JP2005345106A - 指示計器 - Google Patents

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成生 松村
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秀美 久末
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Abstract

【課題】少ない光源で指示部をバランスよく照明でき、また状況に応じて指針の明るさを変化させることが可能な指示計器を提供する。
【解決手段】指標部5が施された表示板6と、この表示板6上を軸回り回転し指標部5を指示する指針4と、この指針4を照明する指針用光源L1と、この指針用光源L1の動作を制御する制御手段10とを備えており、指針4が透光性を有し指針用光源L1の光を導入して発光する指示部41を有し、指針用光源L1が指示部41に光供給可能な位置に固定配置され、制御手段10が指示部41の回転位置に応じて指針用光源L1の明るさを変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両に搭載される指示計器に関し、特に指示計器に適用される指針の照明に関するものである。
この種の照明装置として例えば下記特許文献1記載のものが知られている。当該特許文献1記載の指示計器は、指標部が施された表示板と、この表示板上で指標部を指示する指針と、この指針を照明する光源とを備えており、指針に適用した透光性の指示部に光源の光を導入することで指示部を明るく発光させもので、光源は、指示部の回転中心を基準とした同心円上に複数個、密集状態に固定配置され、指示部は、その回転位置によらず一定個数分の光源光を受けるように構成されている。これにより指示部の輝度を確保すると共に回転位置に応じた輝度ムラの発生を低減している。
特開平06−221879号公報
しかしながら、前記特許文献1では、指示部に対して、常時、一定量の光を供給する都合上、多くの光源を密集状態に配置する必要があり、光源数が増加するという問題がある。また前記特許文献1の構成では、回転する指示部に対して実際に光供給を行う光源は、一部の光源に過ぎない(前記特許文献1では全部で8個の光源を持つが、実際に照明に利用される光源の数は2個に過ぎない)ため、無駄も多く、効率がよいとは言えない。
また他の課題として、前記特許文献1では、例えば高速域に行くほど指示部の発光輝度を高くするといった、状況に応じた輝度変更ができないという問題もあった。
そこで本発明は、前述の課題に対処するため、少ない光源で指示部をバランスよく照明でき、また状況に応じて指針の明るさを変化させることが可能な指示計器を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するため、指標部が施された表示板と、この表示板上を軸回り回転し指標部を指示する指針と、この指針を照明する光源と、この光源の動作を制御する制御手段とを備え、前記指針が透光性を有し前記光源の光を導入して発光する指示部を有し、前記光源が前記指示部に光供給可能な位置に固定配置され、前記制御手段が前記指示部の回転角度に応じて前記光源の明るさを変化させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段が、前記指示部の明るさがその回転範囲にわたって均斉化するように前記光源の明るさを変化させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段が、前記指示部の明るさが特定の回転範囲または回転位置で変化するように前記光源の明るさを変化させることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、少ない光源で指示部をバランスよく照明でき、また状況に応じて指針の明るさを変化させることが可能な指示計器を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明による指示計器の実施形態を説明する。
図1〜図5は、本発明の実施形態を示すもので、図1は本実施形態による指示計器の断面図、図2は当該実施形態による指針と光源との位置関係を示すもので遮光カバーと表示板とを除いて指針と光源を示す正面図、図3は当該実施形態による制御手段10の構成を説明するブロック図、図4は当該実施形態による指針用光源と指針(指示部)の明るさ特性を示す特性図、図5は比較例を示す特性図である。
図1において本実施形態による指示計器は、回路基板1と、この回路基板1の背面に主要部が取り付けられ回転軸2が回路基板1を貫通して前方側に延びる指針駆動装置3と、この指針駆動装置3の回転軸2に連結され計測量に応じて回転する指針4と、この指針4の背後に隙間を空けて配置され指針4が指示する目盛や文字等の指標部5が形成された表示板6と、この表示板6と回路基板1との間に位置し表示板6を回路基板1上に安定的に支持すると共に指針4を照明する指針照明室7と表示板8の指標部5を照明する表示板照明室8とを形成する枠体9と、この枠体9によって形成された指針照明室7と表示板照明室8のそれぞれに対応して配置され指針照明用光源(光源)L1及び表示板照明用光源L2と、これら光源L1,L2と指針駆動装置3の動作を制御する制御手段10とを備えている。
回路基板1は、硬質の印刷配線基板であり、指針駆動装置3と各光源L1,L2と制御手段10が取り付けられ、電気的に接続されている。
指針駆動装置3は、例えばステッピングモータからなり、制御手段10を通じて指針4を回転させる。
指針4は、透光性合成樹脂からなり回転軸2と交差するように表示板6上を延びる指示部41と、この指示部41の回転中心領域であってその所要部を覆う遮光カバー42とで構成されている。
指示部41は遮光カバー42によって覆われる前記回転中心領域に指針用光源L1からの光を受光する受光部43を有している。この受光部43に対応する指示部41の壁面には、受光部43から導入した光を先端側に反射する反射部44が形成され、受光部43から導入した指針照明光源L1からの光を反射部44で先端側に反射することにより、指示部41が線状に光輝するようになっている。なお指示部41にはこの部分を着色する着色層が被着されるが、図示は省略してある。
表示板6は、透光性合成樹脂基板に各種印刷を施してなる所謂、遮光文字板で、遮光性インク層と透光性インク層とを有し、遮光性インク層によって地部が、透光性インク層によって指標部5が形成されている。そして透光性インク層によって形成される指標部5は、表示板照明用光源L2の光によって照らされて発光するものである。
指針照明用光源L1及び表示板照明用光源L2は、例えば発光ダイオードからなり、指針4及び表示板7に対応して配置されている。
指針照明用光源L1は、図2に示すように、回転軸2の近傍に1個だけ設けられている。本例の場合、最小回転位置Pminから最大回転位置Pmaxまでの指針4の回転範囲Rは、240度に設定されており、指針用光源L1は、この回転範囲Rの中間点Pmidと回転軸2とを結んだライン上であって、指針4が中間点Pmidを指すとき、受光部43の中心と指針用光源L1の発光中心とが略一致する位置に設けられている。
従って、もし指針照明用光源L1の発光輝度が一定である場合、指針照明用光源L1の発光中心と受光部43の中心とが近い程、受光部43の受光量が多くなり、各中心が離れる程、受光量が少なくなる。
一方、表示板用光源L2は、指針照明用光源L1の外側に複数個配置され、枠体10の壁面等を利用して指標部6を照明する。
つぎに図3に基づいて、制御手段10の構成を説明する。
制御手段10は、例えばセンサ手段や多重通信手段からの様々な入力信号を、入力端子T(複数)を通じて受信し、この入力信号に基づいて指針駆動装置3、指針用光源L1、表示板用光源L2を動作させる処理を行うもので、マイクロコンピュータ101と、第1〜第3の駆動処理部111〜113とで構成されている。
マイクロコンピュータ101は、例えばCPUからなり、前記入力信号を演算処理し、その処理結果に基づいて第1〜第3の駆動処理部111〜113を動作させる制御信号を出力する演算処理部102と、この演算処理部102が実行する各種プログラムやこのプログラムを実行上必要なデータを記憶する記憶部103とで構成されている。
記憶部103は、例えばROMやRAM、EEPROM等の記憶素子からなり、各種プログラムとして具体的には、指示計器が例えば速度計の場合、車速に係わる入力信号に応じて指針4の振れ角(回転角)を算出し、振れ角制御信号として第1の駆動処理部111に出力する振れ角度算出プログラムや算出された回転角度に応じて指針用光源L1の発光輝度を変化させる調光制御信号を第3の駆動処理部113に出力するプログラム等を格納している。またこれらプログラムを実行する上で必要なデータとしては、入力信号に対応した振れ角データ(前記振れ角度算出プログラムの実行時に利用)や算出振れ角に対応した調光データ(前記調光プログラムの実行時に利用)等を保持している。
第1の駆動処理部111は、例えば正弦波及び余弦波にて変化する交流駆動電圧を出力するもので、マイクロコンピュータ101からの前記振れ角制御信号に基づいて指針駆動装置3の図示しないコイルに交流駆動電圧を供給し、振れ角制御信号に見合った回転角度分、指針4を回転させるものである。
第2,第3の駆動処理部112,113は、例えばPWM(パルス幅変調)出力回路からなり、マイクロコンピュータ101からの点消灯制御信号に基づいて表示板用光源L1,L2を点灯させるもので、本例の場合、第2の駆動処理部112は、表示板用光源L2の発光輝度が一定となるように点灯用電圧を供給し、第3の駆動処理部113は、マイクロコンピュータ101からの前記調光制御信号に基づいて表示板用光源L2の輝度を指針4の回転位置に応じて変化させる。
図4,図5はそれぞれ指針用光源L1の明るさと指針4(指示部41)の明るさの関係を示す特性図であり、図4は本実施形態の特性を示し、図5は比較例を示すものである。
すなわち、これら図4,図5おいて、縦軸は明るさを、横軸は指針4の回転位置を示す。
なお図4,図5は、受光部43の中心と指針用光源L1の発光中心とが略一致する指針4位置、すなわち指針4が回転範囲Rの中間点Pmid(図2参照)にあって、受光部43が最も多くの光量を受光する回転位置(横軸の「0」度)を指針4及び指針用光源L1の明るさ「100%」とし、この位置を基準として指針4及び指針用光源L1の明るさの変化特性をグラフ化したものである。
従って、図4,図5中、横軸の回転角「0」度は図2中、中間点Pmidに、回転角「−120」度は最小回転位置Pminに、横軸の「120」度は最大回転位置Pmaxにそれぞれ該当する。
図5と図4とを比較すると、図5における指針用光源L1の明るさ特性(点線参照)は一定であるが、図4における指針用光源L1の明るさ特性(点線参照)は、「0」度付近で最も暗く、この箇所から離れるに従って次第に明るさが増加する傾向を示している。このような指針用光源L1の明るさ特性の変化に応じて、図4における指針4の明るさ特性(実線参照)は、図5における指針4の明るさ特性(実線参照)よりも変化幅が小さく、平均化されており、これにより照明バランスが改善されている。なお図4における指針4の振れ角位置に応じた指針用光源L1の明るさ変化特性は、記憶部103に記憶されている調光データの特性に基づくものである。また図4における指針4の明るさ特性(実線参照)を見ると、完全には平均化されておらず、回転位置に応じた明るさ変化が依然として残っているが、実用上は問題のないレベルである。
以上のように、本実施形態では、指標部5が施された表示板6と、この表示板6上を軸回り回転し指標部5を指示する指針4と、この指針4を照明する指針用光源L1と、この指針用光源L1の動作を制御する制御手段10とを備えており、指針4が透光性を有し指針用光源L1の光を導入して発光する指示部41を有し、指針用光源L1が指示部41に光供給可能な位置に固定配置され、制御手段10が指示部41の振れ角位置に応じて指針用光源L1の明るさを変化させることにより、指示部41の明るさを均斉化することができる。従って、少ない指針用光源L1で指示部41をバランスよく照明することができる。
なお本実施形態では、指針用光源L1及び指針4の受光部43が単一の場合を示したが、指針用光源L1及び受光面は複数設けてもよく、この場合、受光部43に到達する光量ではなく、指示部41に到達する光量を基準として、指示部41の明るさが所望状態となるように指針用光源L1の明るさを指針4の回転位置に応じて変化させればよい。
また本実施形態では、指示部41の明るさが均斉化するように指針用光源L1の明るさを変化させたが、指示部41の明るさを特定の回転範囲または回転位置で変化するように指針用光源L1の明るさを変化させてもよい。例えば、指針4の振れ角が増加するに従って指針4の明るさが大きくなる(小さくなる)ように、指針用光源L1の明るさを変化させたり、指針4が警報振れ角領にあるときだけ、指針4の明るさを大きくしてもよい。このように構成することで、状況に応じて指針4の明るさを変化させ、視認性や注意喚起性等を向上させることができる。
本実施形態による指示計器の断面図である。 同実施形態による指針と光源との位置関係を示すもので遮光カバーと表示板とを除いて指針と光源を示す正面図である。 同実施形態による制御手段10の構成を説明するブロック図である。 同実施形態による指針用光源と指針(指示部)の明るさ特性を示す特性図である。 同実施形態との比較例を示す特性図である。
符号の説明
1 回路基板
2 回転軸
3 指針駆動装置
4 指針
5 指標部
6 表示板
7 指針照明室
8 表示板照明室
9 枠体
42 遮光カバー
43 受光部
44 反射部
101 マイクロコンピュータ
102 演算処理部
103 記憶部
111〜113 第1〜第3の駆動処理部
L1 指針照明用光源(光源)
L2 表示板照明用光源
Pmin 最小回転位置
Pmax 最大回転位置
Pmid 中間点
R 回転範囲
T 入力端子

Claims (3)

  1. 指標部が施された表示板と、
    この表示板上を軸回り回転し指標部を指示する指針と、
    この指針を照明する光源と、
    この光源の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記指針が透光性を有し前記光源の光を導入して発光する指示部を有し、
    前記光源が前記指示部に光供給可能な位置に固定配置され、
    前記制御手段が前記指示部の回転角度に応じて前記光源の明るさを変化させることを特徴とする指示計器。
  2. 前記制御手段は、前記指示部の明るさがその回転範囲にわたって均斉化するように前記光源の明るさを変化させることを特徴とする請求項1記載の指示計器。
  3. 前記制御手段は、前記指示部の明るさが特定の回転範囲または回転位置で変化するように前記光源の明るさを変化させることを特徴とする請求項1記載の指示計器。
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JP2009145098A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Yazaki Corp 指針照明装置
EP3660467A1 (de) * 2018-11-30 2020-06-03 Robert Bosch GmbH Anzeigevorrichtung

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