JP2005343834A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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貴美 高田
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Abstract

【課題】 脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容する容器への脂溶性ビタミンの吸着を抑制した皮膚外用剤、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容する容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法を提供する。
【解決手段】 脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を特定の容器に収容することにより、脂溶性ビタミンの容器の吸着が顕著に抑制される。したがって、本発明の皮膚外用剤は、長期間に亘って安定的に使用でき、皮膚の治療、美容に対して有効に活用できる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を特定の容器に収容した皮膚外用剤、および半固形剤剤を収容する容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法に関する。
ビタミンは動物の体内では生合成されないため、外部から摂取しなければならない生理的に重要な有機物で、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに大別される。ビタミンは点眼液や歯磨など内服以外でも、血流改善、創傷治癒促進、抗老化、美白など様々な目的で頻用されているが、ポリエチレンなどの軟質合成樹脂で構成される容器に収容すると、脂溶性ビタミンが容器に吸着して製剤中の含有量が低下することが知られている(特許文献1:特開昭62-149671号公報など)。中でも、ゲル剤、軟膏剤はその傾向が著しく、アルミニウムチューブ等の金属容器やアルミニウムをポリエチレンでラミネートした容器を用いることで吸着を防止することが一般的であった。しかし、金属容器は変形や亀裂などが起きやすく、ポリエチレンでラミネートした容器は前述したように脂溶性ビタミンの容器への吸着の問題があるため、あまり好ましくない。また、界面活性剤または界面活性効果のある添加物の併用が検討されている(特許文献2:特開平2-69411号公報など)が、十分な効果を得るためには添加物を多量に使用することになり、患部に刺激を与える可能性があるため、汎用的解決手段とは言い難い。
本発明の目的は、脂溶性ビタミンの容器への吸着を抑制した皮膚外用剤を提供することにある。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意検討した結果、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を特定の容器に収容することにより、容器への脂溶性ビタミンの吸着が抑制されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記(1)〜(10)に掲げる、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を含有し、特定の容器に収容されてなることを特徴とする皮膚外用剤に関する。
(1)脂溶性ビタミンを含有する半固形剤がチューブ容器に収容されている皮膚外用剤において、
チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(2)脂溶性ビタミンを含有する半固形剤がチューブ容器に収容されている皮膚外用剤において、
チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(3)脂溶性ビタミンを含有する半固形剤がチューブ容器に収容されている皮膚外用剤において、
チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(4)脂溶性ビタミンを含有する半固形剤がチューブ容器に収容されている皮膚外用剤において、
チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラートのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(5)脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が、さらに0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上を含有する(1)〜(4)のいずれかに記載の皮膚外用剤。
(6)0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が容器に収容されている皮膚外用剤において、
容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(7)0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が容器に収容されている皮膚外用剤において、
容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(8)0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が容器に収容されている皮膚外用剤において、
容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(9)0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が容器に収容されている皮膚外用剤において、
容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラートのいずれか1種以上のフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
(10)半固形剤が非乳化型半固形剤である(1)〜(9)のいずれかに記載の皮膚外用剤。
また、本発明は脂溶性ビタミンの容器への吸着抑制方法をも包含する。
(11)チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されたチューブ容器に、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容することによる、前記チューブ容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法。
(12)容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成された容器に、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容することによる、前記容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法。
本発明では、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を、胴部が特定の接着積層シートで構成されたチューブ容器に収容することによって、脂溶性ビタミンのチューブ容器への吸着を抑制することができる。
また、0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を、主要部分が特定の接着積層シートで構成された容器に収容することによって、脂溶性ビタミンの容器への吸着を抑制することができる。
発明の実施の形態
本発明の皮膚外用剤は、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を特定の容器に収容することを特徴とする。
[脂溶性ビタミンを含有する半固形剤]
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤において、脂溶性ビタミンとは、軟質合成樹脂(ポリエチレンなど)に対して吸着性のビタミンであるビタミンA類、ビタミンD類、ビタミンE類、ビタミンK類、ビタミンCエステル類などが例示できる。具体的には、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のレチノール誘導体、レチナール、レチノイン酸、レチノイン酸メチル、レチノイン酸エチル、レチノイン酸レチノール、ビタミンA油、ビタミンA脂肪酸エステル、α−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、δ−カロチン、リコピン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、アスタキサンチン、エキネノン等のビタミンA類(プロビタミンA類およびカロテノイドを含む)、メチルヘスペリジン、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、1,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール、7−デヒドロコレステロール、エルゴステロール又はこれらの誘導体などのビタミンD類(プロビタミンD類を含む)、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール、α−トコレチナート、β−トコレチナート、γ−トコレチナート、δ−トコレチナート等のビタミンE類、フィロキノン、ファルノキノン、メナキノン、メナジオン等のビタミンK類、アスコルビン酸ラウリル、アスコルビン酸ステアリル、アスコルビン酸ミリスチル、アスコルビン酸パルミチル、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル等のビタミンCエステル類などが挙げられる。
これらの脂溶性ビタミンは、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
脂溶性ビタミンの配合量は、本発明の効果を奏すれば特に制限されないが、望ましくは薬事法上の各製品(医薬品、医薬部外品、化粧品など)に対して許容される上限配合量を限度に適宜選択使用することができる。具体的には、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤100重量部あたり通常0.01〜10重量部、好ましくは0.01〜5重量部、特に好ましくは0.01〜2重量部の範囲から目的に応じて適宜選択調製することができる。
さらに、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中に、0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上を配合すると、脂溶性ビタミンの吸着がさらに抑制されるとともに、保水性や安定性の観点からより好ましい。
ビニル系高分子としては、通常医薬品、医薬部外品、化粧品において用いられるものであれば特に制限されないが、具体的には、BFGoodrich社のカーボポール(商品名)や3VSigma社のシンタレン(商品名)などのカルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、Noveon社のカーボポールAQUA SF−1(商品名)などのアクリル酸アルキルコポリマー、BFGoodrich社のPEMULEN(商品名)などのアクリル酸・メタクリル酸(C10〜C30)アルキルコポリマー又はこれらの塩等が挙げられる。
ここで、塩としては、有機塩基との塩(例えば、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ピリジン塩などの第3級アミンとの塩、アルギニンなどの塩基性アンモニウム塩など)、無機塩基との塩(例えば、アンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩など)などが挙げられ、特に好ましい塩は、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩である。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中のビニル系高分子の含有量は、0.001%〜5%、好ましくは0.01〜3%である。
これらのビニル系高分子は1種又は2種以上使用することができる。
ポリエチレングリコールは、基剤などとして通常医薬品、医薬部外品、化粧品において用いられるものであり、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中のポリエチレングリコールの含有量は、70〜95%、好ましくは75〜90%である。
セルロース系高分子としては、通常医薬品、医薬部外品、化粧品において用いられるものであれば特に制限されないが、具体的には、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中のセルロース系高分子の含有量は、0.001〜1%、好ましくは0.01〜0.5%である。
これらのセルロース系高分子は1種又は2種以上使用することができる。
高分子多糖類としては、糖類を基本骨格とした高分子で、通常医薬品、医薬部外品、化粧品において用いられるものであれば特に制限されないが、具体的には、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸プロピレングリコール、アルギン酸プロピレングリコール等が挙げられる。
キサンタンガムは、キサントモナス属菌を用いて発酵させて得られる多糖類で、主成分はD−グルコース、D−マンノース、D−グルクロン酸のナトリウム、カリウム、カルシウム塩である。
カラギーナンは、紅藻属海藻から抽出・精製される多糖類で、主成分は分子量100,000〜500,000のガラクトース,3,6アンヒドロガラクトースである。
アルギン酸ナトリウムは、渇藻類を希アルカリ液で抽出し、精製した多糖類である。
ヒアルロン酸ナトリウムは、鶏冠、ブタ、サメから抽出、または乳酸球菌を用いる発酵法で得られる多糖類で、主成分はN−アセチルグルコサミンとグルクロン酸である。
コンドロイチン硫酸ナトリウムは、サメ軟骨等から抽出・精製される多糖類で、主成分はN−アセチルコンドロサミン硫酸、グルクロン酸である。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中の高分子多糖類の含有量は、0.001〜5%、好ましくは0.01〜3%である。
これらの高分子多糖類は1種又は2種以上使用することができる。
炭化水素としては、通常医薬品、医薬部外品、化粧品において用いられるものであれば特に制限されないが、具体的には、白色ワセリン、黄色ワセリン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動イソパラフィン、パラフィン、セレシン、オゾケライト、α−オレフィンオリゴマー、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス等が上げられる。特に好ましくは、白色ワセリン、黄色ワセリン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、スクワレン、流動パラフィンである。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤中の炭化水素の含有量は、0.1〜80%、好ましくは1〜70%である。
これらの炭化水素は1種又は2種以上使用することができる。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤の形状は特に制限されず、例えばゲル、軟膏、クリーム、ムース、ペーストなどが挙げられ、ゲル、軟膏などの非乳化型皮膚外用剤であるとさらに好ましい。
ゲル剤にするためにはゲル化剤、軟膏剤にするためには脂肪、脂肪油、ラノリン、ろう、樹脂、プラスチック、グリコール等を基剤として用いることができる。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤は、医薬品又は医薬部外品、化粧品のいずれの範疇に属するものであってもよい。本半固形剤の用途としては、例えば、痒み、湿疹、血行不良、炎症などに用いる皮膚炎治療剤、切傷などに用いる創傷治癒剤、口唇炎、口角炎、口唇のひびわれ、ただれなどを治療するための口唇用治療剤、水虫、ニキビなどに用いる殺菌消毒剤や、消炎鎮痛剤、角質軟化剤などの医薬品、手荒れ、肌荒れ、腋臭抑制などに用いる医薬部外品、保湿、美白、角質軟化、抗シワ、抗老化、メイクアップなどに用いる化粧品が挙げられるが、特にこれらに制限されるものではない。
このため脂溶性ビタミンを含有する半固形剤は、必要に応じて種々の成分(薬理活性成分や生理活性成分を含む)を組み合わせることができる。このような成分の種類は特に制限されず、例えば、抗炎症剤、ステロイド剤、水溶性ビタミン剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、局所麻酔剤、角質軟化剤、鎮痒剤、鎮痛剤、保湿剤、美白剤、収斂剤、抗酸化剤、発毛抑制剤、抗シワ剤、香料、pH調整剤、ゲル化剤(天然高分子、半合成高分子)、軟膏基剤、多価アルコール、界面活性剤などが挙げられる。本発明において好適な成分としては例えば、次のような成分が例示できる。
抗炎症剤:カンゾウ抽出物、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム等のグリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、アラントイン又はその誘導体、インドメタシン、イブプロフェン、イブプロフェンピコノール、ブフェキサマク、フルフェナム酸ブチル、ベンダザック、ピロキシカム、ケトプロフェン、フェルビナク、サリチル酸メチル又はサリチル酸グリコール等のサリチル酸誘導体、イプシロン−アミノカプロン酸、ベルベリン、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、リゾチーム、塩化リゾチームなど。好ましくは、カンゾウ抽出物、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、アラントイン又はその誘導体など。
ステロイド剤:吉草酸酢酸デキサメタゾン、デキサメタゾン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、酪酸ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロン、プレドニゾロン、酢酸ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン、酢酸コルチゾン、ベタメタゾン、酪酸クロベタゾン、トリアムシノロンアセトニドなど。
水溶性ビタミン剤:リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンテトラ酪酸エステル、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、リボフラビンテトラニコチン酸エステル等のビタミンB2類、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸β−ブトキシエチル、ニコチン酸1−(4−メチルフェニル)エチル等のニコチン酸類、γ−オリザノール、ジベンゾイルチアミン、ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミン塩酸塩、チアミンセチル塩酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンラウリル塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンモノリン酸塩、チアミンリジン塩、チアミントリリン酸塩、チアミンモノリン酸エステルリン酸塩、チアミンモノリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル塩酸塩、チアミントリリン酸エステル、チアミントリリン酸エステルモノリン酸塩等のビタミンB1類、塩酸ピリドキシン、酢酸ピリドキシン、塩酸ピリドキサール、5’−リン酸ピリドキサール、塩酸ピリドキサミン等のビタミンB6類、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、デオキシアデノシルコバラミン等のビタミンB12類、葉酸、プテロイルグルタミン酸等の葉酸類、ニコチン酸、ニコチン酸アミドなどのニコチン酸類、パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)、D−パンテサイン、D−パンテチン、補酵素A、パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、ビオチン、ビオチシン等のビオチン類、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸誘導体であるビタミンC類、そのほか、カルニチン、フェルラ酸、α−リポ酸、オロット酸等のビタミン様作用因子など。
抗菌剤:イソプロピルメチルフェノール、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウムなど。
抗ウイルス剤:アシクロビル、ペンシクロビルなど。
局所麻酔剤:リドカイン、塩酸リドカイン、ジブカイン、塩酸ジブカイン、アミノ安息香酸エチル、ユーカリ油、オイゲノール、メントール、カンフル、ハッカ油など。
角質軟化剤:エチルアルコール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸プロピレン、ヘキシルドデカノール、アラントイン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、トリエタノールアミン、ジイソプロピルアジペート、エチルラウリレート、ラノリン、脂肪酸ジアルキロールアミド、サリチル酸、サリチル酸誘導体、尿素、イオウ、レゾルシン、グリコール酸、フィチン酸、乳酸、乳酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど。
鎮痒剤:クロタミトン、カンフル、チモール、メントール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミンまたはその塩(例えば、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェンヒドラミン)など。
鎮痛剤:メフェナム酸、フルフェナム酸、インドメタシン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、ジクロフェナク、ジクロフェナクナトリウム、フェルビナク、アルクロフェナク、ブフェキサマク、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ケトプロフェン、プラノプロフェン、フェノプロフェン、フェングロフェン、フルルビプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロキセン、フルビプロフェン、フルルビプロフェンアキセチル、フェンブフェン、リシプフェン、ピロキシカム、アンピロキシカム、テノキシカム、オキシフェンブタゾン、フェニルブタゾン、クロフェゾン、スリンダック、クリンダック、ベンザダック、L−メントール、カンファー、スルピリン、塩酸チアラミド、オルセノン、フェンチアザック、ベンタゾシン、メピリゾールなど。
保湿剤:グリセリン、1,3−ブチレングルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジグリセリントレハロースなどの多価アルコール、グルコオリゴ糖、ヒアルロン酸ナトリウム、ヘパリン類似物質、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、キチン、キトサンなどの高分子化合物、コラーゲントリペプチド、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子、セラミド、コレステロール、リン脂質などの脂質、カミツレエキス、アロエエキス、ハマメリスエキス、ローズマリーエキス、タイムエキス、チャエキス、シソエキスなどの植物抽出エキスなど。
美白剤:パントテン酸又はその誘導体等のビタミン類、プラセンタ;アルブチン;コウジ酸;システイン;フィチン酸;イリス(アイリス)、アーモンド、アロエ、イチョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、オドリコソウ、海藻、カッコン、カンゾウ、クチナシ、クジン、コムギ、コメ、コメハイガ、オリザノール、コメヌカ、シソ、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、ダイズ、茶、トウキ、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、トウキ、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、チョウジ等の植物に由来する成分、エキス及び精油など。
収斂剤:クエン酸、酒石酸、乳酸、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アルミニウムフェノールスルホン酸、パラフェノールスルホン酸亜鉛、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛、酸化亜鉛、アルミニウムクロロヒドロオキシドなど。
抗酸化剤:ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸、エリソルビン酸、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム・二水和物(以下、エデト酸ナトリウムとも言う)、ソルビン酸、亜硫酸ナトリウム、L−システイン塩酸塩など。
防腐剤:パラオキシ安息香酸エステル(パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなど)、ソルビン酸またはその塩(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸トリクロカルバンなど)など。
発毛抑制剤:イソフラボン、ダイズエキス、アケビエキス、ヒオウギエキス、ドクダミエキス、イリス根エキス、パパイン酵素など。
抗シワ剤:グリコール酸、アシル化グルコサミン、カイネチン、ビタミンC、アロエ、コラーゲン、ヒアルロン酸、トリペプチド、海藻エキス、マロニエエキス、ローズマリーエキス、ヤグルマソウエキスなど。
香料:例えば、メントール、カンフル、ボルネオール、ゲラニオール、シネオール、アネトール、リモネン、オイゲノール等が挙げられる。これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよいが、清涼感や香りなどの官能面や安全性の面から、1−メントール、d−メントール、dl−メントール、d−カンフル、dl−カンフル、d−ボルネオール及びdl−ボルネオールが好ましい。ゲラニオール、1−メントール、d−カンフル及びd−ボルネオールが特に好ましい。また、前記モノテルペンは、精油に含有した状態で使用することもでき、好ましい精油は、ユーカリ油、ベルガモット油、ペパーミント油、クールミント油、スペアミント油、ウイキョウ油、ハッカ油、ケイヒ油、ローズ油等である。これらのモノテルペンを1種類または2種類以上み合わせて用いることもできる。
pH調整剤:無機酸(塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸など)、有機酸(乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸、プロピオン酸、酢酸、アスパラギン酸、イプシロン−アミノカプロン酸、グルタミン酸、アミノエチルスルホン酸など)、グルコノラクトン、酢酸アンモニウム、無機塩基(炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなど)、有機塩基(モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、リジンなど)、ホウ砂、及びその薬理学的に許容される塩類などが挙げられる。
ゲル化剤(天然高分子、半合成高分子):可溶性デンプン、グアーガム、ゼラチン、ガラクタントラガント、ペクチン、マンナン、デンプン、デキストリン、アラビアゴム、カゼイン、アルブミン、コラーゲンなど。
軟膏基剤:脂肪、脂肪油、ラノリン、ろう、樹脂、プラスチック、グリコール等が例示でき、具体的には、ラウリル酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの高級脂肪酸、豚油、シリコン、ダイズ油、ヌカ油、ナタネ油、ゴマ油、ラッカセイ油、ツバキ油、オリーブ油、ヒマシ油、液状ラノリン、還元ラノリン、プラスチベース、ミツロウ、サラシミツロウ、カルナウバロウ、単軟膏、白色軟膏など。
多価アルコール:1,3−ブチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、グリセリン、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ジグリセリントレハロース、ソルビトール、マルチトールなど。
界面活性剤:ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸類、モノイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60などの硬化ヒマシ油誘導体、モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)などのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、グリセリンアルキルエーテル、臭化セチルトリメチルアンモニウムなど。
これらの成分は1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。またそれらの配合量は、本発明の効果を奏すれば特に制限されないが、望ましくは薬事法上許容される上限配合量を限度に適宜選択使用することができる。
[容器]
本発明で用いる容器は特定の接着積層シートで構成されており、この接着積層シートを用いることで半固形剤中の脂溶性ビタミンの濃度低下を防止できる。
具体的には、次の二種類の接着積層シートで構成された容器を挙げることができる。
第一に、容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成される容器である。フィルム層のうち、好ましくはポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラートである。
さらに内部空間側に、任意の1種または2種以上のフィルム層を有していてもよい。フィルム層としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドなどが挙げられる。
この容器の形状は、医薬品又は医薬部外品、化粧品の分野で通常用いられているものであれば特に限定されないが、例えば、チューブ、袋状(ユニットドーズを含む)、ボトル、ジャー、棒状(リップクリーム用などを含む)などが挙げられ、好ましくは袋状(サシェット)である。なお、主要部分とは、半固形剤と直接接触する面全体の50%以上を示す。
第二に、チューブ容器容器である場合、容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されるチューブ容器である。フィルム層のうち、好ましくはポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラートである。
このチューブ容器は、脂溶性ビタミンを有する半固形剤との接触面にポリエチレンフィルム層を有しているにも関わらず、濃度低下を長期間に亘って確実に防止できるため、特に好ましい。また、脂溶性ビタミンを含有する製剤において広く適用することができるため、特に有用である。
前記接着積層シートは、いずれの容器においても、必要に応じてアルミニウム箔より外部空間側に任意のフィルム層を有する接着積層シートであってもよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミド等のフィルム層が挙げられ、好ましくはポリエチレンフィルム層である。これらのフィルム層は1種または2種以上であってもよい。
また、アルミニウム箔より外部空間側の任意のフィルム層は、必要に応じて着色してもよい。
さらに、二種類の接着積層シートとも繰り返しの押圧に対して耐久性を有していると好ましい。
前記接着積層シートのフィルム層において、ポリカーボネートの具体例としては、例えば、ビスフェノール類(ビスフェノール−Aなど)をベースとする芳香族ポリカーボネート等が挙げられる。また、ポリアミドの具体例としては、ナイロン(66、6、46、610、612、11、12型およびこれらの共重合体)、芳香族ポリアミド、ポリアクリルアミド等が挙げられる。
本発明で用いる容器の大きさは、例えば、通常容量0.1〜500mL程度の範囲から用途に応じて適宜選択でき、好ましくは容量0.5〜300mL程度、特に好ましくは容量1〜100mL程度である。
容器への半固形剤の収容方法は、特に制限されず、例えば、慣用の成形方法(吹込成形、押出成形など)により、注出口の反対側の開口部から製剤を容器に注入し、開口部を熱溶融などにより封止すること等によって達成できる。また、ボトル、ジャー、リップなどは注出口から充填し、キャップで密栓などすることで達成できる。
[皮膚外用剤]
本発明の皮膚外用剤は、前記脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を特定の接着積層シートで構成された容器に収容したものである。脂溶性ビタミンを含有する半固形剤と容器の好ましい組み合わせは、以下のものが挙げられる。
《1》脂溶性ビタミンを含有する半固形剤、および
チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されるチューブ容器。
《1》の組み合わせにおいて、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤は、さらに0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上を含有していてもよい。また、接着積層シートのフィルム層はポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラートが好ましい。
《2》0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤、および
容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成される容器。
《2》の組み合わせにおいて、接着積層シートのフィルム層はポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラートが好ましい。
[吸着抑制方法]
また本発明は、脂溶性ビタミンのチューブ容器への吸着抑制方法をも包含する。
本発明の方法において、脂溶性ビタミンのチューブ容器への吸着抑制は、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を、チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されたチューブ容器に収容することによって達成できる。
本発明の方法において、脂溶性ビタミンおよびチューブ容器については前記脂溶性ビタミンを含有する半固形剤およびチューブ容器で用いたものと同様である。
さらに本発明は、脂溶性ビタミンの容器への吸着抑制方法をも包含する。
本発明の方法において、脂溶性ビタミンの容器への吸着抑制は、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を、容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成された容器に収容することによっても達成できる。
本発明の方法において、脂溶性ビタミンおよびチューブ容器については前記脂溶性ビタミンを含有する半固形剤およびチューブ容器で用いたものと同様である。
脂溶性ビタミンを含有する半固形剤は、さらに0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上を含有していると好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例1 脂溶性ビタミンの容器吸着試験
表1に記載の処方に従い、常法により製剤を調製した。この製剤を表2に示す容器に収容し、各試験製剤を湿度75%、40℃の恒温室に保存し1ヶ月後に、酢酸トコフェロールの製剤中の残存率を定量した。また必要に応じて、2、3、6ヶ月後にも定量した。試験は各容器につき3回実施し、その平均値を求めた。結果を表2に示す。
Figure 2005343834
Figure 2005343834
実施例1では、容器の最内層がポリエチレンであっても酢酸トコフェロールの残存率が6ヶ月後も90%以上を維持しているが、比較例1では1ヶ月後に80%以下と実用に耐えない結果であった。また、実施例2、3においても高い残存率を示していることが確認された。
このように脂溶性ビタミンのチューブ容器への吸着を、特定のチューブ容器に収容することで抑制できることを知見した。したがって、本発明の皮膚外用剤は、長期間に亘って安定的に使用でき、皮膚の治療、美容に対して有効に活用できる。
以下に実施例を挙げる。なお、以下の実施例中の配合量は、精製水または特に単位の記載のないものについてはすべて重量%を表す。
実施例6(ポリエチレングリコール軟膏)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸ヒドロコルチゾン 0.5
酸化亜鉛 10.0
リドカイン 2.4
アミノ安息香酸エチル 2.0
酢酸トコフェロール 1.0
アラントイン 0.5
l−メントール 0.2
イソプロピルメチルフェノール 0.1
マクロゴール400 残量
マクロゴール4000 19.0
スクワラン 10.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 1.0
パラオキシ安息香酸エステル 適量
エデト酸ナトリウム 適量
100%
実施例7(ポリエチレングリコール軟膏)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸ヒドロコルチゾン 0.5
酸化亜鉛 10.0
リドカイン 2.4
アミノ安息香酸エチル 2.0
酢酸トコフェロール 1.0
アラントイン 0.5
l−メントール 0.2
イソプロピルメチルフェノール 0.1
マクロゴール400 残量
マクロゴール4000 19.0
白色ワセリン 10.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 1.0
パラオキシ安息香酸エステル 適量
エデト酸ナトリウム 適量
100%
実施例8(ゲル)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸トコフェロール 0.5
塩酸ピリドキシン 0.05
サリチル酸 0.05
イソプロピルメチルフェノール 0.05
アラントイン 0.05
無水エタノール 15.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
濃グリセリン 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40 4.0
カルボキシビニルポリマー 1.0
トリエタノールアミン 0.4
アルギン酸プロピレングリコール 0.3
臭化セチルトリメチルアンモニウム 0.1
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
エデト酸ナトリウム 適量
パラオキシ安息香酸エステル 適量
香料 微量
精製水 残量
100%
実施例9(ゲル)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸トコフェロール 0.5
リドカイン 2.0
グリチルリチン酸ニカリウム 1.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ジフェンヒドラミン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
DL−カンフル 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40 4.0
カルボキシビニルポリマー 0.8
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残量
100%
実施例10(ゲル)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸トコフェロール 0.1
リドカイン 0.3
グリチルリチン酸ニカリウム 0.3
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ジフェンヒドラミン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
DL−カンフル 0.1
ポリソルベート60 6.0
カルボキシビニルポリマー 0.8
トリエタノールアミン 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(フジケミHEC CF−V、住友精化)
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残量
100%
実施例11(ゲル)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸トコフェロール 0.5
グリチルリチン酸ニカリウム 1.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
l−メントール 0.1
1,3−ブチレングリコール 3.0
濃グリセリン 10.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 3.0
カラギーナン 0.1
(アクアジェルI-2、新田ゼラチン)
キサンタンガム 0.1
(エコーガム、大日本製薬)
ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残量
100%
実施例12(ゲル)
チューブ材質(内層→外層):PE/PET/AL/PE
酢酸トコフェロール 0.2
グリチルリチン酸ニカリウム 0.1
アラントイン 0.05
1,3−ブチレングリコール 5.0
濃グリセリン 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 1.5
アルギン酸ナトリウム 0.05
(ダックアルギンNSPM-R、紀文フードケミファ)
アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 0.4
(PEMULEN TR−1、日光ケミカルズ)
トリエタノールアミン 0.25
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残量
100%

Claims (6)

  1. 脂溶性ビタミンを含有する半固形剤がチューブ容器に収容されている皮膚外用剤において、
    チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 半固形剤が、さらに0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上を含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 0.001%〜5%のビニル系高分子、70〜95%のポリエチレングリコール、0.001〜1%のセルロース系高分子、0.001〜5%の高分子多糖類、0.1〜80%の炭化水素から選択される1種又は2種以上、および脂溶性ビタミンを含有する半固形剤が容器に収容されている皮膚外用剤において、
    容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成されてなることを特徴とする皮膚外用剤。
  4. 非乳化型である請求項1乃至3のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  5. チューブ容器胴部が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を介してポリエチレンフィルム層からなる接着積層シートで構成されたチューブ容器に、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容することによる、前記チューブ容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法。
  6. 容器の主要部分が、アルミニウム箔を基体とし、内部空間側にポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリ1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、またはポリアミドのいずれか1種以上のフィルム層を有する接着積層シートで構成された容器に、脂溶性ビタミンを含有する半固形剤を収容することによる、前記容器への脂溶性ビタミンの吸着抑制方法。
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