JP2005510118A5 - - Google Patents

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無線通信システム
本発明は、無線通信システム、このようなシステムに使用する一次局及び二次局及びこのようなシステムを動作させる方法に関するものである。本明細書は特にユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)に関連して説明するが、このような技術は他の移動体無線システムに等しく適用し得るものと理解されたい。
移動体通信の分野では、要求に応じて大きなブロックのデータを移動局に適度のレートでダウンロードする機能を有するシステムの需要が高まっている。このようなデータは、例えばインターネットからのウエブページ(場合によりビデオクリップなどを含む)とすることができる。典型的には移動局はこのようなデータを断続的に要求するのみであるため、固定の帯域幅の専用リンクは適切でない。UMTSにおいてこの要求を満たすために、ハイスピードダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)手法が開発され、この手法は4Mbpsまでのパケットデータの移動局への転送を容易にする。
パケットデータ通信システムの慣例の要素は、誤って受信されるデータパケットを処理するARQ(オートマチックレピートリクエスト)プロセスである。例えば、HSDPAにおける基地局(BS)から移動局(MS)へのダウンリンクについて考察する。MSは、データパケットを受信するとき、例えばサイクリックリダンダンシーチェック(CRC)情報を用いてそのパケットが損傷されているか決定する。次に、MSはこの目的のために割り当てられたフィールドで信号をBSへ送信する。即ち、第1の信号を受信確認(ACK)として用いてパケットが正しく受信されたことを示し、第2の信号を否定的受信確認(NACK)として用いてパケットが受信されたが損傷されていることを示す。これらの信号は、例えば異なる電力で送信される異なるコードワード又は同一のコードワードとすることができる。BSはACK/NACKメッセージを正しく復号できるように判定しきい値を適切な位置に設定する必要がある。
パケット送信は一般に断続的であるから、データパケットが受信されなかった場合にはMSによりACK/NACKフィールドに何も送信されないため、不連続送信(DTX)を利用することができる。通常のシナリオでは、MSが送信されたデータパケットの検出を失敗する確率は1%とすることができる。この場合には、BSはDTXをNACKであるかのように解釈してパケットをMSへ再送信することができるようにするのが望ましい。DTXをNACKと解釈することは、BSにおける判定しきい値をACK信号の方にオフセットさせることにより、またパケットが検出されてもされなくても、はMSが正しいCRCを有するパケットに対応しないすべてのACK/NACKフィールドにNACKを送信することにより達成することができる。
MSがすべてのACK/NACKフィールドにて送信を行なうことには、アップリンク妨害がかなり増大するのに加えて、MAの電池寿命が短くなる問題がある。これは、パケットトラヒックが(しばしば起り得る)バースト性のときに特に問題となり、バースト性トラヒックの場合にはMSはパケットが送信されてこなかったとき多数のACK/NACKフィールドにて送信を行なうことが必要とされる。
ACKコマンドとNACKコマンドを判別するしきい値をオフセットさせる場合の問題は、ACKがNACKと解釈される確率を許容し得る低い値にするためにはACKコマンドの送信電力を(以下に検討するように)増大させる必要がある点にある。良い設計の通信システムではMSがACKを送信する確率はNACKを送信する確率より著しく大きいので、ACK送信電力の増大はACK/NACKフィールドに必要とされる平均送信電力を著しく増大する。
ACKをNACKと誤解釈する確率を1%以下とし、NACKをACKと誤解釈する確率が0.01%以下とする必要がある代表的な通信システムについて考察する。MSがパケットを検出しない確率が1%以下であるものと仮定すると、この場合には(MSがパケットを受信しない確率とそのDTXがACKと誤解釈される確率の合成確率をNACKがACKと誤解釈される確率と同一、即ち0.01%以下にするためには)DTXをACKと誤解釈する確率を1%以下にする必要がある。代表的な移動通信チャネルに対するシミュレーションは、DTXをACKと誤解釈する確率を1%以下にするのに十分な判定しきい値のACK側へのオフセットは、ACK電力をNACK電力よりも大きくすることを要求する作用を有することを示した。つまり、BS判定しきい値のオフセットにより、ACK/NACKフィールドに必要とされるピーク電力はNACK信号よりもACK信号により決定されることになる。
本発明の目的は、上述した問題を解決することにある。
本発明の第1の特徴は、一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記二次局はデータパケットを受信する受信手段と、受信したデータパケットの状態を指示する信号を前記一次局へ送信する受信確認手段とを有する無線通信システムにおいて、前記二次局は、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットし、タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更する手段を具える点にある。
前記タイマのリセットは、それがまだ動作していない場合はそのタイマを始動させる、或は、既に動作しているタイマを再始動することを意味する。一実施例では、前記変更は、データパケットの何の指示も検出されない場合には、データパケットを送信できたであろう時に毎回、二次局が否定的受信確認を送信するものとする。他の実施例では、前記変更は、二次局が一次局へのチャネル品質情報の送信に関するパラメータを変更するものとする。これらの変更により、アップリンクチャネル特性をアップリンク妨害、ピーク電力レベル及び電池寿命に対する要件に依存して最適化することができる。タイマは、典型的には、所定の単位、例えばミリ秒単位、フレーム単位、タイムスロット単位、メッセージ単位又は他の適当な単位でカウントするカウンタとして実現する。
本発明の第2の特徴は、一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システム用の一次局であって、データパケットを二次局へ送信する手段と、二次局から受信データパケットの状態を示す信号を受信する手段と、二次局によるデータパケットの受信の受信確認の受信時にタイマをリセットし、該タイマが終了するまでアップリンク送信の取り扱いを変更する手段とを具える点にある。
本発明の第3の特徴は、一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システム用の二次局であって、一次局からのデータパケットを受信する受信手段と、受信したデータパケットの状態を示す信号を一次局へ送信する受信確認手段とを有する二次局において、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットする手段と、該タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更する手段とを具える点にある。
本発明の他の実施例では、タイマはチャネル品質情報を一次局へ報告する頻度を制御するのに使用することもできる。
本発明の第4の特徴は、一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記二次局はデータパケットを受信し、受信したデータパケットの状態を示す受信確認信号を前記一次局へ送信する無線通信システムを動作させる方法において、前記二次局は、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットし、タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更する点にある。
図面を参照して本発明の実施例について説明するが、これらは一例にすぎない。図面において、対応する要素を示すために同一の参照番号を用いている。
図1において、無線通信システムは、一次局(BS)100と、複数の二次局(MS)110を具える。BS100は、マイクロコントローラ(μC)102と、アンテナ手段106に接続されたトランシーバ手段(Tx/Rx)104と、送信電力レベルを変更する電力制御手段(PC)107と、PSTNや他の適当なネットワークに接続するための接続手段108とを具える。各MS110は、マイクロコントローラ(μC)112と、アンテナ手段116に接続されたトランシーバ手段(Tx/Rx)114と、送信電力レベルを変更する電力制御手段(PC)118とを具える。BS100からMS110への通信はダウンリンクチャネル122で行なわれ、MSからBSへの通信はアップリンクチャネル124で行なわれる。
既知のstop-and-wait ARQ手法の動作の一例を図2に示す。Pn(nは1ビットシーケンス番号)として示すデータパケット202がBS100からMS110へダウンリンク(DL)122により割り当てられたタイムスロットで送信される。シーケンス番号0を有する第1のデータパケットP0はMS110により損傷された状態で受信されるため、MS110は肯定的受信確認及び否定的受信確認用に用意されたフィールドで否定的受信確認(N)204を送信する。これに応答して、BS100は第1のデータパケット202を再送信する。今度はこのパケットがMS110により正しく受信され、MS110は受信確認(A)206を送信する。これに応答して、BS100はシーケンス番号1を有する次のパケットを送信する。BS100は、所定のタイムアウト期間内に何の受信確認も受信しない場合(MS110がパケットを全く受信しなかった場合または受信確認が行方不明になった場合)にも、データパケット202を再送信する。MS110が前に送信されたパケット202を実際に受信した場合、受信パケット202は前パケットと同じシーケンス番号を有するので、MS110はこのパケットを再送信であると決定することができる。
マルチチャネルARQ手法の使用により改善されたスループットを得ることができる。既知のように動作する4チャネルARQ手法の一例を図3に示す。Pn(nはシーケンス番号)として示すデータパケット202がBS100からMS110へダウンリンクチャネル(DL)により順番に送信される。各パケット202は、最初のパケットから出発して、順に論理チャネル(CH)に割り当てられる。従って、パケットP1はチャネル1に、パケットP2はチャネル2に割り当てられ、以下同様である。ARQは各チャネルごとに別々に行なわれる。
図示のシナリオでは、第1のデータパケットP1は第1の論理チャネルを経て送信され、MS110により正しく受信され、MS110は受信確認(A1)206をアップリンクチャネル124で送信する。従って、チャネル1が次に送信用にスケジュールされるとき、送信待ちの次のパケットP5が選択されMS110へ送信される。同様に、第2のデータパケットP2は第2の論理チャネルを経て送信される。しかし、このパケットはMS110により正しく受信されず、MS110は否定的受信確認(N2)204を送出する。従って、チャネル2が次に送信用にスケジュールされるとき、パケットP2が再送信される。今度はこのパケットが正しく受信され、受信確認206がアップリンクチャネル124で送出され、これによりチャネル2が開放され後続のパケット202を送信する。
パケットデータ伝送の典型的な断続性が与えられるものとすれば、殆どの用途において、長時間に亘るDTXがACK/NACKフィールドに適用される。さらに、良い設計のシステムに対しては、NACK204はACK206より著しく低い頻度にすべきである。しかし、先に簡単に検討したように、DTXをNACKと解釈するようにBS100を構成することと関連していくつかの問題がある。
これらの問題は、本発明のシステムでは、MS110を2つの状態:即ちパケット送信が予測される第1状態と、パケット送信が予測されない第2状態で動作するように構成することにより解消される。これらの2つの状態の間の遷移はタイマにより制御される。タイマは、典型的には、所定の単位、例えばミリ秒単位、フレーム単位、タイムスロット単位、メッセージ単位又は他の適当な単位でカウントするカウンタとして実現する。
このようなシステムの動作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。この方法は、ステップ402において、MS110がデータパケット202を受信する用意ができたときに開始する。テストステップ404において、MS110は当MSのためのデータパケット202がこのパケットを送信し得るタイムスロットで送信されたか決定する。データパケット202が検出される場合、テスト404がパスされ、ステップ406でタイマがリセットされ、ステップ408で受信確認206が送信され、MS110はテストステップ404に戻り、データパケット202の次の適切なスロットを検査する。タイマをリセットするとはタイマがまだ動作していない場合にはタイマを始動すること、或は、既に動作しているタイマを再始動することを意味する。
パケットが検出されない場合、テスト404は失敗し、次のテスト410が行われ、タイマが動作しているか決定される。タイマが動作している場合には、テスト410がパスされ、MS110はステップ412で否定的受信確認204を対応するACK/NACKフィールドで送信し、次いでテスト404に戻る。タイマが動作していない場合には、テスト410は失敗し、MS110は直接テスト404に戻る。
MS110は、パケットが当MSに任意のタイムスロットで送信されうるものと仮定することができ、またパケット202を受信した後の、MS110に何のパケットも送信できない期間(タイマ期間より著しく短い)があり、従ってMS110は、MS110の限定された機能に依存して、ACK/NACKフィールドで送信しないものと仮定することができる。タイマが停止すると、MSはパケット202が次に検出されるまで、ACK/NACKフィールドでの送信を停止する。
この手法によれば、BS100はその判定しきい値を調整して、MS110の送信電力を最適化することができる。本発明の一実施例では、BS100はその判定しきい値を一つのシーケンスの第1パケットP0に対してACK信号の方へオフセットさせて、DTXをNACKと解釈する確率を増大させる。これは、第1パケットのACK206がNACK204と解釈される確率を増大する効果も有する。BS100は第1パケットP0に関してACK206を検出するやいなや、次の判定用のしきい値をDTXレベルに向けリセットし、BS100はMS110内で動作しているタイマに対応する自分のタイマを始動する。
その結果として、DTXをACK206と解釈する問題が各シーケンスの第1パケットP0を除くすべてのパケット202に対して避けられ、これにより、要件に依存して、ACK/NACK電力レベルを最適化して妨害を低減する或はセル範囲または電池寿命を増大することができる。
本発明の一実施例では、ACK/NACKフィールドに対する平均電力を最小にする。これは、アップリンク妨害を最小にする或はMS110の電池寿命を最大にするのが望ましいシステムに有用である。この実施例では、判定しきい値をDTXレベルに近づけてACK電力の低減とNACK電力の増大を一緒に得る。本出願人に係る同時継続英国出願第0126421.7号はACK及びNACKの復号におけるエラーの相対確率をそれぞれの送信電力を変化させることにより制御する技術を開示しており、この技術を本実施例にて適用することができる。
本発明の他の実施例では、ACK/NACKフィールドに対するピーク電力要件を最小にする。これは、パケットアクセスのセル範囲がACK/NACKフィールドに対するピーク電力要件により制限されるシステムに有用である。この場合には、ACK及びNACK送信電力は等しく設定し、BS100におけるしきい値を所望のエラーレートを与えるように位置させる。
本発明の好適実施例では、MS110は一つのシーケンスの第1ACK206の送信電力を増大して、ACKをNACKと誤解釈する確率が第1パケットP0に対してBS100により与えられる判定しきい値のオフセットによりあまり増大しないようにする。
本発明の他の好適実施例では、タイマは所定数のタイムスロットの間動作し、その期間中タイムスロット数以上のパケットがMS110に送信されない。この期間中、ACK206またはNACK204が各タイムスロットで反復される。タイマが停止すると、ACK206の送信も停止する(これにより、MS110が次のパケットの検出に失敗しACKを送出し続け、その結果MS110が検出に失敗したパケットを正しく受信したものとBS100が信じることが防止される)。しかし、NACK204の送信は停止しないで、パケットが正しく受信されるまで何の問題も生ずることなく続けることができる。
実際には、送信電力を節約するとともに妨害を制限するために、反復するNACK204の最大数を制限するのが望ましい。この制限は第2のタイマにより決定することができ、その最大値は予め決めるか、BS100により信号される高位レイヤパラメータに従って設定するか、或はBS100とMS110との間のネゴシエーションにより決めることができる。典型的には、第2のタイマは所定数のNACKの送信後に停止するように設定する。このような制限の使用は、BS100がパケットが正しく受信されたかどうかを判定する前にどのぐらい待てるを知り得る利点を有する。第2のタイマは前記タイマとは異なる値を取ることができ、必要に応じ異なる単位でカウントすることもできる。
この実施例は、ACK信号とNACK信号に対し異なる電力レベルを設定する他の実施例とともに使用することもできる。BS100は、複数のACK/NACK反復の組合せ、最強信号の選択及び受信信号の多数決を含む種々の方法でACK206が信号されたかNACK204が信号されたかを決定することができる。規定のサービス品質を達成するために、その判定しきい値を処理すべきACK/NACKの数に従ってダイナミックに調整することができる。
MS110がACK206を送信する(場合により反復送信)とき、次の動作は最後のACK後にDTXを送信する動作か、或は次のパケットが受信されるまでまたはNACKタイマが終了するまで、NACKの送出に戻る動作とすることができる。後者のオプションの方が一般に好適である。その理由は、(妨害レベル及びMS110の電力消費の増大も考慮する必要があるが、)後者のオプションではDTX状態の送信が避けられ、BS100は判定しきい値をオフセットする必要が避けられ、ACK送信の電力を低減することができる。
本発明はNACK信号以外のアップリンクシグナリングに適用することもできる。最も一般的な形態では、本発明の技術は、アップリンクシグナリングの特性を、シグナリング前の所定の期間中にパケットが検出されたか否かに依存して変更することにある。
この一般的な応用例として、本発明の他の実施例では、MS110はチャネル品質情報(CQI)の送信をパケット202の受信期待値に依存して変更させる。CQIはダウンリンクのチャネル品質を例えば信号対妨害比(SIR)で測定することにより決定することができる。CQIの送信に対する変更は、CQIを送信する周波数並びに使用する送信フォーマット(ビット数)及び送信電力レベルを変更するものとし得る。例えば、MS110はCQIを、パケット202の受信後にタイマにより決定された期間の間、使用可能な各CQIフィールドで送信することができる。所定の期間後、MS110は別のパケットが受信されるまで、CQIを送信する周波数を低減することができる。
NACKシグナリングとCQIシグナリングの双方に対して変更を行なう実施例では、CQIを報告する周波数を制御するのに使用するタイマとNACK送信を制御するのに使用するタイマを同一にすることができ、また異なる値を有するものとすることができる。これらの値は(例えばMS機能として)予め決めることができ、また高位プロトコルレイヤによりMS110にシグナリングすることもできる。
以上のディスカッションは、MS110がパケット202を受信したかどうかを決定することに関連する。ある種のシステム、例えばUMTSでは、MS110に予定されたパケットの存在がパケットインジケータメッセージによりパケットインジケータチャネル及び/又はパケット送信チャネルとは別個の制御チャネルでシグナリングされる。このような実施例では、タイマを始動するトリガは、パケットインジケータの検出に加えて、関連するダウンリンク制御チャネル(CRCを含む)の正しい復号を必要とする。これは、パケットインジケータの誤検出によるタイマのスプリアストリガを避けるのに役立つ。
本出願人に係る同時継続国際特許出願PCT/IB02/02834では、BSがNACK204をACK206と誤解釈する場合から回復させる物理層のメカニズムを開示している。このメカニズムは追加のコードワードREVERT(回帰)を使用し、これで、MS110が前のパケットの再送信を予測していたときに新パケット202の送信を受けたことをBS100に知らせる。この手法の変形例では、2つのREVERTコードワードを使用して、新パケットに関してNACKまたはACKを追加供給する。本発明はこのようなREVERTコマンドとともに使用することができ、英国特許出願0126421.7に記載されているように、このコマンドでNACKコマンドからの電力オフセットを使用することをシグナリングすることができる。
本発明の他の実施例では、MS110が第1の状態で動作しているとき(パケット送信が予測されるとき)、MS110は、パケットインジケータが検出されたかどうかに依存して、2つの異なるレベルのNACK204を送信することができる。例えば、パケットインジケータが受信されなかった場合には、MS110は低電力NACK204を送信して、NACK204がACKと誤解釈される確率が1%になるようにする(この確率は、MS110がパケットインジケータを受信しない1%の確率と関連して、BS100がNACKをACKと解釈する0.01%の確率を与える)。パケットインジケータが検出された場合には、MS110は高電力NACK204を送信して、NACKがACKと誤解釈される確率が0.01%になるようにする。これらの異なるタイプのNACKは異なるコードワードの送信により区別することもできる。
他の実施例では、アップリンク電力制御の動作はタイマが終了するまでパケットの検出により変更される。ソフトハンドオーバ状態では、MS110は2つ以上のBS100(アクティブセットのメンバー)から同時送信を受けることができ、アップリンク送信の電力はアクティブセットのすべてのBSからの電力制御コマンドを考慮することにより通常制御される。しかし、ダウンリンクパケットが1つの特定のBSから送出されると、当該パケットに応答してシグナリングする任意のアップリンクを当該BSで定める必要がある。従って、当該無線リンクに対し適切な電力を達成するためには、アップリンク送信の電力は主として当該BSからの電力制御コマンドにより決定すべきである。これがため、パケットが所定のBS100から受信されたとき、タイマをセットし、ACK/NACKフィールド、CQIフィールドまたは全制御チャネルのうちの少なくとも1つの電力をタイマが終了するまで同BSからの電力制御コマンドにより決定する。次のパケットが異なるBSから受信される場合には、タイマをリセットし、同BSはアップリンク電力レベルを制御することができる。アップリンク電力制御に対するこれらの変更は、上述したACK/NACKまたはCQI送信に対する他の変更と別個に、或は組み合わせて行なうことができる。
以上の説明はUMTS FDD(周波数分割二重化)モードに向けられている。本発明はTDD(時分割二重化)モードにも適用し得る。この場合には、アップリンク及びダウンリンクチャネルが同じ周波数で異なるタイムスロットを使用する(即ちレシプロカルチャネル)ことによりチャネル情報をシグナリングする必要性が低減する。
種々の役割を演ずるBS100に関する以上の説明は本発明に関連するものである。実際上、これらのタスクは固定インフラの種々の部分、例えばMS110と直接インタフェースする部分である「ノードB」の責任または無線ネットワークコントローラ(RNC)内の高レベルの部分の責任責任とすることができる。従って、本明細書では、「基地局」または「一次局」の使用は本発明の実施例に含まれるネットワーク固定インフラの種々の部分を含むものと理解されたい。
本明細書を読めば、他の変更が当業者に明らかである。これらの変更は、無線通信システム及びその構成要素の設計、製造及び使用において既知の特徴であって、上述した特徴の代わりに、或は加えて使用することができる特徴も含むものである。
本明細書及び特許請求の範囲に記載において、各構成要素は複数存在する場合も意味する。さらに、「具える」とは記載した以外の構成要素或はステップの存在を除外するものではない。
無線通信システムのブロック線図である。 既知のstop-and-wait ARQ手法の動作を示す図である。 既知のnチャネルARQ手法の動作を示す図である。 本発明のパケットデータ伝送システムを動作させる方法を示すフローチャートである。

Claims (19)

  1. 一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記二次局はデータパケットを受信する受信手段と、受信したデータパケットの状態を示す信号を前記一次局へ送信する受信確認手段とを有する無線通信システムにおいて、前記二次局は、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットする手段と、該タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更する手段とを具えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記データパケットの送信を示す指示は、該データパケットの送信に用いるチャネルとは別のチャネルで送信することを特徴とする請求項1記載の無線送信システム。
  3. 一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システム用の一次局であって、データパケットを前記二次局へ送信する手段と、受信されたデータパケットの状態を示す信号を前記二次局から受信する手段と、前記二次局によるデータパケットの受信の受信確認の受信時にタイマをリセットする手段と、タイマが終了するまでアップリンク送信の取り扱いを変更する手段とを具えることを特徴とする一次局。
  4. 前記二次局にデータパケットを送信できたであろう時にデータパケットが送信されなかった場合に毎回、否定的受信確認を受信する手段と、受信した信号が肯定的受信確認否定的受信確認かを決定するしきい値を設定する手段と、前記しきい値を前記タイマが動作している間は前記タイマが終了した後に使用する値と比較して異なる値に設定する手段とを具えることを特徴とする請求項3記載の一次局。
  5. 前記タイマの終了後にパケットが前記二次局へ送信されたら、前記しきい値を否定的受信確認信号より受信確認信号に近づける手段を具えることを特徴とする請求項4記載の一次局。
  6. 一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システム用の二次局であって、前記一次局からのデータパケットを受信する受信手段と、受信したデータパケットの状態を示す信号を前記一次局へ送信する受信確認手段とを有する二次局において、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットする手段と、タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更する手段を具えることを特徴とする二次局。
  7. 誤り訂正情報を含むデータパケットの送信を示す後続の指示が正しく受信されるまで、前記タイマのリセットを遅らせる手段を具えることを特徴とする請求項6記載の二次局。
  8. データパケットを送信できたであろう時にデータパケットの送信が検出されない場合に毎回、否定的受信確認を送信する手段を具え、この否定的受信確認は前記タイマが終了するまでの間のみ送信されることを特徴とする請求項6または7記載の二次局。
  9. 前記タイマの終了後に受信した第1パケットの受信確認を、前記タイマが動作している間の一連のパケットの受信確認より高い電力で送信する手段を具えることを特徴とする請求項7または8記載の二次局。
  10. 肯定的受信確認及び否定的受信確認をほぼ同一の電力で送信する手段を具えることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の二次局。
  11. データパケットの送信を示す指示が検出されない場合には否定的受信確認より低い第1の電力で送信し、データパケットの送信を示す指示は受信されたがデータパケットが正しく受信されない場合には否定的受信確認より高い第2の電力で送信する手段を具えることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の二次局。
  12. データパケットが送信されたことを示す指示に応答して他のタイマをリセットする手段と、前記タイマが終了するまで受信確認を繰り返す手段と、前記他のタイマが終了するまで否定的受信確認を繰り返す手段とを具えることを特徴とする請求項6記載の二次局。
  13. 前記他のタイマの持続時間は前記タイマの持続時間より大きいことを特徴とする請求項12記載の二次局。
  14. 使用可能な信号タイプは直前に受信されたパケットより前に受信されたパケットの再送信要求を示す回帰信号を含むことを特徴とする請求項8〜13の何れかに記載の二次局。
  15. 前記タイマが動作している間、前記一次局へのチャネル品質情報の送信に関するパラメータを変更する手段を具えることを特徴とする請求項6〜14の何れかに記載の二次局。
  16. 前記パラメータは、チャネル品質情報を前記一次局へ送信するレート前記一次局へ送信するチャネル品質情報のフォーマット、及びチャネル品質情報を前記一次局へ送信する電力のうちの1つ以上であることを特徴とする請求項15記載の二次局。
  17. 否定的受信確認の送信に関する前記タイマ及びチャネル品質情報の送信に関する前記タイマは同一であることを特徴とする請求項15または16記載の二次局。
  18. 複数の一次局とほぼ同時に通信する手段と、前記一次局の各々からの電力制御コマンドを受信する手段と、前記一次局の任意の1つからのデータパケットを受信する手段とを具える請求項6〜17の何れかに記載の二次局において、アップリンク送信の電力を、前記タイマが動作している間は前記パケットを送信する一次局から受信した電力制御コマンドに依存して設定し、前記タイマが終了したときはすべての一次局から受信した電力制御コマンドに依存して設定する手段を具えることを特徴とする二次局。
  19. 一次局から二次局へデータパケットを送信する通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記二次局はデータパケットを受信し、受信したデータパケットの状態を示す受信確認を前記一次局へ送信する無線通信システムを動作させる方法において、前記二次局は、データパケットが当二次局へ送信されたことを示す指示の検出時にタイマをリセットし、タイマが終了するまでアップリンク送信の特性を変更することを特徴とする無線通信システム動作方法。
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