JP2005348655A - 薬剤拡散装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止できる薬剤拡散装置を提供する。
【解決手段】通気口20,21を有するハウジング1内に、揮散性薬剤を備え、不使用時に、通気口20,21の吸気側と排気側の何れか一方又は両方を閉じ、ハウジング1の通気性を低下又は失わせることで、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止する。また、不使用時に、ハウジング1の通気性を低下又は失わせる手段として、ハウジング1に、蓋機能を、吸気口20、排気口21自体に待たせた開閉可能な吸気口74を備える。または吸気口20と排気口21を開閉する蓋体63,64を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、害虫駆除剤、芳香剤、医療用薬剤などの揮散性薬剤を室内や車内などの気中に放出する薬剤拡散装置に関する。
吸気口と排気口を有するハウジング内に、揮散性薬剤を有する薬剤保持体と送風機とを備え、送風機を電動モータにより駆動することで薬剤保持体に送風し、揮散性薬剤を排気口から気中に強制放出する薬剤拡散装置が知られている。
この装置は、送風機を停止した状態、すなわち不使用時でも、ハウジングに空気が通るため、揮散性薬剤が気中に自然放出されるという問題を具備し、この問題を解決するための提案が従来なされている。
すなわち、送風機を駆動したときに発生する吸気口から排気口への空気流の中に薬剤保持体を装着するための使用時の収容部とは別に、不使用時に薬剤保持体を収容することで、その収容された薬剤保持体によって薬剤保持体出入口が閉鎖されて密閉空間となる不使用時の収容部を、ハウジングに備え、不使用時に揮散性薬剤が気中に自然放出されるのを防止するというものであった(たとえば、「特許文献1」、「特許文献2」参照。)。
しかしながら、2つの薬剤保持体収容部をハウジングに備えるために、装置の大型化を招くという問題があった。また送風機を停止したとき、薬剤保持体を不使用時の収容部に移し変えるのを忘れ、薬剤保持体が使用時の収容部に装着されたままになるおそれがあり、確実性に欠けるという問題もある。
特開2003−310737号公報 特開2003−333971号公報
本発明は、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止できる薬剤拡散装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、通気口を有するハウジング内に、揮散性薬剤を備え、不使用時に、通気口の吸気側と排気側の何れか一方又は両方を閉じ、ハウジングの通気性を低下又は失わせることで、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止する。不使用時に、ハウジングの通気性を低下又は失わせる手段として、ハウジングに開閉可能な吸気口と排気口を備えることを特徴とする。又は、吸気口と排気口を開閉する蓋体を備えることを特徴とする。
ハウジングに備える開閉可能な吸気口と排気口としては、蓋機能を、吸気口、排気口自体に持たせる。例えばブラインドの開閉方式、空調機器の空気吹出し口のようなルーバーの開閉方式などを採用することができる。この場合、使用時に蓋が邪魔にならず便利である。
吸気口と排気口を開閉する蓋体としては、開閉式やスライド式の蓋体を採用できる他、蓋体自体を伸縮自在方式、折畳み方式、巻取り式、開閉シャッター式を採用することもでき、この場合も使用時に蓋が邪魔にならず便利である。
前者の場合、吸気口、排気口自体の各開度調整により、後者の場合は蓋体の開度調整による吸気口、排気口の各開度調整により、例えば薬剤の種類に応じ吸気量、排気量を調整できる。
両者とも、ハウジングに、例えばフックやフック孔などの掛止め手段を備えることで、壁などに吊り下げて使用することができる。
また、吸気口と排気口を開閉する蓋体を備える場合、この蓋体を、揮散性薬剤を強制放出する使用時にのみ開くようにし、すなわち不使用時には蓋体が確実に閉じられるようにし、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを、確実に、防止するため、吸気口又は排気口を開閉する一方の第1蓋体は、ハウジングの外側に回動自在に取り付けられ、ハウジングの吸気口又は排気口の開口面を覆う閉姿勢と、ハウジングから突出し、ハウジングの吸気口と排気口の非開口面とでハウジングを載置面に支える開姿勢と、に回動変位し、ハウジングのスタンドとして使用可能に構成され、他方の第2蓋体は、送風機を駆動及び停止するための電源スイッチの操作部と一体形成され、電源スイッチのオン操作に連動して開動し、オフ操作に連動して閉動することが好ましい。このように、一方の第1蓋体を、使用時にハウジングのスタンドとして使用し、他方の第2蓋体を、送風機を駆動停止するための電源スイッチと連動させることで、これら第1及び第2蓋体は、揮散性薬剤を排気口から強制放出する使用時にのみ開き、不使用時には確実に閉じられるため、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されることを、確実に、防止できる。さらに、第1蓋体をハウジングのスタンドとして使用することで、専用のスタンドが不要になり、装置のコンパクト化及びコストダウンを図ることができる。また、ハウジングを自立可能な形状に形成する必要もなくなり、外観形状に自由にデザインを施すことができると共に、よりコンパクトに形成でき、しかも使用場所や設置場所もあまり限定されず、使い勝手が良くなる。
この場合、次の構成を付加することができる。
すなわち、第1蓋体は、ハウジングの長手方向に沿う支点軸を中心に回動する。この構成を付加することで、ハウジングの長手方向幅と略同じ幅に第1蓋体を形成でき、ハウジングの長手方向の幅と略同じ幅を有する第1蓋体によって、ハウジングを安定して載置面に支えることができるようになる。また、ハウジングの長手方向の幅と略同じ幅を有する大きな第1蓋体に形成でき、これに伴い第1蓋体で開閉するハウジングの吸気口又は排気口の開口面積も大きくすることができるようになる。
電源スイッチは、スライドスイッチで構成し、電源スイッチの操作部を突出させるハウジングの表面に、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口を開口形成し、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口は、所定間隔をあけて平行に設けた幅の狭い複数のスリット孔で構成し、第2蓋体は、前記スリット孔と同じスリット孔を開口形成する板状のスライドシャッターで構成する。この構成を付加することで、開閉操作量が電源スイッチの小さい操作ストロークと同じになる第2蓋体で、大きな開口面積を有するハウジングの吸気口又は排気口を開閉することができるようになる。
そして、大きな開口面積の吸気口と排気口は、ハウジングの通気性を高めて送風機による揮散性薬剤の拡散性能を向上させる上で有効となる。
送風機は、電動モータの回転軸に装着されて回転し、側方から空気を吸い込み遠心方向に空気を送り出す羽根車と、空気吹出口と羽根車の側板に対向する空気吸込口とを有し、羽根車との間に空気吹出口につながる渦巻き状の通風路が形成されるように、羽根車を覆うケーシングと、で構成する遠心送風機(シロッコファン)であり、吸気口と排気口はハウジングの隣接する表面に形成し、送風機の空気吸込口にハウジングの吸気口が対向し、空気吹出口にハウジングの排気口が対向する。この構成を付加することで、たとえば、軸流ファンなどに比べて、小型の送風機で必要な風量及び風圧を得ることができ、装置のコンパクト化を図りながら、揮散性薬剤の拡散性能を向上させることができるようになる。
揮散性薬剤を保持し、かつ通気性を有するカード状の薬剤保持体を備え、薬剤保持体を挿抜きする薬剤保持体出入口を、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口を開口形成するハウジングの表面に開口形成し、電源スイッチの操作部を突出させるハウジングの表面に、薬剤保持体に形成する摘み部を突出させる。この構成を採用することで、薬剤保持体がハウジング内に装着されているか否かを電源スイッチのオン操作時に、使用者に確実に認識させることができ、たとえば、薬剤保持体が未装着のままで送風機が無駄に駆動されるのを防止できるようになる。また電源スイッチ操作並びに薬剤保持体の挿抜をハウジングの同一表面から行えるため、取扱性にも優れる。
第1蓋体でハウジングの吸気口を開閉し、第2蓋体でハウジングの排気口を開閉し、薬剤保持体を薬剤保持体出入口からハウジングの吸気口と送風機の吸込口との間に挿抜自在に装着する。この構成を採用することで、揮散性薬剤を送風機の通風路の中で、空気流中に均一に分布させることができ、揮散性薬剤の拡散性能を向上させる上で有効となる。
吸気口をハウジングの前面に開口形成し、排気口をハウジングの上面に開口形成し、第1蓋体は開姿勢に回動変位したとき、ハウジングの後面から突出してスタンドとなり、ハウジングの底面とでハウジングを後傾姿勢で載置面に支える。この構成を採用することで、使用時には吸気口が斜め上方に向き、吸気口の直前に物が置かれたとしても、吸気を良好に行うことができ、吸気不良による性能低下を防止できるようになり、使用場所や設置場所もあまり限定されず、たとえば、室内の隅の物陰などに設置して使用することも可能となり、また排気口からの上向き送風により揮散性薬剤を放出するため、使用場所や設置場所もあまり限定されず、たとえば、室内の低い場所や床面に設置しても、室内に揮散性薬剤を均一に拡散充満させることができ、揮散性薬剤の拡散性能に優れる。
本発明によれば、不使用時にハウジングの吸気口又は排気口の一方又は両方を蓋体によって閉じることで、ハウジングの通気性を低下又は失わせ、揮散性薬剤を使用状態のままで、通気性を低下させたハウジング内、又は通気性を失わせたハウジング内、すなわち略密閉空間(ハウジング内)に収容できるため、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の一実施例を示す薬剤拡散装置を前方右斜め上方から見た外観図、図2は図1の薬剤拡散装置から薬剤保持体を取り出した状態を示す外観図、図3は図1の薬剤拡散装置から第1蓋体を取り外した状態を示す外観図、図4は図1の薬剤拡散装置を後方右斜め上方から見た外観図、図5は図4の薬剤拡散装置から電池蓋を取り外した状態を示す外観図、図6は図1の薬剤拡散装置の平面図、図7は図1の薬剤拡散装置からスタンドを出した使用状態を示す右側面図、図8は図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す説明図、図9は図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す電装部分の縦断面図、図10は図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す送風機部の縦断面図、図11は図1の薬剤拡散装置の第1の分解斜視図、図12は図1の薬剤拡散装置の第2の分解斜視図、図13は薬剤保持体の分解斜視図である。
図において、1は横長の略直方体状に形成されたハウジングを示している。このハウジング1は、合成樹脂製の、前ケース2と、この前ケース2と嵌合する後ケース3と、から構成されている。
図において、4は送風機を示している。この送風機4は、遠心送風機(シロッコファン)であり、羽根車5と、羽根車5を覆うケーシング6と、羽根車5を回転させる電動モータ7(DCモータ)と、から構成されている。羽根車5は、複数本のアーム8により中心に軸受9を一体に有するリング状の第1側板10と、この第1側板10に一端を固定する多数の翼11・・・と、各翼11・・・の他端をつなぐリング状の第2側板12と、から構成され、電動モータ7の回転軸13に軸受9を介して装着され、側方から空気を吸い込み、遠心方向に空気を送り出す。ケーシング6は、やや深い板金製の第1ケース14と、やや浅い合成樹脂製の第2ケース15と、から構成されている。これら各ケース14,15は、回転軸13に対して直交する一平面で分離可能に接合されている。ケーシング6には、空気吹出口16と空気吸込口17とが形成されている。空気吸込口17は、第2ケース15の、第1ケース14と反対側の表面、すなわちケーシング6の片面に矩形状に開口形成され、羽根車5の第1側板10に対向している。空気吹出口16は、回転軸13に対して略直交する方向に空気を吹き出すよう、空気吸込口17と直交するように、ケーシング6(第1ケース14)の周壁面に形成されている。また、ケーシング6は、羽根車5との間に空気吹出口16につながる渦巻き状の通風路18が形成されるように、羽根車5を覆っている。さらに、羽根車5の第2側板12に対向するケーシング6の片面(空気吸込口17とは反対側のケーシング6の片面)は閉じられており、遠心送風機4は、片面吸い込み式となっている。ケーシング6の閉じた片面、すなわち第1ケース14の、第2ケース15と反対側の表面には、羽根車5の内側同心位置に膨出するカップ状の凹部19が形成されている。この凹部19には、電動モータ7が嵌め込まれている。回転軸13は、ケーシング6の内部に突出し、このケーシング6の内部にて羽根車5を軸支している。
前記送風機4は、空気吹出口16がハウジング1の上面に対向し、空気吸込口17がハウジング1の前面に対向するように、ハウジング1の一側(本実施例では左側)に片寄せられて内蔵されている。また、電動モータ7は、送風機4のケーシング6における第1ケース14とハウジング1の後ケース3との間に凹部19を介して挟み込まれ、回転軸13がハウジング1の前後方向に延びる状態で、凹部19に嵌合保持されている。
ハウジング1には、この隣接する(直角又は略直角な2表面)2表面に通気口を開口形成している。一方の通気口は、送風機4の空気吸込口17に対向する吸気口20として、ハウジング1の前面左側部に開口形成されている。他方の通気口は、送風機4の空気吹出口16に対向する排気口21として、ハウジング1の上面左側部に開口形成されている。吸気口20は、空気吸込口17に対向するハウジング1の前面左側部を格子状に開口形成するよう、多数の小孔22・・・から構成されている。排気口21は、空気吹出口17に対向するハウジング1の上面左側部をすのこ状に開口形成するよう、所定間隔をあけて平行に設けた幅の狭い複数のスリット孔23・・・から構成されている。
図において、24は薬剤保持体を示している。この薬剤保持体24は、たとえば、不織布など多孔質で、かつ通気性を有する素材によって構成され、害虫駆除剤、芳香剤、医療用薬剤などの揮散性薬剤を含浸させる矩形の担体25と、この担体25を収容する合成樹脂製のカートリッジ本体26と、このカートリッジ本体26に着脱自在に嵌合される合成樹脂製のカートリッジ蓋27と、から構成されている。カートリッジ本体26は、担体25の表面縁部を覆う矩形の枠部28と、この枠部28の内側に面一に張設され、担体25の表面に当接させる十字状の桟部29と、枠部28の外側縁から直角に立ち上げられ、担体25を側方から囲う周壁30と、から構成されている。カートリッジ蓋27は、担体25の裏面周縁部を覆う矩形の枠部31と、この枠部31の内側に面一に張設され、担体25の裏面に当接させる十字状の桟部32と、から構成されている。そして、カートリッジ本体29は、この周壁30の内側に、担体25を嵌め込んだ後、カートリッジ蓋27を嵌合することで、カートリッジ本体29の通気性を有する表面、すなわち枠部26及び桟部27と、カートリッジ本体29の通気性を有する裏面、すなわちカートリッジ蓋27の枠部31及び桟部32とで、担体25を表裏から挟んだ状態で収容保持して、揮散性薬剤を保持し、かつ通気性を有するカード状の薬剤保持体24を構成している。また、薬剤保持体24の下端一側(本実施例では右側)の角部に、誤挿入防止用の角落し部33を形成するように、担体25、カートリッジ本体26、カートリッジ蓋27のそれぞれについて、下端右側の角部を落としている。さらに、薬剤保持体24には、下端に抜止め部34が突出形成され、上端に摘み部35が突出形成されている。抜止め部34は、カートリッジ本体26の、枠部28の、下縁中央部から下向きに突出形成される略半円形状の係止板36と、この係止板36の表面略中央部に形成される円形の係止凹部37と、から構成されている。摘み部35は、カートリッジ本体26の、周壁30の、上縁中央部から上向きに突出形成される略半円形状の張出し部38にて構成されている。
ハウジング1の内部には、薬剤保持体24を着脱自在に収容保持する薬剤保持体収容部39を形成している。また、ハウジング1の上面左側部で排気口21の前側には、薬剤保持体24を収容部39に対して挿抜する横長な矩形状の薬剤保持体出入口40を開口形成している。薬剤保持体収容部39は、開口部を上に向けたコ字状の外枠41にて形成されている。この外枠41は、ハウジング1の内部において、ハウジング1の吸気口20を、ハウジング1の上面とで取り囲む周囲位置にて、ハウジング1の前面から内側に突出形成され、突出端が、送風機4の空気吸込口17を、ハウジング1の上面とで取り囲む周囲位置にて、送風機4の片面に押し当てられて密着されており、吸気口20を開口形成したハウジング1の前面と空気吸込口17を開口形成した送風機4の片面との間に、薬剤保持体24の厚みに相当する隙間(空間)を確保すると共に、ハウジング1の吸気口20と送風機4の空気吸込口17とを連通接続する短い空気流通路を形成している。そして、空気流通路(外枠41で囲われた隙間)の天壁となるハウジング1の上面が、薬剤保持体出入口40によってハウジング1の外側に開放されて、その空気流通路が薬剤保持体収容部39として、ハウジング1の内部に形成されている。このように形成された薬剤保持体収容部39は、ハウジング1の上面左側部で、排気口21の前側に開口形成された薬剤保持体出入口40から挿入される薬剤保持体24を外枠41の内側に受け入れて、ハウジング1の内部における、吸気口20を開口形成したハウジング1の前面と空気吸込口17を開口形成した送風機4の片面との間で、ハウジング1の吸気口20と送風機4の空気吸込口17とが対向する位置にて、薬剤保持体24を縦型に収容保持する。薬剤保持体24が薬剤保持体収容部39に収容されたときには、ハウジング1の吸気口20と送風機4の空気吸込口17とは、薬剤保持体24を挟んで対向するようになる。外枠41の底面中央部には、薬剤保持体24の抜止め部34を貫通させる切欠き部42が形成されており、薬剤保持体収容部39は、薬剤保持体24を、その下端面(カートリッジ本体26の周壁30の下面)が外枠41の内底面に当接するまで挿入したとき、その上端面(カートリッジ本体26の周壁30の上面)がハウジング1の上面と略面一になり、その摘み部35のみがハウジング1の上面から突出するよう、薬剤保持体24を収容保持するように形成している。さらに、ハウジング1には、薬剤保持体24が薬剤保持体収容部39に収容されたとき、切欠き部42を介して外枠41の下方に突出する抜止め部34の係止凹部37に先端部を嵌合させて係止板36と係合させ、薬剤保持体24の抜止めを行うための係止ピン43が形成されている。また、外枠41の下端右側の角部には、薬剤保持体24の角落し部33に対応する角落し部44が形成されており、薬剤保持体24が正規挿入姿勢で薬剤保持体収容部39に挿入されたときにのみ、その薬剤保持体24の角落し部33が外枠39の角落し部44と合致し、薬剤保持体24を最後まで薬剤保持体収容部44に挿入可能とする一方、薬剤保持体24が表裏又は上下が逆の正規挿入姿勢以外の姿勢で薬剤保持体収容部39に誤挿入された場合、その薬剤保持体24の角落しされていない角部を、薬剤保持体収容部39の角落し部44と干渉させ、薬剤保持体24が最後まで薬剤保持体収容部39に挿入できないようにし、薬剤保持体24の正規挿入姿勢以外での誤挿入を防止している。
上記のように、本実施例の薬剤拡散装置は、このハウジング1の片側(本実施例では左側)略半分にて、送風機4を内蔵し、かつハウジング1の吸気口20から、送風機4の通風路18を経て、ハウジング1の排気口21につながる、一連の空気流通路を形成すると共に、送風機4の吸気側の空気流通路中に、薬剤保持体24を着脱自在に収容保持するように構成されている。そして、ハウジング1の、送風機4とは反対側の、片側(本実施例では右側)略半分には、送風機4の電装部が構成されている。
ハウジング1の後面右側略半部には、内側に凹まされ、上端部と下端部に電極45,46を有し、所定の電池47を所定本数(本実施例では単4電池を4本)収容する電池収容部48が形成されている。図において、49は電池収容部48を覆う着脱可能な電池蓋を示している。
ハウジング1の内部における、電池収容部48の裏側には、プリント配線基板50を配置している。このプリント配線基板50には、電池収容部48の電極45,46と、送風機4の電動モータ7とが電気的に接続されると共に、この電動モータ7の電源を、ACアダプター(図示省略)により、商用電源などの外部電源から取る場合に使用するコネクタジャック51と、電動モータ7を駆動停止するための電源スイッチ52と、作動状態を表示するための表示ランプ(本実施例では発光ダイオード)53などを、それぞれ半田固定して実装しており、電源スイッチ52をオン操作することで、電池47又は外部電源から電動モータ7に電源を供給し、電動モータ7を回転駆動して送風機4を作動させ、これと同時に表示ランプ53にも通電してこれを点灯させ、作動状態を可視表示する一方、電源スイッチ52をオフ操作することで、電動モータ7及び表示ランプ53への通電を遮断し、電動モータ7を停止して送風機を停止させ、表示ランプ53を消灯して非作動状態を可視表示するように、電気回路を構成している。
コネクタジャック51は、この差込口を、ハウジング1の右側面に開口形成したジャック孔54を介してハウジング1の外表面に露呈させている。また、表示ランプ53は、この発光部を、ハウジング1の前面右側の上角部に開口形成したランプ孔55からハウジング1の外表面に露呈させている。
電源スイッチ52は、スライドスイッチで構成し、スイッチ本体部56からスライド操作部57を突出させている。この電源スイッチ52は、スライド操作部57が、スイッチ本体部56から上向きに突出し、かつ、スライド操作部57の操作方向が、ハウジング1の左右方向になる姿勢で、スライド操作部57が、ハウジング1の上面に対して所定の隙間を有して接近するように、プリント配線基板50の上端部に実装されて、ハウジング1の内部における、右側上部位置に配置されている。また、電源スイッチ52のスライド操作部57に対向するハウジング1の上面右側部には、スライド操作部57のスライド範囲に見合ったキー孔62が開口形成されている。さらに、ハウジング1の内部に配置された電源スイッチ52のスライド操作部57を、ハウジング1の外側からスライド操作するための操作部である操作キー58を別に備えている。この操作キー58は、合成樹脂材料よりなり、横長な矩形平板状の基板部59と、基板部59の一端側(本実施例では右端側)下表面から下向きに突出形成する嵌合部60と、基板部59の右端側上表面から嵌合部60と反対に上向きに突出形成するキートップ部61とを有し、基板部59の右端部を、電源スイッチ52のスライド操作部57とハウジング1の上面との隙間に挿入させ、嵌合部60を、電源スイッチ52のスライド操作部57に対してこの操作方向で係合するように嵌合させ、キートップ部61を、キー孔62からハウジング1の上面に突出させた状態で、基板部59を、ハウジング1の内部において、ハウジング1の上面右側部に対して基板部59の上表面が摺接して、電源スイッチ52のスライド操作部57の操作方向(ハウジング1の左右方向)に摺動できるように、ハウジング1の内部における、右側部最上部に配置されており、ハウジング1の上面右側部から突出するキートップ部61を左右方向に操作し、このキートップ部61と一体に、基板部59及び嵌合部60を左右方向にスライドさせることで、すなわち操作キー58を左右方向にスライドさせることで、この操作キー58と一体的に電源スイッチ52のスライド操作部57を左右方向に操作し、電源スイッチ52をオン/オフ操作するように構成している。
さらに、本実施例の薬剤拡散装置は、ハウジング1の通気口を開閉するための蓋体を備えている。図において、63はハウジング1の一方の通気口、すなわち吸気口20を開閉する第1蓋体を示し、64はハウジング1の他方の通気口、すなわち排気口21を開閉する第2蓋体を示している。
第1蓋体63は、合成樹脂材料よりなり、ハウジング1の前面における、吸気口20の開口範囲を、ハウジング1の左右横幅の全幅にわたって覆うように、ハウジング1の左右横幅と略同じ横幅を有する横長な矩形平板状に形成している。ハウジング1の左右側面と底面との角部を全長にわたって内側に凹め、かつハウジング1の左右側面と後面との角部を下端からハウジング1の前後幅と略同じ高さまで内側に凹めるように、ハウジング1の左右側面の下部には、L字状の凹部65,65が形成されている。また、ハウジング1の左右側面における、凹部65,65の水平部部分と垂直部分が交わる角部に対応する位置には、軸受け孔66,66が形成され、凹部65,65の水平部分の端部には、閉位置での位置決め溝67,67が形成されると共に、凹部65,65の垂直部分の端部には、開位置での位置決め溝68,68がそれぞれ形成されている。第1蓋体63は、軸受け孔66,66に回転自在に嵌合するように、ハウジング1の長手方向(左右方向)に沿う左右の支点軸69,69を有している。また、第1蓋体63は、支点軸69、69を先端部に有して、支点軸69,69を介してハウジング1に対して回動自在に支持され、凹部65,65の水平部分に嵌り込む水平姿勢から凹部65,65の垂直部分に嵌り込む垂直姿勢に回動変位可能な左右の回動アーム70,70を有している。さらに、第1蓋体63は、回動アーム70,70の基端部から支点軸69,69と同方向に突出形成され、回動アーム70,70が凹部65,65の水平部分に嵌り込む水平姿勢に回動したときに、閉位置での位置決め溝67,67に対して係合し、その回動アーム70,70を凹部65,65の水平部分に嵌り込む水平姿勢でハウジング1に対して位置保持すると共に、回動アーム70,70が凹部65,65の垂直部分に嵌り込む垂直姿勢に回動したときに、開位置での位置決め溝68,68に対して係合し、その回動アーム70,70を凹部65,65の垂直部分に嵌り込む垂直姿勢でハウジング1に対して位置保持するように、位置決め突起71を有している。
そして、第1蓋体63は、ハウジング1の前面に対向する内面における、下端左右両角部から、前記左右の回動アーム70,70を直角に一体延出しており、この左右の回動アーム70,70によって、第1蓋体63が、ハウジング1の前面側の閉姿勢(閉位置)から、ハウジング1の下側を迂回して、ハウジング1の後面側の開姿勢(開位置)に回動変位可能に、ハウジング1の外側に回動自在に取り付けられている。詳しくは、図1、図2、図9に示すように、左右の回動アーム70,70が、凹部65,65の水平部分に嵌り込む水平姿勢に回動し、かつ、この姿勢でハウジング1に対して位置保持されることで、第1蓋体63が、ハウジング1の前面側において、ハウジング1の前面に沿ってこの前面を覆う閉姿勢に支持され、図7、図10に示すように、左右の回動アーム70,70が、凹部65,65の垂直部分に嵌り込む垂直姿勢に回動し、かつ、この姿勢でハウジング1に対して位置保持されることで、第1蓋体63が、ハウジング1の後面側において、ハウジング1の後面における上下中間部から直角に後方へ突出する開姿勢に支持され、第1蓋体63を、ハウジング1に対して閉姿勢に支持することで、吸気口20を閉じ、その閉姿勢の第1蓋体63を、ハウジング1の前面側から、ハウジング1の下側を迂回して、ハウジング1の後面側に回動変位させて、ハウジング1に対して開姿勢に支持することで、吸気口20を開くと共に、ハウジング1に対して開姿勢に支持された第1蓋体63を、この先端と、ハウジング1の通気口、すなわち吸気口20と排気口21の非開口面となるハウジング1の底面とで、吸気口20が前斜め上方に向き、排気口21が後斜め上方に向くように、ハウジング1を、後傾姿勢で、設置面Gに支えるスタンドとして使用するように構成している。
第2蓋体64は、合成樹脂材料よりなり、ハウジング1の上面左側部の排気口21を、ハウジング1の内部から覆うように、横長な矩形平板状に形成している。この第2蓋体64には、ハウジング1の排気口21を構成している複数のスリット孔23・・・と、同様の、複数のスリット孔72・・・から構成される排気口73を開口形成している。詳しくは、ハウジング1の排気口21を構成している各スリット孔23・・・と、第2蓋体64の排気口73を構成している各スリット孔72・・・は、共に、それぞれ電源スイッチ52の操作方向と直交する方向(ハウジング1の前後方向)に延びる細長い矩形状や長円形状の長孔からなり、その短尺側の幅が、電源スイッチ52の操作ストロークと略同じ長さに形成されている。この各スリット孔23・・・、72・・・が、複数個、電源スイッチ52の操作方向(ハウジング1の左右方向)に、電源スイッチ52の操作ストロークと略同じ間隔をあけて、平行に並べられて、ハウジング1の排気口21に形成され、またこのハウジング1の排気口21と同様の排気口73が第2蓋体64に形成されている。
そして、第2蓋体64は、ハウジング1の内部において、排気口23に対応するハウジング1の上面左側部に対して第2蓋体64の上表面が摺接して、ハウジング1の排気口23と送風機4の空気吹出口16との間で、電源スイッチ52の操作方向(ハウジング1の左右方向)に摺動できるように、ハウジング1の内部における、左側最上部に配置されている。また、第2蓋体64は、この一端部(本実施例では右端部)が、操作キー58の基板部59の一端部(本実施例では左端部)と、面一に、一体連結され、これら第2蓋体64と操作キー58の基板部59とが一枚の平板になるように、操作キー58の基板部59と一体形成されており、第2蓋体64を操作キー58と一体にスライドさせ、電源スイッチ52のオン操作に連動して開動し、電源スイッチ52のオフ操作に連動して閉動するように構成している。すなわち、第2蓋体64は、スライドシャッターで構成している。詳しくは、図6に示すように、たとえば、操作キー58のキートップ部61がキー孔62の右端に操作されたときに、電源スイッチ52がオフになり、操作キー58のキートップ部61がキー孔62の左端に操作されたときに、電源スイッチ52がオンになるように設定されている場合、操作キー58がオフ位置あるときに、ハウジング1の排気口21を構成している固定の各スリット孔23・・・対して、第2蓋体64の排気口73を構成している可動の各スリット孔72・・・が、スリット孔1本分右側に位置ずれする閉位置に、第2蓋体64をスライドさせ、操作キー58がオン位置にあるときに、ハウジング1の排気口21を構成している固定の各スリット孔23・・・対して、第2蓋体64の排気口73を構成している可動の各スリット孔72・・・が、一致する開位置に、第2蓋体64をスライドさせるように、第2蓋体64を操作キー58の基板部59と一体化することで、操作キー58による電源スイッチ52のオフ操作に連動して、第2蓋体64が閉位置にスライドすることで、ハウジング1の排気口21を閉じ、操作キー58による電源スイッチ52のオン操作に連動して、第2蓋体64が開位置にスライドすることで、ハウジング1の排気口21を開くように構成している。尚、電源スイッチ52のオン/オフの操作位置が上記と左右逆の場合には、それに対応して、第2蓋体64の開閉位置も左右逆になる。また、電源スイッチ52として、多段式のスライドスイッチを採用し、電動モータ7の回転速度を、たとえば低速・中速・高速に切換え可能に回路構成した場合、各スリット孔23・・・、72・・・の幅と間隔を、スイッチのスライド操作ストローク全長に合わせることで、ハウジング1の排気口21における、開口面積を、送風機4の送風量調整に対応して拡大又は縮小調整できるようになる。
上記のように構成された本実施例の薬剤拡散装置は、薬剤保持体24の担体25に、害虫駆除剤、芳香剤、医療用薬剤などの揮散性薬剤を含浸させ、この薬剤保持体24を、薬剤保持体出入口40から薬剤保持体収容部39に挿入して、ハウジング1の内部に装着すると共に、閉姿勢の第1蓋体63(格納状態のスタンド)を、支点軸69,69を中心に回動変位させて、開姿勢に開動操作し、吸気口20を開く。吸気口20を開くと、スタンドが、ハウジング1の後面における上下中間部から直角に後方へが突出される(開姿勢の第1蓋体63)。このハウジング1を、スタンド(開姿勢の第1蓋体63)の先端と、ハウジング1の底面とで、たとえば、室内や車内などの任意の設置面Gに後傾姿勢で設置して、使用するもので、この状態で、キートップ部61をオン位置にスライド操作すると、この操作に連動して、第2蓋体63が開動操作されて、排気口21が開かれる。これと同時に、電動モータ7によって送風機4が駆動され、この送風機4による送風によって、揮散性薬剤が、排気口21から吹き出される空気に混ざって、室内や車内などの気中に放出されて、拡散充満する。薬剤拡散機能を発揮すると共に、この作動状態を表示ランプ53の点灯によって使用者に可視表示するものである。
電動モータ7を回転させて送風機4を駆動させると、羽根車5が、ケーシング6に対して、所定方向に回転する。これによって、羽根車5の各翼11・・・が、内周側の空間から外周側の空間へと空気を掻き出し、ハウジング1の外側の空気が、吸気口20から空気吸込口17を経て、羽根車5の内周側の空間に吸い込まれ、このとき、吸気口20から空気吸込口17に流入する空気が、薬剤保持体24を通過して、その空気流中に揮散性薬剤が混入する。そして、羽根車13の外周側に押し出される揮散性薬剤混入空気が、通風路18を通って空気吹出口16を経て、排気口73,21からハウジング1の外側に吹き出される。このようにして、送風機4による送風によって揮散性薬剤の拡散が行われる。
作動状態の前記薬剤拡散装置は、キートップ部61をオフ位置にスライド操作すると、この操作に連動して、第2蓋体63が閉動操作されて、排気口21が閉じられる。これと同時に、電動モータ7による送風機4の駆動が停止されて、揮散性薬剤の拡散が止まると共に、この非作動状態を表示ランプ53の消灯によって使用者に可視表示するものである。このような不使用時には、開姿勢の第1蓋体63(突出状態のスタンド)を、支点軸69,69を中心に回動変位させて、閉姿勢に閉動操作し、吸気口20を閉じる。吸気口20を閉じると、スタンド(第1蓋体63)が、ハウジング1の前面に沿った状態に格納される。
以上のように、本実施例の薬剤拡散装置は、通気口20,21を有するハウジング1内に、揮散性薬剤を備え、不使用時に、通気口20,21の吸気側と排気側の何れか一方又は両方を閉じ、ハウジング1の通気性を低下又は失わせることで、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止している。また、不使用時に、ハウジング1の通気性を低下又は失わせる手段として、通気口20,21を開閉する蓋体63,64を備えている。また、この蓋体63,64を、揮散性薬剤を通気口20,21から強制放出する使用時にのみ開くようにし、すなわち不使用時には蓋体63,64が確実に閉じられるようにし、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを、確実に、防止している。
すなわち、吸気口20と排気口21を有するハウジング1内に、揮散性薬剤と送風機4及び送風機駆動用の電動モータ7を備え、吸気口20と排気口21をそれぞれ開閉する蓋体63,64を備え、一方の第1蓋体63は、ハウジング1の外側に回動自在に取り付けられ、ハウジング1の吸気口20の開口面を覆う閉姿勢と、ハウジング1から突出し、ハウジング1の吸気口20と排気口21の非開口面とでハウジング1を載置面に支える開姿勢と、に回動変位し、ハウジング1のスタンドとして使用可能に構成し、他方の第2蓋体64は、送風機4を駆動及び停止するための電源スイッチ52の操作部58と一体形成され、電源スイッチ52のオン操作に連動して開動し、オフ操作に連動して閉動するように構成している。そして、不使用時にハウジング1の吸気口20又は排気口21の一方又は両方を蓋体63,64によって閉じることで、ハウジング1の通気性を低下又は失わせ、揮散性薬剤を使用状態のままで(薬剤保持体収容部39に収容保持したままで)、通気性を低下させたハウジング1内、又は通気性を失わせたハウジング1内、すなわち略密閉空間(ハウジング1内)に収容できるため、装置の大型化を招くことなく、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されるのを防止できる。しかも、一方の第1蓋体63を、使用時にハウジング1のスタンドとして使用し、他方の第2蓋体64を、送風機4を駆動及び停止するための電源スイッチ52と連動させることで、これら第1蓋体63及び第2蓋体64は、揮散性薬剤を排気口21から強制放出する使用時にのみ開き、不使用時には確実に閉じられるため、不使用時に揮散性薬剤が気中に放出されることを、確実に、防止できる。また、不使用時における、揮散性薬剤のハウジング1外部への接触及び飛散も、確実に、防止することができる。さらに、第1蓋体63をハウジング1のスタンドとして使用することで、専用のスタンドが不要になり、装置のコンパクト化及びコストダウンを図ることができる。また、ハウジング1を自立可能な形状に形成する必要もなくなり、外観形状に自由にデザインを施すことができると共に、よりコンパクトに形成でき、しかも使用場所や設置場所もあまり限定されず、使い勝手が良い。
第1蓋体63は、ハウジング1の長手方向に沿う支点軸69,69を中心に回動することで、ハウジング1の長手方向幅と略同じ幅に第1蓋体63を形成でき、ハウジング1の長手方向の幅と略同じ幅を有する第1蓋体63によって、ハウジング1を安定して載置面Gに支えることができる。また、ハウジング1の長手方向の幅と略同じ幅を有する大きな第1蓋体63に形成でき、これに伴い第1蓋体63で開閉するハウジング1の吸気口20の開口面積も大きくすることができる。
また、電源スイッチ52は、スライドスイッチで構成し、電源スイッチ52の操作部58を突出させるハウジング1の表面に、第2蓋体64で開閉する排気口21を開口形成し、第2蓋体64で開閉する排気口21は、所定間隔をあけて平行に設けた幅の狭い複数のスリット孔23・・・で構成し、第2蓋体64は、前記スリット孔23・・・と同じスリット孔72・・・を開口形成する板状のスライドシャッターで構成することで、開閉操作量が電源スイッチ52の小さい操作ストロークと同じになる第2蓋体64で、大きな開口面積を有するハウジング1の排気口21を開閉することができる。
このように、大きな開口面積の吸気口20と排気口21は、ハウジング1の通気性を高めて送風機4による揮散性薬剤の拡散性能を向上させる上で有効である。
また、送風機4は、電動モータ7の回転軸13に装着されて回転し、側方から空気を吸い込み遠心方向に空気を送り出す羽根車5と、空気吹出口16と羽根車5の側板10に対向する空気吸込口17とを有し、羽根車5との間に空気吹出口16につながる渦巻き状の通風路18が形成されるように、羽根車5を覆うケーシング6と、で構成する遠心送風機(シロッコファン)であり、吸気口20と排気口21は、ハウジング1の隣接する表面に形成し、送風機4の空気吸込口17にハウジング1の吸気口20が対向し、空気吹出口16にハウジング1の排気口21が対向することで、たとえば、軸流ファンなどに比べて、小型の送風機4で必要な風量及び風圧を得ることができ、装置のコンパクト化を図りながら、揮散性薬剤の拡散性能を向上させることができる。
揮散性薬剤を保持し、かつ通気性を有するカード状の薬剤保持体24を備え、薬剤保持体24を挿抜きする薬剤保持体出入口40を、第2蓋体64で開閉する排気口21を開口形成するハウジング1の表面に開口形成し、電源スイッチ52の操作部58を突出させるハウジング1の表面に、薬剤保持体24に形成する摘み部35を突出させることで、薬剤保持体24がハウジング1内に装着されているか否かを電源スイッチ52のオン操作時に、使用者に確実に認識させることができ、たとえば、薬剤保持体24が未装着のままで送風機4が無駄に駆動されるのを防止できる。また、電源スイッチ操作並びに薬剤保持体24の挿抜きをハウジング1の同一表面から行えるため、取扱性にも優れる。
第1蓋体63でハウジング1の吸気口20を開閉し、第2蓋体64でハウジング1の排気口21を開閉し、薬剤保持体24を薬剤保持体出入口40からハウジング1の吸気口20と送風機4の空気吸込口17との間に挿抜自在に装着することで、揮散性薬剤を送風機4の通風路18の中で、空気流中に均一に分布させることができ、揮散性薬剤の拡散性能を向上させる上で有効となる。
吸気口21をハウジング1の前面に開口形成し、排気口21をハウジング1の上面に開口形成し、第1蓋体63は開姿勢に回動変位したとき、ハウジング1の後面から突出してスタンドとなり、ハウジング1の底面とでハウジング1を後傾姿勢で載置面Gに支えることで、使用時には吸気口20が斜め上方に向き、吸気口20の直前に物が置かれたとしても、吸気を良好に行うことができ、吸気不良による薬剤拡散性能の低下を防止できるようになり、使用場所や設置場所もあまり限定されず、たとえば、室内の隅の物陰などに設置して使用することも可能となり、また排気口21からの上向き送風により揮散性薬剤を放出するため、使用場所や設置場所もあまり限定されず、たとえば、室内の低い場所や床面に設置しても、室内に揮散性薬剤を均一に拡散充満させることができ、揮散性薬剤の拡散性能に優れる。
尚、ハウジング1の内部における、右側略半分に送風機部と薬剤保持体収容部39を構成し、左側略半分に電装部を構成した、本実施例の薬剤拡散装置とはレイアウトが左右逆の薬剤拡散装置としても良い。また、ハウジング1における、吸気口20を電源スイッチに連動する第2蓋体63で開閉し、排気口21をスタンドを兼用する第1蓋体64で開閉することもできる。さらに、ハウジング1における、排気口21から空気を吸い込み、吸気口20から空気を吹き出すように送風機4を構成することもできる。
次に、本発明に係る他の実施例を図14を参照して説明する。図14は他の実施例を示す概略説明図であり、前実施例の吸気口20及び第1蓋体63と排気口21及び第2蓋体64に代えて、ハウジング1に、蓋機能を、吸気口、排気口自体に持った開閉可能な吸気口、排気口として用いる通気口74を備える。この通気口74は、例えばブラインドの開閉方式や空調機器の空気吹出し口のようなルーバーの開閉方式を採用しており、図14は、開口75と、その開口75に、一定の傾斜を付け少しずつ間をあけて平行に取付けた(よろい状に組んだ)複数の幅の狭い薄板(よろい板)76と、で構成する開度調整可能なルーバーである通気口74を示している。このように、蓋機能を、ハウジング1の吸気口、排気口自体に持たせることで、使用時に蓋が邪魔にならず便利である。また吸気口、排気口自体の各開度調整により、例えば薬剤の種類に応じ吸気量、排気量の調整もできる。
図15乃至図17は、前実施例の吸気口20や排気口21を開閉する第1蓋体63や第2蓋体64に代わる蓋体の変形例を示している。図15は蓋体の第1変形例を示す概略説明図であり、薄い樹脂板や表面加工などで耐久性を持たせた薄い板紙などを複数の連続した短冊状に折畳んでなる伸縮自在式で折畳み式の蓋体77を示し、一端側両側の突出部78,78が吸気口20や排気口21の一端側両側に嵌着され、吸気口20や排気口21を伸長展開状態で閉じ、折畳み状態で開くと共に、伸長展開長さを調整することで吸気口20や排気口21の開閉及び開度調整を行う。なお、蓋体を弾性材料で形成したりばね状に形成することなどでも伸縮自在式の蓋体を得ることができる。図16は蓋体の第2変形例を示す概略図であり、樹脂シートや表面加工などで耐久性を持たせた薄い紙シートをロール状に巻いた巻取り式の蓋体79を示し、一方向クラッチや渦巻きばねなどからなる自動巻取り機構に連結された中心回転軸80の両端が吸気口20や排気口21の一端側両側に嵌着され、ロール部からシートをスクリーン状に引出して吸気口20や排気口21を閉じ、引出したシートを自動巻取りして吸気口20や排気口21を開くと共に、シートの引出し長さを調整することで吸気口20や排気口21の開閉及び開度調整を行う。図17は蓋体の第3実施例を示す概略図であり、開閉式の板状シャッターからなる開閉シャッター式の蓋体90を示し、一端側両側の支点軸91,91が吸気口20や排気口21の一端側両側に嵌着され、一方の支点部に設けられる摘み92を回すことでシャッター角度を調整し、吸気口20や排気口21の開閉及び開度調整を行う。図18は蓋体の第4変形例を示す概略説明図であり、スライド式の板状シャッターからなるスライドシャッター式の蓋体93を示し、両側端部が吸気口20や排気口21の両側のガイド94,94に摺動自在に嵌着され、シャッターをスライドさせることで吸気口20や排気口21を開閉すると共に、シャッターのスライド位置を調整することで吸気口20や排気口21の開度調整を行う。このように、吸気口20や排気口21を開閉する蓋体として、開閉式やスライド式の蓋体を採用できる他、蓋体自体を伸縮自在方式、折畳み方式、巻取り式、開閉シャッター式を採用することでも、使用時に蓋が邪魔にならず便利である。また蓋体の開度調整による吸気口、排気口の各開度調整により、例えば薬剤の種類に応じ吸気量、排気量の調整もできる。
また、図18に示す如く、蓋体93の周縁部に例えばスポンジなどのシール材95を貼付けて、蓋体93とハウジング1との隙間を塞ぐことで、ハウジング1の密封性能を高めることができ、この点はシール材を適宜選択することで他の変形例の蓋体77,79、図14に示した他の実施例の通気口74、さらには図1乃至図13に示した実施例の第1蓋体63と第2蓋体64にも採用できる。
図19の(a)(b)はハウジング1の変形例を示す概略説明図であり、ハウジング1を壁などに吊り下げて使用するための掛止め手段として、(a)は吸気口20や排気口21の非開口面にフック96を備えた例を示し、(b)は吸気口20や排気口21の非開口面にフック孔97を備えた例を示している。
本実施形態の一実施例を示す薬剤拡散装置を前方右斜め上方から見た外観図である。 図1の薬剤拡散装置から薬剤保持体を取出した状態を示す外観図である。 図1の薬剤拡散装置から第1蓋体を取外した状態を示す外観図である。 図1の薬剤拡散装置を後方右斜め上方から見た外観図である。 図4の薬剤拡散装置から電池蓋を取外した状態を示す外観図である。 図1の薬剤拡散装置の平面図である。 図1の薬剤拡散装置からスタンドを出した使用状態を示す右側面図である。 図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す説明図である。 図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す電装部分の縦断面図である。 図1の薬剤拡散装置の内部構造を示す送風機部の縦断面図である。 図1の薬剤拡散装置の第1の分解斜視図である。 図1の薬剤拡散装置の第2の分解斜視図である。 薬剤保持体の分解斜視図である。 第1の他の実施例を示す概略説明図である。 蓋体の第1変形例を示す概略図である。 蓋体の第2変形例を示す概略図である。 蓋体の第3変形例を示す概略図である。 蓋体の第4変形例を示す概略図である。 ハウジング1の変形例を示す概略説明図である。
符号の説明
1 ハウジング
4 送風機
5 羽根車
6 ケーシング
7 電動モータ
10 第1側板
11 翼
13 回転軸
16 空気吹出口
17 空気吸込口
18 通風路
20 吸気口
21 排気口
23 スリット孔
24 薬剤保持体
39 薬剤保持体収容部
40 薬剤保持体出入口
52 電源スイッチ
57 操作部
58 操作キー(操作部)
63 第1蓋体
64 第2蓋体
69 支点軸
70 回動アーム
72 スリット孔
73 排気口
G 載置面

Claims (11)

  1. 吸気口と排気口を有するハウジング内に、揮散性薬剤と送風機及び送風機駆動用の電動モータを備えた薬剤拡散装置において、ハウジングに開閉可能な吸気口と排気口を備えることを特徴とする薬剤拡散装置。
  2. 吸気口と排気口を有するハウジング内に、揮散性薬剤と送風機及び送風機駆動用の電動モータを備えた薬剤拡散装置において、吸気口と排気口を開閉する蓋体を備えたことを特徴とする薬剤拡散装置。
  3. 吸気口と排気口の各開度調整により吸気量、排気量を調整する請求項1又は請求項2に記載の薬剤拡散装置。
  4. ハウジングに壁などに対する掛止め手段を備える請求項1乃至請求項3に記載の薬剤拡散装置。
  5. 吸気口又は排気口を開閉する一方の第1蓋体は、ハウジングの外側に回動自在に取り付けられ、ハウジングの吸気口又は排気口の開口面を覆う閉姿勢と、ハウジングから突出し、ハウジングの吸気口と排気口の非開口面とでハウジングを載置面に支える開姿勢と、に回動変位し、ハウジングのスタンドとして使用可能に構成され、他方の第2蓋体は、送風機を駆動及び停止するための電源スイッチの操作部と一体形成され、電源スイッチのオン操作に連動して開動し、オフ操作に連動して閉動することを特徴とする請求項2に記載の薬剤拡散装置。
  6. 第1蓋体は、ハウジングの長手方向に沿う支点軸を中心に回動する請求項5に記載の薬剤拡散装置。
  7. 電源スイッチは、スライドスイッチで構成し、電源スイッチの操作部を突出させるハウジングの表面に、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口を開口形成し、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口は、所定間隔をあけて平行に設けた幅の狭い複数のスリット孔で構成し、第2蓋体は、前記スリット孔と同じスリット孔を開口形成する板状のスライドシャッターで構成する請求項5又は請求項6に記載の薬剤拡散装置。
  8. 送風機は、電動モータの回転軸に装着されて回転し、側方から空気を吸い込み遠心方向に空気を送り出す羽根車と、空気吹出口と羽根車の側板に対向する空気吸込口とを有し、羽根車との間に空気吹出口につながる渦巻き状の通風路が形成されるように、羽根車を覆うケーシングと、で構成する遠心送風機であり、吸気口と排気口は、ハウジングの隣接する表面に形成し、送風機の空気吸込口にハウジングの吸気口が対向し、空気吹出口にハウジングの排気口が対向する請求項5乃至請求項7の何れか1つに記載の薬剤拡散装置。
  9. 揮散性薬剤を保持し、かつ通気性を有するカード状の薬剤保持体を備え、薬剤保持体を挿抜きする薬剤保持体出入口を、第2蓋体で開閉する吸気口又は排気口を開口形成するハウジングの表面に開口形成し、電源スイッチの操作部を突出させるハウジングの表面に、薬剤保持体に形成する摘み部を突出させる請求項8に記載の薬剤拡散装置。
  10. 第1蓋体でハウジングの吸気口を開閉し、第2蓋体でハウジングの排気口を開閉し、薬剤保持体を薬剤保持体出入口からハウジングの吸気口と送風機の吸込口との間に挿抜自在に装着する請求項9に記載の薬剤拡散装置。
  11. 吸気口をハウジングの前面に開口形成し、排気口をハウジングの上面に開口形成し、第1蓋体は、ハウジングの後面から突出し、ハウジングの底面とでハウジングを後傾姿勢で載置面に支える請求項5乃至請求項10の何れか1つに記載の薬剤拡散装置。
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