JP2005347522A - 回転型電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面実装用のLEDを使用した場合でも半田付け状態が安定し、信頼性の高い回転方電気部品を提供する。
【解決手段】 軸線方向に貫通孔1cを有する操作軸1と、操作軸1を回転可能に保持する軸受け部4を有するハウジング7、10と、ハウジング7、10に収納され操作軸1の回転に伴って相対的に摺動する摺動子6及び導電パターンからなる回転検出手段と、回転検出手段と接続された第1の端子9と、操作軸1の貫通孔1cと対向する位置に設けられた表面実装用の発光素子12と、発光素子12が取り付けられた取付部材11とを備え、取付部材11は、ハウジング7、10に一体的に取り付けられると共に、取付部材11には、発光素子12の電極12aと導通する第2の端子13を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転型電気部品に係り、特に、音響機器等の電子機器の各種コントロールに使用される回転型電気部品の構造に関する。
従来の回転型電気部品の構造としては、電子機器の実装基板にマウントされたLEDなどの照光部材の光を、操作軸の貫通孔などの導光部を介してつまみの導光体に導く照光構造を有する構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の回転型電気部品の構造を図に基づいて説明する。
図11は従来の回転型電気部品の照光構造を示す断面図である。
電子機器のパネル101は、孔101aが設けられると共に、透明な合成樹脂の透光材料からなる導光体102と不透明な非透光材料からなる非導光体103とで形成されている。照光部材105は、LEDなどの発光素子106と端子部107を有し、端子部107がプリント基板104に取付けられている。
回転型エンコーダなどからなる回転形電気部品108は、箱型のケース109と、端子部110aを有するコード板110と、外周部に回転体111を一体に設けた操作軸112と、操作軸112を回転保持する軸受け部113と、クリック用のバネ部材114と、回転体111に取付けられた摺動子115とを有している。
摺動子115は、操作軸112の回転により回転体111を介して回転され、コード板110に離接してパルス信号を発生する。この時、クリック用のバネ部材114に回転体111の凹凸部が係脱して操作軸112の回転にクリック感が与えられる。
操作軸112には、軸方向に導光部としての中空部112bが、下端面112aから上端面112cにわたって貫通して設けられている。回転型電気部品108がプリント基板104に取付けられた際、操作軸112の中空部112b内には、照光部材105の発光素子106が位置して配置されている。
つまみ116には透光材料からなる導光体117が設けられており、導光体117の端面117aと、パネル101の孔101a内に露出した導光体102の露出部102bとが対向されている。このつまみ116は、凹部116aに操作軸112が嵌入され操作軸112に取付けられると共に、導光体117を操作軸112の中空部112bに一致させた状態で取付けられる。
そして、つまみ116を回転すると、操作軸112が回転され、パルス信号が発生し、照光部材105の光が導光部の作用を行なう中空部112bから導光体117を通し、かつ、端面117aを介して露出部102bが照射され、この露出部102bに対応した表示部102aを照光して、つまみ116の回転位置を表示するようになっている。
特開2001−222243号公報
上述した従来の回転型電気部品においては、照光部材としてリード端子付きのLEDを操作軸の貫通する中空部112bに格納しているが、セットや装置の小型化に伴って、LEDも表面実装用の小型のものを用いる要求がでてきた。しかしながら、表面実装用のLEDを半田付けした基板に、後から回転型電気部品を搭載し、半田付けすると、その際の熱で、LEDを止めていた半田が溶けてしまう虞があり、この場合、回転型電気部品がLEDを覆っているため、LEDの半田付け状態を確認できず、信頼性に劣るという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、表面実装用のLEDを使用した場合でも半田付け状態が安定し、信頼性の高い回転方電気部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、軸線方向に貫通孔を有する操作軸と、この操作軸を回転可能に保持する軸受け部を有するハウジングと、このハウジングに収納され前記操作軸の回転に伴って相対的に摺動する摺動子及び導電パターンからなる回転検出手段と、前記回転検出手段と接続された第1の端子と、前記操作軸の貫通孔と対向する位置に設けられた表面実装用の発光素子と、この発光素子が取り付けられた取付部材とを備え、前記取付部材は、前記ハウジングに一体的に取り付けられると共に、前記取付部材には、前記発光素子の電極と導通する第2の端子を設けた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記ハウジングは、前記回転検出手段が収納される第1のケースと、前記取付部材が取り付けられる第2のケースとを備え、前記第2のケースに、前記取付部材に取り付けられた前記発光素子を収納する収納部を形成し、前記第2のケースの底面側に前記取付部材を配置した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記取付部材を基板で形成すると共に、前記第2のケースに突状のボスを設け、このボスをかしめることにより前記取付部材を前記第2のケースに一体的に取り付けた構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第1のケースの一側面から前記第1の端子を延設させると共に、前記第2のケースの一側面から前記第2の端子を延設させ、前記第1及び第2の端子を互いに異なる方向に延出して形成した構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第2のケースの底面側に、前記取付部材を係合する凹溝部を設け、この凹溝部に係合された前記取付部材の底面と前記第2のケースの底面との間に空隙を設ける構成とした。
以上説明したように、本発明の回転型電気部品は、軸線方向に貫通孔を有する操作軸と、操作軸を回転可能に保持する軸受け部を有するハウジングと、ハウジングに収納され操作軸の回転に伴って相対的に摺動する摺動子及び導電パターンからなる回転検出手段と、回転検出手段と接続された第1の端子と、操作軸の貫通孔と対向する位置に設けられた表面実装用の発光素子と、発光素子が取り付けられた取付部材とを備え、取付部材は、ハウジングに一体的に取り付けられると共に、取付部材には、発光素子の電極と導通する第2の端子を設けたことから、回転型電気部品のハウジングに、表面実装用の発光素子が予め備えられているので、回転型電気部品をプリント基板に半田付けする際に、発光素子の接続状態が損なわれることがなく、信頼性の高い回転型電気部品を得ることができる。
また、ハウジングは、回転検出手段が収納される第1のケースと、取付部材が取り付けられる第2のケースとを備え、第2のケースに、取付部材に取り付けられた発光素子を収納する収納部を形成し、第2のケースの底面側に取付部材を配置したことから、異なるサイズの発光素子の要求に対しても、取付部材や第2のケースの変更のみで対応が可能となり、種々のバラエティーに対応できる。
また、取付部材を基板で形成すると共に、第2のケースに突状のボスを設け、ボスをかしめることにより取付部材を第2のケースに一体的に取り付けたことから、後から簡単に取付部材を第2のケースに取付けられるので、組立が容易であり、予め別工程で本体部を準備しておくことができる。
また、第1のケースの一側面から第1の端子を延設させると共に、第2のケースの一側面から第2の端子を延設させ、第1及び第2の端子を互いに異なる方向に延出して形成したことから、回転型電気部品をプリント基板に半田付けする際には、それぞれの端子によって安定して取り付けることができる。
また、第2のケースの底面側に、取付部材を係合する凹溝部を設け、凹溝部に係合された取付部材の底面と第2のケースの底面との間に空隙を設けるようにしたことから、回転型電気部品をプリント基板に半田付けする際には、取付部材は熱の影響を受け難く、発光素子の接続状態が損なわれることがない。
以下、本発明の回転型電気部品の実施形態を図1乃至図10に示す。図1は本発明の回転型電気部品の正面図、図2は回転型電気部品の断面図、図3は操作軸の正面図、図4は操作軸の平面図、図5は第1のケースの平面図、図6は第1のケースの底面図、図7は第2のケースの平面図、図8は第2のケースの底面図、図9は発光素子及び取付部材の平面図、図10は発光素子及び取付部材の底面図である。
図において、操作軸1は、合成樹脂などの絶縁材あるいは亜鉛などの金属材からなり、長軸状に形成されている。この操作軸1は、一端側にD字状にカットされた操作部1aを有し、他端側には鍔状の回転板1bを有している。また、軸部の軸線方向の中央には一端側から他端側に貫通した貫通孔1cが設けられており、軸部の外周中央には抜け止め用のCリング2が挿入される挿入溝1dが設けられている。また、回転板1bの上面には、操作軸1の回転操作時にクリックばね3が係脱してクリック感を発生するカム部1eが設けられ、周面には回転操作時の角度を規制するストッパー部1fが設けられている。
軸受け4は、合成樹脂などの絶縁材あるいは亜鉛などの金属材からなり、円筒状の筒状部4aと、この筒状部4aの一端側に設けられた略方形状の基台部4bとを有している。また、この基台部4bには箱状の収容部4cが設けられ、この収容部4cに前記クリックばね3が固着されている。軸受け4の筒状部4aに前記操作軸1の軸部が回転可能に挿入されて、鍔状の回転板1bが、前記カム部1eをクリックばね3と係脱可能に対向されて収容されている。尚、図示はしないが、軸受け4の収容部4cには、前記回転板1bの周面に設けられたストッパー部1fと当接して回転が規制される規制部が設けられている。
回転体5は、合成樹脂などの絶縁材で形成され、略平板状の摺動子受け部5aと、円筒状に突出した突状部5bとを有している。この摺動子受け部5aには、ばね性を有する導電性の金属板からなる摺動子6が固着されており、突状部5bが前記操作軸1の回転板1bの下側に取付けられている。この時、操作軸1の貫通孔1cは、回転体5の円筒状の突状部5bを貫通して配置されている。この回転体5は、操作軸1が回転される際、この操作軸1の回転と同時にとも回りして回転するようになっている。
第1のケース7は、合成樹脂などの絶縁材で略方形状に形成されており、この第1のケース7には、前記摺動子6が収納される円形状の凹部7aが設けられている。また、第1のケース1には、フェノール樹脂などの樹脂積層板からなる基板8が、インサート成形などの方法により一体化して保持されている。この基板8には、前記摺動子6が摺動する、カーボンなどの導電性の材料で印刷された、図示しないパターンが形成されており、このパターンが形成された面が、前記凹部7aの内底面に表出した状態で、基板8が第1のケース7に埋設されている。
また、前記基板8の一端には、パターンから導出された導電性の金属板からなる第1の端子9が設けられており、この第1の端子9が、第1のケース7の一側面から外方へ突出された後、下方へ直角に屈曲されて形成されており、この第1の端子9が、図2に示す電子機器などの実装基板15上に形成された、図示しない導電パターンと接続されるものとなっている。
また、前記凹部7aの中央、すなわち、前記基板8の中央には、上下に貫通した開口部8aが設けられており、この開口部8aに前記操作軸1及び回転体5の突状部5bが回動可能に挿入されるものとなっている。すなわち、操作軸1の貫通孔1cは、第1のケース7の基板8の開口部8aを貫通して配置されている。
また、第1のケース7には、埋設された前記基板8の外周部位置に、前記基板8を第1のケース7にインサート成形する際に、前記基板8が左右に位置ずれしないように位置決めするための、図示しない金型に設けられたガイドピンの跡となる、上下に貫通した一対のガイド孔7bが形成されている。また、第1のケース7の下面には、前記基板8が上下方向(この場合は下方向)に位置ずれしないように位置決めするための、同じくガイドピンの跡となる、円弧状のガイド穴7cが形成されている。
また、第1のケース7の上面側、及び下面側には、四隅部に位置する複数の突起7d、及び7eが設けられており、これら複数の突起7d、及び7eによって、上部に重合される前記軸受け4、及び下部に重合される後述する第2のケース10と係合されて一体的に取付けられるものとなっている。
尚、第1のケース7の下面には、基板8の開口部8aと連通し、開口部8aよりも一回り大きな円形状をした開口部7fが形成されている(図6参照)。
第2のケース10は、合成樹脂などの絶縁材で略方形状に形成されており、この第2のケース10の中央には、上下に貫通した円形状の開口からなる収納部10aが形成されている。この収納部10aに、前記第1のケース7の開口部7f及び第1のケース7に埋設された基板8の開口部8aを介して、前記操作軸1の貫通孔1cを臨ませるように、第2のケース10が前記第1のケース7の下面側に重合されている。
また、前記第2のケース10の前記収納部10aの周辺の底面側には、凹溝部10bが形成されており、この凹溝部10bには突状の一対のボス10cが設けられている。前記凹溝部10bに後述する発光素子12が取り付けられた取付部材11が係合され、前記ボス10cがかしめられることにより取付部材11が前記第2のケース10に一体的に取り付けられるものとなっている。
また、前記第2のケース10の底面側の四隅部には、複数の支持突起10dが形成されている。また、前記第2のケース10の底面側には、複数の窪み状の係止部10eが設けられており、この係止部10eに、後述する取付け板14の係止片14dが係止されて、第2のケース10が前記軸受け4、及び第1のケース7と重合されて取付けられるものとなっている。
取付部材11は、平板状のフェノール樹脂などの樹脂積層板からなり、上面には表面実装用の発光素子12が搭載されて取り付けられている。この取付部材11の上面には、前記発光素子12の電極12aが接続される銀パターン等からなる一対の導電部11aが形成されており、また、前記導電部11aを挟んで対向する両側部には、一対の切欠部11bが形成されている。尚、発光素子12の電極12aと導電部11aとは、図示していないが、半田あるいは導電性接着剤によって接続されている。
前記取付部材11は、前記第2のケース10の底面側に形成された、前記凹溝部10bに係合され、前記切欠部11bに前記凹溝部10bに形成された前記ボス10cが挿通されてかしめられることにより、前記第2のケース10の底面側に一体的に取り付けられるものとなっている。この時、前記第2のケース10の前記収納部10a内に前記発光素子12が収納されるものとなる。また、前記凹溝部10bを形成することにより、前記取付部材11が前記第2のケース10の底面よりも上方側に位置して、前記取付部材11の底面と、前記第2のケース10の底面との間に、一定の空隙が形成されるものとなっている。
このように、前記取付部材11を平板状の基板で形成すると共に、前記第2のケース10にボス10cを設け、このボス10cをかしめることにより前記取付部材11を前記第2のケース10に一体的に取り付けるようにしており、後から簡単に前記取付部材11を前記第2のケース10に取付けられるので、組立が容易であり、予め別工程で本体部を準備しておくことが可能となっている。
また、前記第2のケース10の底面側に、前記取付部材11を係合する前記凹溝部10bを設けて、この凹溝部10bに係合された前記取付部材11の底面と前記第2のケース10の底面との間に、一定の空隙を設けるようにしたので、回転型電気部品を実装基板(プリント基板)15に半田付けする際の熱の影響を取付部材11が受け難くなっている。
また、前記一対の導電部11aには、導電性の金属板からなる第2の端子13が接続されており、この第2の端子13が、前記第2のケース10の一側面から外方へ突出された後、下方へ直角に屈曲されて形成されており、この第2の端子13が、図2に示す電子機器などの実装基板15上に形成された、図示しない導電パターンと接続されるものとなっている。この場合、図2に示すように、前記第1及び第2の端子は、互いに異なる方向に延出して形成されている。
このように、前記第2のケース10の一側面から前記第2の端子13を延設させると共に、前記第1及び第2の端子9、13を互いに異なる方向に延出して形成するようにしたので、回転型電気部品をプリント基板からなる実装基板15に半田付けする際には、それぞれの端子によって安定して取り付けることができるものとなっている。
取付け板14は、金属板を打ち抜き、折り曲げて略コ字状に形成されており、開口を備えた上板部14aと一対の側板部14bを有し、側板部14bには一対の脚部14cと二対の係止片14dが設けられている。この取付け板14は、前記軸受け4の上部に嵌着され、軸受け4、第1のケース7、第2のケース10をそれぞれ重合した後、前記係止片14dを折り曲げて第2のケース10の係止部10eに係合することで回転型電気部品が構成される。
この場合、第1のケース7には、前記基板8を第1のケース7にインサート成形する際に、前記基板8が左右に位置ずれしないように位置決めするための、図示しない金型に設けられたガイドピンの跡となる、上下に貫通した一対のガイド孔7bが形成されているが、このガイド孔7bを第1のケース7の下方に取付けられた前記第2のケース10で塞ぐようにしているので、塵埃やゴミなどが、第1のケース7のガイド孔7bから摺動子6を収納する凹部7a内へ侵入して、摺動子6とパターンとの摺動に障害を及ぼすのを防止することができる。
この回転型電気部品を、図2に示すように、電子機器などの実装基板15上に実装する際には、一対の前記脚部14cで実装基板15上に仮固定して、この脚部14cと前記第1及び第2の端子9、13を図示しない導電パターンに半田づけして固定する。
そして、第2のケース10の収納部10aに配置された発光素子12の光は、第1のケース7の基板8の開口部8aに挿通された操作軸1の貫通孔1cを通して、操作軸1の先端の操作部1aから外方へと導光されるものとなる。そして、操作部1aに取付けられる、図示しない、つまみの導光部を介して、電子機器などの表示パネルの表示部を照光するものとなる。
上記した本発明の実施例によれば、軸線方向に貫通孔1cを有する操作軸1と、この操作軸1を回転可能に保持する軸受け部4を有する第1、第2のケース7、10からなるハウジングと、これらのハウジングに収納され前記操作軸1の回転に伴って相対的に摺動する摺動子6及び導電パターンからなる回転検出手段と、これらの回転検出手段と接続された前記第1の端子9と、前記操作軸1の貫通孔1cと対向する位置に設けられた表面実装用の発光素子12と、この発光素子12が取り付けられた前記取付部材11とを備えており、前記取付部材11は、ハウジングに一体的に取り付けられると共に、前記取付部材11には、前記発光素子12の電極12aと導通する前記第2の端子13を設けたことから、回転型電気部品のハウジングに、表面実装用の前記発光素子12が予め備えられているので、回転型電気部品をプリント基板殻なる実装基板15に半田付けする際に、半田付け時の熱によって前記発光素子12の接続状態が損なわれることがなく、信頼性の高い回転型電気部品を得ることができるものとなっている。
また、ハウジングは、回転検出手段が収納される前記第1のケース7と、前記取付部材11が取り付けられる前記第2のケース10とを備え、前記第2のケース10に、前記取付部材11に取り付けられた前記発光素子12を収納する収納部10aを形成し、前記第2のケース10の底面側に前記取付部材11を配置するようにしたので、異なるサイズの発光素子12の要求に対しても、取付部材11や第2のケース10の変更のみで対応が可能となり、操作軸1、軸受け4、第1のケース7、回転検出手段等の回転型電気部品の主要部を変更することなく、種々のバラエティーに対応できるものとなっている。
尚、上記した実施例においては、軸受け4、第1のケース7、第2のケース10によってハウジングを構成しているが、取付け板に円筒状の軸受け部を一体に形成し、取付け板によって、操作軸1を回転可能に保持することも可能であり、この場合には、取付け板もハウジングの一部を構成するものとなる。
本発明の回転型電気部品を示す正面図である。 本発明の回転型電気部品を示す断面図である。 本発明の操作軸を示す正面図である。 本発明の操作軸を示す平面図である。 本発明の第1のケースを示す平面図である。 本発明の第1のケースを示す底面図である。 本発明の第2のケースを示す平面図である。 本発明の第2のケースを示す底面図である。 本発明の発光素子及び取付部材を示す平面図である。 本発明の発光素子及び取付部材を示す底面図である。 従来の回転型電気部品の照光構造を示す断面図である。
符号の説明
1:操作軸
1a:操作部
1b:回転板
1c:貫通孔
1d:挿入溝
1e:カム部
1f:ストッパー部
2:Cリング
3:クリックばね
4:軸受け(軸受け部)
4a:筒状部
4b:基台部
4c:収容部
5:回転体
5a:摺動子受け部
5b:突状部
6:摺動子
7:第1のケース(ハウジング)
7a:凹部
7b:ガイド孔
7c:ガイド穴
7d:突起
7e:突起
7f:開口部
8:基板
8a:開口部
9:第1の端子
10:第2のケース(ハウジング)
10a:収納部
10b:凹溝部
10c:ボス
10d:支持突起
10e:係止部
11:取付部材
11a:導電部
11b:切欠部
12:発光素子(表面実装用LED)
12a:電極
13:第2の端子
14:取付け板
14a:上板部
14b:側板部
14c:脚部
14d:係止片
15:実装基板

Claims (5)

  1. 軸線方向に貫通孔を有する操作軸と、この操作軸を回転可能に保持する軸受け部を有するハウジングと、このハウジングに収納され前記操作軸の回転に伴って相対的に摺動する摺動子及び導電パターンからなる回転検出手段と、前記回転検出手段と接続された第1の端子と、前記操作軸の貫通孔と対向する位置に設けられた表面実装用の発光素子と、この発光素子が取り付けられた取付部材とを備え、前記取付部材は、前記ハウジングに一体的に取り付けられると共に、前記取付部材には、前記発光素子の電極と導通する第2の端子を設けたことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記ハウジングは、前記回転検出手段が収納される第1のケースと、前記取付部材が取り付けられる第2のケースとを備え、前記第2のケースに、前記取付部材に取り付けられた前記発光素子を収納する収納部を形成し、前記第2のケースの底面側に前記取付部材を配置したことを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 前記取付部材を基板で形成すると共に、前記第2のケースに突状のボスを設け、このボスをかしめることにより前記取付部材を前記第2のケースに一体的に取り付けたことを特徴とする請求項2記載の回転型電気部品。
  4. 前記第1のケースの一側面から前記第1の端子を延設させると共に、前記第2のケースの一側面から前記第2の端子を延設させ、前記第1及び第2の端子を互いに異なる方向に延出して形成したことを特徴と請求項2、又は3記載の回転型電気部品。
  5. 前記第2のケースの底面側に、前記取付部材を係合する凹溝部を設け、この凹溝部に係合された前記取付部材の底面と前記第2のケースの底面との間に空隙を設けるようにしたことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の回転型電気部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010010202A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Alps Electric Co Ltd 回転操作型電気部品

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