JP2005341271A - 放送受信機 - Google Patents

放送受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005341271A
JP2005341271A JP2004157841A JP2004157841A JP2005341271A JP 2005341271 A JP2005341271 A JP 2005341271A JP 2004157841 A JP2004157841 A JP 2004157841A JP 2004157841 A JP2004157841 A JP 2004157841A JP 2005341271 A JP2005341271 A JP 2005341271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast signal
analog
digital
reception quality
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004157841A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Irie
三千夫 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004157841A priority Critical patent/JP2005341271A/ja
Publication of JP2005341271A publication Critical patent/JP2005341271A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 受信画質を高い状態で保ちつつ、装置全体の消費電力を小さくすること。
【解決手段】 デジタルテレビ放送信号の受信品質及びアナログテレビ放送信号の受信品質がどちらも許容範囲内であるとき、アナログ復調部6の復調結果をスピーカ8やディスプレイ9に出力し、且つ、デジタル復調部5の動作を停止させるようにした。そのため、どちらの復調された放送信号を用いても受信画質や音質が十分に高いとき(通常時)には、消費電力の小さいアナログ復調部6による復調結果を優先的に選択して出力し、且つ、消費電力の大きいデジタル復調部5の動作を停止させることができる。その結果、デジタル復調部5による復調結果を常に優先的に出力する方法に比べ、受信画質や音質を高い状態で保ちつつ、装置全体の消費電力を小さくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信したデジタル放送信号の復調結果と、受信したアナログ放送信号の復調結果とのいずれか一方をディスプレイ等の外部機器に出力する放送受信機に関する。
従来、この種の技術としては、受信したデジタルテレビ放送信号を復調するデジタルテレビ放送受信機と、受信したアナログテレビ放送信号を復調するアナログテレビ放送受信機とを備え、そのデジタルテレビ放送信号を復調したときのBER(Bit Error Rate)に基づいて、前記デジタルテレビ放送受信機の復調結果と前記アナログテレビ放送受信機の復調結果とのいずれかをディスプレイやスピーカに出力するテレビ放送受信機がある。
また、このようなテレビ放送受信機にあっては、通常、デジタルテレビ放送信号を適切に誤り訂正できるとき、つまり、BERが所定閾値より小さいときには、受信画質や音質が高い状態で保たれるように、デジタルテレビ放送受信機で復調されたデジタルテレビ放送信号をディスプレイやスピーカに出力するようになっている。また、デジタルテレビ放送信号を適切に誤り訂正できないとき、つまり、BERが所定閾値以上であるときには、受信画質が急激に悪化してしまうことがないように、アナログテレビ放送受信機で復調されたアナログテレビ放送信号を出力するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなデジタルテレビ放送受信機は、一般に、アナログテレビ放送受信機に比べ、テレビ放送信号の処理回路が多いため、消費電力が大きいことが知られている。
特開2000−332632号公報
しかしながら、上記従来の技術にあっては、デジタルテレビ放送信号を適切に誤り訂正できるとき、つまり、通常時には、デジタルテレビ放送受信機による復調結果を優先的に選択して外部に出力するようになっている。この場合、デジタルテレビ放送受信機が優先的に動作することとなり、装置全体の消費電力が大きくなってしまう恐れがあった。
本発明は、上記従来技術の未解決の問題点を解決することを目的とするものであって、受信画質や音質を高い状態で保ちつつ、装置全体の消費電力を小さくすることができる放送受信機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の発明である放送受信機は、受信したデジタル放送信号を復調するデジタル放送信号復調部と、受信したアナログ放送信号を復調するアナログ放送信号復調部と、前記アナログ放送信号の受信品質を取得するアナログ受信品質取得部と、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲内であるときに、前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号を外部に出力し、且つ、前記デジタル放送信号復調部の動作を停止させる復調部制御部とを備えたことを特徴とする。なお、放送信号としては、例えば、テレビ放送信号やラジオ放送信号を挙げることができる。
また、第2の発明である放送受信機にあっては、前記デジタル受信品質取得部は、前記デジタル放送信号を復調したときのBERを取得し、前記復調部制御部は、前記デジタル受信品質取得部で取得されたBERが第1閾値以上であるときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第1閾値より小さいときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする。
さらに、第3の発明である放送受信機にあっては、前記デジタル受信品質取得部は、前記デジタル放送信号の受信強度を取得し、前記復調部制御部は、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信強度が第1閾値より小さいときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第1閾値以上であるときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする。
また、第4の発明である放送受信機にあっては、前記アナログ受信品質取得部は、前記アナログ放送信号のS/Nを取得し、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得されたS/Nが第2閾値より小さいときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第2閾値以上であるときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする。
さらに、第5の発明である放送受信機にあっては、前記アナログ受信品質取得部は、前記アナログ放送信号の受信強度を取得し、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信強度が第2閾値より小さいときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第2閾値以上であるときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする。
これら第1〜第5の発明によれば、デジタル放送信号の受信品質及びアナログ放送信号の受信品質がどちらも許容範囲内であるとき、つまり、どちらの復調された放送信号を用いても受信画質や音質が十分に高く且つほとんど差がないようなとき(通常時)には、消費電力の小さいアナログ放送信号復調部による復調結果を優先的に選択して外部に出力し、且つ、消費電力の大きいデジタル放送信号復調部の動作を停止させることができる。その結果、単に、デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であるときに、デジタル放送信号復調部による復調結果を常に優先的に出力する方法に比べ、受信画質や音質を高い状態で保ちつつ、装置全体の消費電力を小さくすることができる。
また、第6の発明である放送受信機にあっては、前記デジタル放送信号の受信品質を取得するデジタル受信品質取得部を備え、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲外であるときには、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲内であるときに、前記デジタル放送信号復調部で復調されたデジタル放送信号を外部に出力し、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲外であるときに、前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号を外部に出力することを特徴とする。
この第6の発明によれば、アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外であるが、デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であるとき、つまり、復調されたアナログ放送信号による受信画質や音質は低いが、復調されたデジタル放送信号による受信画質や音質は十分に高いときには、受信画質や音質の高いデジタル放送信号復調部の復調結果を外部に出力することができ、その結果、受信画質や音質を高い状態で保つことができる。
また、アナログ放送信号の受信品質及びデジタル放送信号の受信品質がどちらも許容範囲外であるとき、つまり、デジタル放送信号の誤り訂正を実行できず、復調されたデジタル放送信号では映像や音声を出力できないが、復調されたアナログ放送信号によれば劣化があるものの映像や音声を出力することができるようなときには、映像や音声を出力できるアナログ放送信号復調部の復調結果を外部に出力することができ、その結果、受信画質や音質が低いものの、映像や音声が途切れてしまうことを防止することができる。
さらに、第7の発明である放送受信機にあっては、前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号の出力タイミングを遅延させる遅延部を備えたこと特徴とする。
この第7の発明によれば、デジタル放送信号復調部とアナログ放送信号復調部とから同じ放送内容に対応する信号を同時に出力することができる。そのため、アナログ放送信号復調部でアナログ放送信号の復調に要する時間に比べ、デジタル放送信号復調部でデジタル放送信号の復調に要する時間が長くなってしまっても、つまり、アナログ放送信号による映像や音声の出力タイミングに比べ、デジタル放送信号による出力タイミングに遅れが生じたとしても、デジタル放送信号とアナログ放送信号とで出力信号を切り替えたときに、映像や音声の出力が遅れたり早まったりしてしまうことを防止することができる。
以下、本発明の放送受信機の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の放送受信機は、受信したデジタルテレビ放送信号の復調結果と、受信したアナログテレビ放送信号の復調結果とのいずれか一方を外部に出力するものであり、特に、アナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であるときには、アナログ放送信号の復調結果を出力するものである。本実施形態では、本発明の放送受信機を車両に搭載し、その復調結果をディスプレイやスピーカに出力するようにした場合について説明する。
<放送受信機の構成>
まず、本実施形態の放送受信機の構成を説明する。
図1は、本実施形態の放送受信機の概略構成を示すブロック図である。この図1に示すように、放送受信機1は、デジタルテレビ放送信号及びアナログテレビ放送信号を受信するための受信機であって、アンテナ2、分配器3、チャネル設定部4、デジタル復調部5、アナログ復調部6及び出力切り替え部7を含んで構成され、出力切り替え部7は、スピーカ8及びディスプレイ9に音声信号及び映像信号を出力可能に接続されている。
これらのうち、アンテナ2は、放送塔(不図示)から送信されるデジタルテレビ放送信号とアナログテレビ放送信号とを受信し、それら受信した信号を分配器3に出力する。
また、分配器3は、アンテナ2から出力される信号を増幅し、その増幅した信号をデジタルチューナ10とアナログチューナ13とに分配出力する。
さらに、チャネル設定部4は、利用者による放送番組の選択操作を受け付ける選択操作部(不図示)を備えている。そして、その選択操作部(不図示)で放送番組が選択されると、その選択された放送番組がサイマル放送されているアナログ放送とデジタル放送のチャンネルを、デジタル復調部5及びアナログ復調部6において復調するチャネルに設定する指令(以下、「チャネル設定指令」とも呼ぶ。)を出力する。
また、デジタル復調部5は、デジタルチューナ10、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部11及びMPEG(Moving Picture Experts Group)復調部12を含んで構成される。
デジタルチューナ10は、分配器3から出力されるデジタルテレビ放送信号のうち、チャネル設定部4から出力されるチャネル設定指令に対応するチャネルの信号を選択して、中間周波数信号に変換し、その信号をOFDM復調部11に出力する。
また、OFDM復調部11は、デジタルチューナ10から出力される中間周波数信号をOFDM復調する。そして、その復調結果を誤り訂正してからMPEG復調部12に出力し、且つ、前記OFDM復調したときのBER(Bit Error Rate)をデジタル受信品質取得部16(後述)に出力する。
さらに、MPEG復調部12は、OFDM復調部11から出力される信号をMPEG復調することで音声信号と映像信号とを生成する。そして、その生成した音声信号を音声出力用の出力端子に出力し、映像信号を映像出力用の出力端子に出力する。
一方、アナログ復調部6は、アナログチューナ13、検波部14及び遅延回路15を含んで構成される。アナログチューナ13は、分配器3から出力されるアナログテレビ放送信号のうち、チャネル設定部4から出力されるチャネル設定指令に対応するチャネルの信号を選択して、中間周波数信号に変換し、その信号を、検波部14に出力する。
また、検波部14は、アナログチューナ13から出力される信号から音声信号と映像信号とを取り出し、それら取り出した信号を遅延回路15に出力する。
さらに、遅延回路15は、デジタル復調部5(MPEG復調部12)とアナログ復調部6(遅延回路15)とから同じ放送内容に対応する信号(音声信号及び映像信号)が同時に出力されるように、検波部14から出力される音声信号と映像信号とを一定時間保持した後(遅延させた後)、その保持した音声信号を音声出力用の出力端子に出力し、映像信号を映像出力用の出力端子及びアナログ受信品質取得部17(後述)に出力する。
一方、出力切り替え部7は、デジタル受信品質取得部16、アナログ受信品質取得部17、復調部制御回路18、電力制御回路19、音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21を含んで構成されている。
これらのうち、デジタル受信品質取得部16は、OFDM復調部11から出力されるBERを取得し、その取得したBERを復調部制御回路18に出力する。
また、アナログ受信品質取得部17は、遅延回路15から出力される映像信号のS/N(Signal to Noise ratio)を検出し、その検出されたS/Nを復調部制御回路18に出力する。
さらに、復調部制御回路18は、放送受信機1への電源投入時、デジタルテレビ放送信号の受信品質あるいはアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外となったときに、デジタル受信品質取得部16から出力されるBERとアナログ受信品質取得部17から出力されるS/Nとに基づいて復調部制御処理(後述)を実行する。そして、復調部制御回路18は、その復調部制御処理(後述)に従って、電力供給指令(後述)やデジタル復調部停止指令(後述)、アナログ復調部停止指令(後述)を電力制御回路19に出力したり、デジタル放送信号出力指令(後述)やアナログ放送信号出力指令(後述)を音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21に出力したりする。
また、電力制御回路19は、復調部制御回路18から電力供給指令(後述)が出力されると、デジタルチューナ10、OFDM復調部11、MPEG復調部12、アナログチューナ13及び検波部14への電力供給を開始する。また、電力制御回路19は、復調部制御回路18からデジタル復調部停止指令(後述)が出力されると、デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12への電力供給を停止する。さらに、復調部制御回路18からアナログ復調部停止指令(後述)が出力されると、アナログチューナ13及び検波部14への電力供給を停止する。
さらに、音声信号切り替えスイッチ20は、復調部制御回路18からデジタル放送信号出力指令(後述)が出力されると、MPEG復調部12の音声信号出力用の出力端子をスピーカ8の入力端子に切り替え接続する。また、音声信号切り替えスイッチ20は、復調部制御回路18からアナログ放送信号出力指令(後述)が出力されると、遅延回路15の音声信号出力用の出力端子をスピーカ8の入力端子に切り替え接続する。
さらに、映像信号切り替えスイッチ21は、復調部制御回路18からデジタル放送信号出力指令(後述)が出力されると、MPEG復調部12の映像信号出力用の出力端子をディスプレイ9の入力端子に切り替え接続する。また、映像信号切り替えスイッチ21は、復調部制御回路18からアナログ放送信号出力指令(後述)が出力されると、遅延回路15の映像信号出力用の出力端子をディスプレイ9の入力端子に切り替え接続する。
次に、本実施形態の放送受信機の動作を説明する。
<復調部制御回路の動作>
まず、復調部制御回路18で実行される復調部制御処理について説明する。図2は、復調部制御処理のフローチャートである。この復調部制御処理は、放送受信機1への電源投入時、デジタルテレビ放送信号の受信品質あるいはアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外(後述)となったときに実行される処理であって、まずそのステップS1で、デジタル復調部5(デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12)及び、アナログ復調部6(アナログチューナ13及び検波部14)への電力供給を開始させる指令(以下、「電力供給指令」とも呼ぶ。)を電力制御回路19に出力する。
次にステップS2に移行して、アナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲内である場合には(Yes)ステップS5に移行し、許容範囲外である場合には(No)ステップS3に移行する。なお、本実施形態では、アナログ受信品質取得部17から出力されるS/Nが第2閾値(例えば、受信画質や音質が十分高いものとなる閾値、40dB)以上であるときにアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定し、第2閾値より小さいときにアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定する。
前記ステップS3では、デジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲内である場合には(Yes)ステップS4に移行し、許容範囲外である場合には(No)ステップS5に移行する。なお、本実施形態では、デジタル受信品質取得部16から出力されるBERが第1閾値(例えば、受信画質や音質が十分高いものとなるように、デジタルテレビ放送信号を適切に誤り訂正可能な閾値、2×10−4)より小さいときにデジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定し、第2閾値以上であるときにデジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定する。
前記ステップS4では、アナログ復調部6(アナログチューナ13及び検波部14)への電力供給を停止させる指令(以下、「アナログ復調部停止指令」とも呼ぶ。)を電力制御回路19に出力し、且つ、デジタル復調部5(MPEG復調部12)から出力される音声信号及び映像信号をスピーカ8及びディスプレイ9に出力させる指令(以下、「デジタル放送信号出力指令」とも呼ぶ。)を音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21に出力した後、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS5では、デジタル復調部5(デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12)への電力供給を停止させる指令(以下、「デジタル復調部停止指令」とも呼ぶ。)を電力制御回路19に出力し、且つ、アナログ復調部6(遅延回路15)から出力される音声信号及び映像信号をスピーカ8及びディスプレイ9に出力させる指令(以下、「アナログ放送信号出力指令」とも呼ぶ。)を音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21に出力した後、この演算処理を終了する。
<放送受信機の具体的動作>
次に、本実施形態の放送受信機の動作を具体的状況に基づいて説明する。
まず、車両の走行中に、放送受信機1に電源を投入し、所望の放送番組をチャネル設定部4で選択したとする。すると、復調部制御回路18で復調部制御処理が実行され、図2に示すように、まずそのステップS1で、電力供給指令が電力制御回路19に出力される。そして、電力制御回路19によって、デジタル復調部5(デジタルチューナ10、OFDM復調部11、MPEG復調部12)及び、アナログ復調部6(アナログチューナ13及び検波部14)への電力供給が開始され、チャネル設定部4によって、チャネル設定指令がデジタルチューナ10及びアナログチューナ13に出力される。
また同時に、アンテナ2によって、放送塔(不図示)から送信されるデジタルテレビ放送信号とアナログテレビ放送信号とが受信され、それらの受信された信号が分配器3に出力される。そして、分配器3によって、アンテナ2から出力される信号が増幅され、その増幅された信号がデジタルチューナ10とアナログチューナ13とに分配出力される。
また、デジタルチューナ10によって、分配器3から出力される信号のうち、チャネル設定部4から出力されるチャネル設定指令に対応するチャネルの信号を選択して、中間周波数信号に変換し、その信号をOFDM復調部11に出力する。つまり、利用者が設定した放送番組のチャネルの信号がOFDM復調部11に出力される。また、OFDM復調部11によって、デジタルチューナ10から出力される中間周波数信号がOFDM復調され、その復調結果が誤り訂正されてからMPEG復調部12に出力され、また、前記OFDM復調されたときのBERがデジタル受信品質取得部16に出力される。そして、MPEG復調部12によって、OFDM復調部11から出力された信号がMPEG復調することで音声信号と映像信号とが生成され、その生成された音声信号が音声出力用の出力端子に出力され、映像信号が映像出力用の出力端子に出力される。また、デジタル受信品質取得部16によって、OFDM復調部11から出力されるBERが取得され、その取得されたBERが復調部制御回路18に出力される。
さらに、アナログチューナ13によって、分配器3から出力されるアナログテレビ放送信号のうち、チャネル設定部4から出力されるチャネル設定指令に対応するチャネル、つまり、デジタルチューナ10が出力するチャネルと放送内容が同じチャネルの信号が選択され、中間周波数に変換されて、検波部14に出力される。また、検波部14によって、アナログチューナ13から出力された信号から音声信号及び映像信号が取り出され、それらの取り出された信号が遅延回路15に出力される。そして、遅延回路15によって、検波部14から出力された音声信号及び映像信号が所定時間保持された後、音声信号が音声出力用の出力端子に出力され、映像信号が映像出力用の出力端子及びアナログ受信品質取得部17に出力される。また、アナログ受信品質取得部17によって、遅延回路15から出力される映像信号のS/Nが検出され、その検出されたS/Nが復調部制御回路18に出力される。
ここで、図3や4の領域aに示すように、デジタルテレビ放送信号の電界強度及びアナログテレビ放送信号の電界強度が強く、デジタル受信品質取得部16によって第1閾値より小さいBERが取得され、アナログ受信品質取得部17によって第2閾値より大きいS/Nが検出された、つまり、デジタル放送信号の受信品質及びアナログ放送信号の受信品質がどちらも許容範囲内であるとする。すると、ステップS2の判定が「Yes」となり、ステップS5で、デジタル復調部停止指令が電力制御回路19に出力されると共に、アナログ放送信号出力指令が音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21に出力された後、この演算処理が終了される。
そして、電力制御回路19によって、デジタル復調部5(デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12)への電力供給への電力供給が停止される。また、音声信号切り替えスイッチ20によって、アナログ復調部6(遅延回路15)の音声信号出力用の出力端子がスピーカ8の入力端子に接続され、遅延回路15から出力される音声信号がスピーカ8で再生される。さらに、映像信号切り替えスイッチ21によって、アナログ復調部6(遅延回路15)の映像信号出力用の出力端子がディスプレイ9の入力端子に接続され、遅延回路15から出力される映像信号がディスプレイ9に表示される。
このように、本実施形態の放送受信機1によれば、デジタルテレビ放送信号の受信品質及びアナログテレビ放送信号の受信品質がどちらも許容範囲内であるときには、図3や4の領域aに太線で示すように、アナログ復調部6の復調結果をスピーカ8やディスプレイ9に出力し、且つ、デジタル復調部5の動作を停止させるようにした。そのため、どちらの復調された放送信号を用いても受信画質や音質が十分に高く且つほとんど差がないようなとき(通常時)には、消費電力の小さいアナログ復調部6による復調結果を優先的に選択して出力し、且つ、消費電力の大きいデジタル復調部5の動作を停止させることができる。その結果、単に、デジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であるときに、デジタル復調部5による復調結果を常に優先的に出力する方法に比べ、受信画質や音質を高い状態で保ちつつ、装置全体の消費電力を小さくすることができる。
また、デジタル復調部5とアナログ復調部6とから同じ放送内容に対応する信号が同時に出力されるように、復調されたアナログテレビ放送信号の出力タイミングを遅延回路15で遅らせるようにした。そのため、アナログ復調部6でアナログテレビ放送信号の復調に要する時間に比べ、デジタル復調部5でデジタルテレビ放送信号の復調に要する時間が長くなってしまっても、つまり、アナログ放送信号による映像や音声の出力タイミングに比べ、デジタルテレビ放送信号による映像や音声の出力タイミングに遅れが生じたとしても、デジタルテレビ放送信号とアナログテレビ放送信号とで出力信号を切り替えたときに、映像や音声の出力が遅れたり早まったりしてしまうことを防止することができる。
また、車両の走行を続けているうちに、図3や4の領域bに示すように、アナログテレビ放送信号及びデジタルテレビ放送信号の電界強度がともに弱くなり、アナログ受信品質取得部17によって第2閾値より小さいS/Nが検出された、つまり、デジタル放送信号の受信品質は許容範囲内であるが、アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外になったとする。すると、復調部制御回路18で復調部制御処理が再び実行され、図2に示すように、ステップS1を経て、ステップS2の判定が「No」となり、また、ステップS3の判定が「Yes」となり、ステップS4で、アナログ復調部停止指令が電力制御回路19に出力されると共に、デジタル放送信号出力指令が音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21に出力された後、この演算処理が終了される。
そして、電力制御回路19によって、アナログ復調部6(アナログチューナ13及び検波部14)への電力供給が停止される。また、音声信号切り替えスイッチ20によって、デジタル復調部5(MPEG復調部12)の音声信号出力用の出力端子がスピーカ8の入力端子に接続され、MPEG復調部12から出力される音声信号がスピーカ8から再生される。さらに、映像信号切り替えスイッチ21によって、デジタル復調部5(MPEG復調部12)の映像信号出力用の出力端子がディスプレイ9の入力端子に接続され、MPEG復調部12から出力される映像信号がディスプレイ9に表示される。
このように、本実施形態の放送受信機1によれば、アナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外であるが、デジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であるとき、つまり、復調されたアナログテレビ放送信号による受信画質や音質は低いが、復調されたデジタルテレビ放送信号による受信画質や音質は十分に高いときには、図3や4の領域bに太線で示すように、受信画質や音質の高いデジタル復調部5の復調結果をスピーカ8等に出力することができ、その結果、受信画質や音質を高い状態で保つことができる。
さらに、車両の走行を続けているうちに、図3や4の領域cに示すように、アナログテレビ放送及びデジタルテレビ放送の電界強度がさらに弱くなり、デジタル受信品質取得部16によって第1閾値より大きいBERが検出された、つまり、デジタルテレビ放送信号の受信品質及びアナログテレビ放送信号の受信品質がどちらも許容範囲外になったとする。すると、復調部制御回路18で復調部制御処理が再び実行され、図2に示すように、ステップS1を経て、ステップS2及びS3の判定が「No」となり、ステップS5で、デジタル復調部停止指令が電力制御回路19に出力されると共に、アナログ放送信号出力指令が出力切り替え部7に出力された後、この演算処理が終了される。
そして、電力制御回路19によって、デジタル復調部5(デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12)への電力供給が停止される。また、音声信号切り替えスイッチ20によって、アナログ復調部6(遅延回路15)の音声信号出力用の出力端子がスピーカ8の入力端子に接続され、遅延回路15から出力される音声信号がスピーカ8から再生される。さらに、映像信号切り替えスイッチ21によって、アナログ復調部6(遅延回路15)の映像信号出力用の出力端子がディスプレイ9の入力端子に接続され、遅延回路15から出力される映像信号がディスプレイ9に表示される。
このように、本実施形態の放送受信機1によれば、デジタルテレビ放送信号の受信品質とアナログテレビ放送信号の受信品質とが許容範囲外であるとき、つまり、デジタルテレビ放送信号の誤り訂正を実行できず、復調されたデジタルテレビ放送信号では映像や音声を出力できないが、復調されたアナログテレビ放送信号によれば劣化があるものの映像や音声を出力することができるときには、図3や4の領域cに太線で示すように、映像や音声を出力できるアナログ復調部6の復調結果をスピーカ8やディスプレイ9に出力させることができ、その結果、映像や音声が途切れてしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態では、図3や4に示すように、電界強度(テレビ放送の電波の強さ)が同じように弱くなると、アナログテレビ放送信号の受信品質が低下した後、デジタルテレビ放送信号の受信品質が低下する状況に適用した例を示したが、これに限られるものではない。例えば、図5に示すように、デジタルテレビ放送信号の受信品質が低下した後、アナログテレビ放送信号の受信品質が低下するような状況に適用するようにしてもよい。
以上、図1のデジタル復調部5、デジタルチューナ10、OFDM復調部11及びMPEG復調部12が特許請求の範囲に記載のデジタル放送信号復調部を構成し、以下同様に、図1のアナログ復調部6、アナログチューナ13及び検波部14がアナログ放送信号復調部を構成し、図1のアナログ受信品質取得部17がアナログ受信品質取得部を構成し、図1の復調部制御回路18、電力制御回路19、音声信号切り替えスイッチ20及び映像信号切り替えスイッチ21が復調部制御部を構成し、図1のデジタル受信品質取得部16がデジタル受信品質取得部を構成し、図1の遅延回路15が遅延部を構成する。
なお、本発明の放送受信機は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、デジタルテレビ放送信号の受信品質をBERに基づいて判定し、アナログテレビ放送信号の受信品質をS/Nに基づいて判定する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、デジタルテレビ放送信号の受信品質とアナログテレビ放送信号の受信品質とを放送信号の電界強度に基づいてそれぞれ判定するようにしてもよい。具体的には、デジタルテレビ放送信号の受信強度が第1閾値以上であるときにデジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定し、前記第1閾値より小さいときにデジタルテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定する。また、アナログテレビ放送信号の受信強度が第2閾値以上であるときにアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定し、前記第2閾値より小さいときにアナログテレビ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定する方法を挙げることができる。
また、放送受信機1でテレビ放送の放送信号を受信する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、ラジオ放送の放送信号を受信するようにしてもよい。
本発明の放送受信機の内部構成を示すブロック図である。 復調部制御処理を示すフローチャートである。 放送受信機の動作を説明するための説明図である。 放送受信機の動作を説明するための説明図である。 放送受信機の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1は放送受信機、2はアンテナ、3は分配器、4はチャネル設定部、5はデジタル復調部、6はアナログ復調部、7は出力切り替え部、8はスピーカ、9はディスプレイ、10はデジタルチューナ、11はOFDM復調部、12は遅延回路、13はアナログチューナ、14は検波部、15は遅延回路、16はデジタル受信品質取得部、17はアナログ受信品質取得部、18は復調部制御部、19は電力制御回路、20は音声信号切り替えスイッチ、21は映像信号切り替えスイッチ

Claims (7)

  1. 受信したデジタル放送信号を復調するデジタル放送信号復調部と、受信したアナログ放送信号を復調するアナログ放送信号復調部と、前記アナログ放送信号の受信品質を取得するアナログ受信品質取得部と、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲内であるときに、前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号を外部に出力し、且つ、前記デジタル放送信号復調部の動作を停止させる復調部制御部とを備えたことを特徴とする放送受信機。
  2. 前記デジタル放送信号の受信品質を取得するデジタル受信品質取得部を備え、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲外であるときには、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲内であるときに、前記デジタル放送信号復調部で復調されたデジタル放送信号を外部に出力し、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信品質が許容範囲外であるときに、前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号を外部に出力することを特徴とする請求項1に記載の放送受信機。
  3. 前記デジタル受信品質取得部は、前記デジタル放送信号を復調したときのBERを取得し、前記復調部制御部は、前記デジタル受信品質取得部で取得されたBERが第1閾値以上であるときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第1閾値より小さいときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。
  4. 前記デジタル受信品質取得部は、前記デジタル放送信号の受信強度を取得し、前記復調部制御部は、前記デジタル受信品質取得部で取得された受信強度が第1閾値より小さいときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第1閾値以上であるときに前記デジタル放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。
  5. 前記アナログ受信品質取得部は、前記アナログ放送信号のS/Nを取得し、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得されたS/Nが第2閾値より小さいときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第2閾値以上であるときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放送受信機。
  6. 前記アナログ受信品質取得部は、前記アナログ放送信号の受信強度を取得し、前記復調部制御部は、前記アナログ受信品質取得部で取得された受信強度が第2閾値より小さいときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲外であると判定し、前記第2閾値以上であるときに前記アナログ放送信号の受信品質が許容範囲内であると判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放送受信機。
  7. 前記アナログ放送信号復調部で復調されたアナログ放送信号の出力タイミングを遅延させる遅延部を備えたこと特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信機。
JP2004157841A 2004-05-27 2004-05-27 放送受信機 Withdrawn JP2005341271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157841A JP2005341271A (ja) 2004-05-27 2004-05-27 放送受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157841A JP2005341271A (ja) 2004-05-27 2004-05-27 放送受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005341271A true JP2005341271A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35494314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004157841A Withdrawn JP2005341271A (ja) 2004-05-27 2004-05-27 放送受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005341271A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007158492A (ja) 地上デジタルテレビジョン受信機
JP4110028B2 (ja) デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法および移動体
JP2004179928A (ja) デジタル放送受信装置、受信方法および受信回路
WO2006035753A1 (ja) 無線受信装置
JP2008206015A (ja) デジタル放送受信装置
JP4468921B2 (ja) デジタル放送受信機
JP2001217735A (ja) 放送受信装置
JP2006074466A (ja) デジタルデータ受信機
JPH04369189A (ja) テレビジョン受像機
US7528888B2 (en) Television broadcast receiver
JP2006295663A (ja) デジタル放送受信装置及びこのデジタル放送受信装置が搭載された移動体
JP2005341271A (ja) 放送受信機
JP2010028186A (ja) ダイバーシティ受信装置、およびダイバーシティ受信方法
JP2005109912A (ja) デジタル放送受信機
JP2006066959A (ja) デジタル放送受信装置
JP6449118B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP2005223784A (ja) ダイバーシティ受信機
JP2005217681A (ja) デジタル放送受信装置
JP2008154062A (ja) 放送受信装置
JP2006174030A (ja) 移動体用デジタル放送受信装置
JP4996588B2 (ja) デジタル放送受信機
JP6605310B2 (ja) 放送受信装置及び放送受信制御方法
JP2008244969A (ja) 受信装置
JP2006157148A (ja) 受信機
JP6128587B2 (ja) 放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807