することができ、噴射の間の燃料量損失および燃料圧損失が生ぜしめられず、これによって、燃料噴射の効率が改善されているという利点を有している。
従属請求項には、本発明による燃料噴射装置の有利な構成および改良形が記載してある。請求項2記載の構成によって、制御ピストンの、圧力負荷される端面の減少が簡単に可能となる。
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1〜図5には、自動車の内燃機関に用いられる燃料噴射装置が示してある。内燃機関は、有利には自己着火式の内燃機関である。燃料噴射装置は、有利には、いわゆる「ポンプ・ノズル・ユニット(ユニットインジェクタとも呼ばれる)」として形成されていて、内燃機関の各シリンダに対して、それぞれ1つの燃料高圧ポンプ10と、この燃料高圧ポンプ10に接続された1つの燃料噴射弁12とを有している。燃料高圧ポンプ10と燃料噴射弁12とは1つの共通の構成ユニットを形成している。択一的には、燃料噴射装置は、いわゆる「ポンプ・ライン・ノズル・システム(ユニットポンプとも呼ばれる)」として形成されていてもよい。このポンプ・ライン・ノズル・システムでは、各シリンダの燃料高圧ポンプと燃料噴射弁とが互いに分離されて配置されていて、1つの管路を介して互いに接続されている。燃料高圧ポンプ10はポンプボディ14を有している。このポンプボディ14はシリンダ孔16を備えている。このシリンダ孔16内にはポンププランジャ18が密に案内されている。このポンププランジャ18は少なくとも間接的に内燃機関のカムシャフトのカム20によって戻しばね19の力に抗して行程運動で駆動される。ポンププランジャ18はシリンダ孔16内にポンプ作業室22を仕切っている。このポンプ作業室22内では、ポンププランジャ18の圧送行程時に燃料が高圧下に圧縮される。ポンプ作業室22には、燃料が自動車の燃料蓄え容器24から供給される。
燃料噴射弁12は、ポンプボディ14に結合された弁ボディ26を有している。この弁ボディ26は複数の部分から形成されていてよい。弁ボディ26内では、噴射弁部材28が孔30内に長手方向移動可能に案内されている。弁ボディ26は、内燃機関のシリンダの燃焼室に近い方の終端領域に少なくとも1つ、有利には複数の噴射開口32を有している。噴射弁部材28は、燃焼室に近い方の終端領域に、たとえばほぼ円錐形のシール面34を有している。このシール面34は、弁ボディ26の、燃焼室に近い方の終端領域内に形成された弁座36と協働する。この弁座36からまたはこの弁座36の後方に噴射開口32が導出している。弁ボディ26内には、噴射弁部材28と孔30との間に弁座36に向かって環状室38が設けられている。この環状室38は、弁座36から遠い方の終端領域で孔30の半径方向の拡張によって、噴射弁部材28を取り囲む圧力室40に移行している。噴射弁部材28は圧力室40の高さに横断面減少によって受圧肩部42を有している。噴射弁部材28の、燃焼室から遠い方の端部には、予荷重もしくはプレロードがかけられた閉鎖ばね44が作用している。この閉鎖ばね44によって、噴射弁部材28が弁座36に向かって押圧される。閉鎖ばね44は弁ボディ26のばね室46内に配置されている。このばね室46は孔30に続いている。
弁ボディ26内では、ばね室46の、孔30から遠い方の端部に別の孔48が続いている。この孔48内には制御ピストン50が密に案内されている。この制御ピストン50は噴射弁部材28に結合されている。孔48内には、可動の壁として形成された制御ピストン50によって制御圧力室52が仕切られる。制御ピストン50は、この制御ピストン50に比べて減径されたピストンロッド51を介して噴射弁部材28に結合されている。制御ピストン50は噴射弁部材28と一体に形成されていてよいものの、組付けの理由に基づき、有利には別個の部材として噴射弁部材28に結合されている。
ポンプ作業室22からは、ポンプボディ14と弁ボディ26とを通って通路60が燃料噴射弁12の圧力室40に通じている。ポンプ作業室22または通路60からは通路62が制御圧力室52に通じている。さらに、この制御圧力室52には通路64が開口している。この通路64は放圧室への接続部を形成している。放圧室として、少なくとも間接的に燃料蓄え容器24または少ない圧力が形成される別の領域が使用されてよい。ポンプ作業室22または通路60からは放圧室24への接続部66が導出している。この接続部66は、電気的に操作される第1の制御弁68によって制御される。この第1の制御弁68は、図1に示したように、2ポート2位置弁として形成されていてよい。制御圧力室52と放圧室24との接続部64は、電気的に操作される第2の制御弁70によって制御される。この第2の制御弁70は2ポート2位置弁として形成されていてよい。制御圧力室52とポンプ作業室22との接続部62には絞り箇所63が設けられていてよく、制御圧力室52と放圧室24との接続部64には絞り箇所71が設けられていてよい。両制御弁68,70は電磁式のアクチュエータまたはピエゾアクチュエータを有していてよく、電子的な制御装置72によって制御される。
燃料噴射弁12が閉鎖されている場合には、噴射弁部材28はその環状のシール面34で弁座36に接触している。この事例では、噴射弁部材28の受圧肩部42の面しか、圧力室40内に形成された圧力によって開放方向29に負荷されておらず、この開放方向29での別の力は噴射弁部材28に作用していない。燃料噴射弁12が開放している場合には、この燃料噴射弁12の噴射弁部材28がそのシール面34で弁座36から持ち上がっており、これによって、図1に示したように、シール面34と弁座36との間に環状の通流横断面37が解放される。噴射弁部材28がそのシール面34で弁座36から持ち上げられている場合には、環状のシール面34である噴射弁部材28の端面と、噴射弁部材28の、シール面34によって取り囲まれた残面とに同じく、所定の力を開放方向29で噴射弁部材28に加える圧力が作用する。噴射弁部材28がそのシール面34で弁座36から僅かな間隔を置いてしか配置されておらず、したがって、部分行程でしか開放されていない場合には、僅かな通流横断面37しか解放されない。この通流横断面37によって、通流する燃料が絞られる。これによって、圧力減少が生ぜしめられる。この場合、噴射弁部材28の端面は、絞り作用によって、圧力室40内に形成された圧力に比べて減少させられた圧力でしか開放方向29に負荷されない。噴射弁部材28がその最大の開放行程を実施している場合には、噴射弁部材28のシール面34は弁座36から、より大きな間隔を置いて配置されているので、相応により大きな通流横断面37が解放される。このより大きな通流横断面37では、より少ない絞り作用が生ぜしめられるので、噴射弁部材28の端面は相応により高い圧力で開放方向29に負荷される。したがって、燃料噴射弁12の開放時には、この燃料噴射弁12の噴射弁部材28に、圧力室40内に形成された圧力によって受圧肩部42を介して加えられる力に対して付加的に、噴射弁部材28の端面に作用する圧力によって加えられる力も開放方向29で作用する。
制御ピストン50の、制御圧力室52内に形成された圧力によって負荷される端面は、制御圧力室52が放圧室24から分離されていて、ポンププランジャ18の圧送行程時にポンプ作業室22内にひいては制御圧力室52内にも高圧が形成される場合の第2の制御弁70の閉鎖時に閉鎖ばね44の力に対して付加的に、閉鎖方向で噴射弁部材28に作用する力が得られるように寸法設定されてる。この力は、噴射弁部材28が、その閉鎖された位置に位置しているかまたは、前述したように、部分行程でしか開放されておらず、噴射弁部材28のシール面34で弁座36から持ち上げられている場合に開放方向29で噴射弁部材28に作用する力よりも大きく設定されている。この事例では、燃料噴射弁12は閉鎖されたままであるかもしくは閉鎖される。
図2および図3には、燃料噴射装置の部分IIが拡大して示してある。この場合、噴射弁部材28と制御ピストン50とが、図2には、閉鎖された位置に位置する噴射弁部材28で示してあり、図3には、最大の行程を伴って開放された位置に位置する噴射弁部材28で示してある。ポンプ作業室22への接続部として形成された通路62と、放圧室24への接続部として形成された通路64とは、制御圧力室52の長手方向軸線49の方向で見て、それぞれ制御圧力室52の縁部の近くで、たとえば互いに反対の側に位置するように制御圧力室52に開口している。この制御圧力室52の、制御ピストン50にその長手方向軸線49の方向で端面側で向かい合って位置する制限部53には、制御ピストン50に対して少なくともほぼ同軸的に凹設部54が形成されている。この凹設部54からは接続部55が放圧室24に導出している。接続部55には絞り箇所56が配置されている。凹設部54は横断面で見て、有利には円形に形成されており、その縁部では制限部53への移行部に座57が形成されている。制御ピストン50の、制御圧力室52を仕切る端面からは、凹設部54に対して同軸的に付設部58が突出している。この付設部58は制御ピストン50の長手方向軸線49の方向で制限部53に向かって先細りにされていて、たとえば少なくともほぼ円錐形に形成されている。付設部58にはシール面59が形成されている。このシール面59は座57と協働する。択一的には、制御圧力室52の制限部53に、制御圧力室52内に突入した付設部が設けられていることが提案されていてもよい。この付設部の端部には座が形成されている。この場合、制御ピストン50の端面にはシール面が形成されている。このシール面は座と協働する。噴射弁部材28が、図2により、その閉鎖された位置に位置している場合には、制御ピストン50がその相応の行程位置において、シール面59で座57から間隔を置いて配置されている。第2の制御弁70が閉鎖されている場合には、制御圧力室52内にポンプ作業室22内と同じ高圧が形成されている。この高圧は制御ピストン50の端面全体に作用していて、相応して、大きな力を閉鎖方向で噴射弁部材28に加えている。噴射弁部材28が、図3により、最大の行程を伴って開放された位置に位置している場合には、制御ピストン50がその付設部58で部分的に凹設部54内に進入していて、シール面59で座57に接触している。この場合、制御圧力室52の部分として形成された凹設部54と、制御ピストン50の端面の、座57の内部に配置された部分とは、残りの制御圧力室52から分離されていて、絞り箇所56を備えた接続部55を介して放圧室24に向かって放圧されている。この場合、残りの制御圧力室52内に形成された圧力は、制御ピストン50の端面の、シール面59と座57とを取り囲む環状の部分にしか作用しないので、相応して、より少ない力が閉鎖方向で噴射弁部材28に加えられる。燃料噴射弁12を、噴射弁部材28の、閉鎖された位置から出発して開放したい場合には、制御圧力室52を放圧するために、第2の制御弁70が開放されなければならない。なぜならば、制御ピストン50の端面全体が圧力負荷されているからである。燃料噴射弁12を、噴射弁部材28の、最大の行程を伴って開放された位置から出発して閉鎖したい場合には、第2の制御弁70を閉鎖したまま、第1の制御弁68が開放されなければならず、これによって、圧力室40内に形成された、開放方向29で噴射弁部材28に作用する圧力が、閉鎖ばね44の力と、制御圧力室52内に形成された圧力によって閉鎖方向で加えられる力との総和よりも少なくなる。
図4および図5には、燃料噴射装置の部分IIが、変更された構成により示してある。この場合、制御圧力室152は、減径された延長部154を有している。この延長部154には、ポンプ作業室22への接続部として形成された通路62と、放圧室24への接続部として形成された通路64とが開口している。延長部154は制御ピストン150に対して少なくともほぼ同軸的に配置されている。制御圧力室152から延長部154への移行部には、直径減少によって、制御圧力室152の環状の制限部153が形成されている。この制限部153は制御ピストン150の長手方向軸線49に対して横方向、有利には少なくともほぼ垂直に延びていて、平らに形成されていて、平面座157を形成している。制御ピストン150には、その端面から制限部153に向かって環状の付設部158が突出している。この付設部158の端面には環状のシール面159が形成されている。噴射弁部材28が、その閉鎖された位置にかつ制御ピストン150が、図4に示した相応の位置に位置している場合には、制御ピストン150がそのシール面159で、制限部153に設けられた座157から間隔を置いて配置されており、制御ピストン150の端面全体が、制御圧力室152内に形成された圧力によって負荷されている。噴射弁部材28が、その開放された位置にかつ制御ピストン150が、図5に示した相応の位置に位置している場合には、制御ピストン150がそのシール面159で座157に接触している。この場合、制御圧力室152の、シール面159の外部に位置する部分は延長部154から分離されているので、制御圧力室152のこの部分はもはやポンプ作業室22との接続を有していない。この場合、制御圧力室152のこの部分は放圧されていて、たとえば制御ピストン150と孔48との間に設けられた、絞り箇所を形成するギャップ155または絞り箇所が設けられた別個の接続部を介して放圧室24に接続されている。制御圧力室152の延長部154内に形成された圧力によって、制御ピストン150の端面の、環状のシール面159の内部に位置する部分しか負荷されていない。
図2および図3に示した、円錐形のシール面59を有する付設部58を備えた制御ピストン50の構成は、図4および図5に示した構成にも、そこに設けられた環状の付設部158の代わりに使用することができる。また、図4および図5に示した、環状の付設部158と環状のシール面159とを備えた制御ピストン150の構成は、図2および図3に示した構成にも、そこに設けられた付設部58の代わりに使用することができる。図2および図3に示した構成と、図4および図5に示した構成との間の主要な違いは、図2および図3に示した構成では、噴射弁部材28が、その開放された位置に位置している場合に制御ピストン50の端面の、座57を取り囲む環状の部分が、制御圧力室52内に形成された圧力によって負荷されているのに対して、図4および図5に示した構成では、噴射弁部材28が、その開放された位置に位置している場合に制御ピストン150の端面の、座157の内部に位置している部分が、制御圧力室152の延長部154内に形成された圧力によって負荷されていることにある。
以下に、燃料噴射装置の機能を詳しく説明する。図6には、燃料噴射弁12の噴射開口32における圧力pの経過が噴射サイクルの間の時間tに関連して示してある。ポンププランジャ18の吸込み行程時には、ポンプ作業室22に燃料が燃料蓄え容器24から供給される。ポンププランジャ18の圧送行程時には、パイロット噴射による燃料噴射が開始される。この場合、第1の制御弁68が制御装置72によって閉鎖されるので、ポンプ作業室22は放圧室24から分離されている。さらに、制御装置72によって第2の制御弁70が開放されるので、制御圧力室52;152が放圧室24に接続されている。この事例では、制御圧力室52;152内に高圧は形成され得ない。なぜならば、制御圧力室52;152が放圧室24に向かって放圧されているからである。しかし、ポンプ作業室22から少ない燃料量が絞り箇所63,71を介して放圧室24に流出し得るので、ポンプ作業室22内には、第2の制御弁70の閉鎖時に形成されるかのように、十分な高圧は形成され得ない。ポンプ作業室22内の圧力ひいては燃料噴射弁12の圧力室40内の圧力が大きくなり、これにより、圧力室40によって受圧肩部42を介して噴射弁部材28に加えられる押圧力が、閉鎖ばね44の力と、制御圧力室52;152内に作用する残圧によって制御ピストン50;150に作用する押圧力との総和よりも大きくなると、噴射弁部材28が開放方向29に運動させられ、少なくとも1つの噴射開口32を開放する。この場合、噴射弁部材28は部分行程を伴ってしか開放しないので、制御ピストン50;150はそのシール面59;159で座57;157に当て付けられない。噴射弁部材28の端面には、比較的少ない圧力しか開放方向29で作用せず、制御ピストン50;150の端面全体が、制御圧力室52;152内に形成された圧力によって負荷されている。パイロット噴射を終了するためには、制御装置72によって第2の制御弁70が閉鎖され、これによって、制御圧力室52;152が放圧室24から分離されている。第1の制御弁68は、その閉鎖された位置にとどまっている。この場合、制御圧力室52;152内には、ポンプ作業室22内と同じ高圧が形成されるので、制御ピストン50;150には大きな押圧力が閉鎖方向で作用する。噴射弁部材28の部分行程に基づき、この噴射弁部材28には、閉鎖ばね44の力と、制御ピストン50;150に対する押圧力との総和よりも少ない僅かな力しか開放方向29で作用しないので、燃料噴射弁12が閉鎖する。パイロット噴射は、図6に符号Iで示した噴射段階に相当している。
図6に符号IIで示した噴射段階に相当する後続のメイン噴射のためには、第2の制御弁70が制御装置72によって開放される。この場合、燃料噴射弁12が、制御ピストン50;150に加えられる減少させられた押圧力に基づき開放し、制御ピストン50;150がそのシール面59;159で座57;157に当て付けられるまで、噴射弁部材28がその最大の開放行程にわたって運動させられる。したがって、座57;157は制御ピストン50;150の行程ひいては噴射弁部材28の開放行程運動を制限するためのストッパも成している。噴射弁部材28がその最大の開放行程を伴って開放されている場合には、制御装置72によって第2の制御弁70を閉鎖することができ、これによって、制御圧力室52;152が放圧室24から分離されている。この場合、確かに制御圧力室52;152内にはポンプ作業室22内と同じ高圧が形成されているが、しかし、制御ピストン50;150に加えられる押圧力と、閉鎖ばね44の力との総和によって形成される閉鎖方向での力は、制御ピストン50;150の、圧力負荷される僅かな端面に基づき、受圧肩部42と、最大の行程を伴って開放された噴射弁部材28の端面とに加えられる開放方向29での力よりも少ないので、燃料噴射弁12は開放されたままとなる。第2の制御弁70がまだ開放されている限り、減少させられた圧力を伴った燃料噴射が行われる。なぜならば、少ない燃料量がポンプ作業室22から、開放された第2の制御弁70を介して放圧室24に流出するからである。第2の制御弁70が閉鎖されると、ポンプ作業室22から燃料はもはや流出し得ないので、図6に示したように、より高い圧力を伴った燃料噴射が行われる。第2の制御弁70が制御装置72によって閉鎖される時点は、有利には、内燃機関の運転パラメータ、特に回転数に関連して変化させられる。この場合、回転数が低い場合に第2の制御弁70が制御装置72によって早めの時点で閉鎖され、回転数の増加と共に第2の制御弁70が制御装置72によって遅めの時点で閉鎖されることが提案されていてよい。これによって、回転数が高い場合に燃料噴射時の最大の圧力を制限することができる。
メイン噴射を終了するためには、第1の制御弁68が制御装置72によって、その開放された切換位置にもたらされるので、ポンプ作業室22が放圧室24に接続されており、噴射弁部材28には開放方向29で少ない押圧力しか作用しておらず、閉鎖ばね44の力と、制御圧力室52;152内に形成された残圧によって形成された、座57;157からのシール面59;159での制御ピストン50;150の降下後に再び制御ピストン50;150の端面全体に作用する力とに基づき、燃料噴射弁12が閉鎖する。第2の制御弁70は、メイン噴射の終了時には、その開放された位置または閉鎖された位置に位置していてよい。
内燃機関に用いられる燃料噴射装置の概略図である。
噴射弁部材が、閉鎖された位置に位置している場合の燃料噴射装置の、図1に符号IIで示した部分の拡大図である。
噴射弁部材が、開放された位置に位置している場合の部分IIを示す図である。
噴射弁部材が、閉鎖された位置に位置している場合の変更された構成による燃料噴射装置の部分IIを示す図である。
噴射弁部材が、開放された位置に位置している場合の変更された構成による燃料噴射装置の部分IIを示す図である。
燃料噴射装置の燃料噴射弁の噴射開口における圧力の経過を示す線図である。
符号の説明
10 燃料高圧ポンプ、 12 燃料噴射弁、 14 ポンプボディ、 16 シリンダ孔、 18 ポンププランジャ、 19 戻しばね、 20 カム、 22 ポンプ作業室、 24 燃料蓄え容器または放圧室、 26 弁ボディ、 28 噴射弁部材、 29 開放方向、 30 孔、 32 噴射開口、 34 シール面、 36 弁座、 37 通流横断面、 38 環状室、 40 圧力室、 42 受圧肩部、 44 閉鎖ばね、 46 ばね室、 48 孔、 49 長手方向軸線、 50 制御ピストン、 51 ピストンロッド、 52 制御圧力室、 53 制限部、 54 凹設部、 55 接続部、 56 絞り箇所、 57 座、 58 付設部、 59 シール面、 60 通路、 62 通路、 63 絞り箇所、 64 通路、 66 接続部、 68 第1の制御弁、 70 第2の制御弁、 71 絞り箇所、 72 制御装置、 150 制御ピストン、 152 制御圧力室、 153 制限部、 154 延長部、 155 ギャップ、 157 座、 158 付設部、 159 シール面、 p 圧力、 t 時間

Claims (10)

  1. 内燃機関に用いられる燃料噴射装置であって、燃料高圧ポンプ(10)と、該燃料高圧ポンプ(10)に接続された、内燃機関の各シリンダに対する燃料噴射弁(12)とが設けられており、燃料高圧ポンプ(10)が、内燃機関によって行程運動で駆動されるポンププランジャ(18)を有しており、該ポンププランジャ(18)が、ポンプ作業室(22)を仕切っており、該ポンプ作業室(22)に燃料が、燃料蓄え容器(24)から供給されるようになっており、燃料噴射弁(12)が、ポンプ作業室(22)に接続された圧力室(40)と、噴射弁部材(28)とを有しており、該噴射弁部材(28)によって、少なくとも1つの噴射開口(32)が制御されるようになっており、噴射弁部材(28)が、圧力室(40)内に形成された圧力によって負荷されて閉鎖力に抗して、少なくとも1つの噴射開口(32)を開放するために開放方向(29)で運動可能であり、さらに、第1の制御弁(68)と第2の制御弁(70)とが設けられており、第1の制御弁(68)によって、ポンプ作業室(22)と放圧室(24)との接続部(66)が制御されるようになっており、第2の制御弁(70)によって、制御圧力室(52,54;152,154)と放圧室(24)との接続部(64)が制御されるようになっており、制御圧力室(52,54;152,154)が、制御ピストン(50;150)によって仕切られるようになっており、該制御ピストン(50;150)が、制御圧力室(52,54;152,154)内に形成された圧力によって負荷されて閉鎖方向で噴射弁部材(28)に作用していて、該噴射弁部材(28)と一緒に運動可能であり、制御圧力室(52,54;152,154)が、ポンプ作業室(22)との接続部(62)を有している形式のものにおいて、噴射弁部材(28)が、閉鎖された位置に位置している場合の制御ピストン(50;150)の行程位置において、噴射弁部材(28)が、最大の行程を伴って開放された位置に位置している場合の制御ピストン(50;150)の行程位置よりも大きな制御ピストン(50;150)の端面が、制御圧力室(52,54;152,154)内に形成された圧力によって負荷されていることを特徴とする、内燃機関に用いられる燃料噴射装置。
  2. 噴射弁部材(28)が、最大の行程を伴って開放された位置に位置している場合の制御ピストン(50;150)の行程位置において、制御圧力室の部分(54;152)が、残りの制御圧力室(52;154)から分離されるようになっており、これによって、制御ピストン(50;150)の端面の、残りの制御圧力室(52;154)を仕切る部分しか圧力負荷されていない、請求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 噴射弁部材(28)が、最大の行程を伴って開放された位置に位置している場合の制御ピストン(50;150)の行程位置において、制御ピストン(50;150)が、座(57;157)に当て付けられるようになっており、これによって、制御圧力室の部分(54;152)が、残りの制御圧力室(52;154)から分離されるようになっている、請求項1または2記載の燃料噴射装置。
  4. 制御ピストン(50;150)が、その端面に付設部(58;158)を有しており、該付設部(58;158)が、シール面(59;159)を備えており、該シール面(59;159)で制御ピストン(50;150)が、制御圧力室(52;152)の、制御ピストン(50;150)に端面側で向かい合って位置する制限部(53;153)に配置された座(57;157)に当て付けられるようになっており、制御ピストン(50;150)の、座(57;157)に接触するシール面(59;159)によって、制御圧力室の部分(54;152)が、残りの制御圧力室(52;154)から分離されるようになっている、請求項3記載の燃料噴射装置。
  5. 制御圧力室(52,54)と、ポンプ作業室(22)および放圧室(24)との接続部(62,64)が、制御圧力室(52,54)に座(57)の外部で開口しており、これによって、制御ピストン(50)が、そのシール面(59)で座(57)に接触している場合に制御圧力室の、シール面(59)の内部に位置する部分(54)が、接続部(62,64)から分離されており、制御ピストン(50)の端面の、シール面(59)を取り囲む環状の部分しか、残りの制御圧力室(52)内に形成された圧力によって負荷されていない、請求項4記載の燃料噴射装置。
  6. 座(57)の内部で制御圧力室(52,54)から別の接続部(55)が、放圧室(24)に導出しており、接続部(55)に、有利には絞り箇所(56)が配置されており、該絞り箇所(56)を介して、制御ピストン(50)が、そのシール面(59)で座(57)に接触している場合に制御圧力室の、シール面(59)の内部に位置する部分(54)が放圧されている、請求項5記載の燃料噴射装置。
  7. 制御圧力室(152,154)と、ポンプ作業室(22)および放圧室(24)との接続部(62,64)が、制御圧力室(152,154)に座(157)の内部で開口しており、これによって、制御ピストン(150)が、そのシール面(159)で座(157)に接触している場合に制御圧力室の、シール面(159)を取り囲む部分(152)が、接続部(62,64)から分離されており、制御ピストン(150)の端面の、シール面(159)の内部に位置する部分しか、残りの制御圧力室(154)内に形成された圧力によって負荷されていない、請求項4記載の燃料噴射装置。
  8. 残りの制御圧力室(152)が、放圧室(24)との接続部(155)を有しており、該接続部(155)に、有利には絞り箇所が配置されている、請求項7記載の燃料噴射装置。
  9. 制御圧力室(52)の制限部(53)に制御圧力室の部分として凹設部(54)が形成されており、該凹設部(54)内に制御ピストン(50)の付設部(58)が進入するようになっており、凹設部(54)の縁部に座(57)が形成されている、請求項5から8までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  10. 座(157)が、制御圧力室(152)の、制御ピストン(150)の長手方向軸線(49)に対して横方向に配置された制限部(153)に平面座(157)として形成されている、請求項5から8までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
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