JP2005507066A - ホースクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ホース接続管片(5)に被せ嵌められたホース(8)を、このホース(8)に半径方向で内方に向けられたプレロードをかけながら緊締するためのクランピングリング(2)を有するホースクランプ装置に関する。クランピングリング(2,2′)は半径方向で弾性的に拡開可能であって、ホースクランプ装置(1,1′)が拡開部材を有しており、該拡開部材が、クランピングリング(2,2′)を半径方向で外方に拡開させる負荷を加えるようになっている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホース接続管片に被せ嵌められたホースを、このホースに半径方向で内方に向けられたプレロードをかけながら緊締するためのクランピングリングを備えたホースクランプ装置、並びにこのようなホースクランプ装置を用いてホース接続管片上にホースを取付及び固定するための方法に関する。
【0002】
このような形式の公知のホースクランプ装置は、クランピングリングに耳状の突起部を有しており、この突起部は、工具を用いてホースをホース接続管片上に変形させて収縮嵌めさせ、それによってクランピングリングが、ホース接続管片上に固定されたホースをプレロード(予圧)下で包囲するようになっている。
【0003】
このホースクランプ装置によるホースの取り付けは、特に耳状の突起部を変形させる工程のためにコストがかかり、しかも全自動的に実施することができない。
【0004】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式のホースクランプ装置を改良して、簡単かつ容易に組み付け可能なものを提供することであり、またホース接続管片上にホースを組み付け及び固定するための方法で、組み付け工程が少なくて済む方法を提供することである。
【0005】
この課題を解決した本発明によれば、クランピングリングが半径方向で弾性的に拡開可能であって、ホースクランプ装置が拡開部材を有しており、該拡開部材が、クランピングリングを半径方向で外方に拡開させる負荷を加えるようになっていることによって解決された。
【0006】
このような構成によれば、ホースを組み付け完成させるためには、拡開部材に負荷をかけながらクランピングリングを拡開させてホース接続管片上に被せ嵌め、ホースをクランピングリングを通してホース接続管片上に被せ嵌め、次いで拡開部材を負荷解除するだけでよい。これは、付加的な変形工程を必要とすることなしに、簡単に、しかも全自動的に実施することもできる。拡開部材に負荷を加えるだけで、クランピングリングは、必要な半径方向内方に向けられたプレロード下でホース及びホース接続管片を包囲することができる。
【0007】
この場合、拡開部材はクランピングリングと一体的に構成されている。
【0008】
別の実施例では、拡開部材は縦方向(長手方向)に連続的に形成されたスリットを備えたインサートリングに配置されており、このインサートリングはクランピングリングによって包囲されている。拡開部材に負荷をかけることによって、インサートリングはその環状に延びる半径方向の周面及びクランピングリングを越えて広がる。
【0009】
拡開部材を軸方向で負荷することによってクランピングリングを拡開させるために、拡開部材はそのクランピングリングとは反対側の端部に向かって、クランピングリングの縦軸線から離れるように構成されている。
【0010】
クランピングリングをその周面亘って一様に拡開させるために、拡開部材は、クランピングリングに又はインサートリングに配置された単数又は複数の漏斗状のアームを有しており、これらのアームを軸方向で負荷することによって直接的又は間接的にクランピングリングの直径拡開が形成される。単独のアームにおいては、このアームは、縦方向で連続的に延びるスリットによって、半径方向で良好に拡開可能な漏斗状部を形成する。
【0011】
アームは籠(ケージ)状に構成されていてもよい。
【0012】
拡開部材の別の有利な構成によれば、拡開部材に、内側に係合して半径方向外方に向かう負荷をかけることができる2つ又はそれ以上のエレメントが形成されており、これらの負荷をかけることができるエレメントは、半径方向の拡開方向に対してほぼ逆方向で、組み付け工具によって負荷可能である。
【0013】
このために、負荷をかけることができるエレメントは有利には、クランピングリング又はインサートリングの周面にほぼ一様に分配配置されている。
【0014】
組み付け工具によって確実に内側から係合させることができるようにするために、負荷をかけることができるエレメントはフック状に構成されている。
【0015】
可能な直径拡開の程度をできるだけ大きくするために、クランピングリングは、その周方向に沿って単数又は複数のばね領域を有しており、これらのばね領域によってクランピングリングが周方向で弾性的に拡開可能である。これによってクランピングリングの半径方向の緊締力も正確に規定することができる。
【0016】
この場合、有利には、クランピングリングの周囲のばね領域が一様に分配配置されている。
【0017】
ばね領域を簡単に形成することができる可能性として、ばね領域はクランピングリングの耳状の突起部として構成されている。
【0018】
拡開部材がその半径方向で内方に向けられた面で滑り層を有していれば、軸方向の負荷は、大きい摩擦損失なしで、十分にクランピングリングの直径拡開のために必要な力だけに限定される。
【0019】
以上の形式で、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定するための本発明の方法によれば、拡開部材によってクランピングリングに負荷を加えてこのクランピングリングを半径方向で外方に広げ、クランピングリング又は1つのインサートリングを有するクランピングリングを、その軸方向の終端位置でホース接続管片上に被せ嵌め、拡開部材によって加えられる負荷を維持しながら、クランピングリング又は、クランピングリング及びインサートリングを広げて、ホースをクランピングリング又はインサートリングを通してホース接続管片上に被せ嵌め、次いで拡開部材を再び負荷解除するようにした。このような方法によれば、簡単で少ない方法段階によって、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定することができる。
【0020】
本発明の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0021】
図1は、ホースクランプ装置の第1実施例の横断面図、
図2は、図1に示したホースクランプ装置を下から見た図、
図3は、ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図1に示したホースクランプ装置の横断面図、
図4は、第2実施例によるホースクランプ装置の横断面図、
図5は、図4に示したホースクランプ装置を下から見た図、
図6は、ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図4に示したホースクランプ装置の横断断面図である。
【0022】
図1〜図3に示したホースクランピング装置はクランピングリング2を有しており、このクランピングリング2は、その外周部に一様に分配された耳状の突起部3を有している。この突起部3はばね領域として作用する。この場合、耳状の突起部3は、クランピングリング2の長手方向に貫通して延在するスリット11を覆っており、それによって4つのクランピングリングエレメントが形成される。
【0023】
インサートリング12の円筒形の部分はクランピングリング2によって包囲されており、このインサートリング12は同様に縦スリット13を有している。縦スリット13の領域内におけるインサートリング12の端部は、互いに重なり合っている。
【0024】
円筒形のインサートリング12の一方の端部に漏斗状に広がった拡開部材若しくは漏斗状部材4が接続されており、この漏斗状部材4に縦スリット13が続いている。
【0025】
図3にはホース接続管片5が示されており、このホース接続管片5の自由端部はニップル6を備えていて、ホース接続管片5の外周面には、このニップル6に対して間隔を保って、環状に延びる半径方向の3つのリブ7が設けられている。
【0026】
ホース接続管片5にホース8の端部が被せ嵌められており、このホース8の端部は、インサートリング12によって、またこのインサートリング12はクランピングリング2によって、それぞれ半径方向内方のプレロード(予圧)下で包囲されている。この場合、インサートリング12の漏斗状部4は、ホース接続管片5から離れる方向に突き出している。
【0027】
環状の組み付け補助手段9は、ホース8の端部領域を包囲し、その自由端部が漏斗状部4の内側の傾斜面10に当接している。
【0028】
ホースクランプ装置及びホース8を組み付けるために、組み付け補助手段9に、ホース接続管片5に向かう方向の軸方向力を加えて、組み付け補助手段9を漏斗状部材4の内側の傾斜面10に沿って移動させ、それによってインサートリング12を広げるようになっている。またこのインサートリング12は、その外周面を介してクランピングリング2を突起部3のばね力に抗して広げるようになっている。
【0029】
クランピングリングインサートリング12と共にホース接続管片5上に被せ嵌められ、組み付け補助手段9によって漏斗状部4に力を加えながらホース8をホース接続管片5に被せ嵌める。ホース8の被せ嵌め作業は、インサートリング12及びクランピングリング1を拡開することによって、妨げられることなく行うことできる。
【0030】
ホースが最終的な位置に達すると、組み付け補助手段9による漏斗状部4の押し付けは終了するので、クランピングリング2は戻り変形し、それによってインサートリング12を介してホース8を堅固にホース接続管片5上にクランピングすることができる。
【0031】
図3及び図4に示したホースクランピング装置1′は、その周面に分配配置された耳状の4つの突起部3を有しており、これら4つの突起部3は、前記図1〜図3に示した実施例のものと同じ構造及び同じ作用を有している。
【0032】
図6に示されているように、このホースクランピング装置1′の一端部で、突起部3間には、クランピングリング2′と一体的に構成されたフック状部材14が配置されており、これらのフック状部材14に、組み付け工具15を内側から引っ掛けて、半径方向外方に向けた力を加えることができる。それによってクランピングリング2′の直径は広がって大きくなり、ホース接続管片5上に被せ嵌めることができ、組み付け工具15によってフック状部材14に加えている力を維持しながら、ホース8をホース接続管片5上に被せ嵌めることができる。この場合、この被せ嵌め作業は、クランピングリング1′の拡開によって、妨げられることなく行うことができる。
【0033】
ホース8がその最終的な位置に達すると、組み付け工具15によるフック状部材14の拡開負荷は終了するので、クランピングリング2′は、戻り変形することができ、それによってホース8をホース接続管片5上に堅固に緊締することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】ホースクランプ装置の第1実施例の横断面図である。
【図2】図1に示したホースクランプ装置を下から見た図である。
【図3】ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図1に示したホースクランプ装置の横断面図である。
【図4】第2実施例によるホースクランプ装置の横断面図である。
【図5】図4に示したホースクランプ装置を下から見た図である。
【図6】ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図4に示したホースクランプ装置の横断断面図である。
【0001】
本発明は、ホース接続管片に被せ嵌められたホースを、このホースに半径方向で内方に向けられたプレロードをかけながら緊締するためのクランピングリングを備えたホースクランプ装置、並びにこのようなホースクランプ装置を用いてホース接続管片上にホースを取付及び固定するための方法に関する。
【0002】
このような形式の公知のホースクランプ装置は、クランピングリングに耳状の突起部を有しており、この突起部は、工具を用いてホースをホース接続管片上に変形させて収縮嵌めさせ、それによってクランピングリングが、ホース接続管片上に固定されたホースをプレロード(予圧)下で包囲するようになっている。
【0003】
このホースクランプ装置によるホースの取り付けは、特に耳状の突起部を変形させる工程のためにコストがかかり、しかも全自動的に実施することができない。
【0004】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式のホースクランプ装置を改良して、簡単かつ容易に組み付け可能なものを提供することであり、またホース接続管片上にホースを組み付け及び固定するための方法で、組み付け工程が少なくて済む方法を提供することである。
【0005】
この課題を解決した本発明によれば、クランピングリングが半径方向で弾性的に拡開可能であって、ホースクランプ装置が拡開部材を有しており、該拡開部材が、クランピングリングを半径方向で外方に拡開させる負荷を加えるようになっていることによって解決された。
【0006】
このような構成によれば、ホースを組み付け完成させるためには、拡開部材に負荷をかけながらクランピングリングを拡開させてホース接続管片上に被せ嵌め、ホースをクランピングリングを通してホース接続管片上に被せ嵌め、次いで拡開部材を負荷解除するだけでよい。これは、付加的な変形工程を必要とすることなしに、簡単に、しかも全自動的に実施することもできる。拡開部材に負荷を加えるだけで、クランピングリングは、必要な半径方向内方に向けられたプレロード下でホース及びホース接続管片を包囲することができる。
【0007】
この場合、拡開部材はクランピングリングと一体的に構成されている。
【0008】
別の実施例では、拡開部材は縦方向(長手方向)に連続的に形成されたスリットを備えたインサートリングに配置されており、このインサートリングはクランピングリングによって包囲されている。拡開部材に負荷をかけることによって、インサートリングはその環状に延びる半径方向の周面及びクランピングリングを越えて広がる。
【0009】
拡開部材を軸方向で負荷することによってクランピングリングを拡開させるために、拡開部材はそのクランピングリングとは反対側の端部に向かって、クランピングリングの縦軸線から離れるように構成されている。
【0010】
クランピングリングをその周面亘って一様に拡開させるために、拡開部材は、クランピングリングに又はインサートリングに配置された単数又は複数の漏斗状のアームを有しており、これらのアームを軸方向で負荷することによって直接的又は間接的にクランピングリングの直径拡開が形成される。単独のアームにおいては、このアームは、縦方向で連続的に延びるスリットによって、半径方向で良好に拡開可能な漏斗状部を形成する。
【0011】
アームは籠(ケージ)状に構成されていてもよい。
【0012】
拡開部材の別の有利な構成によれば、拡開部材に、内側に係合して半径方向外方に向かう負荷をかけることができる2つ又はそれ以上のエレメントが形成されており、これらの負荷をかけることができるエレメントは、半径方向の拡開方向に対してほぼ逆方向で、組み付け工具によって負荷可能である。
【0013】
このために、負荷をかけることができるエレメントは有利には、クランピングリング又はインサートリングの周面にほぼ一様に分配配置されている。
【0014】
組み付け工具によって確実に内側から係合させることができるようにするために、負荷をかけることができるエレメントはフック状に構成されている。
【0015】
可能な直径拡開の程度をできるだけ大きくするために、クランピングリングは、その周方向に沿って単数又は複数のばね領域を有しており、これらのばね領域によってクランピングリングが周方向で弾性的に拡開可能である。これによってクランピングリングの半径方向の緊締力も正確に規定することができる。
【0016】
この場合、有利には、クランピングリングの周囲のばね領域が一様に分配配置されている。
【0017】
ばね領域を簡単に形成することができる可能性として、ばね領域はクランピングリングの耳状の突起部として構成されている。
【0018】
拡開部材がその半径方向で内方に向けられた面で滑り層を有していれば、軸方向の負荷は、大きい摩擦損失なしで、十分にクランピングリングの直径拡開のために必要な力だけに限定される。
【0019】
以上の形式で、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定するための本発明の方法によれば、拡開部材によってクランピングリングに負荷を加えてこのクランピングリングを半径方向で外方に広げ、クランピングリング又は1つのインサートリングを有するクランピングリングを、その軸方向の終端位置でホース接続管片上に被せ嵌め、拡開部材によって加えられる負荷を維持しながら、クランピングリング又は、クランピングリング及びインサートリングを広げて、ホースをクランピングリング又はインサートリングを通してホース接続管片上に被せ嵌め、次いで拡開部材を再び負荷解除するようにした。このような方法によれば、簡単で少ない方法段階によって、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定することができる。
【0020】
本発明の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0021】
図1は、ホースクランプ装置の第1実施例の横断面図、
図2は、図1に示したホースクランプ装置を下から見た図、
図3は、ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図1に示したホースクランプ装置の横断面図、
図4は、第2実施例によるホースクランプ装置の横断面図、
図5は、図4に示したホースクランプ装置を下から見た図、
図6は、ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図4に示したホースクランプ装置の横断断面図である。
【0022】
図1〜図3に示したホースクランピング装置はクランピングリング2を有しており、このクランピングリング2は、その外周部に一様に分配された耳状の突起部3を有している。この突起部3はばね領域として作用する。この場合、耳状の突起部3は、クランピングリング2の長手方向に貫通して延在するスリット11を覆っており、それによって4つのクランピングリングエレメントが形成される。
【0023】
インサートリング12の円筒形の部分はクランピングリング2によって包囲されており、このインサートリング12は同様に縦スリット13を有している。縦スリット13の領域内におけるインサートリング12の端部は、互いに重なり合っている。
【0024】
円筒形のインサートリング12の一方の端部に漏斗状に広がった拡開部材若しくは漏斗状部材4が接続されており、この漏斗状部材4に縦スリット13が続いている。
【0025】
図3にはホース接続管片5が示されており、このホース接続管片5の自由端部はニップル6を備えていて、ホース接続管片5の外周面には、このニップル6に対して間隔を保って、環状に延びる半径方向の3つのリブ7が設けられている。
【0026】
ホース接続管片5にホース8の端部が被せ嵌められており、このホース8の端部は、インサートリング12によって、またこのインサートリング12はクランピングリング2によって、それぞれ半径方向内方のプレロード(予圧)下で包囲されている。この場合、インサートリング12の漏斗状部4は、ホース接続管片5から離れる方向に突き出している。
【0027】
環状の組み付け補助手段9は、ホース8の端部領域を包囲し、その自由端部が漏斗状部4の内側の傾斜面10に当接している。
【0028】
ホースクランプ装置及びホース8を組み付けるために、組み付け補助手段9に、ホース接続管片5に向かう方向の軸方向力を加えて、組み付け補助手段9を漏斗状部材4の内側の傾斜面10に沿って移動させ、それによってインサートリング12を広げるようになっている。またこのインサートリング12は、その外周面を介してクランピングリング2を突起部3のばね力に抗して広げるようになっている。
【0029】
クランピングリングインサートリング12と共にホース接続管片5上に被せ嵌められ、組み付け補助手段9によって漏斗状部4に力を加えながらホース8をホース接続管片5に被せ嵌める。ホース8の被せ嵌め作業は、インサートリング12及びクランピングリング1を拡開することによって、妨げられることなく行うことできる。
【0030】
ホースが最終的な位置に達すると、組み付け補助手段9による漏斗状部4の押し付けは終了するので、クランピングリング2は戻り変形し、それによってインサートリング12を介してホース8を堅固にホース接続管片5上にクランピングすることができる。
【0031】
図3及び図4に示したホースクランピング装置1′は、その周面に分配配置された耳状の4つの突起部3を有しており、これら4つの突起部3は、前記図1〜図3に示した実施例のものと同じ構造及び同じ作用を有している。
【0032】
図6に示されているように、このホースクランピング装置1′の一端部で、突起部3間には、クランピングリング2′と一体的に構成されたフック状部材14が配置されており、これらのフック状部材14に、組み付け工具15を内側から引っ掛けて、半径方向外方に向けた力を加えることができる。それによってクランピングリング2′の直径は広がって大きくなり、ホース接続管片5上に被せ嵌めることができ、組み付け工具15によってフック状部材14に加えている力を維持しながら、ホース8をホース接続管片5上に被せ嵌めることができる。この場合、この被せ嵌め作業は、クランピングリング1′の拡開によって、妨げられることなく行うことができる。
【0033】
ホース8がその最終的な位置に達すると、組み付け工具15によるフック状部材14の拡開負荷は終了するので、クランピングリング2′は、戻り変形することができ、それによってホース8をホース接続管片5上に堅固に緊締することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】ホースクランプ装置の第1実施例の横断面図である。
【図2】図1に示したホースクランプ装置を下から見た図である。
【図3】ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図1に示したホースクランプ装置の横断面図である。
【図4】第2実施例によるホースクランプ装置の横断面図である。
【図5】図4に示したホースクランプ装置を下から見た図である。
【図6】ホースを支持するホース接続管片上に配置された、図4に示したホースクランプ装置の横断断面図である。
Claims (14)
- ホース接続管片に被せ嵌められたホースを、このホースに半径方向で内方に向けられたプレロードをかけながら緊締するためのクランピングリングを備えたホースクランプ装置において、
クランピングリング(2,2′)が半径方向で弾性的に拡開可能であって、ホースクランプ装置(1,1′)が拡開部材を有しており、該拡開部材が、クランピングリング(2,2′)を半径方向で外方に拡開させる負荷を加えるようになっていることを特徴とする、ホースクランプ装置。 - 拡開部材が、クランピングリング(2′)と一体的に構成されている、請求項1記載のホースクランプ装置。
- 拡開部材が、縦方向に沿って連続して延びるスリットを備えたインサートリング(12)に配置されており、該インサートリング(12)が、クランピングリング(2)によって包囲されている、請求項1記載のホースクランプ装置。
- 拡開部材が、クランピングリング(2)とは反対側の端部に向かって、クランピングリング(2)の縦軸線から離れるように構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のホースクランプ装置。
- 拡開部材が、クランピングリング又はインサートリング(12)に配置された単数又は複数の漏斗状のアームを有している、請求項4記載のホースクランプ装置。
- 前記アームが籠状に構成されている、請求項5記載のホースクランプ装置。
- 前記拡開部材が、内側に係合して半径方向外方に向かう負荷をかけることができる2つ又はそれ以上のエレメントによって形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のホースクランプ装置。
- 負荷をかけることができるエレメントが、クランピングリング(2′)又はインサートリングの周面にほぼ一様に分配配置されている、請求項7記載のホースクランプ装置。
- 負荷をかけることができるエレメント(14)がフック状に構成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のホースクランプ装置。
- クランピングリング(2,2′)が、その周方向に沿って単数又は複数のばね領域を有しており、これらのばね領域によってクランピングリング(2,2′)が周方向で弾性的に拡開可能である、請求項1から9までのいずれか1項記載のホースクランプ装置。
- 前記ばね領域が、クランピングリング(2,2′)の周面に一様に分配配置されている、請求項10記載のホースクランプ装置。
- ばね領域が、クランピングリング(2,2′)の耳状の突起部(3)として構成されている、請求項11記載のホースクランプ装置。
- 拡開部材が、その半径方向内方に向けられた面で滑り層を有している、請求項1から12までのいずれか1項記載のホースクランプ装置。
- 請求項1から13までのいずれか1項記載のホースクランプ装置によって、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定するための方法において、
拡開部材によってクランピングリング(2,2′)に負荷を加えてこのクランピングリング(2,2′)を半径方向で外方に広げ、クランピングリング(2′)又は1つのインサートリング(12)を有するクランピングリング(2)を、その軸方向の終端位置でホース接続管片(5)上に被せ嵌め、拡開部材によって加えられる負荷を維持しながら、クランピングリング(2′)又は、クランピングリング(2)及びインサートリング(12)を広げて、ホース(8)をクランピングリング(2′)又はインサートリング(12)を通してホース接続管片(5)上に被せ嵌め、次いで拡開部材を再び負荷解除することを特徴とする、ホース接続管片上にホースを取り付けて固定するための方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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