JP2005510594A - 耐衝撃性有機レンズのためのラジカル重合性組成物 - Google Patents

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Abstract

少なくとも2つのラジカル重合性官能基を有するオリゴマーと、ガラス転移温度(Tg)が50℃未満であるホモポリマーとを少なくとも有し、重合により、ガラス転移温度(Tg)が50℃以下、好ましくは0℃以下、さらに好ましくは-50℃〜-10℃の範囲である(共)重合体になることができ、該オリゴマーが組成物中に存在する重合性モノマーの全重量に対して15%より多く、好ましくは20%以上の割合を占める第1成分Aと、少なくとも1つの水素結合促進基を有する(メタ)アクリルモノマーを少なくとも有し、該(メタ)アクリルモノマーがメタクリルモノマーの場合には、これが組成物中に存在する重合性モノマーおよびオリゴマーの全重量に対して15%以上の割合を占め、該(メタ)アクリル酸モノマーがアクリルモノマーの場合には、これが組成物中に存在する重合性モノマーおよびオリゴマーの全量に対して35%以上の割合を占める第2成分Bと、を含有するラジカル重合性組成物。

Description

本発明は、概して、耐衝撃性の高い透明なレンズ、特に眼用レンズ(ophthalmic lenses)のための光重合性および/または熱重合性プライマータイプ組成物に関する。
優れた耐衝撃性を有する最も知られた有機レンズの1つに、一般的にはPCと呼ぶ、ビスフェノールAポリカーボネートおよびその誘導体がある。熱可塑性物質である前記レンズは、着用者に十分な満足感を与え、そして大量生産用に改良された射出成形機により、経済的なコストで製造することができる。
これらはいわゆる処方レンズ、すなわち、レンズの装着者の視力に応じた矯正に基づいて生産されるレンズである場合に、あらかじめ射出された半製品のレンズ、つまり、その最終的な外形を既に有する面と、後に適当な器具を用いた研磨処理を受けて形成される面とを有するレンズである。
ポリウレタン−ポリ尿素を用いた耐衝撃性物質のレンズは、最近、TRIVEX(R)の商標名で市販されている。そのようなレンズを得るための方法は、米国特許第6,127,505号に開示されている。
屈折率を増加させるために硫黄を取り込んだものを除いて、同種の他の化学物質については国際特許出願WO 01/36507、WO 01/36508に開示されている。
そのような物質は複雑な方法による重縮合によって得られる。
欧州特許出願第1,035,142号には、眼用製品(ophthalmic items)を製造するためのアクリル共重合体の重合反応について開示されている。該重合反応は、架橋剤の存在下で、少なくとも1つのα,βエチレン不飽和カルボン酸重合反応と、少なくとも1つのアリール(メタ)アクリレートモノマーの重合反応とからなる。該架橋剤は、組成物中のモノマーの全重量に対して任意に0.5〜15重量%の割合を占める。組成物は、より詳細には、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3-プロパンジオールジメタクリレート、アリールメタクリレート、1,6-ヘキサンジオールジメタクリレート、1,3-ブタンジオールジメタクリレート、1,4-ブタンジオールジメタクリレートを含み、ジビニル炭化水素とジビニルベンゼンとを含むジビニル化合物も同様である。
前記特許出願中の例は、エチレングリコールジメタクリレートまたは1,3-ブタンジオールジメタクリレートの架橋剤としての使用についてのみ言及している。
ロバートA.スコットとニコラスA.ペッパスとによる論文「PEG含有マルチアクリレートとアクリル酸との高度に架橋した共重合体のネットワーク構造に対する組成の影響」は、PEG400ジアクリレートをアクリル酸に対して23.6%含有する光重合性組成物について開示している。
従って、高耐衝撃性を有し、熱力学的特性が良好で、吸水性が低く、そして透明な基体、特に、眼用レンズのような光学的製品の製造に利用できる、ラジカル重合性組成物、特に光重合によるラジカル重合性組成物が望ましいであろう。
上記技術的課題は、次に示す構成成分A、Bを含有するラジカル重合性組成物に関する本発明により解決される。
第1成分Aは、少なくとも2つのラジカル重合性官能基を有するオリゴマーと、ガラス転移温度(Tg)が50℃未満であるホモポリマーとを少なくとも有する。成分Aは、重合により、ガラス転移温度(Tg)が50℃未満、好ましくは0℃以下、さらに好ましくは-50℃〜-10℃の範囲である重合体になる。成分Aのオリゴマーは、組成物中に存在する重合性成分の全重量の15%を超え、好ましくは20%以上の割合を占める。
そして、第2成分Bは、少なくとも1つの水素結合促進基を有する(メタ)アクリルモノマーを少なくとも1つ有する。該(メタ)アクリルモノマーは、メタクリルモノマーの場合には、組成物中に存在する重合性成分の全重量の15%以上の割合を占め、該(メタ)アクリル酸モノマーがアクリルモノマーの場合には、組成物中に存在する重合性成分の全重量の35%以上の割合を占める。
成分Aのオリゴマーは二官能性化合物であることが好ましい。
通常は、成分Aのオリゴマーの数平均分子量は、100〜5000であり、200〜4000が好ましく、300〜2000g/molがさらに好ましい。
第1成分Aのオリゴマーは、ポリ(アルキレン)グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエトキシビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジチオ(メタ)アクリレートオリゴマー、そして、ウレタンジ(メタ)アクリレート、チオウレタンジ(メタ)アクリレート、ジ(メタ)アクリレートポリサルファイドからなる群から選択されるのが好ましい。
好ましいポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリレートは、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、およびポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートであり、より具体的には、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートであり、さらに具体的には、ポリプロピレングリコールジメタクリレートである。
好ましいジメタクリレートオリゴマーは、クレーバレー社から商品番号SR644OPとして市販されている、約530g/molの数平均分子量を有するポリプロピレングリコールジメタクリレート(PPG400DMA)である。
前記の本発明に適しているポリエチレンジ(メタ)アクリレートオリゴマー、または、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートオリゴマーは、次の式で表すことができる。
Figure 2005510594

とRはHまたはCHを示しており、Aは次の式で表される2価の部位である。
Figure 2005510594
、m、mは各々、4〜20の整数である。
(I)で示したいくつかの種類のオリゴマーを混合して使用する場合、平均値は次のように定義できる。
Figure 2005510594
は、Aがその鎖中にm個のエチレンまたはプロピレングリコールのパターンを有するオリゴマー(I)の、式(I)で示されるオリゴマーの混合物の全重量に対する重量比である。
本発明の第1成分であるAとして、既に混合された市販品のオリゴマーを用いる場合、前記m値は、次の情報を算出する混合物のHPLC分析を行うことで容易に得られる。
Figure 2005510594
は、2価の部位Aに含まれるm個のプロピレングリコールパターンを有するモノマー(I)に相当するピークの面積を表す。そして、Stotalはmが4〜20であるモノマー(I)に相当する全てのピークの面積を表す。
本発明において、数種のポリマー(I)の混合物は、上記に定義した平均値
Figure 2005510594
が、5〜10の場合に好ましく、6〜9の場合により好ましく使用することができる。
しかし、数種のオリゴマー(I)の混合物において、当該平均値が20より高く、好ましくは30〜40でも用いることができる。値
Figure 2005510594
が20よりも高いオリゴマー(I)はもちろん、全てのオリゴマー分画を前述の方法で計算して平均値を得ることができる。市販されている、ある入手可能なオリゴマーは、Aがプロポキシで
Figure 2005510594
が32である。
さらに好ましくは、前記モノマー(I)は分岐構造、すなわち、次に示される2価の部位Aを有する。
Figure 2005510594
3は上記と同様の意味である。
前記モノマー(I)は、クレーバレー社からSR644OPおよびCD644OPの商品番号で販売されているものや、新中村化学工業社から9PGの商品番号で販売されているものや、UCB社からPPG400の商品番号で販売されているものを商業的に入手可能である。
SR644OPは数種のモノマー(I)を混合したもので、主要パターンは次の通りである。
Figure 2005510594
3は3〜10の整数であり、次の質量比である。
Figure 2005510594
平均値
Figure 2005510594
は6.6である。
本発明の組成物の成分Aに適している他のジ(メタ)アクリレートオリゴマーの種類は、平均値で10〜80のアルコキシパターンを有するポリアルコキシ(好ましくはエトキシまたはプロポキシ)ビスフェノールAジメタクリレートを含有する。
前記ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート化合物は、次式(II)のように表される。
Figure 2005510594
とRは、各々独立に、HまたはCHを表す。また、Xは −(CH−CH−O)−, −(CH−CH−CH−O)− または −(CH−CHCH−O)−を表しており、好ましくは−(CH−CH−O)−である。さらにn+ n の平均値は10〜50であり、好ましくは10〜40である。
前記式で示した化合物は、好ましくは、R=R=CH、X=−(CH−CH−O)−、そしてn + n =10またはn+ n =30である。
好ましいエトキシビスフェノールAジ(メタ)アクリレートオリゴマーには、30個のエトキシパターンを有するビスフェノールAジメタクリレート(BPA30EODMA)がある。これには新中村化学工業社から商品名BPE-1300Nで販売されているものや、クレーバレー社から商品名SR9036で販売されているものがある。その他には、32個のプロポキシパターンを有するビスフェノールAジメタクリレートや、32個のプロポキシパターンを有するビスフェノールAジアクリレートや、16個のプロポキシパターンを有するビスフェノールAジアクリレートがある。
最も好ましいビスフェノールAオリゴマーはBPA30EODMAである。
本発明の組成物の成分Aのオリゴマーは、ジ(チオ(メタ)アクリレート)、すなわち、次式で示される官能基を2つ有するオリゴマー化合物とすることもできる。
Figure 2005510594
RはHまたはCHである。
より具体的には、ジチオメタクリレートは次の式で表される。
Figure 2005510594
n’は1〜10の整数であり、または、このようなジチオメタクリレートの混合物でもある。
成分Aのオリゴマーは、ウレタンジ(メタ)アクリレートでもよい。特には、クレーバレー社からCN934,935,965,963,966,967,981の商品名で販売されており、またUCB社からはEBECRYL230,244,245,270,284,285,4830,4835,8800の商品名で販売されている脂肪族ウレタンジアクリレート、および、クレーバレー社からCN970,972,973,976の商品名で販売されており、UCB社からはEBECRYL210,215,4244の商品名で販売されている芳香族ウレタンジアクリレートである。
成分Aのオリゴマーがウレタンジ(メタ)アクリレートの場合、成分Bは高比率で使用するのが好ましい(組成物中の重合性成分に対して40重量%以上)。
本発明の組成物中の成分Aは、付加的に、少なくとも1つの共重合用単量体を含むことができる。その共重合用単量体はオリゴマーではなく、少なくとも1つのラジカル重合性官能基、好ましくは2つのラジカル重合性官能基を有する。
成分Aの好ましい共重合用単量体は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートのようなアルキル(メタ)アクリレート;シクロエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンチル(メタ)アクリレートのようなシクロアルキル(メタ)アクリレート;フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレートのようなアリール(メタ)アクリレート;ナフチル(メタ)アクリレート;フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシブチル(メタ)アクリレートのようなフェノキシアルキル(メタ)アクリレート;エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレートのようなアルキレングリコールジメタクリレートのようなモノまたはジ(メタ)アクリレート共重合用単量体である。
他の共重合用単量体は、アリルまたはポリアリル化合物と同様に、ジビニルベンゼンのような、ビニルまたはポリビニル化合物を含むものである。
しかしながら、前記共重合体用単量体を選択すれば、第1成分Aは重合により、50℃以下のガラス転移温度(Tg)を有する重合体または共重合体となるであろう。
第2成分Bは単官能化合物であることが好ましく、次式で表される化合物であるのがさらに好ましい。
CH=C(R)−Z−Z’ (IV)
RはHまたはCHであり、Zは一重共有結合もしくは連結基(spacer group)である。
Zは2価炭化水素鎖であるのが好ましく、好ましくは、酸素、硫黄および窒素からなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子、
Figure 2005510594
からなる群から選択される少なくとも1つ以上の基、または、
−NH−CO−NH−
−NHCOO−
−NHCOS−
−NHCSS−
から選択される1つ以上の2価の基が、任意に挿入されている。
さらに好ましくは、炭化水素鎖は、短く、1〜10の炭素原子、さらに好ましくは1〜6の炭素原子を含む。
例えば、連結基Zはポリエーテル、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウレア、ポリチオウレタン基である。
Z’は1価の短い鎖であり、好ましくは1〜10の炭素原子、さらに好ましくは1〜6の炭素原子を含み、次の群から選択される水素結合促進基を少なくとも1つ含有する。
−COOH
−OH
−CONHR’
−NHCONHR’’
−NHCOOR’’’
−NHCOSRiv
−NHR
R’、R’’、R’’’、Riv、Rvは、各々独立に、H、1〜10の炭素原子を有するアルキル、または6〜10の炭素原子を有するアリールを表している。
アルキル基は、それ自身、脂肪族または脂環式であってもよい。
好ましくは、アルキル基はCHである。
好ましくは、Z’はCOOH、OHおよびCONHR’基からなる群から選ばれる水素結合促進基であり、さらに好ましくはCOOH基である。
好ましくは、RはCHである。
式IVで表される化合物中の水素結合促進基は、それ自体が、カルボニル官能基および/または第三級アミン官能基であってもよい。その場合、これらの2つの官能基は、上記のZ’、および水素結合を形成するX−Hタイプ(X=O,S,N,…)の極性結合の全てと相互作用する。従って、このカルボニル官能基と第三級アミン官能基とは、上記水素結合促進基の補体として用いられる。
好ましい水素結合前駆体基を有する単官能基モノマーは、メタクリル酸(AMA)、アクリル酸(AA)、次の式で表される、モノ-2-(メタクリロイルオキシ)エチルサクシネート(MA サクシネート)のような、2価カルボン酸の(メタ)アクリルモノエステル、
CH = C (CH)COCHCHCCHCHCHCOH (a)
および、次の式で表されるモノ-2-(メタクリロイルオキシ)エチルフタレート(MA フタレート)である。
2−[CH=C(CH)COCHCHC]CCOH (b)
成分Bは、メタクリル酸であるのが好ましい。
成分AとBとは、メタクリル化合物のみであるのが、さらに好ましい。
本発明の組成物は、重合性プライミングシステムも有している。この重合性プライミングシステムは1つ以上の、熱もしくは光化学重合性プライマーを含有しうる。そのようなプライマーは当該技術分野では広く知られており、従来のプライマーのいずれをも用いることができる。本発明に有用な熱重合性プライマーは、過酸化ベンゾイル、シクロヘキシルペルオキシジカーボネート、イソプロピルペルオキシジカーボネートのような過酸化物が挙げられる。
前記光プライマーとして、特に、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィン酸化物、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタン-1-オン、およびアルキルベンゾイルエーテルが挙げられる。
一般的には、プライマーは、前記組成物に含まれる重合性モノマーの全重量に対して、0.01〜5重量%の割合で使用される。
光学レンズまたは眼用製品、特に眼用レンズの成形に用いられている添加剤を、本発明の重合性組成物は、従来の比率で含有することができる。添加剤としては、離型剤、抑制剤、染料、紫外線吸収剤、香料、脱臭剤、酸化防止剤、黄ばみ防止剤、フォトクロミック化合物が挙げられる。
水素結合促進成分Bを用いれば、成分Aによって形成された極めて柔軟な網状組織を、過度な高架橋密度により最終製品の耐衝撃性を悪化させることなく、硬くすることができる利点がある。従って、本発明の重合物質は、要求される熱機械特性、すなわち、レンズの使用温度である25℃、および、眼鏡の製造におけるいくつかの工程および次のプロセス(着色、研磨)において達する温度である100℃において、優れた剛性を有する。本発明の組成物から得られる上記のような物質は、100℃での弾性係数(E’)が40MPa以上であり、好ましくは100MPa以上であり、さらに好ましくは120MPa以上であり、最も好ましくは150MPa以上である。
好ましくは、本発明の組成物は光重合性組成物である。そして、好ましくは、本発明の組成物の重合により得られる物質は、従来の成形法、好ましくは、光重合により得られる有機レンズである。
上記のように、このレンズは半分完成したものであり、すなわち、1つの面は既に最終外形とされている。しかし、明らかに、この方法は完成レンズ、すなわち、成形工程の最終段階で要求される両光学面を有するレンズの製造に同様に適用することができる。
それゆえ、完成レンズは、従来の光重合装置を用いた光重合により最短の時間で得ることができ、縮合重合の場合よりも格段に容易に実施し、制御することができる。
得られる完成品のレンズは、優れた耐衝撃性を有しており、かつ、水分吸収性が極めて低い。
以下の例で本発明を説明する。これらの実施例において、他の表示がされてない限り、全ての百分率および部は重量で示されている。
実施例1
60gのBPA30EODMAと40gのメタクリル酸とを室温で混合する。混合後、0.1gのCGI 819(R)(日本チバガイギー社のホスフィン酸化物光プライマー)を添加する。この組成物は曇りガラスのビン内で光を調整し、室内で得られる。
このようにして得られた組成物を、モールド中の、あらかじめソーダで洗浄した2つの無機ガラス部の中に注入する。これはバルニエ粘着テープにより2mmの間隔を有するように平行に組み合わされる。
成形は次のように行う。
殺菌したシリンジ(20ml)で組成物を取り出す。
粘着テープを部分的に剥し、開口部を形成する。
シリンジの先を開口部の中に差し込む。
組成物をモールド中に注入する。
モールドの開口部を閉じるために、粘着テープを元に戻す。
ついで、充填されたモールドを、2つの紫外線主要ランプ(水銀ランプ)を有する光化学重合用オーブンに入れる。この2つのランプはモールドの2つの部分から等距離で、両側に配置されている。モールドは各々のランプから、約40ミリワットで、30秒照射される。
赤外線照射測定により、(メタ)アクリルの二重結合の転化は、UV照射時間を関数としていることがわかる。30秒の照射の後、転化は完了する。
重合の後、粘着テープを取り除く。そしてレンズは外されて、アーク灯を用いて検査する。
最後の120℃のアニール処理は、重合を完了させ、得られる基体に残留している拘束力を解放する。
結果を下の表1に示す。
比較例C1と実施例2〜4
実施例1が、メタクリル酸とBPA 30EODMAの比率を変化させて繰り返されている。初期成分と結果物の成分比率は、以下の表1に示されている。
比較例C1は、重合性モノマーとしてBPA 30EODMAを含んでいる。
Figure 2005510594
1. ZELECUN (デュポン社製潤滑剤)
2. UV5411 (2-(2-ヒドロキシ-5’-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール:AMERICAN CYANAMID 社製)
3. CGI 819(R) (日本チバガイギー社製)
(離型剤、UV吸収剤および光重合性プライマーの量は、AおよびB成分の重量の100部に対する%で示されている。)
最初の分子であるBPA 30EODMA(新中村化学工業社製 BPE-1300N)は、二官能化合物であり、そのホモポリマーは極めて柔軟である(示差走査熱分析測定によるTg=-30℃)。
ネットワークの強化は、メタクリル酸の導入によるE’(25℃)、E’(100℃)およびTgの値の増加により説明される。
メタクリル酸が50%である場合、Tgは150℃よりも高くなるが、これは特にアクリル熱硬化ネットワークにより特に高くなる。
固体物質の比重は比較的高いが、これは水素結合型の相互作用の強度を説明する。
この系へのメタクリル酸の導入は、ネットワークの水分吸収率を制限する。しかしながら、高極性の酸性官能基の高い割合での導入は、結果として親水性を増加させる。そのような挙動は、酸性結合が重合ネットワークの内部で強く相互作用し、もはや系外からの水分子との相互作用に利用されえないことを示す。
比較例C2と実施例5
実施例1と同じ手順を用いているが、BPA30EODMAオリゴマーの代わりにウレタンジアクリレートオリゴマーであるクレーバレー社製のCN965を用いている。比較例としては、アクリル酸がない場合に、前記ウレタンジアクリレートが重合された。この組成と結果を以下の表2に示す。
Figure 2005510594
比較例C3と実施例6,7および8
実施例1がBPA30EODMAをPPG400 DMAとして、比率を種々変化させて繰り返される。その組成と結果を以下の表3に示す。
Figure 2005510594
この結果は、メタクリル酸による硬化はメタクリル酸の比率が低い場合(20%)にも起き、一方、プロポキシ基が存在する場合は極めて低い水分吸収率とすることができる。
比較例C4と実施例9〜11
先ほど実施されたものと同様な手順で実行されるが、A成分にはBPA30EODMAとPPG400DMAオリゴマーとの混合物を用いる。
この組成と結果を以下の表4に示す。
Figure 2005510594
比較例C5と実施例12、13
先ほど実施されたものと同様な手順で実行されるが、A成分にはBPA30EODMAと、式III(n’が1〜10の範囲)で示される第1成分と次式で示される第2成分との混合物から得られるジチオメタクリレートWオリゴマーとの混合物を用いる。
Figure 2005510594
各第1成分、第2成分質量比は65/35である。この組成と結果を以下の表5に示す。
Figure 2005510594
メタクリル酸による硬化は、全てのケースに有効である。
実施例14
以上の例が、成分Aに、BPA30EODMAと、ALDRICH社製のモノ-2-(メタクリロイルオキシ)エチルフタレート(MAフタレート)との混合物を用いて反復される。
この組成物中の成分の比率と結果とを表6に示す。
Figure 2005510594
実施例15
上述と同様な手順で、実施例2の組成物から視度−2の球形レンズが製造された。
そして、このレンズで、ボールを落下させる高さを増加させ、エネルギーを増加させた耐衝撃性試験を行った(壊れるまで落下させる高さを増加させた)。
結果を以下の表7に示す。
Figure 2005510594
この結果は、本発明の組成物により耐衝撃性に優れたものが得られることを示している。
比較例C6
特許出願WO 01/09205の実施例2が、視度−2の球体レンズを製造するために反復される。
Figure 2005510594
* PLEX 6661-0 :クレーバレー社製、次式で示される:
Figure 2005510594
R’3と R’4 は、独立に、HまたはCH3を示している。
得られるレンズは、視度−2、中央の厚さが1.1mmであり、実施例15と同様の方法を用いる耐衝撃性試験に供される。
実験結果
Figure 2005510594

Claims (24)

  1. 少なくとも2つのラジカル重合性官能基を有するオリゴマーと、ガラス転移温度(Tg)が50℃未満であるホモポリマーとを少なくとも有し、
    重合により、ガラス転移温度(Tg)が50℃以下、好ましくは0℃以下、さらに好ましくは-50℃〜-10℃の範囲である(共)重合体になることができ、
    該オリゴマーが組成物中に存在する重合性モノマーの全重量に対して15%より多く、好ましくは20%以上の割合を占める第1成分Aと、
    少なくとも1つの水素結合促進基を有する(メタ)アクリルモノマーを少なくとも有し、
    該(メタ)アクリルモノマーがメタクリルモノマーの場合には、これが組成物中に存在する重合性モノマーおよびオリゴマーの全重量に対して15%以上の割合を占め、
    該(メタ)アクリル酸モノマーがアクリルモノマーの場合には、これが組成物中に存在する重合性モノマーおよびオリゴマーの全重量に対して35%以上の割合を占める第2成分Bと、
    を含有するラジカル重合性組成物。
  2. 前記第1成分Aのオリゴマーが二官能性オリゴマーであることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 前記オリゴマーがジ(メタ)アクリレート、好ましくはジメタクリレートであることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 前記オリゴマーの数平均分子量Mnが100〜5000、好ましくは200〜4000、さらに好ましくは300〜2000g/molであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 前記オリゴマーが、ポリ(アルキレン)グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエトキシビスフェノールAジメタクリレート、ジチオ(メタ)アクリレート、およびウレタンジ(メタ)アクリレートからなる群から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 前記オリゴマーが、ポリ(エチレングリコール)ジメタクリレートおよびポリ(プロピレングリコール)ジメタクリレートからなる群から選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 前記オリゴマーが、約530g/molの数平均分子量を有するポリ(プロピレングリコール)ジメタクリレートであることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. オリゴマーではないラジカル重合性官能基を少なくとも1つ有する共重合体を、付加的に少なくとも1つ有することを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  9. 前記ラジカル重合性官能基が(メタ)アクリレート基であることを特徴とする請求項8に記載の組成物。
  10. 前記水素結合促進(メタ)アクリルモノマーが、単官能基モノマーであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 前記水素結合促進(メタ)アクリルモノマーが、次式で示されることを特徴とする請求項1〜10に記載の組成物。
    Figure 2005510594
    RはHまたはCHであり、Zは一重共有結合または2価の連結基、Z’は水素結合促進基を示す。
  12. 前記Zが2価炭化水素鎖であり、好ましくは、酸素、硫黄および窒素からなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子、
    Figure 2005510594

    からなる群から選択される1つ以上の基、または、
    ―NH−CO−NH−
    ―NHCOO―
    ―NHCOS―
    ―NHCSS―
    から選択される1つ以上の2価の基が任意に挿入されていることを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  13. 前記炭化水素鎖が1〜10、好ましくは1〜6の炭素原子を含むことを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 前記Zがポリエーテル、ポリエステル、ポリウレアまたはポリウレタン基であることを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  15. 前記Z’が―COOH、―OH、−CONHR’、−NHCONHR’’、−NHCOOR’’’、−NHCOSRiv、−NHRv(R’、R’’、R’’’、Riv、Rvは、各々独立に、H、1〜10の炭素原子を有するアルキル基、または6〜10の炭素原子を有するアリール基を表している)からなる群から選択されることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の組成物。
  16. 前記アルキル基が脂肪族または脂環式基であることを特徴とする請求項15に記載の組成物。
  17. 前記アルキル基がCHであることを特徴とする請求項16に記載の組成物。
  18. 前記Z’が−COOH基であることを特徴とする請求項11〜17のいずれかに記載の組成物。
  19. 前記RがCHであることを特徴とする請求項11〜18のいずれかに記載の組成物。
  20. 前記水素結合促進(メタ)アクリルモノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、モノ-2-(メタクリロイルオキシ)エチルサクシネートおよびモノ-2-(メタクリロイルオキシ)エチルフタレートからなる群から選択されることを特徴とする請求項10に記載の組成物。
  21. 少なくとも1つの熱および/または光化学重合性プライマーの効果的な量を付加的に含有することを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の組成物。
  22. 請求項1〜20のいずれかに記載の組成物が、熱および光化学重合してなる生成物。
  23. 100℃での弾性率E’が40MPa以上、好ましくは100MPa以上、さらに好ましくは120MPa以上であることを特徴とする請求項22に記載の生成物。
  24. 光学レンズ、特に完成した、または半完成した眼用レンズであることを特徴とする請求項21〜23のいずれかに記載の生成物。
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