JP2005512915A - ポリエチレン樹脂の酸素テーラリング - Google Patents
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Abstract
生分解性容器の製造方法を開示する。松葉、ニガヨモギ、ルチン含有の葉、ラナンキュラス、カキ、イチョウの葉、笹の葉、ヒイラギ、イワヒバ、ヤドリギ、トチュウの葉、マサキの葉、ニオイヒバの葉、及びそれらの混合物よりなる群から選択される薬草材料を洗浄し、乾燥させ、粉砕して粉末にする。当該薬草材料を、70〜99.5%:0.5〜30%の重量比で、セピオライト、バーミキュライト、パーライト、又はそれらの混合物と混合する。さらに、得られた混合物を、5〜20%:80〜95%の重量比で、結合剤と混合し、その後、均一に攪拌する。当該均一混合物を、70〜120℃において所望の形状に成形する。用いる材料は、天然から入手できかつ薬理効果を有するため、当該容器は、容易に自然分解するものであり、使用者の健康に対しても有益である。
Description
本発明は、生分解性容器の製造方法に関し、より詳細には、使用者の健康に有益な生分解性容器の製造方法に関する。
生活の利便性のため、近年、大量の使い捨て容器が生産されてきた。最近では、使い捨て容器は、外出の際だけでなく、家庭においても広く使用されている。しかしながら、使い捨て容器は、解決しなければならない深刻な環境問題をもたらしている。
現在使用されている使い捨て容器のほとんどは、合成樹脂製のものである。これらの使い捨て容器は、いったん製造されると、数百年後でないと土壌で分解されない。従って、世界中で莫大な需要が存在する合成樹脂製の使い捨て容器は、環境に悪影響を与える。合成樹脂製の使い捨て容器が焼却処分される場合には、大量の煙や有毒ガスが発生し、悪化の一途をたどる大気汚染にとって深刻な負担となる。
多くの国々では、政府によって合成使い捨て容器の使用を減らすための政策が行われており、さらに、政府又は非政府組織による指導の下で、環境問題を緩和するための種々の活動及び啓蒙キャンペーンが行われている。それにもかかわらず、分解するのに数百年も要する合成使い捨て容器の生産量は減少していない。
それゆえ、短期間で自然分解し得る使い捨て容器が求められている。
本発明の目的は、従来技術が直面している上記問題点を解決すること、及び、自然分解し得る天然材料でできており、環境に優しく、自然分解する使い捨て容器を提供することである。本発明の更なる目的は、低い生産コストで天然材料から製造される使い捨て容器を提供することである。
本発明では、生分解性容器の製造方法であって、松葉、ニガヨモギ(artemisia absinthium)、ルチン含有の葉、ラナンキュラス(Ranunculus Asiaticus)、カキ(Diospyros khaki)、イチョウ(Gingko biloba LINNE)の葉、笹の葉、ヒイラギ(Osmanthus heterophylla P.S.Green)、イワヒバ(Selaginellae Herba)、ヤドリギ(Viscum album var. coloratum Ohwi)、ヤドリギ(Viscum coloratum(Komar) Nakai)、トチュウ(Eucommia ulmoides OLIVER)の葉、マサキ(Euonymus japonica Thunb)の葉、ニオイヒバ(Thuja occidentalis)の葉、及びそれらの混合物よりなる群から選択される薬草材料を乾燥させる工程;当該薬草材料を粉砕して粉末にする工程;当該薬草粉末を、70〜99.5%:0.5〜30%の重量比で、セピオライト、バーミキュライト、パーライト、及びそれらの混合物よりなる群から選択される無機材料と混合する工程;結合剤を、5〜20%:80〜95%の重量比で当該混合物に添加する工程;当該混合物を均一に攪拌する工程;及び、70〜120℃において、当該均一混合物を所望の形状に成形する工程を含む、当該製造方法により、上記目的を達成することができる。
本発明において、使い捨て容器は、天然材料でできており、それらには、松葉、ニガヨモギ、ルチン含有の葉、ラナンキュラス、カキ、イチョウの葉、笹の葉、ヒイラギ、イワヒバ、ヤドリギ、トチュウの葉、マサキの葉、ニオイヒバの葉が含まれる。これらの天然材料は、薬理学的に効能があるので、当該使い捨て容器は、生分解性であるだけでなく、身体の健康に対しても有益である。
漢方医学では、玉ねぎの外皮と共に、松葉を用いて煎じ薬(decoction)を得るが、これは、高血圧に起因する損傷から5つの内臓を保護する。また、漢方医学では、育毛、及び伝染病の予防のために松葉が処方される。松葉は、鎮静剤であるテルペンを含有し、及び、ウイルスに抵抗するアロケミカル(allochemicals)を放出する。さらに、現在、松葉は、ストレスの解消及び身体の活性化に有用な物質を含有することが分かっている。
漢方医学において有用なニガヨモギは、恒常性維持薬において、生理痛、生理不順、及び白帯下の治療のために用いられる。また、この薬草は、細菌の増殖を阻害し、及び、咳及び痰の除去の治療に有用であることが判明している。さらに、漢方医学では、湿疹及び皮膚のかゆみに対して、ニガヨモギの煎じ薬を処方する。
C27H30O16で表されるルチンは、グルコースとラムノースから成る二糖類がケルセチンの3位の炭素と結合しているグリコシドである。ラナンキュラスの葉、ニオイヒバの葉、及び玉ねぎには、豊富にルチンが存在する。ルチンは、ミカン科のヘンルーダ属に属する植物から単離されて以来、多くの植物(例えば、エンジュ、そば等の芽を出しかけた花)において発見されている。ルチンは、211〜215℃の融点を有する淡黄色の針状結晶として沈殿する。ルチンは、ピリジン、ホルムアミド、及びアルカリ性溶液に高い溶解性を示すが、アルコール、アセトン、酢酸エチル、及び水にはあまり溶解せず、エーテル、クロロホルム、ベンゼン、及び石油エーテルには難溶である。毛細血管を強化する効果のため、当該グリコシド化合物は、脳卒中、放射能による循環障害、出血性疾患等の予防のための医薬として用いられる。漢方医学では、ルチンを含有する葉が、血管を強化し、循環系を助けるために処方される。さらに、ラナンキュラスの葉は、ゴマと共に粉末化され、血糖値を下げるために用いられる。
ビタミンCが豊富なカキの葉は、お茶として利用されている。特に、のどが痛いときに、カキの葉茶でうがいをすると当該症状の緩和に効果的である。また、カキの葉茶は、高血圧の治療にも用いられる。さらに、カキの葉は、抗ウイルス活性を示し、ヒトの体質を改善し、及び健胃をもたらす。
イチョウの葉は、末梢血管の障害及び老人性痴呆症の治療に用いられる。近年、心臓病の治療に有効な成分が、イチョウの葉から単離された。
笹の葉は、熱性疾患の治療、のどの渇きの緩和、神経系の鎮静において非常に有効であるといわれている。また、笹の葉は、タンパク質、脂質、炭水化物、灰分、及びビタミンCが豊富なので、直腸ガン、糖尿病、心臓病等の成人病の治療及び予防にも有効である。笹の葉を用いることができる別の対象としては、胸部の息苦しさによって手足を静止させることができない患者である。
ヒイラギは、種々の骨疾患、例えば、骨折、骨粗しょう症、関節リウマチ、腰痛等の治療に有用である。この木の全ての部分、すなわち、熟した赤い果実、葉、茎、及び根は、漢方医学における薬剤として用いられる。漢方医学における古代の医学書によれば、当該果実は、心臓を活性化し、精神を明快にし、及び体内の機能不全(いわゆる、陰(Yin factor))に良い影響を与える成分を含有するため、強壮剤及び解熱剤として用いられると記載されている。ヒイラギ中には、カフェイン、サポニン、タンニン、苦味物質が発見されている。甘味がある当該果実は、鎮静剤(plain temper material)に分類され、漢方医学によると、肝臓、腎臓、及び肺に薬理効果がある。薬剤として用いる場合、熟した赤い果実は、韓国の伝統的な蒸留酒であり、35%以上のアルコール含有量を有する韓国焼酎(Soju)に長期間浸けられる。6ヶ月後、当該抽出物を含む酒は、1日3回経口投与され、筋肉痛や関節痛を効果的に治療し、倦怠感を除去し得る。その茎、根、及び葉も、また、薬剤として用いられる。その場合、それらは、スライスされ、水に24時間かけてゆっくり抽出される。例えば、1200gのスライスに対して、9000ccの水が用いられる。当該煎じ薬は、骨粗しょう症、関節痛、手足の神経症(sensitive extremities)、虚弱な腎臓に起因する腰痛、及び関節リウマチの患者に処方される。当該煎じ薬を常用することにより、骨を強化し、耐力が増強するという効果がもたらされる。当該煎じ薬のその他の薬理効果は、腎臓及び肝臓が健全になること、及び、精神が活発化することである。また、身体に対する風や湿気の影響を排除する効果により、当該煎じ薬は、頭痛、耳鳴り、高血圧、目の充血を抑制するために用いられる。ヒイラギの葉で入れたお茶は、咳を静め、痰を除くための有用である。このお茶は、通常、日陰で乾燥した葉15乃至30gを10乃至30分間お湯に浸すことによって得られる。また、ヒイラギの葉を習慣的に摂取すると、精神が活発化し、肺や肝臓が健全になり、さらには、風や湿気の影響を排除し、咳を静める効果が得られる。ヒイラギの葉を単独ではなく、スイカズラ及びムレスズメ(Caragana Chamlagu Lamarck)と組合せて用いることにより、より大きな薬理効果が得られる。
イワヒバの漢方薬名は、Selaginella tamariscinaである。イワヒバは、イワヒバ科に属する多年性常緑の草本であり、5〜20cmの高さまで成長する。その根茎は非常に硬く、まっすぐに伸びる多くの毛根を有している。主茎は、多くの枝に分かれており、その末端で、広く、薄い、小さな針状の葉がクラスター状に生えている。当該葉は、先端側が緑色で、付け根側は薄緑色である。この薬草は、横方向に広がった形状であるが、乾燥状態ではこぶし(fist)のように丸まる。一般に、この薬草は、岩場の湿地帯に生息し、傘を反転させたような形状である。商業用途におけるイワヒバは、豊富な毛根を有する黄褐色の乾燥物である。イワヒバは、通常、秋から春にかけて収穫されるが、春に収穫されたものが好ましい。薬剤における使用においては、イワヒバは、不純物が洗浄され、又は、そのままスライスされる。或いは、炭にすることもできる。血液循環を活性化する効果によって、イワヒバは、更年期の後遺症、打撲傷、腹痛、及びぜんそくの治療のために処方される。一方、乾燥した場合には、当該薬草は止血作用を有し、血便、血尿、及び痔の治療における用途が存在する。イワヒバが薬理効果を示すその他の疾患の例は、気管支炎、婦人病、生理痛、及び肝炎である。
薬剤用途において、ヤドリギは、通常、アルコールに浸漬される。当該煎じ薬は、胎児の健康のために有益であり、特に、神経痛や関節リウマチの緩和において効果的である。
トチュウの葉は、腎臓及び肝臓の機能を補助する効果を有する。さらに、トチュウの葉は、腰部及び足の痛みを緩和し、及び生殖機能を向上させるために用いられる。トチュウの葉が薬剤として用いられる疾患の例には、麻痺の前兆である手足の倦怠感、及び麻痺が含まれる。
マサキは、鎮痛作用を有するので、神経痛、腰痛、及び関節痛の治療において処方される。
ニオイヒバの葉は、止血作用を有するので、喀血、鼻血、血便、及び血尿等の出血性障害に用いられる。また、この葉は、陰(Yin)を増大させる。投与の際には、葉は、粉末状にされるか、又は煎じられる。
上記の植物性材料の少なくとも1つが、水で洗浄され、自然に、又は乾燥機を用いて乾燥される。
その後、当該乾燥材料は、適切な機械によって、粉末に粉砕される。
植物性材料の成形性及び最終的に得られる容器の機械特性を改善するために、セピオライト、バーミキュライト、パーライト、及びそれらの混合物から選択される無機材料が、上記薬草粉末材料に添加される。好ましくは、薬草粉末材料は、70〜99.5%:0.5〜30%の重量比で無機材料と混合される。例えば、70%未満の薬草粉末材料では、容器が、当該植物性材料の特性を示すために不十分である。一方、混合物が99.5%より多い薬草粉末を含有する場合には、成形性が乏しくなる。また、無機材料が0.5%未満の量で用いられる場合には、容器は、重金属を吸収する能力が低くなる。一方、無機材料が30%より多い場合には、混合が困難になる。
上記無機材料のセピオライト、バーミキュライト、及びパーライトは、層間に存在する(interstratified)水の蒸発によって、高温でポップコーンのように膨張する傾向がある。この膨張率は、20〜40程度である。Mx(Mg・Fe)6(Si8−xAl)O20(OH)4・yH2Oの実験式で表されるバーミキュライトは、ケイ質の火成岩中に自然発生する。同じ実験式を有するパーライトは、花崗岩が石灰岩へ浸透した場合に形成される繊維状鉱物である。上記実験式から分かるように、これらの無機材料は、いずれも水分子を含む。当該水分子は、高温において蒸発して気泡を形成し、それにより当該無機材料が膨張する。この気泡により、無機材料は、他の材料を強く捕捉し吸収する。さらに、当該無機材料は、遠赤外線を放射する。当該無機材料は容易に分解するので、本発明の容器は環境に優しい。さらに、その繊維質の形態は、成形性に寄与する。
上記薬草材料と無機材料の混合物に、5〜20%:80〜95%の重量比で結合剤が添加され、均一の攪拌され、その後、シート状に成形される。結合剤は、天然材料又は加工材料であることができる。天然の結合剤の例には、天然ゴム、澱粉、カゼイン、アルブミン、タンパク質性豆材料、タンパク質性小麦材料、グルー(glue)、ゼラチン、アルギン酸、アルギン酸塩、キサンタンガム、アラビアガム、及びトラガカントゴムが含まれる。本発明において有用な加工結合剤の例は、リグニン及びその誘導体、加工澱粉(カルボキシメチル澱粉、デキストリン、架橋澱粉)、及び加工セルロース(カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース)である。雑穀(millet)のゼラチン質、デキストリン、シリコーン樹脂、水ガラス、及び松脂は、本発明において有用な結合剤の群を構成する。さらに、合成樹脂及び合成ゴムを用いることができるが、しかし、それらの使用は可能な限り避けられる。
結合剤が5%未満の量で用いられる場合、薬草材料と無機材料は、十分に団塊(conglomerated)しない。結合剤が20%より多い場合には、薬草材料と無機材料の特性の発現が妨げられる。
成形装置(成形)を用いることにより、上記シートは、70〜120℃において、所望の形状に成形される。70℃未満の温度では、成形が十分に実施できない。一方、120℃より高い温度では、材料の分解が生じるおそれがある。
本発明を広く説明してきたが、特定の具体的な実施例を参照することによって、さらに理解されるであろう。ただし、それらは、例証の目的でのみ本明細書中に提示さるものであって、特に規定がない限り限定を意図するものではない。
2kgの松葉、1kgのニガヨモギ、2kgのルチン含有の葉(0.5kgのラナンキュラス、0.5kgのニオイヒバの葉、及び1kgの玉ねぎの外皮)、2kgのラナンキュラス、1kgのカキの葉、2kgのイチョウの葉、2kgの笹の葉、1kgのヒイラギ、2kgのイワヒバ、1kgのヤドリギ(Viscum album var. coloratum Ohwi)、1kgのヤドリギ(Viscum coloratum(Komar) Nakai)、2kgのトチュウの葉、2kgのマサキの葉、2kgのニオイヒバの葉を洗浄し、乾燥させ、粉砕して粉末にした。当該粉末混合物に、セピオライト、バーミキュライト、及びパーライトの混合物を3kg、及び1kgのグルーを添加した。その後、当該混合物を均一に攪拌した。85℃において、当該混合物を成形し、生分解性の容器を得た。
2kgの松葉、1kgのニガヨモギ、2kgのラナンキュラス、1kgのカキの葉、2kgのイチョウの葉、2kgの笹の葉、1kgのヒイラギ、2kgのイワヒバ、1kgのヤドリギ(Viscum album var. coloratum Ohwi)、1kgのヤドリギ(Viscum coloratum(Komar) Nakai)、2kgのトチュウの葉、2kgのマサキの葉、2kgのニオイヒバの葉を洗浄し、乾燥させ、粉砕して粉末にした。当該粉末混合物に、セピオライト、バーミキュライト、及びパーライトの混合物を3.5kg、及び0.8kgの藻類を添加した。その後、当該混合物を均一に攪拌した。80℃において、当該混合物を成形し、生分解性の容器を得た。
2kgの松葉、1kgのニガヨモギ、2kgのラナンキュラス、1kgのカキの葉、2kgのイチョウの葉、2kgの笹の葉、1kgのヒイラギ、1kgのヤドリギ(Viscum album var. coloratum Ohwi)、1kgのヤドリギ(Viscum coloratum(Komar) Nakai)、2kgのトチュウの葉、2kgのマサキの葉、2kgのニオイヒバの葉を洗浄し、乾燥させ、粉砕して粉末にした。当該粉末混合物に、セピオライト、バーミキュライト、及びパーライトの混合物を2.5kg、及び1kgのセルロースを添加した。その後、当該混合物を均一に攪拌した。90℃において、当該混合物を成形し、生分解性の容器を得た。
これまでに述べた本発明の使い捨て容器は、天然から容易に入手することができる材料から製造される。従って、当該容器の生産コストが低いというだけでなく、当該容器は、短期間に自然分解される。さらに、当該天然材料は、医学的に有用な効果を有しており、従って、当該容器は、使用者の健康に対しても有益である。
本発明を例証により説明してきたが、用いた専門用語は、限定のためではなく、説明のためであると解すべきである。本明細書の記載により、本発明について多くの修飾及び変更が可能である。それゆえ、請求項の範囲内において、具体的に明記した以外の態様でも本発明を実施することができると解すべきである。
Claims (1)
- 生分解性容器の製造方法であって、
松葉、ニガヨモギ、ルチン含有の葉、ラナンキュラス、カキ、イチョウの葉、笹の葉、ヒイラギ、イワヒバ、ヤドリギ(Viscum album var. coloratum Ohwi)、ヤドリギ(Viscum coloratum(Komar) Nakai)、トチュウの葉、マサキの葉、ニオイヒバの葉、及びそれらの混合物よりなる群から選択される薬草材料を乾燥させる工程;
当該薬草材料を粉砕して粉末にする工程;
当該薬草粉末を、70〜99.5%:0.5〜30%の重量比で、セピオライト、バーミキュライト、パーライト、及びそれらの混合物よりなる群から選択される無機材料と混合する工程;
結合剤を、5〜20%:80〜95%の重量比で当該混合物に添加する工程;
当該混合物を均一に攪拌する工程;及び、
70〜120℃において、当該均一混合物を所望の形状に成形する工程
を含む、当該製造方法
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