JP2005342257A - 清掃用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃ヘッドに取り付けられて使用されるときに、清掃ヘッドとの間で滑りが生じにくい清掃用シートを提供する。
【解決手段】 清掃ヘッドに取付けられる清掃用シートの装着面に滑り止め用の粘弾性高分子が付着している。この粘弾性高分子はSEBSなどであり、使用温度範囲である−20℃から40℃の範囲で、貯蔵弾性率G´が10〜10の範囲で安定しているものが使用される。これにより、常に効果的な滑り止め機能を発揮できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、モップ状の清掃具のヘッドに取り付けられて床面などの清掃に使用される清掃用シートに係り、特に前記ヘッドの底面に対して位置ずれが生じにくい清掃用シートに関する。
家庭内での床の清掃には、モップ状の清掃ヘッドに清掃用シートを取付けて使用するものがある。この種の清掃用シートは、単一のまたは複数枚の不織布で形成されて、乾燥状態で使用するもの、または内部に液吸収層を有して、水や洗浄液を含んだ状態で使用されるものとがある。
また前記清掃用シートは、使い捨てが可能となるように、前記清掃ヘッドに対して簡単に装着しまた離脱できるものであることが好ましい。
前記清掃ヘッドに清掃用シートを交換自在に装着するものとして、特許文献1には、ヘッドと、このヘッドに装着される清掃部材の一方に、ベルクロファスナーのループ側シートが固定され、他方にベルクロファスナーの掛止側シートが固着されたものが開示されている。
特許文献2には、清掃ヘッドの上面に、シートに切れ目を入れた掛止部が設けられ、清掃用シートの一部分を前記掛止部に差し込むことによって、清掃ヘッドに清掃用シートを保持させるものが開示されている。特許文献3には、清掃用ヘッドの上面に回動自在なクランプ部材が設けられ、清掃用シートの一部を前記クランプ部材と清掃ヘッドとの間に挟み込んで、清掃用シートを掛止するものが開示されている。
また、特許文献4には、清掃用ヘッドの底面または上部に粘着剤層が設けられて、底面に設置した清掃用シートの一部を前記粘着剤層に固着させるものが開示されている。
特公昭62−13008号公報 実用新案登録第2507300号公報 特開平9−187411号公報 特開平9−75284号公報
前記特許文献1に記載の発明は、清掃ヘッドと清掃部材の双方にベルクロファスナーを設けることが必要であるが、使い捨て用の交換可能な清掃用シートを使用する場合に、個々の清掃用シートに前記ファスナーを搭載することはコスト高となり好ましくはない。
前記特許文献2または特許文献3に記載のように、清掃ヘッドの底面に敷設した清掃用シートの一部を清掃ヘッドの上部に掛止させる構造は、使い捨て用の清掃用シートを使用するのに適している。しかしながら、清掃用シートが清掃ヘッドの上部のみで掛止されているため、清掃作業中に、清掃用シートと床面などとの摩擦力が大きくなると、清掃ヘッドの底面と清掃用シートとの間に滑りが発生し、清掃作業中に、清掃ヘッドと清掃用シートとの間にずれが発生しやすい問題がある。
前記清掃ヘッドと清掃用シートとを滑りにくくするために、清掃ヘッドの底面を発泡ウレタン樹脂のような比較的摩擦係数の大きい材料で形成することも考えられているが、この場合も、清掃用シートと床面との摩擦抵抗力が大きい場合に、清掃ヘッドと清掃用シートとの間の滑りを完全に防止するのは難しい。また、発泡ウレタン樹脂は、水分が付着すると変質しやすいため、清掃用シートを水や液で濡らして使用する場合には好ましくない。
次に、特許文献4に記載のものは、清掃ヘッドと清掃用シートとを粘着剤層で固定するものであるが、清掃ヘッドに設けられた粘着剤層は、時間を経ると粘着力が低下し、また粘着剤層にゴミや埃が付着するとさらに粘着力が低下するものであるため、実用的ではない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、清掃用シートの一部を清掃ヘッドに掛止させて取り付けるものにおいて、清掃ヘッドの底面と清掃用シートとの滑りを防止しやすい清掃用シートを提供することを目的としている。
本発明は、清掃具のヘッドに装着する装着面と前記装着面と逆側の清掃面とを有する清掃用シートにおいて、
前記ヘッドに掛止させる掛止シート部が設けられているとともに、前記装着面に現れるシート表面に、滑り止め用の粘弾性高分子が付着していることを特徴とするものである。
本発明の清掃用シートは、粘弾性によって、ヘッドと清掃用シートとの滑りを防止できるため、清掃用シートと床面などとの間の摩擦抵抗力が大きくなったときにおいても、清掃ヘッドと清掃用シートとの間にずれが生じにくくなる。
本発明は、前記粘弾性高分子が、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系のいずれである。あるいは、前記粘弾性高分子が、スチレンと、さらにブチレン、ブタジエン、イソプレンのうちの少なくとも一方を含む合成ゴムであることが好ましい。
本発明は、好ましくは、前記粘弾性高分子は、ホットメルトの状態で前記装着面に塗布されたものである。あるいは、前記粘弾性高分子は、エマルジョンまたはラテックスの状態で前記装着面に塗布されたものである。
ホットメルトの状態で粘弾性高分子を塗布すると、効率良く量産することができる。またエマルジョンまたはラテックスあるいは溶液の状態で粘弾性高分子を塗布すると、比較的少量の粘弾性高分子を、清掃用シートの装着面に均一に塗布できるようになる。
本発明では、前記粘弾性高分子は、−20℃から40℃の温度範囲で貯蔵弾性率が10以上で10(Pa)以下であることが好ましい。
前記粘弾性高分子は、使用温度範囲において粘弾性の性質が安定するため、高温のときや低温のときであっても、十分な滑り止め効果を発揮できる。
また、前記粘弾性高分子の損失正接(tanδ)のピーク値が、−20℃以下であることが好ましい。tanθのピークが−20℃よりも温度の高い範囲にあると、−20℃まで低下しない温度にガラス転移点が位置することになり、使用温度範囲内で粘弾性高分子の性質を発揮できなくなる。
また、本発明では、前記粘弾性高分子のループタック力が10オンス以下であることが好ましい。ループタック力が10オンス以下であると、粘弾性高分子が塗布されている領域を指で触れたときに、さほど大きいタック力を感じることがない。さらに好ましくは5オンス以下である。
また、本発明では、前記ヘッドの前記装着面が当たる部分がEVA製であってもよい。前記粘弾性高分子による滑り止め効果を発揮できるため、発泡ウレタン樹脂よりも摩擦係数が小さいが発泡ウレタン樹脂よりも耐水性に優れたEVAでヘッドを形成することが可能になる。
したがって、液吸収シートを含み、液を吸収した状態での清掃に適したものとなる。
本発明では、床面などと清掃用シートとの摩擦抵抗力が大きい場合であっても清掃ヘッドの底面と清掃用シートとの滑りを防止でき、拭き取り作業中に、清掃ヘッドと清掃用シートとが位置ずれするのを防止できる。また、粘弾性を利用して滑り止め効果を発揮しており、タック力のみに頼るものではないため、タック力を比較的低くできる。そのため、清掃ヘッドに装着する前の清掃用シートに指が触れても、さほどべたつきを感じないものとなる。
図1は本発明の実施の形態の清掃用シート1を清掃面側から示す底面図、図2は図1のII−II線断面での清掃用シートの半断面図、図3は前記清掃用シートの構成を示す分解斜視図、図4は、清掃具の清掃ヘッドに前記清掃用シートが装着された状態を示す斜視図、図5は前記清掃ヘッドの正面図、図6は前記清掃ヘッドの底面図、図7は好ましい粘弾性高分子の貯蔵弾性率の温度特性を示す線図、図8は好ましい粘弾性高分子の損失正接(tanδ)の温度特性を示す線図である。
図1ないし図3に示す前記清掃用シート1は、後に説明する清掃ヘッド11のパッド22の底面23に取り付けられる装着面1bと、床面などを拭く清掃面1aとを有している。図1に示すように、前記清掃面1aは長方形であり、平行に対向する長辺1c,1cと、平行に対向する短辺1d,1dを有している。この清掃用シート1は、主に前記長辺1c,1cのいずれか一方が床面などを清掃する際の拭き方向の前方に向けられて使用されるのに適している。
図3の分解斜視図に示すように、前記清掃用シート1は、清掃面1a側から順に、外装不織布2、液透過シート3、液吸収シート4、背面シート5、および一対の掛止シート6,7とが重ねられて構成されている。
前記各シートの左右方向(長手方向)の幅寸法は全て同じWである。縦方向(短幅方向)の長さ寸法は、外装不織布2がL2、液透過シート3がL3、液吸収シート4がL4、背面シート5がL5である。図1に示すように、前記液透過シート3の長さ寸法L3が、清掃用シート1の短辺1dの長さ寸法に一致している。
前記液吸収シート4の長さ寸法L4と前記背面シート5の長さ寸法L5が一致しており、これら長さ寸法L4とL5は、前記液透過シート3の長さ寸法L3よりも短く、図2に示すように、液透過シート3の長辺縁部3aは、前記液吸収シート4の長辺4aからわずかに突出している。同様に、液透過シート3の長辺縁部3bは液吸収シート4の長辺4bからわずかに突出している。
前記外装不織布2の長さ寸法L2は、前記液透過シート3の長さ寸法L3および前記液吸収シート4の長さ寸法L4よりも短い。図2に示すように、清掃用シート1の清掃面1aでは、中央領域8に前記外装不織布2が現れており、長辺1cから内側への長さ寸法Laの範囲の側部領域9では、前記外装不織布2が存在しておらず、前記液吸収シート4を覆う前記液透過シート3が現れている。
清掃面1aの大きさは、床面などを清掃するのに適していれば特に制限されないが、例えば縦方向の長さ寸法L3が、60〜160mm程度であり、前記幅寸法Wは、200〜320mm程度である。前記側部領域9の長さ寸法Laは、5mm以上であることが好ましく、さらに好ましくは10mm以上である。
前記外装不織布2および液透過シート3はいずれも熱融着可能な合成樹脂繊維を含んでいる。図1と図2に示すように、前記中央領域8において、前記外装不織布2、液透過シート3および液吸収シート4が熱エンボス加工または超音波エンボス加工によって、一緒に圧縮され加熱されて接合されて、複数の接合線71が平行に形成されている。さらに背面シート5が前記液吸収シート4にホットメルト型接着剤で接着されている。
前記外装不織布2と前記液透過シート3は、接合線72によって互いに固定されている。この接合線72は、前記外装不織布2と前記液透過シート3とを、エンボス加工によって加熱し加圧することで形成されている。前記接合線72は、前記外装不織布2の長辺縁部2a,2bのそれぞれの内側へ離れた位置で且つ前記長辺縁部2a,2bと平行に形成されている。
そして、図2に示すように、外装不織布2には、長辺縁部2aと前記接合線72との間に、清掃面1aにおいて自由状態となったフラップ61が形成されている。同様に、外装不織布2には、逆側の長辺縁部2bと接合線72との間にフラップ61が形成されている。清掃用シート1の長辺1c,1cが摺動方向の前後に向くように床面上を摺動するときに、前記フラップ61,61が、床面に付着した汚れを除去する効果を発揮する。前記フラップ61の自由長Lbは0.5mm以上であることが好ましく、さらに好ましくは1mm以上である。前記自由長Lbが長すぎると清掃面1aと床面との摩擦抵抗を増大するおそれがあるため、前記自由長は10mm以下が好ましく、さらに好ましくは5mm以下である。
前記掛止シート6と掛止シート7には、左右方向の中央部に、凹部6a,7aが形成されており、両凹部6a,7aは互いに開放端が対向する位置に形成されている。
図2に示すように、前記掛止シート6の長辺縁部6bは、前記液透過シート3の長辺縁部3aに合わされ、液吸収シート4の長辺4aの外側において、液透過シート3と掛止シート6とが、互いに対面した状態で接合線73においてホットメルト型接着剤で接着されている。この接合線73は、液透過シート3の長辺縁部3aと平行で且つ長辺に向けて全長に形成されている。同様に、前記掛止シート7の長辺縁部7bが、液透過シート3の長辺縁部3bに合わされ、液吸収シート4の長辺4bの外側において接合線72によって接着されている。
前記背面シート5の装着面1bに向く表面には、滑り止め用の粘弾性高分子が付着している。ここで、粘弾性高分子とは、前記高分子材料を所定の厚みに形成し、高分子材料の層表面にコーン状または円盤状のセンサーを設置して、前記センサーを正方向と逆方向へ交互に往復回動させたときに、センサーから前記高分子材料に与えられる歪み量の変化曲線と応力の変化曲線との間に位相差δが生じ、この位相差が0°を越えて90°未満となる性質を意味する。
前記粘弾性高分子は、ゴム系として、SEBS(スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブロックコーポリマー)、SBS(スチレン・ブタジエン・スチレンブロックコーポリマー)、SBBS(スチレン・ブタジエン・ブチレン・スチレンブロックコーポリマー)、SIS(スチレン・イソプレン・スチレンブロックコーポリマー)などの熱可塑性エラストマーを使用できる。これら熱可塑性エラストマーは、熱溶融させてホットメルト状態でシート表面に塗布される。
あるいは、前記熱可塑性エラストマーを、溶剤内でエマルジョンの状態とし、背面シート5の表面にスプレー塗布し、溶剤を蒸発させてシート表面に付着させてもよい。
さらにゴム系として、SBR(スチレンブタジエンゴム)、BR(ブタジエンゴム)、NBR(ブタジエンアクリロニトリルゴム)など使用できる。これらは、ラテックスの状態で背面シート5の表面に塗工して付着させることができる。
また、粘弾性高分子として、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、または、シリコーン系エラストマーや、ウレタン系エラストマー、フッ素ゴムなどを使用することができる。
さらに、前記粘弾性高分子を溶剤で溶解した溶液をシート表面に塗布することも可能である。
前記粘弾性高分子は、タック力の小さいものを用いることが好ましい。タック力が大きいと、背面シート5の表面でのべたつき感が大きくなり、清掃用シートを包装体から取り出したときに手にべたつきを感じて違和感を生じる。ただし、前記のように、清掃用シート1は、前記掛止シート6と掛止シート7とが装着面1b側において背面シート5に重ねられた状態で保管することができる。よって前記粘弾性高分子が多少のタック力を生じるものであっても、前記掛止シート6と掛止シート7とでカバーできるため、保管中に清掃用シートどうしが貼り付くことを防止できるようになっている。
前記粘弾性高分子は、前記背面シート5の表面に1〜10g/mの量で塗布されることが好ましい。粘弾性高分子は、前記シート表面の全面に均一に塗布されていてもよいし、ストライプ状やドット状のパターンで塗布されていてもよい。
前記外装不織布2は、繊維が高密度の不織布であるが、少なくとも70質量%以上の繊維が親水処理された合成樹脂繊維あるいは親水性繊維であり、外装不織布2は液で濡れることができ、また表面に与えられた液を液吸収シート4に向けて浸透させることが可能である。外装不織布2は、例えば、スパンボンド不織布である。
前記液透過シート3は、疎水性繊維を70質量%以上含む低密度の不織布であり、例えば、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、またはPEとPPの複合合成樹脂繊維や、PEとPETとの複合合成樹脂繊維を、熱風で互いに熱接着させるスルーエアー法で形成された不織布である。
前記液吸収シート4は、第1の吸収シート4dと第2の吸収シート4eとが重ねられたものである。前記第1の吸収シート4dと第2の吸収シート4eは、共にパルプをエアーレイド法で積層し、樹脂バインダーで繊維間を接合したエアレイドパルプである。あるいは液吸収シート4は、パルプが積層されて圧縮されたものであってもよい。前記液吸収シート4の合計の目付けは、50〜200g/m程度である。なお、前記液吸収シート4は高吸収性ポリマー(SAP)を含むものであってもよい。
前記背面シート5は、液遮断性であってもよいし、液透過性であってもよい。液透過性の場合には、前記液透過シートと同等のスルーエア−不織布や、レーヨンとパルプを含むスパンレース不織布で形成することができる。また液遮断性とするには、スパンボンド不織布、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを積層させた複合不織布を撥水剤で処理したものなどを使用できる。好ましくは親水処理された合成樹脂繊維で形成された目付けが20g/mのスパンボンド不織布が使用される。
前記掛止シート6,7は、合成樹脂繊維でポイントボンド法で形成された不織布や、スパンボンド法で形成された不織布などである。
図4と図5に示すように、前記清掃用シート1が装着される清掃具10は、清掃ヘッド11と、この清掃ヘッド11の上面に自在継手12を介して連結されたシャフト13と、前記シャフト13の上端に固定されたグリップ部(図示せず)とを有している。
前記清掃ヘッド11は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成樹脂材料で射出成型された硬質のホルダ21と、このホルダ21の下面に固着されたパッド22とを有している。前記パッド22は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)で形成されている。EVAは耐水性に優れた材料であるため、清掃用シート1の液吸収シート4に液が含まれた状態で使用されても、パッド22が変質するのを防止できる。
前記EVAは耐水性に優れている反面、前記発泡ウレタン樹脂などに比べて表面が平滑であり摩擦係数が低い。しかし、前記清掃用シート1の背面シート5上に滑り止め用の粘弾性高分子が設けられているため、清掃ヘッド11と清掃用シート1との間の滑りを防止できる。
なお、パッド22は、発泡ウレタン樹脂、またはゴムなど、その他の可撓性で且つ弾性を発揮する素材で形成されていてもよい。あるいは前記パッド22が、軟質なPPやPEで形成されていてもよい。
図6に示すように、前記パッド22は長方形状であり、その長辺の寸法が図1に示す清掃用シート1の幅寸法Wとほぼ一致し、またはわずかに小さく形成されており、パッド22の短辺の寸法は、清掃用シート1の縦方向の寸法L3とほぼ一致し、またはわずかに小さく形成されている。また、パッド22の底面23は前方に浅い窪み23aが形成されているが、前記窪み23a以外は平面形状である。前記底面23にはその全域に、互いにクロスする多数の溝が形成されており、この溝で囲まれた細かな凸部23bが多数形成されて、摩擦係数を増加させている。
前記ホルダ21の上面部の4箇所にシート止め機構24が設けられている。このシート止め機構24は、前記ホルダ21の上面に穴が形成され、この穴がPE,PP,PETなどで形成された変形可能なシートで覆われ、前記シートに切れ目が形成されている。前記清掃用シート1に設けられた前記掛止シート6,7を前記切れ目内に押し込むことで清掃用シート1を掛止することができる。
図4に示すように、前記ホルダ21には噴液部30が搭載されている。この噴液部30は、前記自在継手12の前方に配置されている。前記噴液部30は、台座31とノズルヘッド32との2つの部材で構成されている。前記ノズルヘッド32の前面である噴射面33の3箇所にノズル35,36,37が開孔している。前記ノズル35,36,37は、前記掛止シート6の凹部6aに対向している。
次に、前記清掃具10の使用方法を説明する。
前記清掃用シート1は、前記液吸収シート4が設けられた本体部が前記パッド22の底面23に敷設される。前記清掃用シート1の掛止シート6と7は、清掃ヘッド11の前側面と後側面を巻き込むようにしてホルダ21の上面に設置され、この掛止シート6,7が前記シート止め機構24に挟み込まれることにより、清掃ヘッド11に清掃用シート1が取り付けられる。清掃用シート1は、背面シート5の表面に設けられた粘弾性高分子が、前記パッド22の底面23に接触した状態で、前記清掃ヘッド11に装着される。
前記シャフト13の上方に設けられたグリップ部を手で把持して、図示しない操作部を押圧操作すると、シャフト13に取り付けられている容器内の液がシャフト13の中空内部空間を経てパイプ44からノズルヘッド32の内部空間に与えられ、液の自重でノズル35,36,37から前方へ噴射される。清掃ヘッド11の外部前方の床面に液を与えた後に、清掃ヘッド11を前方へ移動させて清掃用シート1で床を拭き清掃する。
前記容器42に入れられる液は、水であってもよいし、床面を洗浄する洗剤や、つや出しワックスなどを含んだものであってもよい。
前記清掃ヘッド11を床面に沿って摺動させると、側部領域9に設けられた液透過シート3で、比較的大きい立体的なゴミや埃を捕捉できる。また床面の細かな埃によって汚された液は、液透過シート3の繊維間の空隙を通過して液吸収シート4に吸収されて保持される。さらに、中央領域8に設けられた外装不織布2が液で適度に濡れて、細かなゴミや埃を拭き取ることが可能になる。さらに、中央領域8と側部領域9との境界では、清掃面1aにフラップ61,61が自由な状態で存在しているため、このフラップ61,61によっても、床面にこびりついた汚れを除去できるようになる。
なお本発明の清掃用シートは、前記した清掃具10に装着されるものに限られず、前記ノズルを有しない清掃具に装着され、外部から液吸収シート4に液を供給して清掃に使用するものであってもよい。
また、清掃用シート1では、前記掛止シート6,7が別体のものである必要はなく、掛止シート部が清掃面1aに向く部分と一体に形成されているものであってもよい。
次に、前記背面シート5に付着される粘弾性高分子の好ましい例を説明する。
(貯蔵弾性率G´および損失正接tanδ)
前記のように、高分子の層に対してセンサーから往復回動力が与えられると、前記高分子層の正逆両方向の歪み量εの変化曲線と、応力τの変化曲線との間に位相差δが発生する。前記位相差δが0°であると、高分子は完全な弾性体であり、前記位相差が90°になると高分子は完全な粘性体となる。前述のように、粘弾性高分子は前記位相差δが0°を越え、90°未満である。
貯蔵弾性率G´は、(τ/ε)の絶対値と(cosδ)とを乗じた値であり、単位は(Pa)である。この貯蔵弾性率G´は、前記センサーの往復回動の1周期あたりに貯蔵され且つ回復するエネルギーを意味しており、高分子の弾性成分の指標となる。損失正接tanδは、G″/G´である。前記G″は、(τ/ε)の絶対値と(sinδ)とを乗じた値であり、前記1周期あたりに熱として損失されるエネルギーを意味し、高分子の粘性成分の指標となる。
図7は、縦軸である対数軸に貯蔵弾性率G´を示し、横軸に温度を示している。図8は、縦軸である対数軸に損失正接tanδを示し、横軸に温度を示している。図中の(i)が好ましい実施例であり、(ii)が比較例1、(iii)が比較例2である。
前記図7と図8は、UBM社製の動的粘弾性測定装置「Rheogel−E4000、型式「HR500」で測定した結果である。
(実施例)
SEBSのエラストマーを主体とし、少量の粘性付与剤とオイルとを混合したものであり、溶融粘度は、120℃で2100(mPa・s)、140℃で700(mPa・s)、160℃で360(mPa・s)、180℃で230(mPa・s)であった。
(比較例1)
SBSのエラストマーを主体とし粘着付与剤とオイルとを混合したものであり、溶融粘度は、120℃で20000(mPa・s)、140℃で7500(mPa・s)、160℃で3300(mPa・s)、180℃で2000(mPa・s)であった。
(比較例2)
オレフィン系のエラストマーを主体として粘着付与剤とオイルとを混合したものであり、溶融粘度は、120℃で20000(mPa・s)、140℃で9000(mPa・s)、160℃で4500(mPa・s)、180℃で2400(mPa・s)であった。
(図7と図8の説明)
図7に(i)で示すように前記実施例では、清掃用シート1の使用温度範囲である−20℃と40℃の範囲で、貯蔵弾性率G´が大きく変化することがなく、貯蔵弾性率G´は10(Pa)以上で10(Pa)以下である。比較例1(ii)と比較例2(iii)は、前記使用温度範囲において貯蔵弾性率G´が上昇しており、弾性的な挙動を示すようになる。よって、背面シート5の表面に設けられる滑り止め用の粘弾性高分子は、実施例において好ましく、比較例1と比較例2は好ましくないことが解る。
図8に示すように、実施例1(i)ではガラス転移点(Tg)を示すピーク値(p)が−20℃以下にあるため、使用温度範囲である−20℃から40℃の範囲では粘弾性の性質を維持できることが解る。一方、比較例1(ii)と比較例2(iii)は、ガラス転移点を示すピークが使用温度範囲である10℃〜20℃の範囲に位置しているため、十分な滑り止め効果を発揮できない。
以上のように本発明の実施例では、溶融粘度が120℃で1000〜3500(mPa・s)の範囲内、180℃で100〜400(mPa・s)の範囲に入るものであって、−20℃から40℃の使用範囲で安定した粘弾性を呈する。よって、清掃用シート1と床面との抵抗力が大きくても、パッド22の底面23と清掃用シート1との間に滑りが生じにくくなる。
前記実施例の粘弾性高分子は、タック力のみで滑り止め機能を発揮するのではなく、粘弾性により滑り止め機能を発揮するものである。したがって、背面シート5の表面のべたつきを少なくできる。
(ループタック力)
ループタック力の測定は、AMETEK社製のループタック測定機(ACCUFORCE−CADET)で行った。
厚みが50μmのPETシートの表面に実施例、比較例1、比較例2を50μmの厚み均一に塗布したもので、MDが125mmでCDが25mmの試験体を作成した。この試験体をループタック試験機に実施例等を塗布した面を外側に向けて設置し、PE板の被着体に対して、300mm/minの速度で被着させ、300mm/minの速度で剥がしたときの荷重(オンス)を測定した。
測定値は、実施例が「0オンス」、比較例1が「80〜90オンス」、比較例2が「10オンス以下」であった。実施例は、タック力が5オンス以下であり、滑り止め効果を発揮できるがべたつき感が小さいものであることが解る。本発明ではループタック力が10オンス以下であることが好ましく、5オンス以下であることがさらに好ましい。
本発明の実施の形態の清掃用シートの清掃面を示す底面図、 図1のII−II線の半断面図、 清掃用シートの構造を示す分解斜視図、 前記清掃ヘッドに清掃用シートが取付けられた状態を示す斜視図、 清掃ヘッドの正面図、 清掃ヘッドの底面を示す底面図、 好ましい粘弾性高分子における貯蔵弾性率G´の温度特性線図、 好ましい粘弾性高分子における損失正接tanδの温度特性線図、
符号の説明
1 清掃用シート
2 外装不織布
3 液透過シート
4 液吸収シート
5 背面シート
6,7 掛止シート
10 清掃具
11 清掃ヘッド
13 シャフト
21 ホルダ
22 パッド
23 底面
32 ノズルヘッド
33 噴射面
35,36,37 ノズル

Claims (10)

  1. 清掃具のヘッドに装着する装着面と前記装着面と逆側の清掃面とを有する清掃用シートにおいて、
    前記ヘッドに掛止させる掛止シート部が設けられているとともに、前記装着面に現れるシート表面に、滑り止め用の粘弾性高分子が付着していることを特徴とする清掃用シート。
  2. 前記粘弾性高分子が、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系のいずれである請求項1記載の清掃用シート。
  3. 前記粘弾性高分子が、スチレンと、さらにブチレン、ブタジエン、イソプレンのうちの少なくとも一方とを含む合成ゴムである請求項1記載の清掃用シート。
  4. 前記粘弾性高分子は、ホットメルトの状態で前記装着面に塗布されたものである請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃用シート。
  5. 前記粘弾性高分子は、エマルジョンまたはラテックスあるいは溶液の状態で前記装着面に塗布されたものである請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃用シート。
  6. 前記粘弾性高分子は、−20℃から40℃の温度範囲で、貯蔵弾性率が10以上で10(Pa)以下である請求項1ないし5のいずれかに記載の清掃用シート。
  7. 前記粘弾性高分子の、損失正接(tanδ)のピーク値が、−20℃以下である請求項6記載の清掃用シート。
  8. 前記粘弾性高分子のループタック力が10オンス以下である請求項1ないし7のいずれかに記載の清掃用シート。
  9. 前記ヘッドの前記装着面が当たる部分がEVA製である請求項1ないし8のいずれかに記載の清掃用シート。
  10. 液吸収シートを含み、液を吸収した状態での清掃が可能である請求項1ないし9のいずれかに記載の清掃用シート。
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