JP2005507214A - インタレースのダミー予測ピクチャを使用したトリックモード - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、ビデオシステム全般に関し、より詳細には、デジタル形式でエンコードされたビデオ系列を記録又は再生するビデオシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルテレビジョン(DTV)及び高精細テレビジョン(HDTV)は、今日の家庭用電子製品の市場において注目されている。これらのタイプのテレビジョンの多くの購入者は、先に記録された番組を視聴したり、該購入者の好みの番組を記録したりするために、デジタルビデオディスク(DVD)レコーダ又はプレーヤのような、デジタルビデオレコーダ又はプレーヤも購入する。特に、DTV(又はHDTV)とデジタルビデオレコーダ又はプレーヤとの組み合わせは、ホームシアター娯楽システムの統合された部分となる。
【0003】
デジタルビデオレコーダ又はプレーヤは、MPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダを一般に含んでおり、このデコーダは、レコーダ又はプレーヤが再生するディスクに記憶されたデジタル形式でエンコードされたマルチメディアデータをデコードする。デジタルビデオレコーダ又はプレーヤが従来の(DTVではない、又はHDTVではない)テレビジョンに接続された場合、デジタル形式でエンコードされた信号は、従来のテレビジョンに表示される前に、デジタルビデオレコーダ又はプレーヤのMPEGデコーダによりデコードされる。しかし、多くのDTVは、それ自身のMPEGデコーダを含んでいる。かかるように、デジタルビデオレコーダ又はプレーヤがDTVに接続された場合、ディスクから読み出されたビデオ信号は、DTVのデコーダで遠隔的にデコードされる。このシステム構成は、リモートデコーダ構成と呼ばれる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、デジタル形式でエンコードされた信号をリモートDTVデコーダによりデコードすることには、重要な問題が存在する。特に、このタイプの構成においてトリックモードを実行することは非常に困難である。トリックモードは、通常の速度で再生が行われないか、又は順方向で再生が行われない任意のビデオ再生である。トリックモードは、スローモーション又はフリーズのトリックモードの間のような、ビデオ信号における多数のピクチャをスキップすることを含んでいることがある。デジタルビデオレコーダ又はプレーヤとDTVとの間の帯域幅は制限されているため、DTVに供給されている信号におけるピクチャを繰り返すことで、転送チャネルの最大ビットレートの限度を超える可能性がある。この問題は、ピクチャがイントラ(I)ピクチャ又は予測(P)ピクチャである場合に更に深刻なものとなる。これは、Iピクチャ及びPピクチャが比較的多くのビット数でエンコードされているためである。
【0005】
ビットレートの問題に加えて、ビデオ信号を遠隔的にデコードすることには、別の問題がある。かかる構成において、インタレースピクチャを繰り返し表示することで、この繰り返されるピクチャに動く対象物が含まれている場合には、振動する効果がディスプレイに現れる。この問題点を説明するために、インタレース走査の簡単な説明が与えられる。
【0006】
多くのテレビジョンは、インタレース走査技術を採用している。この走査フォーマットでは、ビデオ信号は、所定数の水平ラインに典型的に分割される。それぞれのフィールド周期の間、これらのラインの半分のみが走査される。一般に、最初のフィールド周期の間に奇数番号のラインが走査され、次のフィールド周期の間に偶数番号のラインが走査される。それぞれの掃引は、フィールドと呼ばれ、両者が組み合わされたとき、2つのフィールドは、1つの完全なピクチャ、すなわちフレームを形成する。NTSCシステムでは、毎秒で60フィールドが表示され、毎秒30フレームのレートとなる。
【0007】
インタレース走査型テレビジョンにおいて、動く対象物がスクリーンにわたり移動するとき、それぞれのフィールドは、この動く対象物の一部を表示するのみである。この部分的な表示は、あるフィールドが全体のピクチャのうちの1つおきの水平ラインを表示するだけであるために生じる。たとえば、ある特定のフィールドnについて、奇数番号の水平ラインのみが走査され、フィールドnで表示される動く対象物の一部は、フィールドnの奇数番号の水平ラインの掃引の間に走査される一部である。次のフィールドであるフィールドn+1は、1/60秒後に形成され、そのピクチャの偶数番号の水平ラインを表示する。したがって、フィールドn+1で表示される動く対象物の一部は、フィールドn+1の偶数番号の水平ラインの掃引の間に走査される一部である。それぞれのフィールドは時間的に別個のものであるが、人間の目には、フィールドが表示される速度のために、フィールドの連続的な表示は滑らかな動きとして知覚される。
【0008】
視聴者がトリックモードを始動した場合、トリックモードのビデオ信号は、繰り返されるピクチャ、インタレース走査フォーマットに従って記録されたピクチャを含んでいる場合がある。たとえば、視聴者が、ある特定のピクチャにフリーズのトリックモードを始動した場合、そのピクチャは、リモートデコーダを含んでいるDTVに繰り返し転送され、該DTVにてデコードされて表示される。しかし、該繰り返されるピクチャを表示することは、インタレースピクチャの通常表示に従うことであり、すなわち、インタレースピクチャを構成するフィールドが交互に表示される。
【0009】
動く対象物が、インタレース走査フォーマットに従って記録されたピクチャに現れる場合、それぞれのフィールドは、この動く対象物を1つの特定の位置で表示する。したがって、フリーズのトリックモードの間、これらのフィールドが交互に表示されるとき、ディスプレイにおいて動く対象物は、ディスプレイにおけるある位置から別の位置に急速に移動する。実際に、この動く対象物は、振動しているように見える。この振動は、インタレースフィールドが時間的に別個のものであり、動く対象物がそれぞれのフィールドの異なる位置で現れるために生じる。
【0010】
また、この問題は、デインタレーサを含むDTVにも存在する。当該技術分野では公知であるように、デインタレーサは、インタレースフィールドから完全なフレームを構築する。したがって、デインタレーサは、繰り返されるインタレースフレームを備えるフィールドから完全なフレームを構築する。しかしながら、インタレースフィールドから構築されるこれら完全なフレームもまた交互のやり方で表示されるため、振動によるアーチファクトの可能性が生じる。さらに、この振動の影響は、フリーズのトリックモードで現れるだけでなく、インタレースピクチャが繰り返される任意の他のトリックモードでも現れる場合がある。したがって、システムの費用又は複雑さを増加することなしに、ビットレートの問題及び振動によるアーチファクトを低減することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行する方法に関する。本発明は、トリックモードのコマンドを受信するステップ、及びフィールドベースの予測とフレームベースの予測のなかで少なくとも1つの予測スキームを使用して、少なくとも1つのダミーの予測ピクチャを該ビデオ信号に選択的に挿入するステップを含んでいる。この選択的に挿入するステップにより、該ビデオ信号はトリックモードのビデオ信号に変換される。1つの構成では、上記選択的に挿入するステップは、フィールドベースの予測を使用して少なくとも第一のダミー予測ピクチャを該ビデオ信号に選択的に挿入し、フレームベースの予測を使用してその後のダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するステップを含んでいる。
【0012】
別の構成では、本方法は、参照画像に関連される1つのフィールドから該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するステップを含んでいる。この参照画像は、イントラピクチャ又は予測ピクチャを備えるグループから選択されたピクチャである。さらに、該参照画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。
【0013】
本発明の1態様では、該複数の画像は、あるグループ・オブ・ピクチャ(GOP)に含まれており、該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するために使用される該参照画像は、挿入されたダミー予測ピクチャから他の原画像が予測されないように、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後の原画像である。別の態様では、該複数の原画像は、あるグループ・オブ・ピクチャにあり、本方法は、上記選択的に挿入するステップに続いて、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後のピクチャが最後に挿入されたダミー予測ピクチャであるように、該最後に挿入されたダミー予測ピクチャに続く残りの原画像をスキップするステップをさらに含んでいる。別の態様では、該複数の原画像は、ダミー予測ピクチャ又は繰り返される原画像を含んでいないオリジナルのグループ・オブ・ピクチャにあり、本方法は、上記選択的に挿入するステップに続いて、デコードのために該オリジナルのグループ・オブ・ピクチャを再転送するステップをさらに含んでいる。
【0014】
また、トリックモードのコマンドは、フリーズ又はスローモーションのトリックモードのコマンドであり、本方法は、該トリックモードのビデオ信号の少なくとも1部をリモートデコーダでデコードするステップをさらに含んでいる。ダミー予測ピクチャは、インタレースの予測ピクチャである。
【0015】
本発明は、複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行する方法に関する。この方法は、トリックモードのコマンドを受信するステップ、該トリックモードのコマンドに応答して少なくとも1つの原画像を選択的に繰り返して、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換するステップ、及びフィールドベースの予測とフレームベースの予測のなかで少なくとも1つの予測スキームを使用して、少なくとも1つのダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するステップを含んでいる。また、本方法は、該トリックモードのビデオ信号をモニタするステップをさらに含んでおり、上記選択的に挿入するステップは、該トリックモードのビデオ信号のビットレートが所定の閾値を超えた場合に行われる。
【0016】
1つの構成では、該複数の原画像のそれぞれは表示インジケータを含んでおり、本方法は、原画像が繰り返されたとき、又はダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、意図された表示順序を反映するために、該複数の原画像の少なくとも1部に関する表示インジケータを選択的に変更するステップをさらに含んでいる。該表示インジケータは、時間参照フィールドである。それぞれの時間参照フィールドは整数値を有し、該複数の原画像の少なくとも1部に関する時間参照フィールドを選択的に変更する上記ステップは、原画像が繰り返されるたびに、又はダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、該時間参照フィールドの整数値を1だけ増加するステップを含んでいる。この方法では、該ダミー予測ピクチャは、インタレースのダミー予測ピクチャである。
【0017】
また、本発明は、複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行するためのシステムに関する。本システムは、記憶媒体からデータを読出して、該複数の原画像を含む該ビデオ信号を出力するためのコントローラ、及びプロセッサを含んでいる。プロセッサは、トリックモードのコマンドを受信し、フィールドベースの予測又はフレームベースの予測を使用して、少なくとも1つのダミーの予測ピクチャをトリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するためにプログラムされる。この選択的な挿入により、該ビデオ信号はトリックモードのビデオ信号に変換される。また、本システムは、先に説明された方法を実現するために適切なソフトウェア及び回路を含んでいる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の構成に係る、様々な最新の動作機能を実現するためのシステム100は、図1のブロック図に示されている。しかし、本発明は、図1に例示される特定のシステムに限定されるものではなく、デジタル形式でエンコードされた信号を受けて、該信号を表示装置に転送可能な任意の他のシステムで本発明を実施することができる。さらに、システム100は、任意の特定のタイプの記憶媒体からデータを読み出すこと、又は該任意の特定のタイプの記憶媒体にデータを書き込むことに限定されず、デジタル形式でエンコードされたデータを記憶可能な任意の記憶媒体をシステム100で使用することができる。
【0019】
システム100は、コントローラ110を含んでおり、このコントローラ110は、記憶媒体112からデータを読み出し、又は該記憶媒体112にデータを書き込む。また、システム100は、サーチエンジン114、マイクロプロセッサ116、転送バッファ117及び表示装置118を有している。サーチエンジン114は、記憶媒体112から読み出されたビデオ信号において1以上の特定のタイプのピクチャを探すために適切なソフトウェア及び回路を含んでいる。マイクロプロセッサ116がコントローラ110及びサーチエンジン114の動作を制御可能とするために、制御回路及びデータインタフェースを設けることもできる。マイクロプロセッサ116により実行される従来の動作のために、適切なソフトウェア又はファームウェアをメモリに設けることができる。さらに、本発明の手順に従って、マイクロプロセッサ116用のプログラムルーチンを設けることができる。
【0020】
なお、サーチエンジン114及びマイクロプロセッサ116の全部又は一部は、本発明が意図する範囲でプロセッサ124とすることができる。さらに、コントローラ110、サーチエンジン114、マイクロプロセッサ116及び転送バッファ117の全部又は一部は、本発明が意図する範囲でビットストリームソース122とすることができる。1つの構成では、表示装置118は、記憶媒体112から読み出され、ビットストリームソース122で処理された任意のビデオ信号の全部又は一部をデコードするために自身のデコーダ119を含んでいる。この特定の構成では、ビットストリームソース122におけるデコーダ(図示せず)は、記憶媒体112から読み出されたビデオ信号を典型的にデコードしない。この特定の実施の形態は、リモートデコーダ構成と呼ばれる。なお、本発明は、この構成に限定されず、他の適切なシステムで本発明を実施することができる。
【0021】
動作において、コントローラ110は、記憶媒体112から複数の原画像を含むビデオ信号を読み出す。これらの原画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。1つの構成では、マイクロプロセッサ116が、スローモーションのコマンド又はフリーズのコマンドのようなトリックモードのコマンドを受信した場合、マイクロプロセッサ116は、少なくとも1つの原画像を選択的に繰り返して、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換する。したがって、トリックモードのビデオ信号は、原画像と共に1以上の原画像の複製又は繰り返しを含んでいる。
【0022】
さらに、トリックモードのコマンドの間、マイクロプロセッサ116は、トリックモードのビデオ信号において1以上の適切な原画像を探すように、サーチエンジン114に指示する。適切な原画像が一旦探されると、サーチエンジン114は、マイクロプロセッサ116に合図し、マイクロプロセッサ116は、対応するダミーの予測(P)ピクチャを生成する。このダミーPピクチャは、所定のピクチャから予測されるPピクチャであって、このダミーPピクチャの動きベクトルはゼロに設定され、その残差信号はゼロに設定されるか、又はエンコードされない。本発明によれば、ダミーPピクチャは、インタレースのダミーPピクチャであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、ダミーPピクチャは、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャのような他の適切なピクチャタイプとすることができる。
【0023】
次いで、マイクロプロセッサ116は、繰り返される原画像の代わりに、ダミーPピクチャが転送バッファ117、表示装置118及びデコーダ119に送出されるように、少なくとも1つの対応するダミーPピクチャを選択的に挿入する。ダミーPピクチャをトリックモードのビデオ信号に挿入することで、該信号の全体のビットレートが低減される。これは、ダミーPピクチャが比較的少ない量のエンコードされたデータを含んでいるためである。
【0024】
このやり方、すなわち、マイクロプロセッサ116がトリックモードのコマンドを受信したときにダミーPピクチャを生成することを、「オン・ザ・フライ」でダミーPピクチャを生成すると呼ぶ。代替的に、マイクロプロセッサ116は、1以上のダミーPピクチャがメモリ(図示せず)に記憶されるトリックモードのコマンドの始動の前に、ダミーPピクチャを生成する。マイクロプロセッサ116がトリックモードのコマンドを一旦受信すると、マイクロプロセッサ116は、1以上のダミーPピクチャをメモリから検索し、この検索されたダミーPピクチャをトリックモードのビデオ信号に挿入する。いずれの構成においても、ダミーPピクチャは、繰り返される原画像の代わりにダミーPピクチャが表示装置118に転送されて表示されるように、1以上の繰り返される原画像の代役となる。
【0025】
本発明の別の態様では、マイクロプロセッサ116がトリックモードのコマンドを一旦受信すると、マイクロプロセッサ116は、トリックモードのビデオ信号のビットレートをモニタする。トリックモードのビデオ信号のビットレートが所定の閾値を超えた場合、マイクロプロセッサ116は、サーチエンジン114と共に、先に説明された選択的な挿入処理を実行する、この処理では、少なくとも1つのダミーPピクチャがトリックモードのビデオ信号に挿入される。
【0026】
本発明の特定の実施の形態では、マイクロプロセッサ116は、ダミーPピクチャを記憶媒体112から読み出されたビデオ信号に単に挿入して、トリックモードのビデオ信号を形成する。例として、フリーズ又はポーズのトリックモードのコマンドが受信された場合、該コマンドの間に、マイクロプロセッサ116は、ビデオ信号にダミーPピクチャを挿入する。この場合、第一のダミーPピクチャは、フリーズのトリックモードが始動された原画像から予測される。しかし、この処理は、フリーズのトリックモードに限定されるものではなく、スローモーションのトリックモードにより特定の実施の形態を実施することができる。
【0027】
ピクチャにおける振動による問題を回避するため、フリーズトリックモードのようなトリックモードのコマンドの始動に応じて、サーチエンジン114は、特定の原画像を探す。1つの構成では、この原画像は、あるグループ・オブ・ピクチャ(GOP)における最後のピクチャである。マイクロプロセッサ116は、原画像を含んでいるビデオ信号に、1以上のインタレースのダミーPピクチャを挿入する。この場合、第一のダミーPピクチャは、該最後の原画像の1つのフィールドから予測される。フリーズのトリックモードが始動される原画像がGOPにおける最後の原画像ではない場合、GOPにおける最後の原画像から第一のダミー予測ピクチャを予測することができるように、マイクロプロセッサ116は、トリックモードの始動を遅延する。
【0028】
代替的に、サーチエンジン114は、GOPにおける最後のピクチャではない原画像を探し、マイクロプロセッサ116は、ビデオ信号に挿入される最後のダミーPピクチャに続く任意の原画像をスキップ又は遅延する(この代替的な実施の形態では、第一のダミーPピクチャは、該ダミーPピクチャが予測される原画像の1つのフィールドから予測される)。以下に説明されるように、この1つのフィールドの予測スキームにより、ピクチャにおける振動によるアーチファクトを低減することができる。また、他のピクチャがダミー予測ピクチャから予測されないように、GOPにおける最後のピクチャが最後に挿入されたダミー予測ピクチャであることを保証することで、ビデオ信号の表示に関する品質が保たれる。
【0029】
別の構成では、マイクロプロセッサ116は、意図された表示順序を反映するために、トリックモードのビデオ信号に含まれる複数の原画像のうちの1以上の原画像に含まれる情報の所定の部分を変更する。この変更処理は、原画像が繰り返されたか、又はダミーPピクチャがビデオ信号に挿入されたかで実行される。本発明の全体の動作は、以下に更に詳細に説明される。
【0030】
[インタレースのダミー予測ピクチャを使用したトリックモード]
図2を参照して、ダミーPピクチャを使用したトリックモードが実行される1つのやり方を示す方法200が例示されている。1つの実施の形態では、本発明は、リモートデコーダ構成で実施される。本発明によれば、リモートデコーダ構成は、ビデオ信号におけるピクチャの少なくとも1部が、デコーダにピクチャを供給しているビットストリームソースの外部にあって、該ビットストリームソースの制御下にないデコーダによりデコードされる任意のシステムである。
【0031】
例として、ビットストリームソースは、光記憶媒体のプレーヤ又はレコーダである。このレコーダ又はプレーヤは、光記憶媒体からマルチメディアデータを読み出し、転送チャネルを通して、このデータをデジタルテレビジョンに転送する。このデジタルテレビジョンは、それ自身のデコーダを含んでいる。しかし、本発明は、この例すなわちリモートデコーダ構成であっても限定されるものではなく、任意の他の適切なシステム又は構成で本発明を実施することができる。
【0032】
ステップ210で、複数の原画像を含むビデオ信号が読み出される。1つの構成では、これら原画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。ステップ212で、トリックモードのコマンドが受信される。本発明によれば、トリックモードのコマンドは、フリーズのコマンド又はスローモーションのコマンドを含めて、1以上の原画像が通常に繰り返される任意のコマンドである。
【0033】
トリックモードのコマンドに応答して、ステップ214で、少なくとも1つの原画像が繰り返され、ビデオ信号がトリックモードのビデオ信号に変換される。本方法200は、トリックモードのビデオ信号を形成するため、GOPにおけるオリジナルのBピクチャを繰り返すこと、及びGOPに含まれるオリジナルIピクチャ及びPピクチャからダミーPピクチャが予測され、該ダミーPピクチャを該トリックモードのビデオ信号に挿入することを示しているが、本発明の範囲を制限するものではない。
【0034】
図3Aを参照して、インタレースピクチャを表示順序で含むGOP300が示されている。下付き番号は、それぞれのピクチャが、通常の再生速度で、GOPにおける他のピクチャと相対的にいつ表示されるかを示している。小文字“t”はトップフィールドを表しており、小文字“b”はボトムフィールドを表している。このGOP300は、ビデオ信号における多くのGOPのうちの1つである。本発明は、この特定のGOP構造に限定されるものではなく、GOP300は、インタレースのダミーPピクチャを使用してスローモーションのトリックモードをどのように実行されるかを説明する役割を果たしている。
【0035】
図2を参照して、ステップ216で、1以上のダミーPピクチャは、フィールドベースの予測又はフレームベースの予測を使用して、トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入される。これらのダミーPピクチャは、インタレース、ノンインタレース又はフィールドピクチャである。先に説明されたように、ダミーPピクチャは、所定のピクチャから予測されるPピクチャである。ダミーPピクチャの動きベクトルはゼロに設定され、その残差信号はゼロに設定されるか、又はエンコードされない。たとえば、MPEG信号では、ダミーPピクチャの離散コサイン変換(DCT)係数は、ゼロに設定されるか、又はエンコードされない。かかるように、ダミーPピクチャは、殆ど情報を有していない。ダミーPピクチャの主要な目的は、ピクチャ、すなわちピクチャのフィールドを複製又は繰り返すことであり、このピクチャから、非常に少ない情報を使用してダミーPピクチャが予測される。したがって、ダミーPピクチャは、トリックモードのビデオ信号における1以上の繰り返される原画像を置き換えることに適しており、トリックモードのビデオ信号は、繰り返された原画像、及び/又はダミーPピクチャを含んでいる。
【0036】
これらダミーPピクチャは、繰り返される原画像の代わりに、リモートデコーダに転送される。この処理により、トリックモードのビデオ信号のビットレートを管理可能なレベルに保つことができる。このことは、これら多くの原画像の多くは、多くのビット数でエンコードされた原画像を含めて、トリックモードのコマンドの間に通常繰り返されるため、かかる信号のビットレートが上昇する傾向にあることによる。ダミーPピクチャを使用した幾つかの予測スキームの例が以下に説明される。
【0037】
たとえば、図3Aを参照して、1/3×の再生速度を有するスローモーションのトリックモードのコマンドが実行される場合(1×は通常の再生速度を表す)、GOP300におけるBピクチャのそれぞれは、2回繰り返される。Bピクチャの繰り返しにより、トリックモードのビデオ信号のビットレートが余りに高くされることはない。これは、少なくともIピクチャ及びPピクチャに関して、Bピクチャは比較的少ないビット数を含んでいるためである。2つのダミーPピクチャは、参照画像である原画像のそれぞれの(表示順序で)後ろに挿入される。本発明によれば、参照画像は、Iピクチャ又はPピクチャのような、他のピクチャが予測される任意のピクチャである。また、これらの参照画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。
【0038】
先に説明された手順の部分的な例が図3Bに例示されている。ここでは、2つのダミー予測ピクチャがピクチャI2の後ろに挿入されて示されている。ここでは、第一のダミーPピクチャPd1の第一のフィールドPd1tは、ピクチャI2の第一のフィールドI2tから予測される(ここで、小文字“d”は、そのピクチャがダミー予測ピクチャであることを示し、“d”の後の番号、この場合の番号“1”は、他のダミーPピクチャに関するダミーPピクチャの表示順序を表している)。
【0039】
さらに、第一のダミーPピクチャPd1の第二のフィールドPd1bは、ピクチャI2の第二のフィールドI2bから予測される。代替的に、第一のダミーPピクチャのフィールドは、反対の極性を有するピクチャI2のフィールドから予測される。後続のダミーPピクチャのフィールドPd2t及びPd2bは、これらの例のいずれかに従って、フィールドPd1t及びPd1bから予測され、いずれかの処理は、その後のダミーPピクチャを予測するために繰り返される。図3Bには、第二のダミーPピクチャPd2に関して同じ極性のフィールドベースの予測が示されている。先に説明された構成の両者は、フィールドベースの予測スキームを表している。
【0040】
図3Cを参照して、フィールドベースの予測に対する代替が示されている。例として、第一のダミーPピクチャPd1のフィールドPd1t及びPd1bは、フレームベースの予測を使用してピクチャI2から予測される。さらに、その後のダミーPピクチャのそれぞれは、フレームベースの予測を使用して、前のダミーPピクチャから予測される。別の構成では、ダミーPピクチャの一部は、フィールドベースの予測を使用して予測され、別の部分は、フレームベースの予測を使用して予測される。
【0041】
なお、本発明は、ステップ214及びステップ216に関連する説明に関して限定されるものではなく、他の手順を使用して、トリックモードのビデオ信号を形成することもでき、他の予測スキームも利用可能である。たとえば、トリックモードのビデオ信号を形成するために、任意の原画像を繰り返す必要はない。これは、あるGOPにおける参照画像から予測されるダミーPピクチャを単に挿入することで、トリックモードのビデオ信号が形成されることによる。この例では、所望の再生速度を達成するために、十分な数のダミーPピクチャが挿入される(これは、繰り返される原画像がないことを保証する)。
【0042】
図2を参照して、別の実施の形態では、複数の原画像のそれぞれは、表示インジケータを含んでいる。判定ブロック218で判定されるように、これらのピクチャの表示インジケータが選択的に変更される場合、ステップ220で示されるように、複数の原画像の少なくとも1部に関する表示インジケータは、原画像の繰り返し又はダミーPピクチャの挿入に続いて選択的に変更される。
【0043】
特に、これらの表示インジケータを変更することで、原画像が繰り返されたとき、又はダミーPピクチャがトリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、複数の原画像に関する意図された表示順序が反映される。しかし、この処理は、トリックモードの間にダミーPピクチャが挿入されたかに関らず実行することができる。したがって、表示インジケータを変更するステップは、ピクチャが単に繰り返され、ダミーPピクチャがビデオ信号に挿入されないトリックモードの間に実行される。本方法200を参照して、表示インジケータが変更されない場合、本方法200は判定ブロック222に進む。
【0044】
1つの構成では、表示インジケータは、時間参照フィールドである。時間参照フィールドは、一般に10ビットのフィールドであり、デジタル形式でエンコードされたピクチャのピクチャヘッダに配置される。デコーダのなかには、時間参照フィールドに依存して、ビデオ信号における特定のピクチャが、該ビデオ信号における他のピクチャと相対的にいつ表示されるかを判定する。このフィールドは、通常整数値を有している。
【0045】
例として、図3Aを再び参照して、GOP300は、15のピクチャを含んでいる。GOP300におけるピクチャの下付き番号は、それぞれのピクチャの時間参照フィールドの整数値に対応する。たとえば、GOP300における最初のピクチャであるピクチャB0の時間参照フィールドは、整数値0を有する。表示されるべき次のピクチャであるピクチャB1の時間参照フィールドは、整数値1を有する。したがって、表示されるそれぞれ後続のピクチャの時間参照フィールドは、ピクチャP14まで終始1だけ大きい。このピクチャP14の時間参照フィールドは、整数値14を有する。便宜上、フレーズ「時間参照フィールドの整数値」は、「整数値」と呼ばれる。
【0046】
原画像が繰り返されたとき、又はダミーPピクチャがトリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、原画像の時間参照フィールドに従う表示順序は、もはや有効ではない。したがって、挿入されたダミーPピクチャに続く原画像の時間参照フィールドの整数値は、適切な表示順序を示すために変更される。
【0047】
たとえば、GOP300におけるピクチャI2が表示装置に送出され、3つの対応するダミーPピクチャも同様に送出された場合(これは1/4×のスローモーション再生である)、ピクチャI2の時間参照フィールドの整数値は、2として保持され(ピクチャI2をGOPにおいて表示される第三のピクチャとされる)、第一のダミーPピクチャの時間参照フィールドは、整数値3に設定され、第二のダミーPピクチャの時間参照フィールドは、整数値4に設定され、及び第三のダミーPピクチャの時間参照フィールドは、整数値5に設定される。さらに、表示される次の原画像であるピクチャP3の時間参照フィールドは、その以前の整数値3から整数値6(B6)に変更される。この例の最終的な結果が図3Dに例示されている。
【0048】
原画像の時間参照フィールドの整数値を増加するこの処理は、トリックモードが取り消され、最後のトリックモードのGOP(トリックモードにより作用される最後のGOP)における最後のピクチャの時間参照フィールドが変更されるまで継続される。次のGOPに一旦到達されると、新たなGOPにおける最初の表示ピクチャの時間参照フィールドの整数値はゼロである。したがって、ダミーPピクチャがトリックモードのビデオ信号に挿入されるたびに、挿入されたダミーPピクチャに続く原画像のそれぞれの時間参照フィールドの整数値は、意図された表示順序を反映するために、トリックモードのGOPを通して1だけ増加される。
【0049】
時間参照フィールドの整数値は、最大値1,023を有する。(原画像とダミーPピクチャを合わせた)トリックモードのGOPを構成するピクチャの時間参照フィールドの整数値がこの値に到達した場合、時間参照フィールドは、単に逸脱して再びゼロで開始する。例として、フリーズのトリックモードが始動された場合、ダミーPピクチャのうちの1つの整数値、又は原画像のうちの1つの整数値は、最後には1,023に到達する場合がある。この到達が一旦生じると、表示される次の直ぐ後のダミーPピクチャ又は原画像の時間参照フィールドの整数値はゼロに設定される。
【0050】
勿論、本発明は、時間参照フィールドの使用に限定されるものではなく、先に説明された実質の形態のいずれかにおいて、意図された表示順序で任意の他の適切な表示インジケータを変更することができる。また、逸脱する際の値は、1,023に限定されるものではなく、他の適切な値を使用することができる。図2を参照して、判定ブロック222で、トリックモードを継続すべきかが判定される。継続すべきであると判定された場合、本方法200は、ステップ214に進む。継続すべきではないと判定された場合、ステップ224で、通常の再生が再開される。
【0051】
図4を参照して、本方法400は、トリックモードの間のダミーPピクチャを使用する別のやり方を例示している。ステップ410で、複数の原画像を含むビデオ信号が読み出される。方法200と同様に、これら原画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。本方法400は、リモートデコーダ構成で実施されるが、このリモートデコーダ構成に限定されるものではない。ステップ412は、フリーズのトリックモードのコマンド又はスローモーションのトリックモードのコマンドのようなトリックモードのコマンドが受信される。ステップ414で、少なくとも1つの原画像が選択的に繰り返されて、ビデオ信号はトリックモードのビデオ信号に変換される。ステップ416及びステップ418で、望まれる場合、方法200のステップ218及びステップ220に従って、原画像の少なくとも1部に関する表示インジケータが変更される。
【0052】
トリックモードのコマンドの間、ステップ420で示されるように、トリックモードのビデオ信号のビットレートがモニタされる。トリックモードの間に、ビットレートをモニタすることが必要とされる場合がある。これは、ビデオ信号における幾つかの原画像が、1回以上繰り返される場合があり、これにより、ビットレートが増加される。あるケースでは、この増加されたビットレートは、トリックモードのビデオ信号を転送する転送チャネルで許容される最大ビットレートを超える場合がある。本発明によれば、この転送チャネルで許容される最大ビットレートは、所定の閾値と呼ばれる。
【0053】
判定ブロック422で、トリックモードのビデオ信号のビットレートがこの所定の閾値を超えたかが判定される。ビットレートが所定の閾値に到達していない場合であって、判定ブロック426でトリックモードが継続される場合、本方法400は、判定ブロック414に進む。判定ブロック422を参照して、ビットレートが所定の閾値を超えた場合、ステップ424で示されるように、フィールドベースの予測又はフレームベースの予測を使用して、1以上のダミーPピクチャがトリックモードのビデオ信号に挿入される。重ねて、これらのダミーPピクチャは、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。
【0054】
この挿入処理は、方法200のステップ216に関連する説明に従う。また、原画像がBピクチャである場合、原画像の複製又は繰り返しを置き換える必要がない。ステップ424に続いて、本方法400は、判定ブロック416に戻り、必要とされる場合に、ダミーPピクチャに後続する原画像の表示インジケータが変更される。判定ブロック426で、トリックモードを終了する場合、ステップ428で、通常の再生が再開される。しかし、本方法400における任意の他の適切なステップでトリックモードを終了することができる。
【0055】
図5を参照して、ダミーPピクチャがビデオ信号に挿入されたときに、ピクチャにおける振動によるアーチファクトを低減するための方法500が示されている。方法200及び方法400のように、本方法500は、リモートデコーダ構成で利用されるが、他の適切なシステムで本方法500を実施することができる。ステップ510で、複数の原画像を含んでいるビデオ信号が読み出され、ステップ512で、トリックモードのコマンドが受信される。例として、トリックモードのコマンドは、フリーズのトリックモードのコマンドである。ステップ514で、1以上のダミーPピクチャがビデオ信号に挿入される。このダミーPピクチャは、フィールドベースの予測又はフレームベースの予測のいずれかを使用して予測されたものである。これらのダミーPピクチャは、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャである。これらのダミーPピクチャを挿入することで、ビデオ信号がトリックモードのビデオ信号に変換される。
【0056】
1つの構成では、ビデオ信号に挿入される第一のダミーPピクチャは、フィールドベースの予測を使用して参照画像から予測され、その後のダミーPピクチャは、フレームベースの予測を使用して予測される。特に、第一のダミーPピクチャは、該参照画像に関連される1つのフィールドから予測される。この特定の予測スキームは、以下に説明されるものであり、振動によるアーチファクトを制御することができる。図6を参照して、かかる処理の例が例示されている。
【0057】
図6では、幾つかのインタレースピクチャ及びダミーPピクチャを表示順序で含んでいるフリーズのトリックモードのGOPの一部が示されている。GOP500におけるピクチャの下付き番号は、ピクチャの意図された表示順序を反映している。フリーズのトリックモードのコマンドが受信された場合、ピクチャI2のような参照画像にフリーズが実行される。ここで、ピクチャI2は、フィールドI2t及びI2bを含んでいる。勿論、トリックモードは、任意のPピクチャを含めて、GOPにおける任意の他の適切な参照ピクチャに実行することができる。参照画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャのいずれかとすることができる。
【0058】
ダミーPピクチャがフレームピクチャである場合、すなわち、ダミーPピクチャが少なくとも2つのフィールドを含んでいる場合、第一のダミーPフレームピクチャを構成するフィールドは、この場合ピクチャI2である参照画像の1つのフィールドから予測される。したがって、図6に示されるように、第一のダミーPフレームピクチャP3dのフィールドPd3t及びPd3bは、ボトムフィールドI2bのようなピクチャI2の1つのフィールドから予測される。別の構成では、フィールドPd3t及びPd3bは、トップフィールドI2tから予測される。
【0059】
その後のダミーPピクチャは、ピクチャPd4からピクチャPdnまでであり(nは、最後に挿入されたダミーPピクチャに与えられた表示順序を表す)、フレームベースの予測を使用して予測される。すなわち、それぞれ連続するダミーPフレームピクチャは、第一のダミーPフレームピクチャに続いて、フレームベースの予測を使用して、前のダミーPピクチャから予測される。たとえば、第一のダミーPフレームピクチャのフィールドベースの予測に続いて、第二のダミーPフレームピクチャPd4のフィールドPd4t及びPd4bは、フレームベースの予測を使用して、第一のダミーPフレームピクチャから予測される。
【0060】
しかし、その後のダミーPピクチャは、フィールドベースの予測を使用することを含めて、前のダミーPピクチャから予測される。このフィールドベースの予測は、第一のダミーPピクチャに関連して説明された処理、及び図3Bと共に例示されたフィールドベースの予測スキームのような、1つのフィールドベースの予測を含んでいる。しかしながら、第一のダミーPフレームピクチャは、1つのフィールド予測を使用して予測されるため、第二のダミーPフレームピクチャのフィールドは、その後のダミーPピクチャを含めて、第一のダミーPフレームピクチャが予測されるフィールドの複製である。
【0061】
本発明はこの特定の予測スキームに限定されるものではないが、この1つのフィールドベースの予測により、トリックモードのビデオ信号のビットレートを許容されるレベルに保つことに加えて、ピクチャにおける振動によるアーチファクトを制御することができる。特に、ダミーPフレームピクチャがトリックモードの間に使用される場合、参照画像の1つのフィールドから第一のダミーPフレームピクチャのフィールドを予測することで、表示されるダミーPフレームピクチャのフィールドのそれぞれについて、1つの特定の位置に動く対象物が現れる表示を形成することができる。
【0062】
すなわち、動く対象物が、第一のダミーPピクチャが予測される参照画像に表れ、該第一のダミーPピクチャのフィールドがこの参照画像の1つのフィールドから予測された場合、その後のダミーPフレームピクチャのそれぞれのフィールドは、その動く対象物を同じ位置に含む。これは、この動く対象物が1つの参照フィールドに位置されるためである。したがって、ダミーPフレームピクチャがトリックモードの間に表示されるとき、動く対象物は振動しているように見えない。
【0063】
図5の方法500を参照して、判定ブロック516で、第一のダミーPピクチャが予測される参照画像が、GOPにおける最後の原画像であるかが判定される。最後の原画像である場合、本方法500は、ステップ522で終了する。図6を参照して、ピクチャP14は、GOPにおける最後の原画像である。再び図5に戻り、参照画像がGOPにおける最後の原画像ではない場合、ステップ518で示されるように、最後に挿入されたダミーPピクチャに後続するGOPにおける残りの原画像がスキップされる。
【0064】
第一のダミーPピクチャは、参照画像の1つのフィールドから予測されるので、第一のダミーPピクチャ及びその後のダミーPピクチャのそれぞれは、不完全な原画像から予測される。いずれかの原画像が最後に挿入されたダミーPピクチャから予測される場合、原画像は、画質が低いものとなる。最後に挿入されたダミーPピクチャから原画像を予測しないことで、ビデオ信号の表示に関する品質は、通常の再生が一旦再開されると、1つのフィールドベースを予測する作用には影響されない。
【0065】
例として、図6に示されるように、最後に挿入されたダミーPピクチャPdnに後続する原画像がスキップされる。この例では、原画像B3(現在はピクチャB(n+1)としてラベルされる)からP14(現在はピクチャP(n+12))がスキップされ、次のGOPで、ビデオ信号の通常の再生が再開される。GOP600における最後の原画像にフリーズのトリックモードが始動された場合には、このスキップ処理は必要とされない。この最後の原画像は、オリジナルのGOP(その例が図3で再現される)において、通常であればピクチャP14(現在はピクチャP(n+12))である。
【0066】
ステップ518の代替として、GOPにおける最後の原画像ではなかった参照画像にトリックモードが始動された場合、トリックモードの始動がGOPにおける最後の原画像に関して開始されるように、該始動が表示される。たとえば、フリーズのトリックモードが図6におけるGOP600の参照画像I2で開始することが本来意図されていた場合、トリックモードの開始がGOP600における最後の原画像であるピクチャP14で開始されるように、トリックモードの開始が遅延される。
【0067】
ステップ518に対する更に別の代替となる構成では(この場合、オリジナルのGOPにおける最後の原画像ではない参照画像に関して、トリックモードが始動される)、トリックモードが一旦停止され、通常の再生が一旦開始されると、オリジナルのGOPは、通常の再生速度でのデコード及び表示のために再転送される。用語「オリジナルのGOP」は、原画像を含んでいるが、ダミーPピクチャ、繰り返される原画像又はスキップされた原画像を含んでいないGOPを意味する。
【0068】
図3Aを参照して、GOP300は、オリジナルのGOPである。以下の例を考える。フリーズのトリックモードがGOP300の参照画像P8に始動され、1つのフィールドベースの予測が最初に挿入されたダミーPピクチャを予測するために使用されるものとする。1つのフィールドの予測の観点、及び先に説明されたように、最後に挿入されたダミーPピクチャに(表示順序で)後続する原画像は、予測の問題に直面する。
【0069】
本発明の構成によれば、フリーズのトリックモードが一旦停止されると、GOP300(オリジナルのGOP)は、デコード及び最終的な表示のために再転送される。すなわち、フリーズのトリックモードの終了に続いて、GOP300における(挿入されたダミーPピクチャではない)原画像のそれぞれは、再転送、デコード及び表示される。本発明は、この特定の例に限定されるものではなく、他の適切なトリックモードを利用することができ、トリックモードは、GOP300における任意の他の適切なピクチャで始動される。図5を参照して、本方法500は、ステップ522で終了する。
【0070】
本明細書に開示される実施の形態と共に本発明を説明してきたが、上述された説明は、例示することを目的としており、特許請求の範囲により定義される本発明の範囲を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】本発明に係る、ダミーの予測ピクチャを使用してトリックモードを実行するシステムのブロック図である。
【図2】本発明に係る、ダミーの予測ピクチャを使用してトリックモードを実行するための動作を説明するフローチャートである。
【図3A】本発明に係る、インタレースピクチャを有する典型的なグループ・オブ・ピクチャの例を説明する図である。
【図3B】本発明に係る、挿入されたダミーの予測ピクチャを含んだグループ・オブ・ピクチャの一部、及び予測スキームの例を説明する図である。
【図3C】本発明に係る、挿入されたダミーの予測ピクチャを含んだグループ・オブ・ピクチャの一部、及び別の予測スキームの例を説明する図である。
【図3D】本発明に係る、ピクチャの表示インジケータが変更されているインタレースピクチャを含むグループ・オブ・ピクチャの一部を説明する図である。
【図4】本発明に係る、ダミー予測ピクチャを使用してトリックモードを実行するための別の方法を説明する別のフローチャートである。
【図5】本発明に係る、ダミー予測ピクチャを使用してトリックモードを実行するための別の方法を説明する更に別のフローチャートである。
【図6】本発明に係る、挿入されたダミー予測ピクチャを含むグループ・オブ・ピクチャの一部、及び別の予測スキームの例を説明する図である。
Claims (38)
- 複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行する方法であって、
トリックモードのコマンドを受信するステップと、
フィールドベースの予測とフレームベースの予測のなかで少なくとも1つの予測スキームを使用して、少なくとも1つのダミーの予測ピクチャを該ビデオ信号に選択的に挿入するステップとを備え、
該選択的に挿入するステップは、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換する方法。 - 該選択的に挿入するステップは、フィールドベースの予測を使用して少なくとも第一のダミー予測ピクチャを該ビデオ信号に選択的に挿入し、フレームベースの予測を使用してその後のダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するステップを備える、
請求項1記載の方法。 - 参照画像に関連される1つのフィールドから該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するステップをさらに備える、
請求項2記載の方法。 - 該参照画像は、イントラピクチャ又は予測ピクチャを備えるグループから選択されたピクチャである、
請求項3記載の方法。 - 該参照画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャを備えるグループから選択されたピクチャである、
請求項3記載の方法。 - 該複数の画像は、グループ・オブ・ピクチャに含まれ、該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するために使用される該参照画像は、挿入されたダミー予測ピクチャから他の原画像が予測されないように、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後の原画像である、
請求項3記載の方法。 - 該グループ・オブ・ピクチャにおける最後の原画像である参照画像から該第一のダミー予測ピクチャを予測するため、前記選択的に挿入するステップを遅延するステップをさらに備える、
請求項6記載の方法。 - 該トリックモードのコマンドは、フリーズのトリックモードのコマンドである、
請求項1記載の方法。 - 該トリックモードのコマンドは、スローモーションのトリックモードのコマンドを備える、
請求項1記載の方法。 - 該トリックモードのビデオ信号の少なくとも1部をリモートデコーダでデコードするステップをさらに備える、
請求項1記載の方法。 - 該複数の原画像は、グループ・オブ・ピクチャにあり、前記選択的に挿入するステップに続いて、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後のピクチャが最後に挿入されたダミー予測ピクチャであるように、該最後に挿入されたダミー予測ピクチャに続く残りの原画像をスキップするステップをさらに備える、
請求項1記載の方法。 - 該ダミー予測ピクチャは、インタレースのダミー予測ピクチャを備える、
請求項1記載の方法。 - 該複数の原画像は、ダミー予測ピクチャ又は繰り返される原画像を含んでいないオリジナルのグループ・オブ・ピクチャにあり、前記選択的に挿入するステップに続いて、デコードのために該オリジナルのグループ・オブ・ピクチャを再転送するステップをさらに備える、
請求項1記載の方法。 - 複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行する方法であって、
トリックモードのコマンドを受信するステップと、
該トリックモードのコマンドに応答して、少なくとも1つの原画像を選択的に繰り返して、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換するステップと、
フィールドベースの予測とフレームベースの予測のなかで少なくとも1つの予測スキームを使用して、少なくとも1つのダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するステップと、
を備える方法。 - 該トリックモードのビデオ信号をモニタするステップをさらに備え、前記選択的に挿入するステップは、該トリックモードのビデオ信号のビットレートが所定の閾値を超える場合に行われる、
請求項14記載の方法。 - 該複数の原画像のそれぞれは表示インジケータを含み、原画像が繰り返されたとき、ダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、意図された表示順序を反映するために、該複数の原画像の少なくとも1部に関する表示インジケータを選択的に変更するステップをさらに備える、
請求項14記載の方法。 - 該表示インジケータは、時間参照フィールドである、
請求項16記載の方法。 - それぞれの時間参照フィールドは整数値を有し、該複数の原画像の少なくとも1部に関する時間参照フィールドを選択的に変更する前記ステップは、原画像が繰り返されたとき、又はダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、該時間参照フィールドの整数値を1だけ増加するステップを備える、
請求項17記載の方法。 - 該ダミー予測ピクチャは、インタレースのダミー予測ピクチャである、
請求項14記載の方法。 - 複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行するためのシステムであって、
記憶媒体からデータを読出して、該複数の原画像を含む該ビデオ信号を出力するためのコントローラと、
トリックモードのコマンドを受信し、フィールドベースの予測とフレームベースの予測のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのダミーの予測ピクチャをトリックモードのビデオ信号に選択的に挿入し、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換するためにプログラムされるプロセッサと、
を備えるシステム。 - 該プロセッサは、フィールドベースの予測を使用して少なくとも第一のダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入し、フレームベースの予測を使用してその後のダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するためにさらにプログラムされる、
請求項20記載のシステム。 - 該プロセッサは、参照画像に関連される1つのフィールドから該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するためにさらにプログラムされる、
請求項21記載のシステム。 - 該参照画像は、イントラピクチャ又は予測ピクチャを備えるグループから選択されたピクチャである、
請求項22記載のシステム。 - 該参照画像は、インタレースピクチャ、ノンインタレースピクチャ又はフィールドピクチャを備えるグループから選択されたピクチャである、
請求項22記載のシステム。 - 該複数の画像は、グループ・オブ・ピクチャに含まれ、該少なくとも第一のダミー予測ピクチャを予測するために使用される該参照画像は、挿入されたダミー予測ピクチャから他の原画像が予測されないように、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後の原画像である、
請求項22記載のシステム。 - 該プロセッサは、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後の原画像である参照画像から該第一のダミー予測ピクチャを予測するため、該ダミー予測ピクチャの挿入を遅延するためにさらにプログラムされる、
請求項25記載のシステム。 - 該トリックモードのコマンドは、フリーズのトリックモードのコマンドである、
請求項20記載の方法。 - 該トリックモードのコマンドは、スローモーションのトリックモードのコマンドを備える、
請求項20記載のシステム。 - 該トリックモードのビデオ信号の少なくとも1部をデコードするためのリモートデコーダをさらに備える、
請求項20記載のシステム。 - 該複数の原画像は、グループ・オブ・ピクチャにあり、該プロセッサは、該ダミー予測ピクチャの選択的な挿入に続いて、該グループ・オブ・ピクチャにおける最後のピクチャが最後に挿入されたダミー予測ピクチャであるように、該最後に挿入されたダミー予測ピクチャに続く残りの原画像をスキップするためにさらにプログラムされる、
請求項20記載のシステム。 - 該ダミー予測ピクチャは、インタレースのダミー予測ピクチャである、
請求項20記載のシステム。 - 該複数の原画像は、ダミー予測ピクチャ又は繰り返される原画像を含んでいないオリジナルのグループ・オブ・ピクチャにあり、該プロセッサは、ダミー予測ピクチャの挿入に続いて、デコードのために該オリジナルのグループ・オブ・ピクチャを再転送するためにさらにプログラムされる、
請求項20記載のシステム。 - 複数の原画像を含むビデオ信号にトリックモードを実行するためのシステムであって、
記憶媒体からデータを読み出して、該複数の原画像を含む該ビデオ信号を出力するためのコントローラと、
トリックモードのコマンドを受信し、該トリックモードのコマンドに応答して少なくとも1つの原画像を選択的に繰り返して、該ビデオ信号をトリックモードのビデオ信号に変換し、フィールドベースの予測とフレームベースの予測のなかで少なくとも1つの予測スキームを使用して少なくとも1つのダミー予測ピクチャを該トリックモードのビデオ信号に選択的に挿入するステップと、
を備える方法。 - 該プロセッサは、該トリックモードのビデオ信号をモニタし、該トリックモードのビデオ信号のビットレートが所定の閾値を超えた場合に、該ダミー予測ピクチャを選択的に挿入するためにさらにプログラムされる、
請求項33記載のシステム。 - 該複数の原画像のそれぞれは表示インジケータを含み、該プロセッサは、原画像が繰り返されたとき、又はダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、意図された表示順序を反映するため、該複数の原画像の少なくとも1部に関する表示インジケータを選択的に変更するためにさらにプログラムされる、
請求項33記載のシステム。 - 該表示インジケータは、時間参照フィールドである、
請求項35記載のシステム。 - それぞれの時間参照フィールドは整数値を有し、該プロセッサは、原画像が繰り返されたとき、又はダミー予測ピクチャが該トリックモードのビデオ信号に挿入されたとき、該時間参照フィールドの整数値を1だけ増加するためにさらにプログラムされる
請求項36記載のシステム。 - 該ダミー予測ピクチャは、インタレースのダミー予測ピクチャである、
請求項33記載のシステム。
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