JP2005352340A - 集塵装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents

集塵装置及び投写型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005352340A
JP2005352340A JP2004175113A JP2004175113A JP2005352340A JP 2005352340 A JP2005352340 A JP 2005352340A JP 2004175113 A JP2004175113 A JP 2004175113A JP 2004175113 A JP2004175113 A JP 2004175113A JP 2005352340 A JP2005352340 A JP 2005352340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
dust collector
filter
mesh filter
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004175113A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketaka Kurosaka
剛孝 黒坂
Takashi Ikeda
貴司 池田
Koji Miwa
孝司 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004175113A priority Critical patent/JP2005352340A/ja
Publication of JP2005352340A publication Critical patent/JP2005352340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【目的】 気流に対する抵抗を極力小さくして塵埃を効率的に除去できる集塵装置及びこれを備えた投写型映像表示装置を提供する。
【構成】 集塵装置は、角状筒体内に、針状電極21…、導電性の第1メッシュフィルタ22A、ハニカム状フィルタ23、及び導電性の第2メッシュフィルタ22Bをこの順序で空気流方向に配置して成る。この集塵装置においては、マイナス側となる多数の針状電極21…でコロナ放電によって空気や塵埃等をマイナスイオン化し、このマイナスイオン化した空気や塵埃等をアース側電極となる第1,第2メッシュフィルタ22A,22Bで引き寄せて移動空気を生じさせると共に、前記ハニカム状フィルタ23及び第1,第2メッシュフィルタ22A,22Bによって塵埃を吸着する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、集塵装置及びこれを備えた投写型映像表示装置に関する。
投写型映像表示装置は、光源から出射された光を液晶パネル等のライトバルブにより変調して投写する構成であるため、高輝度の光源を備える必要があり、この高輝度の光源から発生する熱や液晶パネルの偏光板あるいは各種光学部品に光が吸収されるときに発生する熱の対策が必要になり、従来より、モーターによってファンを回転させて吸気や排気を行ない、熱を装置外に放出するようにしていた(特許文献1参照)。また、装置外の空気を吸気して装置内に送風する場合、装置外の塵埃が装置内に入り込んでしまうおそれがあり、通常は塵埃除去フィルタを設置するように構成していた。
特開2001−222065号公報
しかしながら、塵埃除去フィルタは開口幅を液晶パネルの画素サイズ(10μm〜20μm)にする必要があり、空気の流れに対して抵抗となり放熱効率が低下するという問題がある。
この発明は、上記の事情に鑑み、気流に対する抵抗を極力小さくして塵埃を効率的に除去できる集塵装置及びこれを備えた投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明の集塵装置は、上記の課題を解決するために、一方側電極により空気中の塵埃をイオン化し、他方側電極にて塵埃を吸引して吸着する集塵装置において、前記他方側電極は、多数の筒状部を有して成るフィルタ部材と、前記フィルタ部材の空気入口側に配置され、前記筒状部の開口よりも小さな開口を有する導電性の第1メッシュフィルタと、前記フィルタ部材の空気出口側に配置され、前記筒状部の開口よりも小さな開口を有する導電性の第2メッシュフィルタと、を有して成ることを特徴とする。
上記の構成においては、前記フィルタ部材の筒状部の開口幅を例えば液晶パネルの画素サイズに対して十分に大きくして空気流に対する抵抗を低くすることができる。前記フィルタ部材の筒状部に向かって移動する塵埃は、先ず第1メッシュフィルタによって捕捉される。そして、第1メッシュフィルタをすり抜けた塵埃は、前記フィルタ部材の筒状部内を通る際に、当該筒状部の内壁に吸引されて除去される。更に、筒状部をすり抜けた塵埃は、第2メッシュフィルタによって捕捉されるため、十分に清浄化された空気を供給できることになる。
上記構成の集塵装置において、1枚のメッシュフィルタを折り曲げ加工することで前記第1メッシュフィルタと第2メッシュフィルタとを得てもよく、これによれば、部品点数の削減及び電気的接続の手間を省くことが可能となる。また、フィルタ部材はハニカム構造を有するのがよい。
また、この発明の投写型映像表示装置は、光源から出射された光をライトバルブにより変調して投写する投写型映像表示装置において、上述したいずれかの集塵装置と、前記集塵装置にて清浄化された空気を吸引して送風する送風装置と、を備えたことを特徴とする。また、かかる投写型映像表示装置において、前記送風装置の送風口から前記ライトバルブに至る送風ダクトを備えていてもよい。また、前記第1メッシュフィルタ及び第2メッシュフィルの開口は、前記ライトバルブの画素の大きさの約10倍程度に設定されていてもよい。
この発明によれば、フィルタ部材の筒状部の開口幅を例えば液晶パネルの画素サイズに対して十分に大きくして空気流に対する抵抗を低くすることができる。第1メッシュフィルタをすり抜けた塵埃は、前記フィルタ部材の筒状部内を通る際に、当該筒状部の内壁に吸引されて除去される。更に、筒状部をすり抜けた塵埃は、第2メッシュフィルタによって捕捉されるため、十分に清浄化された空気を供給できることになる。
以下、この発明の実施形態の集塵装置及び投写型映像表示装置を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は集塵送風装置20を示した斜視図(一部透視)である。集塵送風装置20は集塵装置及び送風部を備えて成る。
集塵装置は、角状筒体内に、針状電極21…、導電性の第1メッシュフィルタ22A、ハニカム状フィルタ23、及び導電性の第2メッシュフィルタ22Bをこの順序で空気流方向に配置して成る。第1メッシュフィルタ22A及び第2メッシュフィルタ22Bはハニカム状フィルタ23を挟み込むように配置される。ハニカム状フィルタ23は平面内に多数のハニカム筒状部が配置されたものであり、例えば、数cmの厚みに設定される。また、この実施形態ではハニカム状フィルタ23は紙を基材とし、オゾン分解触媒フィルタとしての機能も持たせている。具体的には、二酸化マンガン、酸化ニッケル、活性炭などの触媒を、ハニカム筒状部の内壁に添着して成る。勿論、ハニカム状フィルタ23は紙から成るものに限らず、導電性材料、樹脂材料、セラミック材料などを用いて構成することもできる。
上記集塵装置においては、マイナス側となる多数の針状電極21…でコロナ放電によって空気や塵埃等をマイナスイオン化し、このマイナスイオン化した空気や塵埃等をアース側電極となる第1,第2メッシュフィルタ22A,22Bにより引き寄せて空気移動を生じさせると共に、前記ハニカム状フィルタ23及び第1,第2メッシュフィルタ22A,22Bによって塵埃を吸着するようになっている。この実施形態では、前記ハニカム状フィルタ23Aをアースに接続している。高電圧発生回路26は、図示しない電源部から電圧供給を受け、マイナス数kV乃至マイナス十数kV程度の高電圧を発生させてこれを針状電極21…に印加する。
第1,第2メッシュフィルタ22A・22Bのメッシュ開口の直径(円形の場合)或いは一辺の長さ(方形の場合)は、例えば、液晶表示パネルの画素の大きさ(10μm〜20μm)の約10倍程度に設定されている。また、ハニカム状フィルタ23の開口の大きさは、例えば数mm程度に設定されている。これらハニカム状フィルタ23及び第1,第2メッシュフィルタ22A・22Bは取り外し可能に設けられていてもよい。
前記送風部は、前記集塵装置にて清浄化された移動空気をフード部(エルボ部)25を介してシロッコファン24にて吸引し送風する構成となっている。シロッコファン24は空気をファン回転軸方向に吸い込んでファン回転軸方向と直交する方向に吹き出すものである。
図2は3板式カラー液晶プロジェクタの光学系と集塵送風装置20の配置関係の一例を示した説明図である。光源1の発光部2は、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等から成り、その照射光は、例えばパラボラリフレクタ3によって平行光となって出射される。第1ダイクロイックミラー5は、赤色波長帯域の光を透過し、シアン(緑+青)の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー5を透過した赤色波長帯域の光は、全反射ミラー6にて反射されて光路を変更される。全反射ミラー6にて反射された赤色光はコンデンサレンズ7を経て赤色光用の透過型の液晶パネル31を透過することによって光変調される。一方、第1ダイクロイックミラー5にて反射したシアンの波長帯域の光は、第2ダイクロイックミラー8に導かれる。第2ダイクロイックミラー8は、青色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域の光を反射する。第2ダイクロイックミラー8にて反射した緑色波長帯域の光はコンデンサレンズ9を経て緑色光用の透過型の液晶パネル32に導かれ、これを透過することによって光変調される。また、第2ダイクロイックミラー8を透過した青色波長帯域の光は、全反射ミラー11,13、リレーレンズ10,12、及びコンデンサレンズ14を経て青色光用の透過型の液晶パネル33に導かれ、これを透過することによって光変調される。
上記の液晶パネル31,32,33は、入射側偏光板と、一対のガラス基板(画素電極や配向膜を形成してある)間に液晶を封入して成るパネル部と、出射側偏光板とを備えて成る。液晶パネル31,32,33を経ることで変調された変調光(各色映像光)は、クロスダイクロイックプリズム15によって合成されてカラー映像光となる。このカラー映像光は、投写レンズ16によって拡大投写され、図示しないスクリーン上に投影表示される。
集塵送風装置20は、映像光生成光学系の下方側に配置されている。シロッコファンの送風口にはダクト27が設けられている。ダクト27の先端側は3つに分岐されており、各先端部開口は液晶パネル31,32,33の下方に位置して上方に向けて送風を行うようになっている。
図3は集塵装置を側面から見た概略の構成を示している。ハニカム状フィルタ23の筒状部の開口幅を液晶パネルの画素サイズに対して十分に大きくして空気流に対する抵抗を低くすることができる。第1メッシュフィルタ22Aをすり抜けた塵埃は、前記ハニカム状フィルタ23の筒状部内を通る際に、当該筒状部の内壁に電気的に吸引されて除去される。更に、筒状部をすり抜けた塵埃は、第2メッシュフィルタ22Bによって捕捉されるため、十分に清浄化された空気を供給できることになる。なお、第1メッシュフィルタ22Aの開口の大きさと第2メッシュフィルタ22Bの開口の大きさは必ずしも一致している必要はない。
図4は集塵装置の変形例を示している。この集塵装置においては、第1メッシュフィルタ22Aと第2メッシュフィルタ22Bは1枚のメッシュフィルタを折り曲げることで得ている。かかる構成であれば、部品点数を削減できると共に、第1メッシュフィルタ22Aと第2メッシュフィルタ22Bを電気的に接続する構造や手間を省くことが可能となる。
なお、以上の例では、透過型の液晶表示パネルを3枚用いた映像生成光学系を示したが、このような映像生成光学系に限るものではなく、他の映像生成光学系を用いる投写型映像表示装置にも適用することができる。また、ハニカム状の筒状部を有するハニカム状フィルタ23を示したが、円筒部や角筒部を多数有した構造のフィルタ部材を用いてもよいものである。
この発明の実施形態の集塵送風装置を示した斜視図である。 集塵送風装置を備えた投写型映像表示装置の説明図である。 集塵装置を側面から見た概略の構成図である。 集塵装置の他の例を示した概略の構成図である。
符号の説明
1 光源
20 集塵送風装置
21 針状電極
22A 第1メッシュフィルタ
22B 第2メッシュフィルタ
23 ハニカム状フィルタ

Claims (6)

  1. 一方側電極により空気中の塵埃をイオン化し、他方側電極にて塵埃を吸引して吸着する集塵装置において、
    前記他方側電極は、多数の筒状部を有して成るフィルタ部材と、前記フィルタ部材の空気入口側に配置され、前記筒状部の開口よりも小さな開口を有する導電性の第1メッシュフィルタと、前記フィルタ部材の空気出口側に配置され、前記筒状部の開口よりも小さな開口を有する導電性の第2メッシュフィルタと、を有して成ることを特徴とする集塵装置。
  2. 請求項1に記載の集塵装置において、1枚のメッシュフィルタを折り曲げ加工することで前記第1メッシュフィルタと第2メッシュフィルタとを得ていることを特徴とする集塵装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の集塵装置において、フィルタ部材はハニカム構造を有することを特徴とする集塵装置。
  4. 光源から出射された光をライトバルブにより変調して投写する投写型映像表示装置において、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の集塵装置と、前記集塵装置にて清浄化された空気を吸引して送風する送風装置と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。
  5. 請求項4に記載の投写型映像表示装置において、前記送風装置の送風口から前記ライトバルブに至る送風ダクトを備えていることを特徴とする投写型映像表示装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の投写型映像表示装置において、前記第1メッシュフィルタ及び第2メッシュフィルタの開口は、前記ライトバルブの画素の大きさの約10倍程度に設定されていることを特徴とする投写型映像表示装置。
JP2004175113A 2004-06-14 2004-06-14 集塵装置及び投写型映像表示装置 Pending JP2005352340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175113A JP2005352340A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 集塵装置及び投写型映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175113A JP2005352340A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 集塵装置及び投写型映像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005352340A true JP2005352340A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35586852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175113A Pending JP2005352340A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 集塵装置及び投写型映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005352340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251133A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Hitachi Ltd 投写型映像表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251133A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Hitachi Ltd 投写型映像表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7325931B2 (en) Projection type video display
US7407293B2 (en) Projection type image display unit
WO2006080392A1 (ja) 画像表示装置
JP3584031B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP5358114B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP4148865B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP2006178349A (ja) 背面投写型映像表示装置
JP2009237502A (ja) 投写型映像表示装置
US8205993B2 (en) Projection-type image displaying apparatus
JP5216553B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP6624891B2 (ja) 画像表示装置
JP3953451B2 (ja) 集塵送風装置及び投写型映像表示装置
JP2005352340A (ja) 集塵装置及び投写型映像表示装置
JP2008281970A (ja) プロジェクタ装置
JP2005106903A (ja) プロジェクターのほこり除去装置
JPH09130713A (ja) 液晶プロジェクターの冷却装置
JP2004138911A (ja) 送風装置及びこの送風装置を備えたプロジェクタ
JP2008170854A (ja) プロジェクタ
JP2006184600A (ja) 集塵装置及び投写型映像表示装置
JP2010250211A (ja) 投写型表示装置
JP5205329B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP2005181587A (ja) 投映型画像表示装置
JP2011075732A (ja) 投写型表示装置
JP2009251133A (ja) 投写型映像表示装置
JP2002072163A (ja) 液晶プロジェクタの冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080812