JP2005341548A - 番組及び番組情報を記録する端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放送された情報の記録機能を持つ端末装置において、番組の映像音声情報を記録する映像音声記録手段3と、番組情報を記録する番組情報記録手段6とを備え、前記番組情報記録手段6が、前記映像音声情報が記録される記録媒体に前記番組情報を繰り返し記録する。そのため、録画番組の再生時に番組情報を迅速に読み出すことが可能になる。
【選択図】 図8
Description
このデジタル放送では、アナログ放送に比べてチャンネル数が飛躍的に増大し、放送される番組の数は膨大な量に及ぶ。そこで、デジタル放送では、番組選択を容易にするために、サービス情報としてEPGが放送され、利用者は、表示画面にEPGを映して、リモコン操作で見たい番組を選択したり、番組の予約録画を指定することができる。
番組が予約録画された場合、デジタル放送の受信端末は、指定された時間に指定されたチャンネルへのチューニングを行ない、指定された番組の映像音声情報をデコードする。このデコードされた映像音声情報は、録画装置に送られて記録媒体に記録される。(下記特許文献1参照)
第1の実施形態の端末装置では、番組の録画時に、録画対象の番組とその番組情報とが記録される。再生時には、まず、記録されている番組情報の一覧が表示され、利用者がそこから番組を選択すると、該当する番組の再生が行なわれる。
この端末装置は、図1に示すように、利用者が録画番組や再生番組を選択する操作部10と、利用者の指示に従って各部を制御する中央演算処理部9と、指示されたチャンネルの受信データを入力する入力部1と、指示された番組または番組情報に関するデータを選択する第1フィルター部2と、入力するデータから端末で処理できる番組情報を構成する番組情報構成部4と、番組情報の中から必要な番組情報を選択する第2フィルター部5と、第2フィルター部5の選択動作を管理するフィルター管理部7と、第2フィルター部5で選択された番組情報を記録する番組情報記録部6と、第1フィルター部2で選択された番組の映像音声データを記録する映像音声データ記録部3と、番組情報記録部6から読み出された番組情報を一時記録する番組情報一時記録部8と、番組情報及び番組を再生する再生部11と、再生された情報を表示する表示部12とを備えている。
中央演算処理部9は、まず、入力部1に対して該当するチャンネルにチューニングすることを指示する。この同調動作は既存のデジタル放送の受信端末での動作と同じである。
中央演算処理部9は、この番組情報を用いて、第1フィルター部2に番組を構成する映像及び音声データの選択を指示する。この第1フィルター部2で選択された映像音声データは、映像音声データ記録部3に記録される。
中央演算処理部9は、選択された番組の番組情報を再生部11に出力し、再生部11は、その番組情報を基に、映像音声データ記録部3から、選択された番組の映像音声を読み出して再生する。
なお、この装置では、第1フィルター部2から出力された映像音声を、再生部11を通じて、リアルタイムで表示部12に表示させることも可能である。
また、この端末装置では、番組情報を必要な情報だけに絞って記録しているため、番組情報を記録する記録媒体の記憶容量を有効に利用することができる。
第2の実施形態の端末装置は、番組情報と番組の映像音声データとを多重化して記録する。
この端末装置は、図4に示すように、操作部10、中央演算処理部9、入力部1、第1フィルター部2、番組情報構成部4、第2フィルター部5、フィルター管理部7、再生部11、表示部12の他に、第2フィルター部5で選択された番組情報と第1フィルター部2で選択された番組の映像音声データとを多重化する多重化部13と、多重化されたデータを記憶するデータ記録部14とを備えている。
また、番組情報構成部4から番組情報が入力した第2フィルター部5は、記録した番組の再生に必要となる情報と、録画した番組に関する情報とを選択して多重化部13に出力する。
多重化部13は、第2フィルター部5から出力された番組情報と第1フィルター部2から出力された映像音声データとを多重化し、多重化されたデータがデータ記録部14に記録される。従って、データ記録部14には、選択された番組とその番組情報とが、放送と同じように多重化されたフォーマットで記録されることになる。
つまり、普通の放送を見ることができる受信端末を使って、録画の再生が可能となる。従って、データ記録部14に記録されたデータを有線で通常の放送受信端末に送り、放送受信端末で、通常の放送を受信する場合と同様の操作で、所望の番組を視聴するシステムを構築することができる。
第3の実施形態の端末装置では、記録した番組情報を用いて録画予約の操作を行なうことができる。
この端末装置は、図5に示すように、利用者の録画予約の操作に応じてそれを実行する予約実行部15を備えている。その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
この関連情報は、例えば、ある番組がシリーズで放送される場合に、その番組の次回の番組の放送日時やタイトルなどを示す情報であり、図2(d)に「今後の予定」として表示されているような情報である。この関連情報は、番組の録画操作が行なわれたとき、番組情報に含めて番組情報記録部6に記録される。
この指示を受けた中央演算処理部9は、その情報を予約実行部15に伝える。予約実行部15は、指定された日時に、中央演算処理部9に対して、指定されたチャンネルの番組を録画するように伝え、中央演算処理部9は、第1の実施形態で説明した動作によって、録画の実行を制御する。
第4の実施形態の端末装置では、関連情報を含む番組情報を表示する場合に、放映時期が過ぎた関連情報を除いて表示する。
この端末装置は、図6に示すように、現在の時刻情報を管理する時刻情報管理部16と、記録された番組情報から取り出すべき関連情報を現在時刻に応じて選択する番組情報取り出し部17とを備えている。その他の構成は第3の実施形態(図5)と変わりがない。
利用者が、操作部10を通じて、録画番組の再生や番組情報単独の再生を指示した場合に、中央演算処理部9は、番組情報取り出し部17に対して番組情報記録部6(または番組情報一時記録部8)からの番組情報の取り出しを指示し、これを受けて、番組情報取り出し部17は番組情報の取り出しを実行する。
このとき、番組情報取り出し部17は、時刻情報管理部16が管理する現在時刻情報を参照して、関連情報については、放送日時が現在時刻より先の情報だけを取り出す。
利用者が、表示部12に表示された番組情報の関連情報に含まれる他の番組を指定して予約録画を指示した場合には、第3の実施形態で説明した手順に従って、予約実行部15が指定された予約録画の動作を実行する。このとき、表示部12には、関連情報として、これから放映される番組の情報だけが表示されるため、放送が終了した番組を、利用者が予約録画する誤りを防ぐことができる。
従って、表示部12には、関連情報としてシリーズ第5回及び第6回の情報だけが表示され、利用者は、シリーズ第5回及び第6回の番組の予約録画だけが可能となる。
従って、再生する日時が1998/2/9 9:00である場合には、1998/2/7−2/13を有効期限とする“お勧め番組”の中で、放送が終了していないジャンプの中継と、スノーボードの中継の情報のみが表示される。
このように、この端末装置では、無駄な情報提供を回避することができる。
第5の実施形態の端末装置では、番組を記録したテープメディアに番組情報をサイクリックに記録して、テープが何処から再生された場合でも、番組情報をすぐに入手できるようにしている。
この端末装置は、図8に示すように、記録する映像音声のビットレート(帯域)を監視する伝送容量管理部18と、映像音声の帯域に応じて番組情報の記録周期を調整する記録周期調整部19とを備えている。また、番組情報構成部4は、入力する番組情報の内容が同一であっても、端末で処理できる番組情報を構成して第2フィルター部5に出力する。その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
テープメディアには、番組の映像音声データと番組情報とを同時に記録することが望ましいが、そうした場合に、記録できる映像音声データの上限は、記録メディアのI/Oの上限から番組情報分の帯域を差し引いたものとなる。従って、番組情報の記録周期を短くして番組情報分の帯域を広げた場合には、本来の映像音声データの記録を妨げる結果になる。
また、再生時には、テープの最寄りの箇所に記録された番組情報を読み出して番組情報一時記録部8で保持することにより、番組情報へのアクセスを早くすることが出来る。また、テープが進み、記録されている番組情報の内容が変化した場合には、新たな番組情報を読み出して、速やかに番組情報一時記録部8の内容を入れ替える必要がある。
また、この記録されたテープを再生専用端末に装着して、番組情報及び番組の再生を行なうことも可能である。
第6の実施形態では、ランダムアクセスメディアに、番組情報を編集して記録する場合について説明する。
デジタル放送では、一つの番組を複数のサブチャンネルを使って構成することができる。図10では、その一例として野球中継の番組を示している。この番組は、映像が、通常の中継映像を流す映像1と、一方のサイドからの映像を流す映像2と、他方のサイドからの映像を流す映像3の3つのサブチャンネルで構成され、音声が、実況音声を流す音声1と、一方を贔屓した音声を流す音声2と、他方を贔屓した音声を流す音声3の3つのサブチャンネルで構成されている。
ある時点から、この番組を構成するサブチャンネル数が変更され、例えば、3本の映像と4本の音声で構成されるようになると、その時点からの番組情報は、、放送中の番組が3本の映像と4本の音声で構成されている旨を繰り返し伝えることになる。
そこで、この端末装置では、図10に示すように、番組情報に、その内容の番組情報が適用される期間を録画開始からの相対時間(「0:00〜1:00」「1:00〜2:00」)で表して付記している。
このように、番組情報に時刻情報を付加することにより、録画した番組を途中から再生する場合でも、その時に番組を構成している映像及び音声の情報を的確に取得することができる。
第7の実施形態では、録画した番組の再生が契約に基づいて可能となるシステム、つまり、レンタルビデオを放送で配信するシステムについて説明する。
このシステムを実現する端末装置は、図11に示すように、番組契約の処理を行なう契約処理部20と、契約情報を記録する契約情報記録部21とを備えている。
その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
契約形態としては種々な形態を選択することができ、例えば、再生回数や再生可能期間を契約で制限することができる。契約処理部20で行なわれた契約の契約情報は、契約情報記録部21によって、番組の映像音声データ及び番組情報が記録された記録メディアに一緒に記録される。
このシステムでは、レンタルビデオと同じシステムを、放送を通じて実現することができる。そのため、利用者は、レンタルビデオ店に足を運ばなくても済むことになる。
このシステムは、契約形態が、センター装置と結んだ視聴契約の期間内であれば、番組の自由な録画再生を許容しているような場合に有効である。
第8の実施形態のシステムでは、記録媒体に貼り付けるラベルに表示する絵や文字を、放送を通じて入手できるようにしている。
このシステムの端末装置は、図15に示すように、ラベルを印刷する印刷部25を備えている。その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
一方、センター装置は、図3に示すように、番組情報生成部33に、ラベルに表示する絵や文字の情報を生成するラベル情報生成部36を備えており、そこで生成されたラベル情報が番組情報に含めて放送される。
印刷は、シール等に印刷するだけで無く、メディア自体に書き換え可能なラベルを予め貼り付けて置いて、このラベルに印刷するようにしても良い。また、メディアに直接印刷することも可能である。
また、レンタルビデオの利用者は、レンタルビデオ店に並べられたビデオテープのパッケージに画かれている絵や文字を見て、借りるビデオを選択しているが、番組情報の内容を工夫することにより、これと同じことを端末装置の表示画面上で実施することができる。
2 第1フィルター部
3 映像音声データ記録部
4 番組情報構成部
5 第2フィルター部
6 番組情報記録部
7 フィルター管理部
8 番組情報一時記録部
9 中央演算処理部
10 操作部
11 再生部
12 表示部
13 多重化部
14 データ記録部
15 予約実行部
16 時刻情報管理部
17 番組情報取り出し部
18 伝送容量管理部
19 記録周期調整部
20 契約処理部
21 契約情報記録部
23 通信部
24 削除部
25 印刷部
26 印刷情報選択部
31、41 センター装置
32 送出部
33 番組情報生成部
34 個別情報生成部
35 関連情報生成部
36 ラベル情報生成部
42 契約情報保持部
43 契約情報照会部
44 通信部
45 公衆回線網
46 端末装置
Claims (5)
- 放送された情報の記録機能を持つ端末装置において、
番組の映像音声情報を記録する映像音声記録手段と、
番組情報を記録する番組情報記録手段と
を備え、
前記番組情報記録手段が、前記映像音声情報が記録される記録媒体に前記番組情報を繰り返し記録することを特徴とする端末装置。 - 前記映像音声情報の伝送容量を監視する伝送容量管理手段を設け、
前記番組情報記録手段が、伝送容量の空きに応じて前記番組情報の記録周期を変えることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 放送された情報の記録機能を持つ端末装置において、
番組の映像音声情報を記録する映像音声記録手段と、
番組情報を記録する番組情報記録手段と
を備え、
前記番組情報記録手段が、番組の途中で番組情報が変化したとき、変化点がわかる情報と関連付けて前記番組情報を記録することを特徴とする端末装置。 - 前記変化点がわかる情報が、映像音声情報の記録開始からの経過時間であることを
とする請求項3に記載の端末装置。 - 前記変化点がわかる情報が、映像音声情報の記録位置であることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
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