JP2005512897A - 袋状製品の包装及び分配システム - Google Patents

Abstract

【課題】 いずれかの形態で個々に袋詰めされたパーソナルケア製品のような製品の包装及び分配に関して、特に、消費者に対してより程度の高い選択の自由、利便性、及び携帯性を提供する包装システムを提供する。
【解決手段】 端と端を合わせて連結された個々の密封された袋（Ａ〜Ｅ）の細長い可撓性ストランド（１４）を含む、パーソナルケア製品の包装システム（１０）。各袋は、婦人衛生製品のような少なくとも１種類のパーソナルケア製品を内部にもつ。袋のストランドは、個々の袋が積み重ねた構成になるように折り畳まれる。分離線（２０）が個々の袋の間に形成される。消費者が容易に積み重ねから先頭の袋を取り外して分離することを可能にする状態で輸送中及び保管中に袋を積み重ねた構成に維持するための装置（２２）が設けられる。この維持装置は、個々の袋が積み重ねから取り外されるのに伴って積み重ねの縮小及び大きさに適応する。

Description

本発明は、いずれかの形態で個々に袋詰めされたパーソナルケア製品のような製品の包装及び分配に関し、特に、消費者に対してより程度の高い選択の自由、利便性、及び携帯性を提供する包装システムに関する。

「パーソナルケア製品」は、個人衛生又はヘルスケア関連の製品に関する技術において比較的広義な用語であり、例えば、婦人衛生製品（つまり、ライナー、タンポン、パッドなど）及び失禁用物品などのような製品を含む。ティッシュ、ワイプ、創傷ケア製品（つまり、包帯、ガーゼパッドなど）、及び他の種類の衛生製品もまた、パーソナルケア製品と考えることができる。これらの製品の多くの種類は、通常、個々の密封パック又は袋に包装され、多くの場合、限られた数のこのような袋を保管するか又は運ぶことが望ましいか又は必要である。例えば、旅行中や職場などで、限られた数のこのような袋を都合よく保管して分配することができることが望ましい。婦人用衛生製品の場合は、消費者がこのような製品を個別に保管して分配することができる能力を有することが必要である。

様々な種類のパーソナルケア製品の「旅行パック」又は「デイパック」が、業界で開発されて市販されている。しかし、このような包装物は、通常は、より大きな包装システムの小型バージョンである。例えば、様々な種類の柔かい側部構成ケース、小物入れ、箱、カートンなどが利用可能であり、限られた数のパーソナルケア製品を持ち運ぶ携帯用「パック」としての用途で市場に出ている。しかし、従来のパックには、いくつかの欠点がある。例えば、ケースや小物入れなどの大きさは、それに入れて運べる製品の数を制限する。また、その数の製品を使い果した場合、ケース又は小物入れの大きさは依然として同じであり、特に旅行中の場合は貴重な空間を占有する。

当業界は、パーソナルケア製品を便利な方法で個別的に保管して分配する新しい改良された方法を常に求めている。本発明は、正にそのような改良に関するものである。

本発明の目的及び利点は、以下の説明で部分的に示されるか、又はその説明から明らかであるか、又は本発明の実施を通して知ることができる。
本発明は、パーソナルケア製品の独特な包装システムに関する。この包装システムは、任意の種類のパーソナルケア製品、例えば、ワイプ、ティッシュ、創傷ケア製品などのような包装に使用することができ、パッド、ライナー、タンポンのような婦人用衛生製品の包装に特に有用である。このような用途の全ては、本発明の精神及び範囲内である。

一実施形態においては、包装システムは、個々の密封された袋の細長い可撓性ストランドを含む。袋は、端と端を合わせる形で互いに連結されている。各袋は、少なくとも一種類のパーソナルケア製品を持っている。ストランドは、個々の袋が互いの上に積み重ねた構成で置かれるように袋の間の折り線に沿って折り畳むことができるという点で「可撓性」を有する。
分離線もまた、個々の袋の間に形成される。この分離線は、例えば、ミシン目線や切り込み線などを含むことができる。分離線は、消費者が容易に先頭の袋を残りの袋のストランドから引っ張って分離することができるように構成される。分離線は、隣接する袋の密封された端部の間に形成されるのが望ましい。このようにして、残りのストランドからの袋の分離に際して袋の完全性が維持される。

例えば袋の輸送及び保管中に袋を積み重ねた構成に維持するための手段が設けられる。この維持手段により、消費者は、積み重ねから先頭の袋を取り外して分離することができ、同時に、積み重ねの残りの部分は、積み重ねた構成に維持される。このようにして、積み重ねた構成は、基本的に包装システムの全体の大きさ又は容積を定め、従って、個々の袋が消費者によって取り外されると、それに従って包装システムの大きさは減少し、包装システムの占める空間が益々小さくなり、携帯性が増して更に個別的になる。

特に望ましい一実施形態においては、袋は、柔かい側部構成の容器であり、フィルム、フィルム積層体、又はフィルム／不織積層体などのような適切な任意の柔軟性のある材料で形成することができる。代替実施形態においては、個々の袋は、ダンボール紙、紙、又はプラスチックのようなより硬い材料で形成することができ、袋が積み重ねた構成に折り畳めるように、隣接する袋の間に可撓性又は柔軟性の連結部を含む。
包装システムの特定の一実施形態においては、ストランドは、アコーディオン式に折り畳まれる。

袋を積み重ねた構成に維持するための手段は、様々な装置を含むことができる。特定の一実施形態においては、剥離可能な接着性材料が使用される。接着剤は、積み重ねの隣接する袋の間、又は積み重ねの側面に沿って配置することができる。接着性材料は、接着性と離脱性の特性を有し、輸送中又は保管中は袋を積み重ねた構成に維持するが、袋を引裂いたり損傷することなく、消費者が積み重ねから先頭の袋を引き離せることを保証する。任意の数の適正で市販の接着剤又は粘着性物質をこれに関連して使用することができる。袋のストランドがアコーディオン式に折り畳まれた実施形態においては、接着剤は、ストランドが積み重ねた構成に折り畳まれる前に、隣接する袋の相対する面に配置することができる。このようにして、接着性材料は、積み重ねの隣接する袋の各層の間に確実に配置される。

代替実施形態においては、維持手段は、積み重ねの周囲を包むか又は取り囲むように配置されてその長さを有する調節可能かつ連結可能なバンド部材を含むことができる。バンド部材は、消費者が先頭の袋を積み重ねから取り外すためにバンドを外すことができるように剥離可能である。これに関連して、バンド又はリボンの任意の構成を使用することができる。一実施形態においては、バンド部材は、縮小する積み重ねの大きさに関係なくバンド部材がそれ自体に付着することになるように面ファスナ材料を含むことができる。代替実施形態においては、バンド部材は、袋を積み重ねた構成に保つために簡単に互いに結ぶことができる。バンド部材を積み重ねの周囲で互いに剥離可能に保持するために、接着剤を利用してもよい。

特定の一実施形態においては、バンド部材は、袋のストランドと一体化するか、又は直接連結して形成される。例えば、一実施形態においては、バンド部材は、積み重ねの最下部の袋の一端の延長部分として形成することができる。この延長部分は、最大の積み重ねの周囲を完全に包むか又はそれを取り囲んで、それ自体か又は少なくとも最下部の袋の底部に付着するような長さを有する。袋が使い果たされると、バンド部材は、積み重ねの周囲に更に延びてそれ自体に付着する。代替実施形態においては、バンド部材は、最下部の袋の各端部からの延長部分で形成することができる。これらの延長部分は、最大の積み重ねの最上部の袋の近くで少なくとも出合って互いに連結するような長さを有する。例えば、２つの端部は、単に、最下部の袋から延びて最上部の袋で互いに結ばれるリボンなどとすることができる。非常に多くのバンド又はリボン構成及び取付装置を利用して、袋を積み重ねた構成に維持できることを認めるべきである。このような用途及び構成の全ては、本発明の精神及び範囲内である。

本発明に従って、包装システムは、婦人衛生製品を包装及び分配するように特に構成することができる。このシステムは、基本的には本明細書で説明されるシステムであり、袋は、タンポン、パッド、及びライナーなどのような少なくとも１種類の婦人衛生製品を含むであろう。
本発明は、図面に示されたその実施形態を参照にして、より詳細に以下に説明される。

ここで、図に示す本発明の１つ又はそれ以上の実施形態を詳細に参照する。各実施形態は、本発明を説明するために提供されており、本発明の制限を意味するものではない。例えば、一実施形態の一部として示されて説明された特徴は、別の実施形態に使用されて更に別の実施形態をもたらすことができる。本発明は、本発明の精神及び範囲に該当する上記及び他の修正及び変形を含むことを意図する。

パーソナルケア製品の独特な包装システム１０が各図に示されている。上述のように、「パーソナルケア製品」は、例えば、ライナー、タンポン、及びパッドなどのような婦人衛生製品と、ティッシュと、ワイプと、包帯やガーゼパッドなどのような創傷ケア製品等とを含む、任意の様式の個人衛生又は健康に関する製品を含むことができる。本発明の包装システムは、このような種類の製品の全てを保管及び分配する用途を有し、婦人衛生製品の包装に特に有用で役に立つ。図示の実施形態においては、このような婦人衛生製品１２（図４）は、個々の袋に収納されて示されている。

図示の実施形態においては、個々の袋Ａ〜Ｅは、端と端を合わせて連結され、そのような袋のストランド１４を形成する。袋Ａ〜Ｅは、隣接する袋の間に形成された折り線１８に沿って折り畳み可能である。個々の袋はまた、折り線１８と一致させてもよい分離線２０に沿って分離可能である。例えば、分離線２０は、隣接する袋の間の折り線もまた形成する切り込み線又はミシン目線によって形成することができる。このようにして、消費者は、単に先頭の袋を分離線２０に沿って引き離す又は引裂くことにより、先頭の袋を残りの袋のストランド１４から容易に分離することができる。

袋Ａ〜Ｅは、任意の従来の材料から形成することができる。特に望ましい一実施形態においては、袋は、柔かい側部構成であり、フィルム、フィルム積積層体、又はフィルム／不織積積層体などのような適切な任意の柔軟な材料で形成することができる。このような材料は、当業技術では公知であって広く使用されている。代替実施形態においては、袋は、硬い紙、ダンボール紙、又はプラスティックなどのようなより硬い種類の材料で形成することができる。この実施形態を用いると、袋は、隣接する袋の間の折り線１８に沿って依然として「可撓性」を有し、従って、袋は、依然として積み重ねた構成に折り畳むことができる。

図示の実施形態に示すように、ミシン目線は、それぞれの袋の隣接する密封端部フラップ２６の間に形成されるのが望ましいと考えられる。このようにして、図２及び図４に描かれるように、先頭の袋は、分離線２０に沿って残りの袋のストランドから分離され、同時に袋の完全性を維持することができる。すなわち、袋のストランド１４から袋の１つを取り外すか又は分配するために、分離される袋か又は残りの袋のいずれか１つを開ける必要はない。
図に示すように、袋の細長いストランド１４は、個々の袋Ａ〜Ｅが積み重ねた構成になるように折り畳まれる。これを図に示すように達成する１つの方法は、袋Ａ〜Ｅをアコーディオン式に折り畳むことである。

袋が折り畳まれた状態で、全体的に２２で示す維持手段が設けられ、袋を輸送中及び保管中に積み重ねた構成に保持するか又は固定する。維持手段２２によって、消費者は、先頭の袋を残りの袋のストランドから容易に取り外して分離することができる。維持手段の様々な実施形態が可能である。例えば、図１及び図２の実施形態は、隣接する袋の相対する面３０及び３２に配置された剥離可能な接着剤２８を利用する。接着剤２８は、ほぼ任意のパターンで面３０及び３２上に付加することができる。接着剤２８を相対する面３０及び３２に付加することにより、図２から特に分るように、接着剤２８の少なくとも一部は、隣接する袋の面が相対する度にその間に配置されることが保証される。これに関連して、任意の適切な剥離可能接着剤が使用可能である。接着性材料は、接着性と離脱性の特性を有するべきであり、それによって製品の輸送中又は保管中に袋を図１の積み重ねた構成に留めるが、分離されている袋又は積み重ねの残りの袋の袋材料を引裂くか又はそれに損傷を与えることなく、消費者が先頭の袋を積み重ねから確実に引き離すことを可能にする。これに関連して、任意の数の適切な市販の接着剤又は粘着性物質を使用することができる。

接着剤２８が袋Ａ〜Ｅの間に付加された図１の実施形態においては、消費者は、「先頭」の袋を積み重ねのどちらの端からも取り外すことができる。つまり、袋Ａが先頭の袋になるか、又は袋Ｅが先頭の袋になってもよい。
代替実施形態においては、接着性材料は、積み重ねが形成された後に、袋の積み重ねの任意の側に沿って付加することができる。この実施形態は、袋を積み重ねた構成に折り畳む前に袋の間に接着剤を付加する必要がない点で製造の観点からは望ましいであろう。

図３及び図４に描かれた代替実施形態においては、袋Ａ〜Ｅを積み重ねた構成に維持するために、ラップ部材又はバンド３４を使用することができる。これに関連して、バンド、リボン、ベルト、及びそれぞれの取付装置のようなラップ部材の無数の変形物が利用できることを認めるべきである。図示の実施形態においては、ラッピングバンド３４は、特に図４に見られるように、最下部の袋Ｅの端部フラップ２６から延びた１つのバンドである。バンド３４は、袋の最大の積み重ねを完全に取り囲み、図示の実施形態のようにバンド自体に付着するか、又は袋Ｅの外面３５に付着するような長さを有する。図４を参照すると、バンド３４は、袋の積み重ねの周囲を時計回りに巻き付けられ、従って図３に描かれるようにそれ自体に付着することがわかる。バンド３４はまた、積み重ねの周囲を反時計回りに巻き付き、袋Ｅの面３５に直接付着するような長さを有することができることも理解すべきである。

バンド部材３４には、バンドを定位置に保持し、それによって袋Ａ〜Ｅの積み重ねの一体性を維持するための装置が設けられる。これに関連して、任意の数の装置又は機構を使用することができる。例えば、図示の実施形態においては、剥離可能な接着剤４０が使用され、バンド３４の先端部を横切るストリップとして配置される。この実施形態は、消費者が個々の袋を取り外す時にバンド３４が積み重ねの大きさの縮小に容易に適応することができる点で望ましいものであろう。積み重ねが縮小すると、バンド３４は、単に積み重ねの周囲に更に引き出され、接着剤４０が、バンドの任意の位置に容易に付着する。

図５は、バンド３４を取り付ける代替実施形態を示す。この実施形態においては、従来の面ファスナ材料が使用される。例えば、フック材料のストリップ４２をバンド３４の先端部を横切って配置し、ループ材料の長手方向に延びるストリップ４４をバンド３４の相対する面に設けることができる。すなわち、積み重ねの大きさが縮小すると、バンドは、積み重ねの周囲に更に引き出され、ループ材料４４に沿ってどこにでも付着させることができる。代替実施形態においては、バンド材料自体を、材料のフックストリップ４２が容易に付着する「ループ」材料又は他の種類の材料で形成することができる。

ラッピングバンド又はリボンの代替実施形態が図６に示されている。この実施形態においては、比較的簡単に結ぶことができるリボン４６が設けられる。このリボンは、第１の半分４８及び第２の半分５０を有する。これらの半分部分は、先頭の袋Ａを取り外すためにリボンを解いた際にリボンが紛失しないように、袋Ｅの底面に付着した１つの連続要素とすることができる。すなわち、この実施形態においては、ラッピングバンド又はリボンは、最上部の袋Ａに隣接して固定するために最下部の袋Ｅの両端から延びるものとして考えることができる。これらの半分４８及び５０は、袋の最大の積み重ねに対してそれらを袋Ａに隣接して互いに連結することができる十分な長さを有する。任意の方式の連結装置を使用して、半分４８及び５０を剥離可能に連結することができる。例えば、これらの半分は、図６に示すように単に結ぶことができる。代替実施形態においては、接着剤、面ファスナ、又は機械的ファスナなどを使用して、半分４８及び５０を互いに剥離可能に連結することができる。
本明細書で説明した独特な包装及び分配システムの実施形態に対して、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく修正及び変更を行うことができることを認めるべきである。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物の範囲に該当するそのような修正及び変形を含むものである。

本発明に従って積み重ねた構成に折り畳まれた袋状パーソナルケア製品のストランドの斜視図である。 分離状態にある袋状パーソナルケア製品のストランドを示し、特に、袋の相対する面の間の剥離可能な接着剤を表す図である。 特に袋のストランドを積み重ねた構成に維持するのに使用されるラップ部材を示す、本発明による包装システムの代替実施形態の斜視図である。 袋のストランドから袋を取り外すためにラップ部材が外されている、図３に示す実施形態の斜視図である。 袋のストランド周囲にラップ部材を固定するための代替取付装置を特に示す、図４と同様の斜視図である。 袋の積み重ねを積み重ねた構成に維持するのに使用されるリボン又は結ぶことができるラップ部材を特に示す、分配システムの代替図である。

符号の説明

Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ 密封された袋
１０ 包装システム
１４ 密封された袋の細長い可撓性ストランド
１８ 折り線
２０ 分離線
２２ 維持装置
２６ 端部フラップ

Claims (20)

1. 少なくとも１種類のパーソナルケア製品を内部にもった個々の密封された袋が端と端を合わせて互いに連結された、の細長い可撓性ストランド、
   を含み、
   前記ストランドは、前記個々の袋が積み重ねた構成になるように折り畳まれ、
   消費者が前記ストランドの残りから先頭の袋を容易に分離することができる、前記個々の袋の間に形成された分離線と、
   消費者が前記積み重ねから先頭の袋を取り外して分離することを可能にする状態で前記袋を運搬中及び保管中に前記積み重ねた構成に維持するための手段と、
   を更に含み、
   前記積み重ねた構成は、それによって包装システムの大きさを定め、個々の袋が前記積み重ねから取り外されるのに伴って大きさを減少させるものである、
   ことを特徴とする、パーソナルケア製品のための包装システム。
2. 前記袋は、婦人衛生パーソナルケア製品を収容することを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
3. 前記パーソナルケア製品は、タンポン、パンティライナー、又はパッドのうちの少なくとも１つであることを特徴とする請求項２に記載の包装システム。
4. 前記袋は、柔かい側部構成であり、柔軟性のある材料で形成されることを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
5. 前記分離線は、該分離線に沿う分離が前記個々の密封された袋の一体性を破らないように、前記袋の端部フラップの間に形成されたミシン目線及び切り込み線のうちの一方を含むことを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
6. 前記ストランドは、アコーディオン式に折り畳まれることを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
7. 前記維持するための手段は、隣接する袋を前記積み重ねに状態維持するように配置され、消費者が該積み重ねから先頭の袋を引っ張る時にこの袋の分離を可能にする剥離可能な接着性材料を含むことを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
8. 前記接着剤は、前記袋の間に配置されることを特徴とする請求項７に記載の包装システム。
9. 前記ストランドは、アコーディオン式に折り畳まれ、
   前記接着剤は、隣接する袋の相対する面に配置される、
   ことを特徴とする請求項８に記載の包装システム。
10. 前記接着剤は、前記積み重ねの側部に沿って配置されることを特徴とする請求項７に記載の包装システム。
11. 前記維持するための手段は、前記積み重ねを取り囲んでそれ自身に剥離可能に付着するように配置されたラッピングバンド部材を含むことを特徴とする請求項１に記載の包装システム。
12. 前記バンド部材は、前記積み重ねの最下部の袋の一端の延長部分として形成されることを特徴とする請求項１１に記載の包装システム。
13. 前記バンド部材は、前記積み重ねの最下部の袋の両端からの延長部分として形成され、
    前記延長部分の各々は、該延長部分が協働して前記積み重ねを取り囲み、互いに連結するような長さを有する、
    ことを特徴とする請求項１１に記載の包装システム。
14. 各々が少なくとも１つの婦人衛生製品を内部にもった個々の密封されたポケット袋が端と端を合わせて互いに連結された、細長い可撓性ストランド、
    を含み、
    前記ストランドは、前記個々の袋が積み重ねた構成になるように折り畳まれ、
    前記個々の袋の間に形成された分離線と、
    消費者が前記袋のそれぞれの分離線において先頭の袋を積み重ねから取り外して分離することを可能にする状態で輸送中及び保管中に前記袋を前記積み重ねた構成に維持する、該積み重ね内の隣接する袋の間に配置された接着性材料と、
    を更に含み、
    前記積み重ねた構成は、それによって包装システムの大きさを定め、個々の袋が前記積み重ねから取り外されるのに従って大きさを減少させる、
    ことを特徴とする、婦人衛生製品のための包装システム。
15. 前記ストランドは、アコーディオン式に折り畳まれ、
    前記接着剤は、前記隣接する袋の相対する面に配置される、
    ことを特徴とする請求項１４に記載の包装システム。
16. 各々が少なくとも１つの婦人衛生製品を内部にもった個々の密封されたポケット袋が端と端を合わせて互いに連結された、細長い可撓性ストランド、
    を含み、
    前記ストランドは、前記個々の袋が積み重ねた構成になるように折り畳まれ、
    前記個々の袋の間に形成された分離線と、
    消費者がバンド部材を外して前記袋のそれぞれの分離線において先頭の袋を積み重ねから取り外して分離することを可能にする状態で輸送中及び保管中に前記袋を前記積み重ねた構成に維持する、前記ストランドと一体に形成され、前記積み重ねを取り囲む長さに構成された剥離可能なラッピングバンド部材と、
    を更に含み、
    前記積み重ねた構成は、それによって包装システムの大きさを定め、個々の袋が前記積み重ねから取り外されるのに伴って大きさを減少させる、
    ことを特徴とする、婦人衛生製品のための包装システム。
17. 前記バンド部材は、前記積み重ねの最下部の袋と一体に形成されることを特徴とする請求項１６に記載の包装システム。
18. 前記バンド部材は、前記最下部の袋部材の一端の延長部分からなることを特徴とする請求項１７に記載の包装システム。
19. 前記バンド部材は、前記最下部の袋部材の各端部の延長部分からなることを特徴とする請求項１７に記載の包装システム。
20. 前記延長部分は、前記積み重ねの最上部の袋に隣接する位置で出合って連結する長さを有することを特徴とする請求項１９に記載の包装システム。

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