JP2005502274A - 合意のサービスの登録および配送 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線ビーコン(30, 32, 33)からユーザの携帯デバイス(14)へのサービスの合意のプッシュが可能な通信システムが、記述されている。その合意プロセスは、ユーザが、携帯デバイス(14)を、ネットワーク中の他の関連するビーコン(32, 33)からのデータ配送に合意するために、登録ビーコン(30)に登録する過程を有する。登録ビーコン(30)は、標示されている対話ゾーン(16)の内部に制約され、また、標示されている対話ゾーン(16)としてユーザに対して目立つようにされた送信到達範囲を持っている。その到達範囲は、電磁遮蔽物(18)を用いて、または、指向性アンテナを用いて、または、それら両方の組み合わせを用いて制約され、また、目立つようにされるのが、望ましい。使用の際には、ユーザは、サービス配送の登録をするために、標示されている対話ゾーン(16)の内部に、自分の携帯デバイス(14)を位置させなければならない。
【選択図】図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器のユーザ、とりわけ、それに制限するものではないが、携帯電話や適切に装備されたPDA(Personal Digital Assistant)のような移動通信デバイスのユーザに提示されるサービスに関するものである。本発明は、さらに、そのようなサービスを配送するための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、世界的に移動電話ネットワークへの加入者の大きな増加が見られており、また、技術の進歩および機能性の拡張によって、セルラ電話は、私的で、信頼できるデバイスになってきている。この結果、モバイル情報社会が発展し、個人向けおよび特定の場所に局限されたサービスが、ますます重要になってきている。そのような”Context−Aware(環境適応型)”(CA)移動電話は、ショッピングモールあるいは空港のような場所で、低電力で短到達範囲の基地局とともに使用され、その場所に特有の情報を提供する。この情報には、近くの店やレストラン、搭乗ゲート番号やチェックイン時刻についての情報などが含まれていたりする。ユーザのCA端末は、あらかじめ記憶しているユーザ選好にしたがって、受信した情報をフィルタするように装備されることもあり、ユーザは、特定の関心のあるデータ項目が受信された場合しか、通報を受けない。
【0003】
しかしながら、移動電話あるいはPDAデバイスへのRF、IR、あるいは、広域ネットワーク上の情報の「プッシング」(勝手に送りつけられる配送)は、それが消費者によって受理される(あるいは、消費者に受理可能になる)ためには、事前の同意、および、オプション的にはさらに、プロフィール紹介による選択を必要とする。勝手に送りつけられる「がらくたの」通報や提示は、直ちに拒絶される。
【0004】
しかしながら、前もっての、あるいはプッシュが配送されることになる場所における、セントラルシステムとの対話に関係する同意プロセス自体および選択は、ユーザのハンドセットの身元の宣言に加えて、通りがかりのユーザの側に提示禁止の骨折りを強いることもある。あるいは、望まないカテゴリーのプッシュされた電子提示を阻むために、ユーザによって、自分のハンドセットに、フィルタが編入されることもある。このことは、それらがはいる場所に的確な自己負担のフィルタを選択するユーザの思案と骨折りとを要求するであろう。結果として、その場所にいるユーザ全てによって阻止される運命を持ってプッシュされる提示および信号を生成するような非能率的なシステムを生じることになる。
【0005】
勝手に送りつけられるプッシュの上述の問題に取り組むシステムが、2001年6月5日に出願され、本出願の優先日に公開されていない英国特許出願番号0113629.0、発明の名称‘ビーコンによる同意データ配送Consensual Data Delivery Through Beacons’(代理人リファレンス PHGB010086)に記述されている。このシステムは、無線メッセージの送信が可能な第1および第2のビーコンデバイスと、そのようなメッセージの送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムであって、当該第1のビーコンが、第1の送信到達範囲に渡って、第1の通信プロトコルに従って一連の照会メッセージを送出するように配置され、当該少なくとも1つの携帯デバイスが、当該第1の送信到達範囲内にいるとき、そのような照会メッセージを検知して、前記携帯デバイスの識別子で応答するように配置され、当該第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように配置され、当該第2のビーコンと携帯デバイスとは、前記携帯デバイスが前記第2のビーコンの第2の送信到達範囲内にあるときであって、また、前記携帯デバイスの識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように構成され、前記第1および第2の送信到達範囲のうちの少なくとも1つは、比較的に短い到達範囲である通信システムを備えている。
【0006】
このシステムは、ビーコンのうちの少なくとも1つが、短到達範囲を持っており、データ配送のためにユーザの携帯デバイスを登録するには、ユーザにビーコンに向かっての物理的な移動を必要とさせ、それによって、「プッシュ」 プロセスへの何らかのユーザ制御を与えるという利点を持っている。しかしながら、ビーコン送信到達範囲は、他の送信到達範囲に比して短くても、制約されてはおらず、したがって、後日、そのシステムに取りつけられた他のビーコンと重複するかもしれず、後者のビーコンは、やはり、その近辺に、望まないサービスの配送に導くサービスの対話を提示する。さらに、送信到達範囲の物理的な標示の欠如が、ユーザを混乱に導き、ユーザは、ビーコンがどこにあるのかについて不確かとなるだけではなく、サービスの対話を可能にするために自分の携帯デバイスとビーコンとの間に必要とされる近接状態についても不確かになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の1つの目的は、ユーザのサービス選択が比較的簡単に遂行される、ビーコンを介した対話型(双方向)サービスを供給するための通信システムを提供することである。
【0008】
本発明によれば、対話型(双方向)サービスを提供するためのビーコンデバイスであって、送信到達範囲に渡って、1つの通信プロトコルにしたがって無線伝送することの可能な前記ビーコンデバイスと、当該プロトコルにしたがって当該伝送を受信することの可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムであって、当該ビーコン送信到達範囲が、標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約されており、使用に際して、当該携帯デバイスが、当該伝送を受信するために、当該ビーコンの当該標示されている対話ゾーンの内部に位置することを要するシステム、が提供される。
【0009】
ビーコンは、通常、ビーコンの出力に依存する送信到達範囲を持つ。その到達範囲は、通例、ビーコンを囲む一定の半径(例えば、10 m)の真円エリアをカバーしている。この到達範囲は、本明細書では、ビーコンの自然の到達範囲あるいは制約されていない到達範囲と考える。逆に、本発明は、ビーコンの送信到達範囲が、制約されていない状態のビーコンによってカバーされるエリアよりも小さいエリアしかカバーしないように、そのような到達範囲を、標示されている対話ゾーン内に実質的に制約する。
【0010】
標示されている対話ゾーン、望ましくは、内部にビーコンの送信到達範囲が制約されている彩色されたブース、または、関連するビーコンの制約された到達範囲を標示している矢印および/または符号でマークされた壁および/または床面の使用は、ユーザが、自分の携帯デバイスを、その目立つようにされた対話ゾーンの内部に確実に位置させることによって、簡単にサービスと対話したり、登録したりすることを選ぶことができるということを意味する。
【0011】
鮮明な色彩および/または企業ロゴおよび対話ゾーンを囲んで対話ゾーンを形成するために加工された表面の使用は、ユーザが、対話のためにどのビーコンに向かうべきか、あるいは、対話したくないビーコンがあれば、どのビーコンから離れているべきか、をすばやく見抜くことができるということを意味し、その上、企業には、彼らの有利になるようにブランド価値の影響力を発揮させる。さらに、ビーコンの送信到達範囲を制約することは、その送信が、他のビーコンの送信と干渉する危険性を減少させ、各ビーコンの個々の対話ゾーンを標示することは、ユーザに、対話するためにどのサービスを選ぶべきかの能力を与え、他のビーコンのサービス提示に誤って登録する危険性を減少させる。
【0012】
一実施例の場合、前記送信到達範囲が、前記標示されている対話ゾーンの内部または境界にある電磁遮蔽物の使用によって制約されている。ビーコンのまわりのガラス、プラスチック、あるいは、金属の壁が、送信された伝送を吸収し、それによって、壁によって囲まれたエリア内に送信到達範囲を制約するための埋め込み金属グリッドを持つのが望ましい。
【0013】
対話ゾーンの限界を識別するための物理的および/または視覚的な標示手段を有するビーコンのまわりの環境の形成は、一実施例の場合、そのような遮蔽された壁を用いて達成されるのが有利であり、対話ゾーンの限界が、その壁の正確な形状および構成にしたがって識別される。
【0014】
本発明の他の一実施例の場合、遮蔽された壁が、ビーコンのまわりにキオスクまたはブースを形成し、当該壁が、全般的な周囲から対話ゾーンの輪郭を描き、それによって顧客に対して対話ゾーンを明らかにするように、鮮明に塗られた表面、あるいは、有色の表面を持つようにしてもよい。
【0015】
本発明の他の一実施例の場合、ビーコンが、適切に遮蔽され、そして、目立つようにされたブースまたはキオスクの内部に置かれ、対話ゾーンが、そのブースまたはキオスクの壁または床に視覚的に標示されてもよい。
【0016】
他の一実施例の場合、ビーコンの送信到達範囲が、短到達範囲、低出力ビーコンを故意に用いることによって制約される。そのようなビーコンと遮蔽された環境との組み合わせ、例えば、1つの壁に10 cmの到達範囲を持つビーコンを埋め込んで、標示することは、送信到達範囲に重なり合いを生成することなく、小さなエリアに多数のビーコンを共存させることを可能にするという利点を有する。例えば、空港の中央登録部が、互いに数メートル離して置かれたいくつかのビーコンを有し、各ビーコンは、サービス提示でマークされ、目立つようにされたトレイまたは机の内部に存在し、標示されている対話ゾーンが、トレイまたは机の限界を実質的に越えないようにすることができる。
【0017】
そうでなければ、ビーコンは、ビーコンの周囲の、標示されている対話ゾーンを遵守するように調整される、調整可能な送信到達範囲を持ってもよい。
【0018】
送信到達範囲が、指向性アンテナを用いて指向的に制約できるのは、利点を有することである。短到達範囲ビーコンと指向性アンテナとの組み合わせは、送信到達範囲を、小さな固定された空間容積に制約する。例えば、より詳細に記述するように、壁から数cmしか拡がらない対話ゾーン、あるいは、トレイあるいは机のリセスの内部に実質的に制限された対話ゾーンは、マイクロストリップパッチアンテナのような指向性アンテナと適切な遮蔽物との組み合わせによって得ることができ、携帯デバイスのユーザに、サービス配送に対する同意を表示するために、壁の標示されているエリアを横切って自分のデバイスをスワイプするか、または、サービス登録トレイまたはアクセスポイントに自分のデバイスを降ろすことを必要とさせる。
【0019】
顧客の携帯デバイスが、標示されている対話ゾーンでスワイプされ、あるいは、降ろされ/置かれ、あるいは、単純に移動されることによって示される合意のサービスの対話の行為は、さらに、顧客を安心させ、対話が始まっている、即ち、成功したことを指示する聴覚的な通報を有してもよい。
【0020】
さらなる一実施例の場合、システムは、ビーコンと携帯デバイスとのネットワークを有し、それらのビーコンは、そのネットワークインフラストラクチャに固定された一部分であっても、あるいは、広域無線リンクによって供給されるものであってもよい相互接続を介して、互い同士の間で通信することができる。1つ以上のビーコンが、サービス登録ビーコンの役目を負っており、それぞれの登録点において標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約された送信到達範囲を持っている。一方、オプション的に、他のビーコンは、制約されていない送信到達範囲を持つサービス配送ビーコンである。サービス登録ビーコンは、携帯デバイスが、それらのビーコンのそれぞれの対話ゾーンの内部に位置すると、その携帯デバイスと無線で通信することができる。携帯デバイスは、サービスへの合意の登録を示すために、登録ビーコンの対話ゾーンの内部に持ってこられたときに、登録ビーコンを介して、ビーコンのネットワークに識別子を提供し、データ配送ビーコンの制約されていない送信到達範囲の内部における、そのような登録された携帯デバイスの検出に基づいて、データ配送ビーコンによって、当該サービスが配送される。したがって、ユーザは、勝手に送りつけられるプッシュされたサービスに悩まされることなく、例えば、ショッピングモールあるいは空港内のビーコンのネットワークあるいはインフラストラクチャ中を移動することができる。このようなサービスは、ユーザが、標示されている対話ゾーンの内部で、前もって関心のあるものを登録することによってデータ配送に同意したときしか、ユーザの携帯デバイスに配送されることはない。
【0021】
本発明によれば、上述のシステムあるいはインフラストラクチャに用いるために、標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約された送信到達範囲を持つビーコンが提供される。
【0022】
本発明によれば、また、携帯デバイスのユーザが、通信システムとサービスの対話を実行することを可能にする方法であって、前記システムが、送信到達範囲において無線でサービスを送信するように作動可能なサービス対話ビーコンデバイスを有する方法において、前記ビーコンの前記送信到達範囲が、制約され、携帯デバイスのユーザに対して対話ゾーンとして標示されており、前記ビーコンが、当該標示されている対話ゾーンに無線でサービスを送信し、前記ユーザの携帯デバイスが、当該標示されている対話ゾーンの内部に位置しているときに、当該送信を検出して、サービスの対話を可能にさせる方法、が提供される。
【0023】
さらに、前記携帯デバイスと前記ビーコンとの間に、複数の相異なるサービスの対話が前記方法によって支持されていて、サービスの対話を可能にする過程が、前記携帯デバイスと前記ビーコンとの間で識別子を取りかわす過程と、それによって、前記ビーコンが、当該サービスの対話の1つ以上への登録のために当該携帯デバイスを登録する過程とを有していてもよい。
【0024】
この方法は、登録のための前記ユーザ選択をなすために利用可能な、相異なる種々のサービスの対話のメニューをユーザに対して利用可能にする過程を、さらに有していてもよい。
【0025】
本発明のさらなる観点および有利な点が、付随する請求項に列挙されており、それらの開示が、ここで参照によって具体的になり、読者に示される。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施例が、ここで、例としてのみ、添付の図面と関連して記述される。
【0027】
以下の記述では、特に、ビーコンから携帯デバイス(電話であれ、PDAであれ、あるいは、無線通信可能なスマートカード(ICカード)あるいは「RFタグ」や「スマートラベル」のような当業者にとって公知のデバイスのような他のデバイスであれ)へのメッセージの通信のためにブルートゥースプロトコルを利用したCAアプリケーションを考える。認識されるように、本発明は、ブルートゥースデバイスに限定されることなく、他の通信配置、特に(排他的ではないが)、周波数ホッピングシステムに適用可能である。
【0028】
図1は、英国特許出願番号0113629.0、発明の名称「ビーコンによる同意データ配送」(Consensual Data Delivery Through Beacons)(代理人リファレンス PHGB010086)に記述されているようなシステムに標準的に見出されるように、到達範囲12が制約されていない(上に定義したように)、また、標示されていない低出力基地局、即ち、ビーコン10の線図である。図1は、また、図中、ビーコンの送信到達範囲12の内部に示されている移動電話あるいはPDAのようなCA携帯デバイス14も示している。図1に円で表現されている無線送信到達範囲12は、もちろん、携帯デバイス14の所有者すなわちユーザには視認できず、したがって、ビーコン10と対話する、または、対話しないためには、ユーザがどこにいなければならないかということは、外観からは、彼/彼女には明らかでない。この例では、CA端末14は、送信到達範囲12のちょうど内側にあり、したがって、ユーザは、ビーコン10から自分のCA端末14へと勝手に送りつけられた、即ち、プッシュされたサービス提示、広告、および、類似のものを受信する。
【0029】
図2は、ビーコン10のまわりにブースを形成するように、EMI(電磁干渉)遮蔽パネル18によって2側面を囲われたビーコンデバイス10の線図である。EMI軽減の当業者には容易に認識されるように、そのような遮蔽パネルは、多様な態様で得ることができる。例えば、米国特許4,585,901は、パネル基板上への金属層の気相堆積による、そのようなパネル供給を記述しており、また、ニッケル−アクリル系塗料を塗布したパネルも記述している。それ以外では、プラスチックパネル内部に埋め込まれたアルミニウムフレークあるいは粉末のフィラー、カーボンマットおよびワイヤグリッドの使用、および、他の技術が、当業者に公知である。そのようなパネルあるいはスクリーンは、送信到達範囲を制約するために、ビーコンのまわりに任意の適切な構成に組み立てることができる。図2において、ビーコン10は、パネル18によって2側面を実質的に制約された、そして、それらのパネルの限界を越えることのない、また、それによって、床がその領域の範囲を標示するように彩色されているほぼ三角形のブースを形成している、自然送信到達範囲を持っている。したがって、スクリーン18の構成、および、そのようなスクリーンの内部床面のマーキングによって決められた対話ゾーン16が、ユーザに標示されている。携帯デバイス14は、ビーコン10とのサービスの対話を可能にするためには、この標示されている対話ゾーン16の内部になければならない。
【0030】
図3は、図2のブース配置の側面方向からの斜視図であり、ユーザに対して標示されている対話ゾーンとしてふるまうブースのマーキングを施された床が、明瞭に示されている。遮蔽パネルあるいはビーコンのまわりの構造の他の構成および他の組み合わせが可能であり、例えば、適切な遮蔽物の使用は、ショッピングモールや他の公的な場所への入口通路に近接して置くことのできる共存サービス登録ブース、即ち、サービスアクセス通り抜けエリアを建造することを可能にする。
【0031】
ビーコン10は、また、送信到達範囲を制約するために、指向性アンテナと組み合わせるのも利点を有する。数センチメートルの側面長を持つ矩形マイクロストリップパッチアンテナのような指向性アンテナは、ほぼ次の式で与えられる送信ビーム幅Bwを生成する。
Bw = 55 * 波長/側面長 −−−式(1)
図4は、接地面24を備えた誘電体基板23に搭載された、側面長22のストリップ導体21を持つマイクロストリップパッチアンテナ20を示している。2.4 GHzのブルートゥース無線帯で作動している、12センチメートルの側面長22を持つアンテナ20に式(1)を適用すると、55°のビーム幅となることが示される。したがって、12センチメートルの側面長を持つアンテナは、それがなければ、ブルートゥース無線ビーコンが、相当広く送信するであろう範囲に渡って角度を制約する。そのようなアンテナを用いた一実施例の場合、10 cm程度の送信到達範囲を持つビーコンが、上述のアンテナを壁面に取り付けられて、アンテナの外側に数センチメートルしか広がらない対話ゾーンを形成し、その対話ゾーンのエリアは、ビーム幅の縮小したアンテナエリアに概略一致し、対話ゾーンとして標示される。ビーコンと対話するためには、携帯デバイスは、システムの狭ビーム幅の伝送と対話するためにアンテナの極く近傍に(即ち、標示されている対話ゾーンの限度内で、壁の真正面または壁の上に)設置されなければならない。この構成は、「スワイプ」システムに非常に向いており、実際条件では、ユーザは、ビーコンと対話するために、壁の上の標示されている対話ゾーンを横切って自分の電話をスワイプする。
【0032】
ビーコンの対話ゾーンを厳しく制約し、また、標示するために遮蔽物および指向性アンテナを用いることは、システム設計者に多くの自由度を与える。例えば、図5は、登録端末24を図示しており、埋め込みビーコンおよび印刷アンテナが、加工されたリセス26の底面に置かれており、リセス26および陰影を付けられた領域28が、サービスに対する登録を行うためにユーザの携帯デバイスが設置されなければならない、標示されている対話ゾーン16として働く。
【0033】
図5に示されるような登録端末24は、ビーコンのインフラストラクチャないしネットワークの一部として利用するのが望ましい。それらのビーコンのいくつかは、送信到達範囲を制約されておらず、そして、そうしたサービスのための端末に既に登録されているとして検出および識別された携帯デバイスにサービスを配送するように構成されている。次の例において、ショッピングモール内に相互接続された無線ビーコンのネットワークが記述される。ただし、当業者には容易に認識されるように、そのようなネットワークは、ショッピングモールに関連する特定の場面や応用に限定されず、ホテル、空港、インターネットカフェ、博物館、および、他の公共の、および、商業的な名所に等しく応用できる。
【0034】
図6は、相互接続された低出力、短到達範囲の基地局すなわちビーコン30, 32, 33のシステムとともに用いられているCA移動電話14のブロック線図である。ビーコン30は、標示されている対話ゾーン16の内部に、短かく制約された送信到達範囲を持っており、この例では、遮蔽用のブース側壁18の内部において登録ビーコンとして働く。ビーコン32, 33は、制約されていない送信到達範囲を持っており、サービス配送ビーコンの役割を実行する。容易に認識されるように、ネットワーク中に多数のそのようなビーコンを配置しても、システムは、同様に良好に動作するけれども、明確のために、1つの登録ビーコンと2つの配送ビーコンしか図示されていない。そのような配置は、1つのビーコンが移動デバイスに情報キーをダウンロードして、現地の地図や、近くの店およびレストランについての情報などのような、その場所に特有の情報を提供するために、ショッピングモールのような場所で用いることができる。情報キーは、完全な情報源への登録参照を提供する小さなデータオブジェクトであり、そして、それは、いくつかのあらかじめ定められたフィールドの形をしており、その1つは、ユーザに提示される短い1片の記述的なテキストを含んでいる。他の1つのフィールドは、ある形のポインタまたはアドレス(例えば、ウェブページのURLまたは電話番号)である。他の補充的なフィールドは、どのようにデータがユーザに与えられるか、また、どのようにアドレスが利用されるか、を制御するものであってもよい。登録ビーコン30は、一般的に、それぞれ、通常、異なるサービスに関するいくつかのそれらのキーを周期的に送信する。登録キーを受信するために、ユーザは、最初に、CA端末(電話14)を、ビーコン30の対話ゾーン16内に持っていかなければならない。そのビーコンは、照会モードで作動して、対話ゾーン16内の全てのCA端末に、短いキーの形で照会を送信する。
【0035】
電話14は、到達範囲の内部にあれば、ビーコン30に、自身の識別子を送ることによって、その照会に応答する。そうすると、ビーコン30は、携帯デバイス14と対話を始める。例えば、登録ビーコンのブース内の端末スクリーン34は、メニューシステムを介してユーザに種々のサービスを提示することができる。ユーザは、スクリーン上の1つのサービスを選択することができ、次いで、対話ゾーン16を貫いて自分の電話を動かす(スワイプする)か、または、対話ゾーン16の内部に自分の電話を設置することによって、そのサービスのための登録をすることができる。次に、登録ビーコン30は、登録データと携帯デバイス識別子データとを、ビーコン同士を接続している安全な伝送リンクを介して、選択されたサービスを提示する配送ビーコン(例えば、ビーコン32)に送る。このリンクは、通常、ビーコンインフラストラクチャの固定システムの一部をなしており、単にケーブル接続を有しているのみでもよいが、他の通常の通信リンク手段を有していてもよい。
【0036】
データ配送ビーコン32は、今や、識別子データおよび登録データを介して、登録された携帯デバイスを知っており、したがって、携帯デバイス14がデータ配送送信到達範囲12の内部でビーコン32によって検出されると、携帯デバイス14に対して、要求された登録済みのサービスを配送することができ、一方、送信到達範囲内の携帯デバイスのデバイス識別子あるいは登録キーが未知である(即ち、それ以前にビーコン30において登録されていなかった)場合には、それらの全ての携帯デバイスを無視する。
【0037】
さらに、たとえ、ユーザが、自分の携帯デバイスを携行しながら、図6の位置Aで指示されているような、重なり合った配送送信到達範囲のエリア内に、あるいは、エリアを貫いて歩いたとしても、ビーコン32しか、その(既に知っている)携帯デバイスにサービスを配送せず、ビーコン33は、到達範囲の内部に、その携帯デバイスを検出できるが、ユーザの携帯デバイスがビーコン32によって配送可能なサービスに対してしか登録されておらず、したがって、その携帯デバイス識別子がビーコン33に供給されていなかったので、対話を行うことはない。したがって、サービスの合意のプッシュが、ビーコンのネットワーク内で可能である。
【0038】
携帯デバイスと協同動作する、相互に接続したビーコンのそのようなネットワークの配置が、英国特許出願番号0020101.2、発明の名称「ビーコンによるローカル データ配送」 (Local Data Delivery Through Beacons)に、より詳細に記述されており、その開示が本出願で参照文献とされており、その関連する観点が、以下に列記される。
【0039】
本発明は、上述の特許出願に開示されているような、照会機(登録)および対話機(サービス配送/対話)の無線ビーコン配置(ブルートゥースプロトコルにしたがって作動するのが望ましい)に、標示されている対話ゾーンとしてユーザに対して目立つようにされた、制約されている到達範囲を持ち、それによって、サービス(情報、通報など)を受けるための簡単な合意の登録を可能にする、少なくとも1つの無線ビーコンを用いるコンセプトを加えるものである。
【0040】
ユーザの要求するサービスあるいはサービスカテゴリが、ネットワーク内の関連するビーコンにユーザのブルートゥースデバイスID(携帯デバイス識別子)を伝送する登録(照会機)ビーコンにおいて選択される。それらのネットワーク内の関連するビーコンが、データ配送無線ビーコン即ち対話機無線ビーコンであれば、携帯デバイスが、そのようなビーコンの到達範囲内にはいるやいなや、登録されているブルートゥースデバイスIDを用いて、対話が、即時に可能になる。
【0041】
そうでなければ、ユーザが、標示されている対話ゾーン内で、自分のブルートゥース「スワイプ」によって同意してしまったならば、局所的な情報(商業的機会あるいは社会的機会)の連続的にプッシュされた信号が、どのブルートゥースビーコンも介することなく、SMS、WAPあるいは他の広域ネットワーク手段(例えば、標準のIEEE802.11ファミリーにしたがって作動する手段)を介して、その移動体に配送されてもよい。そのような場合には、システムは、移動体のブルートゥースデバイスIDと、それらの広域ネットワークアドレス(電話番号)とを適切に関連付ける。
【0042】
場所特有のコンテンツがクライアント(携帯デバイス)に送られるように、複数のデータ配送ビーコン即ち対話機ビーコンを、1つの登録ビーコン即ち照会ビーコンに関連付けることができる。前のように、照会機は、登録されたクライアントの身元をネットワーク内の全ての関連する対話機に伝える。このことは、クライアントがネットワークの到達範囲内に残っている限り、クライアントは、照会プロセスを一度でも経るだけでよいということを意味する。
【0043】
対話機が、クライアントの身元を知れば、それらは、サービスの対話ないしデータ配送を実行するタスクを始めることができる。それらは全て、全てのクライアントを連続的に呼び出すことができる。クライアントが、1つのデータ配送ビーコンの到達範囲内に移動していくと、そのクライアントは、そのデータ配送ビーコンとのリンクをセットアップすることによって、その呼び出しに応答する。他のデータ配送ビーコンは、通常、そのリンクが取り除かれるまで、その携帯デバイスIDへの呼び出しを中止する。もっと高度な呼び出しスキームでは、ユーザが1つ以上のセルを通って移動しなければならない場所では、近くのセルでしか呼び出されず、その後、ユーザは、より遠方に位置するセルに達することができる。このようにすれば、大規模システムが、経済的に呼び出しを行なうことができる。他の呼び出しストラテジーも、可能である。
【0044】
システムからの脱登録を設けるために、ユーザが、標示されている対話ゾーン内に携帯デバイスを携行してくるやいなや、ここでも、その携帯デバイスを検知し、そして、システムからその登録を取り除くために、1つのビーコンブースが、ショッピングモールへの入口/出口に設けられてもよい。
【0045】
上述の実施例では、EMI遮蔽物、短到達範囲ビーコン、調整可能な送信到達範囲を持つビーコン、および、指向性アンテナの特定の組み合わせが、ビーコンの到達範囲を制約するために開示されており、一方、ビーコンのまわりの環境は、ユーザに対する対話ゾーンとして制約された到達範囲を標示するために、適切に加工され、マークを施され、あるいは、目立つようにされている。
【0046】
多くの他の組み合わせが、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、当業者には明らかであり、例えば、制約された到達範囲のビーコンのまわりに照明を上手に用いることは、複雑で、人目を引く態様で、ユーザに対する対話ゾーンを標示するように働く。
【0047】
本開示を読むことによって、当業者には、他の変形も明白である。そのような変形には、固定および携帯通信システムの設計、製造、および、使用法において既知である他の観点、ならびに、その中に取り入れられており、本明細書に既に記載した観点に換える、あるいは、加えることのできるシステムおよび構成要素が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】到達範囲が制約されず、標示もされていないビーコンおよび携帯デバイスの線図である。
【図2】到達範囲を制約するブース内のビーコンおよび携帯デバイスを表わす図である。
【図3】図2のシステムおよびブースの側面方向からの斜視図である。
【図4】印刷された指向性アンテナの一例を示す。
【図5】本発明を具体化した一登録端末を図示している。
【図6】ショッピングモール内のビーコンのネットワークを表わす図である。
【符号の説明】
10 ビーコン
12 送信到達範囲
14 携帯デバイス
16 対話ゾーン
18 EMI遮蔽パネル
20 アンテナ
21 ストリップ導体
22 側面長
30 登録ビーコン(サービス会話ビーコン)
32, 33 データ配送ビーコン
34 端末スクリーン
Claims (19)
- 対話型(双方向)サービスを提供するためのビーコンデバイスであって、送信到達範囲に渡って、1つの通信プロトコルにしたがって無線伝送することの可能な前記ビーコンデバイスと、当該プロトコルにしたがって当該伝送を受信することの可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムであって、当該ビーコン送信到達範囲が、標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約されており、使用に際して、当該携帯デバイスが、当該伝送を受信するために、当該ビーコンの当該標示されている対話ゾーンの内部に位置することを要するシステム。
- 前記送信到達範囲が、前記標示されている対話ゾーンの内部または境界にある電磁遮蔽物によって制約されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記ビーコンが、調整可能な送信到達範囲を持ち、当該到達範囲が、前記標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約された到達範囲を設けるために調整されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
- 前記送信到達範囲を、前記対話ゾーンの内部の少なくとも1つの方向に実質的に制約するために、少なくとも1つの指向性アンテナを有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
- 前記システムが、ユーザに対して前記対話ゾーンの限界を同定するための視覚的または物理的な標示手段を含有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
- 前記対話ゾーンが、通路の一部分を有し、当該部分が、ユーザに対して前記対話ゾーンの限界を識別させるために彩色されていることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
- 前記対話ゾーンが、キオスクまたはブースを有し、当該キオスクまたは当該ブースの壁および床が、ユーザに対して前記対話ゾーンの限界を識別させるために彩色されていることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
- 前記標示手段が、さらに、当該キオスクまたはブースの内部に1表面であって、ユーザに対して前記対話ゾーンを標示するために加工された、および/または、視覚的にラベルを貼られた前記表面を有し、そして、使用に際して、前記携帯デバイスが、当該ビーコンと対話するために、当該表面の上に位置するか、または、当該表面を横切って動くことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記標示手段が、さらに、聴覚的な通報を有することを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のシステム。
- 当該ビーコンが、赤外線通信用の構成を有しており、前記通信が、あらかじめ定められた赤外線プロトコルに適合していることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該ビーコンが、無線通信用の構成を有しており、前記通信が、あらかじめ定められた無線プロトコルに適合していることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記標示されている対話ゾーンの内部に制約された前記ビーコン伝送が、サービス登録提示を有し、前記提示が、当該携帯デバイスによって、当該携帯デバイスが当該標示されている対話ゾーンの内部に位置したときに、受け取られることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の通信システム。
- 配送送信到達範囲において当該携帯デバイスに無線でサービスを配送するように作動可能なサービス配送ビーコンデバイスを有する請求項12に記載の通信システムであって、当該携帯デバイスへの前記サービス配送が、当該標示されている対話ゾーンの内部での当該携帯デバイスの前もっての登録を必要とし、前記サービス配送が、当該サービス配送ビーコンの前記送信到達範囲の内部における当該登録された携帯デバイスの検出によってトリガされることを特徴とする通信システム。
- 前記携帯デバイスが、当該伝送の受け入れに続いて、当該サービス対話ビーコンに携帯デバイス識別子を伝送することによって登録提示を受け、前記配送ビーコンが、当該サービス対話ビーコンから、それらの間の相互接続を介して前記携帯デバイス識別子を受信し、当該サービスの前記配送が、前記配送送信到達範囲の内部における、整合する携帯デバイス識別子を持つ当該携帯デバイスの検出によってトリガされることを特徴とする請求項13に記載の通信システム。
- 請求項14の通信システムに用いるための通信インフラストラクチャであって、複数のビーコンを有し、そのうちの少なくとも1つのビーコンが、標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約された送信到達範囲を持つインフラストラクチャ。
- 請求項1の通信システム、または、請求項15の通信インフラストラクチャに用いるためのビーコンであって、標示されている対話ゾーンの内部に実質的に制約された送信到達範囲を持つビーコン。
- 携帯デバイスのユーザが、通信システムとサービスの対話を実行することを可能にする方法であって、前記システムが、送信到達範囲において無線でサービスを送信するように作動可能なサービス対話ビーコンを有する方法において、
前記ビーコンの前記送信到達範囲が、制約され、携帯デバイスのユーザに対して対話ゾーンとして標示されており、
前記ビーコンが、当該標示されている対話ゾーン上に、無線でサービスを送信し、
前記ユーザの携帯デバイスが、当該標示されている対話ゾーンの内部に位置しているときに、当該送信を検出して、サービスの対話を可能にさせる方法。 - 前記携帯デバイスと前記ビーコンとの間に、複数の相異なるサービスの対話が支持されており、サービスの対話を可能にする過程が、前記携帯デバイスと前記ビーコンとの間で識別子を取りかわす過程と、それによって、前記ビーコンが、当該サービスの対話の1つ以上への登録のために当該携帯デバイスを登録する過程とを有することを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 登録のための前記ユーザ選択をなすために利用可能な、相異なる種々のサービスの対話のメニューをユーザに対して利用可能にする過程を、さらに有することを特徴とする請求項18に記載の方法。
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