JP2005511349A - 多層製品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ポリカーボネートを含有する層とコポリエステルを含有する層を含む多層製品に関する。コポリエステルの繰り返し単位はジカルボン酸とジオールから誘導される。ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位は、50〜100モル%の割合でテレフタル酸から、0〜50モル%の割合でイソフタル酸から、および0〜10モル%の割合で他のジカルボン酸から誘導される。テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の全量は100モル%である。ジオールから誘導される繰り返し単位は、0〜97モル%の割合でエチレングリコールから、0〜97モル%の割合でシクロヘキサンジメタノールから、0〜3モル%の割合でジエチレングリコールから、かつ0〜10モル%の割合で他のジオールから誘導される。エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の全量は100モル%である。発明はまた、前記多層製品を製造する方法、および前述の多層製品を含む他の製品に関する。

Description

本発明は、ポリカーボネートを含有する層とコポリエステルを含有する層を含む多層製品に関する。
本発明はまた、この多層製品の製造方法、および前述の多層製品を含有する別の製品に関する。
ポリカーボネートは、その化学物質耐性が適当ではないために、いくつかの用途では使用することができない。
ポリエステルおよびコポリエステルは、その衝撃強さが適当ではないために、いくつかの用途では使用することができない。
したがって、化学物質に耐性がある製品、特に化学物質に耐性があるシートは、先行技術では常套的にポリカーボネートからではなく、PET(ポリエチレンテレフタレート)または他のポリエステルまたはPMMA(ポリメチルメタクリレート)から製造される。しかし、先行技術では、ポリカーボネートを使用する場合には、より化学物質に耐性のある塗装を施すか、より耐性のある材料のフィルムをその上に積層する、またはポリカーボネート混合物を用いるのだが、多くの場合、透明でないか、著しい曇りを有する。先行技術で公知の透明なポリカーボネート混合物は、ポリカーボネートより明らかに低い切欠き衝撃強さを有するという不都合を有する。
多層製品に関する先行技術を以下に要約する。
欧州特許出願第0 110 221号公報は、2層のポリカーボネートからなるシートを開示し、層の1つは少なくとも3重量%のUV吸収剤を含有する。これらのシート製造は欧州特許出願第0 110 221号公報によれば共押出によって製造することができる。
欧州特許出願第0 320 632号公報は、2層の熱可塑性ポリマー、好ましくはポリカーボネートからなる成形物品を開示し、層の1つは特定の置換ベンゾトリアゾールをUV吸収剤として含有する。欧州特許出願第0 320 632号公報はまた、共押出によるこれらの成形物品の製造を開示している。
欧州特許出願第0 247 480号公報は、多層シートを開示し、ここでは熱可塑性ポリマー層に加えて、分岐ポリカーボネートの層が存在し、ポリカーボネート層は特定の置換ベンゾトリアゾールをUV吸収剤として含有する。共押出によるこれらのシートの製造も開示している。
欧州特許出願第0 500 496号公報は、特定のトリアジンを有するUV光に対して安定したポリマー組成物、および多層システムにおける外側層としてのその使用を開示している。ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタール、ポリフェニレンオキサイドおよびポリフェニレンスルフィドがポリマーとして記載されている。
欧州特許出願第0 825 226号公報は、ポリカーボネート、置換アリールホスフィトおよび置換トリアジンの組成物を開示している。欧州特許出願第0 825 226号公報はまた、1つの層が前述の組成物からなる多層シートを開示している。
米国特許出願第5 709 929号公報および米国特許出願第5 654 083号公報は、特定のコポリエステルの第1層と、同じコポリエステルの第2層を含有する多層プラスチックシートを開示し、第2層はUV吸収剤を含有している。
日本特許出願第02 028 239号公報は、ポリフッ化ビニリデンとポリメタクリレートのフィルムを開示している。このフィルムの不都合はポリフッ化ビニリデンが高価であることである。
日本特許出願第11 323 255号公報は、例えば、パーフルオロアルキル添加剤を有するシロキサン塗料を開示し、これをポリカーボネートに施してポリカーボネートをより化学物質に耐性にすることができる。
米国特許出願第6 011 124号公報は、ポリエステルとポリカーボネートのポリマーミクスチャー(混合物)を開示している。この混合物は、ポリカーボネートより化学物質耐性があるという効果を有する。この混合物はポリカーボネートより低い切欠き衝撃強さを有するという不都合を有する。
国際特許出願第WO98/19862号公報は、UV吸収剤と増白剤を1つの層に含有した多層シートを開示している。
米国特許出願第4 861 630号公報は、部分的に結晶化したポリエステルと共押出されたポリカーボネートフィルムを記載している。ポリエステルは、例えば、PETまたはPBTである。本発明と対照的に、これらのポリエステルは部分的に結晶化しアモルファスではない。
日本特許出願第3 176 145号公報は、エチレングリコール、テレフタル酸およびイソフタル酸のポリエステルと共押出したポリカーボネートフィルムを記載している。
日本特許出願第5 212 841号公報は、ポリエステルと共押出したポリカーボネートフィルムを記載している。
先行技術およびその不都合に基づいて、高い化学物質耐性および良好な機械特性を有する多層製品を提供することが目的である。本発明は、この目的に基づいている。
この目的は、ポリカーボネートを含有する層とコポリエステルを含有する層を含む多層製品によって達成され、ここで、
コポリエステルの繰り返し単位はジカルボン酸とジオールから誘導され、
ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の50〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
0〜50モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
ジオールから誘導される繰り返し単位の0〜97モル%はエチレングリコールから誘導され、
0〜97モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である。
アモルファスコポリエステルが好ましい。
本発明は、この多層製品を提供する。
本発明はまた、この多層製品の共押出による製造方法を提供する。
本発明はまた、前述の多層製品を含有する製品を提供する。前述の多層製品を含有するこの製品は好ましくは、窓ガラス、保護スクリーン、温室、ヴェランダ、駐車場、バスシェルター、広告板、ディスプレイケース、窓、パーテーション、支払いブース、検査ガラス、ディスプレイおよび屋根ふき材からなる群から選択される。
前述の窓ガラスは、例えば、自動車または温室またはガソリンスタンドまたは実験室または化学的作業用の窓ガラスでありうる。
前述の保護スクリーンは、例えば、実験室での保護スクリーンでありうる。
前述の保護スクリーンは、例えば、緩んだ部品が飛び出すのを防ぐための装置用の収納容器として使用されうる。これらの保護スクリーンは例えば、スチールケージの代用品として使用される。
前述の検査ガラスは例えば、カウンターまたはディスクケースにおける検査ガラスでありうる。前述の検査ガラスは例えば、食料品部門で使用されうる。
発明により、本発明で使用されるコポリエステル中での繰り返し単位の割合の定義は、次のとおりである。割合nモル%は、コポリエステル中に存在するすべての繰り返し単位の割合の合計に基づいて、nモル%の割合を意味する。割合が100モル%ならば、したがって、他の繰り返し単位は存在しない。
本発明の特定の実施態様では、他のジオールの割合が0モル%である場合が存在する。
本発明の特定の実施態様では、ポリカーボネートを含有する層の割合がコポリエステルを含有する層の割合の少なくとも9倍の量を有する場合が存在する。
発明による多層製品は多くの利点を有する。特に、化学物質耐性があるという利点を有する。また、高い衝撃強さおよび切欠き衝撃強さを有するという利点を有する。さらに、簡単にかつ安価に製造することができる。出発物質も容易にかつ安価に入手可能である。さらに、ポリカーボネートの別の有効な特性、例えば、その良好な光学特性は、発明による多層製品で損なわれない、またはほとんど損なわれない。
発明による多層製品は先行技術に比べて別の利点を有する。発明による多層製品は共押出によって製造されうる。これは塗装によって製造された製品に比べて有効である。例えば、共押出時には、塗装の場合のように、溶媒を蒸発させることはない。
さらに、塗料は非常に長期間保存することはできない。共押出はこの不都合を有さない。
さらに、塗料は高価な技術を必要とする。例えば、これらは爆発防止装置、溶媒の再利用を必要とし、ゆえに、工場内により過剰の投資を必要とする。共押出はこの不都合を有さない。
積層によって製造された製品に比べて、発明による多層製品は、これを共押出によって製造することができるために、多くの利点を有する。
積層では、フィルムはまず、別々の工程で製造されねばならない。共押出はこの不都合を有さない。
さらに、共押出は簡単であり、必要なノウハウを容易に入手できる。積層は、フィルムに気泡や変形を生じうるので、より困難である。
さらに、2.2メートル以上の幅を有するシートを共押出によって簡単に製造することができる。対照的に、積層でのフィルムは通常、1.6メートルの最大幅しか入手することができない。
本発明の好ましい実施態様は、前述の多層製品であり、ここで、
ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の90〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
0〜10モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
ジオールから誘導される繰り返し単位の60〜80モル%はエチレングリコールから誘導され、
20〜40モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である。
本発明の別の好ましい実施態様は、前述の多層製品であり、ここで、
ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の90〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
0〜10モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
ジオールから誘導される繰り返し単位の20〜40モル%はエチレングリコールから誘導され、
60〜80モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である。
発明によれば、コポリエステルを含有する層がさらに1〜20重量%のUV吸収剤を含有している多層製品が、好ましい。この場合のUV吸収剤は好ましくは、チヌヴィン(Tinuvin)360、チヌヴィン(Tinuvin)1577およびウヴィヌール(Uvinul)3030からなる群から選択され、チヌヴィン360、チヌヴィン1577およびウヴィヌール3030は以下の化合物を意味する。
チヌヴィン360は以下の構造を有する:
Figure 2005511349
チヌヴィン1577は以下の構造を有する:
Figure 2005511349
ウヴィヌール3030は以下の構造を有する:
Figure 2005511349
発明によれば、コポリエステルを含有する層が10〜1000μmの厚さである多層製品が、好ましい。好ましくは15〜300μmの厚さであり、特に好ましくは30〜100μmの厚さである。
発明によれば、シート、パイプおよびプロファイルからなる群から選択される多層製品が好ましい。
特にシートは固形のシートでありうり、特に平坦または波型であってもよい。また、マルチ−ウォール(multi−wall)シートでありうり、特に平坦または波型であってもよい。
マルチ−ウォールシートとは、2つの外側層がクロスピースによって互いに接続されて、中空空間がシートの内部に形成されるようにしたシートを意味することを意図している。2重ウォールシートは、その間にクロスピースを備えた2つの外側層を有する。3重ウォールシートはさらに第3の内側層を有し、この第3の層は2つの外側層に平行である。このタイプのマルチ−ウォールシートは、例えば、欧州特許出願第0 110 238号公報に記載されている。そこでは、このマルチ−ウォールシートは多層中空チャンバープラスチックパネルとして示されている。欧州特許出願第0 774 551号公報はまた、マルチ−ウォールシートを開示している。欧州特許出願第0 774 551号公報の図1には、3重ウォールシートが示されている。欧州特許出願第0 054 856号公報および欧州特許出願第0 741 215号公報も、マルチ−ウォールシートを開示している。
マルチ−ウォールシートは2重ウォールシート、3重ウォールシート、4重ウォールシートでありうる。マルチ−ウォールシートはまた、異なるプロファイルを有してもよい。さらに、マルチ−ウォールシートはまた、波型のマルチ−ウォールシートでもよい。
本発明の好ましい実施態様は、ポリカーボネートの層と発明によるコポリエステルの層からなる2層シートである。
本発明の別の好ましい実施態様は、中間層としてのポリカーボネートの層と、外側層として発明による2つのコポリエステル層からなる3層シートである。
特に実施態様では、多層製品は透明である。
発明によるコポリエステルはシクロヘキサンジメタノールを含有しうる。これは以下の構造を有する:
Figure 2005511349
発明によるコポリエステルは公知の方法によって製造することができる。必要なモノマーは公知である。モノマーおよびコポリエステルも市販入手可能である。
また、コポリエステルを含有する層を以後、共押出層またはcoex層として示す。また、ポリカーボネートを含有する層をベース層として示す。
発明による多層製品におけるポリカーボネートおよびコポリエステルはともに、添加剤を含有することができる。
特に、コポリエステルはUV吸収剤を含有しうる。
UV吸収剤またはその混合物は、好ましくはコポリエステル層中に0〜20重量%の濃度で存在する。0.1〜20重量%の濃度が好ましく、2〜10重量%が特に好ましく、3〜8重量%は特に好ましい。2以上のコポリエステル層が存在する場合には、これらの層中のUV吸収剤の割合は、変更してもよい。
発明により使用することができるUV吸収剤の例を以下に記載する。
a)式(I)によるベンゾトリアゾール誘導体:
Figure 2005511349
式(I)において、RおよびXは同じでも異なっていてもよく、Hまたはアルキルまたはアルキルアリールを表す。
X=1,1,3,3−テトラメチルブチルかつR=H(チヌヴィン329として市販入手可能)、またはX=tert.−ブチルかつR=2−ブチル(チヌヴィン350として市販入手可能)、またはX=R=1,1−ジメチル−1−フェニル(チヌヴィン234として市販入手可能)がここでは好ましい。
これらの化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.5重量%、特に好ましくは0.01〜1.0重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の量で存在する。
b)式(II)による二量体ベンゾトリアゾール誘導体:
Figure 2005511349
式(II)において、RおよびRは同じでも異なっていてもよく、H、ハロゲン、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、C〜C13アラルキル、C〜C14アリール、−ORまたは−(CO)−O−R(R=HまたはC〜Cアルキル)を表す。
式(II)において、RおよびRはまた、同じでも異なっていてもよく、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ベンジルまたはC〜C14アリールを表す。
式(II)において、mは1、2または3を表し、nは1、2、3または4を表す。
=R=R=H、かつn=4かつR=1,1,3,3−テトラメチルブチル、かつm=1(チヌヴィン360として市販入手可能)がここでは好ましい。
この化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.5重量%、特に好ましくは0.01〜1.0重量%および3〜10重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%および4〜8重量%の量で存在する。
b1)式(III)による二量体ベンゾトリアゾール誘導体:
Figure 2005511349
ここで、ブリッジ(bridge)は、
Figure 2005511349
を表し、
、R、mおよびnは式(II)で与えた意味を有し、ここで、pは0〜3の全数であり、qは1〜10の全数であり、
Yは−CH−CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、または−CH(CH)−CH−であり、RおよびRは式(II)で与えた意味を有する。
=H、かつn=4、かつR=tert.−ブチル、かつm=1、かつRはOH基に対してオルト位置であり、R=R=H、かつp=2、かつY=−(CH−、かつq=1(チヌヴィン840)がここでは好ましい。
この化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.5重量%および2〜20重量%、特に好ましくは0.01〜1.0重量%および3〜10重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%および4〜8重量%の量で存在する。
c)式(IV)によるトリアジン誘導体:
Figure 2005511349
ここで式(IV)でのR、R、RおよびRは、同じでも異なっていてもよく、HまたはアルキルまたはCNまたはハロゲンであり、Xはアルキルである。
=R=R=R=H、かつX=ヘキシル(チヌヴィン1577として市販入手可能)またはR=R=R=R=メチル、かつX=オクチル(シアソルブ(Cyasorb)UV−1164として市販入手可能)がここでは好ましい。
これらの化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.0重量%および1.5〜10重量%、特に好ましくは0.01〜0.8重量%および2〜8重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%および3〜7重量%の量で存在する。
d)以下の式(IVa)のトリアジン誘導体:
Figure 2005511349
ここで、RはCアルキル〜C17アルキルを表し、
はHまたはCアルキル〜Cアルキルを表し、
nは0〜20である。
これらの化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.0重量%および1.5〜10重量%、特に好ましくは0.01〜0.8重量%および2〜8重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%および3〜7重量%の量で存在する。
e)式(V)のジアリールシアノアクリレート:
Figure 2005511349
ここでR〜R40は、同じでも異なっていてもよく、H、アルキル、CNまたはハロゲンを表す。
〜R40=H(ウヴィヌール3030として市販入手可能)がここでは好ましい。
この化合物は、好ましくは、コポリエステル層中に0.00001〜1.0重量%および2〜20重量%、特に好ましくは0.01〜1.0重量%および3〜10重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%および4〜8重量%の量で存在する。
前述のUV吸収剤は市販入手可能である。
さらに、UV吸収剤以外に、コポリエステル層およびポリカーボネート層はまた、他の常套的な処理助剤、特に離型剤および流動制御剤、さらにはポリカーボネートに常套的な安定剤、特に熱安定剤、さらには染料および増白剤および無機顔料を含有することができる。
発明による多層製品用のポリカーボネートはすべて公知のポリカーボネートである。
これらはホモポリカーボネート、コポリカーボネートおよび熱可塑性ポリエステルカーボネートである。
これらは好ましくは、18,000〜40,000、好ましくは、26,000〜36,000、特に28,000〜35,000の平均分子量Mを有し、平均分子量はジクロロメタン中で、または同重量のフェノール/o−ジクロロベンゼンの混合物中で相対溶液粘度を測定することによって(1リットルの溶媒中に溶解した5gのポリマー;測定温度:25℃)決定され、光散乱によって校正される。
ポリカーボネートの製造に関しては、例えば、「シュネル(Schnell)、ポリカーボネートの化学と物理、ポリマー・レビュー、第9巻、インターサイエンス・パブリッシャーズ(Interscience Publishers)、ニューヨーク、ロンドン、シドニー 1964」、および「D.C.PREVORSEK、B.T.DEBONA アンドY.KESTEN、コーポレート・リサーチ・センター(Corporate Research Center)、アライド・ケミカル・コーポレーション(Allied Chemical Corporation)、モリスタウン、ニュージャージー 07960、「ポリ(エステル)カーボネートコポリマーの合成」、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス(Journal of Polymer Science)、ポリマー化学編第19巻、75〜90(1980)」、および「D.フライタッグ(Freitag)、U.グリゴ(Grigo)、P.R.ミューラー(Mueller)、N.ノーベルトン(Nouvertne)、BAYER AG、ポリマー科学と技術辞典の「ポリカーボネート」、第11巻、第2編、1988、648〜718頁」、および最後に、「Dres.U.グリゴ、K.キルカー(Kircher)およびP.R.ミューラー、ベッカー(Becker)/ブラウム(Braum)、クンストストッフ(Kunststoff)ハンドブック、の「ポリカーボネート」第3/1巻、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエステル、セルロースエステル、カール・ハンサー・ベラグ・ムニッヒ(Carl Hanser Verlag Munich)、ビエンナ1992、117〜299頁」を参照する。
好ましくは、ポリカーボネートの製造を、界面縮重合法または溶融エステル交換法によって行い、以下に例として界面縮重合法を用いて記載する。
出発化合物として好ましく使用される化合物は、一般式、
HO−Z−OH
のビスフェノールであり、
ここで、Zは、1以上の芳香族基を含有する6〜30個の炭素原子を有する2価の有機の基である。
これらの化合物の例は、ジヒドロキシジフェニル、ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン、インダンビスフェノール、ビス(ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(ヒドロキシフェニル)ケトン、およびα,α’−ビス(ヒドロキシフェニル)ジイソプロピルベンゼンの群に属するビスフェノールである。
前述の化合物群に属する特に好ましいビスフェノールは、ビスフェノールA、テトラアルキルビスフェノールA、4,4−(メタ−フェニレンジイソプロピル)ジフェノール(ビスフェノールM)、4,4−(パラ−フェニレンジイソプロピル)−ジフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(BP−TMC)および任意にその混合物である。
発明により使用されるビスフェノール化合物を、好ましくは、炭酸化合物、特にホスゲンと反応させ、または溶融エステル交換法では、ジフェニルカーボネートまたはジメチルカーボネートと反応させる。
ポリエステルカーボネートは好ましくは、すでに前述したビスフェノール、少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸、および任意の炭酸等価物と反応させることによって得られる。好適な芳香族ジカルボン酸は、例えば、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、3,3’−または4,4’−ジフェニルジカルボン酸およびベンゾフェノン−ジカルボン酸である。ポリカーボネート中の一部、80モル%以下、好ましくは20〜50モル%のカーボネート基を芳香族ジカルボン酸エステル基で置き換えることができる。
界面縮重合法で使用される不活性有機溶媒は、例えば、ジクロロメタン、種々のジクロロエタンおよびクロロプロパン化合物、テトラクロロメタン、トリクロロメタン、クロロベンゼンおよびクロロトルエンであり、クロロベンゼン、ジクロロメタンまたはジクロロメタンとクロロベンゼンの混合物が好ましく使用される。
界面縮重合反応は、触媒、例えば、3級アミン、特にN−アルキルピペリジンまたはオニウム塩によって加速されうる。トリブチルアミン、トリエチルアミンおよびN−エチルピペリジンが好ましく使用される。溶融エステル交換法の場合には、ドイツ特許出願第4 238 123号公報に記載されている触媒が好ましく使用される。
ポリカーボネートを、少量の分岐剤を用いることによって意図的に分岐させ、制御することができる。いくつかの好適な分岐剤は:フロログルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−2;4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン;1,3,5−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン;1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタン;トリ(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン;2,2−ビス[4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]プロパン;2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノール;2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−4−メチルフェノール;2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(2,4−ジ−ヒドロキシフェニル)プロパン;ヘキサ(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェニル)オルト−テレフタレート;テトラ(4−ヒドロキシフェニル)メタン;テトラ(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェノキシ)メタン;α,α’,α”−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン;2,4−ジヒドロキシ安息香酸;トリメシン酸;シアヌル酸クロライド;3,3−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドール;1,4−ビス(4’,4”−ジヒドロキシトリフェニル)メチル)−ベンゼンおよび特に1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタンおよびビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールである。
使用されるジフェノールに基づいて、0.05〜2モル%の任意に導入されうる分岐剤または分岐剤の混合物を、ジフェノールとともに投入することができ、または後の合成段階で添加することができる。
好ましくは、フェノール、例えば、フェノール、アルキルフェノール、例えば、クレゾールおよび4−tert.−ブチルフェノール、クロロフェノール、ブロモフェノール、クミルフェノールまたはその混合物を、鎖停止剤として、ビスフェノール1モル当たり1〜20モル%、好ましくは2〜10モル%の量で用いる。フェノール、4−tert.−ブチルフェノールおよびクミルフェノールが好ましい。
鎖停止剤および分岐剤を合成物に別々に、またはビスフェノールとともに添加することができる。
溶融エステル交換法によるポリカーボネートの製造は、例えば、ドイツ特許出願第42 38 123号公報に記載されている。
発明により好ましいポリカーボネートは、ビスフェノールAに基づくホモポリカーボネート、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンに基づくホモポリカーボネートおよびビスフェノールAと1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの2つのモノマーに基づくコポリカーボネートおよびビスフェノールAと4,4’−ジヒドロキシジフェニル(DOD)の2つのモノマーに基づくコポリカーボネートである。
ビスフェノールAに基づくホモポリカーボネートが特に好ましい。
ポリカーボネートは、安定剤を含有することができる。好適な安定剤は、例えば、ホスフィン、ホスフィトまたは欧州特許出願第0 500 496号公報に記載されているSiおよび他の化合物を含有する安定剤である。トリフェニルホスフィト、ジフェニルアルキルホスフィト、フェニルジアルキルホスフィト、トリス(ノニルフェニル)ホスフィト、テトラキス(2,4−ジ−tert.−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスホネートおよびトリアリールホスフィトを、例として記載することができる。トリフェニルホスフィトおよびトリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフィトは特に好ましい。
これらの安定剤は、発明による多層製品のすべての層に、即ち、いわゆるベース層といわゆるcoex層の両方に存在することができる。異なる添加剤または添加剤濃度が各層ごとに存在しうる。
さらに、発明による多層製品は0.01〜0.5重量%の1価〜6価のアルコール、特にグリセロール、ペンタエリスリトールまたはゲルベット(Guerbet)アルコールのエステルまたは部分エステルを含有することができる。
1価のアルコールは、例えば、ステアリルアルコール、パルミチルアルコールおよびゲルベットアルコールである。
2価のアルコールは、例えば、グリコールである。
3価のアルコールは、例えば、グリセロールである。
4価のアルコールは、例えば、ペンタエリスリトールおよびメソエリスリトールである。
5価のアルコールは、例えば、アラビトール、リビトールおよびキシリトールである。
6価のアルコールは、例えば、マンニトール、グルシトール(ソルビトール)およびダルシトールである。
好ましくは、エステルは、モノエステル、ジエステル、トリエステル、テトラエステル、ペンタエステルおよびヘキサエステルまたはその混合物、特に飽和脂肪族C10〜C36モノカルボン酸と任意のヒドロキシモノカルボン酸とのランダム混合物、好ましくは飽和脂肪族C14〜C32モノカルボン酸と任意のヒドロキシモノカルボン酸とのランダム混合物である。
市販入手可能な脂肪酸エステル、特にペンタエリスリトールおよびグリセロールのエステルは、その製品結果として、<60%の異なる部分エステルを含有することができる。
10〜36個のC原子を有する飽和脂肪族モノカルボン酸は、例えば、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸およびモンタン酸である。
14〜22個のC原子を有する好ましい飽和脂肪族モノカルボン酸は、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸およびベヘン酸である。
飽和脂肪族モノカルボン酸、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸およびヒドロキシステアリン酸が特に好ましい。
飽和脂肪族C10〜C36カルボン酸および脂肪酸エステルはいずれもそれ自体文献から公知であり、文献から公知の方法によって製造することができる。ペンタエリスリトール脂肪酸エステルの例は、前述の特に好ましいモノカルボン酸のものである。
ペンタエリスリトールおよびグリセロールと、ステアリン酸およびパルミチン酸とのエステルは特に好ましい。
ゲルベットアルコールおよびグリセロールと、ステアリン酸およびパルミチン酸および任意のヒドロキシステアリン酸とのエステルも特に好ましい。
これらのエステルは、ベース層とcoex層の両方に存在することができる。異なる添加剤または濃度が各層ごとに存在しうる。
発明による多層製品は帯電防止剤を含有することができる。
帯電防止剤の例は、カチオン性化合物、例えば、4級アンモニウム、ホスホニウムまたはスルホニウム塩、アニオン性化合物、例えば、アルカリまたはアルカリ土金属塩の形態でのアルキルスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルホスフェート、カルボキシレート、非−無機化合物、例えば、ポリエチレングリコールエステル、ポリエチレングリコールエーテル、脂肪酸エステルおよびエトキシ化脂肪アミンである。好ましい帯電防止剤は非−無機化合物である。
これらの帯電防止剤はベース層とcoex層の両方に存在することができる。異なる添加剤または濃度が各層ごとに存在しうる。好ましくは、これらはcoex層中で使用される。
発明による多層製品は有機染料、無機顔料、蛍光染料および特に好ましくは増白剤を含有することができる。
これらの着色剤は、ベース層とcoex層の両方に存在することができる。異なる添加剤または濃度が各層ごとに存在しうる。
発明による多層製品の製造に使用されるすべての成形組成物、その原料および溶媒はその製造および保存からと思われる不純物で汚染されうり、できるかぎり純粋な出発物質で作業することが目標である。
個々の成分を公知の方法で、連続的にまたは同時に、室温または高温で混合することができる。
発明による成形組成物への添加剤、特にUV吸収剤および前述の他の添加剤の導入は、好ましくは、ポリマー粒子と添加剤とを、約200〜330℃の温度で、常套のユニット、例えば、密閉式混合機、一軸押出成型機および二軸押出成型機中で、例えば、溶融コンパウンディングまたは溶融押出によって行われ、またはポリマーの溶液と添加剤の溶液とを混合し、次いで公知の方法で溶媒を蒸発させることによって行われる。成形組成物中の添加剤の割合は、幅広い範囲で変化してもよく、成形組成物の所望の特性に依存する。成形組成物中の添加剤の全割合は、成形組成物の重量に基づいて、好ましくは約20重量%以下、好ましくは0.2〜12重量%である。
成形組成物へのUV吸収剤の導入も、UV吸収剤および任意の他の前述の添加剤の溶液と、好適な有機溶媒、例えば、CHCl、ハロアルカン、ハロ芳香族、クロロベンゼンおよびキシレンにおける可塑剤の溶液とを混合することによって行うことができる。次に物質の混合物を好ましくは、公知の方法で押出によって均一化し;溶液混合物に好ましくは、公知の方法を行う、例えば、溶媒を蒸発させ次いで押出を行うことによって混成する。
実施例で示すように、発明による共押出成形組成物の使用は、ベース材料としていずれのポリカーボネート成形組成物においても顕著な効果を示す。
例えば、熱形成によって、または表面処理、例えば、耐引っ掻き塗装、水展着層等を設けることによって、発明による多層製品を処理することが可能であり、これらの処理がなされた製品も本発明によって提供される。
共押出自身は文献から公知である(例えば、欧州特許出願第0 110 221号公報および欧州特許出願第0 110 238号公報参照)。この場合には処理は好ましくは以下のとおりである。コア層および外側層を形成するための押出機を、共押出アダプターに取り付ける。アダプターは、外側層を形成する溶融物を薄層として塗布し、コア層の溶融物に接着させるように設計されている。このように形成された多層溶融物ストランドを次に、続いて取り付けられたダイにおいて所望の形状(マルチウォールまたは固形シート)にする。次に溶融物を公知の方法で、制御された条件下で、カレンダリング(固形シート)または真空キャリブレーション(マルチ−ウォールシート)によって冷却し、ある長さに切断する。キャリブレーション後、制御オーブンを任意に取り付け、ストレスを排除することができる。ダイの前に取り付けられたアダプターに代えて、ダイ自身が溶融物をそこへといっしょに運ぶように設計することもできる。
発明をさらに、以下の実施例によってこれらに限定することなく説明する。発明による実施例は単に本発明の好ましい実施態様を反映しているにすぎない。
例えば、欧州特許出願第0 065 619号公報に記載されているような3mmの固形シートAおよびBを以下の成形組成物から得た。シートA、B、CおよびD用のベース材料として、マクローロン(Makrolon)3103(線形ビスフェノールAポリカーボネート、ベイヤ−(Bayer)AG、レベルクッセンから、ISO1133に従って300℃で1.2kgの負荷で6.5g/10分の溶融流動指数(MFR)を有する)を用いた。
これを、AおよびBの場合には、表に示すマクローロン3100(線形ビスフェノールAポリカーボネート、ベイヤ−(Bayer)AG、レベルクッセンから、ISO1133に従って300℃で1.2kgの負荷で6.5g/10分の溶融流動指数(MFR)を有する)に基づく化合物とともに、CおよびDの場合には、表に示すスペクター(Spectar)14471(テレフタル酸とシクロヘキサンジメタノールおよびエチレングリコールおよびジエチレングリコールとのコポリエステル、エストマン・ケミカル(Eastman Chemical)社から)に基づく化合物とともに共押出した。スペクター14471は65〜71モル%のエチレングリコールおよび26〜35モル%のシクロヘキサンジメタノールおよび1.5〜3モル%のジエチレングリコールおよび100モル%のテレフタル酸を含有する。
coex層の厚さは、各場合約100μmであった。
Figure 2005511349
*)2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−(ヘキシルオキシ)フェノール:チバ・スペシャリテーテンヘミー(Ciba Spezialitaetenchemie)、ランペルタイム、ドイツからチヌヴィン1577として市販入手可能である)
**)ペンタエリスリトールテトラステアレート、コグニス(Cognis)、デュッセルドルフ、ドイツからロキシオール(Loxiol)VPG 861として市販入手可能である
多層固形シートの製造に使用される機械および装置を以下に記載する。これらは:
33Dの長さと70mmの直径を有するスクリューと、ガス抜きを備えたメイン押出機、
25Dの長さと35mmの直径を有するスクリューを備えた外側層を塗布するための共押出機、
350mm幅の特定のシート共押出ダイ、
艶出しカレンダ
ローラーテーブル
剥離ユニット
切断装置(のこぎり)
積み重ねテーブル
を有する。
ベース材料のポリカーボネート粒子をメイン押出機のフィードホッパーに投入し、PETG共押出材料を共押出機のフィードホッパーに投入した。各材料を溶融しそれぞれのバレル/スクリュー造型システムに運んだ。2つの材料溶融物をともに共押出ダイに導き、ダイを離れた後カレンダにおいて冷却し、コンポジットを形成した。他の装置は、押出されたシートを輸送、切断および積み重ねるために用いた。
得られたシートを次に、以下の試験によって種々の化学物質に対する耐性について試験した。
110mm×35mm×3mmの寸法のシートは、その上に4片の両面粘着テープ(5mm幅)が貼り付けられ、4.5cm×2.5cmの寸法のチャンバーを形成するようにした。(4片の粘着テープはチャンバーの「壁」を形成し、シートはそのベースであった。)外側ファイバーひずみテンプレート(文献:“.99”;DIN53449パート3に従って3mmの厚さのシートについて1.5%の外側ファイバーひずみ)にクランプした後、試験媒体を染み込ませた3cm×1cmの寸法のコットン片をチャンバーの中央に配置し、アルミホイルで封止した。シートはテンプレートより幅広いので、ひび割れ形成の始まりと経過を容易に裏側をとおして観察することができた。
以下の表は、発明による共押出成形組成物を用いて共押出されたシート(CおよびD)が、比較例のシートAおよびBよりも良好な化学物質耐性を有することを示している。
Figure 2005511349
1)ジル・サンダー・ウーマン(Jil Sander Woman)III
2)ケムテック(Chemutec)GmbH、ブランクコーベルからのバイオクリーナー
他の物の中で、ジル・サンダー・ウーマンIIIは水およびエタノールを含有する。エッセンシャルオイルも存在する。
他の物の中で、バイオクリーナーは界面活性剤、有機酸の塩および溶解促進剤を含有する。
シクロヘキサンでの試験は、シクロヘキサンが塗料中の溶媒として使用されるため、重要である。

Claims (12)

  1. ポリカーボネートを含有する層とコポリエステルを含有する層を含む多層製品であって、
    コポリエステルの繰り返し単位はジカルボン酸とジオールから誘導され、
    ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の50〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
    0〜50モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
    テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
    ジオールから誘導される繰り返し単位の0〜97モル%はエチレングリコールから誘導され、
    0〜97モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
    0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
    エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である多層製品。
  2. ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の90〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
    0〜10モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
    テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
    ジオールから誘導される繰り返し単位の60〜80モル%はエチレングリコールから誘導され、
    20〜40モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
    0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
    エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である請求項1による多層製品。
  3. ジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の90〜100モル%はテレフタル酸から誘導され、
    0〜10モル%はイソフタル酸から誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジカルボン酸から誘導され、
    テレフタル酸から誘導される繰り返し単位とイソフタル酸から誘導される繰り返し単位、および他のジカルボン酸から誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%であり、
    ジオールから誘導される繰り返し単位の20〜40モル%はエチレングリコールから誘導され、
    60〜80モル%はシクロヘキサンジメタノールから誘導され、
    0〜3モル%はジエチレングリコールから誘導され、かつ
    0〜10モル%は他のジオールから誘導され、
    エチレングリコールから誘導される繰り返し単位とシクロヘキサンジメタノールから誘導される繰り返し単位、ジエチレングリコールから誘導される繰り返し単位、および他のジオールから誘導される繰り返し単位の量の合計は、100モル%である請求項1による多層製品。
  4. ポリカーボネートは、ビスフェノールAに基づくホモポリカーボネート、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンに基づくホモポリカーボネート、ビスフェノールAと1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの2つのモノマーに基づくコポリカーボネートおよびビスフェノールAと4,4’−ジヒドロキシジフェニルの2つのモノマーに基づくコポリカーボネートからなる群から選択される請求項1〜3のいずれか1つによる多層製品。
  5. ポリカーボネートはビスフェノールAに基づくホモポリカーボネートである請求項4による多層製品。
  6. 製品はシート、パイプおよびプロファイルからなる群から選択される請求項1〜5のいずれか1つによる多層製品。
  7. コポリエステルを含有する層がさらに1〜20重量%のUV吸収剤を含有する請求項1〜6のいずれか1つによる多層製品。
  8. UV吸収剤が以下式
    Figure 2005511349
    の3つの化合物からなる群から選択される請求項7による多層製品。
  9. コポリエステルを含有する層が10〜1000μmの厚さである請求項1〜8のいずれか1つによる多層製品。
  10. 共押出による請求項1〜9のいずれか1つによる多層製品の製造方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか1つによる多層製品を含む製品。
  12. 窓ガラス、保護スクリーン、温室、ヴェランダ、駐車場、バスシェルター、広告板、ディスプレイケース、窓、パーテーション、支払いブース、検査ガラス、ディスプレイおよび屋根ふき材からなる群から選択される請求項11による製品。
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