JP2005340303A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バンプ電極の脱落した不良品を顧客へ出荷することを低減できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 まず、半導体基板に複数のバンプ電極を形成した後(S101〜S106)、水と窒素ガスの混合物をノズルから勢いよく噴射する。すなわち、霧状になった水を勢いよく複数のバンプ電極に噴きつける(ミストジェット方式)(S107)。これにより、接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極を加速的に除去する。続いて、半導体基板に形成されたバンプ電極の有無について自動外観検査装置を使用して検査する(S108)。その後、プローブ検査(S109)および半導体基板の裏面研削(バックグラインド)を行う(S110)。そして、半導体基板をダイシングによりチップに個片化した後(S111)、良品だけをトレイに格納して(S112)出荷する(S113)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、バンプ電極を形成する半導体装置の製造に適用して有効な技術に関するものである。
特開2003−309139号公報(特許文献1)には、半導体基板にバンプ電極を形成した後、洗浄工程によってバンプ電極を形成した半導体基板を洗浄し、その後、半導体基板に形成したバンプ電極の不良の有無について外観検査を行う技術が開示されている。
また、特開2000−031185号公報(特許文献2)には、以下に示す技術が開示されている。すなわち、半導体基板にバンプ電極した後、このバンプ電極にフラックスあるいは保護膜を形成する。そして、バンプ電極にフラックスあるいは保護膜をつけた状態でバックグラインド用テープを貼り付け、バンプ電極形成面とは反対側の面(半導体基板の裏面)を研削する。続いて、バックグラインド用テープを引き剥がした後、フラックスを除去するために洗浄する。その後、検査工程を実施する技術が開示されている。
特開2003−309139号公報(第4頁、図1) 特開2000−031185号公報(第3頁、図1)
近年、携帯電話機などの表示部にLCD(Liquid Crystal Display)が使用されている。このLCDを駆動するためにはLCDドライバと呼ばれるLCD駆動用の半導体装置が必要であるが、このLCDドライバは、LCDに直接実装される。したがって、LCDドライバの製造メーカは、樹脂封止をせずに半導体チップの状態でLCDドライバを顧客に提供している。
このLCDドライバは、例えば以下に示すようにして製造される。すなわち、半導体基板上に複数のMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)を形成した後、複数のMISFETを接続するための配線を多層にわたって形成する。そして、最上層配線上にバンプ電極を形成する。続いて、形成したバンプ電極を介してLCDドライバの電気的特性検査(プローブ検査)を行った後、バンプ電極上にバックグラインド用の粘着性テープを貼り付けて、バンプ電極を保護する。次に、半導体基板の裏面(バンプ電極形成面とは反対側の面)を研削して半導体基板を所定の厚さにする。そして、バンプ電極に貼り付けた粘着性テープを引き剥がす。続いて、ダイシングにより半導体基板を個々のチップに切り分けた後、このチップをトレイに格納して出荷する。
このようにして完成したLCDドライバが出荷されるが、LCDドライバの中にはバンプ電極の一部が脱落してしまっているものが混入する場合がある。このため、LCDドライバの製造工程中に自動外観検査装置(AVI:Auto Visual Inspection)を導入して、バンプ電極の脱落を発見し、LCDドライバを出荷する前の段階で不良品として処理するようにしている。この自動外観検査装置による外観検査は、バンプ電極を形成した後で、かつプローブ検査を行う前に実施されている。
ところが、自動外観検査装置による検査工程の導入によってバンプ電極の脱落不良は、減少したもののゼロにはならなかった。そこで、自動外観検査装置による検査を行ったにもかかわらず、バンプ電極の脱落した不良品が出荷されることを調査した結果、自動外観検査装置による検査を実施した後の工程で、バンプ電極の脱落が発生していることが判明した。すなわち、自動外観検査装置による検査工程の後には、プローブ検査を経て、半導体基板の裏面を研削する工程がある。この裏面研削工程では、半導体基板の表面に形成されたバンプ電極を保護するため、バンプ電極上に粘着性テープを貼った後、半導体基板の裏面の研削が実施される。そして、半導体基板の裏面研削が終了すると、バンプ電極上に貼られている粘着性テープを引き剥がすことが行われる。この粘着性テープを引き剥がすときに、接合の弱いバンプ電極が半導体基板から脱落していた。
本発明の目的は、バンプ電極の脱落した不良品を顧客へ出荷することを低減できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、(b)前記(a)工程後、前記複数のバンプ電極のうち、不良バンプ電極の脱落を加速する工程と、(c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
バンプ電極の脱落した不良品を顧客へ出荷することを低減できる。すなわち、顧客へ出荷する製品の信頼性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における半導体装置の製造工程の流れを示したフローチャートである。このフローチャートは、半導体基板上にMISFETおよび多層配線を形成した後に行われるバンプ電極の形成およびその後の工程を説明した図である。すなわち、図1は、半導体基板上に表面保護膜(パッシベーション膜)を形成し、最上層配線上に形成されている表面保護膜を除去して最上層配線の上部を開口した後の工程について説明した図である。
図2から図15は本実施の形態1における半導体装置の製造工程を示した断面図である。まず、図2を参照しながら、半導体基板1上にMISFETQ1、Q2および配線を形成する工程について簡単に説明する。
図2に示すように、例えば1〜10Ωcm程度の比抵抗を有する半導体基板1を用意する。この半導体基板1は、例えばp型の単結晶シリコンよりなり、その主面には、素子分離領域2が形成されている。素子分離領域2は、酸化シリコンよりなり、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法やLOCOS(Local Oxidization Of Silicon)などによって形成される。
次に、半導体基板1に形成された素子分離領域2によって分けられた活性領域、すなわちnチャネル型のMISFETQ1を形成する領域にp型ウェル3を形成する。p型ウェル3は、例えばイオン注入法により、ボロン(B)やフッ化ボロン(BF2)を導入することによって形成される。同様に、pチャネル型のMISFETQ2を形成する領域にn型ウェル4を形成する。n型ウェル4は、例えばイオン注入法により、リン(P)や砒素(As)を導入することによって形成される。
続いて、半導体基板1上に、ゲート絶縁膜5を形成する。ゲート絶縁膜5は、例えば薄い酸化シリコン膜からなり、例えば熱酸化法を使用して形成することができる。
そして、ゲート絶縁膜5上に、ゲート電極7a、7bを形成する。ゲート電極7a、7bは、以下のようにして形成される。まず、半導体基板1のゲート絶縁膜5上にポリシリコン膜6を形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用してポリシリコン膜6をパターニングすることにより、ポリシリコン膜6よりなるゲート電極7a、7bを形成する。
次に、ゲート電極7aの両側の領域に半導体領域である低濃度n型不純物拡散領域8、9を形成する。低濃度n型不純物拡散領域8、9は、例えばイオン注入法を使用してリンなどのn型不純物をp型ウェル3内に導入することによって形成される。同様に、ゲート電極7bの両側の領域に半導体領域である低濃度p型不純物拡散領域10、11を形成する。低濃度p型不純物拡散領域10、11は、例えばイオン注入法を使用してボロンやフッ化ボロンなどのp型不純物をn型ウェル4内に導入することによって形成される。
続いて、ゲート電極7a、7bの側壁にサイドウォール12を形成する。サイドウォール12は、半導体基板1上に例えばCVD法を使用して酸化シリコン膜を堆積し、堆積した酸化シリコン膜を異方性エッチングすることにより形成することができる。
サイドウォール12を形成した後、ゲート電極7aの両側の領域に高濃度n型不純物拡散領域13、14を形成する。高濃度n型不純物拡散領域13、14は、例えばイオン注入法を使用して、リンなどのn型不純物を導入することによって形成することができる。高濃度n型不純物拡散領域13、14は、前述した低濃度n型不純物拡散領域8、9よりも不純物濃度が高くなっている。同様にして、ゲート電極7bの両側の領域に高濃度p型不純物拡散領域15、16を形成する。高濃度p型不純物拡散領域15、16は、例えばイオン注入法を使用して、ボロンやフッ化ボロンなどのp型不純物を導入することによって形成することができる。この高濃度p型不純物拡散領域15、16には、低濃度p型不純物拡散領域10、11よりも高濃度にp型不純物が導入されている。
次に、高濃度n型不純物拡散領域13、14および高濃度p型不純物拡散領域15、16の表面を露出させた後、半導体基板1上に例えばCVD法を使用してコバルト(Co)膜を堆積させる。そして、熱処理を施すことによって、コバルトシリサイド膜17を形成する。これにより、ポリシリコン膜6とコバルトシリサイド膜17よりなるゲート電極7a、7bを形成することができる。また、高濃度n型不純物拡散領域13、14および高濃度p型不純物拡散領域15、16にコバルトシリサイド膜17を形成することができる。したがって、ゲート電極7a、7bを低抵抗化することができるとともに、高濃度n型不純物拡散領域13、14および高濃度p型不純物拡散領域15、16のシート抵抗を低抵抗化することができる。その後、未反応のコバルト膜は除去される。
このようにして、nチャネル型のMISFETQ1およびpチャネル型のMISFETQ2を形成することができる。
続いて、配線工程について説明する。半導体基板1上に、例えばCVD法を使用して層間絶縁膜となる絶縁膜18を堆積する。その後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用することにより、絶縁膜18を貫通するコンタクトホール19を形成する。コンタクトホール19の底部では、高濃度n型不純物拡散領域13、14および高濃度p型不純物拡散領域15、16に形成されたコバルトシリサイド膜17が露出される。
次に、コンタクトホール19内にチタン/窒化チタン膜20aおよびタングステン膜20bを埋め込んだプラグ21を形成する。プラグ21は、例えば以下のようにして形成することができる。まず、コンタクトホール19内を含む絶縁膜18上に、例えばスパッタリング法を使用して、チタン/窒化チタン膜20aを形成した後、例えばCVD法を使用してタングステン膜20bをコンタクトホール19内に埋め込むように形成する。そして、絶縁膜18上に形成された不要なチタン/窒化チタン膜20aおよびタングステン膜20bをCMP法やエッチバック法を使用して除去することにより、プラグ21を形成する。
続いて、プラグ21を形成した絶縁膜18上にチタン/窒化チタン膜22a、アルミニウム膜22b、チタン/窒化チタン膜22cを順次形成する。これらの膜は、例えばスパッタリング法を使用して形成することができる。そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用して、チタン/窒化チタン膜22a、アルミニウム膜22bおよびチタン/窒化チタン膜22cをパターニングすることにより、配線23を形成する。この配線工程を繰り返すことにより、多層配線を形成することができる。
次に、多層配線のうち最上層配線を形成する工程について説明する。図3に示すように、半導体基板1上に絶縁膜30を形成する。絶縁膜30は、例えば酸化シリコン膜よりなり、例えばCVD法を使用して形成することができる。ここで、図3以降においては、半導体基板1上に形成されたMISFETQ1、Q2および最上層配線より下層に形成される配線については、図示を省略している。
続いて、絶縁膜30上に例えばスパッタリング法を使用してアルミニウム膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用してアルミニウム膜をパターニングすることにより、最上層配線となる配線31a〜配線31dを形成する。
次に、絶縁膜30および配線31a〜配線31d上に表面保護膜32を形成する。表面保護膜32は、例えば窒化シリコン膜を絶縁膜30および配線31a〜配線31d上にプラズマCVD法を使用して形成することができる。そして、図4に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を使用することにより、表面保護膜32に開口部を形成する。すなわち、配線31a〜配線31dの上部に形成されている表面保護膜32を除去して、配線31a〜31dを露出させる。
次の工程から以降の工程については図1のフローチャートにも記載しているため、図1も参照しながら説明する。
図5に示すように、表面保護膜32および露出している配線31a〜配線31d上にUBM(Under Bump Metal)膜(電極下地膜)33を形成する(図1のS101)。UBM膜33は、例えばパラジウム膜とチタン膜の積層膜やチタンタングステン膜と金膜の積層膜から形成され、例えばスパッタリング法によって形成できる。UBM膜33として、パラジウム膜とチタン膜の積層膜を使用すると、UBM膜33の密着性が向上し、UBM膜33が下地膜から剥がれにくくなる。
ここで、UBM膜33は、配線31a〜配線31d上に形成されるが、配線31a〜配線31dは主としてアルミニウム膜から形成されている。アルミニウム膜は酸化されやすいため、配線31a〜配線31dの表面には酸化アルミニウム膜が形成されていると考えられる。配線31a〜配線31dの表面に酸化アルミニウム膜が形成されていると、配線31a〜配線31dとUBM膜33との密着性が低下するため、UBM膜33を形成する前に通常、スパッタエッチング法などを使用して、酸化アルミニウム膜を除去している。
しかし、スパッタエッチング法で異常放電などが生じると接着性が低下する。例えば、異常放電により配線31bとUBM膜33との接着性が低下しているとする。
次に、UBM膜33上にレジスト膜34を塗布した後、このレジスト膜34に対して露光・現像することにより、レジスト膜34をパターニングする(図1のS102)。パターニングは、図6に示すように、配線31a〜配線31dの上部を開口するように行われる。ここで、レジスト膜34の開口部には、後述する工程で金膜を埋め込んでバンプ電極を形成するため、形成するバンプ電極の高さに合わせてレジスト膜34の膜厚が決定される。
続いて、図7に示すように、レジスト膜34の開口部を埋め込むように金膜35を形成する。金膜35は、例えば、UBM膜33を電極とした電界めっき法を使用することにより形成することができる(図1のS103)。そして、図8に示すように、パターニングしたレジスト膜34を除去する(図1のS104)。このとき、レジスト膜34の下層に形成されているUBM膜33が露出する。
次に、図9に示すように、金膜35をマスクとして、露出したUBM膜33をエッチングにより除去することで(図1のS105)、配線31a〜配線31d上にバンプ電極36a〜バンプ電極36dを形成する。このようにして、UBM膜33と金膜35よりなるバンプ電極36a〜バンプ電極36dが形成される。
ここで、露出したUBM膜33をエッチングする際、上部に金膜35が形成されているUBM膜33は、露出していないため通常エッチングされない。しかし、上部に金膜35が形成されているUBM膜33においても、両側の側面からエッチング液がしみこみUBM膜33がエッチングされてしまうことがある。このようにエッチング液がしみこみUBM膜33がエッチングされたバンプ電極として、例えば配線31c上に形成されたバンプ電極36cがある。バンプ電極36cにおいては、側面からUBM膜33がエッチングされているため、図9に示すように、バンプ電極36cの中心部のわずかな領域にしかUBM膜33が残っていない。したがって、配線31cとバンプ電極36cとの接着力はUBM膜33がエッチングされない場合に比べて弱くなっている。
また、バンプ電極36bにおいては、上述したようにスパッタエッチング法の異常放電により、配線31bとUBM膜33との接着性が低下している。したがって、配線31bとバンプ電極36bとの接着力は正常な場合に比べて弱くなっている。
次に、半導体基板1に熱処理(アニール)を施すことにより、バンプ電極36a〜バンプ電極36dを構成する金膜35を安定した結晶にする(図1のS106)。
そして、図10に示すように、半導体基板1のバンプ電極形成面にノズル37より水(H2O)と窒素ガス(N2)の混合物を噴射する(図1のS107)。すなわち、水と窒素ガスを同時に噴射することにより霧状になった水を勢いよくバンプ電極36a〜バンプ電極36dに噴きつける。このように、ミストジェット方式を用いて、水と窒素ガスの混合物をバンプ電極36a〜バンプ電極36dに噴射することにより、図11に示すように、接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極36bおよびバンプ電極36cを加速的に除去することができる。ミストジェット方式とは、液体と気体の混合物を同時に噴射することにより液体を霧状にして被対象物に噴射する方式をいう。このミストジェット方式によれば、正常なバンプ電極36a、36dに影響を与えず、接着力の弱いバンプ36b、36cだけを除去することができる。
水と窒素ガスの混合物を使用するミストジェット方式によれば、噴射強度の調整幅が広いので、脱落不良となる可能性のある接着力の弱いバンプ電極36bおよびバンプ電極36cだけを除去し、正常なバンプ電極36aおよびバンプ電極36dを残すように噴射強度を調整することが容易となる。
本実施の形態1では、水と窒素ガスの混合物を使用したミストジェット方式について説明したが、これに限らず、水と窒素ガスの混合物以外の液体と気体の混合物を使用してもよい。また、液体と気体との混合物を使用したミストジェット方式だけでなく、液体、気体あるいは粒径の小さな固体を噴射することによって、脱落不良となる可能性のある接着力の弱いバンプ電極だけを除去してもよい。なお、粒径の小さな固体を噴射することによって、バンプ電極に引き剥がし力を付加する方法においては、引き剥がし力が個々のバンプ電極に独立して印加されるように、固体の粒径は、バンプ電極の直径、あるいはバンプ電極同士の間隔よりも小さいものを用いることが好ましい。
本実施の形態1では、接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極を除去することを主目的として、水と窒素ガスの混合物をバンプ電極に噴き付けたが、水と窒素ガスの混合物をバンプ電極に噴き付けることにより、半導体基板1のバンプ電極形成面にある異物を除去できる。すなわち、半導体基板1のバンプ電極形成面の洗浄も同時に行える利点がある。
次に、図12に接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極36bおよびバンプ電極36cを除去した後の様子を示す。図12に示すように、スパッタエッチング法の異常放電により接着性が低下しているバンプ電極36bと、UBM膜33のエッチングにより配線31cとの接着力が低下しているバンプ電極36cだけが、水と窒素ガスの混合物の噴射(ミストジェット方式)により除去されていることがわかる。
続いて、半導体基板1に形成されたバンプ電極の有無について外観検査を行う(図1のS108)。この外観検査は、自動外観検査装置(AVI:Auto Visual Inspection)を使用して行われる。ここで、半導体基板1のチップ領域に形成された半導体装置のうち、バンプ電極36bおよびバンプ電極36cが脱落しているものは、不良品として処理される。このように、自動外観検査装置による検査工程(AVI検査)の前に、脱落不良となる可能性の高いバンプ電極を加速的に除去する工程を設けることにより、外観検査工程において、脱落不良となりやすいバンプ電極を有する半導体装置を不良品として処理することができる。すなわち、バンプ電極の脱落不良が自動外観検査装置による検査工程の後に生ずると、バンプ電極の無い不良品が製品として出荷されてしまい、製品の品質の低下が生じる。しかし、本実施の形態1では、自動外観検査装置による検査工程の前に、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けることにより、脱落不良となりやすいバンプ電極を有する半導体装置を自動外観検査装置で不良品として処理することができる。したがって、本実施の形態1によれば、出荷される製品の品質を向上させることができる。
ここで、先行技術文献(特開2003−309139号公報)には、バンプ電極を形成した後、洗浄工程を実施し、その後外観検査工程を実施する技術が開示されている。しかし、洗浄工程において、不良バンプ電極を除去するという目的は記載されていない。おそらく、この先行技術の洗浄工程は、半田リフロー後のフラックスを除去する目的のものと考えられ、例えば静水槽中に浸す、あるいはアルコールに浸すことによって洗浄することも可能である。このような工程においては、接着力が弱く脱落不良を起しやすい不良バンプ電極を剥がすという本発明の目的は達成されない。本実施の形態1では、ノズル37から勢いよく気体/液体あるいは気体と液体の混合物もしくは粒径の小さな固体を噴射することにより、個々のバンプ電極に所望の引き剥がし力を発生させて、接着力が弱く脱落不良を起しやすい不良バンプ電極を加速的に剥がし、その後自動外観検査装置で検査を行うことを一つの特徴とするものである。
次に、半導体基板1に形成されたバンプ電極にプローブ(探針)を接触させて、半導体装置の電気的特性検査を行う(図1のS109)。そして、半導体基板1の裏面を研削する(バックグラインド)(図1のS110)。半導体基板1の裏面研削は以下のようにして行われる。すなわち、図13に示すように、半導体基板1のバンプ電極形成面に粘着性シート38を貼り付ける。この粘着性シート38は、バンプ電極を保護するために設けられている。続いて、図14に示すように、粘着性シート38を貼り付けたバンプ電極形成面を下側にして、半導体基板1の裏面を研磨機39によって研削する。そして、研磨機39による研削が終了すると、図15に示すように、バンプ電極形成面に貼り付けられていた粘着性シート38を剥がす。このとき、従来の工程では、接着性が低下して脱落しやすいバンプ電極が粘着性シート38に貼りついて半導体基板1から脱落する不具合が生じていた。つまり、従来の工程では、本実施の形態1のように自動外観検査装置による検査工程の前に、接着力の弱いバンプ電極を加速的に除去する工程が存在しない。したがって、自動外観検査装置による検査では、バンプ電極が存在するため良品と判断されるが、その後の裏面研削工程において、接着力が弱いため粘着性シート38を引き剥がす際に半導体基板1からバンプ電極がとれてしまう。このような場合、バンプ電極が無い製品が出荷されてしまい、製品の品質が低下してしまう。
一方、本実施の形態1では、自動外観検査装置による検査工程の前に、接着力の弱いバンプ電極を加速的に除去している。このため、この工程で除去されないバンプ電極は正常で接着力が高いものである。したがって、その後の裏面研削工程における粘着性シート38の引き剥がしによってバンプ電極が脱落することを低減できる。以上より、本実施の形態1によれば、自動外観検査装置による検査工程で良品と判断された半導体装置が、その後の工程でバンプ電極が脱落して不良品となることを防止することができる。
次に、半導体基板1をダイシングして個々のチップに切り分ける(図1のS111)。ここで、自動外観検査装置で不良とされた半導体装置が形成されているチップは不良品として除外される。そして、良品のチップだけが、トレイへ格納され(図1のS112)、出荷される(図1のS113)。
なお、個々のチップに切り分けた後に、チップの外観検査を実施することも可能であるが、自動外観検査装置による検査工程で良品と判断された半導体装置が、その後の工程でバンプ電極が脱落して不良品となることを防止できるので、作業負担の軽減を図ることができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、接着力の弱いバンプ電極を加速的に除去する手段として、水と窒素ガスの混合物をバンプ電極に噴き付けるミストジェット方式を使用したが、本実施の形態2では、接着力の弱いバンプ電極を加速的に除去する手段として、粘着性シートを使用する例について説明する。
図16は、本実施の形態2における半導体装置の製造方法の流れを示したフローチャートである。図16は、前記実施の形態1における半導体装置の製造方法の流れ(フローチャート)を示した図1とほぼ同様であるため、主に異なる工程について説明する。
図16において、S201〜S206までは前記実施の形態1と同様であり、これらの工程を経ることで図17に示すように、半導体基板1上にバンプ電極36a〜バンプ電極36dを形成することができる。続いて、半導体基板1のバンプ電極形成面上に粘着性シート40を貼り付ける(図16のS207)。そして、図18に示すように、半導体基板1のバンプ電極形成面上に貼り付けられた粘着性シート40を引き剥がす(図16のS208)。このとき、接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極36bとバンプ電極36cは、粘着性シート40の粘着力によって、半導体基板1から剥がれて粘着性シート40に貼り付く。一方、正常なバンプ電極36aとバンプ電極36dは接着力が強いため、半導体基板1から剥がれない。
このようにして、接着力が弱く脱落不良となりやすいバンプ電極36bとバンプ電極36cだけを加速的に除去することができる。なお、粘着性シート40の粘着度は、粘着性シート40を引き剥がしたとき、正常に半導体基板1に接合しているバンプ電極36a、36dは剥がれず、接合力の弱いバンプ電極36b、36cが剥がれるように調整されている。
次に、半導体基板1に形成されたバンプ電極の有無について外観検査(AVI検査)を行い(図16のS209)、その後、プローブ検査(図16のS210)および半導体基板1の裏面研削(バックグラインド)(図16のS211)を行う。そして、ダイシングにより、半導体基板1を個々のチップに切り分けた後(図16のS212)、良品だけをトレイに格納して(図16のS213)、出荷する(図16のS214)。
本実施の形態2によれば、自動外観検査装置による検査工程の前に、粘着性シートによって脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けている。このため、脱落不良となりやすいバンプ電極を有する半導体装置を自動外観検査装置で不良品として処理することができる。したがって、本実施の形態2によれば、自動外観検査装置による検査後に不良となる製品の発生を低減することができ、出荷される製品の品質を向上させることができる。
ここで、先行技術文献(特開2000−031185号公報)には、バンプ電極を形成後、フラックスあるいは保護膜でバンプ電極を保護した状態で、バックグラインドテープを引き剥がすという技術が開示されている。しかし、フラックスや保護膜でバンプ電極を保護した状態では、個々のバンプ電極に引き剥がし力を加えることができず、接着力の弱い不良バンプ電極のみを選択的に除去することはできない。本実施の形態2は、保護膜などを用いずに粘着性テープによって個々のバンプ電極に引き剥がし力を加えて、接着力の弱い不良バンプ電極を選択的に除去するものであり、この工程の後に自動外観検査装置による検査工程を実施することを一つの特徴としている。すなわち、本実施の形態2の一つの特徴は、粘着性シートによって脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設け、この工程の後に自動外観検査装置による検査工程を実施することである。
(実施の形態3)
前記実施の形態1および前記実施の形態2では、自動外観検査装置による検査工程の前に、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けていた。しかし、本実施の形態3では、特に、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を他の工程と兼ねることで、製造工程における工程の増加を避け、製造コストの低減を図ることができる一例について説明する。
図19は、本実施の形態3における半導体装置の製造方法の流れを示したフローチャートである。図19は、前記実施の形態1における半導体装置の製造方法の流れ(フローチャート)を示した図1とほぼ同様であるため、主に異なる工程について説明する。
図19において、S301〜S306までは前記実施の形態1と同様であり、これらの工程を経ることで、半導体基板上に複数のバンプ電極を形成することができる。続いて、プローブ検査を行った後(図19のS307)、半導体基板の裏面研削(バックグラインド)を行う(図19のS308)。この半導体基板の裏面研削工程においては、まず、半導体基板のバンプ電極形成面に保護用の粘着性シートを貼り付ける。このときに、粘着性シートが個々のバンプ電極に直接粘着するように貼り付けることが好ましい。そして、半導体基板の裏面を研削し、研削が終了すると、バンプ電極形成面に貼り付けられている粘着性シートを引き剥がす。このとき、半導体基板に形成されているバンプ電極のうち、接着力が弱く脱落不良になりやすいバンプ電極は、半導体基板から剥がれで粘着シートに貼り付く。
従来は、この裏面研削工程は自動外観検査装置による検査工程の後に行われていた。このため、自動外観検査装置で良品と判断されても、接着力が弱く脱落しやすいバンプ電極がこの裏面研削工程で剥がれて不良となってしまい、バンプ電極のない不良品が出荷されていた。
しかし、本実施の形態3では、裏面研削工程の後に自動外観検査装置による検査工程(AVI検査)を実施する(図19のS309)。したがって、裏面研削工程で脱落しやすいバンプ電極が剥がれたとしても、自動外観検査装置で不良と判断されるため、バンプ電極のない不良品が顧客へ出荷されることを未然に防止できる。このように本実施の形態3では、自動外観検査装置による検査工程を、バンプ電極の剥がれが生じる裏面研削工程の後に行うように構成したので、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けることなく、自動外観検査装置による検査工程の後に発生する不良を低減できる。
次に、ダイシングにより、半導体基板を個々のチップに切り分けた後(図19のS310)、良品だけをトレイに格納して(図19のS311)、出荷する(図19のS312)。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けることなく、自動外観検査装置による検査工程の後に発生する不良を低減できる一例について説明する。
図20は、本実施の形態3における半導体装置の製造方法の流れを示したフローチャートである。図20において、S401〜S406までは前記実施の形態1と同様であり、これらの工程を経ることで、半導体基板上に複数のバンプ電極を形成することができる。続いて、プローブ検査を行った後(図20のS407)、半導体基板の裏面研削(バックグラインド)を行う(図20のS408)。次に、ダイシングにより、半導体基板を個々のチップに切り分けた後(図20のS409)、トレイに格納する(図20のS410)。そして、自動外観検査装置による検査工程(AVI検査)を実施した後(図20のS411)、良品だけを出荷する(図20のS412)。
このように、本実施の形態4によれば、出荷する直前に自動外観検査装置による検査工程を実施している。したがって、自動外観検査装置による検査工程の後に発生する不良を低減できる。すなわち、自動外観検査装置による検査工程を半導体装置の製造工程の最後に実施するため、脱落しやすいバンプ電極を加速的に除去する工程を設けることなく、自動外観検査装置による検査工程の後に発生する不良を低減できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態1〜4では金を主成分としたバンプ電極の形成工程を例にとって説明したが、これに限らず、例えばWPP(Wafer Process Package)で使用される半田バンプの形成工程などにも適用することができる。
前記実施の形態1〜4においては、バンプ電極の有無を検査する方法として、自動外観検査装置による検査工程(AVI検査)を例としてあげたが、これに限るものではなく、例えばバンプ電極のプローブ(探針)を接触させて、半導体装置の電気的特性検査を行うプローブ検査を行うことによって、バンプ電極の有無を検査しても良い。
本発明は、バンプ電極を有する半導体装置を製造する製造業に幅広く利用することができる。
本発明の実施の形態1における半導体装置の製造工程の流れを示したフローチャートである。 実施の形態1における半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図4に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図5に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図6に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図7に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図8に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図9に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図11に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図12に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図13に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図14に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 実施の形態2における半導体装置の製造工程の流れを示したフローチャートである。 実施の形態2における半導体装置の製造工程を示した断面図である。 図17に続く半導体装置の製造工程を示した断面図である。 実施の形態3における半導体装置の製造工程の流れを示したフローチャートである。 実施の形態4における半導体装置の製造工程の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離領域
3 p型ウェル
4 n型ウェル
5 ゲート絶縁膜
6 ポリシリコン膜
7a ゲート電極
7b ゲート電極
8 低濃度n型不純物拡散領域
9 低濃度n型不純物拡散領域
10 低濃度p型不純物拡散領域
11 低濃度p型不純物拡散領域
12 サイドウォール
13 高濃度n型不純物拡散領域
14 高濃度n型不純物拡散領域
15 高濃度p型不純物拡散領域
16 高濃度p型不純物拡散領域
17 コバルトシリサイド膜
18 絶縁膜
19 コンタクトホール
20a チタン/窒化チタン膜
20b タングステン膜
21 プラグ
22a チタン/窒化チタン膜
22b アルミニウム膜
22c チタン/窒化チタン膜
23 配線
30 絶縁膜
31a 配線
31b 配線
31c 配線
31d 配線
32 表面保護膜
33 UBM膜
34 レジスト膜
35 金膜
36a バンプ電極
36b バンプ電極
36c バンプ電極
36d バンプ電極
37 ノズル
38 粘着性シート
39 研磨機
40 粘着性シート

Claims (9)

  1. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、前記複数のバンプ電極のうち、不良バンプ電極の脱落を加速する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、前記複数のバンプ電極の個々に引き剥がし力を付加する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、気体あるいは液体あるいは気体と液体の混合物あるいはバンプ電極の直径よりも粒径の小さな固体を前記複数のバンプ電極に向かって噴射する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記複数のバンプ電極のそれぞれは、電極下地膜を電極とした電界めっき法を用いて形成されたものであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、窒素ガスと水の混合物を前記複数のバンプ電極に向かって噴射する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、ミストジェット方式を用いて液体と気体の混合物を前記複数のバンプ電極に向かって噴射する工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、粘着性テープを前記複数のバンプ電極に貼り付けた後、貼り付けた前記粘着性テープを引き剥がす工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、前記複数のバンプ電極上に粘着性シートを貼る工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体基板の面のうち、前記複数のバンプ電極を形成した面とは反対側の面を研削する工程と、
    (d)前記(c)工程後、前記複数のバンプ電極から前記粘着性シートを剥がす工程と、
    (e)前記(d)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. (a)半導体基板に複数のバンプ電極を形成する工程と、
    (b)前記(a)工程後、前記複数のバンプ電極上に粘着性シートを貼る工程と、
    (c)前記(b)工程後、前記半導体基板の面のうち、前記複数のバンプ電極を形成した面とは反対側の面を研削する工程と、
    (d)前記(c)工程後、前記複数のバンプ電極上に貼った前記粘着性シートを剥がす工程と、
    (e)前記(d)工程後、前記半導体基板を個々のチップに個片化する工程と、
    (f)前記(e)工程後、前記複数のバンプ電極の有無を検査する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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