JP2005345740A - 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法 - Google Patents

画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005345740A
JP2005345740A JP2004165045A JP2004165045A JP2005345740A JP 2005345740 A JP2005345740 A JP 2005345740A JP 2004165045 A JP2004165045 A JP 2004165045A JP 2004165045 A JP2004165045 A JP 2004165045A JP 2005345740 A JP2005345740 A JP 2005345740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflected light
toner
amount
image
light amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004165045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005345740A5 (ja
Inventor
Hisafumi Sumiya
寿文 角谷
Masanobu Taira
昌宣 平
Takashi Sugiura
崇 杉浦
Shinichi Takada
慎一 高田
Takeshi Oka
雄志 岡
Fumitaka Sofue
文孝 祖父江
Naohisa Nagata
直久 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004165045A priority Critical patent/JP2005345740A/ja
Publication of JP2005345740A publication Critical patent/JP2005345740A/ja
Publication of JP2005345740A5 publication Critical patent/JP2005345740A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract


【課題】 像担持体上に形成されたトナーパッチからの反射光量を利用してトナー濃度を精度良く調整する。
【解決手段】 本発明によれば、CPU61は、光センサ2a、2bと受光回路17を通じて、所定のトナー像が形成される前における像担持体からの反射光量のムラデータと、像担持体に形成された所定のトナー像からの反射光量のデータとを取得する。次に、CPU61または出力値補正部65は、所定のトナー像を形成したときのトナー面積比に対応する反射光量の補正量とムラデータとを用いて、所定のトナー像からの反射光量の値を補正する。そして、CPU61は、補正された反射光量に応じてトナー濃度を調整する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に係り、とりわけ、中間階調の濃度調整技術に関する。
従来、転写ドラムや転写ベルトなどの像担持体上にトナー像を形成し、当該トナー像を転写材上に転写して画像を形成する画像形成装置が普及している。
このような画像形成装置では、トナー濃度を濃くしたり、薄くしたりすることで中間階調を表現しているが、使用環境や装置の経年変化によって所望のトナー濃度とならない問題がある。
この問題を軽減すべく、従来、目標となるトナー濃度と実際のトナー濃度とのずれを補正するキャリブレーション技術が提案されている(特許文献1、特許文献2)。これらの従来技術では、あらかじめ転写ドラム上にトナーパッチを形成し、当該トナーパッチに対して光を照射し、そこからの反射光量に応じて実際のトナー濃度を推定し、推定されたトナー濃度と目標トナー濃度とのずれを調整している。
特開平9−247452号公報 特開平9−247459号公報
特許文献2に記載の発明によれば、像担持体の表面(下地)からの反射光量を考慮にいれていないため、トナーパッチのトナー濃度を正しく測定できず、トナー濃度の調整を精度良く実行できないといった課題がある。
一方、特許文献1に記載の発明によれば、予め転写ドラムの下地からの反射光量を測定し、測定された下地からの反射光量をトナーパッチからの反射光量から差し引くことで、トナーパッチからの反射光量を補正している。さらに、特許文献1に記載の発明によれば、転写ドラムの下地には、経年変化や汚濁により、反射率にムラが発生することが指摘されている。この問題を解決するために、低濃度のトナーパッチを劣化の小さい下地部分に形成し、高濃度のパッチを劣化の大きい下地部分に形成することで、転写ドラムの下地の劣化の影響を低減する方法が提案されている。
しかしながら、トナーパッチからの反射光量は、トナー面積比の違いによっても影響を受けやすい。特許文献1では、トナー面積比の違いによる影響を避けることができない。今後、さらなる高画質化が求められる場合は、トナー面積比の違いによる影響も無視できなくなる。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題を解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
上記課題を解決すべく、本発明によれば、画像形成装置の像担持体に形成されるトナー像のトナー濃度を調整する際に、所定のトナー像が形成される前における前記像担持体からの反射光量のムラデータと、該像担持体に形成された該所定のトナー像からの反射光量のデータとを取得する。次に、前記所定のトナー像を形成したときのトナー面積比に対応する反射光量の補正量と、前記反射光量のムラデータとを用いて、前記所定のトナー像からの反射光量の値を補正する。そして、補正された前記反射光量に応じて、前記トナー濃度を調整する。
以上説明したように、本発明では、像担持体の下地の反射光量のムラに加え、トナー面積比を考慮して、トナー像からの反射光量を補正し、この補正後の反射光量を用いてトナー濃度を調整するようにしたので、従来よりも、精度良く、トナー濃度を調整できるようになった。
以下に本発明の上位概念、中位概念および下位概念の理解に役立つ一実施形態を示す。なお、以下の実施形態に含まれる概念について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではなく、特許発明と均等の関係にあるため特許請求の範囲には記載していない場合があることを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す断面図である。図1において、電子写真方式を採用している画像形成装置1は、複数の画像形成手段を並列に配置した、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置として構成されている。カラー画像形成装置1は、画像読取部1aと画像出力部1bとを含む。画像読取部1aは、例えば、プラテンガラス1c上に載置される原稿、もしくは不図示の自動原稿送り装置により搬送される原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1bに出力する。
画像出力部1bは、それぞれ同等の構成を有する4つのステーションa、b、c、dが並設された画像形成部10、給送カセット21a、21bおよび手差しトレイ27に収容された転写材Pを給送する給送ユニット20、ステーションa、b、c、dにおいてベルト部材であって中間転写体からなる中間転写ベルト31に1次転写されたトナー像を転写材Pに二次転写する中間転写ユニット30、転写材Pに二次転写されたトナー像を定着する定着ユニット40、中間転写ベルト31上の残留トナーをクリーニングするクリーニングユニット50及びこれ等の各ユニットを総合的に制御する制御ユニット60等を有して構成される。
画像形成部10では、像担持体としての感光体ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、図1の矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向して、その回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、折り返しミラー16a、16b、16c、16d、現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。
まず、一次帯電器12a〜12dにより感光体ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与えた後、光学系13a〜13dにより、画像信号に応じて変調されたレーザービーム等の光線を感光体ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像が形成される。
さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(以下、これを「トナー」と呼ぶ。)を夫々収納した現像装置14a〜14dによって各色のトナーを供給して上記静電潜像を顕像化する。
顕像化された可視画像を中間転写体となる中間転写ベルト31に転写する1次転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、15dにより残留トナーを掻き落として、各感光体ドラム11a〜11d表面の清掃を行なう。以上に示した画像形成プロセスにより各色トナーによる画像形成が順次行われる。
給送ユニット20は、転写材Pを収納するための給送カセット21a、21b、および手差しトレイ27、該給送カセット21a、21b若しくは手差しトレイ27から転写材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a、22b、26、各ピックアップローラ22a、22b、26から送り出された転写材Pをレジストローラ対25まで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24、そして、画像形成部10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを2次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ対25を有している。
次に中間転写ユニット30の構成について詳細に説明する。ベルト部材となる中間転写ベルト31は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ化ビニリデン)等により構成され、中間転写ベルト31に回転駆動力を伝達する駆動ローラ32、図示しないバネ等による付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルト31を挟んで2次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回して張架される。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ32とテンションローラ33との間に1次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(例えば、ウレタンゴムやクロロプレンゴム)をコーティングして中間転写ベルト31とのスリップを防いでいる。また、駆動ローラ32は図示しないパルスモータによって回転駆動される。
各感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する1次転写領域Ta〜Tdで該中間転写ベルト31の裏面側には1次転写用帯電器35a、35b、35c、35dが配置されている。
2次転写ローラ36は、中間転写ベルト31を介在して従動ローラ34に対向して配置されている。中間転写ベルト31とのニップ部によって2次転写領域Teが形成されている。
2次転写ローラ36は、ベルト部材であって中間転写体となる中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト31上で2次転写領域Teよりも中間転写ベルト31の回転方向下流側には、中間転写ベルト31上の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット50が設けられている。
クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31表面に当接するクリーニングブレード51及び該クリーニングブレード51により掻き取られた残留トナーを収納する廃トナーボックス52が設けられている。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーター等の熱源を備えた定着ローラ41aと、該定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41b(尚、該加圧ローラ41bにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対41a、41bのニップ部へ転写材Pを導くための搬送ガイド43、定着ユニット40の熱を内部で閉じ込めるための定着断熱カバー46、47、また、上記ローラ対41a、41bから排出されてきた転写材Pを更に画像形成装置1の外部に導き出すための内排出ローラ対44、外排出ローラ対45、機外に排出された転写材Pを積載する排出トレイ48等を有している。
光センサ2a、2bは、トナーパッチが形成されることになっている像担持体(この例では中間転写ベルト31)の下地の各地点から反射光量や、像担持体に形成されたトナーパッチからの反射光量を検出する手段である。なお、光センサ2a,2bは固定的に配置してもよいし、像担持体の副走査方向または主走査方向に対して駆動装置により走査されてもよい。駆動装置は、後述のCPU61によって制御されるモータードライバ64の一部である。
図2は、本実施形態に係る制御ユニットの例示的なブロック図である。制御ユニット60は、上記各ユニット内に含まれる機構の動作を制御するためのCPU(中央演算装置)61、RAM(ランダムアクセスメモリ)62、ROM(リードオンリメモリ)63、モータードライバ部64等を有している。さらに、受光回路17、出力値補正部65及び出力値格納部66等も有している。出力値格納部66は、レジスタやメモリなどであり、RAM62によって代用してもよい。また、出力値補正部65は、論理回路により実現してもよいし、CPU61とROM63に格納されている制御プログラムによって実現してもよい。
次に画像形成装置1の画像形成動作について詳細に説明する。CPU61から画像形成動作開始信号が出力されると、選択された転写材Pの用紙サイズ等により選択された給送手段から給送動作が開始される。
例えば、図1に示す上段の給送手段から給送された場合について説明すると、まず、ピックアップローラ22aにより給送カセット21aから転写材Pが1枚ずつ送り出される。そして給送ローラ対23によって転写材Pが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ対25まで搬送される。
そのとき、レジストローラ対25は停止しており、転写材P先端はレジストローラ対25のニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ対25は回転を始める。
レジストローラ対25の回転時期は、画像形成部10により中間転写ベルト31上に1次転写されたトナー像と転写材Pとが2次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにその回転タイミングが設定されている。
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述した画像形成プロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において最上流側にある感光体ドラム11d上に形成されたトナー像は、高電圧を印加された1次転写用帯電器35dによって1次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に1次転写される。
1次転写されたトナー像は次の1次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部10間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行なわれており、前のトナー像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、結局、4色のトナー像が順次、中間転写ベルト31上において1次転写される。
その後、転写材Pが2次転写領域Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて2次転写ローラ36に高電圧を印加させる。
前述した画像形成プロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー像が転写材Pの表面に転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラ41aと加圧ローラ41bとのニップ部まで正確に案内される。
これらのローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってトナー像が転写材Pの表面に定着される。その後、転写材Pは内外排出ローラ対44、45により搬送されて機外に排出され、排出トレイ48上に積載される。
図3は、本実施形態に係るトナーパッチの検出手段の概要を示す図である。光センサ2a、2bは、中間転写ベルト31上に形成された濃度補正用トナーパッチ3を検出する検出手段である。より具体的には、LED4a等の発光素子からの光を濃度補正用トナーパッチ3に照射し、トナーパッチ3からの反射光をフォトトランジスタ4b等の受光素子により受光する。なお、本実施形態では、像担持体である中間転写ベルト31の下地の反射率のムラを測定する際にも、当該光センサ2a、2bを利用する。この光センサ2a、2bは、プロセス方向と直交する方向に所定の距離をおいて2組み配置されており、濃度補正用トナーパッチ3もこの光センサ2a、2b上を通過するように形成される。さらに、像担持体上の絶対的な位置の基準となるホームポジションを検出する際にも、光センサ2a、2bを利用できる。なお、光センサ2a、2bのうちいずれか一つだけを備えるようにしてもよいし、3以上の光センサを備えてもよい。
中間転写ベルト31の下地は、LED4aから照射される光(例えば赤外光)に対する反射率が濃度補正用トナーパッチ3の反射率に比べて大きくなるような材質を採用しており、この反射率の違いにより濃度補正用トナーパッチ3の検知を可能としている。
図4は、本実施形態に係る受光回路の例示的な回路図である。受光回路17は、LED4aから照射された光が濃度補正用トナーパッチ3若しくは中間転写ベルト31の下地により反射され、反射光をフォトトランジスタ4bにより受光した際の出力信号を電気信号に変換するための電気回路である。図3及び図4において、光センサ2a、2bにより中間転写ベルト31の下地部分が検知されると、反射光量が大きくなるため、フォトトランジスタ4bには光電流が多く流れる。この電流は、抵抗器5で電流/電圧変換され、抵抗器6、7、8とオペアンプ9で増幅される。
一方、光センサ2a、2bにより濃度補正用トナーパッチ3が検知されると、相対的に反射光量が小さくなるため、フォトトランジスタ4bには中間転写ベルト31の下地に比べて少ない光電流が流れる。この電流も、抵抗器5で電流/電圧変換され、抵抗器6、7、8とオペアンプ9で増幅される。
図5は、本実施形態に係る中間転写ベルトの一周にわたって検出した反射光量の一例を示す図である。横軸は、中間転写ベルトの一周における各位置を示しており、縦軸は、各位置における反射光量(光センサ2aからの出力電圧)を示している。図から明らかなように、中間転写ベルト31の下地からの反射光量にはムラがあることを理解できよう。すなわち、中間転写ベルト31の下地による反射ムラにより、光センサ2a、2bの出力電圧が変動してしまうのである。
図6は、本実施形態に係るトナー濃度の違いが反射光量に与える影響を示した図である。トナー像からの反射光量は、中間転写ベルト31の下地による反射ムラだけでなく、トナー像のトナー濃度により影響を受けることが理解できよう。特に、トナー濃度が低いと、光センサ2aからの出力電圧は、中間転写ベルト31の下地による反射ムラの影響を如実に受けることがわかる。一方、トナー濃度が高いときは、光センサ2a,2bの出力電圧は、反射ムラの影響をほとんど受けないので、出力電圧はほとんど変化しないことがわかる。
図7は、本実施形態に係るトナー濃度と単位面積当たりのトナー面積比との関係を示す図である。とりわけ、図7(a)によれば、トナー面積比と、トナー濃度の関係は線形ではないことを示している。また、図7(b)によれば、トナー面積比によって、下地からの反射光へ与える影響が異なることを示している。また、トナー面積比によって、トナー自体の拡散反射光への影響度も異なることも示されている。
以上のことから、中間転写ベルト31表面の反射光量ムラによる影響を排除するためには、トナー濃度に応じて補正量を変化させる必要があることを理解できよう。
図8は、本実施形態に係るトナー濃度調整に利用されるトナーパッチの一例を示す図である。中間転写ベルト31上の所定の位置a1〜a6に、段階的にトナー濃度を変化させたトナーパッチが形成される。
図9は、本実施形態に係る濃度調整の原理を説明するための図である。とりわけ、図9(a)は、図8に示したトナーパッチを光センサ2a、2bで読み取ることで取得された出力波形を示している。この段階では、反射ムラとトナー面積比とを考慮した反射光量の補正を行なっていない。破線は、各地点における下地からの反射光量を示している。すなわち、下地の各地点にトナーパッチが形成される前の反射光量である。ここで、下地のa1の反射光量は、V1であり、以下、地点a2〜a6の反射光量は、それぞれV2〜V6に対応している。下地の反射ムラの影響が含まれていることは、図5で説明したとおりである。C1〜C6は、地点a1〜a6のそれぞれに形成されたトナーパッチからの反射光量を示している。下地の反射ムラの影響に加え、図6で説明したトナー面積比の違いによる影響が出ている。
これらを踏まえた上で、反射光量の補正方法について説明する。まず、CPU61は、モータードライバ部64を制御し、トナーパッチを検出する直前の中間転写ベルト31を1周分だけ回転させながら、受光回路17により反射光量値(それぞれの点での値をVnとする。)を検出し、その値を出力値格納部66に格納してゆく。nは、自然数であるが、この例では、1〜6となる。
なお、CPU61は、出力値格納部66に各地点の反射光量の値Vnを格納すると同時に、中間転写ベルト31の1周分の反射光量値の平均値Vaveを算出し、各地点での補正値An=Vn‐Vaveを求める。なお、各地点の反射光量の値Vnをすべて格納してから、VaveとAnを算出してもよい。例えば、トナー濃度10%のトナーパッチを中間転写ベルト31上の、ある地点a1に作成すると、a1での反射光量ムラの補正量A1はV1−Vaveとなる。
なお、本実施形態では、中間転写ベルト31のホームポジションに光学的なマークが設けられており、光センサ2a、2bで検出することで、それぞれの測定地点の位置を確定させている。つまり、光センサ2a、2bは、トナーパッチ検知用センサとホームポジションセンサとを兼用している。しかしながら、それぞれ個別のセンサを用いても、同様の制御ができることは言うまでもない。また、光学的に限らず、機械的、電気的、磁気的、または電磁気的なマークと検出センサとを用いてホームポジションを検出してもよい。なお、ホームポジションのマークは、画像形成に影響を及ぼさないような物理的特性を有していることが望ましい。
その後、CPU61は、光センサ2a、2bなどのホームポジションセンサにより検出されたホームポジションを基準として、各地点a1〜a6のそれぞれに、図8に示したようなトナーパッチを形成してゆく。なお、光量ムラのデータについても、CPU61は、ホームポジションを基準として下地の一周分を検出することはいうまでもない。
次に、CPU61は、形成されたトナーパッチについて反射光量を光センサ2a、2bにより検出し、検出値C1〜C6を出力値格納部66に格納してゆく。検出値C1〜C6は、それぞれ地点a1〜a6に対応している。また、この時点で、反射光量ムラの影響を補正してから格納してもよい。例えば、Cn−Anを格納しておく。さらに、この段階で、各トナーパッチを形成したときに利用したトナー面積比(もしくはトナー濃度)に関する補正量Bnをテーブルから読み出して、Cnを補正してもよい。すなわち、Cn−An−BnをCnに代えて、出力値格納部66に記憶してもよい。
図10は、本実施形態に係るトナー面積比による影響を低減するテーブルの一例を示す図である。このテーブルには、トナー濃度、単位面積あたりのトナー面積比に対応する補正量が格納されている。例えば、トナー濃度10%に対してBn=360mVの補正量となっている。もし、a1の領域にトナー濃度10%(トナー面積比で28%)のトナーパッチを形成した場合は、反射光量値は、C1−(V1−Vave)−360mVとなる。
図7(b)によれば、中間転写ベルト31表面の反射光量ムラによる影響がCn−(Vn−Vave)によって低減されることが理解できよう。
また、図7(c)によれば、テーブルからの補正量Bnによりトナーパッチからの反射光量を補正することで、トナー面積比による影響が低減されることを理解できよう。
ここでは、中間転写ベルト31上の領域a1に、ある濃度(10%)でトナーパッチを形成したときの補正方法を示したが、ほかの領域において任意の濃度でトナーパッチを形成したときの補正方法も同様である。
以上のようにして補正した反射光量の検出出力値をもとに、CPU61は、特定の画像信号に対応するトナー濃度を調整することができる。調整の方法としては、例えば、モータードライバ部64のうち、トナー補給用のモーターを駆動することで、トナー濃度を調整できる。もちろん、補正後の反射光量に応じ、画像信号を補正するルックアップテーブルを作成してもよい。
図11は、本実施形態に係るトナー濃度の調整方法に関するフローチャートである。この例では、CPU61または出力値補正部65によって反射光量値(受光回路17からの出力値)を補正するものとする。なお、CPU61は、例えば、画像形成装置1の電源投入時や電源を投入してから所定時間後など、画像形成を実行できるタイミングでトナー濃度調整動作を実行するものとする。
ステップS1101において、CPU61は、モータードライバ部64に対して中間転写ベルト31を回転駆動させるための命令信号を出力する。これにより、中間転写ベルト31が回転駆動を開始する。
ステップS1102において、CPU61は、光センサ2a、2bのLED4aを点灯させる。
ステップS1103において、CPU61は、光センサ2a、2bによってホームポジションを検出し、ホームポジションを基準として、中間転写ベルト31の下地の所定範囲(例えば1周分)に含まれるn地点について、それぞれの反射光量を測定し、出力値格納部66に格納する。これにより、所定範囲内における下地の反射光量のムラデータVnを取得できたことになる。
ステップS1104において、CPU61は、ホームポジションを基準として、濃度補正用トナーパッチ(図8)を中間転写ベルト31上に形成する。
ステップS1105において、CPU61は、ホームポジションを基準として、濃度補正用トナーパッチからの反射光量の取得を開始する。
ステップS1106において、CPU61は、光センサ2a、2b、受光回路17を経由して取得した反射光量のデータを出力値格納部66のレジスタに格納する。なお、CPU61が介在することなく、出力値格納部66のレジスタに反射光量のデータを格納するように構成してもよい。
ステップS1107において、CPU61は、検出の終了を確認すると、LED4aを消灯するとともに、中間転写ベルト31の回転駆動を停止させる。検出の終了は、例えば、最初にホームポジションを検出してから、次にホームポジションを検出したときに、CPU61が、検出を終了したものと判定することができる。
ステップS1108において、CPU61は、前記レジスタに格納されている反射光量データCnを読み出し、中間転写ベルト31の表面1周分の反射光量Vnと、予めROM63に格納されている単位面積当たりのトナー面積比のデータBnを用いて補正処理を実行する。具体的には、上述の補正演算をCPU61が実行するかあるいは、CPU61の制御の下で出力値補正部65が実行する。補正された反射光量の出力値は、再び出力値格納部66に記憶するか、RAM62に記憶する。
ステップS1109において、CPU61は、補正された反射光量の出力値を読み出して、トナー補給用のモーターを駆動するなどして電気的に濃度を制御する。例えば、トナーを補充する場合は、ある濃度パッチのセンサ出力が補正された値と目標値との差分に応じた値に相当する出力値に応じてモーターを駆動させる。モーターは搬送スクリュー(図示せず)を駆動させてトナー補給部(図示せず)からトナーを補給する。もちろん、CPU61または出力値補正部65によって、画像信号を補正するためのルックアップテーブルを作成して、RAM62に記憶し、画像形成の際に画像信号を補正するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、像担持体としての中間転写ベルト31の下地からの反射光量ムラに加え、トナー面積比を考慮して、トナー像からの反射光量を補正し、この補正後の反射光量を用いてトナー濃度を調整するようにしたので、従来よりも、精度良く、トナー濃度を調整できる。
下地からの反射光量と、トナー面積比に対応する反射光量の補正量とを、トナーパッチからの反射光量から減算することで補正された反射光量を算出するようにすれば、比較的に簡単な演算により、反射光量を補正できる。すなわち、簡易な演算とすることで、CPU等への負荷が軽くなり、補正に必要となる時間も短縮できよう。
また、下地の所定範囲の複数地点における反射光量の平均値を算出し、この平均値を用いて下地からの反射光量を正規化してもよい。
また、反射光量の検出手段としての光センサ2a、2bは、絶対的な位置(上述のホームポジション)を基準として下地の所定範囲の複数地点における反射光量を検出するが、この光センサ2a、2bにより、絶対的な位置を検出するようにしてもよい。それぞれ、個別のセンサとして設けるよりも部品点数を少なくできる利点がある。なお、この絶対的な位置を基準としてトナーパッチを形成することはいうまでもない。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、画像形成手段としての感光体ドラム11a〜11dにより、像担持体としての中間転写ベルト31上にトナー像を形成し、中間転写ベルト31上のトナー像を転写材P上に転写するといった、いわゆる中間転写方式(一括転写方式)におけるトナー濃度補正手段について説明した。しかしながら、本発明はこの方式に限定されることはない。例えば、像担持体としての感光体ドラムから直接転写材Pに画像を形成する方式であっても適用可能である。この場合は、感光体ドラム表面の所定範囲(例えば1周分や、少なくともトナーパッチが形成される部分など)の反射光量を検知して、反射光量のムラデータを取得し、当該所定範囲のいずれかにトナーパッチを形成し、そこからの反射光量を取得し、さらにトナーパッチからの反射光量を、ムラデータと上述の補正テーブルによって補正する。そして補正後の反射光量に応じて画像信号等を調整することで、精度良くトナー濃度を補正することができる。
中間転写ベルト31表面(下地)からの反射光量を検知するタイミングを電源投入時のみまたは中間転写ベルト31の交換後のみ等とすることで、ダウンタイムの低減につなげることもできる。もちろん、操作部等から反射光量の補正指示が入力されたことをCPU61が検出したときに、実行するようにしてもよい。
中間転写ベルト31表面の面内全域の反射光量ムラを補正するために、副走査方向だけでなく、主走査方向の反射光量を検知することで、さらに精度良くトナー濃度を補正することが可能である。もちろんその際には、像担持体の主走査方向における複数地点と、像担持体の副走査方向における複数地点とにトナーパッチを形成することが必要である。より具体的には、主走査方向をすべてカバーできるように光センサ2a、2bを複数配置したり、または、主走査方向に対して、光センサ2a、2bを機械的に往復駆動する駆動機構を用いることで、副走査方向だけでなく、主走査方向をもカバーできるようになる。そして、副走査方向だけでなく、主走査方向にも複数形成されたトナーパッチにより、トナー濃度を補正することができる。
上述の実施形態では、下地からの反射光量の平均値Vaveを求めていたが、下地からの反射光量をキャンセルするようにしてもよい。その場合の、最終的な反射光量の出力値は、Cn−Vn−Bnとの式により算出することができ、平均値を求めて補正する場合に比べて演算処理が軽減できる。
上述の実施形態では、像担持体の下地一周分について反射光量のムラデータを取得していたが、実際には、トナーパッチが形成される部分についてのムラデータを取得するように制御すれば十分である。このように必要最小限のムラデータを取得すれば、出力値格納部66の記憶容量を節約できよう。
上述の実施形態では、像担持体の1回転目で、下地からの反射光量のムラデータを取得し、2回転目でトナーパッチを形成し、3回点目でトナーパッチからの反射光量のデータを取得していたので、像担持体としての中間転写ベルト31を3回転させなければならなかかった。
図12は、本実施形態に係る変形例を説明するための図である。この変形例では、光センサ2a、2bを副走査方向に一定の距離をあけて配置し、かつ、光センサ2aと光センサ2bとの間に、画像形成手段としての感光体ドラム11a−11dを配置する。このようにすれば、中間転写ベルト31を1回転させる間に、光センサ2aで下地からの反射光量を検出し、感光体ドラム11a−11dでトナーパッチを形成し、最後に、光センサ2bでトナーパッチからの反射光量を検出することができるようになる。すなわち、反射光量の補正を、像担持体を一回転させる間に実行できる利点がある。また、像担持体の回転数を減らすことができるので、トナー濃度調整の作業時間を短縮でき、節電効果も期待できる。
以上、本発明に関する様々な構成要素や変形例を示したが、矛盾しない範囲で各構成要素を自由に組み合わせることができることはいうまでもない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す断面図である。 図2は、本実施形態に係る制御ユニットの例示的なブロック図である。 図3は、本実施形態に係るトナーパッチの検知手段の概要を示す図である。 図4は、本実施形態に係る受光回路の例示的な回路図である。 図5は、本実施形態に係る中間転写ベルトの一周にわたって検出した反射光量の一例を示す図である。 図6は、本実施形態に係るトナー濃度の違いが反射光量に与える影響を示した図である。 図7は、本実施形態に係るトナー濃度と単位面積当たりのトナー面積比との関係を示す図である。 図8は、本実施形態に係るトナー濃度調整に利用されるトナーパッチの一例を示す図である。 図9は、本実施形態に係る濃度調整の原理を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係るトナー面積比による影響を低減するテーブルの一例を示す図である。 図11は、本実施形態に係るトナー濃度の調整方法に関するフローチャートである。 図12は、本実施形態に係る変形例を説明するための図である。

Claims (11)

  1. 画像形成装置の像担持体に形成されるトナー像のトナー濃度を調整する際に、所定のトナー像が形成される前における前記像担持体からの反射光量のムラデータと、該像担持体に形成された該所定のトナー像からの反射光量のデータとを取得する反射光量取得手段と、
    前記所定のトナー像を形成したときのトナー面積比に対応する反射光量の補正量と、前記ムラデータとを用いて、前記所定のトナー像からの反射光量の値を補正する反射光量補正手段と、
    補正された前記反射光量に応じて前記トナー濃度を調整する調整手段と
    を含む画像形成装置。
  2. 像担持体を用いて画像を形成する画像形成装置であって、
    前記像担持体の下地の所定範囲における反射光量を検出する第1の検出手段と、
    検出された前記反射光量を記憶する下地反射光量記憶手段と、
    所定のトナー面積比によるトナーパッチを前記像担持体に形成するパッチ形成手段と、
    形成された前記トナーパッチからの反射光量を検出する第2の検出手段と、
    検出された前記トナーパッチからの反射光量を記憶するトナーパッチ反射光量記憶手段と、
    前記所定のトナー面積比に対応する反射光量の補正量を記憶するトナー面積比記憶手段と、
    前記所定のトナー面積比に対応する前記反射光量の補正量と、前記トナーパッチが形成された地点において該トナーパッチが形成される前の前記下地からの反射光量とを用いて、前記トナーパッチからの反射光量を補正する検出光量補正手段と、
    補正された前記反射光量に応じて、前記所定のトナー濃度の値を補正するトナー濃度補正手段と
    を有する画像形成装置。
  3. 前記検出光量補正手段は、
    前記下地からの反射光量と、前記トナー面積比に対応する前記反射光量の補正量とを、前記トナーパッチからの反射光量から減算することで、補正された前記反射光量を算出する算出手段を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出光量補正手段は、
    前記下地の所定範囲の複数地点における反射光量の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記下地のうち前記トナーパッチが形成された地点における反射光量を前記平均値により減算してなる値と、前記トナー面積比に対応する前記反射光量の補正量とを、前記トナーパッチからの反射光量から減算することで、補正された前記反射光量を算出する算出手段と
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記パッチ形成手段は、前記像担持体の主走査方向における複数地点と、前記像担持体の副走査方向における複数地点とに前記トナーパッチを形成する手段であり、
    前記第1の検出手段は、前記トナーパッチが形成された各地点において、該トナーパッチが形成される前の前記下地からの反射光量を予め検出する手段であり、
    前記第2の検出手段は、前記トナーパッチが形成された各地点におけるそれぞれの反射光量を検出する手段である
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の検出手段と前記第2の検出手段とを、前記像担持体の主走査方向に走査するよう駆動する駆動手段をさらに含む請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体上における絶対的な位置を検出するための絶対位置検出手段をさらに備え、
    前記第1の検出手段は、該絶対的な位置を基準として前記下地の所定範囲の複数地点における反射光量を検出する手段であり、
    前記トナーパッチ形成手段は、該絶対的な位置を基準として前記トナーパッチを形成する手段である
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の検出手段、前記第2の検出手段および前記絶対位置検出手段を共通の光センサにより実現することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の検出手段と前記第2の検出手段とを、前記像担持体の副走査方向に対して一定の距離を空けて配置することで、該像担持体を一回転させる間に、前記像担持体の下地の所定範囲における反射光量を検出し、所定のトナー面積比によるトナーパッチを該像担持体に形成し、形成された前記トナーパッチからの反射光量を検出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の像担持体に形成されるトナー像のトナー濃度を調整する際に、所定のトナー像が形成される前における前記像担持体からの反射光量のムラデータと、該像担持体に形成された該所定のトナー像からの反射光量のデータとを取得するステップと、
    前記所定のトナー像を形成したときのトナー面積比に対応する反射光量の補正量と、前記ムラデータとを用いて、前記所定のトナー像からの反射光量の値を補正するステップと、
    補正された前記反射光量に応じて、前記トナー濃度を調整するステップと
    を含む画像形成装置のトナー濃度調整方法。
  11. 像担持体にトナー像を形成して画像を形成する画像形成装置におけるトナー濃度調整方法であって、
    前記像担持体の下地の所定範囲における反射光量を検出するステップと、
    検出された前記反射光量を記憶するステップと、
    所定のトナー面積比によるトナーパッチを前記像担持体に形成するテップと、
    形成された前記トナーパッチからの反射光量を検出するステップと、
    検出された前記トナーパッチからの反射光量を記憶するステップと、
    前記所定のトナー面積比に対応する反射光量の補正量を記憶するステップと、
    前記所定のトナー面積比に対応する前記反射光量の補正量と、前記トナーパッチが形成された地点において該トナーパッチが形成される前の前記下地からの反射光量とを用いて、前記トナーパッチからの反射光量を補正するステップと、
    補正された前記反射光量に応じて、前記所定のトナー濃度の値を補正するステップと
    を有するトナー濃度調整方法。
JP2004165045A 2004-06-02 2004-06-02 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法 Pending JP2005345740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004165045A JP2005345740A (ja) 2004-06-02 2004-06-02 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004165045A JP2005345740A (ja) 2004-06-02 2004-06-02 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005345740A true JP2005345740A (ja) 2005-12-15
JP2005345740A5 JP2005345740A5 (ja) 2007-07-12

Family

ID=35498186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004165045A Pending JP2005345740A (ja) 2004-06-02 2004-06-02 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005345740A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150963A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc 画像形成装置
CN101943876A (zh) * 2009-07-01 2011-01-12 佳能株式会社 图像形成设备和用于该设备的浓度控制方法
JP2011033825A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Canon Inc 画像形成装置
JP2012177723A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014102437A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像読み取り装置およびプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10326031A (ja) * 1997-03-27 1998-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびその制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10326031A (ja) * 1997-03-27 1998-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびその制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150963A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc 画像形成装置
CN101943876A (zh) * 2009-07-01 2011-01-12 佳能株式会社 图像形成设备和用于该设备的浓度控制方法
EP2287680A1 (en) 2009-07-01 2011-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that transfers toner image carried by image carrier onto sheet, density control method therefor, and computer program
US8218989B2 (en) 2009-07-01 2012-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that transfers toner image carried by image carrier onto sheet, density control method therefor, and storage medium
JP2011033825A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Canon Inc 画像形成装置
JP2012177723A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014102437A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像読み取り装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9977361B2 (en) Image forming apparatus and image forming system
US9116453B2 (en) Image forming apparatus
JP4890810B2 (ja) 画像形成装置
US7471908B2 (en) Image forming apparatus that forms adjustment images having different densities and image forming method of controlling the image forming apparatus
JP4681993B2 (ja) 画像形成装置
JP2003122082A (ja) 画像形成装置
US20150110514A1 (en) Image forming apparatus
US7865095B2 (en) Image forming apparatus including distance detection unit
JP6945998B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP2009008839A (ja) 画像形成装置
US8687986B2 (en) Image forming apparatus with deflection amount detector and toner density detection means
JP2005345740A (ja) 画像形成装置およびそのトナー濃度調整方法
JP2004317799A (ja) 画像情報検知センサ
JP5636780B2 (ja) 画像形成装置
JP2008233369A (ja) 濃度検出装置及び画像形成装置
JP2006065183A (ja) 画像形成装置
US9977365B2 (en) Image forming apparatus with correction of exposure light using measurement image
JP2008292922A (ja) 画像形成装置
JP2008275811A (ja) 画像形成装置及び速度制御装置
JP6665796B2 (ja) 一体型センサーおよびそれを備えた画像形成装置
JP6071535B2 (ja) 画像形成装置
JP2021162698A (ja) 画像形成装置
JP4781140B2 (ja) トナー濃度検出装置及びそれを備える画像形成装置
JP2015068977A (ja) 画像形成装置
JP2008275809A (ja) 画像形成装置及び速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070528

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100927