JP2005501385A - リチウム電池の製造方法、リチウム電池及び電気機器 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、
A)少なくとも1つのアノードと少なくとも1つのカソードとを形成する工程と、
B)前記アノード及び前記カソード間に分離層を配置することにより、アノードと、分離層と、カソードとを有する少なくとも1つの電池積層体を形成する工程と、
C)この電池積層体を最終的な形状にする工程と
を有するリチウム電池の製造方法に関するものである。本発明は、リチウムカソードと、アノードと、分離層とを具えた少なくとも1つの電池積層体を有するリチウム電池にも関するものである。また、本発明は、このようなリチウム電池を有する電気機器にも関するものである。
【0002】
通常の(充電式)リチウム電池は、既に10年に亘って市販されてきている。NiCd(ニッケル/カドミウム)電池のような従来の充電式電池を越えたリチウム電池の利点は、単位体積及び単位重量あたりのエネルギー密度が高いことにある。さらに、このようなリチウム電池は、フォーマットが小さくまた重量が軽いため携帯用の電気機器に用いるのに理想的である。このようなリチウム電池の欠点は、環境に対してより有害な他のエネルギー源と比較して比較的高価なことである。今日最も一般的に用いられるリチウム電池は、リチウムイオン(Li−イオン)電池である。Li−イオン電池は、例えば、ポリプロピレンカルボネート又はエチレンカルボネートとリチウム塩の溶液とから構成した液体電解質を含んでいる。Li−イオン電池が崩壊するのを防止するために、このLi−イオン電池は永続的に圧力下に保持する必要がある。電極及び分離層からなる1つ以上の積層体を互いにつけて円筒体を形成し、次にこの円筒体を、18650フォーマットのような丸い鋼鉄製標準ハウジング内に圧力下で収容することにより、Li−イオン電池を圧力下に保持しうることが欧州特許公開第0969541号明細書及び米国特許第5478668号明細書において知られている。液体電解質を加え、その後、標準ハウジング内の内容物を周囲からハーメチック封止することができる。Li−イオン電池の主な欠点は、所望の形状及びサイズの双方又はいずれか一方の選択に関しての自由度が極めて制限されてしまうことである。その理由は、このような電池の幾何学的形状は、永続的な圧力を発生し維持するための標準のハウジングに依存するためである。
【0003】
上述した欠点は、液体電解質を、他の電解質とポリマーマトリクスとを有する電極に置き換えることにより数年前に解決された。このようなリチウムポリマー電池には、ポリマーマトリクスの存在により電池内の基本的な構造的一体性を生ぜしめ、外圧を加える必要性が少なくなるという利点がある。その結果として、リチウムポリマー電池の形状及びフォーマットの双方又はいずれか一方の選択に関する自由度は、もはや丸い鋼鉄製標準ハウジングに制限されなくなり、代わりに、平坦で方形の大きなリチウム電池を生産することができるようになる。しかし、それでもなおリチウム電池の形状は方形且つ平坦な幾何学的形状に制限されたままである。給電される多くの装置にとって、方形且つ平坦な幾何学的形状のリチウム電池を用いることはあまり実用的ではない。いわゆる「Lithylene(登録商標)技術」を用いたリチウム電池の製造方法も従来から既知となっている。この技術によれば、負電極、分離層及び正電極を積層する。正電極及び負電極にはキャビティが設けられており、これらのキャビティにポリマー材料を充填し、このポリマー材料により、硬化後に電極の活性材料層を一緒に結合させることができる。この技術によれば、活性材料層自体はポリマーに埋め込まれず、ポリマーは専ら活性材料層を一緒に結合するために用いられるだけである。また、超高分子量ポリマー(UHMWP)を自己支持型電極を製造するのに使用し得ることも従来から既知となっている。このような超高分子量ポリマーを用いることの利点は、比較的少量のポリマーを用いて、比較的大きい容量を有する電極を製造することができることにある。
【0004】
本発明の目的は、従来技術の利点を保持しながら前述した欠点を生じることなく、湾曲面の幾何学的形状を有するリチウム電池の形成及び使用を可能にする、改善した上述した種類のリチウム電池の製造方法を提供することにある。
【0005】
この目的の為に、本発明による製造方法では、電池積層体に変形処理を行い、この変形処理中に、前記工程C)に応じた最終的な形状の処理において前記電池積層体が湾曲面の幾何学的形状となるように当該電池積層体を変形させることを特徴とする。
【0006】
電池積層体を湾曲面の幾何学形状にすることより、リチウム電池をいかなる所望の形状にすることもでき、従ってリチウム電池の形状及びフォーマットに関する選択の自由度は、従来の技術水準により与えられる自由度と比較して何倍にも大きくなるという利点が得られる。従って、電池を用い得るいかなる電気機器により課される空間的制約に対してもリチウム電池の幾何学的形状を適合させることができる。リチウム電池の幾何学的形状の選択に関する自由度がより大きくなるため、多くの場合に空間的な観点から電気機器をより効率的に構成することができるようになる。つまり、このことにより電気機器内の空間を節約することができるようになる。
【0007】
電池積層体を湾曲面の幾何学的形状にすることにより、凹/凸又は波状とし得る湾曲面形状を有する湾曲電池が得られることに注意すべきである。本発明による方法では、リチウムポリマー電池を製造するための技術や、超高分子量ポリマー(UHMWP)を添加することによりいわゆる自己支持型電極を製造する技術や、既に述べた「lithylene(登録商標)技術」といった、複数の既知の技術を用いることができる。異なる技術を組み合わせて用いることもできる。一例においては、アノード、カソード及び分離層の一部分を形成する電極を米国特許第5478668号明細書に従って製造する。他の好適例では、電極及び分離層がUHMWPのみを有するようにする。さらに他の好適例では、電極を米国特許第5478668号明細書に従って製造し、分離層がポリエチレンを有するようにする。他の例においては、電極をUHMWPから形成し、分離層が、結合剤を含むポリエチレンを有するようにする。任意ではあるが、上述した最後の好適例ではUHMWPを分離層としても用い、ポリエチレン層が単に過熱に対する保護として作用するようにする。
【0008】
変形処理においては、リチウム電池の所望の湾曲面の幾何学的形状に対応させて予め成形した手段を用いるのが好ましい。
【0009】
本発明の有利な例では、この予め成形した手段が支持構造体を有するようにする。
【0010】
このような支持構造体を適用した場合、アノード、カソード及び分離層からなる電池積層体を湾曲面の幾何学的形状を有する支持構造体上に配置する。電池積層体は、粘着テープ又は接着剤によりこの支持構造体上に保持することができる。次に、湾曲面としたこの支持構造体を有する電池積層体をいわゆるソフトパック内に入れ、電解質により活性化し、ソフトパックを排気する。電池積層体に加わる大気圧により、低インピーダンスと良好なサイクル寿命を維持するのに充分な積層体圧力を生ぜしめる。支持構造体は、できる限り薄肉とし、ポリエチレンやポリプロピレンのような電池電解質内で不活性である材料から形成することができる。
【0011】
電池の製造を円滑にするためには、支持構造体に緊締手段を設けるのが有利である。
【0012】
この場合、電池積層体の湾曲は、包装前に層を物理的に緊締することによって付加的に維持される。
【0013】
本発明による製造方法では、前記工程B)における電池積層体の形成に続いて、この積層体をアセンブリ状態にするために前記アノード及び前記カソードに形成されたキャビティ内にポリマーを堆積するのが好ましい。
このような製造方法は、Lithylene(登録商標)技術とも称される。
【0014】
この製造方法の好適例においては、電池積層体の外側面の少なくとも1つにポリマー層を設け、予め成形した支持構造体を電池積層体とポリマー層との間に存在させる。
【0015】
実際には、このようにすることにより、付加層を内側のリベットポリマー層と電池積層体との間に設けるLithylene(登録商標)技術を用いることになる。この付加層は、できる限り薄肉とし、ポリエチレンやポリプロピレンのような電池電解質内で不活性である材料から形成することができる。この層の目的は積層体圧力の損失を防止することにある。この理由のため、付加層は、耐屈曲性を有するようにする必要がある。このLithylene(商標名)技術において用いられるポリマーリベットは、付加層と上側の外側層との間に積層体圧力を維持する。この好ましい製造方法によれば、ソフトパック内を真空に維持しなくても積層体圧力が維持される。
【0016】
特に、電池積層体は、前記工程C)において硬化された積層体を形成する。
この積層体を、抽出、グルーイング、UV照射又はその他の化学的処理のような既知の硬化技術により硬化させ、これによりリチウム電池の一部を形成しているポリマーマトリクスを確実に硬化させることにより、リチウム電池はその可撓性を失いその最終的な形状が得られる。
【0017】
本発明方法の他の好適例では圧力下で硬化を行う。圧力下で硬化処理を行うことにより予め定めた幾何学的形状に積層体を正確に変形ことができるため、積層体上又は積層体内の不規則性や、その他の不正確性を回避することができる。
【0018】
本発明による製造方法の例においては、積層体の一部を形成する素子を別々に湾曲させる。他の好適例においては、前記工程C)を行う前に積層体全体を湾曲させる。この処理は、組み立てた積層体を圧力下で型内に配置することにより行うことができる。この型は、硬化処理中にリチウム電池の幾何学的形状を調整するのに大きく寄与するため、正確に規定された幾何学的形状を得ることができる。
【0019】
他の好適例においては、150℃とするのが好ましい140〜160℃の範囲の温度で前記工程C)を行う。このような温度では、カソード、アノード及び分離層の一部を形成しているポリマーが流動性となるため、これらが一緒に溶着する。これらポリマーが一緒に溶着することにより、カソード、アノード及び分離層が一緒に貼りつく。リチウム電池、従ってポリマーが充分に冷却するとポリマーが硬化し、リチウム電池が最終的な形状となる。第1段階で積層体を150℃の温度まで加熱し、第2段階でその積層体を充分に冷却することにより、機械的及び化学的特性の双方又はいずれか一方を大幅に失わせることなく積層体を所望の形状に硬化させることができる。
【0020】
好適例においては、前記工程C)を実行する前に複数の積層体を互いに対してほぼ平行に配置する。その結果、リチウム電池の容量が、単一の積層体から構成したリチウム電池と比べて増大する。複数の積層体が存在する為、このリチウム電池は、単一の積層体を有するリチウム電池と比較して、より大きな電力をより長い期間に亘って供給しうるようになる。前述したところでは、単一の積層体の容量及び幾何学的形状は、複数の積層体のうちの個々の積層体の特性に一致するものとした。さらに、上述した単一の積層体より厚肉で小型とした複数の積層体を用い、電気機器を幾何学的に制限することなく、所定の所望の最小容量のリチウム電池を収容し得るようにしうる。
【0021】
本発明は、電池積層体が湾曲面の幾何学的形状を有しており且つ本発明の製造方法により得ることができる前述した種類のリチウム電池をも提供するものである。
【0022】
この場合、リチウム電池は湾曲した(三次元の)面内に位置する。1つの積層体内では、アノードを2つのリチウムカソード層の間に(中間分離層を介して)位置させるのが好ましい。好ましくは複数の積層体を中間分離層を挿入して若しくは挿入しないで積層する。
【0023】
さらに、リチウムカソードはLix CoO2 を有するのが好ましい。他の好適例においては、リチウムカソードは、PvdF(フッ化ポリビニリデン)又はPEO(酸化ポリエチレン)とするのが好ましいポリマーを有する。さらに他の好適例では、リチウムカソードの導電性を適したものとするためにこのリチウムカソードに導電性の黒鉛を含ませる。他の好適例においては、リチウムカソードにアルミニウムの集電体を設ける。
【0024】
アノードには黒鉛を含ませるのが好ましい。好適例においては黒鉛をポリマーマトリクス上に固着する。他の好適例ではアノードに銅の集電体を設ける。
【0025】
リチウム電池の分離手段は、電気的な短絡を防止するために、例えばポリプロピレン又はポリエチレンのようなポリマーから構成するのが好ましい。好適例において分離手段は電解質により湿潤する。電解質には、導電性のポリマーマトリクスを含ませるのが好ましい。この場合、ポリマーマトリクス自体を導電性とすることができる。ポリマーマトリクス自体を導電性としない場合には、ポリマーマトリクスが、リチウムを含んだ液体を含有するように構成することができる。
【0026】
本発明は、また、リチウム電池を有する電気機器であって、このリチウム電池の少なくとも一部が当該電気機器の構成部材の少なくとも一部を形成している電気機器にも関するものである。電気機器の少なくとも一部をリチウム電池をもって構成すると、電気機器内の空間を大幅に節約することができ、従って電気機器をより小型の構造とすることができる。上述した電気機器は、例えば、携帯用シェーバ、携帯用歯ブラシ、携帯用カセットプレーヤ又は携帯用コンパクトディスクプレーヤとするのが好ましい。リチウム電池の少なくとも一部がハウジングを形成するようにするのが好ましい。リチウム電池は種々の形状にすることができるため、家庭用の電気機器の幾何学的形状を全く又は殆どリチウム電池に適合させる必要はない。
【0027】
実際例
正電極の準備
87重量部のLiCoO2 と、8重量部の黒鉛粉末と、5重量部のフッ化ポリビニリデンとをN−メチルピロリドン(以降NMPと略記する)中に分散させ、正電極の活性材料ペーストを調整した。このペーストを、ドクターブレードを用いて300μmの被膜厚さとし、正電極の活性材料薄膜を形成した。この薄膜上に、30μmの厚さのアルミニウムネットを正電極の集電体として配置し、このネット上に正電極の活性材料ペーストをドクターブレードにより300μmの厚さまで再び塗布した。両面被覆したアルミニウムネットを、60℃の温度に保持したドライヤ中に60分間放置しペーストを半乾燥状態にした。正電極の集電体と正電極の活性材料とから構成された積層体を400μmの厚さに圧延して活性材料層を有する正電極を作製した。この正電極を電解質の溶液中に浸漬した。浸漬後に測定した、正電極の活性材料層と正電極の集電体との間の剥離強度は20〜25gf/cmであった。
【0028】
負電極の準備
95重量部のMesophase Microbead Carbon(商品名、大阪ガス株式会社製造)と、5重量部のフッ化ポリビニリデンとをNMP中に分散させ負電極の活性材料ペーストを調整した。このペーストを、ドクターブレードを用いて300μmの被膜厚さとし、負電極の活性材料薄膜を形成した。この薄膜上に、20μmの厚さの細条形態の銅ネットを負電極の集電体として配置し、このネット上に負電極の活性材料ペーストをドクターブレードにより300μmの厚さまで再び塗布した。積層体を60℃のドライヤ中に60分間放置しペーストを半乾燥状態にした。負電極の集電体と負電極の活性材料とから構成された積層体を400μmの厚さに圧延して活性材料層を有する負電極を作製した。
【0029】
この負電極を電解質溶液に浸漬した。浸漬後に測定した、負電極の活性材料層と負電極の集電体との間の剥離強度は5〜10gf/cmであった。
【0030】
電池の作製
5重量部のフッ化ポリビニリデンと、95重量部のNMPとを混合し充分に攪拌して均質なバインダ樹脂溶液を調整した。
【0031】
このようにして調整したバインダ樹脂溶液を、1対の分離層として用いる連続細条の形態の2つの多孔質ポリプロピレンシート(Hoechst社製造のCellguard #2400)のそれぞれの一方の側に滴下し、直径が1cmのガラス管の周りに直径が0.5mmのフィラメントをしっかり巻装したものよりなるバーコーターを用いてローリングすることにより、バインダ樹脂溶液を分離層の表面全体に亘って均一に広げた。
【0032】
バインダ樹脂溶液が乾燥する前に、一方の電極として正電極を2つの分離層のバインダ樹脂被覆面の間に密接に接触するようにはさみ、積層体を例えば型内で所望の形状に変形させ、その後、両側から圧力ローラ等により圧力を加えながら加熱することにより乾燥させ、所定の長さの片に切断した。対になったポリプロピレンシートの切断片の一方の面に、上述したのと同じようにしてバインダ樹脂溶液をバーコーターにより被着し、そこへ他方の電極として予め定めた寸法に切断した負電極を積層して積層体を形成した。次に、対になったポリプロピレンシートであってその間に正電極を有するシートの他の切断片の一方の面に、バインダ樹脂溶液を被着し、この被着した一方の面を前記積層体の負電極に積層した。これら工程を繰り返し複数の積層体を有する積層体を形成した。この積層体全体を、圧力を加えながらドライヤ中の60℃の静止空気中で加熱し、NMP溶媒を蒸発させて予備成形の積層電池本体を作製した。NMPが蒸発するとバインダ樹脂は小さな孔を有する多孔質の薄膜となった。
【0033】
上述した組合せ及び組成は非限定的なものである。当業者は上述した組合せ及び組成に対する多くの変形例を発明しうるであろう。
【0034】
本発明を、図示した非限定的な実施例を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、(未だ)湾曲させていない本発明による積層体1の線図的側面図である。この積層体1には黒鉛のアノード2が設けられ、このアノード2は銅の収電体3に接続されている。その両面には、中間分離層4を介して2つのリチウムカソード5が設けられている。これらリチウムカソード5は、好ましくはLiCoO2 を有し、アルミニウムの収電体6に接続されている。分離層4は、ポリマー、例えばポリプロピレン又はポリエチレンを有するのが好ましい。図示したこれら層はリチウム電池の製造中に積層する。単一の積層体1以外に、複数の積層体をリチウム電池の製造中に積層することもできる。
【0035】
図2は、現在の技術によるリチウムポリマー電池7の斜視図である。リチウムポリマー電池7には、互いに積み重ねた複数の積層体8が設けられており、これら積層体が一緒になって電池7の基部を構成している。積層体8が平坦で方形の形状であることが図2に明確に示されている。現在の技術によるリチウムポリマー電池7には、積層体を電気機器に適合させることが容易でないという制限がある。
【0036】
図3は、支持構造体12を具える複数の電池積層体8の線図を示す。このような支持構造体12を適用する場合、アノードと、カソードと、分離層とからなる電池積層体を、湾曲面形状を有する前記支持構造体12上に配置する。電池積層体は、粘着テープ又は接着剤によりこの支持構造体上に保持することができる。次に、湾曲した支持構造体を具えた積層体を、いわゆるソフトパック内に入れ、電解質により活性化させ、このソフトパックを排気する。これにより、積層体への大気圧が、低インピーダンスと良好なサイクル寿命とを維持するのに充分な積層体圧力を生ぜしめる。支持構造体12はできる限り薄肉にする。また、支持構造体12は、ポリエチレン及びポリプロピレンのような電池の電解質内で不活性な材料から形成することができる。図4に示すように、支持構造体12には、積層体の層を付加的に物理的に緊締する緊締手段14を設けることもできる。
【0037】
図5は、Lithylene(登録商標)技術により製造され且つ支持構造体が設けられたリチウム電池の線図である。図示するように、ポリマー13は、活性材料を有する層を一緒に保持するリベットとして作用する。支持構造体12は内側のリベットポリマー層13と電池積層体との間に設けられている。この支持構造体の目的は、積層体圧力が損なわれるのを防止することにある。従って、この支持構造体の層は、耐屈曲性を有するようにする必要がある。Lithylene(登録商標)技術で用いられているポリマーリベットは、付加の層と上方の外側層との間に積層体圧力を維持する。この好適な方法を用いることにより、ソフトパック内を真空に維持しなくても積層体圧力が維持される。
【0038】
図6は、本発明によるリチウムポリマー電池9の斜視図である。このリチウムポリマー電池9は、1つ以上の積層体から構成されている。各積層体は、請求項に従って構成されている。図6は、このリチウムポリマー電池9が、(任意に選択した)湾曲面の形状を有していることを明確に示している。
【0039】
図7は、本発明によるリチウム電池11を設けたシェーバ10の斜視図である。リチウム電池11は、シェーバ10のハウジング内に最適に収容することができるように湾曲した形状を有している。リチウム電池11の幾何学形状は、電気機器、例えばシェーバ10により課された条件に応じて、この電気機器において利用可能な空間をリチウム電池11を収容するのに用いることができるように選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】図1は、(未だ湾曲させていない)積層体を組み立てていない状態で示す線図的側面図である。
【図2】図2は、現在の技術によるリチウムポリマー電池を組み立てていない状態で示す線図的斜視図である。
【図3】図3は、支持構造体を具える電池積層体を示す線図である。
【図4】図4は、緊締手段が設けられた支持構造体を具える電池積層体を示す線図である。
【図5】図5は、Lithylene(登録商標)技術により製造され且つ支持構造体が設けられたリチウム電池を示す線図である。
【図6】図6は、本発明による容器に入れたリチウムポリマー電池の全体を示す線図的斜視図である。
【図7】図7は、本発明によるリチウムポリマー電池を設けたシェーバを示す線図的斜視図である。
Claims (17)
- A)少なくとも1つのアノードと少なくとも1つのカソードとを形成する工程と、
B)前記アノード及び前記カソード間に分離層を配置することにより、アノードと、分離層と、カソードとを有する少なくとも1つの電池積層体を形成する工程と、
C)この電池積層体を最終的な形状にする工程と
を有するリチウム電池の製造方法において、
前記電池積層体に変形処理を行い、この変形処理中に、前記工程C)に応じた最終的な形状の処理において前記電池積層体が湾曲面の幾何学的形状を呈するように当該電池積層体を変形させることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項1に記載のリチウム電池の製造方法において、
リチウム電池の所望の湾曲面の幾何学的形状に対応させて予め成形した手段を前記変形処理において使用することを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項2に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記手段が支持構造体を具えるようにすることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項3に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記支持構造体が緊締手段を具えるようにすることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項2に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記手段が型を具えるようにすることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記工程B)における電池積層体の形成に続いて、この積層体をアセンブリ状態にするために前記アノード及び前記カソードに形成されたキャビティ内にポリマーを堆積することを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項6に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記電池積層体の外側面のうち少なくとも1つに外面にポリマー層を設け、予め成形した支持構造体を、前記電池積層体と前記ポリマー層との間に存在させることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記電池積層体が前記工程C)において硬化させた積層体を形成するようにすることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項8に記載のリチウム電池の製造方法において、前記硬化を圧力下で行うことを特徴とするリチウム電池の製造方法。
- 請求項8又は9に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記積層体を圧力を加えながら型内に配置することにより、この積層体をアセンブリ状態で湾曲させることを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項8〜10のいずれか一項に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記工程C)を、150℃とするのが好ましい140〜160℃の範囲の温度で行うことを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載のリチウム電池の製造方法において、
前記工程C)を行う前に、複数の積層体を互いにほぼ平行に延在するように配置することを特徴とするリチウム電池の製造方法。 - リチウムカソードと、アノードと、分離層とを有する電池積層体を少なくとも1つ有しているリチウム電池において、この電池積層体は、湾曲面の幾何学的形状を有しており、請求項1〜12に記載した方法により得られるようになっていることを特徴とするリチウム電池。
- 請求項13に記載のリチウム電池において、
前記リチウムカソードがLix CoO2 を有することを特徴とするリチウム電池。 - 請求項13又は14に記載のリチウム電池において、
前記アノードが黒鉛を有することを特徴とするリチウム電池。 - 請求項13〜15のいずれか一項に記載のリチウム電池を有する電気機器において、前記リチウム電池の少なくとも一部が、前記電気機器の部品を成す構成素子の少なくとも一部を構成していることを特徴とする電気機器。
- 請求項16に記載の電気機器において、前記リチウム電池が、家庭用の電気機器のハウジングの少なくとも一部を形成していることを特徴とする電気機器。
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