JP2005504341A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 偏光軸を有する偏光子素子であって、該偏光子素子が、該偏光軸に平行な偏光軸を有する光を優先的に透過する、偏光軸を有する偏光子素子と、
   フィルム中に配設され、かつ該偏光子素子を透過した光の偏光軸を偏光子素子の偏光軸に対して少なくとも５度の角度を形成する他の偏光軸にまで回転させるように構成され配置された、別の偏光回転子素子と、
   を含む、フィルム。
2. 前記偏光子素子が第１の偏光子素子であり、前記フィルムが、該第１の偏光子素子の偏光軸と少なくとも５度異なる偏光軸を有する第２の偏光子素子をさらに含み、前記偏光回転子素子が、該第１および該第２の偏光子素子間に配設されており、前記第１の偏光子素子を透過した光の少なくとも一部分の偏光を前記第２の偏光子素子の偏光軸にまで回転させるように構成され配置されている、請求項１に記載のフィルム。
3. 前記偏光子素子と前記偏光回転子素子との間に配設されたアラインメント層をさらに含む、請求項１に記載のフィルム。
4. 前記偏光子素子が、前記偏光回転子素子のアラインメントを容易にする表面を含む、請求項１に記載のフィルム。
5. 前記偏光回転子素子が液晶材料及びこの液晶材料とは異なる光吸収材料を含み、前記光吸収材料が第１の偏光を有する光を実質的に吸収し、第１の偏光と直交する第２の偏光を有する光を実質的に透過する偏光回転子素子内に配置されている、請求項１に記載のフィルム。
6. 前記偏光回転子素子が、前記偏光子素子を透過した光の偏光軸を４０〜５０度の範囲の角度で回転させる、請求項１に記載のフィルム。
7. 第１の円偏光を有する光の実質的部分を優先的に透過する偏光子素子と、
   フィルム中に配設され、かつ光の偏光を第１の円偏光から偏光軸を有する第１の直線偏光に変換するように構成され配置された、リターダ素子と、
   リターダ素子を透過した光の偏光軸を、第１の直線偏光に対して少なくとも５度の角度を形成する他の偏光軸まで回転させるように構成され配置された、偏光回転子素子と、
   を含むフィルム。
8. （ａ）偏光光を用いて動作するように構成され配置された液晶セルと、
   （ｂ）光源と、
   （ｃ）該液晶ディスプレイセルと該光源との間に配設されたフィルムであって、
   （ｉ）偏光軸を有する偏光子素子であって、該偏光子素子が、該偏光軸に平行な偏光軸を有する光を優先的に透過する、偏光子素子と、
   （ｉｉ）フィルム中に配設され、かつ該偏光子素子を透過した光の偏光軸を偏光子素子の偏光軸に対して少なくとも５度の角度を形成する他の偏光軸に回転させるように構成され配置された、別の偏光回転子素子と、
   を含む、フィルムと、
   を含む、ディスプレイ。
9. 前記フィルムと前記液晶セルとの間に配設された偏光子をさらに含み、該偏光子が、前記フィルムの前記偏光子素子の前記偏光軸と少なくとも５度異なる偏光軸を有し、前記偏光回転子素子がフィルムの偏光子素子を透過した光の少なくとも一部の偏光を偏光子の偏光軸にまで回転するよう構成され配置された、請求項８に記載のディスプレイ。