JP2005351245A - 還元剤添加装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費よく還元剤添加弁を冷却し、適切に排気ガス中に還元剤を添加することができる技術を提供する。
【解決手段】 内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置であって、排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁21と、還元剤添加弁21の周囲に形成されたガス通路59と、ガス通路59と内燃機関の吸気通路とを連通し吸気通路を流通するガスの一部をガス通路に導くガス導入通路(64a、65a)と、ガス通路59と排気通路とを連通しガス通路を流通したガスを排気通路に排出するガス排出通路(64a、65a)とを備える。
【選択図】図2(a)

Description

本発明は、内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置に関する。
希薄燃焼可能な内燃機関から排出される排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減する手段の一つに内燃機関の排気通路にNOx吸蔵還元型触媒(以下、単に「NOx触媒」という場合もある。)を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このNOx触媒は、流入排気ガスの空燃比がリーンのときはNOxを保持し、流入排気ガスの空燃比が理論空燃比あるいはリッチになると保持したNOxを放出し、Nに還元する触媒である。
そして、このNOx触媒では、NOx保持能力が飽和する前に、所定のタイミングで流入排気ガスの空燃比をリッチにして、NOx触媒に保持されているNOxを放出、還元させ、NOx触媒のNOx保持能力を回復させる必要がある。
そして、特にディーゼルエンジンの如く内燃機関から排出される排気ガス中に多量の酸素が存在する場合には、還元剤供給弁を用いて当該排気ガス中に還元剤たる燃料(軽油)を添加することによりNOx触媒に流入する排気ガスの空燃比をリッチにすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された還元剤添加弁は、排気通路の管壁を貫通して設置された噴射ノズル、制御弁及びこれらを接続する接続配管を備えている。
特開2000−240436号公報 特開平9−317484号公報
上述した特許文献1に記載の還元剤添加弁においては、噴射ノズルは排気通路の管壁を貫通して設置されているため、当該噴射ノズルが排気ガスと接触し高温となる。そのため、この熱により還元剤たる燃料の軽質分が蒸発し重質分が固まることで噴射ノズルがつまり、燃料の噴射が不安定となったりあるいは異常噴射を起こしたりして、還元剤添加量が制御不能となる不都合を生ずるおそれがある。
NOx触媒への流入排気ガスの空燃比をリッチにしてNOxを放出・還元するために、還元剤添加弁から燃料を噴射させている運転領域においては、低温の燃料を頻繁に噴射ノズルから噴射しており、当該燃料により噴射ノズルが冷やされるので、上述した不具合は生じ難い。しかし、高負荷運転領域など還元剤を添加しない運転領域においては、噴射ノズルが燃料により冷やされないうえに排気ガス温度が高いので、上述した不具合が生じ易い。
それゆえ、高負荷運転領域など、通常還元剤を添加しない運転領域においても、NOx触媒に保持されたNOxを放出・還元する目的ではなく、単に噴射ノズルを冷却するために燃料を添加することも考えられるが、かかる運転領域では排気ガス温度は非常に高く噴射ノズルの温度も非常に高くなるので、添加する燃料量も多くしなければならず燃費が悪化してしまう。
また、噴射ノズルを冷却水で冷やすことも考えられるが、冷却水通路を排気通路近傍に設置しなければならず、冷却水が沸騰してしまうおそれがある。また、冷却水が漏れてしまうおそれもある。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃費よく還元剤添加弁を冷却し、適切に排気ガス中に還元剤を添加することができる還元剤添加装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る還元剤添加装置においては、内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置であって、前記排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁と、当該還元剤添加弁の周囲に形成されたガス通路と、当該ガス通路と前記内燃機関の吸気通路とを連通し当該吸気通路を流通するガスの一部を前記ガス通路に導くガス導入通路と、前記ガス通路と前記排気通路とを連通し前記ガス通路を流通したガスを前記排気通路に排出するガス排出通路と、を備えたことを特徴とする。
排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁は、排気ガスの熱を受けて高温となるが、本発明に係る還元剤添加装置においては、ガス導入通路を介して、内燃機関の吸気通路を流通するガス、つまり内燃機関の気筒内に吸入される空気の一部が還元剤添加弁の周囲に形成されたガス通路に流入し、当該ガスがガス排出通路を介して排気通路に排出されるので、当該ガスにより還元剤添加弁が冷却される。これにより、還元剤添加弁が高温になることに起因して当該弁の噴射ノズルがつまることを防止することができる。そえゆえ、常に適切な量の還元剤を排気ガス中に添加することができる。また、還元剤添加弁を冷却するのに用いるのは気筒内に吸入される空気であるため、還元剤たる燃料を用いて冷却する場合よりも燃費を向上させることができるとともに、空気供給装置を別に備える必要がないので低廉に還元剤添加弁を冷却することができる。
また、前記ガス導入通路は、前記ガス通路と前記内燃機関に備えられた過給器及びインタクーラの下流側の吸気通路とを連通し、前記過給器にて加圧された後インタクーラで冷却されたガスを前記ガス通路に導くことが好適である。
過給器にて加圧されたガスをガス通路に導くことにより、ガス通路を流通するガスの量を多くすることができ、また、インタクーラで冷却されたガスをガス通路に導くことにより、ガス通路を流通するガスの温度を低くすることができるので、効果的に還元剤添加弁を冷却することができる。
また、本発明に係る還元剤添加装置においては、内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置であって、前記排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁と、当該還元剤添加弁が嵌合された嵌合部材と、前記内燃機関に固定された固定部材と、一端が前記嵌合部材に固定され他端が前記固定部材に固定されて前記嵌合部材と前記固定部材と共に形成したガス室にガスが流入することによりそのガスの圧力で伸びることが可能な伸縮部材と、を有する移動手段と、前記ガス室と前記内燃機関の吸気通路とを連通し当該吸気通路を流通するガスの一部を前記ガス室に導くガス導入通路と、を備えたことを特徴とする。
このように構成された還元剤添加装置においては、ガス導入通路を介して、内燃機関の吸気通路を流通するガスが移動手段のガス室に流入する。そうすると、当該ガスの圧力に
より一端が嵌合部材に固定され他端が固定部材に固定された伸縮部材が伸びるので、嵌合部材が固定部材に対して相対的に移動する。これに伴い嵌合部材に嵌合された還元剤添加弁も固定部材が固定された内燃機関に対して相対的に移動することとなる。
それゆえ、例えば還元剤添加弁の噴射ノズルが内燃機関の排気通路に露出して備えられているとしても、吸気通路を流通するガスが、ガス導入通路を介して、移動手段のガス室に流入することにより、噴射ノズルを内燃機関の排気通路に対して相対的に移動させることができ噴射ノズルを露出しなくすることができる。これにより、還元剤添加弁が排気ガスに晒されて高温となることを防止することができる。そえゆえ、常に適切な量の還元剤を排気ガス中に添加することができる。また、還元剤添加弁を冷却するのに用いるのは気筒内に吸入される空気であるため、還元剤たる燃料を用いて冷却する場合よりも燃費を向上させることができるとともに、空気供給装置を別に備える必要がないので低廉に還元剤添加弁を冷却することができる。
また、前記ガス導入通路は、前記ガス室と前記内燃機関に備えられた過給器の下流側の吸気通路とを連通し、前記過給器にて加圧されたガスを前記ガス室に導くことが好適である。過給器にて加圧されたガスをガス室に導くことにより、ガス室内の圧力を容易・迅速に高くすることができ、例えば還元剤添加弁の噴射ノズルを排気通路に対して容易・迅速に相対的に移動させることができる。
以上説明したように、本発明に係る還元剤添加装置によれば、燃費よく還元剤添加弁を冷却し、適切に排気ガス中に還元剤を添加することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この最良の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本実施例に係る還元剤添加装置50を適用する内燃機関1とその吸排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼル機関であり、各気筒2の燃焼室に直接燃料を噴射する燃料噴射弁3を備えている。各燃料噴射弁3は、蓄圧室(コモンレール)4と接続され、このコモンレール4は燃料供給管5を介して燃料ポンプ6と連通している。
また、内燃機関1には、吸気通路7が接続されており、この吸気通路7はエアクリーナボックス8に接続されている。前記エアクリーナボックス8より下流の吸気通路7には、当該吸気通路7内を流通する吸気の質量に対応した電気信号を出力するエアフローメータ9が取り付けられている。
吸気通路7における前記エアフローメータ9より下流の部位には、過給器10のコンプレッサハウジング10aが設けられている。コンプレッサハウジング10aより下流の吸気通路7には、インタクーラ11が取り付けられている。更にインタクーラ11より下流の吸気通路7には、当該吸気通路7内を流通する吸気の流量を調節する吸気絞り弁12が設けられ、この吸気絞り弁12には、吸気絞り用アクチュエータ13が取り付けられている。
また、内燃機関1には、排気通路14が接続され、この排気通路14は、下流にて図示しないマフラーと接続されている。また、排気通路14の途中には、過給器10のタービンハウジング10bが配置されており、排気通路14におけるタービンハウジング10bより下流の部位には、NOx吸蔵還元型触媒(以下、「NOx触媒」という。)15が備えられている。
このNOx触媒15は、当該触媒に流入する排気ガスの空燃比がリーン空燃比(理論空燃比以上)であるときには、排気ガス中のNOxを保持して大気中に放出しないようにし、当該触媒に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比あるいはリッチ空燃比(理論空燃比以下)となったときには、保持していたNOxを放出し、Nに還元する触媒である。そして、NOx触媒15の上流の排気通路14には、排気通路14内を流通する排気の空燃比に対応した電気信号を出力する空燃比センサ16と、当該排気通路14内を流通する排気の温度に対応した電気信号を出力する排気温度センサ17とが取り付けられている。
前記吸気通路7における吸気絞り弁12より下流の部位と、前記排気通路14におけるタービンハウジング10bより上流の部位とは、排気再循環通路(以下「EGR通路」という。)18を介して連通されている。そして、このEGR通路18の途中には、EGR弁19とEGRクーラ20が設けられている。
また、NOx触媒15より上流の排気通路14を流通する排気ガス中に還元剤たる燃料(軽油)を添加する還元剤添加装置50を備えている。この還元剤添加装置50の具体的構成については後述するが、概略としては、図1に示すようにその噴射ノズルが排気通路14内に臨むよう内燃機関1のシリンダヘッドの排気ポートに取り付けられ、開弁して燃料を噴射する還元剤添加弁21と、前述した燃料ポンプ6から吐出された燃料を還元剤添加弁21へ導く還元剤供給路22等を備えている。
そして、この還元剤添加弁21から排気通路14内へ添加された還元剤は、排気通路14の上流から流れてきた排気ガスとともにタービンハウジング10bへ流入する。タービンハウジング10b内に流入した排気ガスと還元剤とは、タービンホイールの回転によって撹拌されて均質に混合された排気ガスを形成する。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)23が併設されている。このECU23は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAMなどからなる算術論理演算回路である。
ECU23には、前述したエアフローメータ9、空燃比センサ16、排気温度センサ17に加え、内燃機関1に取り付けられたクランクポジションセンサ24及び水温センサ25や、内燃機関1を搭載した車両の室内に取り付けられたアクセルポジションセンサ(図示省略)等の各種センサが電気配線を介して接続され、上記した各種センサの出力信号がECU23に入力されるようになっている。
一方、ECU23には、燃料噴射弁3、吸気絞り用アクチュエータ13、EGR弁19、還元剤添加弁21等が電気配線を介して接続され、ECU23が燃料噴射弁3、吸気絞り用アクチュエータ13、EGR弁19及び還元剤添加弁21を制御することが可能になっている。
例えば、ECU23は、一定時間毎に実行すべき基本ルーチンにおいて、各種センサの出力信号の入力、機関回転数の演算、燃料噴射量の演算、燃料噴射時期の演算などを実行
する。基本ルーチンにおいてECU23が入力した各種信号やECU23が演算して得られた各種制御値は、ECU23のRAMに一時的に記憶される。
更に、ECU23は、各種のセンサやスイッチからの信号の入力、一定時間の経過、あるいはクランクポジションセンサ24からのパルス信号の入力などをトリガとした割り込み処理において、RAMから各種制御値を読み出し、それら制御値に従って燃料噴射弁3等を制御する。
例えば、EGR制御では、先ず機関回転数、水温センサ25の出力信号(冷却水温度)、アクセルポジションセンサの出力信号(アクセル開度)等を読み出し、冷却水温度が所定温度以上にあり、かつ機関回転数、アクセル開度等から定まる内燃機関の運転状態が所定の運転領域である場合に、EGRガスを再循環させるようにする。そして、かかる場合は、ECU23は、機関回転数とアクセル開度とをパラメータとしてEGR弁開度制御マップへアクセスし、前記機関回転数及び前記アクセル開度に対応した目標EGR弁開度を算出し、当該目標EGR弁開度に対応した駆動電力をEGR弁19に印加する。一方、上記したような運転領域外である場合には、ECU23は、EGR弁19を全閉状態とするように制御する。
ところで、内燃機関1はディーゼル機関であり、このディーゼル機関の場合は、通常理論空燃比よりもはるかにリーン域で燃焼を行う。そのため、通常の機関運転状態ではNOx触媒15に流入する排気ガスの空燃比は非常にリーンであり、排気ガス中のNOxはNOx触媒15に保持されていく。
ガソリン機関の場合は、燃焼室に供給する混合気をストイキまたはリッチ空燃比にすることにより排気ガスの空燃比を理論空燃比またはリッチ空燃比にさせて、NOx触媒15に保持されているNOxを放出することができる。しかし、ディーゼル機関においてはその燃焼室に供給する混合気を理論空燃比あるいはリッチ空燃比にすると、燃焼の際に煤が発生するなどの問題がありガソリン機関と同じような空燃比での使用はできない。それゆえ、通常の機関運転状態では、NOx触媒15から放出されるNOx量は極めて少なくなる。
したがって、ディーゼル機関では、NOx触媒15のNOx保持能力が飽和する前の所定のタイミングで、排気ガス中に還元剤を供給して排気ガスの空燃比を理論空燃比あるいはリッチにし、NOx触媒15が保持していたNOxを放出し還元する必要がある。
この還元剤としては、ディーゼル機関1の燃料である軽油を使用する。燃料を使用するのは、NOx触媒15に対する還元剤としての作用と、触媒の温度を上げて活性化させる(他PMを燃やす等)作用とを併せ持つからである。そして、この還元剤を排気ガス中に添加するために、上述した還元剤添加装置50の還元剤添加弁21が1番気筒(♯1)の排気ポートに取り付けられている。
この還元剤を添加する時期として、本実施例では、ECU23は内燃機関1の運転状態の履歴からNOx触媒15に保持されたNOx量を推定し、その推定NOx量が予め設定された所定値に達したときに、還元剤添加弁21を開弁して所定量の燃料を排気ガス中に添加する。
この添加時期および添加量は、ECU23がROMに記憶されたプログラムを実行することにより行われ、そのとき、機関回転数と負荷の相関関係として予めROMに記憶されている機関回転数−負荷マップを使用する。すなわち、内燃機関1の運転状態に基づいて機関回転数−負荷マップからEGRガスを循環させる運転領域にあるか否かを求め、この
当該運転領域内である場合はECU23が還元剤添加実行時と判断して還元剤を排気ガス中に添加する。そして当該運転領域内でない時は還元剤添加非実行時と判断して還元剤の添加を止める。
ここで、還元剤添加弁21について図2に基づいて説明する。図2に示される還元剤添加弁21では、インナハウジング51に固定された略円筒状のニードルボディ52の先端に噴射口としての噴射ノズル53が設けられている。噴射ノズル53の内側にはバルブシート(弁座)54が設けられている。
また、ニードルボディ52内には、弁部材としての円柱状のニードル55が軸方向へ移動可能に挿設されており、ニードル55の一端部にはバルブシート54に当接して噴射ノズル53を閉塞可能な弁部としてのバルブ56が形成されている。
この還元剤添加弁21は、コイル57等より成る電磁アクチュエータの非作動状態では、ニードル55の他端部に連結されたコイルスプリングの付勢力及び燃料圧力によって、ニードル55のバルブ56がバルブシート54に押し付けられて噴射ノズル53が閉塞されるようになっている。
コイル57が通電され電磁アクチュエータが作動すると、ニードル55が上記付勢力及び燃料圧力に抗してリフトして噴射ノズル53が開放され、この噴射ノズル53から燃料が噴射される構成である。一方、コイル57への通電を遮断し電磁アクチュエータの作動を解除すると、上記付勢力及び燃料圧力によってニードル55が下降し噴射ノズル53が再度閉塞されるようになっている。
このように構成された還元剤添加弁21は、図2に示すように排気ポートに露出しているので、排気ガスに晒されることになり排気ガスから熱を受けて温度が高くなる。そして、約160℃以上の高温になると、ニードルボディ52あるいは噴射ノズル53に存在する燃料の軽質分が蒸発し重質分が固まることで噴射ノズル53につまりが発生してしまうおそれがある。そしてかかる場合には、還元剤たる燃料を添加することができなくなり、燃料の添加が不安定となったりあるいは異常噴射を起こしたりして、還元剤添加量が制御不能となる不都合を生ずるおそれがある。
上述したEGR装置のEGR弁が開かれEGRガスを循環させている時(「EGR ON」時)にはもともと還元剤たる燃料を添加するので、当該燃料により噴射ノズル53等が冷やされ当該還元剤添加弁21の温度は高温とならないが、EGR弁が閉じられEGRガスを循環させていない時(「EGR OFF」時)には、還元剤が添加されないので、還元剤添加弁21の温度が高温となるおそれがある。
そこで、当該還元剤添加弁21を備える本実施例における還元剤添加装置50は、以下のように構成されている。すなわち、図2に示すように還元剤添加弁21の前記インナハウジング51はアウタハウジング(嵌合部材)58に嵌合されている。当該アウタハウジング58は中空になっておりガス通路59が形成されている。アウタハウジング58には、蛇腹形状で軸方向に伸縮可能なダイヤフラム(伸縮部材)60の一端が溶接等で固定されており、ダイヤフラム60の他端は、排気ポートにボルトで固定された台座(固定部材)61に溶接等で固定されている。そして、図2に示すようにアウタハウジング58、台座59及びダイヤフラム60の内部でドーナツ状のガス室62を形成している。
また、アウタハウジング58には、ワッシャ63を介してアイユニオン64がボルト65で締結されている。このアイユニオン64には図に示すような孔64aが、ボルト65には図に示すような孔65aが形成されている。
そして、図2に示したアイユニオン64の一方は、図1に示すようにインタクーラ11下流の吸気通路7と冷却ガス導入管30を介して連結されており、図2に示した他方のアイユニオン64は、図1に示すようにNOx触媒15下流の排気通路14と冷却ガス導出管31を介して連結されている。また、冷却ガス導出管31の途中には、ECUからの指令に基づき駆動され、当該冷却ガス導出管31内の流路面積を変更可能な電磁弁等の冷却ガス量調節弁32が設けられている。
このように構成された還元剤供給装置においては、冷却ガス量調節弁32が開かれると、インタクーラ11を通過し当該インタクーラ11で冷やされた吸気の一部が、冷却ガス導入管30内を通り前記一方のアイユニオン64に至り、図2に矢印で示したように、当該アイユニオン64に形成された孔64a及びボルト65に形成された孔65aを通り、アウタハウジング58内部のガス通路59に流入する。その後、当該吸気は、ボルト65に形成された孔65a及び前記他方のアイユニオン64に形成された孔64aを通り、冷却ガス導出管31を介してNOx触媒15下流の排気通路14に排出される。
このようにしてアウタハウジング58内部のガス通路59を流通する冷却ガスにより、燃料噴射弁の噴射ノズル53等が冷却される。これにより、噴射ノズル53等が高温にはならず、燃料が固まらなくなり、噴射ノズル53等がつまることを防止することができる。
なお、冷却ガス導入管30、アイユニオン64に形成された孔64a及びボルト65に形成された孔65aで、アウタハウジング58内部のガス通路59と吸気通路7とを連通し吸気通路7を流通するガスの一部をガス通路59に導くガス導入通路を構成している。また、ボルト65に形成された孔65a、アイユニオン64に形成された孔64a及び冷却ガス導出管31で、ガス通路59と排気通路14とを連通しガス通路59を流通したガスを排気通路14に排出するガス排出通路を構成している。
また、冷却ガス導入管30内を通り前記一方のアイユニオン64に至った吸気の一部は、図2に矢印で示したように、当該アイユニオン64に形成された孔64a及びボルト65に形成された孔65aを通過してガス室62に流入する。特に、高負荷運転領域においては、過給圧力が高くなり高圧力の吸気がガス室62に流入することとなる。これによりガス室62内の圧力が高くなり、図3に示すようにアウタハウジング58が、台座61に対して軸方向上方に押し上げられる。それに伴い、アウタハウジング58に嵌合された燃料噴射弁も上方に押し上げられ、排気ポートに露出していた噴射ノズル53が排気ポートに露出しなくなり、高温の排気ガスに晒されなくなる。これにより、噴射ノズル53を排気ガスの熱から保護することができる。
なお、上述したようにアウタハウジング(嵌合部材)58、ダイヤフラム(伸縮部材)60及び台座(固定部材)61が、内燃機関の一部である排気ポートに対して還元剤添加弁21を相対的に移動させることが可能な移動手段として機能する。また、冷却ガス導入管30、アイユニオン64に形成された孔64a及びボルト65に形成された孔65aで、ガス室62と吸気通路7とを連通し吸気通路7を流通するガスの一部をガス室62に導くガス導入通路を構成している。
上述のようにして還元剤添加弁21の温度を低下させることができるが、当該弁で還元剤たる燃料を添加する必要がある時には、添加する燃料が気化し易いような温度(例えば150℃)であることが好ましい。そして、還元剤添加弁21の温度を制御するにあたっては、噴射ノズル53の目標温度を例えば150℃に設定し、当該目標温度を維持できるように冷却ガス量調節弁32の開度を制御する。
そして、冷却ガス量調節弁32の開度を制御するにあたっては、以下に示す弁開度制御に基づいて行う。具体的に、弁開度制御について、当該制御の制御ルーチンを示す図4のフローチャート図に沿って説明する。
本制御ルーチンは、予めECU23のROMに記憶されているルーチンであり、一定時間の経過、或いはクランクポジションセンサからのパルス信号の入力などをトリガとした割り込み処理として弁開度制御手段としても機能するECU23が実行するルーチンである。
本制御ルーチンでは、ECU23は、先ず、ステップ(以下「S」と示す。)101において、EGRガスを吸気系に循環させていない「EGR OFF」の状態であるか否かを判定する。そして、本ステップで肯定判定された場合にはS102へ進む。
S102においては、還元剤添加弁の温度Tを把握する。内燃機関始動開始から未だ冷却ガス調節弁32が開かれていない段階においては、還元剤添加弁の温度は排気ガスから受けた熱量に応じて変化するので、当該温度と、排気ガスの温度及び排気ガス量(吸入空気量)の履歴の相関関係を予め実験等により導き出してマップとしてROMに記憶しておき、本ステップでは、当該マップに排気温度センサ17の検出値に基づいて算出される排気ガス温度の履歴及びエアフローメータ9の検出値に基づいて算出される吸入空気量の履歴を代入することにより算出するものである。また、噴射ノズル53の温度に対応した電気信号を出力する温度センサを設けて直に検出してもよい。
その後、S103へ進み、冷却ガス流量調節弁32の開度を算出する。これは、図5に示すような当該開度と還元剤添加弁の温度との相関関係を予め実験等により導き出してマップとしてROMに記憶しておき、本ステップでは、当該マップにS102で把握した還元剤添加弁の温度Tを代入することにより算出するものである。
その後、S104へ進み、S103で算出した開度となるように冷却ガス流量調節弁32を制御する。つまり、当該開度に対応した駆動電力を冷却ガス流量調節弁32に印加する。その後、S105に進み、S102で把握した還元剤添加弁の温度Tが所定温度Tb以下であるか否かを判定する。そして、肯定判定された場合は本ルーチンの実行を終了し、否定判定された場合にはS106へ進み、内燃機関の出力を低下させるべく気筒内に噴射する燃料量を減少させる。
なお、所定温度Tbは、当該温度以上に還元剤添加弁の温度が上昇し継続する場合には燃料の軽質分が蒸発し重質分が固まることで噴射ノズル53につまりを発生させ易くしてしまう最低温度よりもやや低めに設定される値であり、例えば約165℃であることを例示することができる。また、内燃機関の出力を低下させるべく減少させる燃料量は、当該温度を十分に低下させることができる所定量でもよいし、還元剤添加弁の温度Tに応じて変化する量でもよい。
S101で否定判定された場合、つまりEGRガスが吸気系に循環されている(「EGR ON」)運転領域である場合には、還元剤添加弁から頻繁に還元剤たる燃料が添加され、噴射ノズル53が冷やされるので、上述したように噴射ノズル53を吸気で冷やす必要がない。それゆえ、かかる場合にはS107へ進み、冷却ガス流量調節弁32の開度を零に制御して本ルーチンの実行を終了する。
かかる弁開度制御に基づいて冷却ガス流量調節弁32の開度を制御することにより、還元剤添加21から還元剤を添加しない運転領域である「EGR OFF」時においても、
精度よく噴射ノズル53など還元剤添加弁21の温度を適切な温度に制御することができ、噴射ノズル53につまりが発生することに起因して、燃料の添加が不安定となったりあるいは異常噴射を起こしたりして、還元剤添加量が制御不能となる不都合を回避することができる。
実施例1に係る還元剤添加装置を備えた内燃機関の概略構成を示す図である。 実施例1に係る還元剤添加装置の概略構成を示す図である。 図2(a)のA−A部の断面図である。 実施例1に係る還元剤添加装置の還元剤添加弁が移動した状態を示す図である。 実施例1に係る弁開度制御の制御ルーチンのフローチャート図である。 冷却ガス流量調節弁の開度と還元剤添加弁の温度との相関関係を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
3 燃料噴射弁
4 コモンレール
6 燃料ポンプ
7 吸気通路
10 過給器
11 インタクーラ
12 吸気絞り弁
13 吸気絞り用アクチュエータ
14 排気通路
15 NOx触媒
18 EGR通路
19 EGR弁
20 EGRクーラ
21 還元剤添加弁
22 還元剤供給路
23 ECU
50 還元剤添加装置
51 インナハウジング
52 ニードルボディ
53 噴射ノズル
54 バルブシート
55 ニードル
56 バルブ
57 コイル
58 アウタハウジング
59 ガス通路
60 ダイヤフラム
61 台座
62 ガス室
64 アイユニオン
65 ボルト

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置であって、
    前記排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁と、
    当該還元剤添加弁の周囲に形成されたガス通路と、
    当該ガス通路と前記内燃機関の吸気通路とを連通し当該吸気通路を流通するガスの一部を前記ガス通路に導くガス導入通路と、
    前記ガス通路と前記排気通路とを連通し前記ガス通路を流通したガスを前記排気通路に排出するガス排出通路と、
    を備えたことを特徴とする還元剤添加装置。
  2. 前記ガス導入通路は、前記ガス通路と前記内燃機関に備えられた過給器及びインタクーラの下流側の吸気通路とを連通し、前記過給器にて加圧された後インタクーラで冷却されたガスを前記ガス通路に導くことを特徴とする請求項1に記載の還元剤添加装置。
  3. 内燃機関の排気通路に設置され還元剤の存在下で排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する触媒に対して、当該触媒の上流側の排気通路に還元剤を添加する還元剤添加装置であって、
    前記排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁と、
    当該還元剤添加弁が嵌合された嵌合部材と、前記内燃機関に固定された固定部材と、一端が前記嵌合部材に固定され他端が前記固定部材に固定されて前記嵌合部材と前記固定部材と共に形成したガス室にガスが流入することによりそのガスの圧力で伸びることが可能な伸縮部材と、を有する移動手段と、
    前記ガス室と前記内燃機関の吸気通路とを連通し当該吸気通路を流通するガスの一部を前記ガス室に導くガス導入通路と、
    を備えたことを特徴とする還元剤添加装置。
  4. 前記ガス導入通路は、前記ガス室と前記内燃機関に備えられた過給器の下流側の吸気通路とを連通し、前記過給器にて加圧されたガスを前記ガス室に導くことを特徴とする請求項3に記載の還元剤添加装置。
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