JP2005516154A6 - 組合せ排出物低減アセンブリ及びその作動方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 組合せ排出物低減アセンブリは、NOxトラップなどの第一排出装置(first emission device)と煤微粒子フィルタなどの第二排出物低減装置とを含む。燃料改質装置からの改質ガスを使用してNOxトラップと煤微粒子フィルタとの両方を選択的に再生処理する。排出物低減装置を作動させる方法も開示されている。

Description

本開示は、概して燃料改質装置に関し、特には、燃料改質装置を作動させて改質ガスを燃料電池と排出物低減装置との両方に提供する装置及び方法に関する。
燃料改質装置は作動せられると、炭化水素燃料を改質ガスに改質する。車両または据え置き型発電機(stationary power generator)と関連している燃料改質装置などの機器搭載型燃料改質装置(onboard fuel reformer)の場合、燃料改質装置により生成される改質ガスは、内燃機関の作動中に燃料あるいは燃料添加剤として利用される。改質ガスは、内燃機関と関連する排出物低減装置(emission abatement device)の再生処理をするなどして調整をして、燃料電池の燃料として利用できる。
<関連出願の相互参照>
本願は、マイケル・ジェー・ダニエル、ルドルフ・エム・スマーリング、カート・エス・タイラー、及びショーン・ディー・バウワーにより2002年1月25日付で出願された「燃料改質装置を作動させて改質ガスを燃料電池と排出物低減装置との両方に提供する装置及び方法」と題する米国特許仮出願第60/351,580号に対して米国特許法第119(e)条に基づく優先権を主張し、同特許出願の開示を本明細書に援用する。
仮出願中の「燃料改質装置を作動させて改質ガスを燃料電池と排出物低減装置との両方に提供する装置及び方法」と題する米国特許仮出願第10/246,298号(代理人包袋番号9501−69931,02MRA0021)及び「燃料改質装置を作動させて多数の改質ガスを生成する装置及び方法」と題する米国特許仮出願第10/245,921号(代理人包袋番号9501−71248,02MRA0415)が相互参照され、それぞれ本願と同じ譲受人に譲渡され、それぞれ本願と同時に出願され、それぞれ本明細書に援用する。
例示の一実施例によると、燃料改質装置と、排出物低減装置と、燃料電池とを有する電力システムが設けられている。燃料改質装置は、排出物低減装置と燃料電池との両方に供給される改質ガスを生成するように炭化水素燃料を改質する。
より詳しい例示の実施例によると、オンハイウェイトラックの車両システムが提供され、そのオンハイウェイトラックの車両システムは、炭化水素燃料を改質ガスに改質するように構成されている燃料改質装置と、内燃機関からの排出物を処理する排出物低減装置と、電力を生成する燃料電池と、を備える。燃料改質装置から改質ガスは排出物低減装置と燃料電池との両方に供給される。このように、改質ガスを利用して、内燃機関の作動中に排出物低減装置を再生処理するなどして処理し、そして内燃機関が作動中でないときに燃料電池を作動させるように利用される。燃料電池からの電力は、エンジンにアイドリングさせるとともに、電気式の運転台の暖房及び冷房アセンブリに供給することができる。
別の例示の実施例によると、一つの燃料改質装置を利用して、内燃機関の排気ガスの内のいくつかの異なる排出物(exhaust effluents)を処理するいくつかの異なる装置を有する組合せ排出物低減アセンブリを再生する、あるいは調整する処理するなどして処理する。
さらに詳しい例示の実施例によると、組合せ排出物低減アセンブリはNOxトラップと煤微粒子フィルタとを有する。このような場合、燃料改質装置からの改質ガスを使用してNOxトラップと煤微粒子フィルタとの両方を選択的に再生処理する。
別の例示の実施例によると、燃料改質装置は異なる作業形態で作動して改質ガスを生成して異なる量または構成あるいはその両方で異なる部品に供給する。
より詳しい典型的な実施例によると、燃料改質装置は、一つの作動形態で作動し、改質ガスを特定の量または構成あるいはその両方で生成してNOxトラップに供給して、そして別の作動形態で作動し、改質ガスを異なる量または構成あるいはその両方で生成して煤微粒子フィルタに供給する。同様に、燃料改質装置は一つの作動形態で作動し、改質ガスを特定の量または構成あるいはその両方で生成して燃料電池に供給して、そして別の作動形態で作動し、改質ガスを異なる量または構成あるいはその両方で生成して排出物低減装置に供給する。
本開示の上記および他の特徴は、下記の説明及び添付の図面を検討することにより明らかになるだろう。
===図面の詳細な説明===
本明細書により詳細に説明されるとおり、本開示の概念によると、燃料改質装置は、改質ガスを生成して燃料電池と排出物低減装置との両方に供給するために利用できる。このように、燃料改質装置は燃料電池の作動を維持するために使用でき、その上排出物低減装置を再生処理するなどして調整する。燃料改質装置が車両システム(例えば、オンハイウェイトラック)または据え置き型発電機の部品である場合、燃料改質装置はエンジンが作動中に車両の内燃機関または発電機からの排出物の後処理を可能にして、その上エンジンが作動不可能な間(即ち、エンジンが作動していないとき)には燃料電池により電力を生成することを可能にする。
本開示の更なる概念によると、燃料改質装置を利用して、内燃機関の排気ガスから多数の異なる排出物を後処理する多数の異なる装置を有する組合せ排出物低減アセンブリを再生処理などして調整する。例えば、燃料改質装置を作動して、改質ガスを生成してNOxトラップ及び煤微粒子フィルタを有する排出物低減アセンブリに改質ガスを供給する。そのような場合、燃料改質装置からの改質ガスは、NOxトラップと煤微粒子フィルタとの両方を選択的に再生処理するために使用される。
本開示の更なる概念によると、燃料改質装置は、異なる作動の形態で作動され、改質ガスを異なる量または構成あるいはその両方で生成して異なる部品に供給するように作動される。例えば、燃料改質装置が作動され改質ガスを生成してNOxトラップと微粒子フィルタとの両方に供給する場合、燃料改質装置は一つの作動形態で作動され改質ガスを特定の量または構成あるいはその両方で生成してNOxトラップに供給して、異なる作動形態で作動され改質ガスを異なる量または構成あるいはその両方で生成して微粒子フィルタに供給する。燃料改質装置を使用して改質ガスを生成して燃料電池及び排出物低減装置の両方に供給する場合、同様の制御方式が使用される。特に、燃料改質装置は一つの作動の形態で作動され、改質ガスを特定の量または構成あるいはその両方で生成して燃料電池に供給して、そして別の作動の形態で作動され異なる量または構成あるいはその両方の改質ガスを生成して排出物低減装置に供給する。
本明細書で説明される燃料改質装置は、任意の型の燃料改質装置、例えば、触媒燃料改質装置(catalytic fuel reformer)、熱燃料改質装置、蒸気燃料改質装置(steam fuel reformer)、あるいは他の任意の型の蒸気燃料改質装置(steam fuel reformer)、として具体化できる。本開示の燃料改質装置はプラズマ燃料改質装置として具体化できる。プラズマ燃料改質装置はプラズマを用いて空気と炭化水素燃料との混合物を、中でも特に水素ガス及び一酸化炭素を多量に含む改質ガスに変換する。プラズマ燃料改質装置を含むシステムは、Rabinovich他に発行されている米国特許番号5,425,332、Rabinovich他に発行されている米国特許第5,437,250号、ブロムバーグ他に発行されている米国特許第5,409,784号、及びコーエン他に発行されている米国特許第5,887,554号に開示されており、これらの開示は全て本明細書に援用される。
以下の説明の目的のために、本開示の概念はプラズマ燃料改質装置について本明細書に説明される。しかしながら、前述の通り、本開示の燃料改質装置は任意の型の燃料改質装置として具体化できて、添付されている請求項は、本明細書に明確に記載される場合を除き、任意の特定の型の燃料改質装置に限定されると解釈されてはならない。
図1及び図2を参照すると、プラズマ燃料改質装置12と制御ユニット16とを有するプラズマ燃料改質アセンブリ10の例示的な実施例が示されている。プラズマ燃料改質装置12は、炭化水素燃料を、中でも特に水素及び一酸化炭素を含む改質ガスに改質(即ち、変換)する。従って、本明細書に更に記載されるように、プラズマ燃料改質装置12は、車両及び据え置き型発電機の機器搭載型燃料改質システムの構成に使用できる。このように、機器搭載型プラズマ燃料改質装置12に生成される改質ガスは内燃機関の作動において燃料あるいは燃料添加剤として使用でき、その結果エンジンの効率を増加させると同時にエンジンが生成する排出物を低減させる。機器搭載型プラズマ燃料改質装置12に生成される改質ガスは、内燃機関と関連する排出物低減装置を再生処理するなどして調整するように利用される。更に、車両及び据え置き型発電機が、例えば補助動力源(APU)などの燃料電池を装備している場合、機器搭載型プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは燃料電池の燃料として用いることができる。
図2に示すように、プラズマ燃料改質装置12はプラズマ発生アセンブリ42と反応器44とを含む。反応器44は、その内部に画成されている反応室50を有する反応器ハウジング48を含む。プラズマ発生アセンブリ42は反応器ハウジング48の上部部分に固定される。プラズマ発生アセンブリ42は、上部電極54と下部電極56とを含む。電極54、56は互いに離れていて、その間に電極ギャップ58が規定される。絶縁体60は電極を互いから電気的に絶縁する。
電極54、56は電力供給源36に電気的に結合され(図1を参照)、電圧が印加されると、電流が一つの電極に供給され、それに従って電極ギャップ58を越えて(即ち、電極54、56の間に)プラズマアーク62が生成される。燃料噴射器38などの燃料注入機構(fuel input mechanism)は炭化水素燃料64をプラズマアーク62に噴射する。燃料噴射器38は、所望の量の燃料をプラズマ発生アセンブリ42内に噴射する任意の型の燃料噴射機構である。ある特定の構成では、燃料をプラズマ発生アセンブリ42内に噴射する前に、及びその間に、燃料を噴霧化する(atomize)ことが望ましい。このような燃料噴射アセンブリ(即ち、燃料を噴霧する噴射器)は市販されている。
図2に示すように、プラズマ発生アセンブリ42は環状空気室72を有する。加圧空気は空気入口74を通り空気室72に送られて、その後電極ギャップ58を通り半径方向内側へ方向付けられ、プラズマアーク62を内側へ「曲げる」ようにする。このようにプラズマアーク62を曲げることで噴射された燃料64がプラズマアーク62を通り方向付けられることを保証する。このようにプラズマアーク62を曲げることで電極56,58の侵食を減らすことができる。更に、空気が電極ギャップ58に進むと、空気と燃料との望ましい混合物を生成する(「空気燃料混合気」)。特に、プラズマ改質装置12は、燃料を空気と燃料との混合物の形態で改質するなどして処理する。燃料改質装置に改質される空気燃料混合気の空燃比は、燃料噴射器38及び空気入口弁40の制御を介して制御される。空気入口弁40は任意の型の電子制御される空気弁として具体化することができる。図2に示すように、空気入口弁40は単体の装置として具体化でき、またはプラズマ燃料改質装置12の設計に組み込むことができる。どちらの場合でも、空気入口弁40はプラズマ発生アセンブリ42に導入される空気の量を制御して、それに従ってプラズマ燃料改質装置12に処理される空気燃料混合気の空燃比を制御する。
下部電極56は、反応器ハウジング48内へ下方に延長する。従って、プラズマアーク62から出て行くガス(改質されているかまたは部分的に改質されている)は反応室50内に送られる。触媒78は反応室50に配置できる。触媒78は、燃料改質処理を終了させるなどして、改質ガスがガス出口76を通って出る直前にガスを処理する。特に、プラズマ発生アセンブリ42から出るガスの一部あるいは全ては部分的にのみ改質され、触媒78は改質処理を完了するように構成される(即ち、プラズマ発生アセンブリ42から出る部分的に改質されたガスの改質処理を完了させる反応を触媒する)。触媒78は、そのような反応を触媒するように構成される任意の型の触媒として具体化できる。一つの典型的な実施例では、触媒78は、貴金属あるいは他の種類の触媒材料が配置されている基板として具体化できる。このような基板はセラミック、金属、あるいは他の適切な材料で構成される。触媒材料は、例えば、プラチナ、ロジウム、パラジウム、及びこの組合せを含み、その他に任意の同様な触媒材料により具体化できる。下記により詳細に説明されるように、プラズマ燃料改質装置12は触媒78を用いることなく具体化できる。
図2に示すように、プラズマ燃料改質装置12は関連している温度検出器34を有している。温度検出器34はフィードバック機構として使用され、プラズマ燃料改質装置12の所望の構造の温度、または通過するガスの温度を決定する。例えば、温度検出器34はプラズマ燃料改質装置12が生成する改質ガスの温度、反応室50内の周囲温度、及び触媒78の温度などを測定するために使用できる。温度検出器34は任意の箇所に配置できる。特に、実線で示すように、温度検出器34は、反応室50内に配置されて、構造(例えば、触媒78または反応室50の壁)あるいは物質(例えば、反応室50内のガス)と作動的に接触する位置に配置することができる。そのためには、温度検出器34は、温度検出器の型及び構成次第で、構造あるいは物質と物理的に接触して配置されるか、あるいは構造から所定の距離を離れてかあるいは物質の流れにはないところに配置される。
一方、所望の構成及び物質の温度は間接的に決定できる。特に、点線で示すように、温度検出器34は、反応室50を進む、または出口76を通り排気された後にガス導管80を進む改質ガスの温度を感知するように配置できる。そのような温度表示値は、別の構成、例えば触媒78または反応器ハウジング48などの温度を計算するために利用できる。逆に、温度検出器34は反応器ハウジング48の温度を感知するように配置され、その温度表示値は改質ガスの温度と関連している。このような場合、温度検出器34が感知する間接温度は所望の温度と関連付けることができる。
図1に示すように、プラズマ燃料改質装置12及びその関連部品は、電子ユニット16の制御下にある。特に、温度検出器34は電子制御ユニット16に信号線18を介して電気的に結合され、燃料噴射器38は電子制御ユニット16に信号線20を介して電気的に結合され、空気入口弁40は電子制御ユニット16に信号線22を介して電気的に結合され、電源36は電子制御ユニット16に信号線24を介して電気的に結合されている。更に、本明細書により詳細に説明されるように、プラズマ燃料改質装置12と対応付けられているいくつかの他の部品も制御ユニット16の制御下とすることができ、その結果制御ユニット16に電気的に結合される。例えば、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを任意の数の部品の間で選択的に分流させる分流弁を、制御ユニット16の制御下とすることができる。同様に、内燃機関からの排気ガスの流れを任意の数の部品の間で選択的に分流する分流弁も、制御ユニット16の制御下とすることができる。
信号線18、20、22、24(及び他の装置を制御ユニットに結合するために使用される任意の信号線)は一列の線として簡略的に図示されているものの、信号線は電子制御ユニット16と対応部品との間で電気信号の伝送を一方向あるいは双方向で可能とする任意の型の信号伝送アセンブリとして構成できることが認識される。例えば、任意の一つ以上の信号線18、20、22、24(あるいは本明細書に開示されている任意の他の信号線)は、電子制御ユニット16と対応部品との間で電気信号を伝送する多数の信号線を有する配線のワイヤハーネスとして具体化できる。任意の数の別の配線構成を使用できることが認識される。任意の数の他の配線のワイヤハーネスを使用できることが理解される。例えば、個別の信号線を使用することができ、あるいは任意の一つ以上の信号線18、20、22、24(あるいは任意の他の信号線)の設計に信号マルチプレクサを利用するシステムを使用できる。更に、信号線18、20、22、24は統合されて、一つのハーネスまたはシステムが利用され、プラズマ燃料改質装置12と関連づけられている一部または全ての部品を電子制御ユニット16に電気的に結合させる。
電子制御ユニット16は、本質的に、マスターコンピュータであり、プラズマ燃料改質装置12と関連している検出器が送信した電気信号を解釈して、プラズマ燃料改質装置12と関連している電子制御部品を作動させ、プラズマ燃料改質装置12と、そこから出る改質ガスの流れと、場合によっては内燃機関からの排気ガスの流れと、を制御する役割を果たす。例えば、本開示の電子制御ユニット16は、数ある中でも特に、プラズマ発生アセンブリ42内への燃料の噴射サイクルのそれぞれの初めと終わりを求めて、プラズマ発生アセンブリ42に導入される空気及び燃料の量と比率とを計算して制御して、改質装置12及び改質ガスの温度を求めて、プラズマ燃料改質装置12に供給する電源レベルを求めて、改質ガスをどの部品(例えば、NOxトラップ、微粒子フィルタ、または燃料電池)に供給するかを求めて、生成され特定の部品に供給される改質ガスの構成と量とを求めるように使用可能である。
このためには、電子制御ユニット16は、電気機械的システムの制御に利用される電子ユニットと通常関連している多数の電子部品を含む。例えば、電子制御ユニット16は、そのような装置に通常含まれる数ある部品の中でも、マイクロプロセッサ28などのプロセッサと、消去可能なPROM(EPROM、またはEEPROM)を含むプログラマブル読出し専用メモリ(「PROM」)などのメモリ素子30と、を含む。メモリ素子30は、中でも、命令を例えばソフトウェアルーチン(または複数のルーチン)の形で記憶するように構成されており、それはプロセッサ28が実行すると、電子制御ユニット16がプラズマ燃料改質装置12の作動を制御することを可能にする。
電子制御ユニット16はアナログインターフェイス回路32を含む。アナログインターフェイス回路32は、種々の燃料改質装置検出器(例えば、温度検出器34)またはプラズマ燃料改質装置12と関連している複数の部品と関連している他の検出器からの出力信号を、マイクロプロセッサ28の入力に提示するために適切な信号に変換する。特に、アナログインターフェイス回路32は、アナログデジタル(A/D)変換器(図示しない)などを使用して、検出器が生成するアナログ信号をマイクロプロセッサ28が使用するデジタル信号に変換する。A/D変換器は、単体の装置またはいくつかの装置として具体化でき、またはマイクロプロセッサ28に組み込まれることがわかる。プラズマ燃料改質装置12と関連している一つ以上の任意の検出器がデジタル出力信号を生成すると、アナログインターフェイス回路32を省略可能であることがわかる。
同様に、アナログインターフェイス回路32はマイクロプロセッサ28からの信号を、プラズマ燃料改質装置12と関連している電子制御部品(例えば、燃料噴射器38、空気入口弁40、電源36、あるいはガス分流弁などの他の系統部品)に提示されるのに適切な出力信号に変換する。特に、アナログインターフェイス回路32は、デジタルアナログ(D/A)変換器(図示しない)などを使用して、マイクロプロセッサ28が生成するデジタル信号をアナログ信号に変換して、それを燃料噴射器38、空気入口弁40、または電源36など燃料改質装置12と関連している電子制御部品が使用する。前述のA/D変換器と同様に、D/A変換器は単体の装置またはいくつかの装置として具体化できるか、またはマイクロプロセッサ28に組み込まれることができると理解される。プラズマ燃料改質装置12と関連している一つ以上の任意の電子制御部品がデジタル入力信号に作動した場合、アナログインターフェイス回路32は省略できることがわかる。
従って、電子制御ユニット16は、プラズマ燃料改質装置12とそれと関連している部品との作動を制御するように動作する。特に、電子制御ユニット16は、とりわけ、閉ループ制御方式を含むルーチンを実行して、それは、電子制御ユニット16がいくつかの検出器からの出力を監視して、関連している電子制御部品への入力を制御する。このためには、電子制御ユニット16は、燃料改質装置と関連している検出器とそれが利用されているシステムと通信して、中でも、プラズマ燃料改質装置12に供給されている空気または燃料の量あるいはその両方、温度または圧力あるいはその両方、改質ガス中の水素または酸素の量あるいはその両方、改質装置と改質ガスの温度、改質ガスの構成、排出物低減装置(例えば、NOxトラップまたは微粒子フィルタ)の飽和レベルなどを求める。このデータを備えて、電子制御ユニット16はいくつかの計算を毎秒行う。それは、あらかじめ設定されている表の値を検索し、燃料改質装置の燃料噴射器または他の燃料入力装置がいつまたはどれくらいの期間開いているかを求め、燃料改質装置への電力レベル入力(power level input)を制御し、空気入口弁を進む空気量を制御し、一つの部品から別の部品への改質ガスまたは排気ガスの流れを方向付ける役割を担う分流弁の配置を制御し、生成して特定の部品に伝える改質ガスの量または構成あるいはその両方を求めるなどの機能を実施するアルゴリズムを実行する。
ここで図3を参照すると、ディーゼルエンジンなどの内燃機関112と、燃料改質装置10と、燃料電池116と、排出物抑制装置118とを有する動力システム110が示されている。燃料タンク120からの炭化水素燃料はプラズマ燃料改質装置12に供給される。燃料タンク120内の炭化水素燃料は、エンジン112で燃焼される炭化水素燃料と同じ(例えば、ガソリンまたはディーゼルの燃料)であってもよいし、あるいは、エンジンの燃料とは異なる種類の炭化水素燃料であってもよい。
上述の通り、燃料改質装置アセンブリ10のプラズマ燃料改質装置12は、炭化水素燃料を、例えば水素及び一酸化炭素を多量に含むガスなどの改質ガスに改質する。そして改質ガスは、動力システム110と関連しているいくつかの別の部品に供給される。例えば、プラズマ燃料改質装置12は燃料電池116に改質ガスを供給するために使用される。特に、燃料タンク120からの炭化水素燃料は、プラズマ燃料改質装置12により改質ガスに改質され、改質ガスは燃料電池116に入力される。動力システム110の燃料電池116には、任意の型の燃料電池が設けることができる。例えば、燃料電池116はアルカリ燃料電池(AFC)、リン酸燃料電池(PAFC)、固体高分子型燃料電池(PEMFC)、固体酸化物型燃料電池(SOFC)、溶解炭酸塩型燃料電池(MCFC)、あるいはその他の任意の型の燃料電池として具体化できる。
燃料電池116はプラズマ燃料改質装置12からの改質ガスを処理して、動力システム110または他の部品の作動で使用される電気エネルギを作り出す。例えば、燃料電池116によって生成される電気エネルギは、動力システムと関連している部品で消費される。例えば、燃料電池116が生成する電気エネルギは、システムの電子回路機器などのいくつかの電気付属品の作動に使用できる。燃料電池116は一つ以上の電池(図示しない)と共に作動して、システムと関連している電気部品に消費される前に電気エネルギを蓄積することが可能であるとわかる。
改質ガスは排出物低減装置118に供給することもできる。このような場合、水素リッチガスを使用して、内燃機関112から排出される排気ガスから特定の排出物(例えば、HC、CO、NOx、SOx、そしてディーゼルエンジンの場合、炭素を基にした微粒子すなわち「煤」)を取り除く化学触媒または吸収体を再生するのに用いることができる。詳細に述べると、排出物低減装置118は一つ以上の触媒変換器または同様の装置を含み、排気ガス中の未燃焼ガスを再燃焼するなどして処理する。そういうものであるので、排出物低減装置118は、あらゆる未燃焼の炭化水素及び一酸化炭素を、水蒸気、二酸化炭素、及び他の毒性の低いガスに変換することで燃焼するなどして処理する化学反応に必要な触媒であるプラチナ、ロジウム、パラジウム、または他の同様の材料を含む。プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは、触媒を調整するなどしてそのような低減処理を促進するために利用できる。
排出物低減装置118は、窒素(NOx)酸化物、硫黄(SOx)酸化物、または煤あるいはそれらすべての化合物を捕らえて除去するために、一つ以上の吸収体、トラップ、フィルタ、または同様の装置を含む。図5及び図6についてより詳細に説明されているように、更なる酸化触媒を排出物低減装置118のトラップと共に使用して、トラップから排出される特定の化合物(例えば、HS)を酸化させることができる。プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスを使用して、そのような吸収体、トラップ及びフィルタを再生処理する。特に、その動作中に、吸収体、トラップ、及びフィルタは再生処理にかけられて、吸収体、トラップ、またはフィルタに捕らえられた化合物がそこから除去される。プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは吸収体、トラップ、またはフィルタに供給され、そのような再生処理を促進する。
排出物低減装置118の構成に使用されるNOトラップは、市販の任意の型のNOトラップである。エンジン112がディーゼルエンジンとして具体化される場合、NOトラップはリーンNOトラップとして具体化することができ、ディーゼル排気ガスと関連している希薄条件(lean conditions)においてNOxを捕らえて除去することを促進する。排出物低減装置118の構成に使用できるNOxトラップの特定な例には、テネシー州ノックスビルのEmeraChem, LLC(前身は、テネシー州ノックスビルのGoal Line Environmental Technologies, LLC)が市販しているNOxトラップ、またはそこが市販している材料で構成されているNOxトラップを含むが、これに限定されない。
排出物低減装置118の構成に使用される煤微粒子フィルタは、市販の任意の型の微粒子フィルタである。例えば、煤微粒子フィルタは、”deep bed”または”wall flow”フィルタなどの任意の公知の排出物微粒子フィルタとして実施できる。Deep bedフィルタは、金属メッシュフィルタ、金属またはセラミックフォームフィルタ、セラミックファイバメッシュフィルタなどとして具体化できる。一方、wall flowフィルタは、キン青石または炭化珪素セラミックフィルタとして具体化でき、フィルタの前部と後部とに差し込まれた交代通路(alternating channels)が、その中を通るガスを、壁を介し一つの通路に進めて、別の通路から出るように強制する。更には、煤微粒子フィルタは、例えば、貴金属の触媒の材料などの触媒材料で含浸される。
排出物低減装置118として使用される煤微粒子フィルタは、本明細書に全て援用されているルドルフ、エム、スマーリングが2002年4月24日に出願した仮出願中の「内燃機関の排気システムの微粒子フィルタを再生処理する装置及び方法」と題する米国仮出願第60/375,134号に記載されている任意の装置として具体化できる。図7に示すように、上記の援用される仮特許出願の教示に従って構成された一つの典型的な排出物低減装置300は、触媒304と触媒304より下流側に配置されている煤微粒子フィルタ306とを有する微粒子フィルタアセンブリ302として構成できる。触媒304は、煤フィルタ306から所定の距離をおいて配置されるか(図7に示す)、煤微粒子フィルタ306と接触するように配置されるか、または煤微粒子フィルタ306と共同の構成(例えば、フィルタ部分の上流に配置される触媒部分を有する共同の構成)としてでも製造することができる。
触媒304は、本明細書に開示されている反応を触媒する任意の型の触媒として具体化できる。典型的な一実施例では、触媒304は、貴金属または他の型の触媒材料が配置されている基板として具体化される。そのような基板はセラミック、金属、または他の適切な材料から構成される。触媒材料は、例えば、プラチナ、ロジウム、パラジウム、その組合せを含み、他の同様の触媒材料も加えて具体化される。
一方、煤微粒子フィルタ306は、エンジン112からの未処理排気ガスに存在する煤または他の微粒子を捕らえる。煤微粒子フィルタ306は、上述の「deep bed」または「wall flow」フィルタなどの任意の公知の排出物微粒子フィルタで具体化できる。前述と同様に、煤微粒子フィルタ306は、例えば、貴金属触媒材料などの触媒材料が含浸される。
再生処理サイクルの間、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは触媒304と接触するように送られて、エンジン112の排気ガスの酸素と改質ガスとの間の酸化反応を触媒する。具体的に、排気ガスの存在があるときに改質ガスが触媒304と接触するように送られると、触媒304は酸化反応を触媒して、改質ガスに存在する水素ガスと排気ガスとに存在する酸素を、とりわけ、水に変換する。さらに、触媒は酸化反応を触媒して、改質ガスに存在する一酸化炭素と排気ガスに存在する酸素とを二酸化炭素に変換する。これら酸化反応は両方発熱性が高く、その結果、熱を生成して、それは下流に配置されている煤微粒子フィルタ306に移送される。図示するように、600〜650℃の範囲にある熱は、微粒子フィルタ306が捕らえる煤微粒子に点火して燃やし、それによってフィルタ306の再生処理をする。
図8及び図9に示すように、排出物低減装置118は、排気流中にある多数の異なる化合物を処理する装置を有する組合せ排出物低減アセンブリ400として具体化できる。特に、図8及び図9について本明細書により詳細に記載されるように、組合せ排出物低減装置400は、エンジンの排気ガスからNOx及び煤の両方を捕らえて除去するNOxトラップと煤微粒子フィルタアセンブリとの両方を含み具体化できる。そのような場合、両方の装置の再生処理はプラズマ燃料改質装置12の使用により促進される。
ここで図4を参照すると、動力システム110の具体的で典型的な実施例が示されている。特に、図4に具体化されているように、動力システム110はオンハイウェイトラック150などの車両の設計に使用される。従って、エンジン112の出力は、トラック150と関連しているトランスミッション122を駆動するなどして機械的に動力を供給する。
図4に示す典型的な実施例では、燃料電池116は、トラック150と関連しているいくつかの部品に電力を提供するように作動できる。例えば、燃料電池116は、電力を暖房及び冷房装置124に提供するように作動する。具体的に、トラック150は、電動式ヒーター126または空調ユニット128あるいは両方を装備して、それらは燃料電池116に生成される電力で作動され、トラック150と関連している助手席コンパートメント130(例えば、運転台)を暖めたり冷やしたりする。
トラック150と関連している他の車両部品132は、燃料電池116が生成する電力で作動させることができる。そのような部品132とは、トラックの外部及び内部照明、付属品(例えば、ラジオ)、電子制御システム(例えば、エンジン制御モジュール、ブレーキ制御モジュール、など)、エンジン装置(例えば、燃料ポンプ、燃料噴射システム、など)、などを含む。また燃料電池116からの電力は、必要であれば、プラズマ燃料改質装置12を作動させるのに使用できることがわかる。
本明細書で説明するように、オルタネータ(及び関連している電池)が従来設計のトラックに電力を提供するのとほとんど同様に、燃料電池116をトラック150の全体に電力を提供するように構成できる。しかしながら、燃料電池116を使用してトラック150に電力を提供する場合、従来のオルタネータ装置から電力が提供されるように、持続する量の電力を提供するように、内燃機関112を作動させなくてもよい(即ち、エンジン112は作動させなくてもよい)。
プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは、エンジン112が作動中のときに、生成されて、排出物低減装置118に供給される。具体的には、内燃エンジン112の作動中、電子制御ユニット16はプラズマ燃料改質装置12の作動を制御して、改質ガスが生成され排出物低減装置118に供給され、エンジン112が作動中に排出物低減装置118を選択的に再生処理するなどして処理する。しかしながら、エンジンが作動中でないとき(エンジンが作動していない期間中)、電子制御ユニット16はプラズマ燃料改質装置12の作動を制御して、改質ガスが生成され燃料電池116に供給されて、燃料電池116により電気エネルギの生成を可能とする。このような場合、持続するレベルの電力を提供するためにエンジン112からの機械的出力は必要でなく、その結果エンジン112をアイドリングなどして作動させる必要なしに電気付属品(例えば、暖房及び冷房装置124)の作動を促進する。
電子的に制御されている分流弁136を利用して、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを、燃料電池116と排出物低減装置118との間で選択的に方向付ける。分流弁136は、信号線138を介して電子制御ユニット16に電気的に結合されている。従って、分流弁136の位置は電子制御ユニット16の制御下にある。その結果、電子制御ユニット16は、他の機能の中でも、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを、燃料電池116か排出物低減装置118かのどちらか一方に選択的に方向付ける。
特定のシステム構成の下、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れは分流弁136を使用して分流でき、改質ガスの一部は燃料電池116に供給されて、改質ガスの他の部分は排出物低減装置118に供給される。特に、所望の場合、プラズマ燃料改質装置12が生成した改質ガスの一部は、エンジン112の作動中に燃料電池116にも供給することができる。具体的には、エンジン112が作動中でないときに加えて、エンジン112が作動中のときも、燃料電池116は作動され電力を供給することができる。
ここで図5を参照すると、動力システム(以後、参照番号210によって示す。)の別の典型的な実施例が示されている。動力システム210は、図3及び図4に示す動力システム110に多少類似している。従って、図3及び4について前述された共通の部品を特定するために、同様の参照番号が図5及び図6で使用され、更に説明することは特にしない。
図5に示すように、動力システム210の排出物低減装置118は、一組のトラップ232,234として具体化される。トラップ232,234は、NOx及びSOxなどの特定の化合物をエンジンの排気ガスから捕らえて、蓄積するなどして除去する。化合物は、一旦閉じ込められると、触媒再生反応に曝されて、排出される前に、化合物をより害の少ない化合物に分解する。
切換弁236は、エンジン112からの排気ガスの流れをトラップ232,234の間で選択的に分流させる。例えば、エンジン112からの排気ガスは、トラップ234が「オフライン」に維持される間、トラップ232を介して通過する。オフラインの間、トラップ234は再生処理にかけられる。一旦トラップ234が再生処理をしたら、分流弁236の位置を切り換えて、トラップ232が再生処理のためにオフラインのときに、エンジン112からの排気ガスをトラップ234に送るようにできる。
排気ガス切換弁236は、二位置弁(two position valve)として具体化されるか、いくつかの構成では、可変流量弁(variable flow valve)として具体化できることがわかる。二位置弁を使用する場合、オフライントラップ232,234への排気ガスの流れは完全に中断される。つまり、オフライントラップ232,234は排気ガスの流れから隔離される。ところが、可変流量弁を使用した場合、所望の量の排気ガスの流れがオフライントラップ232,234を通るように方向付けることができる。この減少した流れを利用して、トラップ232,234の型や設計によってトラップ232,234の再生処理を促進する。例えば、NOxトラップの再生処理の間は、トラップを通る排気ガスの流量はわずかかまたは無いことが望ましい。しかし、前述している本明細書に援用される米国特許仮出願に開示されるフィルタなどの煤微粒子フィルタの再生処理の場合は、その再生処理の間はフィルタを通る排気ガスの流量がある程度あるほうが望ましい。例えば、制御された流量の排気ガスをフィルタに通らせて、十分な量の酸素を供給して上流触媒(upstream catalyst)の表面での酸化反応を維持して(即ち、下流フィルタ(downstream filter)にある煤を燃焼する熱を作る触媒)、酸素を十分な量で提供して煤フィルタの煤を触媒が生成した熱で燃焼させる。
このように作動させるために、切換弁236は信号線238を介して電子制御ユニット16に電気的に結合している。よって、切換弁236の配置は電子制御ユニット16の制御下にある。それ故に、電子制御ユニット16は、その他の機能の中でも、エンジン112からの排気ガスの流れを、トラップ232かトラップ234かの一方に、または可変流量切換弁236(variable flow diverter)があるときにはトラップ232,234の両方の組み合わせに選択的に方向付ける。
切換弁236の位置を制御する制御方式はいくつかの異なる方法で設計することができる。例えば、切換弁236の位置が時間との関連で変更されるタイミングに基づく制御方式(timing-based control scheme)を利用できる。例えば、トラップ232,234の再生処理は所定の時間間隔で実行できる。
一方、検出器を基礎としている制御方式を利用することができる。この場合、切換弁236の位置は、トラップ232,234と関連する一つ以上の検出器の出力との関連で変更される。例えば、トラップ232,234の一つの再生処理は、特定のトラップ232,234と関連する(単数か複数の)NOx検出器(図示しない)の出力が所定の飽和レベルを指示すると、開始することができる。
切換弁246は、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスを適切なトラップ232,234に方向付けるように使用される。特に、切換弁246は、改質ガスの流れをトラップ232と、234との間に選択的に分流させる。例えば、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは、トラップ232がオフラインで再生処理サイクルにかかっているとき、切換弁246を通りトラップ232へ送られる。トラップ234を再生処理するときには、切換弁246の配置を切り換えて、トラップ234が再生処理のためにオフラインのときに、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスが切換弁246を通りトラップ234に送られるようになる。
このように作動するために、切換弁246は信号線248を介して電子制御ユニット16に電気的に結合されている。従って、切換弁246の位置は電子制御ユニット16の制御下にある。それ故に、電子制御ユニット16は、その他の機能の中でも、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをトラップ232かトラップ234かの一方に選択的に方向付ける。
制御ユニット16が実行する制御方式は、改質ガスと排気ガスとを適当なトラップ232,234に選択的に方向付けるために種々の切換弁の位置を制御する。特に、制御ユニット16は、改質ガス切換弁136及び246と排出物切換弁236との位置を整合させ、改質ガスと排気ガスとの流れを適当なトラップ232,234に方向付ける。特に、排出物をトラップ232を通り方向付けるように排出物切換弁236が配置されると(即ち、トラップ234はオフライン)、改質ガス切換弁136,246は、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをトラップ234に方向付けるようにそれぞれ位置が設定されて、それによって再生処理を促進する。逆に、排気ガスがトラップ234を通り方向付けられるように排出物切換弁236が位置付けられると(即ち、トラップ232はオフライン)、改質ガス切換弁136,246は、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをトラップ232に方向付けるようにそれぞれ位置付けられて、それによって再生処理を促進する。
排出物低減装置118は、トラップ232,234と共に作用する一つ以上の追加の触媒を含み構成できることがわかる。例えば、酸化触媒(図示しない)はトラップ232,234より下流に配置されて、トラップ232,234から排出されるガス中のあらゆるHSを酸化させる。
動力システム210の排出物低減装置118は、前述の煤微粒子フィルタなどの煤微粒子フィルタを一つ以上含むように構成できる。このような場合、煤微粒子フィルタはトラップ232,234と同じ並行の構成で配置されて、一方の煤微粒子フィルタは排気ガスの流れから煤を捕らえるように作動して、もう一方の煤微粒子フィルタは再生処理のためオフラインである。一方、希望に応じて、煤微粒子フィルタはトラップ232,234と同じ構成で収装できる。煤微粒子フィルタの使用は、内燃機関112がディーゼルエンジンとして具体化されているときに特に有用である。
ここで図6を参照すると、動力システム210の特定の典型的な実施例が示される。特には、図4について本明細書に記載されるように、動力システム210はオンハイウェイトラック150などの車両の設計に使用される。このような場合、プラズマ燃料改質装置12は、トラックの燃料電池116と、排出物低減装置118のトラップ232,234とに改質ガスを提供するように作動する。
図4について本明細書に同様に開示されるように、動力システム210の燃料電池116は、トラック150と関連しているいくつかの部品に電力を提供するように作動する。例えば、燃料電池116は、電力をトラックの暖房及び冷房装置124の電動式ヒーター126または空調ユニット128あるいはその両方に提供して、それによってトラック150の運転台30に暖かいまたは冷たい空気を提供する。更に、トラックの外部及び内部照明、付属品(例えば、ラジオ)、電子制御システム(例えば、エンジン制御モジュール、ブレーキ制御モジュールなど)、エンジン装置(例えば、燃料ポンプ、燃料噴射システムなど)などの他の車両の部品132は、動力システム210の燃料電池116によって生成される電気エネルギにより電力が供給される。燃料電池116からの電力を使用してプラズマ燃料改質装置12を作動させることができる。特に、本明細書に記載されるように、プラズマ燃料改質装置12は、プラズマフィールド(plasma field)を生成するために電力を必要とする。そのような電力は燃料電池116により提供される。
電力生成方式は、エンジンが作動中のときに機械的な出力を活かすように実行されることがわかる。例えば、トラックの電気部品(例えば、暖房及び冷房システム124、プラズマ燃料改質装置12など)にエンジン112が作動中のときには従来の電力生成システム(例えば、オルタネータ)を使用して電力が供給され、エンジンが作動中でないときには(即ち、エンジン112が作動してないとき)燃料電池116の電気エネルギを利用してトラックの電気部品に動力が供給される。
本明細書に記載される動力システムの構成は、所定の適用に合うように改変できる。例えば、プラズマ燃料改質装置12は、図5及び図6の排出物低減装置118(即ち、トラップ232、234を含む装置)と組合せて使用できるだけではなく、むしろ任意の型の排出物低減装置と組合せて使用できる。同様に、図5及び図6の排出物低減装置118はプラズマ燃料改質装置12と組合せて使用できるだけではなく、むしろ任意の型の燃料改質装置と組合せて使用できる。
更に本明細書に記載される動力システムには、いくつかの他の用途がある。例えば、本明細書に記載される動力システムは、ハイブリッドカー(hybrid vehicle)の設計に使用できる。このような場合、内燃機関112からの機械的出力は発電機に機械的に結合されて、発電機は回転機械動力(rotary mechanical power)を電力に変換して、電力を車両の電気モータが使用するハイブリッドカーの電池に蓄積する。
本明細書に記載される動力システムは、車両の動力システム以外に、多くの用途がある。例えば、本明細書に開示される動力システムは据え置き型発電機システムの設計に使用できる。このような場合、内燃機関112からの機械的出力は発電機に機械的に結合され、回転動力を電力に変換する。更に、内燃機関112の機械的出力はポンプアセンブリと関連しているポンプ機構などを駆動するために使用できる。
本明細書に記載される動力システムの構成は、燃料電池と排出物低減装置とに加えて、システムと関連している他の部品に改質ガスを提供するように修正できる。例えば、プラズマ燃料改質装置からの改質ガスは内燃機関の吸気側(intake)に供給できる。確かに、唯一の燃料源か燃料添加剤かのいずれかとして、改質ガスの燃焼はエンジンが作動中のときに排出物を著しく低減させる。このことは、内燃機関112が火花点火エンジンとして具体化されて、ガソリン、天然ガス、メタノール、またはプロパンなどの炭化水素燃料を燃焼する場合に特に有用である。このような構成の場合(即ち、改質ガスの燃焼前にエンジンの吸気側に供給される)、エンジンが生成する排出物の低減の結果、一つ以上の排出物低減機構を動力システムから除去することが可能である。
改質ガスを内燃機関に提供するために、エンジンは、改質ガスをエンジンの燃焼室に送る気化器、改質ガスをエンジン燃焼室に噴射する燃料噴射アセンブリ、あるいはエンジンの特定の設計次第で任意の類似の装置を含み構成することができる。一方、エンジンの現在の燃料噴射システム(fuel delivery system)を修正して、炭化水素燃料と改質ガスとをエンジン燃焼室に同時に噴射するあるいは送り込むことができる。燃料改質装置は、改質ガスをエンジンと関連しているあらゆる任意の機構に連結するように構成することが可能である。
図8及び図9を参照すると、組合せ排出物低減アセンブリ400が示される。排出物低減アセンブリ400は、本明細書に記載されている動力システム110,210の排出物低減装置118として使用できる。しかしながら、排出物低減アセンブリは多数の他のシステムの構成に利用することができ、燃料電池を含むシステムまたは含まないシステムをも含む。組合せ排出物低減アセンブリ400は、内燃機関の排気ガスのいくつかの異なる排出物を処理するいくつかの異なる装置を有する。例えば、更に詳細に本明細書に説明されるように、プラズマ燃料改質装置12は、改質ガスを生成して、NOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404との両方を有する排出物低減アセンブリに供給するように作動することができる。このような場合、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスを使用して、NOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404との両方を選択的に再生処理する。
図9に示すように、煤NOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404とは、例えば排気管の部分を用いて互いに結合される別個のハウジングに収容できる。一方、NOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404とは共通のハウジングに構成することができる。
部品(即ち、NOxトラップ402及び煤微粒子フィルタ404)はある特定のシステムの要求に応じるように任意の順番または配列に配置可能であることがわかる。特に、いくつかのシステム設計を検討したことに基づくと、一つの装置を他の装置より上流側に配置することが望ましいのに対して、他のシステム設計では反対の配置がより望ましいこともある。本明細書に記載される典型的な実施例では、排出物低減アセンブリ400の煤微粒子フィルタ404はNOxトラップ402の下流側に配置される。本明細書に記載されるように、このような配置は、NOxトラップ再生処理及び煤微粒子フィルタの再生処理の両方の制御を容易にする。
図3から図6について前述しているNOxトラップのように、組合せ排出物低減アセンブリ400のNOxトラップ402は任意の型の市販しているNOxトラップでよい。排出物低減アセンブリ400を用いてディーゼルエンジンからの排気ガスを処理する場合、NOxトラップ402は、ディーゼル排気ガスと関連される希薄条件においてNOxを捕らえて除去することを容易にするようにリーンNOxトラップとして具体化される。組合せ低減アセンブリの構成に使用できるNOxトラップの具体的な例は、EmeraChem.から市販されているNOxトラップ、またはEmeraChem.から市販されている材料から構成されている前述のNOxトラップを含むが、それらに限定されない。
組合せ排出物低減アセンブリ400の構成に使用される煤微粒子フィルタは任意の型の市販されている微粒子フィルタである。例えば、図3から図6の煤フィルタについて前述したと同様のように、煤微粒子フィルタ404は、「deep bed」あるいは「wall flow」フィルタなどの任意の公知の排出物微粒子フィルタとして具体化できる。Deep bedフィルタは、金属メッシュフィルタ、金属またはセラミックフォームフィルタ、セラミックファイバメッシュフィルタなどとして具体化できる。一方、wall flowフィルタは菫青石または炭化珪素セラミックフィルタとして具体化され、交代通路はフィルタの前後に接続され、その結果通過するガスを通路の一つに送って、壁を介し、別の通路から出させるように強制する。更に、煤微粒子フィルタ404に、例えば、貴金属触媒材料などの触媒材料を含浸させることができる。本明細書に開示されている図8及び図9に示される典型的な実施例では、組合せ排出物低減アセンブリ400の煤微粒子フィルタ404は、前述の援用されている米国特許仮出願番号60/375,134号に開示される装置の一つとして具体化できる。
ここで図9を参照すると、組合せ排出物低減アセンブリ400はより詳細に示されている。NOxトラップ402のNOx吸収体触媒406は、ハウジング410の内部チャンバ408に収容される。ハウジング410は、排気管414に結合している上流端412と、排気管418に結合している下流端416とを有する。ハウジング410の上流端412は排気ガス入口420を規定しているのに対して、ハウジング410の下流端416は排気ガス出口422を規定している。従って、ディーゼルエンジンからの排気ガスは排気ガス入口420を通りハウジング410に入り、NOx吸収体触媒406を通って送られて、排気ガス出口422を通りハウジング410から排出される。
NOxトラップ402は、プラズマ燃料改質装置12から改質ガスを受け入れる入口424を有する。入口424は、ハウジング410の壁に規定される開口部として構成されるか、あるいは、ハウジング410の壁を通り延長する管、結合アセンブリ、または他の構成を含み構成される。更に、改質ガスがハウジング410の上流端412の上流に導入される場合、ハウジング410の排気ガス入口420はNOxトラップ402の改質ガス入口として機能する。
プラズマ燃料改質装置12は、NOxトラップ402と関連している改質ガス入口に連結している。特に、流体管路(fluid line)426の第一端は(後述するように、分流弁466を介して)プラズマ燃料改質装置12の出口に結合しているのに対して、流体管路426の第二端はガス入口424を介して延在するか、またはガス入口424に結合して、改質ガスがハウジング410のチャンバ408に送られるようにする。このように、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスはNOx吸収体触媒406と接するように送られる。
図8及び図9に示すように、電子制御ユニット16は一組のNOx検出器428,430に一組の信号線432,434を介して、それぞれに電気的に結合している。NOx検出器428,430を利用してNOx吸収体触媒406に渡るNOx濃度の違いを検出して、NOxトラップ402が再生処理を必要とするときを決定する。特に、NOx検出器428,430は協働して、NOx吸収体触媒406により排気ガスから除去される(即ち、捕らえられる)NOxの量を求める。NOx吸収体触媒406に捕らえられるNOx量が所定のレベルまで減少すると、電子制御ユニット16は再生処理を開始する。図8及び図9には二つのNOx検出器を利用しているように示される一方で、所望の場合には、NOx吸収体触媒406の下流側にある一つのNOx検出器を利用可能であることがわかる。このような構成の場合では、電子制御ユニット16は一つのNOx検出器が感知するNOx濃度が所定の上の閾値(upper threshold)を越えるときを監視する。これはNOx吸収体触媒406を挟んでNOx除去効率を監視するのと対照的である。
一方、他の制御方式を利用して再生サイクルを開始できる。例えば、タイミングに基づいた制御方式を利用でき、NOxトラップ402が時間との関連で再生処理される。このような場合、NOxトラップ402の再生処理は所定の時間間隔で行われる。
再度図9を参照すると、煤微粒子フィルタ404もより詳細に示されている。煤微粒子フィルタ404の触媒436とフィルタ438とは、ハウジング442の内部チャンバ440に収容される。ハウジング442は、NOxトラップハウジング410の下流端416から延長する排気管418に結合している上流端444を有する。ハウジング442は、排気管448に結合している下流端446を有し、排気管は大気に開放されているか、または組合せ排出物低減アセンブリ400より下流側に配置されている更なる排気システム部品(図示しない)に結合している。ハウジング442の上流端444は排気ガス入口450を規定しているのに対して、ハウジング442の下流端446は排気ガス出口452を規定している。従って、エンジンからの排気ガスは排気ガス入口450を通りハウジング442に導入され、触媒436と煤フィルタ438とを通り進み、排気ガス出口452を通りハウジング442から排出される。
煤微粒子フィルタ404は、プラズマ燃料改質装置12から改質ガスを受け取る入口454を有する。NOxトラップ402の入口と同様に、煤微粒子フィルタ404の入口は、ハウジング442の壁に規定される開口部として構成できるか、あるいはハウジング442の壁を通り延長する管、結合アセンブリ、または他の構成を含む。さらに、改質ガスがハウジング442の上流端444より上流側に導入されると、ハウジング442の排気ガス入口450は煤微粒子フィルタ404の改質ガス入口として機能する。
プラズマ燃料改質装置12は煤微粒子フィルタ404と関連している改質ガス入口に連絡している。特に、流体管路456の第一端は(後述するように、分流弁466を介して)プラズマ燃料改質装置12の出口に結合されているのに対して、流体管路456の第二端はガス入口454を通り延在するかガス入口454に結合されて、改質ガスがハウジング442のチャンバ440の中に進むことができるようにする。このように、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスはエンジンからの排気ガスの流れに導入できて触媒436と接触する。特に、図7について前述したように、再生処理サイクルの間、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは触媒436と接するように進められて、エンジンの排気ガスの酸素と改質ガスとの間の酸化反応を触媒する。詳細に述べると、排気ガス(または他の酸素の源)の存在の下で改質ガスが触媒436と接するように進められると、触媒436は酸化反応を触媒して、改質ガスに存在する水素ガスと排気ガスに存在する酸素とを、なかんずく特に、水に変換する。更に、触媒436は酸化反応を触媒して、改質ガスに存在する一酸化炭素と排気ガスに存在する酸素とを二酸化炭素に変換する。この両方の酸化反応は大きな発熱をともない、その結果、下流側に配置された煤フィルタ438に転送される熱を生成する。図示するように600〜650℃の範囲の熱は、煤フィルタ438に捕られた煤微粒子に点火して燃焼して、煤微粒子フィルタ404の再生処理をする。
図8及び図9に示すように、電子制御ユニット16は、一組の信号線462,464をそれぞれ介して一組のプレッシャセンサ458,460に電気的に結合している。プレッシャセンサ458,460を利用して煤微粒子フィルタ404を挟んだ圧力差を感知して、煤フィルタ438が再生処理を必要とするときを決定する。詳細に述べると、煤微粒子フィルタ404を介した圧力の低下が所定値まで増加すると、電子制御ユニット16はフィルタ再生処理を開始する。図8及び図9には二つのプレッシャセンサを利用していると示しているが、所望の場合には、煤微粒子フィルタ404のどちらかの側面にある一つのプレッシャセンサを利用できることがわかる。このような構成では、電子制御ユニット16は一つのプレッシャセンサが感知する圧力が所定の上の閾値を超えたときまたは所定の下の閾値(lower threshold)より低いときを監視する。煤微粒子フィルタ404を挟んだ圧力低下を監視することと対照的である。
上記したように、電子制御分流弁466(electronically-controlled flow diverter)を利用してプラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをNOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404との間に選択的に方向付ける。特に、流体管路480の一端はプラズマ燃料改質装置の出口76に結合されるのに対して、流体管路480の他端は分流弁466の入口に結合される。分流弁466の第一出口はNOxトラップ402の入口424に流体管路426を介して連絡されるのに対して、分流弁466の第二出口は煤微粒子フィルタ404の入口454に流体管路456を介して連結している。
分流弁466は電子制御ユニット16に信号線468を介して電気的に結合している。従って、分流弁466の位置は電子制御ユニット16の制御下にある。その結果、電子制御ユニット16は、その他の機能の中でも、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをNOxトラップ402あるいは煤微粒子フィルタ404のどちらかに選択的に方向付ける。それ故に、エンジンの作動中、電子制御ユニット16は制御ルーチンを実行して、その中でも、組合せ排出物低減アセンブリ400の各々の部品の再生処理を行うときを決定する。特に、利用している制御方式の種類(例えば、検出器に基づいた制御方式、または時間に基づいた制御方式)に基づいて、電子制御ユニット16は、NOxトラップ402と煤微粒子フィルタ404との再生処理を行うときを決定して、そしてプラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを適当な装置(即ち、NOxトラップ402あるいは煤微粒子フィルタ404)に方向付けるように分流弁466を所望の位置に設定する。ある特定のシステム構成では、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れは分流弁466を用いて分流して、改質ガスの一部をNOxトラップ402に供給して改質ガスの別の部分を煤微粒子フィルタ404に供給する。
ここで図10を参照すると、図5及び図6のトラップ232,234と本質的に類似している平行な配列に配置されている一組の排出物低減アセンブリ400を利用する排気ガス処理システムが示されている。図8及び図9について前述した共通部品を示すように同じ参照番号が図10でも用いられており、それについて重ねて述べることはしない。更に、図8及び図9のいくつかの部品(例えば、検出器と関連している信号線)は説明を明確にするために削除されている。
図10に示すように、排気ガス分流弁470は排気ガスの流れを二つの組合せ排出物低減アセンブリ400の間で選択的に分流させる。例えば、エンジン112からの排気ガスは一つのアセンブリ400を介して送られる一方、他方のアセンブリ400はオフラインに保たれる。オフラインである間、アセンブリ400のNOxトラップ402及び煤微粒子フィルタ404の一つまたは両方が再生処理にかかる。一旦NOxトラップ402または煤微粒子フィルタ404あるいはそれら両方が再生処理をすると、分流弁470の位置を切り換えて、エンジンからの排気ガスが最近再生処理をした排出物低減アセンブリ400を介して送られて、他方のアセンブリ400は再生処理のためにオフラインとなる。
排気ガス分流弁470は二位置切換弁として具体化できるか、またはいくつかの構成では可変流量弁のどちらかとして具体化できる。二位置切換弁を使用する場合、排気ガスの流れはオフラインの組合せ排出物低減アセンブリ400へは完全に断絶される。つまり、オフラインの組合せ排出物低減アセンブリ400は排気ガスの流れから完全に孤立される。しかしながら、可変流量弁を使用する場合、所望の量の排気ガスの流れがオフラインの組合せ排出物低減アセンブリ400を通り方向付けられる。この減少した流れを利用して、一つまたは両方のNOxトラップ402または煤微粒子フィルタ404の再生処理を促進する。例えば、NOxトラップ402の再生処理中に、トラップを通る排気ガスの流量はわずかまたは全く無いことが望ましい。しかしながら、煤微粒子フィルタ404の再生処理の場合、フィルタ404を通る排出物の流量がある程度あることが望ましい。例えば、フィルタ404を介して制御された排気ガスの流れを進めて、十分な酸素量を供給して上流触媒436の表面の酸化反応を維持して、十分な酸素量を提供して煤フィルタ438の中の煤を触媒436が生成した熱で燃焼する。
このように作動すべく、分流弁470は電子制御ユニット16に信号線472を介して電気的に結合されている。従って、分流弁470の位置は電子制御ユニット16の制御下にある。それ故に、電子制御ユニット16は、その他の機能の中でも、エンジンからの排気ガスの流れ、またはエンジンからの排気ガスの流れの一部を、適当な組合せ排出物低減アセンブリ400に選択的に方向付ける。
分流弁470の位置を制御する制御方式はいくつかの異なる方法で設計できる。例えば、分流弁470の位置が時間の関数として変更するタイミングに基づいた制御方式を利用できる。例えば、組合せ排出物低減アセンブリ400の個々の装置の再生処理は所定の時間間隔で実行できる。
一方、上述の通り、検出器に基づいた制御方式を利用して、アセンブリ400の特定のNOxトラップ402または特定の煤微粒子フィルタ404が再生処理の必要となるときを検出することができる。そのような場合、分流弁470の位置は、アセンブリ400と関連している一つ以上の検出器からの出力の関連で、変更される。例えば、一つのNOxトラップ402の再生処理は、特定のトラップ402と対応しているNOx検出器428,430からの出力が所定の飽和レベルを指示するときに、開始できる。同様に煤微粒子フィルタ404の一つの再生処理は、特定の煤微粒子フィルタ404と関連するプレッシャセンサ458,460の出力が所定の飽和レベルを指示するときに、開始できる。
分流弁474を使用してプラズマ燃料改質装置12からの改質ガスを適当な排出物低減アセンブリ400に方向付ける。つまり、分流弁474は改質ガスの流れを二つの排出物低減アセンブリ400の間で選択的に分流させる。例えば、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは、分流弁474を通り、アセンブリがオフラインで再生サイクルにかかっているときに特定の排出物低減アセンブリ400に送られる。
このように作動すべく、分流弁474は信号線476を介して電子制御ユニット16に電気的に結合される。従って、分流弁474の位置は電子制御ユニット16の制御下にある。従って、電子制御ユニット16は、その他の機能の中でも、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを排出物低減アセンブリ400のどちらか一つに選択的に方向付ける。そこから、改質ガスの流れは分流弁466により送られて、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れを特定の排出物低減アセンブリ400と関連している適当な装置(即ち、NOxトラップ402あるいは煤微粒子フィルタ404のどちらか)に方向付けるようにする。
制御ユニット16が実行する制御方式は種々の分流弁の位置を制御して、改質ガス及び排気ガスを組合せ排出物低減アセンブリ400の適当な装置に選択的に方向づける。特に、制御ユニット16は改質ガス分流弁466及び474の配置と排気ガス分流弁470の位置とを調整して、改質ガスの流れと排気ガスの流れとを適当な組合せ排出物低減アセンブリ400の適当な装置(即ち、NOxトラップ402または煤微粒子フィルタ404)に方向付ける。特に、排気ガス分流弁470は排気ガスを特定の一つの排出物低減装置400(即ち、オンラインのアセンブリ400)を通り方向付けるように位置が設定されると、改質ガス分流弁466および474はそれぞれプラズマ燃料改質装置12からの改質ガスの流れをオフラインのアセンブリ400の適当な装置に方向付けるように設定されて、それによって再生処理を促進する。前述のとおり、このような場合、排気ガス分流弁470は制御された排気ガスの流れがオフラインアセンブリ400を通るように選択的に位置設定され、その制御された流れが再生処理中に有用であれば、通すことを可能にする。
ここで図11を参照すると、図10に示しているシステムと同様の排気ガス処理システムが示されている。図11では同じ参照番号を使って図10について前述されている共通の部品を示し、それらについて重ねて解説することはしない。
図11のシステムは、一組のプラズマ燃料改質装置12が利用されていることを除けば、図10のシステムと本質的に同様である。複数の燃料改質装置を使用することは、システムの改質ガスの必要量が、一つの改質装置の生成できる許容量(production capacity)を超える場合、特に有用である。
図11に示されている典型的な実施例では、各々のプラズマ燃料改質装置12は一つのアセンブリ400の「専用」のものである。つまり、特定のプラズマ燃料改質装置12の改質ガスを使用して一つのNOxトラップ402と一つの煤微粒子フィルタ404との再生処理をするが、別のトラップ402またはフィルタ404の再生処理には使用されない。しかしながら、所定のシステム設計の要求に適合するためには、プラズマ燃料改質装置12は、改質ガスを生成していずれかの排出物低減アセンブリ400と関連している任意の装置に改質ガスを供給するように作動することがわかる。このような場合、ガス経路/弁類方式(gas routing/valving scheme)及び関連している制御方式は、改質ガスを組合せ排出物低減アセンブリ400のいずれかの任意の装置に送り出すことを可能にするように設計されている。
本明細書により詳細に説明するように、プラズマ燃料改質装置12は、異なる作動形態で作動して、改質ガスを生成してさまざまな量または構成あるはそれら両方で様々な装置に供給する。特に、本明細書に記載するように、一つのプラズマ燃料改質装置12を作動させて、改質ガスを生成していくつかの異なる装置、例えば、燃料電池、NOxトラップ、煤微粒子フィルタ、内燃エンジンの吸気側、に改質ガスを供給することができる。この装置にはそれぞれ改質ガスが共通の量または構成あるいはそれら両方で供給できるが、ある特定のシステム設計では、一つ以上のそのような装置に、他の一つ以上の装置に供給されている改質ガスの量または構成あるいはその両方とは異なる改質ガスの量または構成あるいは両方を供給することが望ましい。
ある特定の期間中にプラズマ燃料改質装置12が生成する改質ガスの量は、いくつかの異なる方法で制御できる。例えば、プラズマ燃料改質装置12は所定の期間中に選択的に作動せられ、改質装置が生成する改質ガスの量を制御する。詳細に述べると、プラズマ燃料改質装置12の特に有用な特徴の一つは、改質ガスの生成の変更の要求に対する反応が比較的速いことである。実際、プラズマ燃料改質装置12が生成する改質ガスの量は、数ある中でも、改質装置に進められる燃料と空気との流量及び燃料改質装置に供給される電力レベルとに基づき、簡単に増加及び低下させられる。更に、電源36(図1を参照)が電極54,56(図2を参照)に供給する電力を中断して、プラズマ燃料改質装置12の作動をある期間解除することができる。そのような作動解除の期間の使用を利用して、ある一定の期間中に生成されて特定の装置に供給される改質ガスの量を制御することができる。
特定の装置に供給される改質ガスの量は、プラズマ燃料改質装置12が生成している改質ガスの量とは関係なく、特定の装置への改質ガスの流れを制御することでも、制御できる。特に、本明細書に開示されている改質ガス分流弁を制御する種々の制御方式は、改質ガスの流れを特定の装置に、改質ガスの流れを別の装置に方向付けるように弁が配置されている期間とは異なる期間の間、方向付けるように設計される。つまり、改質ガスの流れを特定の装置に方向付けるために利用される弁類方式は、改質ガスをさまざまな量でさまざまな装置に供給するように設計できる。
同様に、プラズマ燃料改質装置12が生成する改質ガスの構成はいくつかの異なる方法で制御される。例えば、異なる構成の改質ガスは、プラズマ燃料改質装置12に処理される空気燃料混合気の空燃比を変化させることによって生成できる。更に、プラズマ燃料改質装置12に空気が導入される箇所または複数の箇所は、生成される改質ガスの構成を変化できる。特に、前述のように、空気はいくつかの異なる箇所においてプラズマ燃料改質装置12の中に導入することができる。例えば、空気は空気入口74を通りプラズマ燃料改質装置12の中に導入される。燃料噴射器38で噴射する前に、燃料と空気とを混ぜて、空気をプラズマ燃料改質装置12に導入する。さらに、プラズマ燃料改質装置12はさらなる空気入口を含み具体化できる。例えば、プラズマ燃料改質装置12は、空気を反応室50に直接送り込めるように(即ち、プラズマ生成アセンブリ42に最初に送ること無く)空気入口を含むように設計できる。各々の入口を通り導入される合計の空気の流量の比例を変化させることで、改質ガスの構成を変化することができる。
電源36の動作を変化させることで、様々な構成の改質ガスを生成できる。例えば、電源36の電力出力レベルまたは周波数を変化させることにより、改質ガスの構成を変化できる。
改質ガスがプラズマ生成アセンブリ42から出た後に送られて通過する触媒の存在、数量、または型を変化させることによって、改質ガスの構成を変化できる。例えば、前述のとおり、プラズマ燃料改質装置12は、反応室50に触媒が配置されて具体化するか、または配置されなくて(即ち、図2の触媒78が存在していてもしていなくても)具体化することができる。そのような触媒を有するプラズマ燃料改質装置が生成する改質ガスは、そのような触媒を有しないプラズマ燃料改質装置が生成する改質ガスとは構成が異なる。そこで、プラズマ燃料改質装置は内部ガス経路/弁類方式を有し設計でき、その機構は、プラズマ生成アセンブリ42を出て行くガスが、反応室50に配置される触媒78を通るか、またはそのような触媒のまわりに、選択的に送るバイパス流路(bypass flow path)を含む。あるいは、触媒を反応室から取り出して、別のハウジングに配置することもできる。そのような場合、改質ガスはそのハウジングを通るように選択的に送られるか、そのハウジングを回避して異なる構成の改質ガスを生成する。
更なる触媒を利用して異なる構成の改質ガスを生成できることがわかる。特に、触媒が反応室50に配置されるかどうかに関係なく、いくつか更なる触媒を使用して改質ガスを処理できる。配管/弁類方式は、改質ガスを一つ以上の更なる触媒を通るように選択的に送るように設計され、異なる構成の改質ガスを生成する。
図1及び図2について前述のとおり、プラズマ燃料改質装置12は、中でも水素及び一酸化炭素を多く含む改質ガスを生成するように作動させることができる。改質ガスの流れにある各々の化合物の量は、前述のように使用して変化することができる。更に、他の化合物を多く含む改質ガスの流れは前述のように生成できる。例えば、アセチレン、メタン、プロパノール、またはエタノールを多く含む改質ガスを生成できる。
生成されて特定の装置に供給される改質ガスの量または構成あるいはそれら両方を変化させることにより、装置の作動と燃料改質装置の効率のバランスがとれる。特に、プラズマ燃料改質装置12の作動は、装置の作動を支持するために十分で「無駄」にならないような改質ガスの量または構成あるいはその両方を満たす改質ガスを生成して供給するように構成できる。特に、システムの効率は、生成される改質ガスの量及びガスの「純度」の両方に比例している。例えば、システムは、比較的少量の改質ガスを生成するより、比較的多量の改質油を生成するために、より多くの電力を必要とする。同様に、システムは、より少ない水素を有する改質ガスより、比較的多量の水素を有する改質ガスを生成するために、より多くの電力を必要とする。
前述の記載から、電子制御ユニット16は、生成されて種々の装置に供給される改質ガスの量または構成あるいはその両方を「カスタマイズ」することを可能にする制御ルーチンを実行するように構成できると理解される。例えば、図3から図6について開示されている動力システムの場合、プラズマ燃料改質装置12は、生成されて排出物低減装置118に供給される改質ガスとは異なる構成である改質ガスを生成して燃料電池116に供給するように作動させることができる。実際、ある特定の型の燃料電池は、例えば、水素などを多く含む改質ガスを供給されたときより効率的に作動する。排出物低減装置118は水素を多く含む改質ガスにより再生処理することができるが、その程度まで改質されていない改質ガスでも再生処理を維持できる。特に、排出物低減装置118の再生処理は水素より大きい炭化水素を多く含む改質ガスにより維持される。例えば、排出物低減装置の再生処理は、アセチレン、メタン、プロパノール、またはエタノールを十分な量で有している改質ガスを使用して維持できる。従って、プラズマ燃料改質装置12は、水素リッチ改質ガスが生成され燃料電池116に供給される作動形態の一つで作動し、または大きい炭化水素を多く含む改質ガスが生成され排出物低減装置118に供給される別の作動形態で、作動する。
図3から図6についての解説に関して前述の通り、プラズマ燃料改質装置12からの改質ガスは内燃機関112の取入口に供給できる。そのような場合、エンジン112に供給される改質ガスの量または構成あるいは両方は、別の装置(例えば、燃料電池116)に供給される改質ガスの量または構成あるいは両方とは異なる。
同様の構成を、図8から図11の組合せ排出物低減アセンブリ400の再生処理中に利用できる。特に、ある設計では、水素リッチ改質ガスを生成して装置の一つ(例えば、NOxトラップ402、または煤微粒子フィルタ404)に供給して、そしてより大きい炭化水素を多く含む改質ガスを他の装置に供給することが望ましい。例えば、プラズマ燃料改質装置12は、水素リッチ改質ガスが生成されNOxトラップ402に供給される作動形態の一つ、及びより大きい炭化水素が多く含まれる改質ガスが生成され煤微粒子フィルタ404に供給されるような別の作動の形態、またはその逆のように、作動させることができる。
各装置に送られる改質ガスの量を変化させる制御方式は、組合せ排出物低減アセンブリ400の再生処理中に利用することができる。特に、装置の一つ(例えば、NOxトラップ402、あるいは煤微粒子フィルタ404)には、別の装置に送られる改質ガスの量とは異なる量の改質ガスを生成して供給することが望ましい。例えば、プラズマ燃料改質装置12は、改質ガスの第一の量が生成されNOxトラップ402に供給される一つの作動形態で作動し、及び第二のより小さい改質ガスの量が生成され煤微粒子フィルタ404に供給される別の作動形態で作動できるか、その逆のように作動させることができる。
前述の説明からわかるように、本開示の概念は他のシステムに比べていくつかの特徴及び利点を提供する。例えば、数ある中でも、本開示の概念は、オンハイウェイトラックの暖房及び空調システムの作動を、トラックのエンジンの同時作動を必要としないで、可能とする。そのような特徴は、燃料消費及び排出物低減の両方の理由に有利である。
さらに、改質ガスを生成して本開示の排出物低減装置に供給することで、そのような装置の効率が高まる。さらに、処理できる化合物の数量及び型も増える。
その上、組合せ排出物低減アセンブリを使用して、一つの燃料改質装置を利用していくつかの異なる排出物処理装置の再生処理をすることができる。このように、一つのアセンブリを使用して、多数の排出物化合物(例えば、NOx及び煤)を排出物の流れ(exhaust flow)から除去できる。
また、生成されて種々の装置に供給される改質ガスの量または構成あるいはそれら両方を「カスタマイズする」ことで、プラズマ燃料改質装置12の作動と関連する効率が高まる。つまり、プラズマ燃料改質装置12の作動を改良して、ある特定の装置の作動を支持するために十分な量または構成あるいはその双方の改質ガスを、「無駄」にならないように、生成して供給する。
本開示は種々の改良及び代替の形が可能であるが、具体的で典型的な実施例は図面に例として示されて、本明細書に詳細に説明されている。しかしながら、開示された特定の形に本開示を限定する意図はなく、逆に、本開示の精神と範囲内にある全ての改良、均等物、及び代替例を含むつもりであると理解される。
本明細書に記載されている装置、システム、及び方法の種々の特徴から生じている本開示の複数の利点がある。本開示の装置、システム、及び方法の代替の実施例は記載されている特徴を全て含まなくても、そのような特徴の少なくともいくつかの利点から利益を得ることができる。当業者は、本開示の特徴を一つ以上組み込み、本開示の精神及び範囲内の、装置、システム、及び方法の実施を自身で簡単に考え出すことができる。
図1は、電子制御ユニットの制御下にあるプラズマ燃料改質装置を有する燃料改質アセンブリの簡略ブロック図である。 図2は、図1のプラズマ燃料改質装置の断面図である。 図3は、動力システムの簡略ブロック図である。 図4は、車両の構造に使用される図3の動力システムの簡略ブロック図である。 図5は、動力システムの別の実施例の簡略ブロック図である。 図6は、車両の組み立てに使用される図5の動力システムの簡略ブロック図である。 図7は、図3−6の動力システムの組み立てに利用できる煤微粒子フィルタの断面図である。 図8は、組合せ排出物低減アセンブリの簡略ブロック図である。 図9は、図8の組合せ排出物低減アセンブリの断面図である。 図10は、図9の組合せ排出物低減アセンブリの一対が平行に配置されているシステムの簡略ブロック図である。 図11は、図10と同様の図であり、プラズマ燃料改質装置を一対有するシステムを示している。

Claims (19)

  1. NOxトラップ及び煤微粒子フィルタを有する組合せ排出物低減アセンブリ(combination emission abatement assembly)を作動させる方法であって、
    前記NOxトラップの再生処理を実行するかを決定して、それに応じてトラップ再生処理信号を生成して、
    前記トラップ再生処理信号の生成に応じて改質ガスを生成して前記NOxトラップに送るように燃料改質装置を作動させて、
    前記煤微粒子フィルタの再生処理を実行するかを決定して、それに応じてフィルタ再生処理信号を生成して、
    前記フィルタ再生処理信号の生成に応じて改質ガスを生成して前記煤微粒子フィルタに送るように前記燃料改質装置を作動させる
    工程を備える。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トラップ再生処理信号の生成に応じて前記改質ガスを前記NOxトラップに方向付けるように改質ガス分流弁を第一弁位置に設定して、
    前記フィルタ再生処理信号の生成に応じて前記改質ガスを前記煤微粒子フィルタに方向付けるように前記改質ガス分流弁を第二弁位置に設定する
    工程を更に備える。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トラップ再生処理制御信号の生成に応じて前記NOxトラップを通る排気ガスの流れを減少させるように前記排ガス分流弁を第一弁位置に設定して、
    前記フィルタ再生処理制御信号の生成に応じて前記煤微粒子フィルタを通る排気ガスの流れを減少させるように前記排ガス分流弁を第二弁位置に設定する
    工程を更に備える。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記方法は、
    内燃機関からの排気ガスを前記NOxトラップと前記煤微粒子フィルタとを介して送る工程を更に備え、
    前記決定する工程は、前記排気ガスを送る工程と同時に実行される。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記NOxトラップの再生処理を実行するかを決定する工程は、排気ガスの流れの中のNOxの量を検出することを含む。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記煤微粒子フィルタの再生処理を実行するかを決定する工程は、前記煤微粒子フィルタでの圧力低下を検出することを含む。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    前記NOxトラップの再生処理を実行するかを決定する工程は、前記NOxトラップが最後に再生処理されてから所定の期間が経過しているかを決定することを含む。
  8. 請求項1に記載の方法であって、
    前記煤微粒子フィルタの再生処理を実行するかを決定する工程は、前記煤微粒子フィルタが最後に再生処理されてから所定の期間が経過しているかを決定することを含む。
  9. 組合せ排出物低減アセンブリであって、前記アセンブリは、
    改質ガス入口を有するNOxトラップと、
    改質ガス入口を有する煤微粒子フィルタと、
    前記NOxトラップの前記改質ガス入口及び前記煤微粒子フィルタの前記改質ガス入口との両方に連結している改質ガス出口を有する燃料改質装置と、
    前記燃料改質装置に電気的に結合している電子制御ユニットと、
    を備え、
    前記電子制御ユニットは(i)プロセッサと(ii)前記プロセッサに電気的に結合している記憶装置とを備え、前記記憶装置は複数の命令を記録しており、その命令を前記プロセッサが実行すると、前記プロセッサは、
    (a) 前記NOxトラップの再生処理を実行するかを決定して、それに応じてトラップ再生処理信号を生成して、
    (b) 前記トラップ再生処理信号の生成に応じて改質ガスを生成して前記NOxトラップに送るように前記燃料改質装置を作動させて、
    (c) 前記煤微粒子フィルタの再生処理を実行するかを決定して、それに応じてフィルタ再生処理信号を生成して、
    (d) 前記フィルタ再生処理信号の生成に応じて改質ガスを生成して前記煤微粒子フィルタに送るように前記燃料改質装置を作動させる。
  10. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記電子制御ユニットに電気的に結合している改質ガス分流弁を更に備え、
    前記改質ガス分流弁は、(i)前記NOxトラップの前記改質ガス入口と、(ii)煤微粒子フィルタの前記改質ガス入口と、(iii)前記燃料改質装置の前記改質ガス出口と、に連結して、
    前記複数の命令は、前記プロセッサに実行されると、前記プロセッサに、(i)前記トラップ再生処理信号の生成に応じて、前記改質ガスを前記NOxトラップに方向付けるように前記改質ガス分流弁を第一弁位置に設定させ、(ii)前記フィルタ再生処理信号の生成に応じて、前記改質ガスを前記煤微粒子フィルタに方向付けるように前記改質ガス分流弁を第二弁位置に設定させる。
  11. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記電子制御ユニットに電気的に結合している排ガス分流弁を更に備え、
    前記NOxトラップは排ガス入口を有し、
    前記煤微粒子フィルタは排ガス入口を有し、
    前記排ガス分流弁は、(i)内燃機関の排ガス出口と、(ii)前記NOxトラップの前記排ガス入口と、(iii)前記煤微粒子フィルタの前記排ガス入口と、に連結されて、
    前記複数の命令は、前記プロセッサに実行されると、前記プロセッサに、(i)前記トラップ再生処理制御信号の生成に応じて、前記NOxトラップを通る排気ガスの流れを減らすように前記排ガス分流弁を第一弁位置に設定させて、(ii)前記フィルタ再生処理制御信号の生成に応じて、前記煤微粒子フィルタを通る排気ガスの流れを減らすように前記排ガス分流弁を第二弁位置に設定させる。
  12. 組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記煤微粒子フィルタは前記NOxトラップより下流側に配置されている。
  13. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    排気ガスの流れの中にあるNOxの量を検出するように構成されているNOxセンサを更に備え、
    前記複数の命令は前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに前記NOxセンサの出力に基づいて前記NOxトラップの再生処理を実行するかを決定させる。
  14. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記煤微粒子フィルタでの圧力低下を検出するように構成されている圧力センサを更に備え、
    前記複数の命令は前記プロセッサに実行されると、前記プロセッサに前記圧力センサからの出力に基づいて前記煤微粒子フィルタの再生処理を実行するかを決定させる。
  15. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記複数の命令は前記プロセッサに実行されるとき、前記NOxトラップが最後に再生処理をされたときから所定の期間が経過している場合は前記プロセッサに前記トラップ再生処理信号を更に生成させる。
  16. 請求項9に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記複数の命令は前記プロセッサによって実行されるとき、前記煤微粒子フィルタが最後に再生処理されたときから所定の期間が経過している場合は前記プロセッサに前記フィルタ再生処理信号を更に生成させる。
  17. 組合せ排出物低減アセンブリであって、
    内燃機関の排気ガスからNOxを取り除くNOxトラップと、
    前記内燃機関の前記排気ガスから煤を取り除き、前記NOxトラップから下流側に配置される煤微粒子フィルタと、
    炭化水素燃料を改質ガスに改質させ、前記NOxトラップと前記煤微粒子フィルタとの両方に連結している前記プラズマ燃料改質装置と、
    を備える。
  18. 請求項17に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記NOxトラップに連結している分流弁と、前記煤微粒子フィルタと、前記プラズマ燃料改質装置と、を更に備え、
    前記分流弁は、前記プラズマ燃料改質装置からの前記改質ガスを前記NOxトラップと前記煤微粒子フィルタとの間で分流するように作動可能である。
  19. 請求項18に記載の組合せ排出物低減アセンブリであって、
    前記プラズマ燃料改質装置と前記分流弁とに電気的に結合している電子制御ユニットを更に備え、
    前記電子制御ユニットは、(i)第一期間中に前記改質ガスを前記NOxトラップに送り、(ii)第二期間中に前記改質ガスを前記煤微粒子フィルタに送るように、前記プラズマ燃料改質装置と前記分流弁との両方の作動を制御するように構成されている。

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