JP2005353936A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 総面積が小さく、かつ全体としての接地インダクタンスが大きく、しかも各半導体素子の接地インダクタンスが略均一な半導体装置を提供する。
【解決手段】 この半導体装置では、隣り合う2つの単位トランジスタ101間の第1の部分103にバイアホール102が形成されている一方、隣り合う2つの単位トランジスタ101間の第2の部分104にバイアホール102が形成されていない。この第1の部分103と第2の部分104とは、配列の方向に向かって交互に存在している。各単位トランジスタ101のエミッタインダクタンスがほぼ均一になるように、各バイアホール102が配置されている。さらに、各バイアホール102は、各単位トランジスタ101のRF動作時の熱分布がほぼ均一になるように配置されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の半導体素子とバイアホールを備えた半導体装置に関する。
マイクロ波およびミリ波帯域での電力増幅器として、基板とこの基板の表面上に設けられた半導体素子と、この基板の裏面側に設けられた金属層と、上記半導体素子と上記金属層とを電気的に接続するバイアホールとを備えた半導体装置の開発が続けられている。
例えば、特許文献1(特開平8−279562号公報)には、複数のHBT素子から構成されるHBT(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)装置において、各素子に隣接してバイアホールを設け、各素子のエミッタ電極とバイアホールをエアブリッジで接続することにより、上記素子で発生した熱を上記エアブリッジとバイアホールを介して、半導体基板裏面に設けられた金属層に放熱する技術が開示されている。
さらに、特許文献2(特開2003−51502号公報)には、複数のHBTが並列に配置された半導体装置において、バイアホールを等ピッチまたは不等ピッチで設けることにより、均一な温度分布を得る技術が開示されている。
図12に、上記特許文献2(特開2003−51502号公報)に開示されている半導体装置を示す。この従来例の半導体装置では、単位トランジスタ1201が複数個並列に接続されている。この半導体装置では、各単位トランジスタ1201間にバイアホール1202を配置しているので、放熱効果が大きくなり、しかも均一な温度分布を得ることができる。
しかし、上記半導体装置では、全体としての接地インダクタンスが低下するので、振幅歪みや位相歪みが大きくなるという欠点がある。
一方、この全体としての接地インダクタンスの低下を防ぐために、各単位トランジスタとバイアホールとの間の距離を長くして、全体としての接地インダクタンスを大きくすると、半導体装置の総面積が大きくなるので、コストが増大するという問題がある。
そこで、例えば、図13に示す参考例の半導体装置では、単位トランジスタ1301a〜1301c間の一部にバイアホール1302を配置している。この場合、任意の接地インダクタンスを挿入することが可能となる。
しかし、この参考例の半導体装置の場合、バイアホール1302からの距離が短い単位トランジスタ1301aと、バイアホール1302からの距離が長い単位トランジスタ1301b,1301cとでは、それぞれの接地インダクタンスが異なる。このように、各単位トランジスタ1301a〜1301cの接地インダクタンスが不均一だと、半導体装置が全体として均一に動作せず、所望の性能が得られないという問題がある。
さらに、上記参考例の半導体装置では、バイアホール1302からの距離が短い単位トランジスタ1301aと、バイアホール1302からの距離が長い単位トランジスタ1301b,cとでは、熱分布も不均一になる。特に、両隣の単位トランジスタ1301aと熱干渉を起こす単位トランジスタ1301cの温度が上昇する。このため、性能が低下するばかりでなく、単位トランジスタ1301cの破壊にもつながりかねない。
特開平8−279562号公報 特開2003−051502号公報
そこで、この発明の目的は、総面積が小さく、かつ全体としての接地インダクタンスが大きく、しかも各半導体素子の接地インダクタンスが略均一な半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の半導体装置は、所定の方向に並んで配置されると共に並列に接続された複数の半導体素子と、
上記複数の半導体素子間の所定の箇所に配置されたバイアホールとを備え、
隣り合う2つの上記半導体素子間に上記バイアホールが形成された第1の部分と、隣り合う2つの上記半導体素子間に上記バイアホールが形成されていない第2の部分とを、上記複数の半導体素子の各接地インダクタンスが略均一になるように配置したことを特徴としている。
この発明の半導体装置によれば、全体としての接地インダクタンスを最適な値に設定でき、半導体装置の総面積を縮小できる。よって、この発明によれば、より低コストで、低歪な増幅器を実現することが可能となる。
なお、上記各接地インダクタンスが略均一とは、例えば、上記各接地インダクタンスのうちの最大値が上記各接地インダクタンスのうちの最小値の1.5倍以内であり、より好ましくは上記最大値が上記最小値の1.1倍以内であることをいう。
また、一実施形態の半導体装置では、上記第1の部分と第2の部分とを上記所定の方向に沿って交互に配置した。
この実施形態の半導体装置によれば、バイアホールが形成された第1の部分と、バイアホールが形成されていない第2の部分とを交互に配置したことで、バイアホールの個数の低減を図れる。したがって、半導体装置の総面積を縮小できる。
また、一実施形態の半導体装置は、上記半導体素子とこの半導体素子に最も近いバイアホールとの間の距離が、上記複数の半導体素子について略等しくなっている。
この実施形態の半導体装置によれば、上記複数の半導体素子について、上記バイアホールとの間の距離が略等しくなっているので、上記バイアホールとの間の距離が不均一である場合に比べて、半導体装置の総面積をさらに小さくできる。
また、一実施形態の半導体装置は、上記複数の半導体素子のRF動作時の熱分布が略均一になるように、上記バイアホールを配置した。
この半導体装置によれば、各半導体素子の動作の均一化を図れる。したがって、この半導体装置によれば、一層高性能な電力増幅器を実現することが可能となる。
また、一実施形態の半導体装置は、上記所定の方向における中央部で隣り合う2つの半導体素子間の距離が、上記所定の方向における端部で隣り合う2つの半導体素子間の距離よりも長く、
かつ、上記中央部に形成されたバイアホールの面積が、上記端部に形成されたバイアホールの面積よりも大きい。
この実施形態の半導体装置によれば、特に大電力密度で動作する場合において、各半導体素子の温度を均一にすることができる。
また、一実施形態の半導体装置は、上記所定の方向における中央部でのバイアホール密度が上記所定の方向における端部でのバイアホール密度よりも高い。
この実施形態の半導体装置によれば、特に大電力密度で動作する場合において、各半導体素子の温度を均一にすることができる。
なお、ここで、バイアホール密度とは、半導体素子間の隙間のうちバイアホールを設けた箇所の割合のことをいう。
この発明の半導体装置によれば、全体としての接地インダクタンスを最適な値に設定でき、半導体装置の総面積を縮小できる。よって、一例として、より低コストで、低歪みな増幅器を得ることができる。したがって、RF大電力動作時のバックオフ量を低減できるため、高効率(低消費電力)の電力増幅器を低コストで実現できる。さらに、半導体素子の接地インダクタンスが略均一になるので、半導体装置における各半導体素子が均一に動作し、小信号利得を向上できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、この発明の半導体装置の第1実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面を示し、図2に、この第1実施形態の要部の概略断面を示す。
図1に示すように、この第1実施形態のトランジスタ装置は、半導体基板100の表面上に、所定の方向に並んで設けられた複数の半導体素子としての単位トランジスタ101を備える。この第1実施形態では、上記単位トランジスタ101をヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)としたが、単位トランジスタ101としては、電界効果トランジスタ(FET)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)等、他の増幅用素子を採用してもよい。
図1,図2に示すように、この第1実施形態では、隣り合う2つの単位トランジスタ101間の第1の部分103にバイアホール102が形成されている一方、隣り合う2つの単位トランジスタ101間の第2の部分104にバイアホール102が形成されていない。この第1の部分103と第2の部分104とは、上記所定の方向に向かって交互に存在している。
図1に示すように、この第1実施形態では、バイアホール102は、第1の部分103の略中央に配置されている。また、この第1実施形態では、各単位トランジスタ101は同じ形状,寸法とし、各バイアホール102は同じ形状,寸法とした。
図2に示すように、上記半導体基板100の裏面には、金属層からなる裏面金属層201が設けられている。単位トランジスタ101のエミッタ電極202と裏面金属層201とは、各バイアホール102内の金属層および金属配線203を経由して、電気的に接続されている。
図2に示すように、各単位トランジスタ101は、コレクタ電極205、ベース電極204、エミッタ電極202が順に積層されている。各単位トランジスタ101は、各電極が、上記金属配線203によって電気的に並列接続されている。
また、この第1実施形態では、各単位トランジスタ101のエミッタインダクタンスがほぼ均一になるように、各バイアホール102が配置されている。さらに、この第1実施形態では、各バイアホール102は、各単位トランジスタ101のRF動作時の熱分布がほぼ均一になるように配置されている。
すなわち、この第1実施形態は、上記第1の部分103では、隣り合う2つの単位トランジスタ101に対して、1つのバイアホール102が配置されており、上記第2の部分104では、隣り合う2つの単位トランジスタ101に対して、バイアホール102が配置されていない。
また、この第1実施形態では、各単位トランジスタ101と該単位トランジスタ101に最も近いバイアホール102との間の距離が全て等しくなるようにバイアホール102が配置されている。
なお、この実施形態では、バイアホール102を経由して、エミッタ電極202と裏面金属層201とが接続されているが、ベース電極204あるいはコレクタ電極205が裏面金属層201と接続されていてもよい。この場合、ベースインダクタンスあるいはコレクタインダクタンスが略均一になるように、バイアホール102が配置される。
また、例えば、単位トランジスタ101としてFET(電界効果トランジスタ)を用いた場合、ソース電極、ゲート電極あるいはドレイン電極と裏面電極とがバイアホールを経由して接続される。この場合、ソースインダクタンス、ゲートインダクタンスあるいはドレインインダクタンスが略均一になるように、バイアホール102が配置される。
次に、この第1実施形態のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の作製方法について説明する。
まず、半絶縁性GaAs基板100上に、n型GaAsコレクタコンタクト層、n型GaInPエッチング停止層、n型GaAsコレクタ層、p型GaAsベース層、n型GaInP半導体保護層、n型AlGaAsエミッタ層、n型GaAsエミッタコンタクト層およびn型GaInAsエミッタコンタクト層を順次、MOCVD法によりエピタキシャル成長させる。
ただし、上記半絶縁性GaAs基板100に替えて、Si基板、InP基板、SiC基板、サファイヤ基板等、他の基板を用いてもよい。また、上記コレクタ層、上記ベース層、上記エミッタ層の材質の組み合わせは、上記に限定されるものではない。すなわち、上記材質としては、Si、SiGe、GaAs、AlAs、InAs、GaP、AlP、InP、GaN、AlN、InN、または、これらの混晶を適宜用いればよい。また、各層の半導体の導電型も適宜選択可能である。さらに、上記コレクタコンタクト層、上記エッチング停止層、上記エミッタコンタクト層、上記保護層およびバラスト抵抗層等を必要に応じて用いることができる。
次に、エミッタメサ、ベースメサおよびコレクタメサをフォトリソグラフィ法およびウェットエッチング法により順次形成する。続いて、エミッタ電極202、ベース電極204およびコレクタ電極205をフォトリソグラフィ法および蒸着・リフトオフ法を用いて順次形成する。こうして、各単位トランジスタ101が作製される。なお、この作製の際に、半導体表面および電極表面の一部が窒化シリコン等の無機絶縁膜で適宜被覆されていてもよい。
次いで、単位トランジスタ101が電気的に並列に接続されるように、単位トランジスタ101のベース電極204あるいはコレクタ電極205同士を、例えば、蒸着・リフトオフ法やメッキ法によって接続する。このとき、各単位トランジスタ101を接続する金属と半導体基板との間に、適宜、ポリイミド等の樹脂や窒化シリコン等の無機絶縁膜を形成してもよい。さらに、マルチフィンガータイプのHBTを用いた集積回路を作製する場合には、上記HBTを作製するときに、抵抗、キャパシタ、インダクタおよびこれらを接続する金属配線を同時に形成することができる。
引き続いて、フォトリソグラフィ法によって、レジストマスクを形成した後、高真空状態で高密度プラズマが得られるドライエッチング装置、例えばICP(Inductively Coupled Plasma)エッチング装置を用いて、上記バイアホール102を形成する。ここで、エッチングガスとしては、例えば、ClとSiClの混合ガスを用いる。そして、メッキ法によって、バイアホール102内の金属層と各単位トランジスタ101のエミッタ電極202を接続するための金属配線203を同時に形成する。
その後、半絶縁性GaAs基板100の裏面を研削または研磨し、GaAs基板100を貫通するバイアホール102を形成する。引き続いて、メッキ法によりGaAs基板100の裏面に裏面金属層201を形成する。これにより、マルチフィンガータイプのHBTからなる単位トランジスタ101のエミッタ層と裏面金属層201がバイアホール102内に形成した金属層を介して接続される。その後、任意のチップサイズに分離し、実装基板へ接続して半導体装置を完成させる。
次に、このマルチフィンガータイプのHBTで構成した第1実施形態のトランジスタ装置の特性について説明する。
この第1実施形態では、一例として、単位トランジスタ101のエミッタサイズは、幅4μmとし、長さ60μmとした。また、バイアホール102のサイズは、幅15μmとし、長さはエミッタ長さと同じ60μmとした。なお、バイアホール102の幅を15μmよりも小さくすると充分な深さが得られなかった。
8個の上記単位トランジスタ101、および4個の上記バイアホール102を用いて、この第1実施形態のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置を構成したところ、このトランジスタ装置の最適なインダクタンスは、各単位トランジスタ101の接地インダクタンスが25pHのときであった。このとき、このマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積は、72000μmであった。一方、先に、図12に示した従来例のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置を用いた場合、上記最適なインダクタンス値を有するときのマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積は、136000μmであった。したがって、この実施形態によれば、全体としての接地インダクタンスを最適な値に設定した場合のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積を、縮小することができた。
次に、図3に、この第1実施形態のトランジスタ装置の振幅歪み(利得偏差)の特性を曲線V1で示す。なお、曲線V2は、図12に示した従来例のトランジスタ装置の振幅歪み(利得偏差)の特性を示す。また、図4に、この第1実施形態のトランジスタ装置の位相偏差の特性を曲線V3で示し、曲線V4で上記従来例のトランジスタ装置の位相偏差の特性を示す。
図3および図4を参照すれば、この第1実施形態のトランジスタ装置によれば、振幅歪みおよび位相歪みがともに、従来例のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の振幅歪みおよび位相歪みよりも小さくなっていることがわかる。これは、本実施形態のマルチフィンガータイプのHBTからなるトランジスタ装置では、エミッタインダクタンスを最適な値にできたからであると考えられる。
また、図5に、この第1実施形態における小信号利得特性を曲線V5で示し、図13に示した参考例の小信号利得特性を曲線V6で示す。この第1実施形態によれば、上記参考例に比べて、小信号利得も向上している。これは、この実施形態のマルチフィンガータイプのHBTからなるトランジスタ装置では、各単位トランジスタ101の接地インダクタンスが均一に25pHになるように、バイアホール102を配置したことによって、各単位トランジスタ101が均一に動作したからであると考えられる。
一方、上記参考例によるマルチフィンガータイプHBTの場合には、バイアホール1302からの距離が短い単位トランジスタ1301aの接地インダクタンスが25pHであるのに対し、バイアホール1302からの距離が長い単位トランジスタ1301bおよび1301cの接地インダクタンスは40pHであった。このように、上記参考例では、個々の単位トランジスタの接地インダクタンスの値が異なるために、各単位トランジスタ1301a〜1301cが均一に動作しなかったからであると考えられる。
実験結果によれば、単位トランジスタの接地インダクタンスの最大値が、単位トランジスタの接地インダクタンスの最小値の1.5倍以内であると、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置が均一に動作することによって、小信号利得の向上が顕著になる。さらに、上記単位トランジスタの接地インダクタンスの最大値が最小値の1.1倍以内であれば、より好ましい。
また、図6に、マルチフィンガータイプのHBTで構成された第1実施形態のトランジスタ装置のRF動作時における熱分布を特性V7で示す。併せて、図6には、マルチフィンガータイプのHBTで構成された上記参考例のRF動作時における熱分布を特性V8で示す。なお、図6において、横軸の数字は、単位トランジスタの所定の方向への配列順番を示している。
図6に示す特性V7と特性V8とを比較すれば、この第1実施形態のトランジスタ装置では、RF(高周波)動作時における熱分布が、上記参考例のトランジスタ装置(マルチフィンガーHBT)のRF動作時における熱分布よりも均一になっていることが分かる。この第1実施形態では、各単位トランジスタ101の熱分布がほぼ均一になるようバイアホール102を配置したのである。
(第2の実施の形態)
次に、図7に、この発明の半導体装置の第2実施形態としてのマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面を示す。
この第2実施形態は、半導体素子としての単位トランジスタ701a,701bおよびバイアホール702の配置の仕方が前述の第1実施形態と異なっている。この他の点では、この第2実施形態は、前述の第1実施形態と同様の構成であり、前述の第1実施形態と同様の製造方法で作製されている。
この第2実施形態は、第1部分P1にバイアホール702が形成されている。また、第2部分P2にはバイアホールが形成されていない。
図7に示すように、この第2実施形態では、配列方向の両側にバイアホール702が配置された単位トランジスタ701aと、配列方向の片側だけにバイアホール702が配置された単位トランジスタ701bとを有する。
すなわち、この第2実施形態では、図7において、配列方向の端から2番目に配置された単位トランジスタ701bと3番目に配置された単位トランジスタ701bとの間の部分には、バイアホール702が形成されていない。この部分が第2部分P2である。また、図7において、符号P1は第1部分を示す。
また、この第2実施形態では、上記配列方向の両端の部分において隣り合う2つの単位トランジスタ701bの略中央にバイアホール702が形成されている。また、この第2実施形態では、中央部分で隣り合う2つの単位トランジスタ701bと701aとの間には、それぞれ、バイアホール702が形成されている。この中央部分に形成された2つのバイアホール702は、それぞれ、単位トランジスタ701aよりも単位トランジスタ701b側に片寄って配置されている。
すなわち、両側にバイアホール702が存在する単位トランジスタ701aとバイアホール702との間の距離703が、片側のみにバイアホール702が存在する単位トランジスタ701bとバイアホール702との間の距離704よりも長くなるように、各バイアホール702を配置している。これにより、各単位トランジスタ701a,701bのエミッタインダクタンスを略均一にすることができる。
さらに、この実施形態では、両側にバイアホール702が存在する単位トランジスタ701aと片側のみにバイアホール702が存在する単位トランジスタ701bとの間の距離705を、片側のみにバイアホール702が存在する単位トランジスタ701b同士との間の距離706よりも長くした。これにより、両側にバイアホール702が存在する単位トランジスタ701aと片側のみにバイアホール702が存在する単位トランジスタ701bとを含む複数の単位トランジスタ701a,701bを備えるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置を均一に動作させることができる。
また、前述の第1実施形態と同様に、この第2実施形態のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置においても、トランジスタ装置の総面積を小さくすることができた。また、この第2実施形態においても、RF動作時のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の熱分布を均一にすることもできた。さらに、この第2実施形態においても、歪みを小さく保持しながら、小信号利得を向上できた。この効果は、各単位トランジスタのエミッタインダクタンスおよびRF動作時の熱分布が均一になったことにより、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置が均一に動作したことに起因すると考えられる。
(第3の実施の形態)
次に、図8に、この発明の半導体装置の第3実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図を示す。
この第3実施形態は、半導体素子である単位トランジスタとバイアホールの配置の仕方、およびバイアホールの大きさだけが前述の第1実施形態と異なっている。この他の点は、この第3実施形態は、前述の第1実施形態と同様の構成であり、前述の第1実施形態と同様の製造方法でもって作製されている。
この第3実施形態では、第1部分Q1にはバイアホール802aまたは802bが形成されている。また、第2部分Q2にはバイアホールが形成されていない。つまり、図8において、配列方向の端から2番目に配置された単位トランジスタ801bと3番目に配置された単位トランジスタ801bとの間には、バイアホールが形成されていない。
図8に示すように、この第3実施形態は、配列方向の両側にバイアホール802aが存在する単位トランジスタ801aと、片側のみにバイアホール802a(または802b)が存在する単位トランジスタ801bとを有する。そして、両側にバイアホール802aが存在する単位トランジスタ801aとバイアホール802aとの間の距離805が、片側のみにバイアホール802a(または802b)が存在する単位トランジスタ801bとバイアホール802a(または802b)との間の距離804よりも長くなるように、バイアホール802aおよび802bを配置している。これにより、各単位トランジスタ801a,801bのエミッタインダクタンスをほぼ均一にすることができる。
さらに、この第3実施形態では、単位トランジスタ801aとの間の距離805が長いバイアホール802aの面積を、単位トランジスタ801bとの間の距離804が短いバイアホール801bの面積よりも小さくした。これにより、各単位トランジスタ801a,801b間の距離803を等しくでき、単位トランジスタ801aと単位トランジスタ801bとの間の距離803を、単位トランジスタ801b間の距離803よりも長くする必要が無くなる。これにより、この第3実施形態によれば、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積をさらに小さくすることができる。
したがって、この第3実施形態においても、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積を小さくすることができた。また、この第3実施形態によれば、RF動作時の熱分布を均一にすることもできた。さらに、歪みを小さく保持しながら、小信号利得を向上できた。この効果は、各単位トランジスタ801a,801bのエミッタインダクタンスおよびRF動作時の熱分布が均一になったことにより、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置が均一に動作したことに起因すると考えられる。
(第4の実施の形態)
次に、図9に、この発明の半導体装置の第4実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面を示す。
この第4実施形態は、半導体素子としての単位トランジスタ901とバイアホール902,903の配置の仕方およびバイアホール902,903のサイズが第1実施形態と異なっている。この他の点は、この第4実施形態は、前述の第1実施形態と同様の構成であり、前述の第1実施形態と同様の製造方法で作製されている。
この第4実施形態は、第1部分R1にバイアホール902または903が形成されている。また、第2部分R2にはバイアホールが形成されていない。
図9に示すように、この第4実施形態では、バイアホール902は、端部Cにおける端側で隣り合う2つの単位トランジスタ901の間に配置され、端部Cにおける中央側で隣り合う2つの単位トランジスタ901間には配置されていない。また、中央部Aで隣り合う2つの単位トランジスタ901の間には、バイアホールは配置されていない。
また、この第4実施形態では、複数の単位トランジスタ901の配列方向における中央部Aで隣り合う2つの単位トランジスタ901間の距離907は、上記中央部Aよりも端部C側の中間部Bで隣り合う2つの単位トランジスタ901間の距離906よりも長い。また、上記距離906は、端部Cで隣り合う2つの単位トランジスタ901間の距離905よりも長い。また、上記中間部Bに配置されたバイアホール903の面積は、上記端部Cに配置されたバイアホール902の面積よりも大きい。
つまり、この第4実施形態では、端部から中央部に向かって、単位トランジスタ901間の距離が長くなっていて、この単位トランジスタ901間の距離が長くなるにしたがって、単位トランジスタ901間に設けたバイアホール902,903の面積が大きくなっている。この構成によって、大電力密度で動作する場合においても、各単位トランジスタ901の温度を略均一にすることができた。
また、この第4実施形態においても、従来に比べて、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積を小さくすることができた。また、RF動作時の単位トランジスタの熱分布を均一にすることもできた。さらに、歪みを小さく保持しながら、小信号利得を向上できた。この効果は、各単位トランジスタのエミッタインダクタンスおよびRF動作時の熱分布が均一になったため、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置が均一に動作したことによると考えられる。
(第5の実施の形態)
次に、図10に、この発明の半導体装置の第5実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面を示す。
この第5実施形態は、半導体素子としての単位トランジスタ、およびバイアホールの配置の仕方が、前述の第1実施形態と異なっている。その他の点では、この第5実施形態は、前述の第1実施形態と同様の構成であり、前述の第1実施形態と同様の製造方法でもって、作製される。
この第5実施形態では、第1部分S1にはバイアホール1002が形成されており、第2部分S2にはバイアホールが形成されていない。
この第5実施形態では、図10に示すように、半導体素子としての各単位トランジスタ1001の形状と大きさは同じであり、各バイアホール1002の形状と大きさは同じである。また、バイアホール1002は、端部Fにおける端側で隣り合う2つの単位トランジスタ1001の間に配置され、端部Fにおける中央側で隣り合う2つの単位トランジスタ1001間には配置されていない。また、中央部Eで隣り合う2つの単位トランジスタ1001の間には、バイアホール1002が配置されている。
すなわち、この第5実施形態では、図10に示すように、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の中央部Eでは、端部Fに比べて、バイアホール密度が高くなっている。さらに、端部Fから中央部Eに向かって、バイアホール密度が増加するにつれて、単位トランジスタ1001とバイアホール1002との間の距離が距離1006から距離1008へと長くなっている。また、端部Fから中央部Eに向かって、バイアホール密度が増加するにつれて、単位トランジスタ1001間の距離が、距離1005から距離1007さらには距離1009へと長くなっている。これにより、この第5実施形態では、大電力密度で動作する場合においても、各単位トランジスタ1001の温度を均一にすることができる。
また、この第5実施形態においても、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積を小さくすることができた。また、RF動作時の各単位トランジスタの熱分布を均一にすることもできた。さらに、歪みを小さく保持しながら、小信号利得を向上できた。この効果は、各単位トランジスタ1001のエミッタインダクタンスおよびRF動作時の熱分布が均一になったため、各単位トランジスタ1001が均一に動作したことによると考えられる。
(第6の実施の形態)
次に、図11に、この発明の半導体装置の第6実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面を示す。
この第6実施形態は、各バイアホールの配置の仕方と、各バイアホールの大きさが、前述の第1実施形態と異なっている。そのほかの点は、この第6実施形態は、第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態と同様の製造方法で作製される。
この第6実施形態では、第1部分T1にはバイアホール1002aまたは1002bが形成されており、第2部分T2にはバイアホールが形成されていない。
この第6実施形態では、図11に示すように、半導体素子としての各単位トランジスタ1101の形状と大きさは同じである。また、バイアホール1102bは、端部Hにおける端側で隣り合う2つの単位トランジスタ1101の間に配置され、端部Hにおける中央側で隣り合う2つの単位トランジスタ1101間には配置されていない。また、中央部Gで隣り合う2つの単位トランジスタ1101の間には、それぞれ、バイアホール1102aが配置されている。また、上記バイアホール1102aの面積は、上記バイアホール1102bの面積よりも小さい。
すなわち、この第6実施形態では、図11に示すように、中央部Gのバイアホール密度が端部Hのバイアホール密度よりも高くなっている。さらに、端部Hから中央部Gに向かって、バイアホール密度が増加するにつれて、単位トランジスタ1101とバイアホール間の距離が距離1105から距離1106へと長くなっている。また、端部Hにおけるバイアホール1102bの面積よりも、中央部Gにおけるバイアホール1102aの面積が小さくなっている。
このような構成によって、単位トランジスタ1101間の距離1107を一定にしており、この距離1107を端部Hから中央部Gに向かって、長くする必要が無くなるので、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積をさらに小さくすることができる。
そして、この第6実施形態では、従来に比べて、マルチフィンガータイプのトランジスタ装置の総面積を小さくすることができた。また、この第6実施形態では、RF動作時のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の熱分布を均一にすることもできた。さらに、この第6実施形態では、歪みを小さく保持しながら、小信号利得を向上できた。この効果は、各単位トランジスタのエミッタインダクタンスおよびRF動作時の熱分布が均一になったことによって、各単位トランジスタが均一に動作したことによると考えられる。
尚、上記第1〜第6実施形態では、半導体素子を、HBT,FET,HEMT等の増幅用素子としたが、増幅用以外の他の半導体素子であってもよい。
この発明の半導体装置の第1実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 上記第1実施形態の要部の概略断面図である。 上記第1実施形態のトランジスタ装置の振幅歪み(利得偏差)と従来例のトランジスタ装置の振幅歪みを示す特性図である。 上記第1実施形態の位相歪み(位相偏差)と従来例の位相歪みとを示す特性図である。 上記第1実施形態と参考例の小信号利得を示す特性図である。 上記第1実施形態と参考例のRF(高周波)動作時における熱分布を示す特性図である。 この発明の半導体装置の第2実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 この発明の半導体装置の第3実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 この発明の半導体装置の第4実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 この発明の第5実施形態であるマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 この発明の第6実施形態のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 従来例のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。 参考例のマルチフィンガータイプのトランジスタ装置の要部の概略上面図である。
符号の説明
100 半絶縁性GaAs基板
101,701a,701b,801a,801b,901,1001,1101 単位トランジスタ
102,702a,702b,802a,802b,902,903,1002,1102a,1102b バイアホール
103,P1,Q1,R1,S1 第1の部分
104,P2,Q2,R2,S2 第2の部分
201 裏面金属層
202 エミッタ電極
203 金属配線
204 ベース電極
205 コレクタ電極

Claims (6)

  1. 所定の方向に並んで配置されると共に並列に接続された複数の半導体素子と、
    上記複数の半導体素子間の所定の箇所に配置されたバイアホールとを備え、
    隣り合う2つの上記半導体素子間に上記バイアホールが形成された第1の部分と、隣り合う2つの上記半導体素子間にバイアホールが形成されていない第2の部分とを、上記複数の半導体素子の各接地インダクタンスが略均一になるように配置したことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記第1の部分と第2の部分とを上記所定の方向に沿って交互に配置したことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    上記半導体素子とこの半導体素子に最も近いバイアホールとの間の距離が、上記複数の半導体素子について略等しくなっていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記複数の半導体素子のRF動作時の熱分布が略均一になるように、上記バイアホールを配置したことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記所定の方向における中央部で隣り合う2つの半導体素子間の距離が、上記所定の方向における端部で隣り合う2つの半導体素子間の距離よりも長く、
    かつ、上記中央部に形成されたバイアホールの面積が、上記端部に形成されたバイアホールの面積よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記所定の方向における中央部でのバイアホール密度が上記所定の方向における端部でのバイアホール密度よりも高いことを特徴とする半導体装置。
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