JP2005346511A - 金融機関における受付受取分離システム - Google Patents
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Abstract
【課題】金融取引のための処理を受け付けると、顧客に対して預かり証を発行し、前記処理が終了した後に、前記顧客が預かり証を使用して前記処理の結果を受け取ることができるようにして、顧客の待ち時間を短縮して顧客サービスを向上させることができるとともに、金融機関における処理効率を向上させることができるようにする。
【解決手段】金融取引のための処理を受け付ける受付手段と、前記処理を受け付けたことを示す預かり証を発行する預かり証発行手段と、前記処理を行う事務処理手段と、前記処理の終了を通知する通知手段と、前記預かり証によって本人確認を行って前記処理の結果の受取を可能にする受取手段とを有し、前記処理の受付と前記処理の結果の受取とが分離して行われる。
【選択図】図1
【解決手段】金融取引のための処理を受け付ける受付手段と、前記処理を受け付けたことを示す預かり証を発行する預かり証発行手段と、前記処理を行う事務処理手段と、前記処理の終了を通知する通知手段と、前記預かり証によって本人確認を行って前記処理の結果の受取を可能にする受取手段とを有し、前記処理の受付と前記処理の結果の受取とが分離して行われる。
【選択図】図1
Description
本発明は、金融機関における受付受取分離システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の窓口業務を遂行する店舗において、来店した顧客は、まず、発券機が発券する受付番号の付与された整理券を受領し、次に、待ち合い用の座席に座るなどして、前記受付番号が呼び出されるまで待機する。そして、前記受付番号が呼び出されると、指定された窓口に赴き、該窓口おいて受け付けられて、各種金融取引のための処理が行われるようになっている。また、前記処理が終了すると、前記顧客は、預金通帳等の通帳、出金された貨幣等を前記窓口において受け取るようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
これにより、顧客は窓口の前に列を作ることなく、待ち合い用の座席に座って、順番を待つことができるので、疲労を感じることがない。また、順番待ちの人数、窓口において受付中の受付番号等が表示装置に表示される場合には、顧客は待ち時間をある程度予測することができるので、精神的なストレスを感じることもない。
特開2002−74006号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、顧客が窓口において受け付けられてから、各種金融取引のための処理が開始されるので、顧客の用件の確認、顧客の本人認証等、一連の処理に時間がかかってしまう。このため、窓口において顧客のそれぞれに応対する時間が極めて長くなり、その結果、順番待ちをしている顧客の待ち時間が長くなってしまう。また、窓口において受け付けられた顧客も、預金通帳等の通帳、出金された貨幣等を前記窓口において受け取る必要があるので、前記処理が終了するまで待たされてしまう。一方、金融機関においても、各顧客に対する処理に時間がかかってしまい、窓口業務の効率を向上させることができなくなってしまう。
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、金融取引のための処理を受け付けると、顧客に対して預かり証を発行し、前記処理が終了した後に、前記顧客が預かり証を使用して前記処理の結果を受け取ることができるようにして、顧客の待ち時間を短縮して顧客サービスを向上させることができるとともに、金融機関における処理効率を向上させることができる金融機関における受付受取分離システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の金融機関における受付受取分離システムにおいては、金融取引のための処理を受け付ける受付手段と、前記処理を受け付けたことを示す預かり証を発行する預かり証発行手段と、前記処理を行う事務処理手段と、前記処理の終了を通知する通知手段と、前記預かり証によって本人確認を行って前記処理の結果の受取を可能にする受取手段とを有し、前記処理の受付と前記処理の結果の受取とが分離して行われる。
本発明の他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記預かり証発行手段はICカードに預かり番号を書き込むことによって預かり証を発行する。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記通知手段は顧客端末に電子メールを送信することによって前記処理の終了を通知する。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受取手段は、受取専用端末、受取用ロッカー又は自動取引装置である。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記預かり証はICタグ付き証書である。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記預かり証は前記処理の終了を通知する際に発行される。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記通知手段はインターネット情報を更新又は配信ボードに表示することによって前記処理の終了を通知する。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受付手段はインターネットバンキングによって前記処理を受け付ける。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受付手段は電話によって前記処理を受け付ける。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受付手段は電子記帳台によって前記処理を受け付ける。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受取手段は受取専用端末又は受取用ロッカーである。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受取手段は受取用ロッカーである。
本発明の更に他の金融機関における受付受取分離システムにおいては、さらに、前記受取手段は受取用ロッカー又は自動取引装置である。
本発明によれば、金融機関における受付受取分離システムは、金融取引のための処理を受け付けると、顧客に対して預かり証を発行し、前記処理が終了した後に、前記顧客が預かり証を使用して前記処理の結果を受け取ることができるようになっている。そのため、顧客の待ち時間を短縮して顧客サービスを向上させることができるとともに、金融機関における処理効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの構成を示す図である。
図において、10は銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の本店、支店等である営業店であり、受付専用窓口に配設された窓口端末である受付手段としての受付専用端末21、受取専用窓口に配設された窓口端末である受取手段としての受取専用端末22、窓口の後方に配設された端末である事務処理手段としての事務処理端末23、受取用ロッカーブースに配設された受取手段としての受取用ロッカー24、及び、ATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)ブースに配設されたATM、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の受取手段としての自動取引装置25が配設されている。
そして、前記受付専用端末21は、制御装置、入力装置、表示装置、画像入力装置としてのスキャナ装置及び媒体処理装置を有する。そして、前記制御装置は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、入力装置、表示装置、スキャナ装置及び媒体処理装置の動作を含む受付専用端末21のすべての動作を統括的に制御する。また、前記入力装置は、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等であるが、営業店10の受付専用窓口の担当者が操作して、必要事項を入力することができる装置であれば、いかなる種類のものであってもよい。さらに、前記表示装置は、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等であるが、いかなる種類のものであってもよく、前記入力装置の機能を兼ね備えるタッチパネルであってもよい。
そして、前記スキャナ装置は、フラットベッドスキャナ、シートフィードスキャナ、ドラムスキャナ等であるが、いかなる種類のスキャナであってもよい。また、前記スキャナ装置は、カラー画像の読み取りが可能なカラースキャナであることが望ましいが、モノクロスキャナであってもよい。前記スキャナ装置は、例えば、後述される伝票32に光を照射する蛍光灯等から成る光源及び伝票32の表面からの反射光を受光するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)等から成るライン型イメージセンサのようなイメージセンサを備え、走査しながら伝票32の画像を読み取る、すなわち、イメージデータを取得するようになっている。
また、媒体処理装置は、金融機関が後述される顧客31に対して発行したICカード35、預金通帳等の通帳、貨幣としての現金33、小切手34等の媒体を処理する装置であり、ICカード35が挿入及び排出されるカードスロット、通帳が挿入及び排出される通帳スロット、現金33の入出金が行われる現金受取口等を有する。そして、前記カードスロット内には、前記ICカード35を搬送する搬送装置、及び、ICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための記録ヘッドが配設される。また、前記通帳スロット内には、通帳を搬送する搬送装置、通帳に前記金融取引の記録を印刷する印字ヘッド、及び、通帳の磁気ストライプやICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための記録ヘッドが配設される。さらに、前記現金受取口内には、入金等の金融取引において前記顧客31が入金した現金33を受け取り、カウント、すなわち、計数するとともに、出金等の金融取引において所定金額の現金33を現金受取口から払い出す貨幣入出金装置が配設される。なお、該貨幣入出金装置は、小切手34等の有価証券の計数も行うことができるものであることが望ましい。
なお、前記受付専用端末21は、スキャナ装置が読み込んだ伝票32のフォーマットを認識する伝票認識機能、伝票32に記載の文字を認識するOCR(Optical Character Reader)機能、及び、伝票32の印影、すなわち、照合対象印影をあらかじめ登録された照合元印影と照合する印鑑照合機能を有するものであることが望ましい。この場合、前記受付専用端末21は、伝票認識機能によって、スキャナ装置が読み込んだ伝票32のイメージデータから、罫(けい)線、枠等を抽出し、該罫線、枠等を記憶手段に登録されているデータと照合して前記伝票32の種類を識別し、フォーマットを認識する。また、前記受付専用端末21は、OCR機能によって、スキャナ装置が読み込んだ伝票32のイメージデータから、前記伝票32のフォーマットにおける該当箇所に記載された文字情報を読み取る。さらに、前記受付専用端末21は、印鑑照合機能によって、スキャナ装置が読み込んだ伝票32のイメージデータから、前記伝票32の押印欄の印影を照合対象印影として抽出し、該照合対象印影を記憶手段にあらかじめ登録されている印影としての照合元印影と照合して印鑑照合を行い、前記照合対象印影と照合元印影との同一性を確認する。
そして、前記営業店10の受付専用窓口の担当者は、前記受付専用端末21を操作して、現金33の入金、引き落とし、振り替え等の金融処理、新規の口座開設、定期性預金の設定、通帳の発行、現金33の出金等の各種業務を受け付ける。なお、図において、前記受付専用端末21は、一つしか示されていないが、複数であってもよい。
また、前記受取専用端末22は、受取専用窓口の担当者が操作する一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、通信インターフェイス等を有する。そして、前記受取専用端末22はICカード処理装置を有する。該ICカード処理装置は、ICカード35が挿入及び排出されるカードスロットを備え、該カードスロット内には、前記ICカード35を搬送する搬送装置、及び、ICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための記録ヘッドが配設される。前記営業店10の受取専用窓口の担当者は、前記受取専用端末21を操作して、伝票32、現金33等の処理結果を顧客31に受け渡す業務を行う。なお、図において、前記受取専用端末22は、一つしか示されていないが、複数であってもよい。
さらに、前記事務処理端末23は、営業店10の事務を処理する担当者が操作する一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、通信インターフェイス等を有する。また、前記事務処理端末23は、受付専用端末21のスキャナ装置が読み込んだ伝票32のフォーマットを認識する伝票認識機能、伝票32に記載の文字を認識するOCR機能、及び、伝票32の印影、すなわち、照合対象印影をあらかじめ登録された照合元印影と照合する印鑑照合機能を有するものであることが望ましい。そして、前記営業店10の事務を処理する担当者は、前記事務処理端末23を操作して、現金33の入金、引き落とし、振り替え等の金融処理、新規の口座開設、定期性預金の設定、通帳の発行、現金33の出金等の各種業務の処理を行う。なお、図において、前記事務処理端末23は、一つしか示されていないが、複数であってもよい。
そして、前記受取用ロッカー24は、一種の電子ロッカーであり、伝票32、現金33等を収容する互いに独立した複数のボックスを有し、それぞれのボックスの前面には、電子錠を備えるロッカー扉が開閉可能に取り付けられている。また、前記受取用ロッカー24は、該受取用ロッカー24の動作を制御する制御装置を有する。該制御装置は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、入出力インターフェイス、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。そして、前記制御装置は、ICカード35の記憶手段に記憶された情報の読み取り及び情報の書き込みを行うカード読み取り書き込み部、顧客31が操作をする操作手段、及び、情報を表示させる表示手段として機能するタッチパネルから成る操作表示装置等を有する。
また、前記自動取引装置25は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。そして、前記自動取引装置25は、キーボード、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置、顧客31の音声を入力するためのマイクロホン等の音声入力装置、音声案内を出力するためのスピーカ等の音声出力装置等を備える顧客操作部を有する。前記顧客31は自動取引装置25を自分で操作して、金融取引を行うことができる。
また、前記自動取引装置25は、キャッシュカード等のカードを取り扱う図示されないカード処理部を有する。なお、該カード処理部はICカード35を取り扱うこともできる。そして、前記カード処理部は、ICカード35等のカードが挿入及び排出されるカードスロットを備え、該カードスロット内には、前記カードを搬送する搬送装置、及び、カードの磁気ストライプやICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
さらに、前記カード処理部は伝票32としての取引明細票を発行する機能を備える。該取引明細票は、入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の顧客が行った金融取引に関する情報が印刷される紙片であり、口座番号、金融取引の種類、取引金額等が印刷される。
また、前記自動取引装置25は、預金通帳等の通帳に記帳する図示されない通帳記帳部を有する。ここで、前記通帳は、金融機関が顧客に対して発行した預金通帳等の冊子状の通帳であり、入金、出金、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引の記録が印刷されるものである。なお、前記通帳の表紙又は裏表紙には、顧客31の氏名、口座番号、暗証番号等の情報を格納する磁気ストライプを備える。さらに、前記情報を格納する部材としては、前記磁気ストライプに代えて、通帳に埋め込まれたICであってもよい。
そして、前記通帳記帳部は、通帳が挿入される通帳スロットを備え、該通帳スロット内には、通帳を搬送する搬送装置、通帳に前記金融取引の記録を印刷する印字ヘッド、及び、通帳の磁気ストライプやICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
さらに、前記自動取引装置25は、現金33を取り扱う貨幣入出金部を有する。該貨幣入出金部は、入金等の金融取引において顧客31が入金した現金33を受け取り、カウント、すなわち、計数するとともに、出金等の金融取引において所定金額の現金33を現金受取口から払い出す。また、該現金受取口には開閉可能なシャッタが配設され、該シャッタは、現金33を払い出すときに開くようになっている。
なお、前記受取用ロッカー24及び自動取引装置25は、営業店10における窓口営業時間が終了した後であっても、顧客31が伝票32、現金33等を取りに来ることができるフロアに配設されている。
そして、12は営業店10内に構築されたイントラネット、LAN(Local Area Network)等の営業店内ネットワークであり、受付専用端末21、受取専用端末22、事務処理端末23、受取用ロッカー24及び自動取引装置25が接続されている。さらに、前記営業店内ネットワーク12は、ルータ等を介して、ネットワーク13に接続されている。該ネットワーク13は、専用通信回線網であることが望ましいが、有線又は無線の公衆通信回線網、インターネット、イントラネット、LAN、WAN(Wide Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。
また、前記ネットワーク13には、金融機関のコンピュータセンタ等に配設され、勘定系の処理を行う上位装置としてのホストコンピュータ14が接続されている。該ホストコンピュータ14は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備え、プログラムに従って動作を行い、金融機関に開設された口座に関する各種金融取引を処理するようになっている。なお、前記ホストコンピュータ14は、大型の汎(はん)用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の一つであってもよい。これにより、営業店10の事務処理端末23、自動取引装置25等は、前記ホストコンピュータ14と通信を行って金融取引を実行することができる。
そして、30は前記営業店10において顧客31から受け付けた金融取引のための処理を管理するための集中センタであり、受付管理サーバ26及び通知手段としてのメールサーバ27が配設されている。前記受付管理サーバ26は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、前記受付専用端末21、事務処理端末23、受取用ロッカー24、自動取引装置25等と通信を行って、顧客31から受け付けた金融取引のための処理の進捗(ちょく)状況を管理する。
また、前記メールサーバ27は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、電子メールの送受信、電子メールの一時保管等、電子メールの管理を行う。前記メールサーバ27は、後述される顧客端末16に顧客31から受け付けた金融取引のための処理が終了した旨の終了通知を送信する。
そして、17は集中センタ30内に構築されたイントラネット、LAN等の集中センタ内ネットワークであり、受付管理サーバ26及びメールサーバ27が接続されている。さらに、前記集中センタ内ネットワーク17は、ルータ等を介して、前記ネットワーク13及び外部ネットワーク15に接続されている。該外部ネットワーク15は、有線又は無線の公衆通信回線網、イントラネット、LAN、WAN、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。なお、外部ネットワーク15は、前記ネットワーク13と同一のものであってもよい。
また、前記外部ネットワーク15には、顧客31が操作する顧客端末16が接続されている。該顧客端末16は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。前記顧客端末16は、例えば、携帯電話機であるが、前記外部ネットワーク15に接続可能な装置であれば、いかなる種類のものであってもよく、パーソナルコンピュータ、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、据え置き電話機、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなる種類のものであってもよい。また、前記顧客端末16は、表示装置等を有し、前記メールサーバ27と通信可能であるので、顧客31は、メールサーバ27から送信された電子メールを表示装置に表示させることによって、前記電子メールの内容を確認することができる。
次に、前記構成の金融機関における受付受取分離システムの動作について説明する。まず、動作の概略について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
まず、顧客31は、金融取引のための処理を依頼するための必要事項を記入した伝票32を営業店10の受付専用窓口に提出する。すると、該受付専用窓口の担当者は、前記伝票32、及び、必要に応じて、現金33、小切手34等を顧客31から預かる。そして、前記担当者は、受付専用端末21を操作して現金33、小切手34等を計数し、また、伝票32の記載内容を確認した後、前記受付専用端末21を操作して伝票32のイメージデータを取得する。
続いて、前記担当者は、ICカード35を顧客31から預かり、受付専用端末21を操作して、ICカード35のICに預かり番号を書き込むことによって、預かり証を発行する。この場合、前記受付専用端末21は預かり証発行手段として機能する。そして、前記担当者がICカード35を顧客31に返却する。この時点で、顧客31は自由、すなわち、フリーとなる。なお、伝票32の記載内容等に問題があった場合は、顧客31に返却し、修正してもらう。
また、前記ICカード35は、金融機関があらかじめ顧客31に配布したものであるが、預かり証を発行するための専用のカードであってもよいし、他のカード機能を備えるものであってもよい。例えば、金融機関が発行するキャッシュカード、クレジットカード等のカードが記憶手段としてICを備えるカードである場合には、該カードを前記ICカード35として使用することができる。
続いて、前記伝票32のイメージデータは、事務処理端末23に送信され、該事務処理端末23を営業店10の事務を処理する担当者が操作して、前記伝票32の記載内容に従って、前記顧客31に依頼された金融取引のための処理、すなわち、事務処理を行う。そして、該事務処理が終了すると前記金融取引の結果としての取引結果が受付管理サーバ26に送信される。該受付管理サーバ26は、取引結果を受信して顧客31への通知が必要であると判断すると、メールサーバ27に前記取引結果を送信する。すると、前記メールサーバ27は、前記取引結果を含む電子メールを終了通知として作成し、顧客端末16に送信する。なお、前記終了通知は、電話による音声通話によって行われてもよいし、営業店10内に配設された配信ボードに表示することによって行われてもよいし、インターネット上のホームページに掲載される情報を更新することによって行われてもよい。また、終了通知を行わずに、期日を決めてそれまでに前記事務処理を行うように前記顧客31があらかじめ指定しておくこともできる。
そして、前記顧客31は、終了通知を受け取ると、又は、指定期限を過ぎてから、営業店10の窓口営業時間が終了前であれば、受取専用窓口に行き、前記預かり証と引き換えに処理結果が記載された伝票32を受け取る。この場合、受取専用窓口の担当者は、ICカード35を顧客31から預かり、受取専用端末22を操作してICカード35のICに書き込まれた預かり番号を読み出すことによって、前記預かり証を受領する。
また、営業店10の窓口営業時間が終了後であれば、前記顧客31は、受取用ロッカーブースに行き、前記預かり証と引き換えに処理結果が記載された伝票32を受け取る。この場合、前記顧客31は、前記受取用ロッカー24の操作表示装置を自分で操作して、前記受取用ロッカー24の制御装置にICカード35のICに書き込まれた預かり番号を読み出させ、該預かり番号をキーとして該当するボックスのロッカー扉を開放させて、ボックス内に収容されている伝票32を受け取る。
なお、前記顧客31は、ATMブースに行き、前記預かり証と引き換えに処理結果が記載された伝票32と現金33とを受け取ることもできる。この場合、前記顧客31は、前記自動取引装置25の顧客操作部を自分で操作して、前記自動取引装置25にICカード35のICに書き込まれた預かり番号を読み出させ、該預かり番号をキーとして前記伝票32と現金33とを受け取ることができる。
次に、受付時の動作について詳細に説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの受付時の動作を示すフローチャートである。
まず、顧客31が金融取引のための処理を依頼するための必要事項を記入した伝票32、現金33、小切手34等を営業店10の受付専用窓口に提出すると、該受付専用窓口の担当者は、受付専用端末21を操作して現金33、小切手34等を計数する。続いて、前記担当者によって内容確認が行われ、伝票32の記載内容が確認され、確認OKか否か、すなわち、記載内容が正しいか否かが判断される。
そして、伝票32の記載内容等に問題があり、確認OKでない場合、伝票32は顧客31に返却される。また、確認OKである場合、前記担当者が受付専用端末21を操作して伝票イメージリードを行い、前記伝票32のイメージデータを取得する。すると、伝票イメージ送信が行われ、前記伝票32のイメージデータが受付専用端末21から事務処理端末23に送信される。
続いて、前記担当者は、ICカード35を顧客31から預かり、受付専用端末21を操作して、ICカード預かり番号の書き込みを行い、前記ICカード35のICに預かり番号を書き込む。すると、顧客番号及び預かり番号送信が行われ、前記顧客31の顧客番号と預かり番号とが受付専用端末21から受付管理サーバ26に送信される。そして、前記担当者がICカード35を顧客31に返却すると、受付専用端末21の処理が終了する。
次に、事務処理端末23は、伝票イメージ受信データ蓄積を行い、前記受付専用端末21から受信した伝票32のイメージデータを記憶手段に格納して蓄積する。そして、営業店10の事務を処理する担当者が前記事務処理端末23を操作して、OCR/イメージ表示を行うと、OCR機能によって認識された前記伝票32に記載の文字と伝票32のイメージデータとが前記事務処理端末23の表示装置に表示される。
続いて、前記担当者は、前記事務処理端末23を操作し、表示装置に表示された内容に基づいて、取引データ入力を行い、前記顧客31に依頼された金融取引のために必要なデータを入力する。そして、前記事務処理端末23は、取引実行を行い、ホストコンピュータ14と通信を行って金融取引を実行する。続いて、該金融取引のための処理、すなわち、事務処理が終了すると、取引結果送信が行われ、前記金融取引の結果としての取引結果が受付管理サーバ26に送信される。そして、事務処理端末23の処理が終了する。
次に、受付管理サーバ26は、顧客番号及び預かり番号受信を行い、前記受付専用端末21から顧客31の顧客番号と預かり番号とを受信する。そして、前記受付管理サーバ26は仕掛情報蓄積を行い、前記顧客31の仕掛情報を記憶手段に格納して蓄積し、取り敢(あ)えず処理を終了する。ここで、前記仕掛情報は、前記顧客31に依頼された金融取引のための業務、すなわち、事務処理の進捗状況を示す情報である。そして、前記事務処理端末23が取引結果送信を行うと、前記受付管理サーバ26は、取引結果受信を行い、前記事務処理端末23から金融取引の結果としての取引結果を受信する。
続いて、前記受付管理サーバ26は、仕掛情報更新を行い、蓄積された仕掛情報を更新する。この場合、事務処理が終了したことを反映するように前記仕掛情報を更新する。続いて、前記受付管理サーバ26は、通知が必要であるか否か、すなわち、前記顧客31に取引結果を通知する必要があるか否かを判断する。そして、通知が必要である場合、前記受付管理サーバ26は、取引結果送信を行い、前記金融取引の結果としての取引結果をメールサーバ27に送信して、処理を終了する。なお、通知が必要でない場合には、そのまま処理を終了する。
次に、メールサーバ27は、該当顧客宛(あ)て取引結果通知を行い、前記受付管理サーバ26から受信した取引結果を含む電子メールを終了通知として作成し、前記顧客31の顧客端末16に送信して処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 受付専用端末21を操作して、現金33、小切手34等を計数する。
ステップS2 担当者内容確認を行う。
ステップS3 確認OKであるか否かを判断する。確認OKでない場合は顧客に返却し、確認OKである場合はステップS4に進む。
ステップS4 受付専用端末21を操作して、伝票イメージリードを行う。
ステップS5 受付専用端末21は、伝票23のイメージデータを事務処理端末23に送信する。
ステップS6 担当者は、あらかじめ顧客31に配布しておいたICカード35を預かり、受付専用端末21を操作してICカード35に預かり番号を書き込む。
ステップS7 受付専用端末21から顧客番号及び預かり番号を受付管理サーバ26に送信する。
ステップS8 受付管理サーバ26は、顧客番号及び預かり番号を受信する。
ステップS9 受付管理サーバ26は、仕掛情報蓄積を行い、処理を終了する。
ステップS10 受付専用端末21は、顧客にICカード35を返却し、処理を終了する。
ステップS11 事務処理端末23は、伝票イメージ受信データ蓄積を行う。
ステップS12 事務処理端末23は、OCR/イメージ表示を行う。
ステップS13 事務処理端末23は、取引データを入力する。
ステップS14 事務処理端末23は、取引を実行する。
ステップS15 事務処理端末23は、取引結果を受付管理サーバ26に送信し、処理を終了する。
ステップS16 受付管理サーバ26は、取引結果を受信する。
ステップS17 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新する。
ステップS18 受付管理サーバ26は、顧客に通知が必要であるか否かを判断する。顧客に通知が必要である場合はステップS19に進み、顧客に通知が必要でない場合は処理を終了する。
ステップS19 受付管理サーバ26は、取引結果をメールサーバ27に送信し、処理を終了する。
ステップS20 メールサーバ27は、該当する顧客31に取引結果を通知し、処理を終了する。
ステップS1 受付専用端末21を操作して、現金33、小切手34等を計数する。
ステップS2 担当者内容確認を行う。
ステップS3 確認OKであるか否かを判断する。確認OKでない場合は顧客に返却し、確認OKである場合はステップS4に進む。
ステップS4 受付専用端末21を操作して、伝票イメージリードを行う。
ステップS5 受付専用端末21は、伝票23のイメージデータを事務処理端末23に送信する。
ステップS6 担当者は、あらかじめ顧客31に配布しておいたICカード35を預かり、受付専用端末21を操作してICカード35に預かり番号を書き込む。
ステップS7 受付専用端末21から顧客番号及び預かり番号を受付管理サーバ26に送信する。
ステップS8 受付管理サーバ26は、顧客番号及び預かり番号を受信する。
ステップS9 受付管理サーバ26は、仕掛情報蓄積を行い、処理を終了する。
ステップS10 受付専用端末21は、顧客にICカード35を返却し、処理を終了する。
ステップS11 事務処理端末23は、伝票イメージ受信データ蓄積を行う。
ステップS12 事務処理端末23は、OCR/イメージ表示を行う。
ステップS13 事務処理端末23は、取引データを入力する。
ステップS14 事務処理端末23は、取引を実行する。
ステップS15 事務処理端末23は、取引結果を受付管理サーバ26に送信し、処理を終了する。
ステップS16 受付管理サーバ26は、取引結果を受信する。
ステップS17 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新する。
ステップS18 受付管理サーバ26は、顧客に通知が必要であるか否かを判断する。顧客に通知が必要である場合はステップS19に進み、顧客に通知が必要でない場合は処理を終了する。
ステップS19 受付管理サーバ26は、取引結果をメールサーバ27に送信し、処理を終了する。
ステップS20 メールサーバ27は、該当する顧客31に取引結果を通知し、処理を終了する。
次に、受取時の動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの受取時の動作を示す第1のフローチャート、図5は本発明の第1の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの受取時の動作を示す第2のフローチャートである。
まず、終了通知を受け取った顧客31が受取専用窓口に行く場合について説明する。この場合、顧客31がICカード35を受取専用窓口に提出すると、該受取専用窓口の担当者は、受取専用端末22を操作して、ICカード読み取りを行い、前記ICカード35のICに書き込まれた預かり番号を読み出すことによって表示装置に表示させ、預かり番号表示を行う。続いて、現金受取ありか否か、すなわち、金融取引の結果として前記顧客31が現金33を受け取るのか否かが判断される。そして、現金受取なしの場合、前記受取専用端末22は、ICカード預かり番号消去を行い、前記ICカード35のICに書き込まれていた預かり番号を消去する。すると、全受取終了送信が行われ、前記顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取った旨の通知が受取専用端末22から受付管理サーバ26に送信される。
続いて、前記担当者は、処理結果伝票及びICカード返却を行い、前記顧客31に処理結果が記載された伝票32を渡し、ICカード35を返却して処理を終了する。
一方、現金受取ありの場合、前記受取専用端末22は、ICカード受取終了情報書き込みを行い、前記ICカード35のICに、前記顧客31が金融取引の結果として現金33以外の受け取るべきものを受け取った旨の情報を書き込む。すると、受取終了送信が行われ、前記顧客31が金融取引の結果として現金33以外の受け取るべきものを受け取った旨の通知が受取専用端末22から受付管理サーバ26に送信される。そして、前記処理結果伝票及びICカード返却が行われる。
次に、受付管理サーバ26は、前記受取専用端末22が全受取終了送信を行った場合、全受取終了受信を行い、前記受取専用端末22から前記顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取った旨の通知を受信する。そして、前記受付管理サーバ26は、仕掛情報更新を行い、蓄積された仕掛情報を更新して処理を終了する。この場合、顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取ったことを反映するように前記仕掛情報を更新する。
一方、前記受取専用端末22が受取終了送信を行った場合、受付管理サーバ26は、受取終了受信を行い、前記受取専用端末22から前記顧客31が金融取引の結果として現金以外の受け取るべきものを受け取った旨の通知を受信する。そして、前記受付管理サーバ26は、仕掛情報更新を行い、蓄積された仕掛情報を更新して処理を終了する。この場合、顧客31が金融取引の結果として現金33以外の受け取るべきものを受け取ったことを反映するように前記仕掛情報を更新する。
次に、終了通知を受け取った顧客31が受取用ロッカーブースに行く場合について説明する。この場合、顧客31は、受取用ロッカー24の操作表示装置を自分で操作して、前記受取用ロッカー24の制御装置にICカード読み取りを行わせる。これにより、ICカード35のICに書き込まれた預かり番号が前記制御装置によって読み出され、該当顧客ドア開放が行われ、預かり番号をキーとして該当するボックスのロッカー扉が開放される。続いて、前記受取用ロッカー24の制御装置は、現金受取ありか否か、すなわち、金融取引の結果として前記顧客31が現金33を受け取るのか否かを判断する。そして、現金受取なしの場合、前記受取用ロッカー24の制御装置は、ICカード預かり番号消去を行い、前記ICカード35のICに書き込まれていた預かり番号を消去する。すると、全受取終了送信が行われ、前記顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取った旨の通知が受取用ロッカー24の制御装置から受付管理サーバ26に送信される。
続いて、処理結果伝票及びICカード返却が行われ、前記顧客31が該当するボックスに収納されていた処理結果が記載された伝票32とICカード35とを受け取って処理が終了される。
一方、現金受取ありの場合、前記受取用ロッカー24の制御装置は、ICカード受取終了情報書き込みを行い、前記ICカード35のICに、前記顧客31が金融取引の結果として現金33以外の受け取るべきものを受け取った旨の情報を書き込む。すると、受取終了送信が行われ、前記顧客31が金融取引の結果として現金33以外の受け取るべきものを受け取った旨の通知が受取用ロッカー24の制御装置から受付管理サーバ26に送信される。そして、前記処理結果伝票及びICカード返却が行われる。
なお、受付管理サーバ26の動作は、終了通知を受け取った顧客31が受取専用窓口に行く場合と同様であるので、説明を省略する。
次に、終了通知を受け取った顧客31がATMブースに行く場合について説明する。この場合、顧客31は、自動取引装置25の顧客操作部を自分で操作して、前記自動取引装置25にICカード読み取りを行わせる。これにより、ICカード35のICに書き込まれた預かり番号が読み出され、表示装置に表示され、預かり番号表示が行われる。続いて、前記自動取引装置25は、該当金額払い出しを行い、金融取引の結果として前記顧客31が受け取るべき現金33を貨幣入出金部から払い出す。続いて、前記自動取引装置25は、ICカード預かり番号消去を行い、前記ICカード35のICに書き込まれていた預かり番号を消去する。すると、全受取終了送信が行われ、前記顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取った旨の通知が自動取引装置25から受付管理サーバ26に送信され、処理が終了される。
次に、受付管理サーバ26は、全受取終了受信を行い、前記自動取引装置25から前記顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取った旨の通知を受信する。そして、前記受付管理サーバ26は、仕掛情報更新を行い、蓄積された仕掛情報を更新して処理を終了する。この場合、顧客31が金融取引の結果として受け取るべきものをすべて受け取ったことを反映するように前記仕掛情報を更新する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 受取専用端末22は、ICカード35を顧客から受け取り、ICカードデータを読み取る。
ステップS22 受取専用端末22は、預かり番号を表示する。
ステップS23 受取専用端末22は、現金受取があるか否かを判断する。現金受取がある場合はステップS26に進み、現金受取がない場合はステップS24に進む。
ステップS24 受取専用端末22は、ICカード預かり番号を消去する。
ステップS25 受取専用端末22は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信する。
ステップS26 受取専用端末22は、ICカード受取終了情報書き込みを行う。
ステップS27 受取専用端末22は、受付管理サーバ26に受取終了を送信する。
ステップS28 受付管理サーバ26は、処理結果伝票及びICカード返却を行い、処理を終了する。
ステップS29 受付管理サーバ26は、全受取終了を受信する。
ステップS30 仕掛情報を更新して、処理を終了する。
ステップS31 受付管理サーバ26は、受取終了を受信する。
ステップS32 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新し、処理を終了する。
ステップS33 受取用ロッカー24は、ICカード読み取りを行う。
ステップS34 受取用ロッカー24は、該当顧客ドア開放を行う。
ステップS35 受取用ロッカー24は、現金受取があるか否かを判断する。現金受取がある場合はステップS36に進み、現金受取がない場合はステップS39に進む。
ステップS36 受取用ロッカー24は、ICカード受取終了情報書き込みを行う。
ステップS37 受取用ロッカー24は、受付管理サーバ26に受取終了を送信する。
ステップS38 受取用ロッカー24は、処理結果伝票及びICカード返却を行い、処理を終了する。
ステップS39 受取用ロッカー24は、ICカードの預かり番号を消去する。
ステップS40 受取用ロッカー24は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信する。
ステップS41 自動取引装置25は、ICカード35を顧客31から受け取り、ICカード読み取りを行う。
ステップS42 自動取引装置25は、預かり番号表示を行う。
ステップS43 自動取引装置25は、該当金額払い出しを行う。
ステップS44 自動取引装置25は、ICカード預かり番号を消去する。
ステップS45 自動取引装置25は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信し、処理を終了する。
ステップS46 受付管理サーバ26は、全受取終了を受信する。
ステップS47 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新し、処理を終了する。
ステップS21 受取専用端末22は、ICカード35を顧客から受け取り、ICカードデータを読み取る。
ステップS22 受取専用端末22は、預かり番号を表示する。
ステップS23 受取専用端末22は、現金受取があるか否かを判断する。現金受取がある場合はステップS26に進み、現金受取がない場合はステップS24に進む。
ステップS24 受取専用端末22は、ICカード預かり番号を消去する。
ステップS25 受取専用端末22は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信する。
ステップS26 受取専用端末22は、ICカード受取終了情報書き込みを行う。
ステップS27 受取専用端末22は、受付管理サーバ26に受取終了を送信する。
ステップS28 受付管理サーバ26は、処理結果伝票及びICカード返却を行い、処理を終了する。
ステップS29 受付管理サーバ26は、全受取終了を受信する。
ステップS30 仕掛情報を更新して、処理を終了する。
ステップS31 受付管理サーバ26は、受取終了を受信する。
ステップS32 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新し、処理を終了する。
ステップS33 受取用ロッカー24は、ICカード読み取りを行う。
ステップS34 受取用ロッカー24は、該当顧客ドア開放を行う。
ステップS35 受取用ロッカー24は、現金受取があるか否かを判断する。現金受取がある場合はステップS36に進み、現金受取がない場合はステップS39に進む。
ステップS36 受取用ロッカー24は、ICカード受取終了情報書き込みを行う。
ステップS37 受取用ロッカー24は、受付管理サーバ26に受取終了を送信する。
ステップS38 受取用ロッカー24は、処理結果伝票及びICカード返却を行い、処理を終了する。
ステップS39 受取用ロッカー24は、ICカードの預かり番号を消去する。
ステップS40 受取用ロッカー24は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信する。
ステップS41 自動取引装置25は、ICカード35を顧客31から受け取り、ICカード読み取りを行う。
ステップS42 自動取引装置25は、預かり番号表示を行う。
ステップS43 自動取引装置25は、該当金額払い出しを行う。
ステップS44 自動取引装置25は、ICカード預かり番号を消去する。
ステップS45 自動取引装置25は、受付管理サーバ26に全受取終了を送信し、処理を終了する。
ステップS46 受付管理サーバ26は、全受取終了を受信する。
ステップS47 受付管理サーバ26は、仕掛情報を更新し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、受付専用窓口で金融取引のための処理を受け付けると、ICカード35のICに預かり番号を書き込むことによって、顧客31に対して預かり証を発行する。そして、金融取引のための処理、すなわち、事務処理が行われ、該事務処理が終了すると、終了通知が顧客端末16に送信されるので、前記顧客31は、受取専用窓口、受取用ロッカーブース又はATMブースに行き、預かり証と引き換えに前記金融取引のための処理の結果を受け取ることができる。
そのため、金融取引のための処理の受付と金融取引のための処理の結果の受取とが分離され、顧客31は金融取引のための処理の結果を受け取るまで待たなくてもよい。また、金融取引のための処理の結果の受取が時間を空けてから行われるので、金融機関は事務処理を効率良く行うことができる。
さらに、前記顧客31は、受取用ロッカー24又は自動取引装置25を自分で操作することによって、営業店10の窓口営業時間が終了した後であっても、金融取引のための処理の結果を受け取ることができる。すなわち、前記顧客31は自分に都合のよいときに、金融取引のための処理の結果を受け取ることができる。また、金融機関は営業店10の窓口を時間外に開けておく必要がないので、コストを低減することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
本実施の形態においては、ICカード35に代えて、ICタグ付き証書を受付専用窓口において、預かり証として発行するようになっている。この場合、顧客31は、前記受付専用窓口でICタグ付き証書とともに、受取用ロッカー24のキーを受け取るようになっている。そのため、前記顧客31は受取用ロッカー24を自分で操作して、金融取引のための処理の結果を受け取ることとなる。
なお、ICタグ付き証書でなく、ICカード35を受付専用窓口で発行するようにしてもよい。この場合、前記ICカード35は金融取引のための処理の結果を受け取る際に回収される。これにより、前記顧客31は、金融機関に口座を開設していなくても、金融機関の会員でなくても、本実施の形態の金融機関における受付受取分離システムを利用することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第3の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図6に示されるように、受付専用窓口で金融取引のための処理を受け付ける際に、預かり証を発行せずに、金融取引のための処理、すなわち、事務処理が終了した時点で、事務処理の終了を通知する際に預かり証を発行するようになっている。この場合、バーコードを顧客端末16に送信して該顧客端末16の記憶手段に書き込むことによって預かり証を発行する。したがって、ICカード35が不要となる。また、前記顧客端末16にロックをかけることによって、セキュリティを向上させることもできる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第4の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図7に示されるように、終了通知を電子メールとして顧客端末16に送信せずに、インターネット上のホームページに掲載される情報としてのインターネット情報を更新したり、営業店10内に配設された配信ボードに表示することによって行うようになっている。そのため、顧客31は自分の都合のよいときに前記インターネット情報や配信ボードを参照して、事務処理が終了したことを把握することができる。また、電子メールの場合には、顧客端末16に届かない場合もあるが、このような場合でも、本実施の形態においては、前記インターネット情報や配信ボードによってカバーすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第5の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図8に示されるように、顧客31は営業店10の受付専用窓口に行かずに、金融機関の提供するインターネットバンキングによって金融取引のための処理を依頼するようになっている。この場合、前記顧客31はインターネット端末16aを利用して、金融取引のための処理を依頼する。
ここで、前記インターネット端末16aは、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。前記インターネット端末16aは、例えば、パーソナルコンピュータであるが、インターネットに接続可能な装置であれば、いかなる種類のものであってもよく、携帯電話機、PHS電話機、据え置き電話機、電子手帳、PDA、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなる種類のものであってもよい。また、前記インターネット端末16aは顧客端末16と同一のものであってもよい。
これにより、前記顧客31は、金融取引のための処理を依頼するために、営業店10に出向く必要がない。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、第1〜第5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第5の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第6の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図9に示されるように、顧客31は営業店10の受付専用窓口に行かずに、金融機関の提供するコールセンタを利用して電話によって金融取引のための処理を依頼するようになっている。この場合、前記顧客31はプッシュホン等の電話機18を利用して、番号入力やオペレータとの音声通話を行うことによって、金融取引のための処理を依頼する。これにより、前記顧客31は、金融取引のための処理を依頼するために、営業店10に出向く必要がない。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、第1〜第6の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第6の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図10は本発明の第7の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図10に示されるように、顧客31は営業店10の受付専用窓口に行かずに、自宅や職場の近所に配設された金融機関の提供する電子記帳台によって金融取引のための処理を依頼するようになっている。これにより、前記顧客31は、金融取引のための処理を依頼するために、営業店10に出向く必要がない。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第1〜第7の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第7の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第8の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図11に示されるように、ATMブースが省略されている。この場合、顧客31は、受付専用窓口又は受取用ロッカーブースで金融取引のための処理の結果を受け取る。そのため、前記顧客31はATMブースにおいて自動取引装置25を自分で操作する必要がないので、前記顧客31の操作負担や待ち時間を軽減することができる。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。なお、第1〜第8の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第8の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図12は本発明の第9の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図12に示されるように、受付専用窓口及びATMブースが省略されている。この場合、顧客31は、受取用ロッカーブースで受取用ロッカー24を使用して、金融取引のための処理の結果を受け取る。そのため、金融機関は、受付専用窓口及びATMブースを維持するための負担を軽減することができる。
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。なお、第1〜第9の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第9の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図13は本発明の第10の実施の形態における金融機関における受付受取分離システムの動作の概略を示す図である。
本実施の形態においては、図13に示されるように、受付専用窓口が省略されている。この場合、顧客31は、受取用ロッカーブースで受取用ロッカー24を使用して、又は、ATMブースで自動取引装置25を使用して金融取引のための処理の結果を受け取る。そのため、金融機関は、受付専用窓口を維持するための負担を軽減することができ、セキュリティを保つことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
16 顧客端末
21 受付専用端末
22 受取専用端末
23 事務処理端末
24 受取用ロッカー
25 自動取引装置
27 メールサーバ
35 ICカード
21 受付専用端末
22 受取専用端末
23 事務処理端末
24 受取用ロッカー
25 自動取引装置
27 メールサーバ
35 ICカード
Claims (13)
- (a)金融取引のための処理を受け付ける受付手段と、
(b)前記処理を受け付けたことを示す預かり証を発行する預かり証発行手段と、
(c)前記処理を行う事務処理手段と、
(d)前記処理の終了を通知する通知手段と、
(e)前記預かり証によって本人確認を行って前記処理の結果の受取を可能にする受取手段とを有し、
(f)前記処理の受付と前記処理の結果の受取とが分離して行われることを特徴とする金融機関における受付受取分離システム。 - 前記預かり証発行手段はICカードに預かり番号を書き込むことによって預かり証を発行する請求項1に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記通知手段は顧客端末に電子メールを送信することによって前記処理の終了を通知する請求項1又は2に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受取手段は、受取専用端末、受取用ロッカー又は自動取引装置である請求項1〜3のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記預かり証はICタグ付き証書である請求項1に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記預かり証は前記処理の終了を通知する際に発行される請求項1に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記通知手段はインターネット情報を更新又は配信ボードに表示することによって前記処理の終了を通知する請求項1又は2に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受付手段はインターネットバンキングによって前記処理を受け付ける請求項1〜7のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受付手段は電話によって前記処理を受け付ける請求項1〜7のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受付手段は電子記帳台によって前記処理を受け付ける請求項1〜7のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受取手段は受取専用端末又は受取用ロッカーである請求項1〜3のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受取手段は受取用ロッカーである請求項1〜3のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
- 前記受取手段は受取用ロッカー又は自動取引装置である請求項1〜3のいずれか1項に記載の金融機関における受付受取分離システム。
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