JP2005348407A - コンプライアント・データが送信されるネットワークに結合されたマルチメディア・デバイスに非コンプライアントのパケット化されたストリーミング・データを転送するため、及びそのデバイスから転送するためのシステムと方法 - Google Patents

コンプライアント・データが送信されるネットワークに結合されたマルチメディア・デバイスに非コンプライアントのパケット化されたストリーミング・データを転送するため、及びそのデバイスから転送するためのシステムと方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005348407A
JP2005348407A JP2005161054A JP2005161054A JP2005348407A JP 2005348407 A JP2005348407 A JP 2005348407A JP 2005161054 A JP2005161054 A JP 2005161054A JP 2005161054 A JP2005161054 A JP 2005161054A JP 2005348407 A JP2005348407 A JP 2005348407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
data
network
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005161054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4751107B2 (ja
Inventor
Herbert Hetzel
ヘルベルト・ヘッツエル
David J Knapp
デイビッド・ジェイ・ナップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Standard Microsystems LLC
Original Assignee
Oasis Silicon Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oasis Silicon Systems Inc filed Critical Oasis Silicon Systems Inc
Publication of JP2005348407A publication Critical patent/JP2005348407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751107B2 publication Critical patent/JP4751107B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/43Loop networks with decentralised control with synchronous transmission, e.g. time division multiplex [TDM], slotted rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】ネットワーク上で異なるタイプのデータを転送するための通信システム、ネットワーク、インターフェース、及びポート・アーキテクチャを提供すること。
【解決手段】ポートをデイジー・チェーンの形で接続して、リング・アーキテクチャ又はリンク・トポロジに構成したネットワークは、特定のネットワーク・プロトコルに従ってデータを転送し、そのプロトコルに従う着信データは、ネットワークに転送される。着信データ・プロトコルが、ネットワーク・プロトコルと合致しないと、着信データはネットワークに即時に送られず、着信データを受信するように特別に設計されたネットワークのデバイスの入力ピンに送られる。従って、ネットワークは、コンプライアントする着信データと非コンプライアントの着信データをともにサポートするポート群と、そのようなデータをもたらすデバイス群を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信システムに関し、より詳細には、互いにデイジー・チェーンの形で結合され、ネットワークの少なくとも1つのポートに結合された外部マルチメディア・デバイスへの通信、及びそのようなデバイスからの通信が、リングを完成させることを可能にする2つ以上のポートのリング・ネットワークとして形成された同期通信システムに関する。ポート群は、好ましくは、単一のマルチメディア・デバイスに関連付けられ、ネットワークは、外部マルチメディア・デバイスが結合されたデバイスのポート間で形成されて、ポートが、ネットワークによって使用される特定のプロトコルにコンプライアントするデータ(すなわち、コンプライアント・データ)を受け入れることができるようにする、又はポートが、非同期イーサネット(登録商標)・ベースのデータ・パケット、同期データ又はアイソクロナス・データ、アナログ・データ、及び/又はソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース形式(Sony/Philips Digital Interface Format)(「SPDIF」)データなどの非コンプライアント・データを受け入れることができるようにする。
通信システムは、一般に、伝送線で互いに接続されたノード間で通信を可能にするシステムとして知られている。各ノードは、伝送線を介して、情報を送信することができるか、又は情報を送受信することができる。互いに接続されたノードの通信システムは、バス・トポロジ、リング・トポロジ、スター・トポロジ、又はツリー・トポロジなどの様々なトポロジで編成されている。
バス・トポロジ・ネットワークは、一般に、線形であり、1つのノードからの伝送が、伝送線の全長を伝搬して、そのバスに接続されたすべての他のノードによって受信される。しかし、リング・トポロジ・ネットワークは、一般に、単方向の伝送リンク群で互いに接続されていて、単一の閉じたループを形成する一連のノードから成る。リング・ネットワークの例は、IEEE802.5やファイバ分散データ・インターフェース(Fiber Distributed Data Interface:FDDI)で説明されている。
ノード間の伝送線は、有線であることも、無線であることも可能である。伝送線は、異なるタイプのデータを受け入れることが好ましい。残念ながら、ネットワークのあるものは、イーサネットを介するTCP/IPなどのデータのバースト送信専用にされており、ネットワークの他のものがオーディオ・データやビデオ・データなどのストリーミング・データを送信するのに求められている。どのような形態であれ、両方のタイプの情報を転送することができるネットワークをネットワーク上に導入することが望ましい。さらに、例えば、選択された伝送線として銅線、光ファイバ、又は無線伝送媒体を使用することが望ましい。
イーサネットとIEEE802.03は、コンピューティング・システム間でデータ・パケットを送信することができる特定のプロトコルを規定する。イーサネットは、複数のアクセスの競合を検知することができ、いずれの送信元デバイスが、伝送線の支配を得るかを調停することができる。イーサネットは、データ・リンク層と物理リンク層に対して、通常、確保された、OSI参照モデルの最低レベルで動作する。イーサネット・プロトコルは、プリアンブル、その後に、宛先アドレスと送信元アドレス、次にデータ・ペイロードという特定のフレーム形式を規定する。データは、一般に、同軸伝送線又はツイストペア伝送線を介してデータが送信されるのに先立って、4B/5B符号化構造又は8B/10B符号化構造で符号化される。
イーサネット・フレーム内で送信される符号化されたデータ・パケットは、一般に、互いに対する時間関係をまったく有さない。例えば、コンピュータは、いくつかの連続するフレームでデータバーストを送信し、その後、相当な時間が経過してから、次のデータバーストを送信することが可能である。バースト性のデータ、つまりパケット化されたデータは、リアルタイムの時間関連データとして送信される必要がない。というのは、パケットは、通常、宛先デバイスによって格納され、後に使用されるからである。
反対に、ストリーミング・データは、送信元ポートからネットワーク上にもたらされたサンプル間に時間的関係を有する。それらのサンプル間のこの関係は、伝送線全体にわたって保持されて、ギャップ又は変化した周波数などの認知できる誤りを防止しなければならない。時間的関係における損失により、宛先における受信機が、オーディオ及びビデオのストリームにおいて、ジッタ、エコー、又は最悪の場合、周期的な空白を生じる可能性がある。
例えば、イーサネット・フレームに入れられ、パケット化されたTCP/IPデータは、そのデータのサンプリング・レート又は時間的関係を保持する必要がなく、パケット化されたデータを送信するネットワークは、通常、どのような速度であれ、送信元デバイスが動作する速度でそのデータを送信する。このため、パケット化されたデータを転送するネットワークは、一般に、非同期ネットワークと見なされる。反対に、ストリーミング・データを転送するネットワークは、一般に、同期型であり、各送信ノードと宛先ノードがネットワークと同期の速度でサンプリングを行う。
ストリーミング・データは、通常、ネットワーク上で同期して送信されるが、あるノードにローカルであるサンプリング・レート(fs)が、伝送線のフレーム同期レート(FSR又はFSY)と同一の周波数でない例が存在する可能性がある。これが該当する場合、送信元デバイスからのデータ・ストリームを、サンプリング・レート変換した後、同期してネットワークを介して送信させることが可能である。代替として、データは、ネットワークを介してアイソクロナスの形で送信されてもよい。
様々なタイプのサンプリング・レート変換器が市販されている。例えば、アナログ・デバイシーズ株式会社(Analog Devices Corp.)は、ローカル・クロックによって提供されるサンプリング・レートを、例えば、ネットワークに関連する別のクロックと、例えば、同期である別のサンプリング・レートに変換する品番AD1896を提供してる。サンプリング・レートを高くすること、又は低くすることは、fsをFSYに合致させることができるシステムを使用することができる場合、有益である。ただし、サンプリング・レート変換は、しばしば、fsをFSYと比較するために、かなり複雑なアルゴリズム群を要し、一般に、デジタル信号プロセッサ(DSP)が、送信元ノードにおいて使用される。例えば、送信元ノードが、DVDからストリーミングされるAC3データのような、圧縮されたデータを含む場合、データがサンプリング・レート変換されるにはまず、圧縮されたデータが伸張されなければならない。残念ながら、伸張されたデータを送信することは、圧縮されたデータを送信することよりも多くのネットワーク帯域幅を消費する。
改良された通信システム又は通信ネットワークを実施することが望ましい。改良されたネットワークは、同期の形態、又はアイソクロナスの形態でストリーミング・データを受け入れることができるネットワークでなければならない。送信元ノードからのデータ・ストリーミングは、サンプリング・レート変換されてではなく、アイソクロナスの形で送信されなければならない。さらに、改良されたネットワークは、コンピュータや対話型テレビなどのコンピューティング・システムを、そのようなシステムがアクセスできるストリーミング・オーディオ・データやストリーミング・ビデオ・データとつなぐために、パケット化されたデータも受け入れなければならない。
図1は、パケット化されたストリーミング・データを送受信するノード群から成るシステムを示すが、そのようなノード間の通信は、データを転送するのに使用される異なるプロトコルの制約に起因して、限られている。図示するとおり、通信システム10は、オーディオ/ビデオ受信機12を有する。受信機12は、例えば、MP3プレーヤ14、オーディオ・チューナ16、DVDプレーヤ(又はDVR)18、CDプレーヤ20の間で送信されるストリーミング・データに関する両目的スイッチ(dual purpose switch)、又は「ハブ」として基本的に動作する。受信機12は、様々なプレーヤ又は入力からストリーミング・データを受信し、処理の後、シリアル・ビットストリームを、例えば、増幅器、スピーカ22、及び/又はデジタル・テレビ24に転送することができる。
様々なデバイス14〜20から送信される情報が、アナログ・データ又はデジタル・データとして受信機12に送信される。デジタル・データの普及している形式は、ソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース形式(SPDIF)である。SPDIFは、欧州放送連盟(EBU)と連携してオーディオ技術学会(AES)によって確立されて、AES/EBUインターフェースとして知られる標準のインターフェースをもたらした。このインターフェースは、線形で表現されるデジタル・オーディオ・データのためのシリアル伝送形式を成す。この形式は、一般に、サンプリング周波数とは独立であるが、それでも、パルス符号変調(PCM)アプリケーションのために、次の3つのサンプリング周波数、すなわち、32kHz、44.1kHz、48kHzがAESによって推奨されている。SPDIFのプロトコルとフレーム構造は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、又はMP3プレーヤなどのデジタル・ソースからデータを転送するのに使用される、制御符号とカテゴリ符号、さらにソース番号とチャネル番号で始まる、16ビット・バイトのシリーズとして資料が作成されている。
SPDIFプロトコルは、例えば、デジタル・テレビ(DTV)24によって使用されることが可能であり、パケット・ハブ26を使用して、例えば、ときとしてセットトップ・ボックス28として知られるデジタル・ビデオ・ブロードキャスト(DVB)受信機からのパケット化されたデータを結合することができる。セットトップ・ボックス28からブロードキャストされた一部のコマンドは、ストリーミング・データがオーディオ・ビデオ受信機12に転送される間に、ハブ26に転送されることが可能である。セットトップ・ボックス28から出るコマンド信号は、例えば、OSIモデルのネットワーク層内のTCP/IPデータとして送信され、このデータが、次に、ハブ26が認識できるイーサネット・プロトコルでラップされる。セットトップ・ボックス28とデジタル・テレビ24からのイーサネット・パケットとともに、ハブ26は、パーソナル・コンピュータ(PC)30からのイーサネット・パケットも受信することができる。ハブ26によって処理される情報のパケットは、したがって、制御情報を構成する。
ユーザの自宅全体、又は異なる家庭、もしくは異なる場所の複数の部屋の中で対話型テレビ処理を実施することが望ましいであろう。例えば、第1の部屋の中に配置されたDTV24とは別の離れた第2の部屋の中に、別のDTV32を配置する。代替として、DTV32は、DTV24が常駐する自宅の外に運ばれるコンピュータ・ラップトップであることが可能である。DTV24と同様に、オーディオ増幅器34が、DTV32の一部分を形成すること、又はDTV32の外部に構築されることも可能であり、図示するとおり、デジタル情報又はアナログ情報を受け取る。デジタル形態である場合、情報は、場合により、SPDIF形式で増幅器に送信され、増幅器34は、そのデジタル情報を処理し、その情報を適切な左右のスピーカに、又は複数のサラウンド・スピーカ群36に出力する。
家庭用、又は一般消費者向けのオーディオ/ビデオ・エレクトロニクスの抱える一般的な問題は、例えば、PCを介する、それらのエレクトロニクスに対するデジタル対話の急速な進歩である。PCを使用してホーム・エレクトロニクスと対話することは、単に非同期ネットワークと同期ネットワークの違いに起因して、どうひいき目にみても困難である。図1のネットワーク10は、非同期型のパケット処理ノード群又はパケット処理デバイス群を同期型のストリーミング・ノード群又はストリーミング・デバイス群と結合しようと試みる。しかし、DTV32が、非同期バス38の支配を得ることができない場合、ストリーミング情報をDTV32に信頼できる形で送信することができない。これは、DTV32上でストリーミング・データが失われる可能性を必然的に伴う。
オーディオ・データとビデオ・データをネットワーク化するために非同期伝送線を同期伝送線につなぐことの問題を克服しようとする試みが行われてきた。例えば、CobraNetとして知られる製品は、非同期ネットワークを介して送信されるストリーミング・データのドロップアウトや不連続をなくそうと試みる。CobraNetプロバイダは、オーディオのために専用イーサネット・ネットワークを使用し、パケット化されたデータのために別の専用イーサネット・ネットワークを使用することを推奨する。参照により本明細書に組み込まれている、Harshbarger及びGloss、「Networking for Audio、Part3」、2004年を参照されたい。2つの別個のイーサネット・ネットワークを要し、ノード間で非同期プロトコルを維持することは、ネットワークのオーバーヘッド、ならびにそのネットワークによって使用されるソフトウェア・ドライバ群及びハードウェア・ドライバ群の複雑さを相当に増大させる。
米国特許第6,437,710号 IEEE802.5 IEEE802.03 Harshbarger及びGloss、「Networking for Audio、Part3」、2004年
ストリーミング・データ(アイソクロナス・ストリーミング・データと同期ストリーミング・データの両方)を転送できるとともに、パケット化されたTCP/IPデータや制御データをネットワークを介して同時に転送することができるネットワークを導入することが望ましい。また、様々なタイプのデータを、すべてのそのようなタイプのデータに関する速度と同一の速度でクロック制御されたネットワークを介して送信することも望ましい。このため、所望されるネットワークは、サンプリングされるストリーミング・データが、ネットワーク転送速度を認識しており、パケット化されたデータが、そのネットワーク転送速度でネットワークに送り込まれる同期ネットワークである。さらに、改良されたネットワークは、オーディオ情報とパケット化されたデータのために2つの伝送パスを利用することを回避する。データをストリーミングし、データのバースト(パケット)を送信する任意のマルチメディア・デバイスが、所望の通信システムや通信ネットワーク上にフォーマットされ、タイムスロットを割り当てられることが可能である。
以上に概説した諸問題は、大方、第2のマルチメディア・デバイスを結合することができるネットワークを完成させるように一緒に結合されたポート群を有するマルチメディア・デバイスから成る、通信システム及び通信ネットワークによって解決される。各ポートは、第2のデバイスからの着信ビットストリームが、ネットワーク・プロトコルにコンプライアントしているか否かを判定するのに使用される。コンプライアントしている場合、そのコンプライアント・データが、ネットワーク・パケットの適切なタイムスロットに入るように転送される。コンプライアントしていない場合、その非コンプライアント・データは、ネットワークに直接に送り込まれず、代わりに、非コンプライアント・データを受け入れるように特別に設計された第1のデバイスの入力によって認識される。そのポート内のインターフェースを使用して、必要な場合、非コンプライアント・データを再フォーマットし、第1のポートからそのデータを出力して、リング・ネットワークを介して第2のポートのバイパス入力に送り込むことができる。第1のポートからの出力は、第1のポートのバイパス出力ピンを介してネットワーク・パスに結合される。
本明細書で使用するマルチメディア・デバイスは、どのような形態のデータであれ、データを送信する、又は受信する任意のデバイスである。マルチメディア・デバイスの例には、マルチメディア・ハブ、スイッチとオーディオ・プロセッサ(すなわち、オーディオ及び/又はビデオ受信機)、コンピュータ、増幅器、スピーカ、マルチメディア・プレーヤ(すなわち、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、MP3プレーヤなど)、マルチメディア・レコーダ(すなわち、VCR、DVRなど)、GPSシステムなどが含まれる。マルチメディア・デバイスという用語は、以降、単にデバイスと呼ぶ。
本システムで使用されるネットワーク・プロトコルには、送信元デバイスと宛先デバイスの間でチャネルを確立するプリアンブルが関わり、宛先デバイスは、リング・トポグラフィに構成された、互いに接続されたデバイスのネットワークに接続された任意のデバイスであることが可能である。プリアンブルの後に続く各フレームは、それぞれの通信チャネル用に確保された、時間分割多重化されたフィールド・セットから成る。例えば、第1のフィールドは、同期ストリーミング・データ用に確保され、第2のフィールドは、ストリーミング・アイソクロナス・データ用に確保され、第3のフィールドは、パケット化されたデータ用に確保され、第4のフィールドは、制御データ用に確保されている。このため、リングに結合されたマルチメディア・デバイス群は、各フレームの中で、少なくとも1つのタイプのデータを送信することができる。フレーム転送速度(FSY)は、サンプリング・レートと同期されるか、又は代替として、サンプリング・レートがFSYより高い、又は低い場合、ストリーミング・データは、リング・ネットワークに関して確立された特定のタイムスロット内、又は特定のチャネル内でアイソクロナスの形で送信することができる。したがって、各フレームは、フレーム間で時間の中断なしに、送信元デバイスから宛先デバイスにストリーミング・データの連続したチャネルを送信する。ストリーミング・データは、送信元デバイス上でサンプリングされると、フレーム内の可能なN個のチャネル又はフィールドの1つの中で、ネットワーク上でリアルタイムで送信され、fsと同一の速度で、又は、場合により、fsの整数倍の速度で送信される。
本明細書の同期ネットワークによって使用されるプロトコルには、すべてのフレームの中で確保された特定の時間分割多重化されたチャネルが関わる。各チャネルは、データ・タイプが同期型であれ、アイソクロナスであれ、制御データであれ、特定のタイプのデータ転送用に指定される。ネットワーク・プロトコルとインターフェースをとるため、マルチメディア・デバイスからの着信データを、プロトコルの範囲に含まれるデータ、又はそのプロトコルから外れたデータとして認識することが必須である。指定されたタイムスロットに関するFSYパルスから時間がずれた特定のタイプのデータとして、フレーム同期パルスに対して、つまりFSYに対してタイミング調整されたデータ(すなわち、時間分割多重化されたチャネル)は、ネットワーク・プロトコルにコンプライアントする。それ以外の場合、着信データは、そのチャネル内の特定のタイプのデータ用に確保された時間分割多重化されたチャネル群の1つのチャネル内にあると認識されず、このため、非コンプライアントである。非コンプライアント・データを送信することが可能なマルチメディア・デバイス及び/又はコンプライアント・データを送信すること可能なマルチメディア・デバイスが存在し、それぞれ、非コンプライアント・デバイス、又はコンプライアント・デバイスと呼ばれる。
デジタル−アナログ変換器(DAC)が、通常、場合により同期ネットワークによって使用される周波数とは異なる周波数に従って変調されたアナログ信号を送信する。通常、アナログ信号は、20Hz〜20kHz辺りの範囲内、又は、場合により、より広い範囲内にあるが、30kHzよりはるかに高く、より好ましくは、44.1kHz又は48kHzであるネットワークの転送速度より、間違いなくはるかに低い。SPDIFデータは、44.1kHz又は48kHzで送信されるが、ネットワーク上で送信されるデータのプリアンブルとは異なるプリアンブルを使用する。また、SPDIFデータには、複数のタイプのストリーミングされるパケット化されたデータに対応するネットワーク・プロトコルに従ったタイムスロット割り当ては行われない。さらに、イーサネット・プロトコルに従って送信されるデータ・パケットは、ネットワークによって使用されるのとは異なるプロトコルを使用する。というのは、イーサネット・パケット内のTCP/IPデータは、FSYレートで規則的に送られるフレームの特定のタイムスロットを目標とせず、パケット化されたデータに関するプリアンブルが、ネットワーク上でブロードキャスト・チャネルとして同期して送信されることもないからである。
アナログ信号や、イーサネット・パケット、SPDIFデータは、ネットワークとは異なる可変の周波数で転送され、ネットワークとは非同期の周波数で転送され、かつ/又はネットワーク上で送信されるコンプライアント・パケットとはまったく異なるプリアンブル、又は符号化アルゴリズムを使用して転送される。このため、ネットワーク・パケット/フレームの周波数、振幅、プリアンブル、符号化(すなわち、ネットワーク・プロトコル)と整合性のないアナログ・データ、パケット化されたデータ、SPDIFデータ、さらには、場合により、他のタイプのデータを、本明細書では、非コンプライアント・データ、又は非コンプライアント・データと呼ぶ。したがって、非コンプライアント・データを送信するマルチメディア・デバイス群は、非コンプライアント・デバイス、又は単に「レガシ」デバイスと呼ぶ。
レガシ・デバイス群が、適切なタイムスロット内で、ネットワーク転送速度でデータを転送することができるまで、本ネットワークは、レガシ・デバイス群、及びレガシ・デバイス群に関連するデータ・ビットストリームを受け入れるポートを実装する。ただし、一部のデバイスは、ネットワークにコンプライアントする可能性があり、したがって、ポートは、コンプライアント・デバイス群、及びコンプライアント・デバイス群に関連するデータ・ビットストリームを認識することもできる。本ネットワークと通信のシステムは、マルチメディア・デバイス群を互いに接続してリングを形成することができ、各デバイスから送信されたコンプライアント・データ又は非コンプライアント・データを認識し、適切に導くことができるポートに、各デバイスが接続される。ポートは、コンプライアント・デバイスからネットワークに送り込まれる着信データを受信すること、又は非コンプライアント・デバイスから、非コンプライアント・データを受信するように指定されたピンに入る着信データを受信することができる。
一実施態様によれば、通信ポートのペアが設けられている。両方のポートが、第1のマルチメディア・デバイスに関連付けられることが可能である。第1のポートは、第1のポート受信入力や、第1のポート・バイパス入力、第1のポート出力を有する。第2のポートは、第2のポート受信入力や、第2のポート・バイパス入力、第2のポート出力を有する。第1のポート出力は、第2のポート・バイパス入力に結合されて、ポートのペア(第1のポート及び第2のポート)の間でネットワークを形成する。ネットワークは、第2のマルチメディア・デバイスが、着信データをネットワーク・パスに結合すること、及び/又は第1のポートと第2のポートに関連する第1のマルチメディア・デバイスと通信することを可能にする。第2のマルチメディア・デバイスからの着信データがコンプライアントする(すなわち、コンプライアント・データである)場合、その着信データは、2つだけのポートが提供される場合、ネットワーク・フレームの適切なタイムスロットに入れられることが可能であり、データは、第1のポートを通って第1のポート・バイパス入力から第1のポート出力に進み、次に、第2のポート・バイパス入力に入って第2のポート出力に進み、第1のポート・バイパス入力に戻る。着信データが非コンプライアントである場合、着信データは、そのデータを受信するように特に指定された第1のマルチメディア・デバイスの入力に送り込まれ、ネットワークは、第1のポート・バイパス入力から、第1のポート・バイパス出力を含む第1のポート出力まで続く。ピンは、好ましくは、シリアル・データを受信するピンであり、非コンプライアントのシリアル・データは、処理されると、所望される場合、第1のポート内のインターフェース回路又はインターフェース・システムによって、ネットワーク・プロトコルにコンプライアントする形式に再フォーマットされる。このため、再フォーマットされた非コンプライアント・データは、第1のポートに関連するインターフェース回路によって処理された後、コンプライアントするようにさせられることが可能である。ネットワークの他のポート群も、類似したインターフェース回路を有し、回路は、好ましくは、着信データを処理するデジタル信号プロセッサ(DSP)、及び着信データを再フォーマットして、そのタイプのデータ用に確保された特定のタイムスロット着信データがコンプライアントするようにする物理層トランシーバ・デバイス、又はコントローラを有する。
一実施態様によれば、第1のデバイスに関連する第1のポートは、第1のデバイスに関連する第1のポート、第2のポートなどを経由してリング・ネットワーク上で転送されるデータの各フレームのプロトコル及び時間分割構造を、第2のデバイスからの着信データのプロトコルと比較して、着信データがネットワーク・プロトコルにコンプライアントしているかどうかを判定することができる。コンプライアントしている場合、着信データは、コンプライアント・デバイスから送信されたものとされる。非コンプライアントである場合、着信データは、非コンプライアントのレガシ・マルチメディア・デバイスから送信されている。SPDIFデータや、アナログ信号データ、パケット化された(すなわち、イーサネット)データは、通常、非コンプライアント・デバイス群からの非コンプライアント・データと見なされる。
第1のデバイスのポートは、コンプライアント・デバイス又は非コンプライアント・デバイスからの着信データを受け入れることができる。コンプライアント・デバイスと非コンプライアント・デバイスをともに第1のデバイスに接続することが所望され、好ましくは、第1のデバイスは、2つのポート、すなわち、各接続につき1つのポートを含む。2つのポートは、バイパス入力/出力を介して接続され、各ポートが、2つの入力(着信データを受信するための受信入力、及びバイパス入力)と2つの出力(送信データを送信するための送信出力、及びバイパス出力)を含むようにする。バイパス出力は、ポート・シリーズ内の次のポートのバイパス入力に結合される。シリーズ内の最後のポートからのバイパス出力は、シリーズ内の最初のポートのバイパス入力に結合されて、リング・ネットワークが完成される。
各ポートは、ネットワーク上で送信されるデータを着信データと比較し、着信データが、ネットワーク・プロトコルに類似する形式である場合、バイパス出力を介して着信データをネットワーク上に転送するように動作上結合された、自動検出検出器/比較器及びマルチプレクサ回路を含む。ポートは、着信データのサンプリング・レートを、ネットワーク上で送信されるデータの転送速度に従属させるための周波数逓倍器−分周器を有する位相ロック・ループを含む。代替として、着信データの位相と、ネットワーク上で送信されるデータの位相の位相差を表す少なくとも1ビットが、着信データとともに送信される。そのビット値に含まれる位相差情報を、ネットワークのデータ転送速度とともに使用して、宛先ノード、又は宛先デバイスにおいてサンプリング・レートを再コンパイルすることができる。ネットワーク転送速度に従属させられた位相ロック・ループが送信元と宛先で存在する例は、ロックされたアイソクロナス転送モードを表す。位相差を表す少なくとも1ビットがデータとともにネットワーク上で送信される例は、ロックされていないアイソクロナス転送モードと呼ばれる。いずれのオペレーション・モードが選択されるかに関わらず、送信元デバイス又は宛先デバイス上のサンプリング・レートがネットワークのFSYと異なる場合、データは、ネットワーク上でアイソクロナスの形で送信されることが可能である。
さらに別の実施形態によれば、第1のポート受信入力と第1のポート送信出力とを含む第1のポートを有する第1のデバイスを含む通信システムが提供される。第2のマルチメディア・デバイスが、第2のポート受信入力と第2のポート送信出力とを含む第2のポートを有する。第1のポート受信入力と第2のポート送信出力が一緒に結合されて、デジタル・データと右アナログ・オーディオ・データを転送する。第2のポート受信入力と第1のポート送信出力が一緒に結合されて、デジタル・データと左アナログ・オーディオ・データを転送する。第1のデバイスが、アナログ−デジタル変換器(ADC)を含むのに対して、第2のデバイスは、デジタル−アナログ変換器(DAC)を含むこと、又はその逆が可能である。第1のデバイスは、第3のポートも含むことが可能である。第1のポートは、第1のポート・バイパス入力と第1のポート・バイパス出力とを含むことが可能であり、第3のポートは、第3のポート・バイパス入力と第3のポート・バイパス出力とを含むことが可能である。第1のポート・バイパス出力は、好ましくは、第3のポート・バイパス入力に結合される。第1のポートは、シリアル入力ピンとマルチプレクサをさらに含む。シリアル入力は、プロセッサを含むインターフェース回路上のピンであることが可能であり、このピンにすべての着信データが送り込まれる。シリアル入力は、非コンプライアント・データを含め、すべての着信データを受信する。第1のポート受信入力に送り込まれる右アナログ・オーディオ・データ及び/又はデジタル・データは、コンプライアント・データである場合、シリアル入力ピンに向けられることが可能であり、あるいは、非コンプライアント・データである場合、インターフェース回路上の受信入力に送り込むことを介して、第1のポート・バイパス出力に向けられることが可能である。
本発明のその他の目的及び利点は、以下の詳細な説明を読むこと、及び添付の図面を参照することで明白となる。
本発明は、様々な変更形態及び代替形態が可能であるが、本発明の特定の実施形態を、例として図面で示し、以下に詳細に説明する。ただし、図面、及び図面の詳細な説明は、開示する特定の形態に本発明を限定するものではなく、反対に、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の趣旨及び範囲に含まれる、すべての変更形態、均等形態、及び代替形態を範囲に含むことを意図しているものと理解されたい。
1つ又は複数のマルチメディア・デバイスは、伝送線のフレーム同期レート(FSY)より高いサンプリング・レート(fs)でデータをサンプリングできることが認識されている。例えば、マルチメディア・デバイスは、およそ44.1kHzでサンプリングを行うCDプレーヤなどである。CDプレーヤは、例えば、サンプル・オーディオ・チャネル当たり16ビット(32ビット/ステレオ・チャネル)でデータをストリーミングすることができ、したがって、32ビット/ステレオ・サンプル×44.1Kサンプル/秒=1.4112Mbpsという伝送線上のbpsボーレートをもたらす。デバイスからの非ゼロ復帰(「NRZ」)データは、いくつかの形で符号化することができる。データは、例えば、周知のミラー符号化技術を使用して符号化することもできる。
代替の符号化には、2相符号化、又は符号化されたビットストリームが累積DC値を被らないようにする符号化が含まれる。符号化されたビットストリームが累積DC値を被らないようにする符号化機構は、しばしば、DC適応符号化、又はDCのない符号化と呼ばれ、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第6,437,710号において説明されている。伝送線上のFSYが、サンプリング・レートfsとは異なる場合、マルチメディア・デバイスからのストリーミング・データは、伝送線を介して別のデバイスに(すなわち、DVDプレーヤからスピーカ)に同期で送り込むことができない。代わりに、ストリーミング・データは、同期ストリーミング・データとしてではなく、アイソクロナス・ストリーミング・データとして送ることができる。前述した他のタイプのデータも、ネットワーク上で送ることができる。
非同期データ又はパケット化されたデータは、伝送制御プロトコル(TCP)及びインターネット・プロトコル(IP)を使用してデータグラムとして構成することができる。TCP/IPは、IPパケット形式に入れられた断片化されたデータグラムである。しかし、TCP/IPパケットがネットワーク上で転送される場合、OSI参照モデルのトランスポート−ネットワーク層が、例えば、イーサネット・プロトコルに従うOSI参照モデルのデータ層又は物理層に従って送信される。所望される場合、データグラムだけをイーサネット・プロトコルから取り外し、異なるプロトコルを使用して送信することができる。図2は、本ネットワークに固有のネットワーク伝送プロトコルを使用してTCP/IPデータグラムとともに他のタイプのデータが送信されるのを示す。
次に、図を参照すると、図2は、転送されるすべてのフレーム内で異なるタイプのデータがネットワーク上で送信される形式を示す。バイト幅のFSYに同期されたプリアンブルに続き、ネットワークに接続されたマスタ・ユニットとスレーブ・ユニットの間に形成されたいくつかのチャネルを指定するプロトコルが、プリアンブル内で確立される。その後、各フレームは、符号化違反などの一意に識別可能なFSYバイト値で始まり、その後に、同期化されたデータを受け取ることに専用の第1のタイムスロット、パケット化されたデータを受け取ることに専用の第2のタイムスロット、アイソクロナス・データを受け取ることに専用の第3のタイムスロット、制御データを受け取ることに専用の第4のタイムスロットが続く。
各タイムスロットはチャネルを表す。例えば、64バイトのフレーム構造内に4つのチャネルが存在することができ、各チャネルは、最小で2バイトを有する。各チャネルが、同数のバイトを有する場合、64バイトは、ノードを介してネットワークに接続されたデバイスのオーディオ・サンプリング・レートで繰り返されるそれぞれ16バイトに細分することができる。例えば、オーディオ・サンプリング・レートが48kHzである場合、任意の2つのノード間におけるネットワークの合計ビットレートは、48K/フレーム秒×64バイト/フレーム×8ビット/バイト=24.576Mbit/秒である。
デバイスがアクティブにされる、つまり「電源投入」されると、ルーティング・テーブルが、ネットワーク上の他のデバイス群のそれぞれに制御チャネル上でブロードキャストされる。制御チャネルは、新たにアクティブにされたデバイス間のデータ転送に対応するのに必要とされる構成(又は再構成)テーブル群を含む。したがって、ルーティング・テーブルは、様々なタイプのデータを受け取るように確立された様々なチャネル又はフレーム部分のすべてに対応するように作成され、その後、アクティブにされたデバイス間のネットワーク上で、同期して送信される。例えば、DSPのメモリ媒体内のルーティング・テーブルは、フレーム内のいずれのバイトが、後の通信が所望される場合に特定のチャネルに関連するかを明らかにする。
したがって、例えば、DVDが1つのチャネル上にあり、CDが別のチャネル上にある場合、ルーティング・テーブルは、実際にタイムスロットをそれらのチャネルに割り当てる。このようにして、DVDプレーヤは、第1のチャネル内でオーディオ情報及びビデオ情報を送信するが、CDプレーヤは、タイムスロットに従って割り当てられた第2のチャネル内でオーディオ情報を送信する。ネットワーク転送速度が48kHzである場合、48kHzでサンプリングを行うDVDプレーヤと、44.1kHzでサンプリングを行うCDプレーヤは、同期データ・チャネルをDVDプレーヤに割り当て、アイソクロナス・データ・チャネルをCDプレーヤに割り当てる。
アイソクロナス・データは、例えば、ネットワークに接続されたコンピュータがオンラインになると、例えば、ルーティング・テーブル内で確立された可変チャネル長を有する。例えば、アイソクロナス転送が、連続するフレーム内で追加のバイト(図2で、N+1バイトとして示す)を要する場合、例えば、高い周波数でサンプリングされるDVDプレーヤがオンラインになり、より低い転送周波数に以前にロックされているネットワークに対してアクティブにされると、ルーティング・テーブルは、そのバイトを割り当てる。復号器が、同期バイト(FSY)を認識し、復号化し、制御バイトをプロセッサに転送し、プロセッサが、対応するノード内のルーティング・テーブルを更新する。同期バイトは、例えば、インターフェース・コントローラ内部のタイマに転送される。タイマは、適切にタイミング調整されたバイト境界で宛先又は目標にデータが適切にルーティングされるように、ネットワーク上で送信されるバイトが確実にスイッチと同期される。
図2に示した4つのタイムスロットは、単一のフレームに適用可能である。ただし、複数のフレームが連続して送信されるものと理解される。各フレームは、ルーティング・テーブルに従ったタイムスロットとチャネルの伝送を維持する。デバイス群がオンラインされると、ルーティング・テーブルが更新され、タイムスロットが割り当てられる。例えば、単一のデバイス・ペアがオンラインである場合、場合により、フレーム全体が単一のフレーム・セグメントに割り当てられて、それらのデバイス間のデータ転送に対応することが可能である。データがストリーミングである場合、ルーティング・テーブルは、ストリーミング・ソースがアクティブである期間中にネットワーク内で送信されるすべてのフレームにわたって少なくとも1つのフレーム・セグメントを割り当てるように定義される。このため、フレームは、繰り返されることが可能であり、例えば、ネットワーク上のノード内の送信元デバイスから、復号器に連続して送信される。
例えば、電話機とCDがともに、ネットワーク・データがクロック制御されているのと同一の速度でデータをサンプリングしていることが可能な例が存在する可能性がある。そのケースでは、2つのフレーム・セグメントが、同期データを伝送するために各フレーム内で確保される。この実施例では、4つを超えるタイムスロットが間違いなく存在することが可能であり、2つ以上のタイムスロットが、同期データを受け取ることに専用であり、場合により、別の2つ以上のタイムスロットが、例えば、より高い、又はより低いサンプリング・レートのプレーヤのペアがネットワーク上でアクティブにされる可能性がある場合、アイソクロナス・データを受け取ることに専用となる。
タイムスロットTS0〜TS3は、単に例として示しており、フレーム1で始まり、フレームNで終わる各フレーム内の対応するセグメントとして用意されている。ネットワークが、特定のデバイスのサンプリング・レート(fs)より低いFSYで動作している場合、場合により、アイソクロナス・データを伝送するセグメントのために別のバイトが必要とされる。典型的な例が、44.1kHzでサンプリングされるCD出力にロックされたネットワークが、48kHzでサンプリングされるDVDプレーヤ情報を取り込もうと試みることである。DVDドライブのより高いサンプリング・レートに対応するため、例えば、タイムスロットTS2のアイソクロナス・セグメント内に追加のバイトが入れられる。
送信されるデータ・タイプに関わらず、ネットワーク上で送信されるデータの各チャネルは、同一の速度で転送される。これにより、ネットワークが、普通は非同期して送信されるデータ、又はネットワーク転送速度より高い速度、又は低い速度でサンプリングされるデータ(すなわち、アイソクロナス・データ)に対応しながら、同期で動作することが可能になる。したがって、各タイムスロット、又は各チャネルが互いに同期する。チャネルを同期させて転送することは、アイソクロナス・データの同期転送に追加のバイトを割り当てることによって実現される。
アイソクロナス・データは、その他のチャネルと同一の転送速度で送信されるが、シグナル・バイトを使用して、Nバイト(サンプリング・レートがフレーム同期レート未満である場合)又はN+1バイト(サンプリング・レートがフレーム同期レートを超える場合)のどちらが各フレーム内で有効であるかが明らかにされる。例えば、ネットワークが、48kHzで動作しており、デバイスが、44.1kHzでネットワーク上にサンプリングを行うことが所望される場合、フレーム当たり8バイトのアイソクロナス・チャネルを収容するのに、最小で8×44.1/48バイト/フレーム、つまりフレーム当たり7.35バイトが必要とされる。N=8であるこの例では、このアイソクロナス・データを収容するのに最小でフレーム当たり8バイトが必要とされるが、各フレーム内のその8バイトの一部分だけが実際に有効である。
シグナル・バイトは、それらのフレームのいずれが有効であり、いずれが有効でないかを常に把握している。このため、アイソクロナス・データは、シグナル・バイトから同期される。後述する理由から、タグ・バイトを使用して、パケット化されたデータを同期し、各フレーム内のどこにパケット化されたデータが存在し、有効であるかを示すことができる。シグナル・バイトは、データ自体の中に埋め込まれることが可能であり、例えば、符号化違反を表すことができる。例えば、米国特許第6,437,710号のDCA符号化又はDCのない符号化とは異なる符号化違反は、アイソクロナス・データ、非同期データ、及び/又は同期データが各フレーム内のどこに入れられるべきかを、そのフレーム・セグメントを占有する一連のバイトの先頭、ならびにメッセージの終りが来るまでの1つ又は複数の連続するフレーム・セグメントをシグナルすることによって示す。データ符号違反が生じる中間の期間が、チャネルを表し、そのチャネルは、異なるデータ・タイプを包含することが可能である。
図3は、AV受信機、又はマルチメディア・データ・ハブ41などのデバイスの入力/出力を形成する互いに接続されたポート42、44、46の同期ネットワーク40を示す。ポート42、44、46は、バイパス出力(BO)を介してバイパス入力(BI)に一緒に結合され、連鎖したポート・シリーズの最後のポート46は、シリーズの最初のポート42のBIにBOが結合されて、ループ、つまりリング・ネットワーク43を形成している。ループは、ポート42の送信がデバイス50aの受信に結合され、デバイス50aの送信が、検出器回路とマルチプレクサ回路を介してポート42の受信に戻るように結合されると、完成される。また、ループは、デバイス50b、50c、又は50dを介して形成されることも可能である。図示するとおり、ポート42のBOは、ポート44のBIに接続され、ポート44からのBOは、ポート46のBIに接続され、ポート46のBOは、ポート42のBIに接続される。図面を簡単にするため、3つのポートだけを示す。ただし、最小限で2つのポートが一般に望ましく、必要な場合、3つを超えるポートを使用することができるものと理解されたい。
各ポート内には、ポート42の詳細な拡大図で示すとおり、検出器(又は比較器)45bと、ペアのマルチプレクサ48a、48bが存在する。マルチプレクサ48aは、ネットワークからのBIと、AV受信機デバイスからのシリアル出力TXを受信する。外部デバイス50aがコンプライアント型であるか、非コンプライアント型であるかに依存して、マルチプレクサ48aは、デバイス50aのRXピンへの入力として、BI内のコンプライアント・データを選択するか、又はデバイス50aのRXピンへの入力として、デバイス41の送信ピンTXからの非コンプライアント・データを選択する。着信データの自動検出は、デバイス41のTXピン上のデータ出力が非コンプライアントであると分かっているので、必要とされない。検出器45bとマルチプレクサ48bは、オーディオ−ビデオ(AV)受信機デバイス50aのBOとRXに帰せられる。デバイス50aの送信出力は、ポート42の受信入力に結合される。自動検出が、検出器45bによって実行され、マルチプレクサ48bは、着信データがコンプライアント型であるか、非コンプライアント型であるかに依存して、受信入力上の信号をポート42のBOに送信するか、又はBIが送信される。着信RXデータは、検出器45bとマルチプレクサ48bの入力ピン群の1つに印加され、BIは、他方の入力ピンに印加される。自動検出機能は、検出器45b内部で実行されて、着信データ・プロトコルをネットワーク・プロトコルと比較し、着信データがコンプライアント・デバイスからであるか、又は非コンプライアント・デバイスからであるかを判定する。
ポート42のRX上の着信データは、検出器45bと、最終的にデバイス41をリードするインターフェースの受信ピンの両方に送り込まれる。BI上のデータは、必要な場合、BOに印加されたBIを受信するコントローラを接続するポートを介して、41にルーティングされることが可能である。図3に示すとおり、ポート42、46上の着信データは、コンプライアント・デバイスからであるのに対して、ポート44上の着信データは、非コンプライアント・デバイスからである。マルチプレクサ48aは、デバイス41からのデータ、及びBIがマルチプレクサ48aによって選択される以外は、マルチプレクサ48bと同様の諸機能を実行し、目標とされるデバイス50aがコンプライアント型であるか否かに依存して、デバイス41からのデータ(デバイス41に関連するインターフェースのTXを介して)、又はBIが、ポート42の送信データTXに入れられる。
デバイス50aは、前述したネットワーク・プロトコルに従ってデータを送信/受信するコンプライアント・デバイスであり、チャネルAのチャネル情報が、適切なタイムスロットに入れられ、このため、検出器45bとマルチプレクサ48bが、適切なデータを比較し、デバイス41のインターフェースに関連する受信ピンRXにルーティングする。このため、デバイス41のRXピン上の着信データは、例えば、ポート42のBOに対するI2Cポート又はI2Sポートを介して、インターフェース回路、及び関連するトランシーバ・コントローラを通して内部で処理され、結合され、着信データがデバイス41によって処理されるだけでなく、RXピン上の着信データ、又はネットワーク・データの着信データBIを、必要な場合、他のデバイス50b、50c、及び/又は50dに送信する。コントローラを介してBOをデバイス41の入力に結合するのに使用されるインターフェース回路の詳細を、図8を参照して以下に説明する。
デバイスが、デバイス50bのように非コンプライアント型である場合、特定のチャネル(すなわち、チャネルC)のデータがどこに入れられるかは、不確実である。というのは、デバイス44内部の自動検出回路によって検出されるプロトコルが、ネットワーク・プロトコルに認識可能ではないからである。このため、ポート44が、シリアル入力ピン上、及びマルチプレクサ上で着信信号を受信する。ポート44内のマルチプレクサは、BOに結合するためにBIを選択してネットワークを続けるが、デバイス41が、シリアル入力ピンSRを介して非コンプライアント・データを受信することができるようにする。RX入力上の着信データがコンプライアント型であるか否かについての判定は、例えば、DSP内部で行われる。デバイス50aと同様に、デバイス50c、50dも、図示したチャネルEなどの、特定の専用スロット内で情報のチャネルを送信するコンプライアント・デバイス群である。デバイス50c、50dは、リング内で結合されて、2つを超えるデバイスを含むようにリング・ネットワークを拡張することが可能である。
図3は、第2のデバイス50a(又は他の任意の外部デバイス)のTXピンからの、第1のデバイス41のRXピンへの、したがって、リングを形成する次の連続するデバイスの別の外部デバイス50cへの、ネットワークを巡るコンプライアント・データの転送をすべての事例において示す。非コンプライアントの着信データが受信された場合、その着信データは、即時にネットワークに送り込まれず、デバイスのシリアル入力ピンに印加されて、どのようなプロトコルであれ、その着信データがもたらし、したがって、非コンプライアント・データを扱うように設計されたシリアル入力ピンに受け入れ可能であるプロトコルに従って処理されることが可能である。
図4は、SPDIFストリーミング・データ又はイーサネット・パケット化されたデータなどの、あるタイプの非コンプライアント・データを示す。非コンプライアント・デバイス50bのTXピンからの着信データは、伝送チャネル52上で着信し、非コンプライアント(SPDIF又はイーサネット)データは、検出器/比較器54bによってネットワーク伝送パス上で送信されるデータと比較される。プロトコルが異なる場合、比較器54bから比較器信号(C)が送信されて、マルチプレクサ58bを介してBOに送信されるべきBIからのネットワーク・データを選択する。着信RXデータは、デバイス41に関連するDSPのシリアル受信入力(SR)に転送され、検出器54bの入力にも転送される。DSP60は、非コンプライアント・データを受け入れることができる入力ピンを保持し、このため、SRは、例えば、SPDIFプロトコルを認識することができる。しかし、デバイス50bがコンプライアント型である場合、コンプライアント情報がBOにルーティングされ、必要な場合、例えば、I2Cポートを介してDSPにルーティングされる。DSP60は、データがコンプライアント型であるか否かに依存して、データに対する操作を実行することができる。それらの操作には、SRにおいて非コンプライアント・データを復号化すること、及びデバイスによって必要とされる諸機能を実行することが含まれる。また、必要な場合、非コンプライアント・データは、非コンプライアント・データをコンプライアント・データにするようにDSP60の操作によって再フォーマットされることも可能である。非コンプライアント・データは、シリアル送信出力(ST)ポートに送信された後、非コンプライアントの外部デバイスに送信されることが可能である。しかし、DSP60から出力されたデータが、コンプライアント・デバイスを宛先とする場合、データは、コントローラ56に送られ、コントローラ56が、非コンプライアント・データをコンプライアント・データ用の適切なタイムスロット及びプロトコルに再フォーマットし、BOを介してネットワーク上でそのデータを転送するように動作する。このように、DSP60からのデータは、コントローラ56を含むトランシーバ・インターフェースを介してフォーマットされることが可能である。コントローラ56は、図8に示すとおり、自動検出器やマルチプレクサと一緒に単一のインターフェースとして統合することができる。
BIとRXの間には、BIをネットワークに送り込むネットワーク・トランシーバとしてだけでなく、デバイス41が、ネットワーク上で転送されるコンプライアント・データの宛先である場合、BIをデバイス41に送り込むようにも動作するコントローラ56が配置される。コントローラ56は、コンプライアント・データを取り込み、DSP60が受け入れることができる周知のI2Cプロトコル、又はI2Sプロトコルに構成する。コントローラ56は、BIの着信データを同期し、DSPが認識可能な形式に再フォーマットする物理層デバイスの役割をする。コントローラは、I2Cバス上で再フォーマットされたデータをDSP60に送信することができる。このため、コントローラ56は、コンプライアントのネットワーク・データをデバイス41の入力に送り込む。
このため、各ポートはインターフェースを含む。ポート44のインターフェース64が、マルチプレクサ58a、58bや、検出器54b、DSP60、コントローラ56を含むように示されている。図4の検出器54bは、自動検出機能を実行する。図4の実施形態では、検出器54bは、着信SPDIFプロトコルをネットワーク・プロトコルと比較するか、又は着信イーサネット・プロトコルをネットワーク・プロトコルと比較する。インターフェース64の送信側で対応する検出器は、必要とされない。というのは、マルチプレクサ58aが、ポート64のTX出力に接続された外部デバイス50bのステータスに依存して、コンプライアント・データ又は非コンプライアント・データを選択するからである。構成レジスタが、外部デバイスのコンプライアントステータス/非コンプライアントステータスを保持して、外部デバイスが非コンプライアント型であるか、又はコンプライアント型であるかに依存して、C=0又はC=1という適切な選択信号をそれぞれマルチプレクサに与えるようにプログラミングされる。図示するとおり、構成レジスタは、ポート44のTX出力に結合された非コンプライアント・デバイスを示す0という選択ステータスを保持して、DSP60からの非コンプライアント・データのシリアル送信出力(ST)が非コンプライアント・デバイス50bに確実に転送されるようにする。図示するとおり、STは、外部デバイス50bのRXピンが認識可能なSPDIF出力データを生成する。
図5は、検出器54bの比較機能を実行するのに使用することができる2つの分離された検出器、すなわちプリアンブル検出器/比較器66、符号検出器/比較器68を示す。SPDIFプロトコルは、各情報フレームに専用の時間分割多重化されたチャネルを利用せず、イーサネット・プロトコルは、米国特許第6,437,710号に記載されたDCA符号化、又はDCのない符号化とは異なる符号化を含むことを認識されたい。
イーサネットの8B/10B符号は、DCA符号とは異なるものとして検出され、符号比較器68が、比較結果をマルチプレクサに送って、ネットワーク内のコンプライアント・デバイスの受信入力上で着信データを選択的に受信するか、又は受信しない。符号比較器68と同様に、プリアンブル比較器66は、SPDIFのプリアンブルをネットワーク・プリアンブルに対して比較して、プロトコルの違いが存在するかどうかを判定する。符号比較器とプリアンブル比較器はともに、着信データが、非コンプライアント・データを受信することに専用であるシリアル入力ピンに送り込まれるか、又は着信データが、コンプライアント・データを受信するためにポートのBOに接続されたそのポートの受信入力に印加されるかを表す、プロトコルの違いを特定する。
図6及び図7は、アナログ・データであることが可能な、異なるタイプの非コンプライアント・データを示す。デバイス50b内部のDACが、左アナログ・オーディオ出力データと右アナログ・オーディオ出力データを送信するように設計され、右アナログ・オーディオ・データは、デバイス50bの送信ピンからポート44の受信ピンに送り込まれる。ポート44上の受信ピンは、DACから右アナログ・オーディオ・データを受信するのと同一のピンである。左アナログ・オーディオ・データは、デバイス50bの受信ピンからポート44の送信ピンに送信され、インターフェース65内部のADCの左アナログ・オーディオ・入力にも送信される。図示するとおり、ポート42、44、46は、図3のポート群と同様であるが、ポート44内部には、ADCを含むインターフェース回路65が存在する。インターフェース回路67は、DACを含む。代替として、インターフェース回路内部のADC回路及びDAC回路の代わりに、ADCとDACは、関連するデバイス41(図3)の別の領域内に存在していてもよい。
ポート44、46のインターフェース回路65、67の内部のADC回路とDAC回路と同様に、非コンプライアント・デバイス50b、50cの内部に対応するDAC71及びADC73を配置することができる。重要なこととして、ADCの左アナログ・オーディオ・データと右アナログ・オーディオ・データは、送信ピンと受信ピンによってそれぞれ共用される左アナログ・オーディオ・ピンと右アナログ・オーディオ・ピンに印加される。反対に、DACの左アナログ・オーディオ・データと右アナログ・オーディオ・データは、受信ピンと送信ピンによってそれぞれ共用される左アナログ・オーディオ・ピンと右アナログ・オーディオ・ピンに印加される。このようにして、DACからの左/右オーディオ情報は、ADCに関連するポートの左/右ピン(及び送信/受信ピン)に送信される。DACによって送信される左情報と右情報は、ADCによって戻されることが可能であり、したがって、DAC上の送信/受信の右/左変換は、ADC上の受信/送信の右/左変換と整合性があり、アナログ・オーディオ情報を送受信するためにADCとDACの間で仮想ループ・ネットワークを形成する。図6に示すとおり、ADCは、第1のデバイスのポートに関連すること、又はそのポートを介して第1のデバイスに接続された第2のデバイス内部に存在することが可能である。同じことが、DACにも当てはまる。
また、図6には、インターフェース回路65、67の詳細な図も含まれ、ADCとDACが、別々の左ADCと右ADC、及び左DACと右DACに分けられている。左アナログ・オーディオ・チャネルは、左ADC74に結合される。マルチプレクサ76aは、DSPからのシリアル送信出力(ST)、又はネットワークからのBIを選択するように結合される。このため、左アナログ・オーディオ・チャネルのデジタル表現が、選択され、ポート44のL/TXピンに送信されること、又は代替として、BI内のネットワーク・データが、L/TXピンに送信されることが可能である。アナログ・オーディオの左チャネルと右チャネルは、ADCからDSP78に転送されることが可能であり、デジタル形態にして、ポート44に結合された外部デバイスがコンプライアント型であるか、又は非コンプライアント型であるかに依存して、コントローラ56を介してネットワークに転送される、又はポート44のL/TXピンを介して出力されることが可能である。着信右アナログ・オーディオ・チャネルも、右ADC79を使用して着信データが受信され、検出器75により、データがコンプライアント型であるかどうかが判定され、マルチプレクサ76がBIをBOに印加するという点で、左チャネルと同様である。アナログ・データの左チャネルと右チャネルは、DSP78に転送され、次に、インターフェース65を介して、ポート44に関連する内部デバイスに転送される。
インターフェース65と同様に、別のインターフェース67も、同様に配置された回路要素を有し、詳細には、左DACと右DACが互いに別々に分離されている。DAC74a及び79aは、着信データを受信し、変換を形成する。マルチプレクサ76a’が図示され、マルチプレクサ76と同様に動作する。同じことが、マルチプレクサ76bと検出器75bと同様に動作するマルチプレクサ76b’と検出器75b’に関しても言える。適切な選択信号が構成レジスタを介して与えられた場合、接続されたデバイスに戻るように、BIを介してネットワークからコンプライアント・データを送り出すドライバ回路が、各インターフェース内部に設けられる。図6に示すとおり、選択信号Cは、0に設定されており、DSPのST出力が、デバイス50b、50cの非コンプライアント受信入力に送り込まれるべきであるという選択を示す。デバイス50b、50cがコンプライアント型であった場合、選択信号Cは、1に設定されて、デバイス50b、50cの受信入力に送り込まれるようにBIの選択を示す。
図7は、着信アナログ信号の周波数を、ポート間のネットワーク上で送信されるコンプライアント・データのネットワーク転送速度と比較するのに使用される検出器75b/75b’を示す。通常、BIとBOの間のネットワーク上や、隣接するBOとBIの間で送信されるデジタル・データは、FSYの倍数であり、FSYは、44.1kHz又は48kHzである。アナログ信号は、通常、30kHz未満の周波数で送信される。デジタル信号のDCバイアスは、上向きに調整し、ネットワーク上で送信することができるのに対して、アナログ信号のDCバイアスは、実質的にゼロである。DCバイアスを調整することにより、周波数よりも振幅の比較が望ましいかどうかの区別が形成される。検出器75a/75a’を使用して、DSPから送信されたデジタル信号が、ネットワーク・プロトコルにコンプライアントかどうかを判定し、信号をネットワークに送るか、又は非コンプライアントの外部デバイスに転送する。
図8は、コントローラ56が組み込まれた2つのインターフェース・ユニット80、82を示しており、1つのインターフェースの送信ピンは、図示するとおり、マルチプレクサによって基本的に別のインターフェースの受信ピンに接続される。もちろん、インターフェース・ユニット80、82は、必要な場合、1つのユニットととして一緒に統合することもできる。送信ピンと受信ピンの接続により、ポート100aのインターフェース回路80とポート100bのインターフェース回路82の間でデイジー・チェーン、又はリング・トポロジを形成することが可能になる。さらに、インターフェース80とインターフェース82が結合されて、デバイス(「第2のデバイス」)がデータを送信することができるハブが形成される。さらに、第2のデバイス84に加えて、第3のデバイス86を第1のデバイス90に接続することができる。図示する第2のデバイスと第3のデバイスは、この実施形態では、オーディオ−ビデオ受信機84、86である。自動非コンプライアント検出機構により、CDプレーヤ、DVDプレーヤなどのレガシ家庭用機器が、コンプライアントネットワークに接続され、44.1kHzや48kHzのオーディオ情報やビデオ情報などの、様々なサンプリング・レートの資料をサポートするように固定の速度でネットワーク上で転送を行うことが可能になる。
オーディオ−ビデオ受信機(コンプライアント型又は非コンプライアント型の)は、DVDプレーヤ90からネットワークに送り込まれたオーディオ−ビデオ情報、又はインターフェース82を介してDVDプレーヤ90から送信されたSPDIF情報を再生することができる。情報は、宛先のオーディオ−ビデオ受信機がコンプライアント型であるか否かに依存して、I2Cポート又はI2Sポートを介して、インターフェース80又は82の入力であるシリアル受信SRに送信することができる。インターフェース・ユニット内部のコントローラは、着信データを同期させ、着信データに対して他の物理層機能を実行する。オーディオ−ビデオ受信機84及び/又は86は、例えば、光情報を光ファイバ受信機(FOR)92a及び92bに送り込むことができる。
自動SPDIF検出を実現するため、レガシ・デバイス86から出力された非コンプライアント・データは、インターフェース82のピンであるSPDIFシリアル入力、SRにも接続される。このピンは、SPDIFデータを受信するように構成される。SPDIFが検出されると、入力マルチプレクサ状態は、インターフェース80からのBIをインターフェース82のRXに送るように切り替えられる。このため、SPDIFデバイス86が接続されると、リングが保持され、具体的には、一方のデバイスから他方のデバイスへのネットワーク上の通信が保持される。ネットワークからの情報を、ネットワークから再び出て、光ファイバ送信機(FOX)98bを介して第3のデバイス86に転送することも可能である。
破線内で、第1のデバイス、例えば、DVD90に対応する2つのポート100a、100bにラベルが付けられている。ポート100aは、ネットワーク情報と、コンプライアント・デバイス84からのコンプライアント・データを受信することに専念する。しかし、ポート100bは、ネットワーク情報と、デバイス86からの非コンプライアント・データをともに受信することに専念する。図示した例では、SPDIF入力は、シリアル受信(SR)ポートというラベルが付けられた非同期ソース・ポートによって回収される。コントローラとともに、前述した検出器/比較器がインターフェースに組み込まれて、比較を実行することが可能であり、次に、マルチプレクサが、適切な信号を多重化してインターフェースの受信ピンに印加することが示されている。SPDIFデータが受信される場合、SPDIFデータは、ロックされずにアイソクロナスの形で非同期シリアル受信ポート(SR)にトランスポートされ、インターフェース82内部のコントローラが、PLL、又は以下に説明する他の手段を使用して同期を実行する。
マルチプレクサ94a、94bは、光が検出され、SPDIFデータが検出されなかった場合にだけ、光受信機データ出力信号をインターフェース80/82の受信入力に接続する。光受信機のステータス信号はインターフェースの汎用の入力/出力に接続される。ステータス信号により、光が検出されたことが示された場合、インターフェースは、対応するインターフェース・ユニット内部のSPDIFロック検出器を監視する。ある時間枠内でロックが検出されなかった場合、光受信機データ出力は、受信(RX)入力に接続される。SPDIF入力は、48kHz又は44.1kHzであるのに対し、ネットワークは、48kHzにロックされている。ソフトウェアが、周波数の差を自動的に算出し、比較器が、プリアンブルの違いを特定する。
DVDプレーヤ90は、通常、PLL104から導出された27MHzクロックに同期される。DVDプレーヤ90は、好ましくは、96/48kHz又は88.2/44.1kHzのオーディオ・データをもたらす。DVD速度とネットワーク速度が等しくない場合、DVDデータは、ロックされたアイソクロナス・モードでトランスポートされる。DVD速度とネットワーク速度が同一である場合、DVDデータは同期してトランスポートされる。DVDからの最大データは、およそ6チャネル、24ビットであり、96kHzである。同時に、DVDは、SPDIFを介して、CDオーディオ帯域幅と等しいAC3符号化データをもたらす。96kHzオーディオの6つすべてのチャネルに加え、ACデータが、3つのアイソクロナス・ストリームの中で同時にトランスポートされることが可能である。インターフェース80/82は、96kHzオーディオの6つのチャネルを処理し、それらのチャネルをパックして2つのアイソクロナス・チャネルにし、その一方で、インターフェースの1つの上の1つのDSPが、AC3をパックして別のアイソクロナス・チャネルにする。
データをロックせずにアイソクロナスの形でトランスポートすることには、通常、宛先デバイスにおけるデジタルPLLが関わる。このため、PLL104(図8)は、FSY、及びFSYと送信元デバイスにおけるサンプリング・クロックの間の周波数又は位相の差から宛先デバイスのシリアル・クロック又はサンプリング・レートを定めるデジタルPLLであることが可能である。図9は、ロックされていないアイソクロナス・トランスポート機構を示す。送信元デバイスにおけるサンプリング・レート変換の代わりに、図9は、宛先114におけるデジタルPLLを示す。送信元デバイス105は、fsでサンプリングされることが可能であり、比較器106は、ネットワーク・フレーム・レートFSYをfs=FSY1のサンプリング・レートと比較することができる。位相差ΔΦ1、又は時刻1及び時刻2における位相差(ΔΦ1+ΔΦ2)をネットワーク上で、単一のビットとして、又は複数ビット・バイトとして送信することができる。位相差、つまりΔΦ1は、位相差の大きさに依存して異なるビット値を有することが可能である。したがって、サンプル・データは、FSY2のフレーム転送レートでアイソクロナス・データとして送信されることが可能であるが、場合により、各フレーム内で追加のバイトが確保されて、FSY2と比べてより高速のFSY1に対応する。このようにして、ストリーミング・データは、ネットワーク上で送信される連続するフレームのそれぞれにわたって保持される。
比較器106が、各フレーム転送クロック又は各サンプリング・クロックの立ち上がり端又は立ち下り端の間の位相差を比較する。デジタル位相比較器108は、例えば、タイマを使用して実装されることが可能である。3つのシリアル・ビットストリームが使用される場合、例えば、高速クロックは、3072fsであることが可能である。例えば、6サイクルの3072fsだけ、FST1とFSY2の立ち下り端(ΔΦ1として表される)が離隔している場合、2進の6の値を示すバイトが、ネットワーク上で周期的に送信される。クロック・レートを24576fsに高めることにより、2進値の分解能が大幅に向上し、したがって、8ビットを周期的に送信する代わりに、12ビットを送信することができる。
その後、位相差(例えば、8ビット・バイト又は12ビット・バイト)は、PLL及び宛先ポートによって使用される。加算器110が、FSY1とFSY2の位相差(A−Rで表される)から、FSY2とFSY1の位相差(B−Rとして表される)を引き、A−R−(B−R)を得る。それらの差が0であり、したがって、デジタルPLL104がロックされている場合、加算器110からの出力は、フィルタ−分周器−発振器ネットワーク112に入力される0の位相差である。加算器110及びフィルタ−分周器−発振器112は、DSPの一部分を形成することが可能である。位相比較器108が、ネットワーク転送フレーム・レート・クロック端を、基準Bとして示される宛先デバイスのローカル・サンプリング・レートと比較する。基準Bは、デジタル・フィルタ−プログラマブル分周器112からのフィードバックにより、基準Aと等しくされる。分周器112は、フィルタ112から出力された制御に基づき、発振器出力を分周して、ローカル・サンプリング・クロックBを送信元サンプリング・クロックAにロックするのに必要とされる適切な周波数と位相にする発振器112から、高周波数クロックを受け取る。
宛先デバイスにおけるローカル・デジタルPLLにより、任意の周波数における任意のストリーミング・データが、ロックされずにネットワークに送り込まれることが可能になる。データが宛先デバイス114において受信されるまで、サンプリング・レートは、送信元デバイス105上のサンプリング・レートにロックされない。位相及び/又は周波数の差は、ネットワーク上でアイソクロナス・データとともにロックされていないアイソクロナス・データとして送信される。デジタルPLLにより、送信元デバイスにおける複雑なサンプリング・レート変換機構の使用と、そのデバイスにおけるDSPのオーバーヘッドが回避される。代わりに、単一のPLLを宛先ポートにおいて使用して、アイソクロナス・データがネットワーク上で送信されることが可能になり、サンプリング・レート変換、又は局所化された水晶発振器に関連するジッタの代わりに、宛先ポートにおいてクロック回復が使用される。
図8は、DVDプレーヤ90が、オーディオ−ビデオ受信機のコンプライアント入力上、又は非コンプライアント入力上で受信されるべきSPDIFデータ及び/又はネットワークコンプライアント・データを、ネットワークに送り込んでいるのを示す。反対に、図10は、コンプライアント・デバイスと非コンプライアント・デバイスが、ネットワークに、又はそのネットワーク内に配置されたオーディオ−ビデオ受信機のコンプライアントポートと非コンプライアントポートに情報を送り込んでいるのを示す。具体的には、図10は、コンプライアントDVDプレーヤ120と非コンプライアントCDプレーヤ122が、着信データをネットワーク、又はオーディオ−ビデオ受信機124のコンプライアントポート/非コンプライアントポートに送り込んでいるのを示す。簡単にするため、各ポート126a、126bの様々な詳細は、図示しない。ただし、光ファイバ送信機と受信機ポート、同期ポート、マルチプレクサだけでなく、インターフェースのGPIピン、SRピン、GPOピンの機能も、図8のポート100a、100bで示したのと同様であることを理解されたい。
非コンプライアントCD又はレガシCDは、左オーディオ・チャネル出力と右オーディオ・チャネル出力をADCインターフェースに送り込むことが可能である。次に、ADCインターフェースが、そのオーディオ情報をデジタル情報として受信機124のDSPに転送する。コンプライアント・デバイス120も、データをポート126aに送り込むことが可能である。次に、ポート126aが、データをネットワークに転送するとともに、シリアル送信ピン(SX)を介してオーディオ−ビデオ受信機124のDSPに転送することが可能である。
シリアル・クロック(SCK)とフレーム同期クロック(FSY)は、図9のロックされていないアイソクロナス・トランスポート機構、又は図11のロックされたアイソクロナス・トランスポート機構を使用して導出される。送信元デバイスをネットワーク・タイミングに、例えば、デジタル・ビデオ・ブロードキャスト受信機に従属させることができない場合、FSYとSCKは、大抵、ロックされていないアイソクロナス・トランスポート・モードを使用して送信元デバイスから導出され、FSY及びSCKは、宛先デバイスにおいて送信元デバイスからコンパイルされる。しかし、送信元デバイスが、クロック・マスタとならず、場合により、ネットワークに接続された何らかの他のデバイスが、マスタとして動作する場合、マスタは、基本的にネットワーク自体である。このようにして、送信元デバイスをネットワーク・マスタに従属させることができ、宛先デバイスもネットワーク・マスタに従属させることができる。この例において、図11が、送信元デバイス及び宛先デバイスをネットワーク・クロック・マスタに従属させることを示し、ネットワーク・フレーム同期FSY2が、送信元サンプリング・レート及び宛先サンプリング・レートであるFSY1=fsをコンパイルするのに使用されている。
図10及び図11を併せて参照すると、宛先におけるPLL130が、図10に示されている。PLL130には、分周器−逓倍器132が関連付けられている。分周器−逓倍器132は、FSY2というネットワーク転送速度に相対的なX/Y係数で周波数を分周すること、及び逓倍することを行う。別個の分周器−逓倍器の代わりに、PLL130は、分数分周器132を有することも可能である。分数分周器又は別個の分周器−逓倍器132は、実際には、マルチメディア・デバイス124の一部分にして、組み込むことができる。
図11を参照すると、ネットワーク・フレーム同期FSY2が48kHzであり、送信元サンプリング・レート及び宛先サンプリング・レートが44.1kHzである場合、分周器−逓倍器132a、132bに関して147/160という累積比が生じる。しかし、ネットワーク・フレーム・レートが44.1kHzであり、送信元サンプリング・レート及び宛先サンプリング・レートが48kHzであった場合、累積比は、分周器−逓倍器132a、132bの内部で160/147である。DVDドライブの一部として、システム・コントローラは、ドライブを制御し、オーディオ情報及びビデオ情報を復号化し、オーディオ情報をアナログに変換する一方で、伸張されたビデオをディスプレイに送る。
コントローラは、通常、ローカルの27MHz水晶発振器によってクロック制御される。代替として、水晶発振器を非アクティブにして、FSY2から導出された27MHzクロックからコントローラをクロック制御することもできる。コントローラは、インターフェース134a、134b内部に存在する。オーディオ・データは、ドライブから読み取られると、ムービーの場合には、伸張され、必要な場合、DACに転送される。DACのサンプリング・レートは、一定で、変化せず、27MHzの基準から直接に、又は暗黙に生成される。例として、2/1125という周波数変換比を有するPLLが、コントローラの27MHz基準クロックを、ドライブからオーディオ・データをサンプリングするのに必要とされる48kHzサンプリング・クロックに変換する。49/30000という変換比が、27MHzを44.1kHzに変換する。このため、送信元デバイス136及び宛先デバイス138は、インターフェース134a、134bの内部でコントローラが動作する速度だけでなく、ほとんどあらゆる周波数でサンプリングされたデータを受け取ることができる。このため、シリアル・クロック及びサンプリング・レートは、送信元ノードと宛先ノードの両方の内部のローカルPLLの分周係数及び逓倍係数に基づいて調整することができる。したがって、ロックされたアイソクロナス・転送・モードを実現することができる。
以上の開示を十分に理解することで、多数の変形形態及び変更形態が当業者には明白となろう。添付の特許請求の範囲は、すべてのそのような変形形態及び変更形態を包含するものと解釈される。
互いの間でストリーミングされるパケット化されたデータを送信しようとする不成功の試みにおいて一緒に結合された様々なデバイスを示すブロック図である。 各タイプのデータ用に確保されたタイムスロットに基づき、ネットワーク上でコンプライアント・データの複数のフレームを送信するのに使用されるプロトコルを示す配列図である。 リング・ネットワークを形成するようにデバイス(オーディオ・ビデオ受信機などの)のポート群に結合され、コンプライアント・データをネットワークに転送するため、及びネットワークから転送するためのポートが詳細に示された、コンプライアント・デバイス及び非コンプライアント・デバイスを示すブロック図である。 非コンプライアントSPDIFデータを、ポートに関連するデバイスに転送するため、及びそのようなデバイスから転送するため、ならびに、必要な場合、非コンプライアント・データを再フォーマットし、ネットワークに送り込むための、詳細に示されたポートに結合された非コンプライアントのSPDIFデバイス又はパケット(イーサネット上でドライブされる)デバイスを示すブロック図である。 ポートに結合されたデバイスからのデジタル信号のプロトコル(プリアンブル又は符号化)を比較して、デジタル信号をネットワークに転送するか、又はポートに関連するデバイスに最初に転送してから、ネットワークに転送するかを判定するのに使用される比較器を示すブロック図である。 第1のポートの送信ピンに結合された左チャネル出力と、第1のポートの受信ピンに結合された右チャネル出力とを有する非コンプライアントDACデバイスを示し、第2のポートから、受信ピンが非コンプライアントADCデバイスの左チャネル入力に結合され、送信ピンが、非コンプライアントADCデバイスの右チャネル入力に結合され、非コンプライアントDACデータをポートに関連するデバイスに結合し、必要な場合、非コンプライアント・データを再フォーマットして、ネットワークに送り込み、再びDACデバイスに出力するための第1のポートと第2のポートがともに詳細に示されたブロック図である。 ポートに結合されたデバイスからのアナログ信号の振幅又は周波数を比較して、そのアナログ信号をネットワークに転送するか、又は第1のポートに関連するデバイスに最初に転送してからネットワークに転送するかを判定するのに使用される比較器を示すブロック図である。 1つの典型的な構成による、ポートのペアを有し、そのペアを経由して、AV受信機デバイスからのコンプライアント・データ及び非コンプライアント・データが送られることが可能な、DVDデバイスを示すブロック図である。 サンプリングされたデータを、位相及び/又は周波数比較器を有する送信元ポートに送り込み、ロックされていないアイソクロナス・データとともに、送信元サンプリング・レートとネットワーク上のネットワーク・フレーム・レートの位相差及び/又は周波数差を転送し、宛先ポートが、デジタルPLLを実施して、位相差及び/又は周波数差から宛先サンプリング・レートをロックする送信元デバイスを示すブロック図である。 1つの典型的な構成による、ポートのペアを有し、そのペアを経由して、コンプライアントDVDデバイス及び非コンプライアントCDデバイスからのコンプライアント・データ及び非コンプライアント・データが送られる、AV受信機デバイスを示すブロック図である。 送信元ポートと宛先ポートがともに、ネットワークのフレーム同期周波数に対してロックされ、比例する周波数でサンプリングを行うPLLを含む、サンプリングされたデータを送信元ポートに送り込む送信元デバイス、及びサンプリングされたデータをロックされたアイソクロナス・データとして受信する宛先デバイスを示すブロック図である。
符号の説明
40 ネットワーク、41 AV受信機又はマルチメディア・データ・ハブ、42、44、46 ポート、45b 検出器、48a、48b マルチプレクサ、50a、50b、50c、50d デバイス

Claims (36)

  1. 第1のポート受信入力、第1のポート・バイパス入力、第1のポート出力を有する第1のポートと、
    第2のポート受信入力、第2のポート・バイパス入力、第2のポート出力を有する第2のポートとを含み、前記第1のポート出力が、前記第2のポート・バイパス入力に結合されるペアのマルチメディア通信ポート。
  2. 前記第2のポートが、第2のポート送信出力を含み、前記第2のポート送信出力と前記第1のポート受信入力が、第1のマルチメディア・デバイスに情報を送信し、その第1のマルチメディア・デバイスから情報を受信するようにそれぞれ適合された請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  3. 前記第1のポートが、第1のポート送信出力を含み、前記第1のポート送信出力と前記第2のポート受信入力が、第2のマルチメディア・デバイスに情報を送信し、その第2のマルチメディア・デバイスから情報を受信するようにそれぞれ適合された請求項2に記載のマルチメディア通信ポート。
  4. プロセッサのシリアル入力と、
    前記第1のポート受信入力に送り込まれたデータを受信し、その受信されたデータが、前記第1のポート出力と前記第2のポート・バイパス入力の間でネットワーク・データが転送されるプロトコルと同様の形式である場合、前記受信されたデータを前記第1のポート出力に転送し、同様の形式ではない場合、前記受信されたデータを、前記シリアル入力を介して前記プロセッサに転送するように結合されたマルチプレクサとを前記第1のポートがさらに含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  5. 前記第1のポート受信入力に送り込まれたデータを受信し、その受信されたデータが、前記第1のポート出力と前記第2のポート・バイパス入力の間でネットワーク・データが転送されるプロトコルとは異なる形式である場合、前記第1のポート・バイパス入力を前記第1のポート出力に結合するように結合されたマルチプレクサを前記第1のポートがさらに含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  6. 前記プロトコルが、前記ネットワーク上で同一の転送速度で送信されるデータの各フレーム内の時間分割多重化されたタイムスロットの中で送られる同期データ、パケット化されたデータ、アイソクロナス・データ、制御データを含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  7. 前記プロトコルが、DCのない符号化されたデータを含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  8. 前記プロトコルが、48kHz又は44.1kHzで転送されるデータのフレームを含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  9. 前記シリアル入力が、ソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース形式(SPDIF)データだけを受け入れるように適合された請求項4に記載のマルチメディア通信ポート。
  10. 前記シリアル入力が、TCP/IPデータのシリアル・ビットストリームを受け入れるように適合された請求項4に記載のマルチメディア通信ポート。
  11. 前記第1のポートに送り込まれたデータの周波数を、前記第1のポート出力と前記第2のポート・バイパス入力の間で送信される情報の転送速度とは異なる周波数にロックし、そのロックされたデータが、基本的にロックされたアイソクロナス・データから成るようにするように結合された位相ロック・ループを前記第1のポートがさらに含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  12. 前記第1のポートに送り込まれたデータの周波数を、前記第1のポート出力と前記第2のポート・バイパス入力の間で情報が送信される周波数と比較し、前記データの前記周波数と前記情報が送信される前記周波数の位相差を表すデータを有する少なくとも1ビットを前記第1のポート出力から前記第2のポート・バイパス入力に送信し、前記ロックされたデータが、基本的にロックされたアイソクロナス・データから成るようにするように結合された比較器を前記第1のポートがさらに含む請求項1に記載のマルチメディア通信ポート。
  13. ポート・シリーズの各ポートが、シリーズ内の次のポートのバイパス入力に接続されたバイパス出力を含み、シリーズ内の最後のポートが、シリーズ内の最初のポートのバイパス入力に接続されたバイパス出力を含む、ポート・シリーズの間で通信するためのリング・ネットワークを形成するポート・シリーズと、
    マルチメディア・デバイスと前記リング・ネットワークの間でデータが転送される際に経由するマルチメディア・デバイスの少なくとも1つのピンとを含むマルチメディア・デバイス。
  14. データが、ネットワーク・データが前記リング・ネットワーク上で転送されるプロトコルと同様の形式にコンプライアントする又は適合する請求項13に記載のマルチメディア・デバイス。
  15. 前記データを非コンプライアント・データからコンプライアント・データに変換してから、マルチメディア・デバイスから前記データを前記リング・ネットワークに転送するために前記ピンと前記バイパス出力の間に配置されたコントローラを有するインターフェースをさらに含む請求項13に記載のマルチメディア・デバイス。
  16. 前記非コンプライアント・データが、前記リング・ネットワーク上でネットワーク・データが転送されるプロトコルとは異なる形式である請求項15に記載のマルチメディア・デバイス。
  17. 前記バイパス出力ピンから前記バイパス入力ピンにロックされたアイソクロナス・データとして前記データを第1の速度で転送するように結合された第1のポートと、
    前記データを受信し、前記データを前記第1の速度から、前記第1の速度に従属させられた第2の速度に変換するように結合された位相ロック・ループを有する第2のポートとを前記ポート・シリーズが含む請求項13に記載のマルチメディア・デバイス。
  18. 前記バイパス出力から前記バイパス入力に、ロックされていないアイソクロナス・データとして前記データを第1の速度で転送するように結合され、前記第1の速度と、前記バイパス出力から前記バイパス入力に情報が送信される速度の位相差を転送するようにも結合された第1のポートと、
    前記位相差の大きさに依存して、前記バイパス出力から前記バイパス入力に送信されるデータの周波数を変更するように結合された加算器を有する第2のポートとを前記ポート・シリーズが含む請求項13に記載のマルチメディア・デバイス。
  19. 第1のポート受信入力と第1のポート送信出力を含む第1のポートを有する第1のマルチメディア・デバイスと、
    第2のポート受信入力と第2のポート送信出力を含む第2のポートを有する第2のマルチメディア・デバイスとを含む通信システムであって、
    前記第1のポート受信入力と前記第2のポート送信出力が、デジタル・データと右アナログ・オーディオ・データを転送するように結合され、前記第2のポート受信入力と前記第1のポート送信出力が、デジタル・データと左アナログ・オーディオ・データを転送するように結合されたシステム。
  20. 前記右アナログ・オーディオ・データと前記左アナログ・オーディオ・データが、同時に転送される請求項19に記載の通信システム。
  21. 前記第1のマルチメディア・デバイスが、(i)右アナログ・オーディオ・データとデジタル・データが受信される、(ii)右アナログ・オーディオ・データとデジタル・データが送信される、(iii)左アナログ・オーディオ・データが受信され、デジタル・データが送信される、又は(iv)左アナログ・オーディオ・データが送信され、デジタル・データが受信される少なくとも1つのピンを含む請求項19に記載の通信システム。
  22. 前記第1のマルチメディア・デバイスが、(i)左アナログ・オーディオ・データとデジタル・データが受信される、(ii)左アナログ・オーディオ・データとデジタル・データが送信される、(iii)右アナログ・オーディオ・データが受信され、デジタル・データが送信される、又は(iv)右アナログ・オーディオ・データが送信され、デジタル・データが受信される少なくとも1つのピンを含む請求項19に記載の通信システム。
  23. 前記第1のマルチメディア・デバイスが、アナログ−デジタル変換器を含み、前記第2のマルチメディア・デバイスが、デジタル−アナログ変換器を含む、又は前記第1のマルチメディア・デバイスが、デジタル−アナログ変換器を含み、前記第2のマルチメディア・デバイスが、アナログ−デジタル変換器を含む請求項19に記載の通信システム。
  24. 前記第1のマルチメディア・デバイスが、第3のポートを含み、前記第1のポートが、第1のポート入力と第1のポート出力をさらに含み、前記第3のポートが、第3のポート入力と第3のポート出力を含む請求項19に記載の通信システム。
  25. 前記第1のポート出力が、前記第3のポート入力に結合される請求項24に記載の通信システム。
  26. 前記左アナログ・オーディオ・データと前記右アナログ・オーディオ・データを受信するように結合されたペアのアナログ−デジタル変換器の入力と、
    前記ペアのアナログ−デジタル変換器のそれぞれの出力に結合されたプロセッサとを前記第1のポートがさらに含む請求項25に記載の通信システム。
  27. デジタル変換された前記ペアの左アナログ・オーディオ・データと右アナログ・オーディオ・データを受信するための別のプロセッサと、
    前記デジタル変換された前記ペアの左アナログ・オーディオ・データと右アナログ・オーディオ・データを変換するように結合されたペアのデジタル−アナログ変換器とを前記第3のポートがさらに含む請求項26に記載の通信システム。
  28. 前記デジタル変換された前記右アナログ・オーディオ・データと前記左アナログ・オーディオ・データをコンプライアント・データに変換し、前記コンプライアント・データを同期データ又はアイソクロナス・データとして前記第3のポート入力に転送するために、前記ペアのアナログ−デジタル変換器と前記第1のポート出力の間に結合されたインターフェース回路を前記第1のポートがさらに含む請求項27に記載の通信システム。
  29. プロセッサのシリアル入力と、
    前記デジタル・データを受信し、前記デジタル・データが、前記第1のポート・バイアス出力と前記第3のポート・バイパス入力の間でデータが転送されるプロトコルと同様の形式である場合、前記デジタル・データを前記第1のポート・バイアス出力に転送し、同様の形式ではない場合、前記データが前記プロセッサによる処理のために前記シリアル入力に送信されるように結合されたマルチプレクサと
    を前記第1のポートがさらに含む請求項25に記載の通信システム。
  30. 前記プロトコルが、前記ネットワーク上で同一の転送速度で送信されるデータの各フレーム内の時間分割多重化されたタイムスロットの中で送られる同期データ、パケット化されたデータ、アイソクロナス・データ、制御データを含む請求項29に記載の通信システム。
  31. 前記プロトコルが、DCのない符号化されたデータを含む請求項29に記載の通信システム。
  32. 前記プロトコルが、48kHz又は44.1kHzで転送されるデータのフレームを含む請求項29に記載の通信システム。
  33. 前記シリアル入力が、ソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース形式(SPDIF)データだけを受け入れるように適合された請求項29に記載の通信システム。
  34. 前記シリアル入力が、TCP/IPデータのシリアル・ビットストリームを受け入れるように適合された請求項29に記載の通信システム。
  35. 前記デジタル・データ上のDCバイアスを前記左アナログ・オーディオ・データ上、又は前記右アナログ・オーディオ・データ上のDCバイアスと比較する比較器と、
    比較結果により、前記デジタル・データに関連するDCバイアス、及び/又は前記デジタル・データが、前記第1のポート出力から前記第3のポート・バイアス入力にデータが送信されるプロトコルと同様の形式であることが示された場合、前記デジタル・データを前記第1のポート出力に転送するために前記比較器に結合され、示されなかった場合、前記第1のポート・バイアス入力と前記第1のポート出力の間で接続が行われるマルチプレクサとを前記第1のポートがさらに含む請求項25に記載の通信システム。
  36. 前記デジタル・データの周波数を前記右アナログ・オーディオ・データの周波数と比較する比較器と、
    比較結果により、前記デジタル・データに関連するDCバイアス、前記デジタル・データが、前記第1のポート・バイアス出力から前記第3のポート・バイアス入力にデータが送信されるプロトコルと同様の形式であることが示された場合、前記デジタル・データを前記第1のポート・バイアス出力に転送するために前記比較器に結合され、示されなかった場合、前記第1のポート・バイアス入力と前記第1のポート出力の間で接続が行われるマルチプレクサとを前記第1のポートがさらに含む請求項24に記載の通信システム。
JP2005161054A 2004-06-02 2005-06-01 コンプライアント・データが送信されるネットワークに結合されたマルチメディア・デバイスに非コンプライアントのパケット化されたストリーミング・データを転送するため、及びそのデバイスから転送するためのシステムと方法 Expired - Fee Related JP4751107B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/859,470 US7702405B2 (en) 2004-06-02 2004-06-02 System and method for transferring non-compliant packetized and streaming data into and from a multimedia device coupled to a network across which compliant data is sent
US10/859,470 2004-06-02

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011082563A Division JP5390555B2 (ja) 2004-06-02 2011-04-04 マルチメディア・デバイスとそれを含む通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005348407A true JP2005348407A (ja) 2005-12-15
JP4751107B2 JP4751107B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=34936917

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005161054A Expired - Fee Related JP4751107B2 (ja) 2004-06-02 2005-06-01 コンプライアント・データが送信されるネットワークに結合されたマルチメディア・デバイスに非コンプライアントのパケット化されたストリーミング・データを転送するため、及びそのデバイスから転送するためのシステムと方法
JP2011082563A Expired - Fee Related JP5390555B2 (ja) 2004-06-02 2011-04-04 マルチメディア・デバイスとそれを含む通信システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011082563A Expired - Fee Related JP5390555B2 (ja) 2004-06-02 2011-04-04 マルチメディア・デバイスとそれを含む通信システム

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7702405B2 (ja)
EP (1) EP1603284B1 (ja)
JP (2) JP4751107B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527952A (ja) * 2006-02-17 2009-07-30 スタンダード マイクロシステムズ コーポレーション イーサネット符号化違反でもって仕切られたフレーム及びパケット構造を用いてイーサネット伝送線上で異なる首里のパケット化ストリーミングデータを転送するシステム及び方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1985325B (zh) * 2004-08-17 2012-08-29 松下电器产业株式会社 信息记录媒体的记录方法、数据区别装置、以及数据再生装置
TWI377564B (en) * 2004-08-17 2012-11-21 Panasonic Corp Information storage medium and multiplexing device
ITRM20050299A1 (it) * 2005-06-10 2006-12-11 Giovanni Pirrone Sistema di interconnessione.
KR100631527B1 (ko) * 2005-06-23 2006-10-09 엘지전자 주식회사 임베디드 시스템의 운용 소프트웨어 업그레이드 장치와방법
EP1987637B1 (en) 2006-02-17 2015-04-08 Microchip Technology Germany GmbH System and method for transferring data packets through a communication system
JP4240100B2 (ja) * 2006-09-29 2009-03-18 ヤマハ株式会社 ミキシングシステム及びフォーマット変換装置
GB0712039D0 (en) * 2006-12-21 2007-08-01 Zarlink Semiconductor Inc Integrated phase lock loop and network PHY or switch
EP1973256A1 (en) * 2007-03-22 2008-09-24 Nxp B.V. Error detection
US20090097487A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-16 Brajabandhu Mishra Method and system for transmission of digital audio in spdif format to one or more receivers
US8144802B2 (en) * 2007-10-16 2012-03-27 Semiconductor Components Industries, Llc Digital data encoding and decoding method and system
DE102008051861A1 (de) * 2008-10-16 2010-04-22 Deutsche Thomson Ohg Verfahren zum Betreiben einer Mehrport-MAC-Brücke mit abschaltbaren Ports abhängig von einem isochronen Datenstrom an einem Port oder Port-Paar in Ethernet-LANs
US8837529B2 (en) 2010-09-22 2014-09-16 Crestron Electronics Inc. Digital audio distribution
EP2530880B1 (en) 2011-06-03 2014-08-13 SMSC Europe GmbH Synchronous network switch
CN111226402B (zh) * 2017-06-27 2022-08-19 凯镭思有限公司 用于识别在射频设备或系统中的故障的系统和装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07273782A (ja) * 1992-05-08 1995-10-20 Whitaker Corp:The リング通信ネットワーク
JPH1117722A (ja) * 1997-06-02 1999-01-22 Hewlett Packard Co <Hp> ネットワーク調停ループ回路
WO2002032059A1 (en) * 2000-10-12 2002-04-18 Emulex Corporation Fiber channel star hub

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4612635A (en) * 1984-03-05 1986-09-16 Honeywell Inc. Sequential data transmission system
JP3308563B2 (ja) * 1991-07-15 2002-07-29 株式会社日立製作所 多地点テレビ会議システム
JPH05174640A (ja) 1991-12-18 1993-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーディオ用接続ケーブル
US5689534A (en) * 1992-05-12 1997-11-18 Apple Computer, Inc. Audio functional unit and system and method for configuring the same
DE69321145T2 (de) * 1993-03-20 1999-06-02 Ibm Verfahren und vorrichtung zur herausarbeitung der vermittlungsinformation aus dem kopfteil eines protokolls
US5469432A (en) * 1993-08-26 1995-11-21 Gat; Erann High-speed digital communications network
US5544228A (en) * 1993-09-27 1996-08-06 The Walt Disney Company Method and apparatus for transmission of full frequency digital audio
JP2555539B2 (ja) 1993-12-20 1996-11-20 株式会社日立製作所 制御装置間のデータ伝送方法
US5493650A (en) * 1994-03-02 1996-02-20 Synoptics Communications, Inc. Apparatus and method for monitoring the presence of cables connected to ports of a computer network controller and automatically reconfiguring the network when cables are connected to or removed from the controller
US5638518A (en) * 1994-10-24 1997-06-10 Lsi Logic Corporation Node loop core for implementing transmission protocol in fibre channel
JPH0936905A (ja) 1995-07-24 1997-02-07 Oki Electric Ind Co Ltd ループ型伝送システム
US6115747A (en) * 1995-11-13 2000-09-05 Roger E. Billings Computer network interface that merges remote data received from other computers with local data before transmitting the merged data to a network
US6233704B1 (en) * 1996-03-13 2001-05-15 Silicon Graphics, Inc. System and method for fault-tolerant transmission of data within a dual ring network
US5864677A (en) * 1996-07-01 1999-01-26 Sun Microsystems, Inc. System for preserving sequential ordering and supporting nonidempotent commands in a ring network with busy nodes
US6055228A (en) * 1996-12-23 2000-04-25 Lsi Logic Corporation Methods and apparatus for dynamic topology configuration in a daisy-chained communication environment
DE69832691D1 (de) * 1997-02-17 2006-01-12 Comm & Control Electronics Ltd Lokales kommunikationssystem
US6185203B1 (en) * 1997-02-18 2001-02-06 Vixel Corporation Fibre channel switching fabric
US6611537B1 (en) * 1997-05-30 2003-08-26 Centillium Communications, Inc. Synchronous network for digital media streams
WO1998058475A1 (fr) 1997-06-18 1998-12-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Systeme de communication d'informations multimedia
US6763030B1 (en) * 1997-08-05 2004-07-13 Micron Technology, Inc. Simplified switching hub for data communication networks
US6101166A (en) * 1998-05-01 2000-08-08 Emulex Corporation Automatic loop segment failure isolation
US7100020B1 (en) * 1998-05-08 2006-08-29 Freescale Semiconductor, Inc. Digital communications processor
US6580723B1 (en) * 1998-11-02 2003-06-17 Cisco Technology, Inc. Time slotted logical ring
DE19914805C2 (de) * 1999-03-31 2001-04-26 Becker Gmbh Soundsystem für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Initialisierung eines solchen
AU2001280072A1 (en) * 2000-08-15 2002-02-25 Polycom Israel Ltd. A multimedia communication control unit as a secure device for multimedia communication between lan users and other network users
US7002976B2 (en) * 2000-11-01 2006-02-21 Marconi Intellectual Property (Ringfence) Inc. Virtual ethernet ports with automated router port extension
US6437710B1 (en) * 2000-11-10 2002-08-20 Oasis Design, Inc. Encoder within a communication system that avoids encoded DC accumulation and can use coding violations to synchronize a decoder and detect transmission errors
US6496514B2 (en) * 2000-12-04 2002-12-17 Emulex Corporation Old-port node detection and hub port bypass
US20020072816A1 (en) * 2000-12-07 2002-06-13 Yoav Shdema Audio system
US7047330B2 (en) * 2001-03-06 2006-05-16 Ati Technologies, Inc. System for digital stream transmission and method thereof
JP2002330500A (ja) 2001-04-27 2002-11-15 Pioneer Electronic Corp 自動音場補正装置及びそのためのコンピュータプログラム
US7200855B2 (en) * 2001-05-24 2007-04-03 Vixs Systems, Inc. Method and apparatus of multiplexing a plurality of channels in a multimedia system
JP3954901B2 (ja) * 2001-07-23 2007-08-08 シャープ株式会社 光伝送用ジャックモジュールおよびプラグ・ジャック式光伝送装置
EP1486056B1 (en) 2001-12-24 2018-08-29 Lattice Semiconductor Corporation System for video and auxiliary data transmission over a serial link
JP3698698B2 (ja) * 2002-02-26 2005-09-21 富士通株式会社 Dmzを介したイントラネットおよび外部ネットワーク上の呼の確立
US7324857B2 (en) * 2002-04-19 2008-01-29 Gateway Inc. Method to synchronize playback of multicast audio streams on a local network
WO2003096210A1 (en) * 2002-05-08 2003-11-20 Starrete Communications, Inc. System and method for providing video telephony over a cable access network infrastructure
JP2004048658A (ja) 2002-05-17 2004-02-12 Yazaki Corp 光通信システム、信号中継装置、光通信用コネクタ
US6922747B2 (en) * 2002-05-29 2005-07-26 Oasis Silicon Systems, Inc. Communication system and methodology for addressing and sending data of dissimilar type and size across channels formed within a locally synchronized bus
US7486894B2 (en) * 2002-06-25 2009-02-03 Finisar Corporation Transceiver module and integrated circuit with dual eye openers
US7283564B2 (en) * 2002-06-26 2007-10-16 Standard Microsystems Corp. Communication system and method for sending asynchronous data and/or isochronous streaming data across a synchronous network within a frame segment using a coding violation to signify at least the beginning of a data transfer
US7397788B2 (en) * 2002-07-02 2008-07-08 Emulex Design & Manufacturing Corporation Methods and apparatus for device zoning in fibre channel arbitrated loop systems
US7158596B2 (en) * 2002-08-14 2007-01-02 Standard Microsystems Corp. Communication system and method for sending and receiving data at a higher or lower sample rate than a network frame rate using a phase locked loop
US7082557B2 (en) * 2003-06-09 2006-07-25 Lsi Logic Corporation High speed serial interface test
JP4333541B2 (ja) * 2004-09-27 2009-09-16 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07273782A (ja) * 1992-05-08 1995-10-20 Whitaker Corp:The リング通信ネットワーク
JPH1117722A (ja) * 1997-06-02 1999-01-22 Hewlett Packard Co <Hp> ネットワーク調停ループ回路
WO2002032059A1 (en) * 2000-10-12 2002-04-18 Emulex Corporation Fiber channel star hub

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527952A (ja) * 2006-02-17 2009-07-30 スタンダード マイクロシステムズ コーポレーション イーサネット符号化違反でもって仕切られたフレーム及びパケット構造を用いてイーサネット伝送線上で異なる首里のパケット化ストリーミングデータを転送するシステム及び方法
KR101429249B1 (ko) 2006-02-17 2014-08-14 스탠다드 마이크로시스템즈 코포레이션 이더넷 코딩 위반으로 구분되는 프레임 및 패킷 구조를 이용하여 이더넷 전송선을 통해 상이한 유형의 스트리밍 및패킷화된 데이터를 전송하는 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4751107B2 (ja) 2011-08-17
JP5390555B2 (ja) 2014-01-15
EP1603284A1 (en) 2005-12-07
US20050271068A1 (en) 2005-12-08
EP1603284B1 (en) 2012-11-21
US7702405B2 (en) 2010-04-20
US8606382B2 (en) 2013-12-10
JP2011205640A (ja) 2011-10-13
US20100135309A1 (en) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4751107B2 (ja) コンプライアント・データが送信されるネットワークに結合されたマルチメディア・デバイスに非コンプライアントのパケット化されたストリーミング・データを転送するため、及びそのデバイスから転送するためのシステムと方法
JP5102784B2 (ja) イーサネット符号化違反でもって仕切られたフレーム及びパケット構造を用いてイーサネット伝送線上で異なる種類のパケット化ストリーミングデータを転送するシステム及び方法
US7089333B2 (en) Audio data transmission system between a master module and slave modules by means of a digital communication network
JP4907924B2 (ja) データ伝送
JP4829569B2 (ja) データ伝送
US7055050B2 (en) Network synchronization technique
JP4701263B2 (ja) 通信ネットワークにおいてデータコンテンツを送受信する方法、コンピュータプログラム、記憶媒体及びデバイス
GB2521264A (en) Method for distributing a digital audio signal
CN101385294B (zh) 利用以以太网编码违例区分的帧和分组结构在以太网传输线上传递不同类型的流数据和分组数据的系统和方法
WO1998004068A1 (fr) Procede de transmission de donnees numeriques et appareil correspondant
KR20090034771A (ko) 실시간 비디오 전송 시스템
US20030225953A1 (en) Communication system and methodology for addressing and sending data of dissimilar type and size across channels formed within a locally synchronized bus
KR101113305B1 (ko) 위상 고정 루프, 샘플율 변환, 또는 네트워크 프레임율로부터 생성된 동기 클럭을 사용하여 네트워크 프레임율로 네트워크로 데이터를 송신하고 네트워크로부터 데이터를 수신하기 위한 통신 시스템
EP1512253B1 (en) Communication system for sending data of dissimilar type and size across channels formed within a locally synchronized bus
JP2000174810A (ja) 伝送システム、インターフェース装置および伝送方法
JP2003115810A (ja) パケット受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110506

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4751107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees