JP2005511319A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 有孔被加工物に１つまたは複数の有孔部材を締結する方法であって、前記部材または各部材の開口部は、前記被加工物の開口部と位置合わせされ、該方法は、
   前記位置合わせされた開口部に締結具を挿入するステップであって、前記締結具は、延性材料からなり、頭部、軸部、および該軸部を通って前記頭部に延びている軸孔を有し、前記軸部は、円周方向全体に雄ねじ山が切られ、前記締結具は、前記頭部が前記１つの部材の面と係合し、前記軸部が、前記１つの部材または前記複数の部材内を通って前記被加工物内に延び、前記ねじ山の少なくとも一部が、前記被加工物内にあるように、締結具を挿入するステップと、
   前記頭部で前記締結具を支持するとともに、
   テーパ状に拡大したマンドレルヘッドであって、このマンドレルヘッドと前記締結具の頭部での前記支持との間で、前記締結具の前記軸部を軸方向に圧縮でき、かつ、前記孔を拡張できるマンドレルヘッドを、
   尾部から前記頭部の方向に、前記孔内に引き入れ、かつ前記孔から完全に引き抜くステップとを含み、
   それにより、前記孔の長さにわたって均一に前記孔を拡大させ、かつ、前記雄ねじ山を前記被加工物内に陥入するのに十分なだけ前記軸部を半径方向に拡張させ、および前記締結具の前記軸部の長さを軸方向に短縮させる、有孔被加工物に１つまたは複数の有孔部材を締結する方法。
2. 前記締結具の前記軸部の前記雄ねじ山の一部分が前記被加工物内に陥入した後、長さが軸方向に短縮する請求項１に記載の締結する方法。
3. 前記締結具の前記軸部の前記雄ねじ山の一部分が前記被加工物内に陥入した後、前記軸部が軸方向に圧縮する請求項１に記載の締結する方法。
4. 適するならば、前記ねじ山部分が前記被加工物と係合した後、前記締結具の前記頭部の１つまたは複数の半径方向外側部分を前記軸部の前記尾部の方向に移動させるように、前記締結具の前記頭部を変形させ、
   それによって、１つの部材と、他の部材または前記被加工物との間の間隙を詰め、
   および／または、
   前記の一つが変形可能であれば、それを変形させ、それによって、前記締結具の前記頭部と前記被加工物の間で前記他の部材をしっかり締着することを含む、請求項１に記載の締結する方法。
5. 前記締結具を拡張するとともに、前記孔の断面形状をその最初の形状から複数のレンチ面を呈する多角形キーイング形状に変え、それによって、キーイング係合及び、拡張後に、適したレンチ工具により前記締結具を回転させることを可能にすることを含む、請求項１に記載の締結する方法。
6. 前記多角形キーイング形状は正六角形状である、請求項５に記載の締結する方法。
7. 前記締結具の前記軸部の前記半径方向の拡張は、前記軸部のねじ山の前記被加工物への食い込みの程度が前記ねじ山の全高の半分以下であるようにする、請求項１〜６のいずれか一項に記載の締結する方法。
8. 請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法により達成される締結。