JP2005513398A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 熱交換板（４）の周囲を延びている縁と、
   該縁の内側で前記熱交換板を取り囲んで延びている縁領域（６）と、
   前記熱交換板の上方を少なくとも第１の方向（Ａ，Ｂ）に延びている山と谷とからなるひだを有する熱交換表面（５）と、
   を含んでいる、板形の熱交換器（１）用の熱交換板（４）において、
   前記熱交換板は、前記縁領域（６）内の前記熱交換表面（５）を取り囲んで延び、かつ山（４２）と谷（４３）とからなるひだを有している支持領域（４１）を含んでいることを特徴とする、板形の熱交換器用の熱交換板。
2. 前記熱交換板（４）は、前記熱交換表面（５）と前記支持領域（４１）との間の区画の明確な境界線（４４）を含んでいることを特徴とする、請求項１に記載の熱交換板。
3. 前記熱交換板（４）は、少なくとも４つの側縁と少なくとも４つの角とを有する多角形の形状を有していることを特徴とする、請求項１または２に記載の熱交換板。
4. 前記支持領域（４１）は、前記角同士の間の対角線に実質的に一致している方向に延びている山（４２）または谷（４３）を各角に有していることを特徴とする、請求項３に記載の熱交換板。
5. 前記側縁の中央部分に沿っている前記支持領域（４１）の山（４２）と谷（４３）の各々は、前記山（４２）および谷（４３）にもっとも近く存在している前記側縁に対して実質的に垂直な方向に実質的に延びていることを特徴とする、請求項３に記載の熱交換板。
6. 前記支持領域（４１）の前記山（４２）および谷（４３）の方向は、前記角同士の前記対角線の方向から、前記中央部分における前記垂直方向へ連続して変化することを特徴とする、請求項４および５に記載の熱交換板。
7. 前記熱交換板（４）は、前記縁領域（６）内を前記縁領域（６）と平行に延びている延長平面（ｐ）を有しており、前記支持領域（４１）の前記谷（４３）は前記延長平面（ｐ）の下方に位置し、かつ前記支持領域（４１）の前記山（４３）は前記延長平面（ｐ）の上方に位置していることを特徴とする、請求項１から６のいずれか１項に記載の熱交換板。
8. 前記境界線は前記延長平面（ｐ）に位置している、請求項２および７に記載の熱交換板。
9. 前記熱交換表面（５）の前記谷は前記延長平面（ｐ）に位置しており、かつ前記熱交換表面（５）の前記山は前記延長平面（ｐ）の上方に位置していることを特徴とする、請求項７または８に記載の熱交換板。
10. 前記熱交換板は実質的に正方形で、かつ４つの側縁（７’，７”）を有しており、前記側縁のうちの２つの第１の側縁（７’）は平行であり、かつこの側縁（７’）と平行に前記縁領域（６）内を延びているそれぞれの折り曲げ線に沿って第１の方向に折り曲げられており、前記側縁のうち２つの第２の側縁（７”）は平行であり、この側縁（７”）と平行に前記縁領域（６）内を延びているそれぞれの折り曲げ線に沿って第２の方向に折り曲げられており、前記第１の方向は前記第２の方向とは反対であることを特徴とする、請求項１から９のいずれか１項に記載の熱交換板。
11. 前記熱交換表面（５）は、第１の方向（Ａ）に延びている複数の山と谷とからなる波形のひだを有する少なくとも第１の領域（３１，３３，３４）と、第２の方向（Ｂ）に延びている複数の山と谷とからなる波形のひだを有する少なくとも第２の領域（３２）とを含んでおり、前記熱交換板（４）は、前記熱交換板（４）の法線と平行に延びている中心回転軸（ｘ）を有しており、かつ前記領域（３１〜３４）は、前記回転軸（ｘ）に関する前記熱交換板の第１の回転位置と、前記回転軸（ｘ）に関する９０°の回転後の前記熱交換板（４）の第２の回転位置とにおける、それぞれの仮想的な静止した輪郭に一致するそれぞれの輪郭を有していることを特徴とする、請求項１から１０のいずれか１項に記載の熱交換板。
12. 前記第１の領域（３１，３３，３４）の面積が前記第２の領域（３２）の面積と実質的に等しいことを特徴とする、請求項１１に記載の熱交換板。
13. 前記第１の方向（Ａ）は前記第２の方向（Ｂ）に実質的に垂直であることを特徴とする、請求項１１または１２に記載の熱交換板。
14. 前記第１の方向（Ａ）は前記対角線と実質的に平行であることを特徴とする、請求項１１から１３のいずれか１項に記載の熱交換板。
15. 前記熱交換板（４）は前記第１の回転位置と前記第２の回転位置とにおける仮想的な静止した輪郭に一致している輪郭を有していることを特徴とする、請求項１１から１４のいずれか１項に記載の熱交換板。
16. 板形の熱交換器用の板パッケージにおいて、前記板パッケージ（３）は、互いの上に配置されている、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の多数の熱交換板（４）を含んでいることを特徴とする、板形の熱交換器用の板パッケージ。
17. 前記板パッケージ（３）内の前記熱交換板は、１枚おきに前記回転軸（ｘ）を中心として９０°回転させられるように、かつ隣接する前記熱交換板（４）同士の間に空間（１３’，１３”）が形成されるように配置されており、前記領域（３１〜９４）は、前記第１の領域（３１，３３，３４）の輪郭が前記板パッケージ（３）内の全ての前記熱交換板（４）について一致し、前記第２の領域（３２）の輪郭が前記板パッケージ（３）内のすべての前記熱交換板（４）について一致し、かつ前記支持領域（４１）の輪郭が前記板パッケージ（３）内の全ての前記熱交換板（４）について一致するような形状を有していることを特徴とする、請求項１６に記載の板パッケージ。
18. 前記板パッケージ（３）内の前記熱交換板（４）は互いに溶接されていることを特徴とする、請求項１６または１７に記載の板パッケージ。
19. 前記熱交換板（４）は、熱交換板（４）の前記第１の側縁（７’）が隣接する熱交換板（４）の前記第２の側縁（７”）に接触するように互いの上に配置されており、これらの側縁（７’，７”）は、溶接による接合（１４）によって互いに連結されていることを特徴とする、請求項１０に記載の熱交換板を含んでいる請求項１８に記載の板パッケージ。
20. 実質的に全ての前記熱交換板（４）が実質的に同一であることを特徴とする、請求項１６〜１９のいずれか１項に記載の板パッケージ。
21. 前記空間（１３’，１３”）は多数の第１の空間（１３’）と多数の第２の空間（１３”）とを含んでおり、前記第１の空間（１３’）は第１の媒体を前記板パッケージ（３）を介して搬送するように構成され、かつ前記第２の空間（１３”）は第２の媒体を前記板パッケージ（３）を介して搬送するように構成されていることを特徴とする、請求項１６〜２０のいずれか１項に記載の板パッケージ。
22. 板形の熱交換器において、前記板形の熱交換器は請求項１〜１５のいずれか１項に記載の熱交換板（４）を含んでいること特徴とする、板形の熱交換器。
23. 板形の熱交換器において、前記板形の熱交換器は請求項１６〜２１のいずれか１項に記載の板パッケージ（３）を含んでいること特徴とする、板形の熱交換器。