JP2005344692A - 燃料供給装置 - Google Patents
燃料供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005344692A JP2005344692A JP2004169005A JP2004169005A JP2005344692A JP 2005344692 A JP2005344692 A JP 2005344692A JP 2004169005 A JP2004169005 A JP 2004169005A JP 2004169005 A JP2004169005 A JP 2004169005A JP 2005344692 A JP2005344692 A JP 2005344692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- regulator
- conductive member
- filter
- jet pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【課題】 燃料フィルタに発生する静電気を低コストで除去できる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】 燃料タンク3と、燃料ポンプ9と、燃料フィルタ14を収容するとともにレギュレータ17を装着した組立体18と、を一体に備える燃料供給装置において、上記組立体18のケース13に、燃料フィルタ14の導体領域およびレギュレータ17の導体領域の双方に当接する導電性部材16bを設け、燃料フィルタ14の導体領域としてのエレメント被覆部材22を当該導電性部材16bを介してグラウンド接続するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】 燃料タンク3と、燃料ポンプ9と、燃料フィルタ14を収容するとともにレギュレータ17を装着した組立体18と、を一体に備える燃料供給装置において、上記組立体18のケース13に、燃料フィルタ14の導体領域およびレギュレータ17の導体領域の双方に当接する導電性部材16bを設け、燃料フィルタ14の導体領域としてのエレメント被覆部材22を当該導電性部材16bを介してグラウンド接続するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、燃料タンク、燃料ポンプ、および燃料フィルタを一体的に備え、燃料タンク内の燃料を清浄化して内燃機関に供給する燃料供給装置に係り、特に、燃料フィルタ等の静電気を除去する技術に関する。
従来より種々の燃料供給装置が提案されている。特許文献1は、その一例としての燃料供給装置を開示する。
上記文献の燃料供給装置100は、図6に示すように、燃料が収容された図示しない燃料タンクを有し、この燃料タンク内に外部ケース101が配置されている。この外部ケース101は、ケース本体102と、このケース本体102の上面を塞ぐキャップ103とから構成され、この外部ケース101の内部に燃料ポンプ104と燃料フィルタ105が収容されている。
燃料ポンプ104は、燃料タンク内の燃料を吸入口106から吸引し、吸引した燃料を吐出口107から吐出するようになっている。燃料フィルタ105は、濾紙等のフィルタエレメント108と、このフィルタエレメント108の内周に配置されたプロテクタ109と、フィルタエレメント108の上下面に配置され、導電性材料からなる一対の端板110,110とから構成されている。
燃料フィルタ105が収容された室111は燃料ポンプ104の吐出口107が接続されていると共に、燃料フィルタ105が収容された室111の上面を塞ぐキャップ103の箇所には燃料出口部112が設けられている。この燃料出口部112はエンジンの燃料供給通路(図示せず)に接続されている。
また、燃料フィルタ105の上方の端板110には導電性材料の突起部113が設けられ、この突起部113の上方部はキャップ103のコネクタ部114内に突出されている。このコネクタ部114にアース線115のコネクタ116が装着されることによってアース線115と突起部113が接続されている。アース線115の他端は接地部117に接続されている。
上記構成において、燃料ポンプ104が駆動すると、燃料タンク内の燃料が燃料ポンプ104より吐出口107を介して燃料フィルタ105の室111に吐出され、燃料フィルタ105のフィルタエレメント108内を通る。このフィルタエレメント108内を通過する過程で燃料内の異物がトラップされ、清浄化された燃料が燃料出口部112より燃料タンク外に吐出され、この吐出された燃料がエンジンへと供給される。
上記動作過程にあって、燃料がフィルタエレメント108内を通過するとき、その摩擦作用によってフィルタエレメント108の表面に静電気が発生する。この発生した静電気が上方の端板110に流れると、この端板110より突起部113を経てアース線115に流れ、アース線115を介して接地部117へ放電される。
上記燃料供給装置100では、燃料フィルタ105を構成する端板110等を導電性部材で形成すれば良いため、外部ケース101自体を高価な導電性部材で形成する場合に比べて低コストにできる。
特開平11−182373号公報
上記従来の燃料供給装置100では、外部ケース101のキャップ103にコネクタ部114を設け、このコネクタ部114を介して静電気を外部ケース101の内側から外側に導くようにしている。
ところが、この種の燃料供給装置では、燃料ポンプから吐出される燃料の圧力を調整するレギュレータや、燃料を噴出したことによって生じた圧力低下を吸引力として利用するジェットポンプノズル等でも静電気が生じる可能性がある。この場合に、これら静電気発生部位の各々について、上記従来の燃料供給装置のようにしてグラウンドに接続したのでは、導線や接続端子が増える分、燃料供給装置の製造の手間や、導線をグラウンドに接続する手間が増大し、この結果、燃料供給装置の製造コストや組み付けコストが増大するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の静電気発生部位を備える燃料供給装置において、低コストで静電気を除去できる燃料供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、燃料タンクと、燃料ポンプと、燃料フィルタを収容するとともにレギュレータを装着した組立体と、を一体に備える燃料供給装置において、上記組立体のケースに、燃料フィルタの導体領域およびレギュレータの導体領域の双方に当接する導電性部材を設け、燃料フィルタの導体領域を当該導電性部材を介してグラウンド接続するようにしたことを趣旨とする。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、上記レギュレータのリターン燃料を噴出させるジェットポンプノズルを一体に備え、上記レギュレータの導体領域および上記ジェットポンプノズルの導体領域の双方に当接する第二の導電性部材を設けた構成としている。
また、請求項3の発明は、上記請求項2の発明において、上記ジェットポンプノズルの導体領域とグラウンドとを接続する第三の導電性部材を設けた構成としている。
請求項1の発明によれば、組立体のケースに、燃料フィルタの導体領域およびレギュレータの導体領域の双方に当接する導電性部材を設け、燃料フィルタの導体領域を当該導電性部材を介してグラウンド接続するようにしたので、燃料フィルタおよびレギュレータの各々に端子や導線を設けた場合に比べて、容易にグラウンドに接続することができる。
請求項2の発明によれば、レギュレータの導体領域およびジェットポンプノズルの導体領域の双方に当接する第二の導電性部材を設けたので、ジェットポンプノズルを含む複数の静電気発生部位を、容易にグラウンドに接続することができる。
請求項3の発明によれば、ジェットポンプノズルの導体領域とグラウンドとを接続する第三の導電性部材を設けたので、レイアウトの都合上、ジェットポンプノズルの設置場所がグラウンドに近い場合や、ジェットポンプノズルの導体領域以外の導通部分をグラウンド接続するのが困難である場合などにおいて、ジェットポンプノズルを含む複数の静電気発生部位を、容易にグラウンドに接続することができる。
(第1実施形態)以下、本発明を具現化した第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料供給装置の概略構成図、また図2は燃料チャンバ内の断面図である。
図1に示すように、燃料供給装置1は、内部に燃料2が収容された燃料タンク3と、この燃料タンク3の上面部に固定された上部ユニット4と、この上部ユニット4に垂下ロッド5を介して支持され、燃料タンク3内に配置された燃料チャンバ6と、この燃料チャンバ6に回転自在に支持され、燃料2の液面高さに応じて上下動するアーム付きのフロート7とから構成されている。
図2に示すように、燃料チャンバ6は、その外周をチャンバケース8で被われており、このチャンバケース8内に燃料ポンプ9が収容されている。燃料ポンプ9は、吸入口10と吐出口11とを有し、吸入口10から燃料2を吸入し、吸い込んだ燃料2を吐出口11から吐出する。
さらに、チャンバケース8内には、ケース13、燃料フィルタ14、およびレギュレータ17を一体的に備えた組立体18が収容されている。組立体18の上部はチャンバケース8上部に形成された開口からチャンバケース8外に露出している。
ケース13は、ケース本体15とその上面を閉塞する蓋部16とから構成されている。ケース本体15は、略円筒状の外壁部15aと内壁部15bとを備え、それら外壁部15aと内壁部15bに囲まれる領域として有底の環状凹部15cが形成されており、その環状凹部15c内に、円筒状の燃料フィルタ14が収容されている。内壁部15bの底部近傍には拡径部15dが形成されており、この拡径部15dに燃料フィルタ14の下側開口14aが嵌挿されている。また、内壁部15bは、蓋部16の裏面近傍まで伸びて形成されており、その上端では、レギュレータ17のリターンパイプ17aが内壁部15bの内側の貫通孔15eに嵌挿されている。すなわち、この貫通孔15eの内側の領域はリターン燃料通路29として用いられる。また、拡径部15dは、チャンバケース8の底面に設けられた突起部8aに嵌装されている。そして、この突起部8aには、リターン燃料通路29に連通する貫通孔8bが形成されており、この貫通孔8bに底面側からジェットポンプノズル19が圧入されている。このジェットポンプノズル19は、レギュレータ17のリターン燃料を噴出する。
一方、蓋部16には、上下に貫通して上側から3段階に縮径された貫通孔16aが設けられており、この貫通孔16aにレギュレータ17が装着されている。具体的には、貫通孔16aの最上段の底部にレギュレータ17の鍔部17bが当接され、かつ貫通孔16aの中央段にレギュレータ17の本体部17cが嵌挿されている。なお、レギュレータ17は、鍔部17bの上側から、蓋部16に係合された留具28で押圧して蓋部16に固定するようにしてある。また、この蓋部16の下面には、略円筒状の突起部16cが形成されており、この突起部16cの外周壁に燃料フィルタ14の上側開口14bが嵌装されている。そして、突起部16cに貫通孔16aの最下段を形成するとともに、この貫通孔16a内にケース本体15の内壁部15bを進入させ、これにより貫通孔16aの内壁と内壁部15bの外壁との間に、環状の燃料通路25が形成されるようにしてある。また、蓋部16にはケース13内の燃料フィルタ14の外側領域に連通する入口パイプ26と、燃料フィルタ14の内側領域(環状の燃料通路25)に連通する出口パイプ27が設けられており、入口パイプ26にはチューブ12が装着され、出口パイプ27にはチューブ20が装着されている。
かかる構成において、燃料ポンプ9から吐出された燃料は、チューブ12および入口パイプ26を経由して燃料フィルタ14の外側領域に達し、この燃料フィルタ14を外から内に抜けた後、燃料通路25、出口パイプ27、およびチューブ20の順に流通する。また、レギュレータ17の入口(図示せず)は燃料通路25に連通しており、レギュレータ17の弁体(図示せず)が開いて流出したリターン燃料は、リターンパイプ17a、リターン燃料通路29、およびジェットポンプノズル19の順に流通する。
また、燃料フィルタ14は、図5に示すように、通過する燃料中の異物をトラップする濾紙等からなるフィルタエレメント21と、このフィルタエレメント21の外周を覆うエレメント被覆部材22とから構成されている。エレメント被覆部材22は、フィルタエレメント21の円周状の外側面を覆うメッシュ体22aと、フィルタエレメント21の上下端の端面を覆う円板体22bとからなり、これらメッシュ体22aおよび円板体22bは、例えばカーボン等を充填した樹脂材導電性部材によって形成されており、燃料フィルタ14の導体領域に相当する。
ここで、本実施形態では、ケース13の蓋部16に導電性部材16bを設ける。具体的には、例えば2色成形により、蓋部16に設けられた貫通孔16aの内壁部分および蓋部16の下面の突起部16cを導電性樹脂によって形成している。したがって、燃料フィルタ14と導電性部材16bとは、突起部8aと導電性部材である円板体22bとの嵌挿部分を介して電気的に接続される。また、レギュレータ17のケーシングは金属導体で構成されているから、レギュレータ17と導電性部材16bとは、貫通孔16aとレギュレータ17との当接部分(すなわち、鍔部17bと貫通孔16aの最上段の底面との当接部分や、本体部17cと貫通孔16aの中段との嵌挿部分)を介して電気的に接続される。
また、本実施形態では、リターン燃料通路29をなす貫通孔15e内に、金属導体からなるスプリング30が挿入されており、このスプリング30の端部は、それぞれレギュレータ17およびジェットポンプノズル19に当接している。ここで、レギュレータ17のケーシングは金属導体であり、またジェットポンプノズル19は導電性樹脂によって構成されている。したがって、本実施形態では、スプリング30が、レギュレータ17の導体領域およびジェットポンプノズル19の導体領域の双方に当接する第二の導電性部材に相当する。
さらに、ジェットポンプノズル19は、その鍔部17bにおいて第三の導電性部材としてのアース接続端子31を押圧する状態で、チャンバケース8に設けられた貫通孔8bに圧入されている。このアース接続端子31が、グラウンド電極(図示せず)に接続されている。
したがって、本実施形態では、導電性部材16bおよび第二の導電性部材としてのスプリング30を介して、燃料フィルタ14、レギュレータ17、およびジェットポンプノズル19の各導体領域が電気的に接続されており、さらに、それら14,17,19は、第三の導電性部材としてのアース接続端子31を介してグラウンド接続されている。
すなわち、本実施形態によれば、静電気が生じやすい燃料フィルタ14、レギュレータ17、およびジェットポンプノズル19の導体領域を、簡素な構成によって電気的に接続し、1箇所からまとめてグラウンドに接続することができるので、製造コストを抑えながら、効率良く静電気を除去する燃料供給装置を得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ジェットポンプノズル19の導体領域からグラウンドに接続する第三の導電性部材としてのアース接続端子31を設けたので、レイアウトの都合上、ジェットポンプノズル19の設置場所がグラウンドに近い場合や、ジェットポンプノズル19の導体領域以外の導通部分をグラウンド接続するのが困難である場合などにおいて、ジェットポンプノズル19を含む複数の静電気発生部位を、容易にグラウンドに接続することができる。
また、本実施形態によれば、第二の導電性部材を、リターン燃料通路29内に挿入されるスプリング30とし、その両端部によってレギュレータ17およびジェットポンプノズル19を押圧するように構成したので、スプリング30とレギュレータ17またはジェットポンプノズル19との接触部をより確実に当接させて、より確実に導通させることができる。また、スプリング30としたことで、部品の個体差や組み付けばらつき等により、レギュレータ17とジェットポンプノズル19との距離に個体差(ばらつき)が生じた場合にも、導通を確保することができ、さらに仕様の異なる複数の燃料供給装置で共用することができるという利点がある。
また、本実施形態によれば、燃料フィルタ14の円板体22bとレギュレータ17の双方に当接する導電性部材16bを、二色形成によって導電性部材16bを極めて容易に形成することができ、燃料供給装置1の製造コストを抑制することができる。
(第2実施形態)次に、本発明を具現化した第2実施形態について図面を参照して説明する。図3は燃料チャンバ内の断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料供給装置は、上記第1実施形態にかかる燃料供給装置1と同様の構成要素を有している。よって、以下では、これら同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態では、組立体18Aにおいて、第三の導電性部材32を第一の導電性部材16bおよびレギュレータ17に当接させ、燃料フィルタ14、レギュレータ17、およびジェットポンプノズル19に生じた静電気を、この第三の導電性部材32を経由して逃がすようにしている。具体的には、環状部位を有し接続端子の設けられたアース接続端子32が、留具28により、レギュレータ17の鍔部17bとともに蓋部16に設けられた導電性部材16bに押圧されるようにしている。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様に、静電気が生じやすい燃料フィルタ14、レギュレータ17、ジェットポンプノズル19を簡素な構成でグラウンド接続することができるので、製造コストを抑えながら、静電気を効率良く除去可能な燃料供給装置を得ることができる。
また、本実施形態によれば、レイアウトの都合上、レギュレータ17の設置場所がグラウンドに近い場合において、複数の静電気発生部位を容易にグラウンドに接続することができる。
(第3実施形態)次に、本発明を具現化した第3実施形態について図面を参照して説明する。図4は燃料チャンバ内の断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料供給装置は、上記第1実施形態にかかる燃料供給装置1と同様の構成要素を有している。よって、以下では、これら同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態では、組立体18Bにおいて、蓋部16Bのレギュレータ17を保持する突出部分の全域を導電性樹脂によって形成し、これを燃料フィルタ14の導体領域とレギュレータ17の導体領域とを電気的に接続する導電性部材16bとして用いている。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様に、静電気が生じやすい燃料フィルタ14、レギュレータ17、ジェットポンプノズル19を簡素な構成でグラウンド接続することができるので、製造コストを抑えながら、静電気を効率良く除去可能な燃料供給装置を得ることができる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記各実施形態では、蓋部16の一部を導電性樹脂によって形成したが、蓋部16の全体を導電性樹脂としてもよい。
(2)また、上記各実施形態では、第二の導電性部材としてスプリング30を用いたが、これに替えて導電性樹脂や導線等によって、レギュレータ17の導体領域とジェットポンプノズル19の導体領域とを電気的に接続するようにしてもよい。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜3に記載の燃料供給装置では、第二の導電性部材は、リターン燃料通路内に挿入されるスプリングとし、その両端部によって、レギュレータの導体領域および前記ジェットポンプノズルの導体領域を押圧するように構成するのが好適である。
こうすれば、第二の導電性部材とレギュレータの導体領域、ならびにジェットポンプノズルの導体領域との接触部をより確実に当接させ、ひいてはより確実に導通させることができる。また、スプリングとしたことで、部品の個体差や組み付けばらつき等により、レギュレータとジェットポンプノズルとの距離に個体差が生じた場合にも、導通を確保することができるし、さらに仕様の異なる複数の燃料供給装置に使用することができるという利点もある。
(ロ)請求項1〜3、上記(イ)項に記載の燃料供給装置では、燃料フィルタの導体領域およびレギュレータの導体領域の双方に当接する導電性部材を、二色形成によって形成するのが好適である。
こうすれば、導電性部材を極めて容易に形成することができる。
3 燃料タンク
9 燃料ポンプ
13 ケース
14 燃料フィルタ
16b 導電性部材
17 レギュレータ
18,18A,18B 組立体
19 ジェットポンプノズル
30 スプリング(第二の導電性部材)
31,32 アース接続端子(第三の導電性部材)
9 燃料ポンプ
13 ケース
14 燃料フィルタ
16b 導電性部材
17 レギュレータ
18,18A,18B 組立体
19 ジェットポンプノズル
30 スプリング(第二の導電性部材)
31,32 アース接続端子(第三の導電性部材)
Claims (3)
- 燃料タンクと、該燃料タンクに貯留された燃料を吐出する燃料ポンプと、該燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する燃料フィルタをケース内に収容するとともに該燃料ポンプから吐出された燃料の圧力を調整するレギュレータを該ケースに装着した組立体と、を一体に備える燃料供給装置において、
前記ケースに、燃料フィルタの導体領域およびレギュレータの導体領域の双方に当接する導電性部材を設け、燃料フィルタの導体領域を当該導電性部材を介してグラウンド接続するようにしたことを特徴とする燃料供給装置。 - さらに、前記レギュレータのリターン燃料を噴出させるジェットポンプノズルを一体に備え、
前記レギュレータの導体領域および前記ジェットポンプノズルの導体領域の双方に当接する第二の導電性部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。 - 前記ジェットポンプノズルの導体領域とグラウンドとを接続する第三の導電性部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169005A JP2005344692A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169005A JP2005344692A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005344692A true JP2005344692A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35497291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004169005A Pending JP2005344692A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005344692A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527799A (ja) * | 2006-02-22 | 2009-07-30 | テイラー−リスタグ、インク | 楽器の弦アース回路遮断器 |
JP2011202658A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Visteon Global Technologies Inc | 自動車両用燃料濾過器 |
JP2014505822A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-03-06 | マーレ メタル レーヴェ エス.エイ. | 燃料フィルタ |
JP2015045274A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプモジュール |
-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004169005A patent/JP2005344692A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527799A (ja) * | 2006-02-22 | 2009-07-30 | テイラー−リスタグ、インク | 楽器の弦アース回路遮断器 |
JP2011202658A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Visteon Global Technologies Inc | 自動車両用燃料濾過器 |
JP2014505822A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-03-06 | マーレ メタル レーヴェ エス.エイ. | 燃料フィルタ |
JP2015045274A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプモジュール |
US9745929B2 (en) | 2013-08-28 | 2017-08-29 | Denso Corporation | Fuel pump module |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8431023B2 (en) | Fuel filter and filter cartridge allowing the electrostatic charges to be drained off | |
US5785032A (en) | Fuel supply system | |
US20060138035A1 (en) | Fuel feed apparatus having fuel pump and filter | |
US7159573B2 (en) | Fuel feed apparatus having conductive members grounded each other | |
JP4179179B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
EP0965747B1 (en) | Fuel supply apparatus | |
US6206035B1 (en) | Safety device for a fuel tank | |
CN105876870A (zh) | 一种储油装置、电子烟雾化器及电子烟 | |
JPH0932678A (ja) | インタンク式燃料ポンプ装置 | |
US10697411B2 (en) | Fuel filter | |
JP3956867B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2004028050A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2000130280A (ja) | 燃料濾過装置 | |
JP2005344692A (ja) | 燃料供給装置 | |
JPH09268957A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP5268531B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
KR101466038B1 (ko) | 연료펌프모듈 | |
JP2001271718A (ja) | インタンク式燃料ポンプ装置 | |
JP2010013997A (ja) | 燃料フィルター装置 | |
JP2006220081A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2005233073A (ja) | 燃料供給装置 | |
KR20090127883A (ko) | 펌프 유닛 | |
JP3693141B2 (ja) | インタンク式燃料ポンプ装置 | |
JP2010084540A (ja) | 燃料供給装置 | |
US20080251149A1 (en) | Fuel pump housing |