JP2005340246A - 基板カセット - Google Patents

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Abstract

【課題】
基板カセットにおける基板の収容棚の棚高さを小さくして、基板カセットの全高を低くすることである。
【解決手段】
基板カセットC1 を構成するカセットフレーム1に、基板Gの搬入出方向Pに沿った水平方向と垂直方向との双方に所定の間隔をおいて多数本のワイヤ5を張力付与状態で取付けて基板Gの収容棚Sを形成し、各段におけるワイヤ5に架設した複数本の平板状の支持部材7に基板Gを支持させることにより、前記支持部材7の撓みと基板G自身の撓みを少なくし、基板Gとワイヤ5との間に該基板Gを持ち上げるためのアーム挿入空間Vを形成すると共に、前記基板カセットC1 の各段の収容棚Sの棚高さhを小さくし、基板カセットC1 の全高Hを低くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直方体枠状で、一側面部に基板を搬入出させるための開口が設けられたカセットフレームに、基板を多段に収容するための各収容棚が形成された基板カセットに関するものである。
従来の技術を説明するに当り、本発明の図面を援用する。図1に示されるように、液晶ガラス基板(以下、単に「基板G」と記載する)は、基板カセットC1 に収容されて搬送されたり、保管されたりする。基板カセットC1 には、一側面部に基板を搬入出させるための搬入出用開口1aが設けられた直方体枠状のカセットフレーム1に、各基板Gを多段にして収容するための収容棚Sが形成されている。ここで、基板Gの搬入出方向を「P」と記載し、前記搬入出方向Pと直交する方向(基板カセットC1 の左右方向)を「Q」と記載する。近時、基板Gの大きさが増大しており、例えば、大きさが1800mm×2000mm×1mmのものも存している。
従来の基板カセットC’について説明する。図7及び図8に示されるように、基板カセットC’を構成する直方体枠状のカセットフレーム51の一側面部には、基板Gを搬入出するための搬入出用開口51aが設けられていて、該搬入出用開口51aにおける幅方向(左右方向Q)の両端部にはそれぞれ、側部支持板52が取付けられていて、各側部支持板52の間には2枚の中央部支持板53が取付けられている。側部支持板52と中央部支持板53どうしの間には、基板Gを搬入出させる際に、基板受渡し装置(図示せず)のアーム6を挿入させるためのアーム挿入空間Vが形成されている。
各支持板52,53のうち、側部支持板52は、カセットフレーム51を構成する側面部の縦板54に強固に固着されているため、殆ど撓むことはない。しかし、中央部支持板53は、基端部のみをカセットフレーム51を構成する背面部の縦板55に固着させた片持ち状態であるため、先端部(自由端部)の撓み量δ1 が大きくなる。これを回避するため、各中央部支持板53の長手方向のほぼ中央部を上方にわん曲させる等の対策が施されているが、中央部支持板53の撓みをなくすことは困難である。
ここで、図8の(イ)に示されるように、各中央部支持板53の先端部に撓みが殆ど生じていないと仮定すると、収容棚Sの棚高さh1'は、(E+t)で表される。ここで、Eは、アーム6によって持ち上げられる基板Gを支持している中央部支持板53の上面から、該基板Gを直上の中央部支持板53に接触させることなく搬入出可能にするための持上げ高さであり、tは、側部支持板52及び中央部支持板53の厚みである。しかし、中央部支持板53の先端部が撓むため、図8の(ロ)に示されるように、基板Gの持上げ高さEを確保するためには、収容棚Sの棚高さh2'を、前記撓み量δ1 の分だけ高くしなければならない。この結果、収容棚Sの棚高さh2'は(E+δ1 +t)となる。
しかも、基板Gが大きくなると、左右方向Qにおける側部支持板52と中央部支持板53の間隔L’が広くなり、基板Gが撓む。このときの基板Gの撓み量δ2 が大きいと、持上げ状態の基板G(搬入出される基板G)の最上部と、直上に配置された撓み状態の基板Gの最下部とが干渉するおそれがある。なお、図8の(イ),(ロ)においては、撓み状態の基板Gと持上げ状態の基板Gとが干渉していない状態を示している。上記した不具合を回避するため、中央部支持板53の本数を多くして、側部支持板52と中央部支持板53の間隔を狭くし、基板G自身の撓みを少なくすることが想定されるものの、カセットフレーム51の背面部に新たな縦板55を設けなければならず、容易ではない。このため、カセットフレーム51の設計に当り、前述した中央部支持板53の撓み量δ1 に加えて、基板G自身の撓み量δ2 をも考慮しなければならず、収容棚Sの棚高さh2'が更に大きくなってしまう。この結果、基板カセットC’の全高H’が更に高くなり、大きな保管スペースを必要とする。
上記した不具合を回避するため、例えば、特許文献1に示される技術が開示されている。しかし、この発明では、梁部材自体が撓むことを防止できないと共に、各突出体が基板を極めて狭い部分で支持しているため、支持されていない部分に撓みが生じたり、基板の支持部分に無用なストレスが作用したりするおそれがある。
図9に示されるように、従来の基板カセットとして、左右方向Qに沿って多数本のワイヤ56を張力付与状態で取付け、各ワイヤ56に基板Gを支持するものが公知である(例えば、特許文献2を参照)。この種の基板カセットは、通常の基板カセットC’に対して「ワイヤカセットC”」と称されている。ワイヤカセットC”の場合、基板Gの全体を支持できるため、基板Gの撓みが小さくなって各段の収容棚Sの棚高さh”が低くなり、ワイヤカセットC”の全高H”を低くできるという利点がある。しかしながら、ワイヤカセットC”に収容されている基板Gを搬入出する場合、移送ローラ装置57により、最も下方の収容棚Sに収容されている基板Gから順次搬入出させる必要があり、任意の段の収容棚Sに基板Gを搬入出することができない。
特開平11−35089号公報 特許3453677号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、任意の段の収容棚に収容された基板を搬入出できるという利点を損なうことなく、基板カセットにおける基板の収容棚の棚高さを低くして、基板カセットの全高を低くすることを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、直方体枠状で、一側面部に基板を搬入出させるための開口が設けられたカセットフレームに、基板を多段に収容するための各収容棚が形成された基板カセットであって、多数枚の基板を多段にして保持すべく、基板の搬入出方向と直交する水平方向及び垂直方向の双方に沿って所定間隔をおいてカセットフレームに張力付与状態で取付けられた複数本の桁材と、各収容棚に収容された基板の搬入出を行うために前記基板の下方にアームを挿入すべく、同一段の各桁材に対して基板の搬入出方向に沿ってほぼ直交状態で架設された複数本の支持部材とを備えていることを特徴としている。
本発明の基板カセットにおける特定の段の収容棚に収容された基板を搬出させる場合、支持部材に支持された基板と該支持部材を支持するワイヤとの間に、基板受渡し装置のアームを挿入させる。前記アームを上昇させて基板を持ち上げ、そのままアームを基板の搬入出方向に沿って移動させることにより、基板カセットから基板を搬出させる。ここで、各段の収容棚に収容された基板は、桁材に架設された各支持部材に支持されている。各段の桁材は、基板の搬入出方向と直交する水平方向に沿って取付けられていて、各支持部材は、前記桁材に対して基板の搬入出方向に沿って架設されている。即ち、各段の支持部材は、複数本の桁材に対して直交状態に配置されている。
従来の基板カセットの場合、基板の搬入出方向に沿って支持板が撓んでしまう。また、支持板に支持されている基板自身も、基板カセットの左右方向に沿って撓んでしまう。このため、従来の基板カセットでは、搬入出方向及び左右方向の各撓み量を考慮して各段の収容棚の棚高さを定めなければならない。この結果、収容棚の棚高さが大きくなり、基板カセットの全高が高くなってしまう。しかし、本発明に係る基板カセットでは、複数本の桁材が張力付与状態でカセットフレームに取付けられていて、各桁材自体が殆ど撓むことはない。そして、各支持部材は前記複数本の桁材に支持されているため、殆ど撓まない。この結果、各支持部材に支持される基板に、基板の搬入出方向における撓みが殆ど生じない。このため、従来の基板カセットと比較して、各段の収容棚の棚高さを小さくすることができ、全高を低くできる。また、基板カセットの全高が同一であれば、基板の収容枚数を多くできる。
また、各段の収容棚に収容された基板と各桁材との間には、アームを挿入するためのアーム挿入空間が形成されるため、前記アーム挿入空間にアームを挿入して、任意の段の収容棚に収容されている基板を搬入出することができる。上記した結果、従来の通常の基板カセットと比較して、基板の収容枚数を同じにしたまま、全高を低くすることができる。また、従来のワイヤで基板を支持する構成の基板カセットと比較して、任意の段の収容棚に収容されている基板を搬入出できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明を前提として、前記各支持部材は、前記各桁材に対して着脱可能に架設されていることを特徴としている。この発明では、基板の大きさ、種類に合わせて各支持部材の形状、本数を変更することができ、異なる種類の基板であっても最適な状態で支持することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明を前提として、前記桁材はワイヤであることを特徴としている。この発明では、桁材がワイヤであるため、外径が細くても撓みが殆ど生じなくできると共に、前記ワイヤに張力を付与することが容易である。この結果、各段の収容棚の棚高さが一層低くなり、基板カセットの全高をより低くすることができる。
本発明は、直方体枠状で、一側面部に基板を搬入出させるための開口が設けられたカセットフレームに、基板を多段に収容するための各収容棚が形成された基板カセットであって、多数枚の基板を多段にして保持すべく、基板の搬入出方向と直交する水平方向及び垂直方向の双方に沿って所定間隔をおいてカセットフレームに張力付与状態で取付けられた複数本の桁材と、各収容棚に収容された基板の搬入出を行うために前記基板の下方にアームを挿入すべく、同一段の各桁材に対して基板の搬入出方向に沿ってほぼ直交状態で架設された複数本の支持部材とを備えていることを特徴としている。このため、基板の搬入出方向及び基板カセットの左右方向において基板の撓みを殆どなくした状態で支持することができると共に、基板の下方にアームを挿入させるためのアーム挿入空間も形成されるため、任意の段に収容された基板の搬入出ができるという利点を損なうことなく、各段の収容棚の棚高さを小さくでき、基板カセットの全高を低くすることができる。
以下、本発明の最良実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例の基板カセットC1 の全体斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく側面断面図である。
最初に、基板カセットCを構成するカセットフレーム1について説明する。図1に示されるように、本発明の第1実施例の基板カセットC1 のカセットフレーム1は、樹脂、或いは金属と樹脂との複合体より成る直方体枠状であり、手前側の側面部(正面部)が開口されていて、基板Gを搬入出させるための搬入出用開口1aが形成されている。そして、左右の側面部と背面部に、複数本(本実施例の場合、左右の側面部に9本、背面部に6本)の縦板2,3が所定間隔をおいて取付けられていると共に、その上下面に複数本(本実施形態の場合、3本)の横板4が所定間隔をおいて取付けられている。基板Gは、前記搬入出用開口1aから搬入出方向Pに沿ってカセットフレーム1内に搬入出される。
図1ないし図3に示されるように、カセットフレーム1の左右の側面部に取付けられた各縦板2どうしは、相対向して取付けられている。そして、各縦板2には、高さ方向に所定間隔(棚高さh)をおいて複数本(本実施例の場合、9本)のワイヤ5が、基板カセットC1 の左右方向Qに沿って取付けられている。各段におけるワイヤ5は同一水平面内に配置されていて、高さ方向における各ワイヤ5どうしの間に棚高さhの収容棚Sが9段にして形成されている。各ワイヤ5は、カセットフレーム1に張力付与状態で取付けられていて、それらの張力は、図示しない手段により調整可能である。各段の収容棚Sの棚高さhは、アーム6の厚みよりも少し大きく、基板受渡し装置(図示せず)のアーム6を挿入させるためのアーム挿入空間Vが形成されている。
図3に示されるように、各ワイヤ5には、複数本(本実施例の場合、6本)の支持部材7が、基板Gの搬入出方向Pに沿って架設されている。各支持部材7は細長い平板状で、樹脂より成る。各支持部材7は、それらの幅方向を高さ方向に沿わせた起立状態で、各段のワイヤ5に所定間隔をおいて、しかも、相互に平行に架設されている。架設状態における各支持部材7の下端部には、ワイヤ5の外径に対応する略U字状のワイヤ装着溝7aが、各支持部材7の長手方向と直交する方向に沿って設けられている。各ワイヤ装着溝7aの切込幅W及び切込深さDは、ワイヤ5の外径よりも少し大きい。各支持部材7をワイヤ5に架設する際に、各支持部材7のワイヤ装着溝7aが対応するワイヤ5に嵌め込まれる。各支持部材7は、ワイヤ5に架設された状態で左右方向に倒れない程度の厚みを有している。これにより、各支持部材7は起立状態で架設される。このとき、平面視において、各ワイヤ5と各支持部材7とはほぼ直交状態で配置される。
図2に示されるように、架設状態における各支持部材7の上端縁部は略円弧状に面取りされているため、各ワイヤ5が僅かに傾いて架設されても、基板Gを損傷させるおそれはない。また、図4に示されるように、各支持部材7を架設する場合、各支持部材7のワイヤ装着溝7aを対応するワイヤ5に嵌め込むだけで済むため容易であると共に、ワイヤ5に対して各支持部材7を着脱できる。これにより、各支持部材7を、同一水平面内のワイヤ5における任意の位置に架設することができる。
従来の基板カセットC’の場合、基板Gを支持するための中央部支持板53は、カセットフレーム51の背面部の縦板55に片持ち状態で固着されているため、基板Gが、中央部支持板53の撓み量δ1 の分だけ撓んで支持される(図7参照)。これにより、基板Gを搬入出させる際に、基板Gを撓み量δ1 の分だけ余分に持ち上げなければならない。この結果、収容棚Sの棚高さh2'が大きくなり、基板カセットC’の全高H’が高くなってしまう。これに対して、本発明に係る基板カセットC1 では、図3に示されるように、基板Gは各支持部材7に支持されている。そして、各支持部材7は、カセットフレーム1に張力付与状態で取付けられた複数本のワイヤ5に架設されているため撓みが少なく、それらの上面は、ほぼ水平に配置される。これにより、各支持部材7に支持される基板Gが、ほぼ水平に保持される。換言すれば、搬入出方向Pにおける基板Gの撓みが殆ど生じない。しかも、各支持部材7が連続状態で基板Gを支持しているため、基板Gの支持部分に作用するストレスも小さくて済む。
また、従来の基板カセットC’の場合、基板Gを支持するために、2本の側部支持板52と2本の中央部支持板53が設けられている。このため、各支持板52,53どうしの間隔L’が広くなり、基板G自身が撓む。しかし、カセットフレーム51の背面部の縦板55を追加して中央部支持板53を増加させることは困難である。この結果、収容棚Sの棚高さh2'を、更に大きくしなければならず、基板カセットC’の全高H’が高くなってしまう。これに対して、本発明に係る基板カセットC1 では、図2に示されるように、複数本の支持部材7が、基板カセットC1 の左右方向Qに所定間隔Lをおいて架設されている。しかも、各段の収容棚S(アーム挿入空間V)にアーム6を挿入できることを条件に、各支持部材7の架設本数を容易に増加させることもできる。この結果、各支持部材7どうしの間隔Lを、従来の基板カセットC’の側部支持板52及び中央部支持板53の間隔L’よりも狭くすることができ、基板G自身の撓みが少なくなる。
本実施例の基板カセットC1 において、任意の段の収容棚Sに収容されている基板Gを搬出する場合の作用を説明する。図1に示されるように、基板受渡し装置(図示せず)を構成する3本のアーム6を、基板Gの搬入出方向Pに沿って基板カセットC1 の収容棚Sに形成されたアーム挿入空間Vに進入させる。各基板Gは、各支持部材7によってほぼ水平に支持されていて、搬入出方向P及び左右方向Qにおける撓みは小さいため、各アーム6をそのまま前進させても、基板G、或いは各ワイヤ5と干渉することはない。そして、図4の(イ)に示されるように、各アーム6は、搬出される基板Gの直下で各ワイヤ5の直上に配置される。
図4の(ロ)に示されるように、各アーム6をそのまま上昇させる。搬出される基板Gは、各アーム6に支持されて持ち上げられ、各支持部材7の上面から離脱する。図5に示されるように、前記基板Gは、3本のアーム6に支持されることによって撓む。図2において、各アーム6によって持ち上げられる前の基板Gを二点鎖線で示す。そして、撓み状態の基板Gの最下部が、各支持部材7と干渉しなくなるまで各アーム6を上昇させる。各アーム6を搬入出方向Pに沿って後退させて、基板Gを搬出する。基板カセットC1 に基板Gを搬入させるときの作用は、上記した作用と全く逆である。
第1実施例の基板カセットC1 の場合、各支持部材7は、ワイヤ装着溝7aの部分をワイヤ5に嵌め込むことによって架設状態で支持される。そして、各支持部材7は、ワイヤ5に対して着脱可能である。この結果、収容される基板Gの大きさ、種類によって、各支持部材7の架設位置(支持部材7どうしの間隔L)を調整することができる。これは、大きさや種類が異なる基板Gであっても、それぞれの基板Gに最適な支持形態で収容できるということを意味している。
第1実施例の基板カセットC1 を構成する桁材は、ワイヤ5である。前記ワイヤ5を張力付与状態でカセットフレーム1に取付けることにより、ワイヤ5自身の撓みもなくすことができるため、基板Gの撓みを殆どなくすことができる。また、ワイヤ5の外径も細いもので済み、アーム挿入空間Vを大きくすることができる。これにより、各段の収容棚Sの棚高さhが一層低くなり、基板カセットC1 の全高Hをより低くすることができる。
前記桁材は、カセットフレーム1に張力付与状態で取付けられるものであれば、ワイヤ5以外のもの、例えば、金属の薄板や樹脂のベルトであっても構わない。図6に示される第2実施例の基板カセットC2 のように、金属板8の場合、ワイヤ5と比較して幅広であるため、各支持部材7をより安定させた状態で架設することができる。
本発明の第1実施例の基板カセットC1 の全体斜視図である。 同じく正面図である。 同じく側面断面図である。 (イ),(ロ)は、基板Gを搬出させるときの作用説明図である。 図4における(ロ)の状態の正面図である。 第2実施例の基板カセットC2 の側面断面図である。 従来の基板カセットC’の側面断面図である。 同じく正面図である。 ワイヤカセットC”の正面図である。
符号の説明
1,C2 :基板カセット
G:基板
P:搬入出方向
Q:左右方向(直交方向)
S:収容棚
V:アーム挿入空間
1:カセットフレーム
1a:搬入出用開口(開口)
5:ワイヤ(桁材)
6:アーム
7:支持部材
8:金属板(桁材)

Claims (3)

  1. 直方体枠状で、一側面部に基板を搬入出させるための開口が設けられたカセットフレームに、基板を多段に収容するための各収容棚が形成された基板カセットであって、
    多数枚の基板を多段にして保持すべく、基板の搬入出方向と直交する水平方向及び垂直方向の双方に沿って所定間隔をおいてカセットフレームに張力付与状態で取付けられた複数本の桁材と、
    各収容棚に収容された基板の搬入出を行うために前記基板の下方にアームを挿入すべく、同一段の各桁材に対して基板の搬入出方向に沿ってほぼ直交状態で架設された複数本の支持部材と、
    を備えていることを特徴とする基板カセット。
  2. 前記各支持部材は、前記各桁材に対して着脱可能に架設されていることを特徴とする請求項1に記載の基板カセット。
  3. 前記桁材はワイヤであることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板カセット。
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