JP2005340985A - 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005340985A
JP2005340985A JP2004154084A JP2004154084A JP2005340985A JP 2005340985 A JP2005340985 A JP 2005340985A JP 2004154084 A JP2004154084 A JP 2004154084A JP 2004154084 A JP2004154084 A JP 2004154084A JP 2005340985 A JP2005340985 A JP 2005340985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
image
intersection
image processing
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004154084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4542821B2 (ja
Inventor
寿男 ▲福▼井
Toshio Fukui
Teiichi Okochi
禎一 大河内
Eiji Ishikawa
英司 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AICHI GAKUIN
Original Assignee
AICHI GAKUIN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AICHI GAKUIN filed Critical AICHI GAKUIN
Priority to JP2004154084A priority Critical patent/JP4542821B2/ja
Publication of JP2005340985A publication Critical patent/JP2005340985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4542821B2 publication Critical patent/JP4542821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】 撮像素子および撮影光学系の歪みに起因する誤差を補正し、特により正確な被写体の画像を得られるようにする。
【解決手段】 レンズ21(22)および撮像素子201n(202n)、201m(202m)、201f(202f)を用いて直交する縦線および横線から成るグリッド画像を前記撮影光学系および撮像素子により撮影し、グリッド画像の縦線および横線から構成されるブロックの交点を検出し、ブロックの交点を当該ブロックが矩形となるように補正し、グリッド交点補正により得られたブロックを画成する各交点の座標と、グリッド画像中のブロックを画成する各交点の座標に基づき実際の撮影画像を補正するための補正関数を演算するキャリブレーション処理を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影光学系および撮像素子を用いて撮影した画像データの前記撮影光学系および撮像素子に起因する歪みを補正する画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラムに関するものである。
従来より、それぞれ複数の光軸の異なる撮影光学系を介して撮影された画像から、被写体の位置や座標を測定する技術が知られている(たとえば下記の特許文献1)。この種の撮影方式はステレオ撮影あるいは立体撮影などと呼ばれ、また、用いられるカメラはステレオカメラや立体カメラなどと呼ばれることがある。
また、撮影距離の異なる画像を合成し、遠景から近景までの全ての被写体にピントの合った画像を得る技術(たとえば下記の特許文献2)が知られている。この種の技術では、たとえば、近距離(N:Near)、中距離(M:Middle)、遠距離(F:Far)にそれぞれ被写界深度を持つよう撮影光学系に対して異なる位置にそれぞれ近距離用、中距離用、遠距離用の撮像素子を配置し、各撮像素子から得られたN(近距離)、M(中距離)、F(遠距離)の各画像を解析し、各画像の鮮鋭度などの条件に基づき各画像より適切な部位を抽出して合成することによって、より鮮鋭度の高い画像を得ることができる。以下では便宜上この近距離(N:Near)、中距離(M:Middle)、遠距離(F:Far)の画像を合成して画像の鮮鋭度を高める撮影技術/画像処理技術をそれぞれNMF撮影/NMF画像処理という。
そして、もちろん上記のステレオ(立体)撮影の技術に、上記NMF撮影/画像処理を適用することができ、その場合、NMF画像処理により鮮鋭度を改善された画像に基づき、より正確に被写体の位置や座標を測定することができる。
特開2003−281521号公報 特開平11−37720号公報
上記の公知技術においては、撮像素子としてはCCDのような素子が用いられるが、この種の素子には製造上の歪みが少なからず存在し、実際に撮像される画素の位置は理論的な位置からずれている。また、さらに、撮像レンズにも各種の光学収差が存在し、撮影画像にはこの収差が影響し、たとえば、上記のステレオ(立体)撮影による座標測定においては、測定精度が低下するし、また上記のNMF画像合成処理においては、そして、上記の技術においては少なくとも近距離用、中距離用、遠距離用の異なる複数の撮像素子が用いられるが、各撮像素子のそれぞれ異なる歪みと光学系の収差が撮影画像に反映される結果、良好な画像の連続性を得られなかったり、所期の鮮鋭度を得られない、などの問題が生じる。
本発明の課題は、上記の問題を解決し、撮像素子および撮影光学系の歪みに起因する誤差を補正し、特にステレオ(立体)撮影およびNMF撮影/画像処理を適用する場合に、より正確な被写体の画像を得られ、これに基づき正確に被写体の位置や座標を測定することができるようにすることにある。
本発明は、撮影光学系および撮像素子を用いて撮影した画像データの前記撮影光学系および撮像素子に起因する歪みを補正する画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラムにおいて、直交する縦線および横線から成るグリッド画像を前記撮影光学系および撮像素子により撮影し、前記グリッド画像の縦線および横線から構成されるブロックの交点を検出し、前記ブロックの交点を当該ブロックが矩形となるように補正し、前記グリッド交点補正により得られたブロックを画成する各交点の座標と、前記グリッド画像中のブロックを画成する各交点の座標に基づき実際の撮影画像を補正するための補正関数を演算するキャリブレーション処理を行なう構成を採用した。
以上の構成によれば、グリッド画像のキャリブレーション撮影を行ない、グリッド画像の縦線および横線から構成されるブロックを単位として、そのブロックを画成する交点をそのブロックが矩形となるように補正し、グリッド交点補正により得られたブロックを画成する各交点の座標と、グリッド画像中のブロックを画成する各交点の座標に基づき実際の撮影画像を補正するための補正関数を演算するようにしているので、実際の撮影において、撮像素子および撮影光学系の歪みに起因する誤差を補正し、特にステレオ(立体)撮影およびNMF撮影/画像処理を適用する場合に、より正確な被写体の画像を得られ、これに基づき正確に被写体の位置や座標を測定することができる、という優れた効果がある。
以下では、便宜上、ステレオ(立体)撮影およびNMF撮影/画像処理を行なう撮影システムを例示する。しかしながら、本発明の画像処理技術の基本部分は必ずしもステレオ(立体)撮影およびNMF撮影/画像処理を行なう場合でなくても適用できる。たとえば、本発明の画像処理技術の基本部分は、単一レンズを用い、NMF画像合成を行なわない撮影システムにも適用できる。
<ハードウェア構成>
図1は本発明を採用した画像処理システムの全体構成を示している。図1のシステムはステレオカメラ20および制御システム40から構成されている。
ステレオカメラ20は、立体撮影を行なうための撮影光学系として、所定距離離して平行に光軸を配置したレンズ21および22と、これらレンズ21および22の背後にそれぞれ配置されたCCDなどから構成された撮像素子201n、201m、201f、および202n、202m、202f、を有する。
撮像素子201n(202n)、201m(202m)、201f(202f)は、N(近距離)、M(中距離)、F(遠距離)の被写体の画像を各々良好に撮像できるよう、それぞれレンズ21(22)の光軸上の異なる位置に配置される。図1では、簡略化のため撮像素子201n(202n)および201m(202m)の方向に撮影光を導くためにハーフミラー204を配置した構成を示しているが、このような光路分割手段の構成は任意であり、たとえば撮像素子201n(202n)、201m(202m)、201f(202f)の方向に撮影光を導くような反射/透過面を有するプリズムなどを用いることができる。
また、ステレオカメラ20は、レンズ21および22の合焦動作や露光制御、各撮像素子の撮影タイミングや画像出力処理などを制御するCPU203を有している。レンズ21および22は通常(ステレオ画像の左右を同一条件で撮影する場合に)、同一の焦点距離および開口比を持つものが用いられる。CPU203および各撮像素子201n、201m、201f、および202n、202m、202fの撮影画像データは所定のインターフェース(USBなど)を介して制御システム40に送信される。
制御システム40は、既存のPCのほぼ一般的なハードウェアから構成することができる。すなわち、制御システム40は、装置全体の制御、および本発明の画像処理を制御するためのCPU51、プログラムやデータを格納するためのROM52およびRAM53、後述の制御プログラムや撮影データを格納するためのHDD54、ユーザーインターフェースのためのディスプレイ(CRTやLCDなど)41およびキーボード42、そしてステレオカメラ20と接続するためのUSBなどのインターフェース55から構成されている。
上述のように以上の構成においても、各撮像素子201n、201m、201f、および202n、202m、202fには、製造条件などに応じて個体ごとにそれぞれ異なる歪みが存在し、また、どのような高精度の素子を用いたとしてもレンズ21および22には何らかの収差が残っており、ステレオ(立体)撮影およびNMF画像合成に少なからず影響を与える。本実施例では、この撮像素子およびレンズに起因する歪みを補正する。
<画像処理全体の流れ>
本実施例の画像処理は制御システム40のCPU51により実行されるものとする。また、以下の補正処理は、実際の撮影を行なう前(たとえばステレオカメラ20の製品出荷時など)に1回行なえばよい。
本実施例の補正処理の全体の流れは図2に示す通りであり、まずステップS21においてキャリブレーション用のグリッドを図1のステレオカメラ20により撮影する。図3に示すようにこのグリッド60は白地に黒で直交する縦線および横線から成るグリッドが描かれたもので、紙やプラスチックシートに印刷などの方法で形成する。このグリッド60のそれぞれ隣り合う直線により構成され、該直線の交点により囲まれた最も小さい正方形の矩形のブロックは以下では便宜上「ブロック」という。
グリッド60の密度および撮影距離は任意であるが、撮像素子上に補正処理を行なうに充分な本数のグリッドが撮影されるように選ぶ。たとえば、後述の例では、撮像素子は画素数が1024×768程度のものであるが、撮像素子の50〜60画素ごとに一本程度の密度でグリッドが写るようにグリッド60の密度および撮影距離が選択されている。
ステップS22では、撮像素子(たとえば201n)で撮影した撮影画像データ上の縦横のグリッド線が存在する範囲を演算する。ここでは、交点周辺のグリッド線範囲(縦・横)の中心を通る直線の式を求め、さらに縦横2つの直線の式から交点をサブピクセル単位で求める。この撮影画像データ上のグリッド交点を検出する処理については以下で詳述する。
撮影画像データ上では上記の撮像素子およびレンズに起因する歪みの影響で、グリッドは直線として写っていないので、続くステップS23ではグリッドが縦横の直線となるよう、すなわち各ブロックが矩形(正方形)となるように補正し、その補正後のグリッド交点を求める。この縦横の直線となるように補正したグリッドは本来撮像素子およびレンズに起因する歪みが無い場合に撮影されたグリッドである。このグリッド交点の補正についても以下で詳述する。
いうまでもなく、補正前のグリッドは撮像素子およびレンズに起因する歪みを反映しているから、補正前のグリッドと補正後のグリッドの形状の差を評価しておき、その評価結果を用いれば実際の撮影画像を補正し、撮像素子およびレンズに起因する歪みの影響を除去した画像を得られる。本実施例では、ステップS24に示されるように補正前のグリッドと補正後のグリッドの形状の差の評価はグリッドが構成する各ブロックごとに補正前のブロックと補正後のブロックの形状に基づきアフィン変換関数を求めることにより行なう。
このように、各ブロックごとに実際の撮影画素を補正するためのアフィン変換関数を求めておけば、実際の撮影においてこのアフィン変換関数を用いて撮影画像を補正し、撮像素子およびレンズに起因する歪みの影響を排除した画像データを得ることができる。(ステップS25)。
上記の補正処理を行なう際、まず重要なのは図2のステップS22において撮影画像上においてグリッドの交点座標を求め、また、ステップS23においてグリッドの交点を補正することである。
以下では、これらの補正処理につき説明するが、最初にステレオ(立体)撮影およびNMF画像合成に関係しない一対のレンズおよび撮像素子(たとえばレンズ21と撮像素子201n)の組合せにおける画像処理を説明し、続いてステレオ(立体)撮影およびNMF画像合成、特にNMF画像合成において重要な画像処理を説明するものとする。
<グリッド交点検出処理>
まずステップS22におけるグリッド交点検出につき説明する。
グリッド線検出に関して考察すると、次のような問題がある。一般論としては所定の閾値を設定し、撮影画像データで輝度が閾値以下となる点をグリッド線の存在する位置として検出することが考えられ、そして、この閾値によるスキャンを縦または横方向に行なえばグリッド線の位置が得られると考えられる。しかし、実際は次の2つの問題によって上記の方法ではグリッド線の位置を正確に得ることができない。
(1)レンズ周辺は中央部に比べて暗くなるため白い部分も閾値を下回る場合がある
(2)全体が樽型にゆがんでいるため縦・横の走査線上においてグリッド線が現れたり消えたりする。
問題(1)に関して、グリッド撮影画像上を横方向に1本の走査線で走査した輝度のグラフを図4に示す。図4(および後述の図5および図6)の縦軸は輝度、横軸は画素アドレスを示している。図示のように、グリッドの縦線に相当する鋭い輝度の落ち込みが周期的に現れているが、レンズ周辺部で輝度が落ち込んでいる様子がわかる。
また、問題(2)の樽型歪みは図8に示すようなもので、走査線L上にグリッド線が現れたり消えたりする現象である。単純な横方向走査ではグリッド線が画像の端から端ではなく、図8の破線内に存在すると誤検出されることがある。図5の走査線データは図の右方において輝度が落ち込んでおり、この部分において樽型に歪んだ横方向のグリッドの影響が現われている。
そして、問題(1)と問題(2)が複合している部分における輝度の変化は図6に示すようなものとなる。さらに、図7は複数の走査線上の輝度の変化を1つのグラフ中に示しているが、図4〜図7を考察すれば、単純な閾値による切断ではグリッド線の位置を正確に演算することは極めて困難であることがわかる。
そこで、本実施例では、グリッド線を検出するために、次のような手法を用いる。
(a1)グリッド線を構成する輝度の低い画素を検出する。ここでは画像データの(縦のグリッド線検出の場合)キャリブレーション画像を横方向に走査、あるいは(横のグリッド線検出の場合)キャリブレーション画像を縦方向に走査する
(a2)グリッド線と思われる候補画素を検出する。ここでは、輝度が過去の複数走査線(たとえば4〜5本程度)における同一画素アドレスの複数画素(たとえば4〜5画素程度)の平均の60%(あるいは他の適当な閾値パーセンテージ)を下回った画素を候補画素とする
(a3)グリッド線が存在する範囲を検出する。ここでは、各画素アドレスでグリッド線の候補画素が何点あったかを求め、その連続性を評価する。この評価には次の評価関数を用いる。
Figure 2005340985
この式においてp(i)は画素アドレス(座標)iにおけるグリッド線の候補画素の数である。この評価関数P(x)の値が閾値以上の場合、グリッド線が存在する範囲として検出する。
図9に上の評価関数P(x)による範囲検出の様子を示す。図9では、横方向の4本の走査線が示されており、一番下のこれら4本の走査線を用いて行なわれる評価の様子が下部の表中に示してある。この表の上段は上の評価関数P(x)の右辺のp(x)のそれぞれの(水平)画素アドレスにおける値で上部の4本の走査線における各(水平)画素アドレスにおける黒画素の数に一致する。また、表の下段は、算出された評価関数P(x)の値で、たとえば中央の「20」は上段のp(x)の値「3」、「4」、「2」からP(x)20=(3×4)+(4×2)と算出されたものである。そして、図9では、適当な閾値(たとえば10以上)のP(x)の値の範囲をグリッド線の領域として検出している。
図10および図11は、上記のようにグリッド画像から求めた縦および横の実際のグリッド線範囲の例を示す。図10および図11では、図9のようにして検出されたグリッド線の領域を黒線で示しているが、図示のように画面周辺部で歪み/収差の影響によりグリッド線の範囲が広く検出されていることがわかる。
以上のようにして、縦横のグリッド線範囲を検出できる。さらに図10および図11のように幅のあるグリッド線範囲の交点領域内でグリッド交点を検出しなければならない。
図10および図11のように幅のあるグリッド線範囲の交点領域付近を拡大すると図12のようにグリッド線範囲が交わっており、グリッド線範囲の内部は輝度の異なる画素で埋められている。ここで検出すべき交点座標は
Figure 2005340985
と考えることができるから、縦と横の線の中心を求める必要がある。このためには、線の太さ方向に見て輝度が最も低い画素の前後1画素(計3画素)の輝度値を用い、次のようにして線の中心を求める。
(b1)図12の横方向のグリッド線の中心を求める場合、図12の右側に示すように、線の太さ方向に見て輝度が最も低い画素の前後1画素(計3画素)の輝度値を用い、グリッド線領域の画素データの輝度値を用いてこれら3点の輝度値を通る2次関数を適当な演算法、たとえばガウス法などを用いて求める
(b2)同関数曲線上で最も輝度が暗くなる座標を線の中心座標として検出する。
以上のようにして、グリッド画像上のグリッドの交点の座標をサブピクセル単位で得ることができる。
以上のようにしてグリッド画像から求めた交点(の一部)をグラフ化したものを図13に、また、図13の上部のグリッド線のうち1本分を拡大したものを図14に示す。図13および図14において、上記のようにして検出された交点座標は黒点で示されている。これら交点座標(ここではy座標)はサブピクセル単位で算出される。図14では縦方向を他の図よりも拡大しているために、グリッド線の曲りはより強調して示されている。
なお、以上では、x(横)方向に関する走査線に関する演算を示したが、y(縦)方向に関しても同様の演算を行なうことができるのはいうまでもない。
以上のようにして、図2のステップS22におけるグリッド交点検出を行なうことができる。
<グリッド交点補正処理>
続いて図2のステップS23におけるグリッドの交点補正につき説明する。
以上の説明から明らかなように、キャリブレーション撮影により撮影されたグリッド画像は、撮像素子およびレンズに起因する歪みの影響を受け、図15の右側に示すように歪んでいる。本実施例ではこの歪みの状態を反映したアフィン変換関数を求めておき、実際の撮影画像を補正する。
このアフィン変換関数の生成には、実際に撮影したグリッド画像の他に、本来の歪んでいないグリッド画像データが必要である。この歪んでいないグリッド画像データとしては撮影距離や倍率、画角中心などの撮影条件を厳密に制御した上、あらかじめ撮像素子上に撮影されると考えられるグリッド画像データを固定的に用いることも考えられるが、キャリブレーション時に撮影条件の制御を正確に行なうことはそれほど容易ではない。
したがって、本実施例では、キャリブレーション撮影されたグリッド画像に基づき、歪んでいないグリッドを求めるグリッド補正を行なう。
本実施例のグリッド補正では、図15のようにキャリブレーション撮影されたグリッド画像中心部の4点の交点P00、P01、P10、およびP11を用いて画面全体にわたって本来の歪んでいないグリッドを生成する。これらの交点P00、P01、P10、およびP11は、画面中心の座標から外側に向かってグリッド画像データを探索すれば容易に同定することができる。なお、これら画面中心部の交点P00、P01、P10、およびP11を用いるのは、この部位がレンズの光学的特性や撮像素子の機械的歪みの影響が最も少ない条件で撮影された部位であると考えられるからである。
交点P00、P01、P10、およびP11はそれぞれ(x00,y00)、(x01,y01)、(x10,y10)、および(x11,y11)の各座標値を有するものとすれば、これら交点P00、P01、P10、およびP11が画成するブロックの幅Dxおよび高さDyは、これらのうち適当な2点を決め、x座標値およびy座標値を減算すれば求めることができるが、たとえば、幅DxはDx=((x01−x00)+(x11−x10))/2、高さDyはDy=((y10−y00)+(y11−y01))/2のように平均値として求めれば演算精度を向上できる。
後は、このようにして求めた幅Dxないし高さDyを整数倍した値を交点P00、P01、P10、およびP11のxy座標に加算すれば歪みのない交点群を得ることができる。たとえば、交点P00、P01、P10、およびP11に対してiおよびj番目(iおよびjは整数)にxないしy座標が大きい、あるいは小さい交点の座標値は、次のように求めることができる。
P00よりx座標が小さく、y座標も小さい交点Pij:
Pij(x00−Dx×i,y00−Dy×j)
P01よりx座標が大きく、y座標が小さい交点Pij:
Pij(x01+Dx×i,y01−Dy×j)
P10よりx座標が小さく、y座標が大きい交点Pij:
Pij(x10−Dx×i,y10+Dy×j)
P11よりx座標が大きく、y座標も大きい交点Pij:
Pij(x11+Dx×i,y11+Dy×j)
Dx×iまたはDy×jの値が画面の大きさを超えない範囲内でiおよびjのカウンタをインクリメントしながら、上記の演算を行なえば、歪みのないグリッド交点群を得ることができる。なお、この演算中にDx×iまたはDy×jの値が画面の大きさを超えた(あるいは等しい)場合は、画面端部の補正後交点Pijは図18に示すようにその1つ前の補正後交点Pijのxまたはy座標の一方の値を画面端部に対応する座標値に置換することにより画面端部の補正後交点Pijを求めることができる。図18の例は画面上端の補正後交点Pijの例で、1つ前の補正後交点Pijのxまたはy座標の一方の値を画面端部に対応する座標値である0に置換している。他の4辺上の補正後交点についても同様の演算により求めることができる。
以上のようにして、キャリブレーション撮影により撮影されたグリッド画像に基づいて歪みのない補正後ブロックをそれぞれ画成するグリッド交点群を得ることができる。
なお、上記のようにキャリブレーション撮影により撮影されたグリッド画像に基づいて行なうグリッド補正は、キャリブレーション時の厳密な撮影条件制御が不要であり、低コストで容易に実施できる。
<補正関数演算処理>
以上のようにして得られた補正前ブロックと補正後ブロックから、実際の撮影画像の補正処理(図2のステップS25)に用いるべきアフィン変換関数を求める。たとえば、図16では画像左上部の補正前交点1−1、1−2、2−1、2−2の4交点により画成されたブロックは補正後交点1−1、1−2、2−1、2−2の4交点により画成されたブロックに対応づけることができ、この補正前ブロックの形状を補正後ブロックの形状に変形させることができるアフィン変換関数を求めればよい。このグリッド補正のためのアフィン変換関数は各補正前および補正後のブロックごとに生成する。
実際の撮影画像を取り扱うプログラム処理(図2のステップS25)では、画面中の特定のアドレス(xy座標)にある画素の輝度値を補正する処理を行なうことになる。したがって、処理効率を考えると、画面中の特定のアドレスを補正後ブロック中の特定点と考え、この画面中の特定のアドレスに存在すべき輝度値が補正前のどのアドレスから得られるかを求められるよう、アフィン変換関数を当該ブロックについて求めておくと都合がよい。
一般に座標(x,y)から座標(u,v)へのアフィン変換は
Figure 2005340985
Figure 2005340985
で表される。この2つの式において、p1,p2,p3,q1,q2,q3がアフィン変換関数を決定づけるアフィン変換係数である。
ここで、あるブロックについてアフィン変換係数p1〜q3を求めるには、たとえば次の条件を満足するp1〜q3を算出すればよい:
(c1)補正後の交点1-1(x11,y11) を補正前の交点1-1(u11,v11) へ変換
(c2)補正後の交点1-2(x12,y12) を補正前の交点1-2(u12,v12) へ変換
(c3)補正後の交点2-1(x21,y21) を補正前の交点2-1(u21,v21) へ変換
すなわち、上記の条件を満足するアフィン変換係数は、交点1-1(x11,y11)、交点1-2(x12,y12)、交点2-1(x21,y21)、交点2-2(x22,y22)、により規定される補正後のブロックを、交点1-1(u11,v11) 、交点1-2(u12,v12) 、交点2-1(u21,v21) 、交点2-2(u22,v22) 、補正前のブロックに変形させることができるものである。
ここで、
Figure 2005340985
Figure 2005340985
Figure 2005340985
Figure 2005340985
Figure 2005340985
と置くと、
Figure 2005340985
Figure 2005340985
が成り立つ。この式(10)(11)は上記のアフィン変換関数について上の条件(c1)〜(c3)を適用したものである。そして、この式(10)、(11)を解けばアフィン変換係数を求めることができる。この式を解くにはいくつかの方法があるが、本実施例では行列が3×3と小さいことから、クラーメルの公式を用いる。
たとえば式(10)の場合、
Figure 2005340985
Figure 2005340985
Figure 2005340985
と計算できる。ここで、││は行列式で、その値は
Figure 2005340985
と計算でき、アフィン変換係数p1〜p3を求めることができる。式(11)についても同様の演算を行なうことにより、アフィン変換係数q1〜q3を求めることができる。
<撮影画像補正処理>
以上のように係数を求めたアフィン変換は、画素アドレスから画素アドレスへの変換であり、補正後のブロック中の所定画素アドレスから補正前のブロック中の対応する画素アドレスを求めることができるように係数が求められている。したがって、実際の撮影画像を取り扱うプログラム処理(図2のステップS25)においては、ある注目画素アドレスを決めれば、補正前のブロック中の注目画素アドレスに対応する画素アドレスを求め、その画素アドレスにおいて得られる輝度値を当該注目画素アドレスの輝度値として出力することができる。
たとえば、あるブロックに関して求められたアフィン変換係数を用いて、処理すべき注目画素のアドレス(xy座標)が(150,150)であった場合、アフィン変換係数を用いると(152.5,151.3)のような画素アドレスが得られる。すなわち、画素アドレス(150,150)の注目画素の輝度値は、実際の撮影データでは、アドレス(152.5,151.3)に歪んで出力されているから、この画素アドレス(152.5,151.3)における輝度を画素アドレス(150,150)の輝度として出力すれば撮像素子およびレンズに起因する歪みを補正できることになる。
ここで、アフィン変換により補正された座標は(152.5,151.3)のようにサブピクセル単位で算出されるため、実際の演算ではこの実数座標を取り囲む位置にある4つの画素の輝度(色データ)から線形補間等で輝度値を求めればよい。
たとえば、上の画素アドレス(152.5,151.3)における輝度値cを線形補間するには、この画素を取り囲むc00(152,151)c10(153,151)c01(152,152)c11(153,152)の4画素の輝度値を用いて次のような線形補間を行なう:
Figure 2005340985
ここで、aおよびbは入力座標値(152.5,151.3)の小数部でこの例の場合a=152.5−152=0.5、また、b=151.3−151=0.3である。
実際の撮影画像を取り扱うプログラム処理(図2のステップS25)においては、撮影画像領域を1画素づつ順にスキャンし、上記のようにしてその注目画素アドレスにおいて出力すべき輝度値(たとえばRGBデータ)を演算していけばよい。
以上のようにして、撮像素子および撮影光学系の歪みに起因する誤差を補正し、より正確な被写体の画像を得ることができる。
なお、画面周辺部ではアフィン変換により補正された座標値が実際の撮影画像データのアドレス範囲を超えてしまう場合があるので、このような部分については画像データを無効として捨てるか、あるいは適当な演算方式により近似した値を出力するようにしてもよい。
<NMF撮影における補正関数演算処理>
以上では、ステレオ撮影およびNMF撮影に依存しない補正処理につき説明した。図1に示したようなステレオ撮影およびNMF撮影を行なう撮影システムでは以下のような補正を行なうことができる。
図1から明らかなように、NMF撮影においてはN(近)、M(中)、F(遠)の3枚の画像データが得られる。たとえば図1の撮像素子201n(202n)、201m(202m)、201f(202f)はそれぞれ異なる製造上の歪みを有する可能性がある。そしてこれら各撮像素子で得られる画像データごとに独立して上記の補正処理を行なってもよいが、演算コストが極めて大きくなる問題がある。
そこで、図2のステップS21の撮影の後、上述のステップS22の交点座標の検出までをN(近)、M(中)、F(遠)の画像データについてそれぞれ行ない、続いて、ステップS23のグリッド交点座標の補正処理をN(近)、M(中)、F(遠)の画像データのうちの1つ、たとえばM(中)の画像について行なう。ここでは、前述のようにして撮影された画面中心部の4点のグリッド交点から、歪んでいない補正後交点群を画面全体にわたって求める。
そしてN(近)およびF(遠)の画像データについては3画素の補正後の交点座標を一致させるため、M(中)の画像について求めた補正後のグリッド交点座標を用いてN(近)、M(中)、F(遠)の全ての画像データに関してアフィン変換関数を求める処理(ステップS24)を行なう。
たとえば、F(遠)の画像データの場合、図17に示すようにM(中)の画像データから求めた補正後のグリッド交点座標と、F(遠)の画像データの補正前のグリッド交点座標を用いてアフィン変換関数を求める処理(ステップS24)を行なう。
このようにして、NMF画像処理を行なう場合、演算量を大きく低減することができ、画像処理時間を短縮することができる。なお、ステレオ撮影系の場合、以上の画像処理はレンズ系ごとに(図1の場合、撮像素子201n、201m、201fの系と撮像素子202n、202m、202fの系はそれぞれ別に)行なうのはいうまでもない。
本発明は、立体画像撮影および画像処理を行なう任意の立体画像処理システムにおいて実施することができる。以上では、画像処理をPCハードウェアで行なう構成を例示したが、画像処理を行なう装置はPCに限定されるものではなく、専用機として構成された画像処理装置、画像データを入力する機能を有する画像形成装置(プリンタなど)、あるいはステレオカメラそれ自体などであってよい。また、本発明の画像処理を制御するためのプログラムは適当な記憶媒体経由、あるいはネットワーク経由で対象の画像処理装置(上記のPCやステレオカメラなど)に導入することができる。
本発明を採用した画像処理システムの構成を示した説明図である。 本発明による画像処理全体の流れを示したフローチャート図である。 本発明において用いられるグリッドの構成を示した説明図である。 本発明による画像処理において撮影された走査線の輝度変化を示した線図である。 本発明による画像処理において撮影された走査線の輝度変化を示した線図である。 本発明による画像処理において撮影された走査線の輝度変化を示した線図である。 本発明による画像処理において撮影された走査線の輝度変化を示した線図である。 本発明による画像処理において問題となる樽型歪みの状態を示した説明図である。 本発明による画像処理における評価関数の適用を示した説明図である。 本発明による画像処理において検出されたグリッド線範囲(縦)を示した説明図である。 本発明による画像処理において検出されたグリッド線範囲(横)を示した説明図である。 本発明による画像処理におけるグリッド交点座標の検出方法を示した説明図である。 本発明による画像処理において検出されたグリッド交点座標を示した線図である。 本発明による画像処理において検出されたグリッド交点座標を拡大して示した線図である。 本発明による画像処理において撮影されるグリッドおよび撮影されたグリッド画像を示した説明図である。 本発明による画像処理におけるグリッド交点の補正方法を示した説明図である。 本発明による画像処理におけるグリッド交点の補正方法をNMF画像に適用する場合を示した説明図である。 本発明による画像処理における画面端部のグリッド交点の補正方法を示した説明図である。
符号の説明
20 ステレオカメラ
21、22 レンズ
40 制御システム
41 ディスプレイ
42 キーボード
51 CPU
54 HDD
55 インターフェース
201n、201m、201f 撮像素子
202n、202m、202f 撮像素子
203 CPU

Claims (7)

  1. 撮影光学系および撮像素子を用いて撮影した画像データの前記撮影光学系および撮像素子に起因する歪みを補正する画像処理方法において、
    直交する縦線および横線から成るグリッド画像を前記撮影光学系および撮像素子により撮影する撮影過程と、
    前記グリッド画像の縦線および横線から構成されるブロックの交点を検出する交点検出過程と、
    前記ブロックの交点を当該ブロックが矩形となるように補正するグリッド交点補正過程と、
    前記グリッド交点補正過程により得られたブロックを画成する各交点の座標と、前記グリッド画像中のブロックを画成する各交点の座標に基づき実際の撮影画像を補正するための補正関数を演算する補正関数演算過程と、
    を含むキャリブレーション処理を行なうことを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項1に記載の画像処理方法において、前記交点検出過程において、前記グリッド画像の各座標を順次走査し、グリッド線を構成する輝度の低い画素を検出し、過去の複数走査線における同一座標の複数画素の平均の所定閾値パーセンテージを下回った画素をグリッド線の候補画素とし、各座標で過去の複数走査線における同一座標における前記候補画素の数の連続性を所定の評価関数を用いて評価することにより、グリッド線の存在する範囲を検出し、得られたグリッド線から交点を求めることを特徴とする画像処理方法。
  3. 前記所定の評価関数がP(x)=p(x−1)p(x)+p(x)p(x+1)(p(i):座標iにおけるグリッド線の候補画素の数)であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 請求項1に記載の画像処理方法において、補正関数演算過程において、グリッド画像中のブロックと、前記グリッド交点補正過程により得られたブロックを画成する各交点の座標値に基づき、当該ブロックにおける実際の撮影画像を補正するためのアフィン変換関数を演算することを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1に記載の画像処理方法において、前記撮影光学系の背後に、撮影距離の異なる被写体画像を各々良好に撮像できるよう光軸上の異なる位置に配置された複数の撮像素子を配置し、前記撮影過程において各撮像素子によりそれぞれグリッド画像を撮影し、得られた複数のグリッド画像に関してそれぞれ行なう前記補正関数演算過程においては、複数のグリッド画像のうち所定の一のグリッド画像に関して行なった前記グリッド交点補正過程により得られたブロックを画成する各交点の座標と、当該のグリッド画像中のブロックを画成する各交点の座標に基づき実際の撮影画像を補正するための補正関数を演算することを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理方法を実施するための画像処理装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理方法を所定の画像処理装置において実施するための画像処理プログラム。
JP2004154084A 2004-05-25 2004-05-25 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム Expired - Fee Related JP4542821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004154084A JP4542821B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004154084A JP4542821B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005340985A true JP2005340985A (ja) 2005-12-08
JP4542821B2 JP4542821B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=35494076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004154084A Expired - Fee Related JP4542821B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4542821B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101550868B1 (ko) 2009-03-19 2015-09-08 한화테크윈 주식회사 렌즈 및 미러에 의한 영상왜곡 보정방법
JP2016509199A (ja) * 2012-12-14 2016-03-24 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 3次元表面測定のための装置および方法
CN112104851A (zh) * 2020-09-15 2020-12-18 成都极米科技股份有限公司 画面校正的检测方法、装置和检测系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08287243A (ja) * 1994-12-29 1996-11-01 Philips Electron Nv 画像形成装置および幾何光学的画像歪修正方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08287243A (ja) * 1994-12-29 1996-11-01 Philips Electron Nv 画像形成装置および幾何光学的画像歪修正方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101550868B1 (ko) 2009-03-19 2015-09-08 한화테크윈 주식회사 렌즈 및 미러에 의한 영상왜곡 보정방법
JP2016509199A (ja) * 2012-12-14 2016-03-24 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 3次元表面測定のための装置および方法
CN112104851A (zh) * 2020-09-15 2020-12-18 成都极米科技股份有限公司 画面校正的检测方法、装置和检测系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4542821B2 (ja) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11272161B2 (en) System and methods for calibration of an array camera
JP5075757B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法、および電子機器
KR101053506B1 (ko) 어안 렌즈를 구비하는 카메라 모듈에 의해 획득된 영상의 왜곡 보정을 위한 파라미터 조정 방법
CN110915193B (zh) 图像处理系统、服务器装置、图像处理方法及记录介质
JP2010032260A (ja) 光学系歪補正方法および光学系歪補正装置
JP2000358157A (ja) デジタル画像の光減衰を補償する方法および装置
JP2020088689A (ja) 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法
JP6353233B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、及び画像処理方法
JP5821563B2 (ja) 画像読取装置および画像読取方法、並びにmtf補正パラメータ決定方法
JP2008298589A (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
CN112866655B (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
JP4542821B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、および画像処理プログラム
JP5446285B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5224976B2 (ja) 画像補正装置、および、画像補正方法、および、プログラム、および、記録媒体
JP2012256964A (ja) 撮像装置
JP2014241580A (ja) 撮像装置
Lluis-Gomez et al. Chromatic aberration correction in RAW domain for image quality enhancement in image sensor processors
JP2015163915A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体
CN112381896A (zh) 一种显微图像的亮度校正方法及系统、计算机设备
JP6105960B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および撮像装置
EP2306397A1 (en) Method and system for optimizing lens aberration detection
CN112866550B (zh) 相位差获取方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
US20220398778A1 (en) Lens calibration method for digital imaging apparatus
JP6566765B2 (ja) 撮像装置
JP3915037B1 (ja) 画像処理プログラム及びこれが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees