JP2005343624A - 建設廃棄物供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】投入部から投入された建設廃棄物を自動的に選別作業に適した層厚にして選別装置に供給できる建設廃棄物供給装置を提供することである。
【解決手段】投入部としてのホッパ1と供給コンベヤ3との間に、供給コンベヤ3よりも小さい速度で建設廃棄物を搬送する受入コンベヤ2を設け、廃棄物がコンベヤ乗継時に分散するようにして、選別装置4への廃棄物供給の定量化を図るとともに、供給コンベヤ3の搬送経路の途中に設けたレベル計6で廃棄物の層厚レベルを判定し、その結果に基づいて受入コンベヤ2の搬送速度を制御することにより、選別装置4に供給する廃棄物の層厚を自動的に選別作業に適した範囲に調整できるようにしたのである。
【選択図】図1
【解決手段】投入部としてのホッパ1と供給コンベヤ3との間に、供給コンベヤ3よりも小さい速度で建設廃棄物を搬送する受入コンベヤ2を設け、廃棄物がコンベヤ乗継時に分散するようにして、選別装置4への廃棄物供給の定量化を図るとともに、供給コンベヤ3の搬送経路の途中に設けたレベル計6で廃棄物の層厚レベルを判定し、その結果に基づいて受入コンベヤ2の搬送速度を制御することにより、選別装置4に供給する廃棄物の層厚を自動的に選別作業に適した範囲に調整できるようにしたのである。
【選択図】図1
Description
本発明は、建設廃棄物の選別処理を行う選別装置に未選別の廃棄物を供給する供給装置に関する。
建設廃棄物には、土砂、コンクリート、木材、紙、プラスチック、金属、被覆導線等、雑多なものが互いに絡み合った状態で含まれている。このような建設廃棄物を処理する設備では、通常、前段工程に、互いに絡み合っている廃棄物の中から有価物を選別して取り除くための選別装置が設けられている。この選別装置には、建設廃棄物を選別コンベヤで搬送しながら手選別するものが多い。
ところで、上記のような選別装置に未選別の建設廃棄物を供給する供給装置では、一般に、投入部への廃棄物の投入が油圧ショベル等の重機により行われており、互いに絡み合った状態の廃棄物を大きな塊のまま供給コンベヤで搬送して断続的に選別装置に供給している。このため、選別装置での選別作業が行いにくく、十分な選別ができなくなることがある。そこで、従来は、作業員が投入された廃棄物の状態をカメラで監視し、その状態に応じて供給コンベヤの速度調整を行うことにより、廃棄物ができるだけ定量的に選別装置に供給されるようにして、選別精度の向上を図っている。しかし、この方法では、供給コンベヤの速度調整が複雑で、それに専従する作業員を配置する必要があり、処理コストが高くなっている。
一方、トンネル工事の掘削により生じるずり(岩石や土砂)の処理方法においては、ずり搬出用のコンベヤとこのコンベヤにずりを投入するホッパとの間にエプロンフィーダを設けて、ずりを定量的にコンベヤに供給することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術を上記の建設廃棄物供給装置に適用すれば、作業員が供給コンベヤの速度調整を行わなくても廃棄物を定量的に選別装置に供給することが可能となる。しかしながら、この場合には、定量的に供給される廃棄物の層の厚さが必ずしも人手による選別作業に適したものになるとは限らず、供給過剰となって選別の精度が低下したり、供給不足となって設備全体の処理効率が低下したりするおそれがある。
特開2002−4777号公報
本発明の課題は、投入部から投入された建設廃棄物を自動的に選別作業に適した層厚にして選別装置に供給できる建設廃棄物供給装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、投入部から投入された建設廃棄物を供給コンベヤで搬送して選別装置に供給する建設廃棄物供給装置において、前記投入部と供給コンベヤとの間に、前記投入部から投入された建設廃棄物を受け入れて前記供給コンベヤよりも小さい速度で搬送する受入コンベヤを設け、この受入コンベヤを速度調整可能とするとともに、前記供給コンベヤの搬送経路の途中に供給コンベヤで搬送される建設廃棄物の層の厚さを測定するレベル計を設けて、このレベル計で測定される建設廃棄物の層厚が所定の上限値を超えたときには前記受入コンベヤを減速し、建設廃棄物の層厚が所定の下限値を下回ったときには前記受入コンベヤを増速するようにした。
すなわち、投入部と供給コンベヤとの間に、供給コンベヤよりも小さい速度で建設廃棄物を搬送する受入コンベヤを設けることにより、大きな塊の状態で投入された廃棄物が受入コンベヤから供給コンベヤに乗り継いだときに分散するようにして、選別装置への廃棄物供給の定量化を図るとともに、供給コンベヤの搬送経路の途中に設けたレベル計で建設廃棄物の層の厚さを測定し、その測定値に基づいて受入コンベヤの搬送速度を制御することにより、選別装置に供給する廃棄物の層厚を自動的に選別作業に適した範囲に調整できるようにしたのである。
本発明の建設廃棄物供給装置は、上述したように、投入部と供給コンベヤとの間に受入コンベヤを設けて選別装置への廃棄物供給の定量化を図るとともに、供給コンベヤで搬送される廃棄物の層厚の測定値に基づいて受入コンベヤの搬送速度を制御し、廃棄物を自動的に選別作業に適した層厚にして供給できるようにしたものであるから、選別装置における選別精度の向上と設備全体の処理効率の安定化を図ることができる。また、供給コンベヤの速度調整を行う作業員を配置する必要がないので、処理コストの削減も図れる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この建設廃棄物供給装置は、建設廃棄物を処理する設備の前段工程に設けられるもので、図1に示すように、投入部としてのホッパ1に投入された建設廃棄物を、受入コンベヤ2および供給コンベヤ3で搬送して選別装置4のシュート5に供給している。受入コンベヤ2および供給コンベヤ3には、建設廃棄物の搬送に適したエプロンコンベヤが採用されている。なお、図示は省略するが、選別装置4のシュート5には選別コンベヤが接続され、供給された廃棄物を搬送しながら手選別して、廃棄物中の有価物を取り除くようになっている。
前記受入コンベヤ2は、ホッパ1の直下にほぼ水平に延びるように設けられており、ホッパ1から落下してくる建設廃棄物を受け、供給コンベヤ3よりも小さい速度で搬送して供給コンベヤ3に供給するもので、その搬送速度は調整可能となっている。
前記供給コンベヤ3は、受入コンベヤ2の直下に受入コンベヤ2と重なるように配された水平な受入部3aと、排出端が選別装置4の上方に突出するように配された水平な排出部3bと、受入部3aと排出部3bとを接続する傾斜部3cとからなり、傾斜部3cの搬送経路の途中に、搬送される建設廃棄物の層の厚さを測定するレベル計6が取り付けられている。
レベル計6は、微小領域における廃棄物の通過を検知するセンサ7を、供給コンベヤ傾斜部3cの搬送面と直交する方向に沿って2つ配置し、搬送される廃棄物の層厚を「高」、「中」、「低」の3レベルのいずれかに判定するようにしたもので、この層厚レベル判定結果に基づいて受入コンベヤ2の搬送速度が調整されるようになっている。
ここで、上記の廃棄物層厚レベルは、供給コンベヤ3から選別装置4への廃棄物供給量が手選別に適した量のときに「中」となり、過供給のときは「高」、供給不足のときには「低」となるように設定されている。この層厚レベルの設定は、予め実験等により廃棄物の供給コンベヤ3での層厚と選別装置4における供給状況の関係を把握しておき、選別装置4への供給量が適正となるときの層厚の上限値および下限値に相当する位置にレベル計6の各センサ7を配することによって行われる。
そして、廃棄物の層厚レベルが「低」の場合には、受入コンベヤ2を増速して選別装置4への供給量を増やし、「高」の場合は、受入コンベヤ2を減速して供給量を減らすようになっている。また、層厚レベルが「中」の場合には、受入コンベヤ2の搬送速度はそのまま維持する。
これにより、油圧ショベル等の重機(図示省略)でホッパ1に投入された廃棄物は、受入コンベヤ2から供給コンベヤ3に乗り継いだ後、供給コンベヤ傾斜部3cでの層厚に応じた速度で搬送されて選別装置4に供給される。
この供給装置は、上記の構成であり、ホッパ1と供給コンベヤ3との間に、供給コンベヤ3よりも小さい速度で建設廃棄物を搬送する受入コンベヤ2が設けられているので、大きな塊の状態で投入された廃棄物が受入コンベヤ2から供給コンベヤ3に乗り継いだときに分散することにより、選別装置4への廃棄物供給の定量化が図れる。また、廃棄物のコンベヤ乗継時には、互いに絡み合った状態で投入された廃棄物がある程度ほぐされ、従来よりも選別装置4での選別作業がしやすい状態になる。
さらに、供給コンベヤ3で搬送される廃棄物の層厚に応じて受入コンベヤ2の搬送速度を制御することにより、廃棄物を自動的に選別作業に適した層厚にして選別装置4に供給することができるので、選別装置4における選別精度の向上と設備全体の処理効率の安定化が図れ、作業要員の削減も可能となる。
1 ホッパ
2 受入コンベヤ
3 供給コンベヤ
3a 受入部
3b 排出部
3c 傾斜部
4 選別装置
5 シュート
6 レベル計
7 センサ
2 受入コンベヤ
3 供給コンベヤ
3a 受入部
3b 排出部
3c 傾斜部
4 選別装置
5 シュート
6 レベル計
7 センサ
Claims (1)
- 投入部から投入された建設廃棄物を供給コンベヤで搬送して選別装置に供給する建設廃棄物供給装置において、前記投入部と供給コンベヤとの間に、前記投入部から投入された建設廃棄物を受け入れて前記供給コンベヤよりも小さい速度で搬送する受入コンベヤを設け、この受入コンベヤを速度調整可能とするとともに、前記供給コンベヤの搬送経路の途中に供給コンベヤで搬送される建設廃棄物の層の厚さを測定するレベル計を設けて、このレベル計で測定される建設廃棄物の層厚が所定の上限値を超えたときには前記受入コンベヤを減速し、建設廃棄物の層厚が所定の下限値を下回ったときには前記受入コンベヤを増速するようにしたことを特徴とする建設廃棄物供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004164834A JP2005343624A (ja) | 2004-06-02 | 2004-06-02 | 建設廃棄物供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004164834A JP2005343624A (ja) | 2004-06-02 | 2004-06-02 | 建設廃棄物供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005343624A true JP2005343624A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35496353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004164834A Pending JP2005343624A (ja) | 2004-06-02 | 2004-06-02 | 建設廃棄物供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005343624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102180342A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 成都先进功率半导体股份有限公司 | 最后编带控制方式 |
-
2004
- 2004-06-02 JP JP2004164834A patent/JP2005343624A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102180342A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 成都先进功率半导体股份有限公司 | 最后编带控制方式 |
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