JP2006322783A - 圧力センサおよび基板処理装置 - Google Patents

圧力センサおよび基板処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】流体用の圧力センサにおいて耐薬品性を向上することにより長寿命化を図る。
【解決手段】圧力センサ1は、薄い円板状のダイアフラム13、ダイアフラム13の変形量を検出するレーザ変位計14、レーザ変位計14に接続される演算部19を備える。圧力センサ1では、流入してきた流体の圧力によるダイアフラム13の変形量がレーザ変位計14により検出され、その変形量と演算部19に予め記憶されている変換情報191aとに基づいて流体の圧力が求められる。圧力センサ1のダイアフラム13は、黒鉛(または、シリコン基板)を母材とし、流体に接する面には炭化珪素の被膜が形成されており、これにより、耐薬品性が向上され、金属溶出を防止しつつ圧力センサ1の長寿命化が実現される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイアフラムを利用する圧力センサ、および、圧力センサを備える基板処理装置に関する。
従来より、流体用の圧力センサとして、流体と受圧素子との間にダイアフラムを設けたものがあり、このような圧力センサは、配管内を通る流体がダイアフラムを押し、受圧素子がその押された量を検知し、信号回路が圧力に変換するという構造を有している。
半導体処理装置や各種薬液プラントでは、酸化力等の腐蝕性の高い、あるいは、浸透性の高い薬液が多用されており、このような条件下で用いられる流体用圧力センサは、非常に高い耐薬品性、耐浸透性(耐透過性)が求められる。そこで、例えば、ダイアフラムの材料として、耐薬品性が高いフッ素樹脂を用いたものが使用されている。しかし、耐薬品性が高いと謳われている圧力センサでも、高濃度フッ酸のような腐蝕性および透過性の高い薬品を使用する場合は、寿命が約1年と短くなり、校正も頻繁に行う必要があり、半導体製造装置において、ランニングコストを上昇させる原因となっている。
このことから、腐蝕性が高く、浸透力(透過力)の高い薬液の接液部材に対して、材料の改良、受圧素子の配置の改良等が行われてきている。例えば、特許文献1では、フッ素樹脂を主成分とする材料にてハウジングを形成し、センサ素子の感圧部を耐蝕性材料にて形成し、さらに、ハウジングをダイアフラム用の部分とセンサ素子を収納する部分とに分けることにより、耐薬品性を向上させる技術が開示されている。また、特許文献2では、流体の圧力を受けるフラムに収納される作動棒の端部に保護キャップを取り付けることにより、耐蝕性に優れて長寿命化が可能な構造とした圧力計が開示されている。
特開平7−72029号公報 特開2002−310823号公報
半導体処理装置に用いられる圧力センサでは、既述のようにダイアフラム等の接液部材に耐薬品性が求められると共に金属溶出のレベルが非常に低いものが使用されなければならない。PFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)等のフッ素樹脂は、他の樹脂に比べ、耐薬品性が高く、金属溶出に関しても、その条件を満たしている。しかしながら、耐薬品性が高いとはいえ、樹脂であるがため、温度による硬さの変化の影響を受け易く、微細なクラックの発生等の劣化による機械的特性の変化、長時間の加圧による塑性変形等が生じると、所定の圧力に対するダイアフラムの変形量が変化し、正確な圧力が測定できなくなる。
また、これらの樹脂は、フッ酸等の腐蝕性の薬液を完全に透過しないわけではなく、僅かに透過してきた薬液の成分(ガス等の物質)により、受圧素子とダイアフラムとの間の接着剤が侵されて、受圧素子とダイアフラムとの密着性が低下したり、受圧素子自体が損傷すると、ダイアフラムの変形量の計測に対する信頼性や精度に大きな影響が生じてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、流体用の圧力センサにおいて耐薬品性を向上し、圧力センサを長寿命化することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、圧力センサであって、圧力が測定される流体が導入される受圧室と、前記受圧室内の流体の圧力に従って弾性変形する薄板状であり、前記流体と接する部位が炭化珪素、ガラス状炭素またはダイヤモンドにて形成されているダイアフラムと、前記ダイアフラムの変形量を検出する検出機構とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の圧力センサであって、前記ダイアフラムが、前記受圧室内の流体に接する面に炭化珪素の被膜が形成された黒鉛である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の圧力センサであって、前記ダイアフラムが、前記受圧室内の流体に接する面に炭化珪素の被膜が形成されたシリコン基板である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力センサであって、前記検出機構が、非接触にて前記ダイアフラムの変形量を検出する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の圧力センサであって、前記検出機構が、前記ダイアフラムに光ビームを出射し、前記ダイアフラムにて反射された光ビームの受光位置を検出することにより、前記ダイアフラムの変形量を検出する。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の圧力センサであって、前記検出機構が、前記ダイアフラムの前記受圧室とは反対側の面上に設けられた第1電極と、前記第1電極に対して非接触にて前記第1電極に対向して配置される第2電極との間の静電容量を利用して前記ダイアフラムの変形量を検出する。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の圧力センサであって、前記ダイアフラムの前記受圧室とは反対側の空間のガスを外部の空気と置換する流路をさらに備える。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の圧力センサであって、前記流体が、フッ酸、塩酸、硝酸、硫酸、過酸化水素水またはアンモニア水を含む。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の圧力センサであって、前記ダイアフラムの変形量と前記流体の圧力との関係を示す変換情報を予め記憶し、前記検出機構にて検出された前記ダイアフラムの変形量および前記変換情報に基づいて前記流体の圧力を求める演算部をさらに備える。
請求項10に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置であって、処理液を貯溜するとともに基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽に処理液を供給する処理液供給部とを備え、前記処理液供給部が、前記処理槽に供給される処理液の圧力を測定する請求項9に記載の圧力センサを備える。
請求項11に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置であって、基板を水平姿勢にて保持する基板保持部と、前記基板保持部を鉛直方向を向く軸を中心に回転する回転機構と、前記基板保持部に保持された基板に吐出口から処理液を供給する処理液供給部とを備え、前記処理液供給部が、前記吐出口へと導かれる処理液の圧力を測定する請求項9に記載の圧力センサを備える。
請求項12に記載の発明は、請求項10または11に記載の基板処理装置であって、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタン、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、タングステンまたは鉛の前記処理液への溶出基準が10ppb以下とされる。
本発明では、腐蝕性の流体に対して、圧力センサを長寿命化することができる。
請求項2および3の発明では、ダイアフラムを安価に製造することができる。
請求項4ないし6の発明では、ダイアフラムの変形量を高い精度にて測定することができ、請求項5の発明では、検出機構を容易に設けることができる。
請求項7の発明では、受圧室から腐蝕性のガスがダイアフラムの受圧室とは反対側の空間に進入しても検出機構の劣化を防止することができる。
請求項10ないし12の発明では、圧力センサの長寿命化により、半導体基板の製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る圧力センサ1の構成を示す縦断面図であり、図2は、図1中の矢印A−Aにて示す位置での横断面図である。圧力センサ1は、流体が流れる流路の途中に設けられ、流体の圧力の測定に利用される。
図1および図2に示すように、圧力センサ1は、流体の圧力に従って弾性変形する薄い円板状のダイアフラム13、ダイアフラム13の周縁部に下側から当接する下側固定部材11、および、ダイアフラム13の周縁部に上側から当接する上側固定部材12を備え、ダイアフラム13は周縁部が下側固定部材11および上側固定部材12に挟まれるようにして固定される。圧力センサ1は、図1に示すように、ダイアフラム13の変形量を検出する検出機構であるレーザ変位計14を備え、レーザ変位計14のセンサ部141はセンサ支持部材15により支持され、センサ部141はアンプ部142に接続される。また、下側固定部材11の下側には、圧力センサ1を所望の場所に取り付けるためのベースプレート16が設けられる。圧力センサ1は、さらに、レーザ変位計14のアンプ部142に接続される演算部19を備える。
下側固定部材11および上側固定部材12は、高い耐薬品性を有する樹脂(例えば、フッ素樹脂)で形成される。下側固定部材11には、上流側の配管に接続される流路111および下流側の配管に接続される流路112が形成されており、ダイアフラム13の下側には流路111,112に接続されて圧力が測定される流体が導入される受圧室113が設けられる。
ダイアフラム13は、受圧室113内の流体に接する部位である下面(接液面)に炭化珪素(SiC)の被膜が数百μmの厚さにて形成された薄板状の黒鉛であり、炭化珪素の被膜により腐蝕性の流体に対して、高い耐腐蝕性(すなわち耐薬品性)および耐浸透性を有する。炭化珪素の被膜は、CVD(Chemical Vapor Deposition)やスパッタリング等で製作され、これにより、緻密で結晶性の良い被膜とされる。なお、受圧室113内の流体に接する面に炭化珪素の被膜が形成される他の好ましい母材としてはシリコン基板が用いられてもよい。この場合も、CVDやスパッタリングにより炭化珪素の被膜を容易に形成することができる。また、耐腐蝕性および耐浸透性に優れるダイアフラム13の好ましい他の材料としては、ガラス状炭素(グラシックカーボン)の薄板を挙げることができ、この場合は、炭化珪素の被膜が形成される必要はない。また、炭化珪素そのものをダイアフラム13の材料とすることも可能である。
図1および図2に示すように、下側固定部材11とダイアフラム13とが重なる領域にはリング状の溝が形成されており、溝内にはフッ素ゴム製のOリング114が配置される。これにより、受圧室113がダイアフラム13の上側の空間に対してシールされる。
センサ支持部材15は、フッ素樹脂もしくはPVC(ポリ塩化ビニル)製とされ、センサ支持部材15により、センサ部141がダイアフラム13の上方にダイアフラム13とは非接触の状態(例えば、3mm以上の隙間を開けて)で支持される。ダイアフラム13の変形量を非接触にて検出する検出機構としてレーザをダイアフラム13に照射するレーザ変位計14を利用することにより、ダイアフラム13と検出機構とを完全に分離することができるため、検出機構を容易に設けることができる。なお、センサ支持部材15は、上側固定部材12と一体化されてもよい。
上側固定部材12とセンサ支持部材15との間には、ダイアフラム13の上方の空間を外部と連絡する複数の通気口121が設けられる。既述のように、ダイアフラム13は腐蝕性の流体のガス等の成分を透過しないが、流体の種類によっては、Oリング114を介して僅かではあるが腐蝕性のガスが透過する。圧力センサ1では、通気口121は、ダイアフラム13の受圧室113とは反対側の空間に進入してきた腐蝕性のガスを、外部の空気と置換する流路となっている。また、通気口121を複数(本実施の形態では2つ)設けることで、効率よく自然にガスの交換(すなわち、換気)がなされる。
圧力センサ1において最も下側のベースプレート16は樹脂製(例えば、PVC製)の板であり、圧力センサ1は、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)または金属製の締め付けねじ17とベースプレート16とで、上側固定部材12、下側固定部材11、および、センサ支持部材15を締結し、これにより、ダイアフラム13が上側固定部材12と下側固定部材11との間に挟み込まれる。
圧力センサ1が使用される際には、上流側の流路111から受圧室113を経て、下流側の流路112に流体が継続的に流される。なお、圧力センサ1の使用態様によっては、流路112の先端が塞がれ、流路111、受圧室113および流路112に流体が満たされるのみでもよい。ダイアフラム13は受圧室113内の流体の圧力により僅かに変形し、ダイアフラム13の変形量は、流体からの圧力に比例する(後述の数1参照)。なお、ダイアフラム13の変形量とはダイアフラム13の特定の部位の変位を指し、出力される圧力値の精度を向上するために、圧力センサ1では変形量が最大となるダイアフラム13の中心に対してレーザ変位計14による測定が行われる。以下の説明おけるダイアフラム13の変形量とは、ダイアフラム13の中央の変位量を指すものとする。
ダイアフラム13の上面の中央(非接液面)には、レーザの反射効率を向上するために、蒸着、メッキ、スパッタリング等の方法で、プラチナ等の貴金属の鏡面被膜が必要に応じて形成されている。センサ部141内の光ビーム出射部1411からはダイアフラム13の鏡面被膜に向けて光ビームが傾斜しつつ出射される。図1中に破線の矢印にて示すように鏡面被膜に入射して反射された光ビームは、センサ部141内の受光部1412にて受光され、このとき、受光位置はダイアフラム13の変形量に従って変化する。受光部1412は受光位置を検出して電圧として出力するようになっており、この電圧はアンプ部142に出力され、アンプ部142にて増幅されるとともにデジタル化されて変形量を示す値に変換される。そして、変形量を示す値が演算部19に出力される。
演算部19には、予め変形量と圧力との関係式、もしくは相関表が変換情報191aとして入力されてメモリ191に記憶されており、レーザ変位計14にて検出された変形量を示す値が、関係式または相関表により流体の圧力値に変換され、この圧力値が別途設けられた表示部等に出力される。
以上、圧力センサ1の構造および動作について説明したが、次に、ダイアフラム13の形状の設計例について説明する。
まず、流体から圧力を受けた際の周縁部が固定されたダイアフラム13の変形量は、外周が固定された円板に等分布荷重がかかった時の変位量ω(m)とみなすことができ、この変位量ωは数1で表される。
Figure 2006322783
ここで、pは流体からの圧力(Pa)、aはダイアフラム13の受圧領域の半径(m)、Dはダイアフラム13の曲げ剛性(Pa・m)、rは変位量(変形量)が検出される位置の中心からの距離(m)、hはダイアフラム13の厚さ(m)、Eはダイアフラム13のヤング率(Pa)、νはダイアフラム13のポアソン比を示す。また、曲げ剛性D(Pa・m)は、数2で表される。
Figure 2006322783
このときのダイアフラム13に生じる最大応力σ(Pa)は数3で表される。
Figure 2006322783
例えば、CVD等の手法により作成された炭化珪素の薄板にて製作された、受圧領域の直径30mm、厚さ0.5mmのダイアフラムを用いて、最大測定圧力が300kPaである圧力センサを製作する場合、ダイアフラムに生じる最大応力は、数3より202.5MPaとなる。これは、炭化珪素の曲げ強さである590MPaの50%以下となることから、ダイアフラムに最大測定圧力の2倍の圧力がかけられたとしても、ダイアフラムは破断しない。
ここで、1kPaあたりのダイアフラムの変形量は、数1および数2より、0.165μmとなる。使用されるレーザ変位計の測定精度を±0.2μmとすると、圧力値には真の値に対して最大±1.21kPaの誤差が生じる。圧力センサの最大測定圧力に対するこの誤差の割合は±0.403%となり、従来の圧力センサと同等か、それ以上の精度となる。
なお、上記計算では、設計例の説明の都合上、炭化珪素のみにてダイアフラムが形成されているものとしているが、既述のように、ダイアフラムは黒鉛やシリコン基板に炭化珪素の被膜が形成されたものが好ましいため、実際には、母材となる黒鉛やシリコン基板の厚さを増したり半径を減少させる等して検出精度の低下を抑えつつ最大応力の低減が図られる。
以上に説明したように、圧力センサ1では、黒鉛(または、シリコン基板)を母材としたダイアフラム13の受圧室113内の流体に接する面に、炭化珪素の被膜が形成されていることにより(または、ダイアフラム13の他の好ましい材料としてガラス状炭素や炭化珪素そのものが使用されることにより)、半導体処理装置で使用される腐蝕性の流体の圧力を直接測定しつつ流体から腐蝕性ガス等の物質がダイアフラム13を透過してしまうことを防止することができ、検出機構の劣化を抑制して圧力センサ1の信頼性を向上し、長寿命化を図ることができる。特に、フッ酸、塩酸、硝酸、硫酸、過酸化水素水またはアンモニア水を含む流体(これらの混合物を含む。)の圧力測定に圧力センサ1は適している。なお、これらの薬品の全てに対して耐腐蝕性を持たせることにより、半導体製造の任意のプロセスにて圧力センサ1を使用することができる。また、黒鉛やシリコン基板等の母材上に炭化珪素の被膜を形成してダイアフラムを製造することにより、炭化珪素のみで製造する場合に比べ、安価にダイアフラムを製造することができる。
圧力センサ1では、検出機構にレーザ変位計14を使用することにより、機械的な抵抗を受けることなく、非接触にて精度よくダイアフラム13の変形量を検出することができる。また、ダイアフラムと検出機構とを完全に分離することができるため、検出機構を容易に設けることができる。さらに、既述のようにOリング114を介して腐蝕性のガスが検出機構側へと進入したとしても通気口121から排出されるため、検出機構の劣化を防止することができ、圧力センサ1の信頼性および寿命が確実に向上する。
表1は、ダイアフラム13の材料として従来から用いられているPFA、圧力センサ1に用いられる炭化珪素およびガラス状炭素、並びに、比較用の材料であるサファイアガラスに対して、半導体製造装置に圧力センサ1を利用した場合と同様の環境にて50%フッ酸中で金属溶出試験を行った結果を示している。表1より、炭化珪素およびガラス状炭素は、ほとんどの金属において金属溶出量が検出限界以下であり、PFAと同等の性能を有しており、ダイアフラム13の材料として優れていることが判る。なお、サファイアガラスは腐蝕性物質に対して不透過性を有するという点で優れているが、10ppb以上のアルミニウムが溶出されるため、半導体処理装置の圧力センサに用いることはできない。
Figure 2006322783
次に、本発明の第2の実施の形態に係る圧力センサ1aについて説明する。図3は、圧力センサ1aの構成を示す縦断面図である。図3に示すように、圧力センサ1aでは、図1に示す圧力センサ1のレーザ変位計14に代えて、ダイアフラム13の変形量を検出する検出機構である静電容量型の変位計14aが設けられ、図1のセンサ支持部材15に代えて回路支持部材15aが設けられる。その他の構成は図1とほぼ同様であり、図3において同符号を付している。
変位計14aのセンサ部141は、互いに対向する第1電極1415および第2電極1416、並びに、回路部1417を備える。圧力センサ1aでは、さらに、ダイアフラム13の上方に上側固定部材12の上部開口端の内側で固定される電極台座であるプレート122が設けられ、上側固定部材12と回路支持部材15aとの間には、ダイアフラム13の上方の空間を外部と連絡する複数の通気口121が設けられる。なお、プレート122は通気口121よりも下側に位置し、プレート122には複数の穴122aが形成されている。
第1の実施の形態と同様に、ダイアフラム13は周縁部が上側固定部材12および下側固定部材11とにより挟まれて固定され、第1電極1415は、ダイアフラム13の受圧室113とは反対側の面上に直接設けられる。第2電極1416はプレート122の下面に形成されており、第1電極1415に対して非接触にて第1電極1415に対向して平行に配置される。回路部1417は、回路支持部材15aの内側の面であってプレート122の上方に取り付けられ、第1電極1415および第2電極1416は配線にて回路部1417に電気的に接続される。
圧力センサ1が使用される際には、第1電極1415と第2電極1416との間の静電容量が継続的に回路部1417によりモニタされ、受圧室113内の流体の圧力によりダイアフラム13が僅かに変形すると、ダイアフラム13の変形により変化する第1電極1415と第2電極1416との間の静電容量が回路部1417から電圧としてアンプ部142へと出力される。そして、この電圧がアンプ部142にて増幅されるとともにデジタル化されてダイアフラム13の変形量を示す値に変換され、演算部19に出力される。演算部19では、第1の実施の形態と同様に、予め入力されてメモリ191に記憶されている変形量と圧力との関係式、もしくは相関表である変換情報191aにより、変位計14aにて検出された変形量を示す値が圧力値に変換され、この圧力値が別途設けられた表示部等に出力される。
圧力センサ1aでは、ダイアフラム13の変形量を検出する検出機構として、変形量を静電容量に変換する静電容量型の変位計14aが利用され、変位計14aの第1電極1415がダイアフラム13の受圧室113とは反対側の面上に直接設けられるため、高い精度にて流体の圧力を測定することができる。また、通気口121がプレート122の穴122aを介してダイアフラム13の上方の空間に接続されてこの空間内のガスが外部の空気に置換されるため、Oリング114を介して僅かに進入してきた腐蝕性の物質により第1電極1415および第2電極1416が劣化してしまうことが防止され、圧力センサ1aの信頼性を向上し、長寿命化を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態として図1に示す圧力センサ1(または図3に示す圧力センサ1a、以下本実施の形態において同様)を備える基板処理装置2について図4を参照して説明する。基板処理装置2は、複数の半導体基板9(以下、単に「基板9」という。)に対して同時にエッチングを行ういわゆるバッチ式の装置である。
図4に示すように、基板処理装置2では、処理液供給部21、および、処理液供給部21から処理液が供給されて貯溜するとともに略円盤状の基板9が起立姿勢で複数浸漬される処理槽23が設けられる。なお、図4において基板9は紙面に垂直な方向に平行に配列される。処理液供給部21は、処理液が貯溜される加圧容器211を備え、加圧容器211と処理槽23とは配管212により接続される。加圧容器211はレギュレータ213を介して窒素(N)ガス供給部214に接続される。処理液供給部21は、配管212の途中に圧力センサ1を備え、圧力センサ1は、配管212を流れて処理槽23に供給される処理液の供給圧力を測定する。
図4に示す基板処理装置2では、窒素ガス供給部214から加圧容器211に窒素ガスが供給され、加圧容器211内の圧力により処理液が配管212へ送出される。このとき、レギュレータ213が窒素ガスの供給圧力(すなわち、処理液の供給圧力)を調整することにより、処理液の単位時間当たりの供給量が調整される。配管212を流れる処理液は、処理槽23に底部から供給され、処理槽23では、処理槽23内に保持された複数の基板9が処理槽23に貯溜される処理液に下側から徐々に浸漬されることにより、基板9に対するエッチングが行われる。
基板処理装置2では、基板9の処理時において、圧力センサ1による処理液の供給圧力の監視が行われる。そして、処理液の供給圧力に変動が確認されるとレギュレータ213により処理液の供給圧力が調整され、一定の供給圧力で処理液が処理槽23に供給されることにより、基板9上のシリコン酸化膜のエッチングレートが高精度に制御される。なお、圧力制御ではPID制御といった高度なフィードバック制御が行われてもよい。また、供給圧力の監視は、処理液の供給圧力の異常な変動を警報により作業者に通知するのみであってもよい。
基板処理装置2では、用いられる圧力センサ1の長寿命化により、圧力センサ1の頻繁な校正や寿命による交換の回数を減らすことができるため、ダウンタイムおよびランニングコストが抑えられ、半導体基板の製造コストを低減することができる。また、半導体処理装置では、半導体デバイスを劣化させる物質であるナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタン、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、タングステンまたは鉛の処理液である流体への溶出基準が10ppb以下とされるが、既述のように(表1参照)、圧力センサ1におけるダイアフラム13からの金属溶出が、上記基準を満たす非常に低いレベルに抑えられることから、処理される半導体基板の品質低下を抑制することができ、歩留まりを向上することができる。
次に、第4の実施の形態として図1に示す圧力センサ1(または図3に示す圧力センサ1a、以下本実施の形態において同様)を備える他の基板処理装置2aについて図5を参照して説明する。基板処理装置2aは、1つの基板9に対してエッチングを行ういわゆる枚葉式の装置であり、図4に示す基板処理装置2の処理槽23に代えて基板回転部24が設けられ、また、基板回転部24の上方には、基板9上に処理液を吐出して供給する吐出口215aを有するノズル215が処理液供給部21の一部として設けられる。その他の構成は図4と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図5に示すように、基板処理装置2aの処理液供給部21は、第3の実施の形態と同様に、フッ酸等の処理液が貯溜される加圧容器211、レギュレータ213を介して加圧容器211に接続される窒素ガス供給部214、および、加圧容器211からの配管212の途中に設けられる圧力センサ1を備え、配管212の先端にはノズル215が取り付けられる。
基板回転部24は、略円板状の水平姿勢の基板9を下側および外周側から保持する基板保持部であるチャック241、チャック241を回転させる回転機構242、および、チャック241の外周を覆うカップ243を備える。
回転機構242は、チャック241の下側に接続されるシャフト2421、および、シャフト2421を回転させるモータ2422を備え、モータ2422が駆動されることにより、シャフト2421およびチャック241と共に基板9が鉛直方向を向く軸を中心に回転する。カップ243は、チャック241に保持された基板の外周を覆う側壁2431、および、側壁2431の下部に接続される排出口2432を備える。
基板処理装置2aでは、ノズル215が基板9の上方に配置され、チャック241に保持された基板9が回転されつつ処理液が圧力センサ1を介してノズル215から基板9に供給される。処理液は遠心力により基板9の上面を外周側へと広がって基板9のエッチングが行われる。基板9の外縁まで移動した処理液は、基板9から飛散してカップ243の側壁2431により受けられ、あるいは、カップ243の底部へと直接落下して排出口2432から排出される。このとき、圧力センサ1により吐出口215aへと導かれる処理液の圧力が測定され、測定された圧力に基づいて処理液の吐出圧が高精度に調整される。所望の吐出圧にて処理液がノズル215から吐出されことにより、基板9に対するエッチングレートを高精度に制御して適切な処理を行うことができる。なお、圧力センサ1による吐出圧の監視では作業者に異常の通知が行われるのみでもよい。
また、基板処理装置2aにおいても、第3の実施の形態と同様に、長寿命の圧力センサ1を用いることにより、半導体基板の製造コストを低減し、また、半導体製造装置の上述の金属の溶出基準を満たすことにより品質低下を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1および第2の実施の形態に係る圧力センサ1,1aのダイアフラム13では、炭化珪素の被膜が形成された黒鉛板もしくはシリコン基板、または、被膜が不要な板状のガラス状炭素または炭化珪素が用いられると説明したが、他の好ましい例としては、ダイヤモンドの被膜が形成された黒鉛板、シリコン基板または金属板を挙げることができる。すなわち、流体と接する部位が炭化珪素、ガラス状炭素またはダイヤモンドにて形成されることにより、ダイアフラム13の耐腐蝕性および耐透過性が高められ、圧力センサの長寿命化が実現される。
第1の実施の形態に係る圧力センサ1ではレーザ変位計14が用いられるが、非接触にてダイアフラム13の変形量を測定する方法として他の光学的方法が採用されてもよい。例えば、ダイアフラム13への入射光と反射光との干渉を測定することにより、容易にダイアフラム13の変形量を検出することができる。また、光学的にダイアフラム13の変形量を検出することにより、ダイアフラム13と検出機構との間の距離を容易に開ける(例えば5mm以上開ける)ことができ、検出機構への腐蝕性ガスの進入を容易に防止することができる。
また、圧力センサ1,1aでは、ダイアフラム13の上方の空間のガスの置換が通気口121を介して自然に行われるが、強制的に換気が行われてもよい。
さらに、圧力センサ1,1aでは、アンプ部142とセンサ部141(圧力センサ1aの場合は、回路部1417)とが一体化、もしくは、アンプ部142と演算部19とが一体化されていてもよく、または、これら3つの要素が一体化されていてもよい。
第4の実施の形態に係る基板処理装置では、吐出口215aの形状は他の様々なものとされてもよく、例えば、スプレー方式にて、あるいは、スリットからの吐出により処理液が基板9に供給されてもよい。
上記実施の形態では、圧力センサによる流体の圧力測定について説明したが、このような圧力センサは、差圧式流量計に使用される圧力センサとして利用されてもよい。この場合、例えば、測定された流量をフィードバック制御することにより高精度な流量制御が実現される。
第1の実施の形態に係る圧力センサの構成を示す縦断面図である。 図1中の矢印A−Aにて示す位置での横断面図である。 第2の実施の形態に係る圧力センサの構成を示す縦断面図である。 第3の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。 第4の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。
符号の説明
1,1a 圧力センサ
2,2a 基板処理装置
9 基板
13 ダイアフラム
14 レーザ変位計
14a (静電容量型の)変位計
19 演算部
22 処理液供給部
23 処理槽
113 受圧室
121 通気口
191a 変換情報
215a 吐出口
241 チャック
242 回転機構
1415 第1電極
1416 第2電極

Claims (12)

  1. 圧力センサであって、
    圧力が測定される流体が導入される受圧室と、
    前記受圧室内の流体の圧力に従って弾性変形する薄板状であり、前記流体と接する部位が炭化珪素、ガラス状炭素またはダイヤモンドにて形成されているダイアフラムと、
    前記ダイアフラムの変形量を検出する検出機構と、
    を備えることを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1に記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラムが、前記受圧室内の流体に接する面に炭化珪素の被膜が形成された黒鉛であることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項1に記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラムが、前記受圧室内の流体に接する面に炭化珪素の被膜が形成されたシリコン基板であることを特徴とする圧力センサ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記検出機構が、非接触にて前記ダイアフラムの変形量を検出することを特徴とする圧力センサ。
  5. 請求項4に記載の圧力センサであって、
    前記検出機構が、前記ダイアフラムに光ビームを出射し、前記ダイアフラムにて反射された光ビームの受光位置を検出することにより、前記ダイアフラムの変形量を検出することを特徴とする圧力センサ。
  6. 請求項4に記載の圧力センサであって、
    前記検出機構が、前記ダイアフラムの前記受圧室とは反対側の面上に設けられた第1電極と、前記第1電極に対して非接触にて前記第1電極に対向して配置される第2電極との間の静電容量を利用して前記ダイアフラムの変形量を検出することを特徴とする圧力センサ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラムの前記受圧室とは反対側の空間のガスを外部の空気と置換する流路をさらに備えることを特徴とする圧力センサ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記流体が、フッ酸、塩酸、硝酸、硫酸、過酸化水素水またはアンモニア水を含むことを特徴とする圧力センサ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラムの変形量と前記流体の圧力との関係を示す変換情報を予め記憶し、前記検出機構にて検出された前記ダイアフラムの変形量および前記変換情報に基づいて前記流体の圧力を求める演算部をさらに備えることを特徴とする圧力センサ。
  10. 基板を処理する基板処理装置であって、
    処理液を貯溜するとともに基板が浸漬される処理槽と、
    前記処理槽に処理液を供給する処理液供給部と、
    を備え、
    前記処理液供給部が、前記処理槽に供給される処理液の圧力を測定する請求項9に記載の圧力センサを備えることを特徴とする基板処理装置。
  11. 基板を処理する基板処理装置であって、
    基板を水平姿勢にて保持する基板保持部と、
    前記基板保持部を鉛直方向を向く軸を中心に回転する回転機構と、
    前記基板保持部に保持された基板に吐出口から処理液を供給する処理液供給部と、
    を備え、
    前記処理液供給部が、前記吐出口へと導かれる処理液の圧力を測定する請求項9に記載の圧力センサを備えることを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項10または11に記載の基板処理装置であって、
    ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタン、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、タングステンまたは鉛の前記処理液への溶出基準が10ppb以下とされることを特徴とする基板処理装置。
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