JP2005345300A - 圧力測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部の腐食を確実に防止し、かつ高精度な圧力測定器を提供すること。
【解決手段】 圧力センサ素子2のシール材54外周近傍に、ガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58を形成し、シール材54外周の環状の溝52Aと、圧力センサ素子2の厚み方向に沿った溝59A,59Bとを形成する。また、基準圧力室26とケース4外部とを連通する連通路21A、パイプ55A、チューブ65、および連通孔64を設ける。ガス供給ノズル57から不活性ガスを供給すると、不活性ガスがシール材54外周およびキャップ6内部に充満するので、圧力測定器1内部の各構成部品の腐食を確実に防止できる。この場合に、基準圧力室26は、ケース4外部と連通しているので、キャップ6内部の不活性ガスの圧力の影響を受けず、安定した基準圧を保持できるから、圧力測定を高精度にできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイアフラムの弾性変形により被測定流体の圧力を測定する圧力測定器に関する。
例えば半導体製造プロセスにおいては、微細加工工程や洗浄工程で、硝酸、塩酸、フッ化水素等の高純度の腐食性薬液が使用されている。これらの薬液を供給するラインの圧力監視および薬液タンクのレベル監視には、圧力センサが用いられており、これらの圧力センサには高い耐食性が求められる。
このような圧力センサでは、薬液の圧力を受ける受圧部に金属イオンの溶出量が少ないフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン等)を用いたものが多く使用されている。しかし、受圧部がフッ素樹脂で構成される場合には、腐食性薬液が透過し、圧力センサのダイアフラムを保持する部材や、測定回路などを腐食させて圧力センサの寿命を短くするという問題がある。また、例えば化学分野においても、半導体製造プロセスと同様に、腐食性の高い化学薬品等を使用することがあるので、高寿命な圧力センサが要求されている。
このような腐食性の高い液体の圧力を測定する圧力センサとしては、液体の漏れ検出手段が設けられているものが提案されている(例えば特許文献1)。この圧力センサは、圧力検知素子を収納する本体と、圧力検知素子と本体との間を密封するシール構造とを含み、このシール構造により漏れ出す薬液および薬液の蒸発ガスの漏れ程度を可視の漏れ検出手段によって指示する構造となっている。しかしながら、この特許文献1の圧力センサでは、漏れ検出手段によって薬液および薬液の蒸発ガスの漏れ出しを検出することができるのみであって、圧力センサの長寿命化を達成するものではない。
また、別の圧力測定装置では、不活性ガスを供給排気するものが提案されている(例えば特許文献2)。この圧力測定装置では、圧力により変位する受圧メンブレンを有する密閉容器と、密閉容器内に低温不活性ガスを供給、排気する入口管および出口管とを備え、密閉容器内に一定の圧力で低温不活性ガスを供給する構造となっている。この低温不活性ガスの供給により、密閉容器内の温度を一定の低温に保ち、温度変化による圧力測定値の誤差を最小限に抑制している。このような構造の圧力測定装置では、圧力測定装置内に不活性ガスを供給することにより、密閉容器内の各部品の腐食が防止されるとも考えられる。
特開2001−289725号公報 特開平6−137978号公報
しかしながら、このような構成の圧力測定装置では、低温を保持するために密閉容器内全体に不活性ガスを供給するため、受圧面の反対側の面に不活性ガスの圧力がかかってしまう。したがって、受圧メンブレンの変位が不活性ガスの圧力に依存してしまい、精度よい測定ができないという問題がある。
本発明の目的は、内部の腐食を確実に防止し、かつ高精度な圧力測定器を提供することにある。
本発明の圧力測定器は、被測定流体の圧力変化により弾性変形するダイアフラム、および被測定流体の圧力測定の基準圧を有する基準圧力室を備えた圧力センサ素子と、圧力センサ素子で検出された圧力変動を所定の電気信号に変換する変換回路と、圧力センサ素子および変換回路を収納するとともに、ダイアフラムの受圧面に被測定流体を導入する圧力導入口が形成されたケースと、ダイアフラムの受圧面外縁と圧力導入口外周とを封止するシール材とを備え、ケースには、ケース外部と基準圧力室とを連通する基準圧力室連通路と、ケース内部と外部とを連通し、ケース内部に不活性ガスを流通させる少なくとも二つのガス流通口とが形成され、ガス流通口の少なくとも一つは、シール材外周近傍に形成されることを特徴とする。
この発明によれば、ガス流通口が少なくとも二つ設けられているので、これらのガス流通口の一つから不活性ガスを流入し、他の一つから排出させることにより、ケース内部に不活性ガスが流通し、ケース内部に不活性ガスが充満する。したがって、ケース内部に収納された変換回路の腐食が良好に防止され、圧力測定器の耐久性が向上する。特に、ガス流通口の少なくとも一つは、シール材外周近傍に形成されているので、流入または排出される不活性ガスがシール材外周に良好に充満し、長期間の使用にわたってシール材から漏れた薬液による各構成部品の腐食が効果的に防止される。
またこのとき、ケース外部と基準圧力室とを連通する基準圧力室連通路が設けられているので、基準圧力室内の圧力がケース内部の圧力と別個に設定可能となり、不活性ガスの圧力の影響を受けない。したがって、ケース内部に不活性ガスが流通していても、基準圧力室は不活性ガスの圧力変動などに関わりなく常に一定の圧力に保持可能となり、被測定流体の圧力測定が高精度となる。
本発明では、基準圧力室連通路は、ケースの内外を連通するケース連通孔と、基準圧力室の内外を連通する基準圧力室連通孔と、ケース連通孔と基準圧力室連通孔とを連通する連通手段とを備えたことが望ましい
この発明によれば、ケース連通孔と基準圧力室連通孔とが、連通手段で連通されているので、ケース連通孔と基準圧力室連通孔との位置関係に応じて連通手段の形状を形成すればよいから、ケース連通孔と基準圧力室連通孔との配置の自由度が高くなる。また、連通手段を例えばチューブ状部材などのような可撓性部材で構成した場合には、ケース連通孔と基準圧力室連通孔との配置に応じて連通手段が変形可能なので、ケース連通孔と基準圧力室連通孔との配置の自由度がより一層高くなる。
本発明では、変換回路には、電気信号をケース外部に出力するための電気信号線が接続され、ケースには、電気信号線が貫通する信号線ポートが形成され、ケース連通孔は、信号線ポートと共通とされることが望ましい。
この発明によれば、ケース連通孔が信号線ポートと共通とされているので、ケースの形状が簡略化され、圧力測定器の構造が簡単になる。また、ケースに形成される連通孔が共通化されるので、ケースの封止部分が最小限となり、ケースの気密性が容易に維持される。
本発明では、ガス流通口の少なくとも二つは、シール材外周近傍に開口し、ケース内部には、これらのガス流通口を連通するとともに、シール材外周に沿って環状に形成されるガス流通路が形成されることが望ましい。
この発明によれば、ガス流通路が形成されているので、ガス流通口の一つから流入した不活性ガスがシール材外周に沿って環状に流通する。したがって、被測定流体の腐食性ガス成分がシール材を透過し、シール材外周の雰囲気が腐食性ガス雰囲気になった場合でも、内部部品の腐食が確実かつ良好に防止される。これによって、圧力測定器の耐久性がより一層向上する。
本発明では、ガス流通口の少なくとも一つは、ケース外部から不活性ガスが供給されるガス供給流通口とされ、ガス流通口の少なくとも一つは、ケース外部に不活性ガスが排出されるガス排出流通口とされ、ガス供給流通口の内寸は、ガス排出流通口の内寸より小さく設定されていることが望ましい。
この発明によれば、ガス供給流通口の内寸が、ガス排出流通口の内寸より小さく設定されているので、ガス供給流通口側が絞られることにより、ガス排出流通口側の圧力損失が抑制される。これにより、ケース内部の圧力が過剰に上昇するのが防止される。したがって、ケースの気密性が良好に維持される。また、ケースの材料として耐圧性の高いものを要求されないので、安価な材料を採用することが可能となり、圧力測定器の製造コストが低減する。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第二実施形態以降で、以下に説明する第一実施形態での構成部品と同じ部品および同様な機能を有する部品には同一符号を付し、説明を簡単にあるいは省略する。
[第一実施形態]
図1には、本発明の第一実施形態にかかる圧力測定器1の側断面図が示されている。この図1において、圧力測定器1は、円柱状に形成された静電容量式の圧力センサ素子2と、圧力センサ素子2から取り出された静電容量の変化を所定の電気信号に変換する変換回路3と、圧力センサ素子2および変換回路3を収納するケース4とを備えている。ケース4は、圧力センサ素子2が固定されるハウジング5と、ハウジング5に係合されて変換回路3を収納するキャップ6とを備えている。
圧力センサ素子2は、圧力センサ素子本体21と、圧力センサ素子本体21に所定間隔を有して対向して配置されるダイアフラム22と、圧力センサ素子本体21とダイアフラム22との間に設けられる接合部材23とを備えている。
圧力センサ素子本体21は、円柱状の厚肉基板で構成されており、この圧力センサ素子本体21の材料としては、例えばセラミックスなどが採用できる。圧力センサ素子本体21においてダイアフラム22に対向する面には、電極24が形成されている。また、圧力センサ素子本体21には、厚み方向に貫通する基準圧力室連通孔としての連通路21Aが形成されている。
ダイアフラム22は、セラミックスやサファイア、金属、ガラスなど、弾性変形可能な任意の材料によって構成され、円盤薄板状に形成されている。このダイアフラム22において、圧力センサ素子本体21に対向する面には、電極25が形成されている。つまり、圧力センサ素子本体21の電極24と、ダイアフラム22の電極25とは、互いに所定間隔を有して対向配置されている。
接合部材23は、ガラスフリットなどの高耐食性の材料で構成されるリング状部材であり、圧力センサ素子本体21およびダイアフラム22がこの接合部材23に接着されている。この接合部材23の厚みにより、圧力センサ素子本体21とダイアフラム22との間には所定間隔の隙間が形成される。なお、接合部材23は、圧力センサ素子本体21およびダイアフラム22の外周部にそれぞれスクリーン印刷で低融点ガラスを印刷し、圧力センサ素子本体21とダイアフラム22とを合わせて焼成し、接着する方法によって形成してもよい。
ここで、圧力センサ素子本体21、ダイアフラム22、および接合部材23で囲まれる領域には空間が形成され、この空間は、被測定流体の圧力を測定する際の基準圧力を作成する基準圧力室26となっている。そして、圧力センサ素子本体21には連通路21Aが形成されているため、この連通路21Aにより、基準圧力室26は、圧力センサ素子2の外部と連通している。
変換回路3は、圧力センサ素子本体21のダイアフラム22が設けられる側とは反対側の面に固定されている。
ハウジング5は、高耐食性の材料で構成されることが望ましく、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)や、パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などのフッ素樹脂などが採用でき、また例えば安価に入手可能な塩化ビニル等の材料も採用できる。このハウジング5は、略円筒状に形成されており、被測定流体を圧力測定器1内部に導入するパイプ状の継手部51と、圧力センサ素子2を収納、固定する収納部52とが一体的に形成されて構成されている。
継手部51は、ダイアフラム22を挟んで基準圧力室26とは反対側に設けられ、外周にねじ部51Aが形成されることにより、被測定流体が流通する配管などに接続可能となっている。したがって、継手部51内部は、被測定流体が導入される圧力導入口51Bとなっている。また、継手部51のパイプ状内部は、ダイアフラム22に近い側の端部が、ダイアフラム22に向かって徐々に内径が大きくなる略円錐形に形成されている。この略円錐形部分内部の空間は、被測定流体が導入されて内部に被測定流体の圧力を作成する被測定流体圧力室53となっている。また、ダイアフラム22の被測定流体圧力室53に露出する略円形の面は、被測定流体の圧力を受ける受圧面22Aとなっている。
継手部51において、受圧面22A外縁に対応する位置には、円形の溝54Aが形成され、この溝54AにOリングなどのシール材54が収納されている。このシール材54により、ハウジング5とダイアフラム22とがシールされ、被測定流体圧力室53が気密に構成される。
収納部52は、略円筒状に形成され、内部に圧力センサ素子2が収納されている。圧力センサ素子2において圧力センサ素子本体21端面外縁には、リング状の押さえ55を介してリング状の押さえ板56が当接されており、押さえ板56が収納部52にビス56Cで固定されることによって、押さえ55が圧力センサ素子本体21外縁を押圧し、圧力センサ素子2が収納部52に固定される。この際、ダイアフラム22が継手部51側に押圧されることにより、シール材54がつぶれてダイアフラム22の受圧面22A外縁と継手部51の圧力導入口51B外周との間が封止される。
押さえ55は、圧力センサ素子本体21の連通路21Aに対応する位置に、パイプ55Aを備えており、内部が連通路21Aと連通している。パイプ55Aは、変換回路3を貫通し、先端側がキャップ6内部に突出している。また、パイプ55Aの基端側はシール材55Bを介して圧力センサ素子本体21にシールされている。
収納部52のシール材54およびダイアフラム22の近傍には、外部から不活性ガスが供給されるガス供給流通口(ガス流通口)としてのガス供給ノズル57と、外部に不活性ガスを排出するガス排出流通口(ガス流通口)としてのガス排出ノズル58とが設けられている。これらのガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58は、収納部52の径方向外側にそれぞれ互いに反対側に突出して設けられており、ガス供給ノズル57、およびガス排出ノズル58が収納部52の内部と外部とを連通している。
ここで、ガス供給ノズル57内部には、段差57Cが形成され、収納部52内部に近い側のほうがより内径が小さい小径部57Dとなっている。この小径部57Dの内径(内寸)Eは、ガス排出ノズル58の内径(内寸)Fに対して、
E≦F
の関係を満たすことが望ましい。つまり、小径部57Dにより、ガス供給ノズル57には絞りが形成され、ガス供給側の流量が絞られる構成となっている。なお、本実施形態では、小径部57Dの内径Eは0.2mm、ガス排出ノズル58の内径Fは0.5mmに設定されており、供給ガスの圧力を0.2〜0.5MPaとすると、ハウジング5およびキャップ6内の内圧が2〜5kPaに抑えられる。
図2には、ハウジング5の平断面図が示されている。この図2に示されるように、収納部52内部のダイアフラム22外周およびシール材54外周に対応する位置には、全周にわたって所定寸法(所定深さ)の環状のガス流通路としての溝52Aが形成されている。そして、ガス供給ノズル57、およびガス排出ノズル58は、この溝52Aに開口し、連通している。
図1に戻って、収納部52内周には、複数箇所(本実施形態では二カ所)に圧力センサ素子2の厚み方向に沿って貫通する溝(ガス流通路)59A,59Bが形成されている。これらの溝59A,59Bは、収納部52内周においてガス供給ノズル57、およびガス排出ノズル58の開口部分に対応する位置にそれぞれ設けられている。また、押さえ板56には、溝59A,59Bに連続する溝56A,56Bが、圧力センサ素子2の中心に向かって(径方向に沿って)それぞれ形成されており、これらの溝56A,56Bがキャップ6内部に開口することにより、ガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58が、溝59A,59B,56A,56Bを介してキャップ6内部に連通している。
なお、ガス供給ノズル57から供給される不活性ガスは、例えば窒素ガスなどが採用でき、この圧力測定器1が半導体製造プロセスで使用される場合では、製造プロセス内にもともと設けられている不活性ガス供給ラインを流用すれば、ガス供給の構成が簡単となる。
キャップ6は、有底円筒状に形成され、円筒状部6Aの先端側内周にはフランジ部61が形成されている。このフランジ部61が、ハウジング5の収納部52外周に形成されたフランジ部52Bにねじ62Aで固定されることにより、キャップ6がハウジング5に対して固定される。この際、ハウジング5内周と、収納部52外周との間には、シール部材62が設けられており、このシール部材62によってキャップ6がハウジング5に対して気密に取り付けられる。
キャップ6の底面部6Bの略中央には、変換回路3に接続された電気信号線としての電気信号ケーブル31が貫通する信号線ポートとしてのポート63が設けられている。このポート63は、キャップ6に対して回転可能に、かつ気密に取り付けられている。また、キャップ6の底面部6Bには、キャップ6の内外を連通するケース連通孔としての連通孔64が形成されている。連通孔64のキャップ6外部側は、大気に開放されている。また、連通孔64において、キャップ6内部側の端部には、連通手段としてのチューブ65の一端が接続され、このチューブ65の他端は、パイプ55Aに接続されている。したがって、基準圧力室26は、連通路21A、パイプ55A、チューブ65、および連通孔64を介してキャップ6外部に連通している。すなわち、連通路21A、パイプ55A、チューブ65、および連通孔64とを備えて、本発明の基準圧力室連通路が構成されている。
このような圧力測定器1では、圧力導入口51Bから被測定流体が導入されると、被測定流体圧力室53に被測定流体が充満し、ダイアフラム22の受圧面22Aに被測定流体の圧力が作用する。ダイアフラム22は、被測定流体圧力室53内の圧力と、基準圧力室26内の圧力(つまり大気圧)との圧力差に応じて弾性変形する。被測定流体の圧力が変化すると、ダイアフラム22の弾性変形により電極24,25間の距離が変化するため、電極24,25間の静電容量が変化する。変換回路3は、この静電容量の変化量を取り出し、所定の電気信号に変換し、電気信号ケーブル31を介して外部の図示しない計測装置に出力し、外部の計測装置によって圧力を検出する。
不活性ガスは、ガス供給ノズル57から供給され、溝52Aを通ってシール材54およびダイアフラム22外周全周を回り、ガス排出ノズル58を通って排出される。また、ガス供給ノズル57から供給された不活性ガスは、溝52Aに到達すると、溝59Aを通って圧力センサ素子2の厚み方向に垂直に移動し、変換回路3の背面からキャップ6内部に導入される。不活性ガスは、キャップ6内に充満し、溝59Bを通って再び圧力センサ素子2の厚み方向に垂直に移動し、溝52Aに到達すると、ガス排出ノズル58から排出される。
このような第一実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) ガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58が設けられているので、キャップ6内に不活性ガスが供給されて充満する。したがって、変換回路3全面を不活性ガスで覆うことができ、被測定流体が腐食性流体である場合でも、ケース4内に漏れた腐食性流体と変換回路3との接触を最小限に抑制できるから、変換回路3やその他の構成部品の腐食を良好に防止でき、圧力測定器1の耐久性を向上させることができる。
このとき、基準圧力室26は、連通路21A、パイプ55A、チューブ65、および連通孔64を介して大気に連通しているので、不活性ガスの圧力に関わりなく基準圧力室26内を常に一定の圧力(大気圧)に保持することができる。したがって、不活性ガスの圧力変化に影響されることなく、被測定流体の圧力を高精度に測定することができる。
(2) 環状の溝52Aがシール材54の外周およびダイアフラム22の外周に形成され、ガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58がこの溝52Aに連通しているので、シール材54およびダイアフラム22の外周に不活性ガスを確実に充満、流通させることができる。したがって、シール材54周辺から透過する被測定流体による圧力測定器1の構成部品の腐食を良好に防止できる。これにより、圧力測定器1の耐久性の向上をより確実にできる。
(3) ガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58を設け、これらを通して不活性ガスをキャップ6内に積極的に流通させるので、変換回路3やその他の部品の腐食をより確実に防止できる。これは、例えば半導体製造プロセスの工程においては、圧力測定器1が使用される装置がクリーンルーム等の比較的良好な雰囲気であっても、実際には装置の各部品に樹脂系のパイプ類が使用されているため、それらの部品を腐食性薬液が透過し、雰囲気内にある程度拡散している場合がある。このような場合であっても、圧力測定器1内に不活性ガスを積極的に流通させて循環させるので、圧力測定器1内の部品の腐食を確実に防止でき、圧力測定器1の耐久性を向上させることができる。
(4) ガス供給ノズル57の小径部57Dの内径Eと、ガス排出ノズル58の内径Fとの寸法がE≦Fの関係を満たすので、不活性ガス供給側が絞られることにより、ガス排出側の圧力損失を下げることができ、ケース4内の圧力が著しく上昇するのを良好に防止できる。したがって、例えばキャップ6を合成樹脂で構成した場合でも、キャップ6とハウジング5とを安全かつ確実にシールすることができる。したがって、ケース4の材料に高耐圧性のものを採用する必要がなく、圧力測定器1を安価に製造できる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態のケース連通孔が電気信号線を通すポートと共通とされる点が第一実施形態と異なる。
図3には、第二実施形態にかかる圧力測定器1の側断面図が示されている。この図3において、キャップ6には第一実施形態のような連通孔64は設けられておらず、チューブ65は、ポート63を電気信号ケーブル31とともに貫通している。チューブ65はケーブル31とともに外部の計測装置近傍へ導かれ、当該外部の計測装置近傍で大気に開放されている。
このような第二実施形態によれば、第一実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果が得られる他、次のような効果が得られる。
(5) 電気信号ケーブル31を貫通するポート63が基準圧力室26に連通するチューブ65を通す連通路を兼ねているので、キャップ6の形状を簡単にでき、圧力測定器1の構成を簡略化できる。これにともない、ケース4を貫通する孔の数が少なくなるので、ケース4内の気密性を良好かつ容易に保持できる。また、電気信号ケーブル31およびチューブ65がキャップ6の底面部6B略中心に設けられたポート63を貫通してケース4外部に導かれるので、キャップ6をハウジング5に対してねじ止めする場合にも、電気信号ケーブル31およびチューブ65がねじれることがなく、圧力測定器1の組立が簡単に行え、かつ電気信号ケーブル31の断線などの不具合を確実に防止できる。
(6) 例えば、圧力測定器1が半導体製造プロセスで使用される場合においては、圧力測定器1が使用される装置がクリーンルーム等の比較的良好な雰囲気であっても、実際には装置の各部品に樹脂系のパイプ類が使用されているため、それらの部品を腐食性液体の腐食ガス成分が透過し、雰囲気内にある程度拡散している場合がある。このような場合でも、チューブ65が、電気信号ケーブル31とともに外部の計測装置近傍に導かれているので、チューブ65の開放端を外部の計測装置の設置雰囲気に配置することができる。したがって、チューブ65を介して連通された基準圧力室26内の雰囲気も常に良好に維持でき、基準圧力室26内の測定用の電極24,25も腐食性ガスに侵されることなく常に良好な計測を行うことができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。第三実施形態は、第一実施形態のガス流通口が複数設けられているものである。
図4には、第三実施形態にかかる圧力測定器1の側断面図が示されている。この図4において、圧力測定器1のケース4には、第一実施形態と同様のガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58が設けられているほか、キャップ6にもう一対のガス連通口としてのガス供給ノズル57Eおよびガス排出ノズル58Eが形成されている。すなわち、キャップ6の側面には、ガス供給ノズル57と同様の別のガス供給ノズル57Eが、ガス供給ノズル57とほぼ平行に配置されて、キャップ6の内外を連通している。またキャップ6の側面には、ガス排出ノズル58と同様の別のガス排出ノズル58Eが、ガス排出ノズル58とほぼ平行に配置されて、キャップ6の内外を連通している。ガス供給ノズル57Eには、不活性ガスが供給され、不活性ガスは、キャップ6内に充満した後、ガス排出ノズル58Eから排出される。
このような第三実施形態によれば、第一実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果が得られる他、次のような効果が得られる。
(7) 一対のガス供給ノズル57Eおよびガス排出ノズル58Eがキャップ6に設けられているので、ガス供給ノズル57Eから供給される不活性ガスが直接キャップ6内に流入し、充満するから、変換回路3などの構成部品の腐食をより確実に防止でき、圧力測定器1の耐久性を確実に向上させることができる。
また、溝52Aに連通するガス供給ノズル57およびガス排出ノズル58とは別個にガス供給ノズル57Eおよびガス排出ノズル58Eが形成されているので、シール材54外周およびキャップ6内のそれぞれに別個に不活性ガスを供給することができる。したがって、溝52Aへ供給される不活性ガスおよびキャップ6内へ供給される不活性ガスの供給圧力、供給流量を安定させることができる。したがって圧力測定器1内の各部品に不活性ガスを安定して接触させることができ、各部品の腐食を確実に防止できる。
また、これにより、溝52Aへ供給される不活性ガスおよびキャップ6内へ供給される不活性ガスの供給圧力や供給流量を別個に設定でき、それぞれの条件に適した供給を行うことができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
ガス流通路の形成個数は、シール材外周に一つ設けられているものに限らず、シール材外周に二つ以上設けられていてもよい。また、前述の実施形態のように、ガス流通路は、シール材外周のガス流通路からさらに、圧力センサ素子の厚み方向に沿って形成されていてもよい。この場合には、圧力センサ素子の厚み方向に沿ったガス流通路は、前述の実施形態のように二箇所に設けられているものに限らず、一箇所あるいは三箇所以上設けられていてもよい。また、このようなガス流通路は、圧力センサ素子の厚み方向に対して所定角度で傾斜して形成されていてもよい。この場合には、これらのガス流通路からの不活性ガスがケース内部に旋回しながら流入し、ケース内部に良好に循環するので、ケース内部の各構成部品の腐食をより確実に防止できる。
ガス流通路の形状は、環状に形成されるものに限らず任意に設定でき、例えばシール材外周に沿って等間隔に複数のガス流通口が形成されていてもよい。さらに、ガス流通口の形成位置は、シール材外周に限らず任意に設定でき、シール材外周近傍であれば、不活性ガスがシール材外周に良好に接触できる。
ガス流通口の本数は、第一実施形態および第二実施形態では、二つ設けられ、第三実施形態では四つ設けられていたが、これらに限らず、圧力測定器の形状、寸法などに応じて、不活性ガスがケース内部に良好に流通、充満できるように適宜設定してよい。この場合でも、ガス流通口が少なくとも二つ設けられ、そのうちの少なくとも一つがシール材外周近傍に形成されていれば、不活性ガスがシール材外周近傍に良好に流通し、被測定流体が腐食性液体である場合でも、シール材から漏れた被測定流体によって圧力測定器内部の各部品が腐食するのを確実に防止できる。
また、ガス流通口の取付位置は、少なくとも一つがシール材外周近傍に形成されていればよく、例えばガス流通口の一つがシール材外周近傍に開口され、他の一つは変換回路が設けられた位置近傍に開口されていてもよい。ここで、ガス流通口がシール材の外周近傍に形成されるとは、例えばガス流通口の開口位置が圧力センサ素子の側面に対向する範囲に配置されることをいう。
基準圧力室連通路は、ケース連通孔、基準圧力室連通孔、および連通手段によって形成されるものに限らず、例えば基準圧力室に連通し、圧力センサ素子本体およびケースを貫通する一本のチューブ部材などによる連通手段で構成されていてもよい。
継手部の形状は外周に設けられたねじ部によって被測定流体が流通する配管に接続される構成に限らず、被測定流体が流通する配管の形状、配置、寸法などに応じて任意に設定できる。
圧力測定器は、静電容量式のものに限らず、例えば抵抗ストレンゲージ式のものであってもよい。ただし、静電容量式のものを使用すれば、温度特性に優れた圧力測定器を提供することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、半導体製造プロセス、化学、医療、食品加工の分野等において、本圧力測定器の設置される雰囲気が腐食性ガス等による悪環境下で使用される場合や、被測定体が透過性で腐食性が高い場合の圧力測定器として利用することができる。
本発明の第一実施形態にかかる圧力測定器を示す側断面図。 圧力測定器のガス流通路を示す平断面図。 本発明の第二実施形態にかかる圧力測定器を示す側断面図。 本発明の第三実施形態にかかる圧力測定器を示す側断面図。
符号の説明
1…圧力測定器、2…圧力センサ素子、3…変換回路、4…ケース、5…ハウジング、6…キャップ、21…圧力センサ素子本体、21A…連通路(基準圧力室連通孔)、22…ダイアフラム、22A…受圧面、23…接合部材、26…基準圧力室、31…電気信号ケーブル(電気信号線)、51B…圧力導入口、52A…溝(ガス流通路)、54…シール材、55…押さえ、55A…パイプ、57,57E…ガス供給ノズル(ガス流通口、ガス供給流通口)、58,58E…ガス排出ノズル(ガス流通口、ガス排出流通口)、63…ポート(信号線ポート)、64…連通孔(ケース連通孔)、65…チューブ(連通手段)。

Claims (5)

  1. 被測定流体の圧力変化により弾性変形するダイアフラム、および前記被測定流体の圧力測定の基準圧を有する基準圧力室を備えた圧力センサ素子と、
    前記圧力センサ素子で検出された圧力変動を所定の電気信号に変換する変換回路と、
    前記圧力センサ素子および前記変換回路を収納するとともに、前記ダイアフラムの受圧面に被測定流体を導入する圧力導入口が形成されたケースと、
    前記ダイアフラムの受圧面外縁と前記圧力導入口外周とを封止するシール材とを備え、
    前記ケースには、前記ケース外部と前記基準圧力室とを連通する基準圧力室連通路と、前記ケース内部と外部とを連通し、前記ケース内部に不活性ガスを流通させる少なくとも二つのガス流通口とが形成され、
    前記ガス流通口の少なくとも一つは、前記シール材外周近傍に形成される
    ことを特徴とする圧力測定器。
  2. 請求項1に記載の圧力測定器において、
    前記基準圧力室連通路は、前記ケースの内外を連通するケース連通孔と、前記基準圧力室の内外を連通する基準圧力室連通孔と、前記ケース連通孔と前記基準圧力室連通孔とを連通する連通手段とを備えた
    ことを特徴とする圧力測定器。
  3. 請求項2に記載の圧力測定器において、
    前記変換回路には、電気信号を前記ケース外部に出力するための電気信号線が接続され、
    前記ケースには、前記電気信号線が貫通する信号線ポートが形成され、
    前記ケース連通孔は、前記信号線ポートと共通とされる
    ことを特徴とする圧力測定器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の圧力測定器において、
    前記ガス流通口の少なくとも二つは、前記シール材外周近傍に開口し、
    前記ケース内部には、これらのガス流通口を連通するとともに、前記シール材外周に沿って環状に形成されるガス流通路が形成される
    ことを特徴とする圧力測定器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧力測定器において、
    前記ガス流通口の少なくとも一つは、前記ケース外部から不活性ガスが供給されるガス供給流通口とされ、
    前記ガス流通口の少なくとも一つは、前記ケース外部に不活性ガスが排出されるガス排出流通口とされ、
    前記ガス供給流通口の内寸は、前記ガス排出流通口の内寸より小さく設定されている
    ことを特徴とする圧力測定器。
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