JP2005342662A - 霧発生装置と食器洗浄機及び洗濯機 - Google Patents

霧発生装置と食器洗浄機及び洗濯機 Download PDF

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Abstract

【課題】 霧化発生用振動子により液体を霧化する霧化発生装置において、霧化発生用振動子の表面に直接異物が付着して固化するのを防止し、霧化発生用振動子の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧化発生用振動子が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぎ、汚れた洗浄水の中においても安定した霧化発生ができるようにする。
【解決手段】 超音波振動子からなる霧発生用振動子14の振動面側に封入液体15を封入した容器16を設け、容器16の霧発生用振動子14と対向する面を薄膜17に形成し、霧発生用振動子14によって発生する超音波振動にて封入液体15と容器16の薄膜17を介して容器外側の霧化用液体を霧化するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、霧発生用振動子により液体を霧化する霧発生装置とそれを備えた食器洗浄機及び洗濯機に関するものである。
従来の一般的な食器洗浄機は、図7に示すように構成されていた。以下、その構成について説明する。
食器洗浄機1は、図7に示すように、内部に洗浄槽2が設けられており、洗浄槽2内に給水弁3により水または湯を供給するように構成されている。洗浄槽2の底部に設けられた排水孔4に連通させて、モータによって駆動される洗浄ポンプ5が配設され、洗浄ポンプ5にて洗浄水を洗浄槽2の内部に循環するように構成されている。また、排水孔4には残さいを捕集する残さいフィルタ6が設置されている。
洗浄槽2内に供給された洗浄水は、残さいフィルタ6を通過して洗浄ポンプ5に吸い込まれ、洗浄ポンプ5より洗浄槽2の内底部に配設された洗浄ノズル7に供給される。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物(食器)8を洗浄した後、再び排水孔4に戻るという経路で循環する。この際、被洗浄物8から脱落した残さい等は、洗浄水とともに残さいフィルタ6に流入し、この残さいフィルタ6を通過できない大きさの残さいは残さいフィルタ6に捕集される。
また、洗浄ノズル7と洗浄槽2の底部との間には、洗浄水加熱用のヒータ9が装備され、洗浄ノズル7の上方には、被洗浄物8を整然と配置でき、洗浄水を効果的に被洗浄物8に噴射するように構成された食器かご10が設置され、効率的に洗浄を行えるように構成されている。また、排水ポンプ11にて洗浄水を排水ホース12を通して機外に排出できるように構成されている。さらに、制御手段12により、給水弁3や洗浄ポンプ5等の電装部品を駆動制御するように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−210378号公報
しかしながら、図7に示したような構成の食器洗浄機では、被洗浄物8に付着しているすべての汚れに対して確実に洗浄ができるとは限らないという限界があった。特に、直接加熱して調理を行う食器や、さらに焦げ付きを生じているような食器の洗浄に関しては苦手であった。例えば、グラタン、茶碗蒸し等のようなものである。
この問題に対する解決策としては、通常使用時の洗剤濃度より高濃度の洗剤液を被洗浄物8に付着させて放置する前処理工程を実行することが考えられる。このような前処理工程を実施すれば、洗浄性能を大幅に向上することができ、従来ではとれなかった料理の汚れも洗浄することができる。
ところが、高濃度の洗剤液を被洗浄物に付着させるため、例えば霧発生用の超音波振動子を備えた霧発生装置を使用した場合には、食器洗浄機1の洗浄水中に入っている食品の汚れや、井戸水などの硬度の高い硬水からの無機質成分の析出により、超音波振動子の振動面にそれらの異物が付着して固化し、その結果超音波振動子の動作に影響を与え、霧化量の著しい低下を生じ、ひどい場合には超音波振動子そのものが故障し、動作しなくなるといった不具合が発生するという問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解消し、霧発生用振動子の表面に直接異物が付着して固化するのを防止し、霧発生用振動子の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧発生用振動子が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぎ、汚れた洗浄水の中においても安定した霧発生ができる霧発生装置を提供することを第1の目的としている。
また、洗浄槽の中でも安定して高濃度の洗剤液を霧化でき、食品などの汚れの多い食器洗い機においても洗浄性能を向上できる食器洗浄機を提供することを第2の目的としている。
また、洗濯用洗浄水を安定して霧化でき、高濃度の洗剤液を被洗浄物に付着させることによって、いろいろな汚れの多い洗濯機においても洗浄性能を向上できる洗濯機を提供することを第3の目的とする。
本発明の霧発生装置は、霧発生用振動子と、霧発生用振動子の振動面側に設けられ液体を封入された容器とを備え、容器の霧発生用振動子と対向する面を薄膜に形成し、霧発生用振動子によって発生する超音波振動にて封入した液体と容器の薄膜を介して容器外側の霧化用液体を霧化するようにしたものである。
この構成によると、霧発生用振動子の表面に直接異物が付着して固化するのを防止することができ、霧発生用振動子の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧発生用振動子が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぐことができ、汚れた霧化用液体の中においても安定して霧発生ができる。また、霧発生用振動子から出力された超音波振動は液体と薄膜を介して効率的に容器外側の霧化用液体を霧化することができ、効率的にかつ安定して霧を発生させることができる。
また、容器を、内部に封入した液体の透過性が低くかつ超音波の吸収の少ない材料で構成すると、長期使用においても容器内に封入した液体が容器を通して外部に透過する量を少なくすることができ封入液体を追加補充する必要がない。また超音波の吸収の少ない材料で構成することで、超音波自体で容器が溶解することがなく、常に安定して霧化発生を行うことができる。
また、容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜の厚さを、霧化発生用振動子によって発生する超音波振動が容器を伝播するときの波長の1/2付近の厚さに設定すると、超音波振動の透過率が最大となり、霧化量を最大値にすることができる。
また、容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜を、容器の霧発生用振動子と対向する面に形成した凹部にて構成すると、容器を流動性の悪い樹脂で構成する場合でも寸法精度の良い薄膜を容易に安定して形成することができ、超音波の吸収によって超音波自体で容器を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、凹部を液体を封入した面側に形成すると、容器の外面が平滑になり、容器の外側に凹部を設けた場合の起こり得るカルキ等の異物の蓄積を防ぎ、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、凹部を、容器の射出成形工程中において、樹脂注入後に霧発生用振動子と対向する面を厚さ方向に圧縮成形して形成すると、容器を流動性の悪い樹脂で構成する場合でも寸法精度の良い薄膜をさらに容易に安定して形成することができ、超音波の吸収によって超音波自体で容器を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜を、霧発生用振動子と対向する面に形成した開口部をシート状樹脂で気密的に覆って形成すると、容器を流動性の悪い材料で形成しても、シート状樹脂により寸法精度の良い薄膜を安定して形成することができ、超音波の吸収によって超音波自体で容器を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、本発明の食器洗い機は、上記霧発生装置を備え、食器等の洗浄を行う洗浄水を霧化するようにしたものである。
この構成によると、霧化発生装置により、食品などの汚れの多い洗浄槽内の非常に汚れた洗浄水の中においても安定して高濃度の洗剤液を霧化することができる。したがって、通常使用時の洗剤濃度より高濃度の洗剤液を飛散させ、満遍なく被洗浄物に付着させることができるので、高濃度の洗剤液を被洗浄物に付着させて放置する前処理行程を実行することができ、被洗浄物に付着させた高濃度の洗剤の化学力により洗浄性能を大幅に向上することができ、従来ではとれなかった料理の汚れを洗浄することができる。また、食品などの汚れの多い食器洗浄機の洗浄槽内の洗浄水の中でも安定して動作し、上記効果を長期にわたって安定して奏することができる。
また、本発明の洗濯機は、上記霧発生装置を備え、洗濯用洗浄水を霧化するようにしたものである。
この構成によると、霧発生装置により、洗濯用洗浄水の中においても安定した霧発生を行うことができる。したがって、通常使用時の洗剤濃度より高濃度の洗剤液を満遍なく洗濯物に付着させて放置する前処理行程を実行することができ、洗濯物に付着させた高濃度の洗剤の化学力により洗浄性能を大幅に向上することができる。また、いろいろな汚れの多い洗濯機においても安定して動作し、上記効果を長期にわたって安定して奏することができる。
本発明の霧発生装置は、霧発生用振動子の表面に直接異物が付着して固化するのを防止することができ、霧発生用振動子の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧発生用振動子が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぐことができ、汚れた霧化用液体の中においても安定した霧発生を行うことができる。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
以下、本発明の霧発生装置を食器洗浄機に適用した第1の実施形態について、図1、図2を参照して説明する。なお、食器洗浄機1の全体構成は、図7を参照して説明した従来例と同一であり、同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の食器洗浄機1においては、図1に示すように、霧発生装置13が洗浄槽2の前面下方に配置されている。霧発生装置13は、図2に示すように、下面に超音波振動子から成る霧発生用振動子14を配置し、その振動面の上側に封入液体15を封入した容器16を一体的に接合した状態で配置して構成され、かつ容器16の超音波振動子14に対向した面が薄膜17にて構成されている。かくして、霧発生用振動子14にて発振された超音波振動にて封入液体15を介して容器16の薄膜17を振動させ、容器16外側の霧化用液体(洗浄水)を霧化するよう構成されている。なお、封入液体15は蒸留水である。容器16の形状は封入液体15が容器16の壁面を通して水蒸気透過して封入液体15が減少しても薄膜17に封入液体15が常時接しているように、薄膜17より上にも封入液体15が入るような形状とされている。
ここで、容器16は水蒸気透過性が低くかつ超音波の吸収の少ない材料で構成されている。最適材料としては無充填のポリフェニレン・サルファイド等が考えられる。また容器16の霧発生用振動子14に対向した面を構成している薄膜17の厚さは、霧化発生用振動子14によって発生する超音波振動が容器16の壁を伝播するときの波長の1/2付近の厚さに設定されている。無充填のポリフェニレン・サルファイド場合、0.5mm前後である。さらに、霧発生用振動子14に対向した薄膜17の上部に高濃度の洗剤液が生成されるように、薄膜17の近傍周囲に洗剤を載せる洗剤投入部18が配設されている。
次に、以上の構成における動作、作用を説明する。霧発生装置13においては、霧発生用振動子14の上側に封入液体15を封入した容器16を配置しているので、霧発生用振動子14は洗浄水と直接触れることはない。したがって、食器洗浄機1を運転する場合においても、霧発生用振動子14が非常に汚れた洗浄水と触れることがないので、食品がヘドロ状になって霧発生用振動子14の振動面に付着して固化するのを防止できる。これにより霧発生用振動子14が故障することもなく、安定的に動作を続けることができる。
なお、霧発生装置13は、食器洗浄機1のように非常に汚れた洗浄水を扱わなくても、井戸水などで非常に硬度が高い水を使用する場合においては、その無機質分が析出し、霧発生用振動子14の振動面に付着してくる。したがって、単なる水を使用する場合においても、場合によっては、霧発生用振動子14の表面に無機質分が付着して固化し、その動作に影響することがあるが、霧化発生装置13を使用することにより、そのような現象を防ぐことができ、本来の目的の液体の霧化を安定的に長期間にわたって行うことができる。したがって、超音波振動子から成る霧発生用振動子14を利用して霧化を行う機器において非常に有効である。
霧発生用振動子14に対向した面を薄膜17にて構成しているので、超音波振動の透過性が向上し、霧化用液体を効率よく霧化させることができ、洗浄性能を向上させることができる。また、霧発生用振動子14に対向した面を薄膜17にて構成したことにより、超音波振動エネルギーが容器16で吸収されるのを低減でき、薄膜17の超音波による溶解を防止することができる。
また、容器16を、水蒸気透過性が低くかつ超音波の吸収の少ない材料で構成しているので、長期間使用しても容器16内に封入した液体15が容器16を通して外部に透過する量を少なくすることができ、封入液体15を追加補充する必要がない。また超音波振動の吸収の少ない材料で構成しているので、超音波振動自体で容器16が溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
容器16の霧発生用振動子14と対向する薄膜17の厚さを、霧化発生用振動子14によって発生する超音波が霧発生用振動子14と対向する薄膜17を伝播するときの波長の1/2付近の厚さに設定しているので、超音波の霧発生用振動子14と対向する薄膜17の透過率の最大値が得られるために霧化量を最大値にすることができる。
次に、食器洗浄機1の動作をについて説明する。まず、洗剤投入部18に所定量の洗剤を入れ、動作を開始すると、制御手段12により給水弁3を開いて所定量の水量の洗浄水を給水する。このとき、制御手段12は、洗剤投入部18より上になるように給水水位を設定し、制御する。
洗剤投入部18の内部に洗浄水が浸入し、洗剤の一部が洗浄水に溶ける。この時点において、霧発生用振動子14を駆動すると、その振動が封入液体15を伝播し、封入液体15を介して、霧発生用振動子14に対向した面の薄膜17を振動させる。このとき、霧発生用振動子14に対向した薄膜17の位置は、霧発生用振動子14の振動振幅が最大になる位置に配置しておくと、霧発生用振動子14に対向した薄膜17を大きく振動させることができる。
この振動により、さらに上面にある洗浄水を振動させて洗浄水を霧化し、同時に洗剤投入部18にセットした洗剤が溶けることで洗浄槽2内に高濃度の洗剤液を飛散させ、この高濃度の洗剤液を被洗浄物8に付着させることができる。霧発生用振動子14に対向した薄膜17より上方に洗浄水がなくなると、当然ながら霧化の発生も止まり、高濃度の洗剤液も飛散しなくなるので、霧発生用振動子14を駆動しているときは、制御手段12により必ず薄膜17より上方に洗浄水があるように給水弁3を制御する。
洗浄行程の前処理行程として、上述のように霧発生装置13より洗浄槽2内に高濃度の洗剤液を飛散させ、この高濃度の洗剤液を被洗浄物8に付着させ、その状態で適当な時間放置することで、高濃度の洗剤液によって被洗浄物8に付着している汚れが化学的に分解される。
前処理行程の後の本洗浄行程では、前処理行程で高濃度の洗剤液により特定の汚れを分解した後の汚れに対して、従来の食器洗浄機としての洗浄を行う。
被洗浄物8の汚れにおいては、温度や機械力(洗浄ノズル7からの洗浄水の噴射の勢い)が非常にきくものもある。また、前処理行程で分解をした汚れにおいてもそれだけで洗浄できるものではなく、同様に温度や機械力によって確実に洗浄できるようにする。しかしながら、この前処理行程での高濃度の洗剤液の付着後の放置による汚れの分解は、従来では取れなかった汚れの種類に対して非常に有効である。
以上のように、本実施形態の霧発生装置13においては、封入液体15と容器16を介して容器16外側の洗浄水(霧化用液体)を霧化するよう構成したので、霧発生用振動子14の表面に直接異物が付着して固化するのを防止することができ、霧発生用振動子14の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧発生用振動子14が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぐことができ、汚れた洗浄水の中においても安定した霧化発生を行うことができる。
また、本実施形態の食器洗浄機1においては、上記霧発生装置13を備え、食器等の洗浄を行う洗浄水を霧化するようにしたので、食品などの汚れの多い洗浄槽2内の非常に汚れた洗浄水の中においても安定して高濃度の洗剤液を霧化することができ、霧発生装置13により、通常使用時の洗剤濃度より高濃度の洗剤液を飛散させ、満遍なく被洗浄物8に付着させることができるので、高濃度の洗剤液を被洗浄物8に付着させて放置する前処理行程を実行することができ、被洗浄物8に付着させた高濃度の洗剤の化学力により、洗浄性能を大幅に向上することができるので、従来ではとれなかった料理の汚れを洗浄することができる。また、霧発生用振動子14に対向した面を薄膜17にて構成し、超音波の吸収の少ない材料で構成したことにより、超音波自身で霧発生用振動子14に対向した薄膜17を溶解させることはない。
なお、本実施形態では、封入の液体15として蒸留水を入れた例を示したが、他に塩水やポリプロピレングリコール水溶液等の振動を伝播できる液体ならば特に問題はない。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図3を参照して説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、先行する実施形態と共通の構成要素については同一参照符号を付して説明を省略し、主として相違点についてのみ説明する。
本実施形態では、図3に示すように、霧発生装置13における容器16の霧発生用振動子14に対向した面に凹部19を形成して薄膜17を構成している。また、凹部19は液体15を封入した面側に形成している。さらに、この凹部19は、容器16を射出成形する時、樹脂注入後、霧発生用振動子14と対向する面の一部を厚さ方向に圧縮することにより形成している。
この構成によれば、容器16の霧発生用振動子14に対向した面に凹部19を形成することで薄膜17を構成しているので、流動性の悪い樹脂で容器16を成形しても、超音波振動が透過する部分をより薄く形成することができ、超音波の吸収を少なくし、超音波自体で容器16を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、容器16の霧発生用振動子14に対向した面の封入液体15に接する面側に凹部19を設けていることにより、容器16の外側に凹部19を設けることによっておこるガルキ等の異物の蓄積を防ぎ、常に安定した霧化発生を行うことができる。
また、容器16の霧発生用振動子14に対向した面に凹部19を設けるため、容器16を射出成形する時、樹脂注入後、霧発生用振動子14と対向する面の一部を厚さ方向に圧縮することによって形成することで、流動性の悪い樹脂材料でも薄膜が成形でき、超音波の吸収の少なく、超音波自体で容器16を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図4を参照して説明する。
本実施形態では、図4に示すように、霧発生装置13における容器16の霧発生用振動子14に対向した面に開口部16aを形成し、その開口部16aをシート状の樹脂20で気密的に覆い、このシート状樹脂20にて薄膜17を構成している。
この構成によれば、容器16の霧発生用振動子14に対向した面に開口部16aを形成し、その開口部16aをシート状樹脂20で気密的に覆って薄膜17を構成しているので、流動性の悪い樹脂で容器16を成形しても、容器16の霧発生用振動子14に対向した面に超音波が透過し易い薄膜17を形成でき、かつその薄膜17を超音波の吸収の少ないシート状樹脂20で構成することにより、超音波自体で容器16を溶解することなく、常に安定した霧化発生を行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の霧発生装置を洗濯機に適用した第4の実施形態について、図5、図6を参照して説明する。
本実施形態の洗濯機21においては、図5に示すように、洗濯機21の本体の内側に霧発生装置22が配設されている。霧発生装置22は、図6に示すように、下面に超音波振動子からなる霧発生用振動子23を配置し、霧発生用振動子23の振動面の上側に封入液体24を封入した容器25を配置し、封入液体24を介して容器25の超音波振動子23に対向した面に設けた薄膜26を振動させ、容器25外側の霧化用液体(洗浄水)を霧化するよう構成している。
さらに、霧発生用振動子23に対向した薄膜26の上面に洗剤を投入する洗剤投入部27を構成している。霧発生用振動子23に対向した薄膜26は、その材質を振動しやすい樹脂とし、その形状は傾斜面としている。なお、封入液体24は蒸留水とする。
以上の構成による動作と作用を説明する。まず、一般的な洗濯機21の構成と動作について説明する。洗い行程では、内槽28に衣類(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁29を開いて所定の水位まで給水した後、モータ30を駆動する。このとき、モータ30の動力を洗濯軸を介して回転翼31に伝達し、回転翼31を回転させて衣類を水中で撹拌して洗濯し、その後、排水弁32を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し、洗い行程と同様にして衣類をすすぐ。
脱水行程では、すすぎ終了後、排水弁32を開いて内槽28内の水を排水した後、モータ30の動力を脱水軸を介して内槽28に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで脱水を行う。
以上の一般的な洗濯機の動作に対して、本実施形態では洗いの前処理行程を有する。洗剤投入用蓋33を開けて洗剤をあらかじめ投入し、洗剤投入用蓋33を閉めた状態にする。内槽28に衣類(洗濯物)を投入し運転を開始すると給水弁29から洗剤投入部27へ水道水(洗濯用洗浄水)を給水する。水道水が洗剤投入部27にほぼ一杯になるように給水時間を設定する。ここで、多少水道水が多くても洗剤投入部27からオーバフローし水位は一定になる。洗剤もこの時点で一部が溶け始めている。
この時点において、霧発生用振動子23を駆動すると、その振動が封入液体24を伝播し、封入液体24を介して容器25の霧発生用振動子23に対向した薄膜26を振動させる。このとき、霧発生用振動子23に対向した薄膜26の位置は、霧発生用振動子23の振動振幅が最大になる位置に配置しておくと、霧発生用振動子23に対向した薄膜26を大きく振動させることができる。
この振動により、さらに上面にある洗濯用洗浄水を振動させて、洗浄水を霧化し、同時に、洗剤投入部27にセットした洗剤を溶かしながら、洗濯用洗浄水に含まれて高濃度の洗剤液を飛散させる。
この霧化された洗剤を含んだ洗濯用洗浄水、いいかえれば、高濃度の洗剤液が内槽28内に飛散し、ミスト状の高濃度の洗剤液が衣類に隅々にまで付着する。その状態で適当な時間放置することにより、高濃度の洗剤液が衣類等に付着している汚れを化学的に分解する。その後は、通常の洗いから脱水までを行う。
その他の霧発生装置22の動作は第1の実施形態と同じであるので説明は省略する。ただし、本実施形態では非常に汚れた洗浄水でなく給水された水に対して霧化を行っている。しかし、上述したように井戸水などで非常に硬度が高い水を使用する場合においてもその無機質分が析出し、霧発生用振動子23の振動面に付着してくる。したがって、この場合においても、本実施形態の霧発生装置22を使用することは有効で、本来の目的の液体の霧化を安定的に長期間にわたって行うことができる。
以上のように、本実施形態の洗濯機21においては、霧発生装置22を備え、洗濯用洗浄水を霧化するようにしたので、洗濯用洗浄水の中においても安定した霧発生を行うことができ、霧発生装置22により、通常使用時の洗剤濃度より高濃度の洗剤液を満遍なく洗濯物に付着させて放置する前処理行程を実行することができ、洗濯物に付着させた高濃度の洗剤の化学力により、洗浄性能を大幅に向上することができる。
なお、本実施の形態では、霧発生装置22を洗濯機21の本体内側に配置し、洗剤投入部27へ給水弁29から給水するようにしているが、霧発生装置22を内槽28を内包する外槽34内に配置し、外槽34内の洗濯用洗浄水を洗剤投入部27へ入れて、高濃度の洗剤液を作り、この高濃度の洗剤液を霧化し、内槽28内に飛散させて衣類に付着させるよう構成してもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる霧発生装置は、霧発生用振動子の表面に直接異物が付着して固化するのを防止することができ、霧発生用振動子の動作に影響を与えて霧化量の著しい低下を生じたり、霧発生用振動子が故障し動作しなくなるといった不具合が発生するのを防ぐことができ、汚れた霧化用液体の中においても安定した霧発生を行うことができるので、食器洗浄機や洗濯機等に好適に適用でき、その洗浄性能を大幅に向上することができる。
本発明の第1の実施形態の食器洗浄機の断面図である。 同食器洗浄機の霧発生装置の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態における霧発生装置の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態における霧発生装置の縦断面図である。 本発明の第4の実施形態の洗濯機の断面図である。 同洗濯機の要部拡大断面図である。 従来の食器洗浄機の縦断面図である。
符号の説明
1 食器洗浄機
2 洗浄槽
8 被洗浄物(食器)
13 霧発生装置
14 霧発生用振動子(超音波振動子)
15 封入液体
16 容器
16a 開口部
17 薄膜
19 凹部
20 シート状樹脂
21 洗濯機
22 霧発生装置
23 霧発生用振動子(超音波振動子)
24 封入液体
25 容器
26 薄膜

Claims (9)

  1. 霧発生用振動子と、霧発生用振動子の振動面側に設けられ液体を封入された容器とを備え、容器の霧発生用振動子と対向する面を薄膜に形成し、霧発生用振動子によって発生する超音波振動にて封入した液体と容器の薄膜を介して容器外側の霧化用液体を霧化するようにしたことを特徴とする霧発生装置。
  2. 容器を、内部に封入した液体の透過性が低くかつ超音波の吸収の少ない材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の霧発生装置。
  3. 容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜の厚さを、霧化発生用振動子によって発生する超音波振動が容器を伝播するときの波長の1/2付近の厚さに設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の霧発生装置。
  4. 容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜を、容器の霧発生用振動子と対向する面に形成した凹部にて構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の霧発生装置。
  5. 凹部は、液体を封入した面側に形成したことを特徴とする請求項4記載の霧発生装置。
  6. 凹部は、容器の射出成形工程中において、樹脂注入後に霧発生用振動子と対向する面を厚さ方向に圧縮成形して形成したことを特徴とする請求項4又は5記載の霧発生装置。
  7. 容器の霧発生用振動子と対向する面に形成する薄膜は、霧発生用振動子と対向する面に形成した開口部をシート状樹脂で気密的に覆って形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の霧発生装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の霧発生装置を備え、食器等の洗浄を行う洗浄水を霧化するようにしたことを特徴とする食器洗浄機。
  9. 請求項1〜7の何れかに記載の霧発生装置を備え、洗濯用洗浄水を霧化するようにしたことを特徴とする洗濯機。
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