JP2005505216A - システム外干渉の検出を備える通信システム - Google Patents

システム外干渉の検出を備える通信システム Download PDF

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Abstract

干渉の検出を備える2又はそれより多い端末装置(6,7)間の通信、特にHiperLAN/2システムに使用の装置である。その通信では、データがそれら端末装置(6,7)間で少なくとも1つの第1の持続時間の間電磁信号で送信され、その電磁信号は1つ又はそれより搬送波周波数を、特にレーダ信号とのシステム外干渉が起こりうる1つ又はそれより多い範囲(1,2)内に有する。この装置は、これら端末装置(6,7)のうちの少なくとも1つの端末装置に組み込まれ、そしてシステム内干渉(4,17,18)に対応する受信信号強度に応答する干渉検出手段を備える。システム外干渉(5,16)の検出のため、干渉検出手段は、第1の持続時間より短い第2の持続時間の間スレッショルド・レベル(19)を超える受信信号強度に選択的に応答する。

Description

【技術分野】
【0001】
[発明の分野]
本発明は、システム外干渉の検出を備える端末装置間の通信であって、データをこれら端末装置間で、信号バーストを有する電磁信号で送信する通信のための方法及び装置に関する。
【0002】
[発明の背景]
本発明は、特に、干渉が無線通信とレーダ信号との間で有りそうである、複数の範囲の周波数での無線通信に適用可能である。しかしながら、本発明が他の環境にも適用可能であることが認められるであろう。
【0003】
レーダとの干渉は、欧州電気通信標準化協会(「ETSI」)の「HiperLAN(ハイパLAN)」標準に従った通信にとって特別の関心事である。なお、その「HiperLAN」標準は、標準TR101 683 V1.1.1(2000−02)に要約されている。
「どこでも、何時の時間にも可能な」通信、及び音声、ビデオ及びデータ通信の併合に対する益々増大する要望は、ブロードバンド(広帯域)無線ネットワークに対する要望を引き起こしている。ETSIは、ブロードバンド無線アクセス・ネットワーク(「BRAN」)プロジェクトを創設して、広範囲の応用をカバーし且つ異なる周波数帯域を意図した標準及び仕様を開発してきた。この広範囲の応用は、免許を受けている使用及び免許無しの使用のためのシステムを対象として含む。
【0004】
HiperLAN/2は、無線リンクされたローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)における6Mbit/sから54Mbit/sの典型的なデータ速度を有する高速無線通信システムのためのBRAN標準である。それは、移動端末装置(「MT」)、通常は携帯型装置を、インターネット・プロトコル(「IP」)、非同期転送モード(「ATM」)又は他の技術に基づいているブロードバンド・ネットワークと接続する。集中化されたモード(以下、「集中化モード」と記す。)を用いて、HiperLAN/2をアクセス・ネットワークとして固定アクセス・ポイント(AP)即ち基地局を介して動作させる。その上、直接リンク通信のための能力が与えられる。この後者のモードを用いて、HiperLAN/2をアドホック・ネットワークとして、セルラ・ネットワーク・インフラストラクチャに依拠すること無しに動作させ、そしてこの場合に、携帯型装置の間で動的に選択される中央制御器(CC)が、同じレベルのQoSサポートを、固定アクセス・ポイントとして与える。HiperLAN/2は、サービスの品質(「QoS」)の適応に対処するための機構を設けることによりマルチメディア応用をサポートすることが可能である。制限されたユーザの移動性は、ローカル・サービス・エリア内でサポートされており、広域移動性(例えば、ローミング)は、BRANプロジェクトの適用範囲の外側の標準によりサポートされ得る。HiperLAN/2システムは5GHz帯域で動作する。
【0005】
欧州郵便電気通信主官庁会議、欧州無線通信委員会により割り当てられた周波数は次のとおりである。
【0006】
【表1】
Figure 2005505216
【0007】
HiperLAN/2システムは、割り当てられた周波数範囲をレーダ・システムと共用されることが出来なければならない。なお、幾らかのレーダ・システムは移動できるものである。このタイプの共用は、局所的干渉条件に対する動的適応(動的周波数選択(DFS)と呼ばれる。)を必要とし、またHiperLANシステムの間で無調整の共用を容易にすることを必要とされる方法を要求する。
【0008】
「システム内」干渉(即ち、2つのHiperLAN/2装置間の干渉)の程度は、「システム外」干渉(即ち、HiperLAN/2装置と、レーダ装置のような異なるタイプのシステムの装置との間の干渉)の程度と異なっていてよい(通常、前者が後者より高い)。また、あるいは、代替として、システム内干渉に対する反応が、システム外干渉に対する反応と異なることが要求されてもよい。
【0009】
従って、システム内干渉とシステム外干渉とを検出し且つ両者を区別することができることが望ましい。しかしながら、検出及び区別が完全でなく、そこで間違った警告の発生率を最小にすることが望ましい。現在のETSI仕様は、システム内干渉とシステム外干渉とを区別するための適切な技術を提供していない。
【0010】
より一般的に、データが2つ又はそれより多い端末装置間で、信号バーストを備える電磁信号で送信される当該2つ又はそれより多い端末装置間の通信を含む他の状況が生じており、そしてシステム外干渉(即ち、通信システムの端末装置と異なるタイプのシステムの装置との間の干渉)を検出し、且つそれをシステム内干渉(即ち、直接通信状態にない同じシステムの2つの端末装置間の干渉)から区別することが要望されている。
【0011】
[発明の概要]
本発明は、添付の特許請求の範囲に記載されるようにシステム外干渉の検出を備える端末装置間の通信のための方法及び装置を提供する。
【0012】
[好適な実施形態の詳細な説明]
最初に図1を参照すると、参照番号1及び2で示されるように、欧州郵便電気通信主官庁会議により割り当てられたHiperLAN/2の周波数範囲が一部レーダ、即ち、参照番号3で示されるように、5250から5350MHz及び5650から5850MHzの範囲で生じる無線測位周波数、5460から5650MHzの範囲で生じる海上及び他の無線航法、及び5250から5850MHzの全帯域で生じる気象レーダと共用されているのが分かるであろう。
【0013】
異なるタイプのレーダ信号に遭遇し得る。しかしながら、典型的な特性は、現在、HiperLANシステムを試験するためETSIにより提案された3つのレーダ信号により、次ぎのように規定されている。
【0014】
【表2】
Figure 2005505216
【0015】
HiperLAN通信においては、信号は、搬送波について直交周波数分割変調(「OFDM」)を用いて、また幾つか(64)の副搬送波を用いて、送信され、そして、送信される信号(HiperLAN/2仕様では「バースト」と呼ばれる。)は、8マイクロ秒の最小持続時間を有し、そして信号は、2ミリ秒のフレームでグループ化される。他方、レーダ信号は、繰り返しの一連のパルス(レーダ仕様では「バースト」呼ばれる。)から成り、そのパルス幅は、典型的には2ミリ秒未満である。
【0016】
HiperLAN端末装置で受信された、HiperLAN/2信号4と典型的なレーダ・パルス5との相違が、図2に示されている。HiperLAN/2信号4は、当該信号がその端末装置のためのものでない場合システム内干渉となるであろうし、そしてレーダ・パルス5は常にシステム外干渉である。
【0017】
図3は、本発明に従ったHiperLAN/2システムを概略的に示す。当該HiperLAN/2システムは、複数のアクセス・ポイント及び複数の移動端末装置を備え、それら複数のアクセス・ポイントのうちの1つが参照番号6で示されており、そしてそれらの移動端末装置のうちの1つが参照番号7で示されている。アクセス・ポイント6は、信号源8、信号プロセッサ9、無線周波数回路10及びアンテナ11を備える。移動端末装置7は、信号源12、信号プロセッサ13、無線周波数回路14及びアンテナ15を備える。
【0018】
動作において、アクセス・ポイント6の信号源8からのデータは信号プロセッサ9に送られ、その信号プロセッサ9は、データをカプセル化(encapsulate)し、そしてそれをRF回路10に送る。RF回路10は、アンテナ11からの送信のためデータを搬送波上に変調する。受信中に、アンテナ11上で受信された信号は、無線周波数回路10で復調され、そして信号プロセッサ9に通される。
【0019】
移動端末装置7の動作において、受信中に、アンテナ15で受信された信号は、無線周波数回路14で復調され、そして信号プロセッサ13に送られる。送信中に、信号源12からのデータは信号プロセッサ13に送られ、当該信号プロセッサ13は、データをカプセル化し、そしてそれをRF回路14に送る。RF回路14は、アンテナ15からの送信のため当該データを変調する。
【0020】
スタートアップ段階中では、アクセス・ポイントがオンに切り換えられるとき、そのアクセス・ポイントは、最初に、その割り当てられた周波数範囲内においてアンテナ11で受信された信号を測定して、干渉に関して検査する。信号プロセッサ9は、HiperLAN/2の周波数範囲内に割り当てられた離散的周波数の格納されたリストを含む。干渉が所与の周波数上で検出される場合、その周波数は、信号プロセッサ9のメモリにおいて使用不能のマークが付される。通常の動作は、スタートアップ段階後に、使用不能のマークを付されていない周波数でアクセス・ポイント6から信号を送信することで始まる。
【0021】
移動端末装置7は、能動的フェーズと受動的(「スリープ(休眠)」)フェーズとを有する。アクセス・ポイント6から送信される信号は、通信データ信号と機能データ信号との両方を含み、当該機能データ信号は、アドレスされる移動端末装置7の識別(ID)を含む。受動状態においては、移動端末装置7は、機能データ信号に対してのみ応答し、通信データ信号を処理する回路は、バッテリ電力を保存するため電源断にされる。移動端末装置7の関連の識別を含む機能データ信号の受信は、移動端末装置7の通信データに対する応答を起動する。
【0022】
アクセス・ポイント6は通常、固定された端末装置であるのに対し、移動端末装置7は携帯端末装置である。アクセス・ポイント6は、必ずしも参照番号7などの各移動端末装置の位置で干渉を検出しないであろう。また、アクセス・ポイント6は、特にそれが屋内に位置される場合干渉からマスクされ得るのに対し、参照番号7などの移動端末装置は、それらが屋外に位置される場合一層干渉に晒され且つ干渉を起こしそうになり得る。干渉の検出、及び干渉の発生の回避を改善するため、移動端末装置7はまた、干渉を検出するよう構成される。このため、アクセス・ポイント6は、移動端末装置7がそのアンテナ上の受信信号強度に対して応答するのを起動する機能制御信号を送るよう構成され、そして、移動端末装置7は、その機能制御信号に応答して、以下でより詳細に説明されるように、検出された干渉をアクセス・ポイント6に戻すよう報告する。
【0023】
システム内干渉は、移動端末装置7がその移動端末装置7のため意図されたものでない信号を、その現在のホーム・アクセス・ポイント以外の異なるアクセス・ポイント6から、又はその移動端末装置7が通信状態にあることを意図しない別の移動端末装置7からのいずれかから受信するとき生じる。システム外干渉は、HiperLANシステムの一部を形成しない装置から、特にレーダ・システムから発生する。
【0024】
HiperLAN/2のシステム内干渉の場合、システム内干渉を検出する参照番号6などのアクセス・ポイントは、参照番号7などのその関連の移動端末装置に新しい周波数に関する情報を送信した後で、その通信周波数を変えることにより応答し、それにより移動端末装置7も周波数を変える。動的周波数選択は相反的(reciprocal)であり、即ち、送信中である参照番号6などのアクセス・ポイントは、ある一定のレベルの干渉を許容するが、しかし受信中であるいずれのアクセス・ポイント6は、システム内干渉が有る場合必要ならば周波数を変える。
【0025】
しかしながら、システム外干渉の場合には、そのような相反性が存在しない。特に、レーダ・システムとの干渉は、可能な限り低減されるべきであり、そしてレーダ・システムは、HiperLANシステムとの干渉を避けるよう対処しないであろう。従って、HiperLAN通信を改善するばかりでなく、特にHiperLAN信号がレーダ・システムと干渉するのを避けるためにも、HiperLANシステムが所与の周波数上のレーダ信号を検出し、そして通信周波数を変えることが重要である。
【0026】
ここで図4を参照すると、本発明のこの実施形態においては、アクセス・ポイント6及び移動端末装置7の両方における干渉の検出は、アンテナ11又は15における受信信号強度をサンプリングすることに基づいている。当該サンプリングは、xマイクロ秒の間隔で連続的に行われ、それにより各サンプリング周期もxマイクロ秒の長さである。受信信号強度は、サンプリング周期の持続時間にわたり平均化される。従って、短時間のパルスがサンプリング周期中に受信され、そしてサンプリング周期の持続時間xが受信されるパルスのそれと比較して長すぎる場合、測定された平均値は比較的に低く、そして検出は一層難しいであろう。連続的な一連のサンプリング周期にわたる測定は、2つの非連続的なサンプリング周期間のレーダ・パルスを捉え損なう危険性無しに、各サンプリング周期の持続時間xを低減することを可能にし、そして検出レベルを改善することを可能にする。
【0027】
通常、干渉のレベルは、ホーム・アクセス・ポイント、及び同じセル内の参照番号7などの他の端末装置から及びそれらへの通常の受信信号レベルより低いであろう。従って、干渉の検出の感度は、通信信号を受信中である期間中により小さいであろう。干渉を検出するため通常の動作中にセル内の全トラフィックを停止させることは許容できないと考えられる。しかしながら、通常の動作中に、空のスペース(empty spaces)が、HiperLAN/2通信信号のフレームの未使用部分の間ずっと使用可能であり、又は使用可能にされ得て、そして、本発明のこの実施形態においては、システム外干渉に関する検査が、これらの空のスペースの間じゅう実行される。これらの空のスペースは、HiperLAN/2機能データ信号のフレーム・チャネル情報要素の中の各フレームに関して指示される。
【0028】
サンプリング周期中のレーダ・パルスの受信信号強度は、xマイクロ秒より短いか又はそれに等しいレーダ・パルスに関して、図4において参照番号16で示されている。図4はまた、HiperLAN/2信号の受信信号強度を参照番号17及び18で示し、当該HiperLAN/2信号は、最初及び最終のサンプリング周期とは別の幾つかのサンプリング周期にわたり、±Δ内までの比較的一定の信号強度でもって延長する。
【0029】
本発明のこの実施形態に従って、HiperLAN/2端末装置は、受信信号強度がレーダ・スレッショルド19を超えているサンプルの数がNサンプルに対応する最小持続時間より大きいか、又はそれより小さいかどうかを検出する。N個のサンプルの持続時間、即ち、N×xマイクロ秒は、レーダ・パルスの期待された最大持続時間より長く且つHiperLAN/2信号の最小持続時間より短いように選定される。一例として、HiperLAN信号の最小持続時間が8マイクロ秒であり、本発明のこの実施形態において、サンプリング間隔xは、2マイクロ秒であるよう選定され、そしてNの値は、3であるよう選定される。4以上のサンプリング周期の間レーダ・スレッショルド19より大きい受信信号強度は、HiperLAN/2システム内干渉に対応し、(そして同じセルのHiperLAN/2通信信号に対応しない)と想定される。3以下のサンプルの間にレーダ・スレッショルド19を超える受信信号強度は、レーダ信号と想定される。図5は、3サンプリング周期にわたり延在するレーダ信号の場合を示す。
【0030】
間違った警告の発生率を低減することは重要である。それは、これら間違った警告は、HiperLAN/2システムの適正な機能を混乱させるからである。従って、参照番号7などの複数の移動端末装置により実行される干渉検出のためのデータは、アクセス・ポイント6に通信され、当該アクセス・ポイント6は、参照番号7などの異なる移動端末装置からの応答を照合し、そして2以上の端末装置(移動端末装置及びアクセス・ポイント自体の両方)からのデータが検出を指示する場合のみレーダ干渉の存在を推論する。必要とされる最小検出数は、システム外干渉検出ルーチンを実行する移動端末装置の数の関数である。移動端末装置による干渉検出は、HiperLAN/2フレーム内の未使用のスペース中に生じ、それにより報告は、直ちに移動端末装置からアクセス・ポイント6へ戻るよう送信されることができないで、後続の送信のため格納される。これはまた、データを、2つ又はそれより多い未使用スペースにおいてなされた検出のためアクセス・ポイント6に戻るよう送信するのを可能にし、それは、必ずしもフレームにおいて連続的でなくてもよい。
【0031】
ここで図6を参照すると、システム外干渉の検出は、システム内干渉に関するHiperLAN/2の動的周波数選択のため指定される「使用された周波数についてのパーセンタイル測定値(percentile measurements on used frequency)」から分離していて、それは、現在の仕様に記載されてなく、そして図6及び図7に図示されるプロセスと並行して行われる。システム外干渉の検出は、20において、アクセス・ポイントAPからの機能制御信号内の要求でもって開始し、MT、MT及びMTなどの移動端末装置にレーダ検出ルーチンを実行するよう命令する。なお、上記要求は、選定された移動端末装置の識別(ID)を含み、そして検出のためのフレーム内の空のスペースを指示する。21において示されるように、アクセス・ポイント6自体は、同じ空のスペース中にレーダ検出を一様に実行し得て、フレーム内の他のスペース中に移動端末装置と自由に通信し得る。22において、アクセス・ポイント6からの機能制御信号がその移動端末装置による検出を継続するのを要求する場合、当該移動端末装置は継続し、そして、そうでない場合には、移動端末装置は、検出を停止し、そして23において通常の動作に戻る。
【0032】
検出を必要とするとき、移動端末装置7は、受信信号強度を、所与の空のスペース中にサンプリング周期間隔で継続的にサンプリングする。移動端末装置は、25において、サンプルを処理する。そのプロセス手順が、図7に図示されている。サンプリング及び処理の結果は、システム外干渉がその移動端末装置で検出された場合のみ検出を実行したそれら移動端末装置のそれぞれによりアクセス・ポイント6に送信される。アクセス・ポイント6は、26において受信されたサンプルを照合し、そして2以上の移動端末装置がシステム外干渉を検出したかどうかを解釈する。それが否定の場合、アクセス・ポイント6は、27で示されるように、通常の動作に戻り、そして7などの移動端末装置にまた通常の動作に戻るよう指示する。
【0033】
他方、アクセス・ポイント6が、レーダ信号が検出されたことを結論付ける場合、アクセス・ポイント6は、28において、その周波数を使用不能として登録し、そして、29において、通信周波数を変える前に別の周波数を検査すべきか、又は通信周波数を変え、続いて干渉を検査すべきかどうかを決定する。前者の場合、循環(cycle)は、20における干渉の検出を要求することに戻り、そして後者の場合、通信周波数が、30において、最初に変えられる。
【0034】
図7は、移動端末装置におけるサンプルを処理するルーチン25を示す。アクセス・ポイント6は、それ自身のサンプルを処理するための類似のルーチンに追従し得る。フレームの受信信号強度は、同じ未使用のスペース内の各サンプル周期中に測定され、そして移動端末装置7は、31において、そのサンプルをレーダ検出スレッショルド19と比較する。サンプルがスレッショルド19より小さい場合、移動端末装置7は、31において、同じスペース内の次のサンプルに進む。サンプルの受信信号強度がスレッショルド19を超えている場合、サンプルのタイム・スタンプ及び値が、32において登録される。
【0035】
33において、検出されたサンプルがレーダ・スレッショルドを超えている最初のサンプル検出でない場合、少なくとも単一のHiperLAN/2干渉と一部一致しているレーダ信号を認めながら、1つ又はそれより多いサンプリング周期中に一部一致している2つのHiperLAN/2干渉信号に起因した間違った警告の発生率を低減することを意図するサブルーチンが続く。34において、現在のサンプルの値が、現在の未使用のスペース内の初期のサンプルの値と比較される。干渉がHiperLANシステム内干渉である場合、後続のサンプルは通常、初期のサンプルの±Δ内であろう。好適な実施形態においては、第3及び後続のサンプルは、エラーの危険を低減するため、単一の値よりむしろ最初の2つのサンプルの値の平均と比較される。
【0036】
現在のサンプルが初期のサンプルに対して±Δより近接している場合、カウンタnが35において増分される。現在のサンプルが、初期のサンプルに対して±Δより近接して無いが、しかしより低い場合、現在のサンプルがレーダ干渉に対応しないが、しかし前のサンプルがそれに対応し得ることが想定される。従って、カウンタnは、増分されず、そしてルーチンは、次のステップ38に進む。しかしながら、現在のパルスが前のサンプル+Δより大きい場合、前のサンプルがHiperLAN干渉に対応し、そして現在のサンプルがレーダ干渉に対応し得ると想定される。従って、カウンタn、そしてカウンタnも37において増分される。
【0037】
スレッショルドを超えている最初のサンプル検出が、必ずしも前のサンプルの±Δ内であるわけではない。従って、33において、それがそのスペース内の最初の検出である場合、カウンタnは、35において直接増分される。
【0038】
38において、移動端末装置7は、現在のサンプルが現在の空のスペースの終わりに対応するかどうかを検査する。それが否定の場合、移動端末装置7は、31における次のサンプルに進み、そして現在のサンプルが空のスペースの終わりに対応する場合、移動端末装置7は、カウンタn及びnの値を検査する。39において、移動端末装置7は、nがNより大きいかどうかを検査する。それが否定である場合、レーダ干渉が検出されたと想定され、そしてその報告が、アクセス・ポイント6への続いての報告のため格納される。nがNより大きい場合、nが、40においてNに関して検査される。nがNより小さい場合、レーダ干渉が検出されたという想定が、アクセス・ポイント6への報告のため格納される。nがまたNより大きい場合、n及びnのどちらもレーダ干渉の検出に対応しないと想定される。
【0039】
従って、両方の場合、カウンタn及びnは、42においてリセットされる。報告がアクセス・ポイント6に送られるべきとき、移動端末装置7は、43において、レーダが検出されたかどうかを検査し、そしてそれが肯定である場合、44において、当該報告を送り、そしてルーチンは45において終了する。その他の場合、ルーチンは43の直後に終わる。
【0040】
システム内干渉の場合、レーダ干渉は、多くの場合、長期間続くことが予想されることができる固定の設備から生じることに注目すべきである。通常の通信に対する外乱がレーダ干渉検出ルーチンにおいて出来るだけ低減されたにも拘わらず、検出結果の通信及び周波数の変更の繰り返しを出来るだけ低減することが依然望ましい。従って、システム内干渉の場合の動的周波数選択とは違って、28において登録された使用不能の周波数は、アクセス・ポイント6において、幾らかの時間、そして好ましくは幾らかの日数の間格納される。その検出ルーチンは、依然一層頻繁に実行されるが、しかし同じレーダが用いる周波数を再度用いる可能性は低減される。
【0041】
アクセス・ポイント6は、どのくらい多くの移動端末装置がそしてどの移動端末装置が同じ時間に測定を実行するべきかを決定する。より多くの移動端末装置が同じ時間にシステム外干渉の検出を実行すればする程、間違った警告の確率はより低くなり、且つ正しい検出の確率はより高くなるであろう。しかしながら、本発明のこの実施形態においては、アクセス・ポイント6は、現在受動(「休眠」)動作モードにある移動端末装置を含まない。
【0042】
検出間隔xの値は選定の問題である。好適な値は、2マイクロ秒であり、そして実際には、たとえハードウエアがより短い間隔を可能にするとはいえ、少なくとも600ナノ秒を超える間隔を選定するのが好ましい。
【0043】
29におけるように、通信周波数を変える前に他のあり得る将来の通信周波数を検査するべきかどうかの選定は、周波数を変える命令を受信し且つそれを実行するための移動端末装置の切り換え時間により部分的に影響される。本発明のこの実施形態においては、使用可能な周波数は、ビーム回転速度がゆっくりしている気象レーダを出来るだけ迅速に検出するためアクセス・ポイント6のスタートアップ直後の或る期間に通信周波数を変えることなしに、迅速に検査される。
【0044】
本発明の好適な実施形態においては、フレーム内における使用されたスペース中に通信信号を受信する端末装置(移動端末装置7であれアクセス・ポイント6であれ)はまた、各OFDMシンボル中に、干渉する受信信号強度の推定を実行する。この種の推定は、4マイクロ秒毎に利用可能である。この推定値は、干渉が潜在的にレーダから生じるかどうかの適切な指示を与えるスレッショルドと比較される。このスレッショルドは、典型的には、スレッショルド19とは異なり、そして予期される信号強度の関数として選定される。
【0045】
本発明のこの実施形態においては、処理された各OFDMシンボルに関して、全てのパイロット副搬送波の複素値が抽出される。複素雑音の推定値は、送信されたパイロットにより与えられるチャネル推定値の積を受信パイロット信号強度から差し引くことにより得られる。チャネル推定値は、HiperLAN/2信号の始めで得られ、そしていずれの場合も通常のOFDM処理のため必要とされる。雑音推定値の平均が、スレッショルドと比較され、そして前述したように未使用のスペース中のより正確なパワー測定が、アクセス・ポイント6により将来のフレーム中に計画される。
【0046】
スタートアップ段階中に、本発明の好適な実施形態においては、アクセス・ポイント6自体が、HiperLAN/2標準に従って、それが使用を許可される全ての周波数上への干渉に関して検査する。現在の標準によって、アクセス・ポイント6は、最も低いシステム内干渉を持つ周波数を選定することができる。しかしながら、本発明のこの実施形態においては、最初に通信周波数は、使用可能な周波数全体のサブセットから選択され、その選定された周波数は、最小のシステム内干渉を持つそのサブセット内の周波数である。周波数のサブセットは、アクセス・ポイント6のメモリに格納され、そして5150MHzから5250MHzの範囲に対応し、その範囲ではレーダ干渉が予期されない。システム内干渉が選択されたサブセットの最初の周波数で検出された場合、通信周波数は、サブセットの全ての周波数が干渉される(従って、使用不能)として登録されているわけでないならば、当該サブセットの別の周波数に変えられる。なお、サブセットの全ての周波数が干渉される(従って、使用不能)として登録されている場合には、当該サブセットの外側の周波数が選定される。
【0047】
スタートアップ期間中に、アクセス・ポイント6は、移動端末装置との通信が未だ確立されていないので、単純化されたルーチンからレーダ干渉を自由に検出する。この検出の期間が、好適な実施形態においては低減されて、アクセス・ポイント6がスタートアップされるときユーザへの不便を回避する。例えば、繰返し速度がゆっくりである気象レーダからのレーダ干渉が適正に検出されることを保証するため、図6及び図7に示される検出ルーチンは、移動端末装置がスタートアップ段階後に直ちに開始されることを含む。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】図1は、欧州郵便電気通信主官庁会議、欧州無線通信委員会による5GHz帯域における周波数スペクトルの割り当てを示す概略図である。
【図2】図2は、レーダ信号と比較された受信HiperLANバースト信号を示す波形図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に従った、アクセス・ポイント及び移動端末装置を備えるシステムの概略図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態に従って検出されるシステム内干渉及びシステム外干渉の両方を含む受信信号のサンプルを示す図である。
【図5】図5は、本発明の別の一実施形態に従って検出されるシステム内干渉及びシステム外干渉の両方を含む受信信号のサンプルを示す図である。
【図6】図6は、本発明の別の実施形態に従った干渉を検出する方法のステップを示すフロー・チャートである。
【図7】図7は、本発明の一実施形態に従った、システム内干渉とシステム外干渉とを区別する方法のステップを示すフロー・チャートである。

Claims (19)

  1. 干渉の検出を備える少なくとも2つの端末装置(6,7)間での通信に使用の装置であって、前記通信が、データを前記端末装置(6,7)間で少なくとも第1の持続時間の電磁信号で送信することから成り、前記電磁信号が、1つ又はそれより多い搬送波周波数を、システム外干渉が起こり得る1つ又はそれより多い範囲(1,2)内に有し、前記通信に使用の装置が、前記端末装置(6,7)のうちの少なくとも1つの端末装置に組み込まれ、前記通信に使用の装置が、システム内干渉(4,17,18)に対応する受信信号強度に応答する干渉検出手段を備える、前記通信に使用の装置において、
    システム外干渉(5,16)の検出のため、前記干渉検出手段が、前記第1の持続時間より短い第2の持続時間の間スレッショルド・レベル(19)を超える受信信号強度に選択的に応答することを特徴とする通信に使用の装置。
  2. システム内干渉の検出のため、前記干渉検出手段が、第1のスレッショルド・レベルを超える受信信号強度に選択的に応答し、
    前記システム外干渉の検出のため、前記干渉検出手段が、前記第2の持続時間の間前記第1のスレッショルド・レベルより低い第2のスレッショルド・レベル(19)を超える受信信号強度に選択的に応答する
    請求項1記載の通信に使用の装置。
  3. 前記干渉検出手段による前記システム内干渉に対する第1の反応、及び前記干渉検出手段による前記システム外干渉の検出に対する第2の異なる反応を前記端末装置のうちの少なくとも1つの端末装置において起動させる応答手段を更に備える請求項1又は2記載の通信に使用の装置。
  4. 前記応答手段が、検出された干渉に応答して、前記搬送波周波数の変更を引き起こすよう構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  5. 前記搬送波周波数が、それらの可用性が前記応答手段に格納されている複数の離散的搬送波周波数から選択され、
    前記応答手段が、対応する周波数を使用不能として登録し(28)、且つシステム外干渉(5,16)の検出に少なくとも応答して、前記搬送波周波数の異なる周波数への変更を引き起こすよう構成されている
    請求項4記載の通信に使用の装置。
  6. 少なくともスタートアップ段階中に、前記搬送波周波数が、最初に前記複数の離散的搬送波周波数のサブセットから選択され、且つ前記サブセットの全ての周波数が使用不能として登録されているのでは無い場合検出された干渉に応答して、前記サブセットの別の使用可能な周波数に変えられる請求項5記載の通信に使用の装置。
  7. 前記干渉検出手段が、前記受信信号強度を一続きのサンプリング周期(16,17,18)でサンプリングするよう構成され、且つ前記システム外干渉(5)の検出のため、同じ一続きのサンプリング周期内の限定数(N)以下の数の前記サンプリング周期(16)の間前記スレッショルド・レベルを超える受信信号強度に選択的に応答するよう構成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  8. 前記システム外干渉(5)の検出のため、前記干渉検出手段が、前記受信信号強度が同じ一続きのサンプリング周期(16,17,18)において前にサンプリングされた信号強度を、限定数(N)以下の数の前記サンプリング周期の間最小変動値(±Δ)より大きい値だけ超えている場合選択的に応答するよう構成されている請求項7記載の通信に使用の装置。
  9. 前記信号が反復的なフレームを備え、
    その各フレームが、前記データのための複数のスペースを備え、
    前記干渉検出手段が、前記データに対して用いられていないスペース中に前記スレッショルド・レベルを超える受信信号強度に応答する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  10. 前記干渉検出手段は、前記端末装置のうちの1つの端末装置が受信中である間に、データに対して用いられていないスペース中に前記の干渉検出を起動するためデータに対して用いられるスペース中に雑音スレッショルド・レベルを超える雑音レベルに応答する、前記1つの端末装置の中の手段を備える請求項9記載の通信に使用の装置。
  11. 前記端末装置が、アクセス・ポイント(6)及び少なくとも1つの別の端末装置(7)を含み、
    前記アクセス・ポイント(6)が、少なくとも1つのネットワークとの通信リンクを有し、
    前記別の端末装置(7)が、前記少なくとも1つのネットワークと前記アクセス・ポイントを介して通信し得て、
    前記通信に使用の装置が、前記別の端末装置(7)により受信された信号強度に応答して前記アクセス・ポイント(6)へ検出の指示を送信する、前記別の端末装置(7)における手段と、前記検出の指示の受信に選択的に応答する、前記アクセス・ポイントにおける手段とを備える
    請求項1から10のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  12. 前記アクセス・ポイント(6)における前記手段が、複数の前記端末装置(6,7)による干渉の検出に選択的に応答する請求項11記載の通信に使用の装置。
  13. 前記アクセス・ポイント(6)における前記手段が、機能制御信号を前記別の端末装置(7)における前記手段に送信して、前記別の端末装置の前記システム外干渉に対する応答を起動するよう構成されている請求項11又は12記載の通信に使用の装置。
  14. 前記信号が、反復的なフレームを備え、
    それらの各フレームが、前記データのための複数のスペースを備え、
    前記機能制御信号が、前記フレーム内のスペースをデータに対して未使用として指定し、
    前記別の端末装置における前記手段が、前記の指定された未使用のスペース中に前記スレッショルド・レベルを超える受信信号強度に応答する
    請求項13記載の通信に使用の装置。
  15. 前記アクセス・ポイント(6)における前記手段が、干渉の検出に応答して機能制御信号を前記別の端末装置(7)に送信して、前記別の端末装置における前記手段の前記システム外干渉に対する応答を起動する請求項13又は14記載の通信に使用の装置。
  16. 前記別の端末装置(7)における前記手段は、当該手段が前記通信データ及び前記機能制御信号に応答する能動動作モードと、当該手段が前記機能制御信号に応答するが、しかし前記通信データに応答しない受動モードとを有し、
    前記アクセス・ポイント(6)における前記手段が、機能制御信号を前記別の端末装置(7)における前記手段に送信して、前記別の端末装置における前記手段が前記能動動作モードであることを条件として前記別の端末装置における前記手段の前記システム外干渉に対する応答を起動するよう構成されている
    請求項13から15のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  17. 前記1つ又はそれより多い範囲の搬送波周波数が、レーダ信号に属すると考えられる周波数(3)を含み、
    前記システム外干渉の検出のため、前記干渉検出手段が、レーダ信号の受信に応答する
    請求項1から16のいずれか一項に記載の通信に使用の装置。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載された方法による通信及びシステム外干渉の検出のための装置を備える端末装置。
  19. 請求項1から17のいずれか一項に記載の方法による通信及びシステム外干渉の検出のための装置を備え、且つ前記少なくとも2つの端末装置(6,7)を備えるシステム。
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