JP2005339944A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP2005339944A
JP2005339944A JP2004156018A JP2004156018A JP2005339944A JP 2005339944 A JP2005339944 A JP 2005339944A JP 2004156018 A JP2004156018 A JP 2004156018A JP 2004156018 A JP2004156018 A JP 2004156018A JP 2005339944 A JP2005339944 A JP 2005339944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
partition
glass substrate
display panel
plasma display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004156018A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yoshinari
正樹 吉成
Takashi Yamada
高士 山田
Yoichi Okumura
陽一 奥村
Susumu Ishibashi
将 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2004156018A priority Critical patent/JP2005339944A/ja
Priority to EP05010077A priority patent/EP1600999A3/en
Priority to US11/130,172 priority patent/US20050264197A1/en
Publication of JP2005339944A publication Critical patent/JP2005339944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/16AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided inside or on the side face of the spacers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/32Disposition of the electrodes
    • H01J2211/326Disposition of electrodes with respect to cell parameters, e.g. electrodes within the ribs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/366Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract


【課題】 発光効率を向上させることが出来るプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】 前面ガラス基板1と背面ガラス基板5が放電空間Sを介して対向され、前面ガラス基板1に行方向に延び列方向に並設された複数のサステイン電極対(X,Y)とこの行電極対を被覆する誘電体層2が形成され、放電空間Sに形成される放電セルC1毎にサステイン電極Yとの間で放電を行う複数のアドレス電極Dが列方向に延び行方向に並設されているプラズマディスプレイパネルにおいて、前面ガラス基板1に放電セルC1を区画する金属製の第1隔壁11が形成され、背面ガラス基板5に放電セルC1を区画するとともに第1隔壁11に当接される金属製の第2隔壁12が形成されている。
【選択図】 図5

Description

この発明は、面放電方式交流型プラズマディスプレイパネルのパネル構造に関する。
図1ないし3は、従来の面放電方式交流型プラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)の構成を示しており、図1はこの従来のPDPの正面図であり、図2は図1のV−V線における断面図,図3は図1のW−W線における断面図である。
この図1ないし3において、PDPの表示面を形成する前面ガラス基板1の背面に、複数のサステイン電極対(X,Y)が、前面ガラス基板1の行方向(図1の左右方向)に延びるように平行に配列されている。
サステイン電極X(Y)は、T字形状に形成されたITO等の透明導電膜からなる透明電極Xa(Ya)と、前面ガラス基板1の行方向に延びて透明電極Xa(Ya)の狭小の基端部に接続された金属膜からなるバス電極Xb(Yb)とによって構成されている。
このサステイン電極XとYは、前面ガラス基板1の列方向(図1の上下方向)に交互に配列されており、バス電極XbとYbに沿って並列されたそれぞれの透明電極XaとYaが、互いに対となる相手の行電極側に延びて、透明電極XaとYaの幅広部の頂辺が、それぞれ所要の幅の放電ギャップgを介して互いに対向されている。
前面ガラス基板1の背面には、サステイン電極X,Yを被覆するように誘電体層2が形成されており、この誘電体層2の背面には、互いに隣接するサステイン電極対(X,Y)の背中合わせに隣り合うバス電極XbおよびYbに対向する位置、および、この隣り合うバス電極XbとYbの間の領域部分に対向する位置に、誘電体層2の背面側に突出する嵩上げ誘電体層3が、バス電極Xb,Ybと平行に延びるように形成されている。
そして、この誘電体層2と嵩上げ誘電体層3の背面側には、MgOからなる保護層4が形成されている。
一方、前面ガラス基板1と放電空間Sを介して平行に配置された背面ガラス基板5の表示側の面上には、アドレス電極Dが、各サステイン電極対(X,Y)の互いに対になっている透明電極XaおよびYaに対向する位置においてサステイン電極対(X,Y)と直交する方向(列方向)に延びるように、互いに所定の間隔を開けて平行に並設されている。
背面ガラス基板5の表示側の面上には、さらに、アドレス電極Dを被覆する白色の列電極保護層(誘電体層)6が形成され、この列電極保護層6上に、隔壁7が形成されている。
この隔壁7は、ガラス材によるサンドブラスト法によって、隣接する列電極Dの間の中間位置において列方向に延びる縦壁部7Aと、隣接するサステイン電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYb、および、このバス電極XbとYbの間の領域に対向する位置においてそれぞれ行方向に延びる横壁部7Bとによって略格子形状に成形されている。
そして、この略格子状の隔壁7によって、前面ガラス基板1と背面ガラス基板6の間の放電空間Sが、各サステイン電極対(X,Y)において互いに対になっている透明電極XaとYaに対向する部分に形成される放電セルC毎に、それぞれ方形に区画されている。
このとき、隔壁7の横壁部7Bは、嵩上げ誘電体層3に当接されていて、行方向に隣接する放電セルC間が閉じられている。
各放電セルC内において、隔壁7の縦壁部7Aおよび横壁部7Bの側面と列電極保護層6の表面には、これらの五つの面を全て覆うように蛍光体層8が形成されており、この蛍光体層8の色は、各放電セルC毎に赤,緑,青の三原色に色分けされて、これらが行方向に順に並ぶように配列されている。
前面ガラス基板1と背面ガラス基板5との間の放電空間S内には、キセノンガスを含む放電ガスが封入されている(例えば特許文献1参照)。
上記PDPは、サステイン電極XとY間またはサステイン電極Yとアドレス電極D間においてリセット放電が行われた後、サステイン電極Yの透明電極Yaとアドレス電極D間において選択的にアドレス放電が行われて、このアドレス放電が行われた放電セルCに対向する誘電体層2に壁電荷が形成される。
この状態で各サステイン電極対(X,Y)のサステイン電極XとYに交互にサステイン・パルスが印加されて、誘電体層2に壁電荷が形成されている放電セルC(発光セル)内においてサステイン放電が発生される。
そして、このサステイン放電によって、発光セル内の放電ガス中のキセノンガスから真空紫外線が放射され、この真空紫外線によって、それぞれ赤,緑,青に色分けされている蛍光体層8が励起されて発光することにより、マトリクス表示による画像の形成が行われる。
上記のような構成のPDPの発光効率は、放電セルC内の空間の広さに関連していて、放電セルC内の空間が広いほど蛍光体層8の表面面積が広くなって、発光効率が向上する。
ここで、近年のPDPの高精細化に伴って、放電セルCの幅方向の大きさには制約があり、大きく出来ないために、発光効率を向上させるためには、放電セルCの高さ(パネルの厚み方向の幅)を大きくする必要がある。
この放電セルCの高さは、隔壁7の高さとこの隔壁7の横壁部7Bに保護層4を介して当接される嵩上げ誘電体層3の高さとによって規定される(図2参照)。
しかしながら、従来のPDPの隔壁7は、ガラス材を用いてサンドブラスト法により形成されていたために、隔壁に欠損や傾き等が発生する虞があり、この隔壁7の高さを大きく設定するには限界がある。
また、嵩上げ誘電体層3も誘電材料を印刷法やフィルムの貼り付け等の方法によって形成されるため、その高さを大きくするには限界がある。
このため、従来のPDPでは、放電セルCの高さを所定以上には大きくすることが出来ず、PDPの高精細化によって放電セルCの幅方向の寸法が減少してゆくのに伴って、放電セルC内の放電空間での発光効率が低下してしまうという問題が発生している。
特開2000−195431号公報
この発明は、上記のような面放電方式交流型プラズマディスプレイパネルにおける問題点を解決するために為されたものである。
この発明によるプラズマディスプレイパネルは、上記目的を達成するために、一対の基板が放電空間を介して対向され、この一対の基板の一方の基板に行方向に延び列方向に並設された複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、放電空間に形成される単位発光領域毎に行電極との間で放電を行う複数の列電極が列方向に延び行方向に並設されているプラズマディスプレイパネルにおいて、前記一方の基板に単位発光領域を区画する第1隔壁が形成され、前記一方の基板に対向する他方の基板に単位発光領域を区画するとともに第1隔壁に対向される第2隔壁が形成され、前記第1隔壁および第2隔壁が、それぞれ、所要の形状に成形された金属製の基体と、この基体の表面を被覆する絶縁膜とを有していることを特徴としている。
この発明は、前面ガラス基板の背面ガラス基板に対向する側に、金属製の基体の表面がMgO等の二次電子放出材料(高γ材料)によって形成された絶縁層によって被覆された第1隔壁が形成され、背面ガラス基板の前面ガラス基板に対向する側に、金属製の基体の表面が絶縁層によって被覆されて第1隔壁に当接される第2隔壁が形成されて、この第1隔壁と第2隔壁によって、前面ガラス基板と背面ガラス基板の間の放電空間に形成される放電セルが、それぞれ区画されているPDPを、その最良の実施形態としている。
この実施形態によるPDPは、放電セルの高さ(パネルの厚さ方向の幅)が、前面ガラス基板側に形成された第1隔壁と、背面ガラス基板側に形成された第2隔壁の高さによって決定され、この第1隔壁と第2隔壁が金属製であることによって、従来のPDPのガラス材を用いてサンドブラスト法により形成される隔壁と比較して、隔壁に欠損や傾き等が発生する虞がなく、所望の高さに形成することが出来る。
さらに、このPDPは、従来のPDPの嵩上げ誘電体層が形成されていた部分に、誘電材料によって形成される嵩上げ誘電体層の代わりに、金属製の第1隔壁が形成されることによって、その分、放電セルの高さを従来のPDPと比較して高く設定出来る。
また、この第1隔壁は、従来のPDPの嵩上げ誘電体層と同様の、サステイン電極による面放電が放電セル内から外側に拡がるのを防止する機能を有している。
従って、このPDPは、放電セルの高さを従来のPDPと比較して高く設定することができ、これによって、PDPの高精細化が図られる場合でも、その発光効率を高めることが出来るようになる。
図4および5は、この発明によるPDPの実施形態における第1実施例を示しており、図4はこの第1実施例のPDPを模式的に示す正面図であり、図5は図4のV−V線における断面図である。
この図4および5において、PDP10は、表示面である前面ガラス基板1の背面に、行方向(図4において左右方向)に延びるとともに列方向(図4において上下方向)に並設されたサステイン電極対(X,Y)が形成されている。
このサステイン電極対(X,Y)を構成するサステイン電極XとYは、それぞれ、行方向に帯状に延びるバス電極Xb,Ybと、このバス電極Xb,Ybに沿って等間隔に配列されてバス電極Xb,Ybから対になっている他方のサステイン電極側に延びて互いに放電ギャップgを介して対向される透明電極Xa,Yaとから構成されている。
そして、前面ガラス基板1の背面側に誘電体層2が形成されていて、この誘電体層2によってサステイン電極対(X,Y)が被覆されている。
以上の構成は、前述した図1ないし3の従来のPDPの構成と同様であり、同一の構成部分については同一の符号が付されている。
この保護層上には、金属製の第1隔壁11が形成されている。
この第1隔壁11は、金属製の基体11aとこの基体11aの表面を被覆する絶縁膜11bとによって構成されている。
そして、この第1隔壁11は、サステイン電極X(Y)のバス電極Xb(Yb)に沿って並設されている各透明電極Xa(Ya)のそれぞれの中間位置に対向する部分において列方向に延びる第1縦壁部11Aと、隣接するサステイン電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYb、および、このバス電極XbとYbの間の領域に対向する位置においてそれぞれ行方向に延びる第1横壁部11Bとによって略格子形状に形成されている。
第1隔壁11を構成する絶縁膜11bは、MgO等の高γ絶縁膜やAlSi,Si等の絶縁膜によって構成されている。
さらに、誘電体層2の背面側には、MgO等の高γ誘電体によって形成された図示しない保護層が形成されて、この保護層によって誘電体層2の表面が被覆されている。
一方、前面ガラス基板1と放電空間S1を介して対向する背面ガラス基板5の表示側の面上には、アドレス電極Dが、各サステイン電極対(X,Y)の互いに対になっている透明電極XaおよびYaに対向する位置においてサステイン電極対(X,Y)と直交する方向(列方向)に延びるように、互いに所定の間隔を開けて平行に並設されている。
背面ガラス基板5の表示側の面上には、さらに、アドレス電極Dを被覆する白色の列電極保護層(誘電体層)6が形成されている。
以上の、背面ガラス基板5側の構成については、前述した図1ないし3の従来のPDPの構成と同様であり、同一の構成部分については同一の符号が付されている。
列電極保護層6上に、第2隔壁12が形成されている。
この第2隔壁12は、前述した第1隔壁11と同様に、金属製の基体12aとこの基体12aの表面を被覆する絶縁膜12bによって被覆されている。
この第2隔壁12は、第1隔壁11の第1縦壁部11Aに対向する位置(列方向に並設された各アドレス電極Dの中間位置に対向する位置)において列方向に延びる第2縦壁部12Aと、第1隔壁11の第1横壁部11Bに対向する位置(前面ガラス基板1の隣接するサステイン電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYb、および、このバス電極XbとYbの間の領域に対向する位置)においてそれぞれ行方向に延びる第2横壁部12Bとによって略格子形状に形成されている。
第2隔壁12を構成する絶縁膜12bは、AlSi,Si等の絶縁膜によって構成されている。
そして、この第2隔壁12は、その第2縦壁部12Aおよび第2横壁部12Bの前面ガラス基板1と平行な頂面が、第1隔壁11の第1縦壁部11Aおよび第1横壁部11Bの背面ガラス基板5と平行な頂面と、それぞれ、互いに当接されている。
さらに、この第2隔壁12の間の列電極保護層66の表面と第2隔壁12の第2縦壁部12Aおよび第2隔壁12Bの側面の五つの面に、それぞれ赤,緑,青に色分けされた蛍光体層18が、行方向に順に並ぶように形成されている。
以上のようにして、前面ガラス基板1側に形成された第1隔壁11と背面ガラス基板5側に形成された第2隔壁12によって、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間S1が、各サステイン電極対(X,Y)の互いに対向して対になっている透明電極Xa,Yaに対向する部分ごとに区画されて、放電セルC1が形成されている。
そして、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間S1内には、キセノン(Xe)を含む放電ガスが封入されている。
上記PDP10は、従来のPDPの場合と同様に、サステイン電極対(X,Y)のサステイン電極XとY間、または、サステイン電極Yとアドレス電極D間においてリセット放電を行い、サステイン電極Yとアドレス電極D間においてアドレス放電を行い、さらに、サステイン電極対(X,Y)を構成するサステイン電極XとYの放電ギャップgを介して対向する透明電極Xa,Ya間においてサステイン放電を行って、マトリクス表示による画像形成を行う。
上記PDP10は、放電セルC1の高さ(パネルの厚さ方向の幅)は、互いにその頂面が当接される前面ガラス基板1側に形成された第1隔壁11と、背面ガラス基板5側に形成された第2隔壁12の高さによって決定される。
そして、このPDP10の第1隔壁11と第2隔壁12は、それぞれの基体11a,12aが金属材料によって形成されることによって、従来のPDPのガラス材を用いてサンドブラスト法により形成される隔壁と比較して、隔壁に欠損や傾き等が発生する虞がなく、所要の高さに形成することが出来る。
さらに、このPDP10は、従来のPDPの嵩上げ誘電体層が形成されていた部分に、誘電材料によって形成される嵩上げ誘電体層の代わりに、金属製の第1隔壁11が形成されることによって、その分、放電セルC1の高さを従来のPDPと比較して高く設定出来る。
また、第1隔壁11は、従来のPDPの嵩上げ誘電体層と同様の、サステイン電極による面放電が放電セルC1内から外側に拡がるのを防止する機能を有している。
以上のように、上記PDP10によれば、放電セルC1の高さを従来のPDPと比較して高く設定することが可能であり、これによって、PDPの高精細化が図られる場合でも、その発光効率を高めることが出来るようになる。
さらに、前面ガラス基板1に第1隔壁11が形成されることによって、この第1隔壁11を構成するMgO等の二次電子放出材料(高γ材料)によって形成される絶縁膜11bの面積が、第1隔壁11の高さを高くすることによって大きくなり、この絶縁膜11bによって、放電セルC1内における二次電子放出特性が従来のPDPに比べて向上し、放電効率が上昇するので、これによっても、発光効率が向上される。
さらに、背面ガラス基板5側において、第2隔壁12の高さが高く設定されることによって、その内側に形成される蛍光体層18の膜厚および表面積を大きくすることができ、これによっても発光効率を向上させることが出来る。
なお、上記PDP10においては、前面ガラス基板1側にのみMgO層(絶縁膜11b)を形成し、背面ガラス基板5側にのみ蛍光体層18を形成することによって、前面ガラス基板1の製造工程と背面ガラス基板5の製造工程を分離出来るので、製造プロセスが容易になる。
さらに、上記PDP10においては、前面ガラス基板1側に従来の嵩上げ誘電体層に変えて金属製の第1隔壁11を形成することによって、製造工程が複雑な嵩上げ誘電体層が不要になるとともに、あらかじめ成形されている第1隔壁11を誘電体層2の背面側に取り付けるようにすることによって、製造工程の簡略化が可能になる。
図6は、上記PDP10の製造工程のフロー図である。
次に、この図5に基づいてPDP10の製造工程の説明を行う。
金属製隔壁の製造工程Aにおいて、金属板へのDFRラミネート工程(工程AS1)の後、パターン露光および現像工程(工程AS2)が行われる。
この工程AS2の後、エッチング工程(工程AS3)が行われて、金属板が第1隔壁11または第2隔壁12の略格子形状に成形され、さらに、DFR剥離工程(工程AS4)が行われる。
そして、この工程AS4の後、スパッタ法や蒸着法,CVD法等によって、工程AS4において略格子形状に成形された金属板の表面に絶縁膜11bまたは12bが形成される(工程AS5)。
前面ガラス基板1の製造工程Bにおいて、先ず、前面ガラス基板1の背面側にサステイン電極X,Yが形成される(工程BS1)。
この工程程BS1には、サステイン電極X,Yの透明電極Xa,Yaの形成工程とバス電極Xb,Ybの形成工程が含まれる。
この工程BS1によってサステイン電極対(X,Y)が形成された後、さらに、前面ガラス基板1の背面側に誘電体層2が形成されて(工程BS2)、工程BS1よって形成されたサステイン電極対(X,Y)が被覆される。
この工程BS2において、誘電体層2の焼成が行われる前に、製造工程Aにおいて製造された第1隔壁11が誘電体層2上に位置合わせされ、誘電体層2の焼成によって第1隔壁11が誘電体層2上の所定位置に接合される(工程BS3)。
この工程BS3の後、誘電体層2の背面に保護層が形成される(工程BS4)。
背面ガラス基板5の製造工程Cにおいて、先ず、背面ガラス基板5の表示面側の所定位置に、アドレス電極Dが形成され(工程CS1)、この工程CS1の後、列電極保護層6が形成される(工程CS2)。
この工程CS2において、列電極保護層6の焼成が行われる前に、製造工程Aにおいて製造された第2隔壁12が列電極保護層6上に位置合わせされ、列電極保護層6の焼成によって第2隔壁12が列電極保護層6上の所定位置に接合される(工程CS3)。
そして、この工程CS3の終了後、この第2隔壁12による各区画部分の内側に、それぞれ、赤,緑,青の蛍光体層18が形成され(工程CS4)、さらに、背面ガラス基板5の表示面側の周縁部に封着層が形成される(工程CS5)。
以上のようにして、製造工程Bにおいて各構造物が形成された前面ガラス基板1と、製造工程Cにおいて各構造物が形成された背面ガラス基板5は、放電空間を介して重ね合わされて互いの位置合わせが行われた後(工程DS1)、この前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間の封着工程(工程DS2)および放電空間内からの排気・ベーキング工程(工程DS3),放電空間内への放電ガスの導入工程(工程DS4),この放電ガスの封止(チップオフ)工程(工程DS5)が順次行われて、PDP10が製造される。
図7および8は、この発明によるPDPの実施形態における第2実施例を示しており、図7はこの第2実施例のPDPを模式的に示す正面図であり、図8は図4のVIII−VIII線における断面図である。
この図7および8において、PDP20は、表示面である前面ガラス基板1の背面に、行方向(図7において左右方向)に延びるとともに列方向(図7において上下方向)に並設されたサステイン電極対(X,Y)が形成されている。
このサステイン電極対(X,Y)を構成するサステイン電極XとYは、それぞれ、行方向に帯状に延びるバス電極Xb,Ybと、このバス電極Xb,Ybに沿って等間隔に配列されてバス電極Xb,Ybから対になっている他方のサステイン電極側に延びて互いに放電ギャップgを介して対向される透明電極Xa,Yaとから構成されている。
そして、前面ガラス基板1の背面側に誘電体層2が形成されていて、この誘電体層2によってサステイン電極対(X,Y)が被覆されている。
この保護層上には、金属製の第1隔壁11が形成されている。
この第1隔壁11は、金属製の基体11aとこの基体11aの表面を被覆する絶縁膜11bによって構成されている。
そして、この第1隔壁11は、サステイン電極X(Y)のバス電極Xb(Yb)に沿って並設されている各透明電極Xa(Ya)のそれぞれの中間位置に対向する部分において列方向に延びる第1縦壁部11Aと、隣接するサステイン電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYb、および、このバス電極XbとYbの間の領域に対向する位置においてそれぞれ行方向に延びる第1横壁部11Bとによって略格子形状に形成されている。
第1隔壁11を構成する絶縁膜11bは、MgO等の高γ絶縁膜やAlSi,Si等の絶縁膜によって形成されている。
さらに、誘電体層2の背面側には、MgO等の高γ誘電体によって形成された図示しない保護層が形成されて、この保護層によって誘電体層2の表面が被覆されている。
以上の構成は、前述した第1実施例のPDP10の構成と同様であり、同一の構成部分については、同一の符号が付されている。
そして、第1隔壁11の前面ガラス基板1と平行で背面側に向いた頂面11c上に、アドレス電極D1が第1隔壁11の第1縦壁部11Aに沿って列方向に延びるように形成されており、さらに、この第1隔壁11の頂面11c上に誘電体被覆層21が形成されて、この誘電体被覆層21によってアドレス電極D1が被覆されている。
このアドレス電極D1の形成位置は、図8(a)に示されるように、第1隔壁11の頂面11cの中央位置、すなわち、行方向に並設されている透明電極Xa(Ya)間の中央位置に対向される位置でも良いが、後述するように対になる透明電極Yaとの間で確実にアドレス放電を発生させ、隣接する他の透明電極Yaとの間で誤放電が発生するのを防止するために、図8(b)に示されるように、アドレス電極D1を、第1隔壁11の頂面11c上において対になる透明電極Yaの側にシフトした(偏った)位置に形成するのが好ましい。
一方、前面ガラス基板1と放電空間S2を介して対向する背面ガラス基板5の表示側の面上には、白色誘電体層26が形成されている。
白色誘電体層26上に、第2隔壁12が形成されている。
この第2隔壁12は、前述した第1隔壁11と同様に、金属製の基体12aとこの基体12aの表面を被覆する絶縁膜12bによって構成されている。
この第2隔壁12は、第1隔壁11の第1縦壁部11Aに対向する位置において列方向に延びる第2縦壁部12Aと、第1隔壁11の第1横壁部11Bに対向する位置においてそれぞれ行方向に延びる第2横壁部12Bとによって略格子形状に形成されている。
第2隔壁12を構成する絶縁膜12bは、AlSi,Si等の絶縁膜によって形成されている。
そして、この第2隔壁12は、その第2縦壁部12Aおよび第2隔壁12Bの前面ガラス基板1と平行な頂面が、第1隔壁11上に形成された誘電体被覆層21に当接されている。
さらに、この第2隔壁12の間の白色誘電体層26の表面と第2隔壁12の第2縦壁部12Aおよび第2隔壁12Bの側面の五つの面に、それぞれ赤,緑,青に色分けされた蛍光体層28が、行方向に順に並ぶように形成されている。
以上のようにして、前面ガラス基板1側に形成された第1隔壁11と背面ガラス基板5側に形成された第2隔壁12によって、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間Sが、各サステイン電極対(X,Y)の互いに対向して対になっている透明電極Xa,Yaに対向する部分ごとに区画されて、放電セルC2が形成されている。
そして、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間S2内には、キセノン(Xe)を含む放電ガスが封入されている。
上記PDP20は、従来のPDPの場合と同様に、サステイン電極対(X,Y)のサステイン電極XとY間、または、サステイン電極Yとアドレス電極D間においてリセット放電を行い、サステイン電極Yとアドレス電極D間においてアドレス放電を行い、そして、サステイン電極対(X,Y)を構成するサステイン電極XとYの放電ギャップgを介して対向する透明電極Xa,Ya間においてサステイン放電を行って、マトリクス表示による画像形成を行う。
上記PDP20は、放電セルC2の高さ(パネルの厚さ方向の幅)は、互いにその頂面が誘電体被覆層21を介して当接される前面ガラス基板1側に形成された第1隔壁11と、背面ガラス基板5側に形成された第2隔壁12の高さによって決定される。
そして、このPDP20の第1隔壁11と第2隔壁12は、それぞれの基体11a,12aが金属材料によって形成されることによって、従来のPDPのガラス材を用いてサンドブラスト法により形成される隔壁と比較して、隔壁に欠損や傾き等が発生する虞がなく、所望の高さに形成することが出来る。
さらに、このPDP20は、従来のPDPの嵩上げ誘電体層が形成されていた部分に、誘電材料によって形成される嵩上げ誘電体層の代わりに、金属製の第1隔壁11が形成されることによって、その分、放電セルC2の高さを従来のPDPと比較して高く設定出来る。
また、第1隔壁11は、従来のPDPの嵩上げ誘電体層と同様の、サステイン電極による面放電が放電セルC2内から外側に拡がるのを防止する機能を有している。
以上のように、上記PDP20によれば、放電セルC2の高さを従来のPDPと比較して高く設定することが可能であり、これによって、PDPの高精細化が図られる場合でも、その発光効率を高めることが出来るようになる。
さらに、前面ガラス基板1に第1隔壁11が形成されることによって、この第1隔壁11を構成するMgO等の高γ材料によって形成される絶縁膜11bの面積が、第1隔壁11の高さを高くすることによって大きくなり、この絶縁膜11bによって、放電セルC2内における二次電子放出特性が従来のPDPに比べて向上し、放電効率が上昇するので、これによっても、発光効率が向上される。
さらに、背面ガラス基板5側において、第2隔壁12の高さが高く設定されることによって、その内側に形成される蛍光体層28の膜厚および表面積を大きくすることができ、これによっても発光効率を向上させることが出来る。
さらに、上記PDP20は、アドレス電極D1が第1隔壁11の頂面11c上に形成されることによって、アドレス電極D1との間で放電を発生させるサステイン電極Yの透明電極Yaとの間隔(放電距離)が、PDP10の場合よりも短くなっているので、このアドレス電極D1とサステイン電極Yの透明電極Ya間での放電が発生し易くなり、その放電電圧がPDP10に比べて低減されるとともに、アドレスマージンも広くなる。
なお、上記PDP10においては、前面ガラス基板1側にのみMgO層(絶縁膜11b)を形成し、背面ガラス基板5側にのみ蛍光体層28を形成することによって、前面ガラス基板1の製造工程と背面ガラス基板5の製造工程を分離出来るので、製造プロセスが容易になる。
さらに、上記PDP10においては、前面ガラス基板1側に従来の嵩上げ誘電体層に変えて金属製の第1隔壁11を形成することによって、製造工程が複雑な嵩上げ誘電体層が不要になるとともに、あらかじめ成形されている第1隔壁11を誘電体層2の背面側に取り付けるようにすることによって、製造工程の簡略化が可能になる。
図9は、上記PDP10の製造工程のフロー図である。
次に、この図9に基づいてPDP10の製造工程の説明を行う。
金属製隔壁の製造工程Eにおいて、金属板へのDFRラミネート工程(工程ES1)の後、パターン露光および現像工程(工程ES2)が行われる。
この工程ES2の後、エッチング工程(工程ES3)が行われて、金属板が第1隔壁11または第2隔壁12の略格子形状に成形され、さらに、DFR剥離工程(工程ES4)が行われる。
そして、この工程ES4の後、スパッタ法や蒸着法,CVD法等によって、工程ES4において格子形状に成形された金属板の表面に絶縁膜11bまたは12bが形成される(工程ES5)。
なお、この金属製隔壁の製造工程Eは、第1実施例における金属製隔壁の製造工程Aと同様である。
前面ガラス基板1の製造工程Fにおいて、先ず、前面ガラス基板1の背面側にサステイン電極X,Yが形成される(工程FS1)。
この工程程FS1には、サステイン電極X,Yの透明電極Xa,Yaの形成工程とバス電極Xb,Ybの形成工程が含まれる。
この工程FS1によってサステイン電極対(X,Y)が形成された後、さらに、前面ガラス基板1の背面側に誘電体層2が形成されて(工程FS2)、工程FS1よって形成されたサステイン電極対(X,Y)が被覆される。
この工程FS2において、誘電体層2の焼成が行われる前に、製造工程Aにおいて製造された第1隔壁11が誘電体層2上に位置合わせされ、誘電体層2の焼成によって第1隔壁11が誘電体層2の所定位置に接合される(工程FS3)。
この工程FS3の後、第1隔壁11の頂面11c上にアドレス電極D1が形成され(工程FS4)、さらに誘電体被覆層21が形成されて、アドレス電極D1が被覆される(工程FS5)。
そして、この工程FS5の後、誘電体層2の背面に保護層が形成される(工程FS6)。
背面ガラス基板5の製造工程Gにおいて、先ず、背面ガラス基板5の表示面側に、白色誘電体層26が形成される(工程GS1)。
この工程GS1において、白色誘電体層26の焼成が行われる前に、金属製隔壁の製造工程Eにおいて製造された第2隔壁12が白色誘電体層26上に位置合わせされ、白色誘電体層26の焼成によって第2隔壁12が白色誘電体層26の所定位置に接合される(工程GS2)。
そして、この工程GS2の終了後、この第2隔壁12による各区画部分の内側に、それぞれ、赤,緑,青の蛍光体層28が形成され(工程GS3)、さらに、背面ガラス基板5の表示面側の周縁部に封着層が形成される(工程GS4)。
以上のようにして、製造工程Fにおいて各構造物が形成された前面ガラス基板1と、製造工程Gにおいて各構造物が形成された背面ガラス基板5は、放電空間を介して重ね合わされて互いの位置合わせが行われた後(工程HS1)、この前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間の封着工程(工程HS2)および放電空間内からの排気・ベーキング工程(工程HS3),放電空間内への放電ガスの導入工程(工程HS4),この放電ガスの封止(チップオフ)工程(工程HS5)が順次行われて、PDP20が製造される。
図10は、図7および8に示される第2実施例のPDPの変形例を示す断面図である。
図7および8のPDPの列電極D1が前面ガラス基板1側に形成された第1隔壁11の第1縦壁部11A上に形成されていたのに対し、この図10のPDPは、列電極D2が、背面ガラス基板5側に形成された第2隔壁12の第2縦壁部12A(図7参照)上に形成されて、この第2隔壁12の頂面12c上に形成された誘電体被覆層31によって被覆された構成を備えている。
他の部分の構成については図7および8のPDPの構成とほぼ同様であり、同一の構成部分については、図7および8のPDPと同一の符号が付されている。
この図10のPDPも、上述した図8のPDPと同様の作用効果を発揮することが出来る。
従来例を示す正面図である。 図1のV−V線における断面図である。 図1のW−W線における断面図である。 この発明の実施形態における第1実施例を模式的に示す正面図である。 図4のV−V線における断面図である。 同実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示すフローチャートである。 この発明の実施形態における第2実施例を模式的に示す正面図である。 図7のVIII−VIII線における断面図である。 同実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示すフローチャートである。 第2実施例の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 …前面ガラス基板(前面基板)
2 …誘電体層
5 …背面ガラス基板(背面基板)
10,20 …PDP
11 …第1隔壁
11A …第1縦壁部
11B …第1横壁部
11a …基体
11b …絶縁膜
11c …頂面
12 …第2隔壁
12A …第2縦壁部
12B …第2横壁部
12a …基体
12b …絶縁膜
18 …蛍光体層
21,31 …誘電体被覆層
28 …蛍光体層
X,Y …サステイン電極(行電極)
Xa,Ya …透明電極(電極突出部)
Xb,Yb …バス電極(電極本体部)
D,D1,D2 …アドレス電極(列電極)
S1,S2 …放電空間
C1,C2 …放電セル(単位発光領域)

Claims (11)

  1. 一対の基板が放電空間を介して対向され、この一対の基板の一方の基板に行方向に延び列方向に並設された複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、放電空間に形成される単位発光領域毎に行電極との間で放電を行う複数の列電極が列方向に延び行方向に並設されているプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記一方の基板に単位発光領域を区画する第1隔壁が形成され、
    前記一方の基板に対向する他方の基板に単位発光領域を区画するとともに第1隔壁に対向される第2隔壁が形成され、
    前記第1隔壁および第2隔壁が、それぞれ、所要の形状に成形された金属製の基体と、この基体の表面を被覆する絶縁膜とを有していることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1隔壁と第2隔壁が互いに当接されて、単位発光領域を区画している請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第1隔壁の絶縁層が、二次電子放出材料によって形成されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記二次電子放出材料がMgOである請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第2隔壁の内側に蛍光体層が形成されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記第1隔壁上に列電極が形成され、この列電極が、第1隔壁上に形成された誘電体被覆層によって被覆されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記第2隔壁上に列電極が形成され、この列電極が、第2隔壁上に形成された誘電体被覆層によって被覆されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記誘電体被覆層を介して第1隔壁と第2隔壁が当接されている請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記行電極対を構成する各行電極が、行方向に延びる電極本体部と、この電極本体部に沿って等間隔に並設されて対になっている他の行電極側に突出して放電ギャップを介して互いに対向される複数の電極突出部とを有し、各列電極が、それぞれ、行電極の電極本体部に沿って並設された隣接する電極突出部間の中間位置に対向する位置に位置されている請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記列電極が、それぞれ、行電極の電極本体部に沿って並設された隣接する電極突出部間において、列電極との間で放電を発生させる電極突出部側に偏った位置に位置されている請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記第1隔壁が、列方向に隣接する単位発光領域の間の部分において行方向に延びる横壁部を有している請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2004156018A 2004-05-26 2004-05-26 プラズマディスプレイパネル Pending JP2005339944A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156018A JP2005339944A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 プラズマディスプレイパネル
EP05010077A EP1600999A3 (en) 2004-05-26 2005-05-09 Plasma display panel
US11/130,172 US20050264197A1 (en) 2004-05-26 2005-05-17 Plasma display panel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156018A JP2005339944A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 プラズマディスプレイパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005339944A true JP2005339944A (ja) 2005-12-08

Family

ID=34936310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004156018A Pending JP2005339944A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 プラズマディスプレイパネル

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050264197A1 (ja)
EP (1) EP1600999A3 (ja)
JP (1) JP2005339944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784517B1 (ko) 2006-05-16 2007-12-11 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100762249B1 (ko) * 2006-05-30 2007-10-01 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
KR100762251B1 (ko) 2006-05-30 2007-10-01 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
EP2219202B1 (en) * 2009-02-17 2013-11-20 Samsung SDI Co., Ltd. Plasma display panel and method of manufacturing the same
KR20110039838A (ko) * 2009-10-12 2011-04-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR101082445B1 (ko) * 2009-10-30 2011-11-11 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991006115A1 (fr) * 1989-10-18 1991-05-02 Noritake Co., Limited Panneau d'affichage au plasma et procede de production
CA2149289A1 (en) * 1994-07-07 1996-01-08 Yoshifumi Amano Discharge display apparatus
JP3438641B2 (ja) * 1999-03-30 2003-08-18 日本電気株式会社 プラズマディスプレイパネル
JP4177969B2 (ja) * 2001-04-09 2008-11-05 株式会社日立製作所 プラズマディスプレイパネル
JP2004014333A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイパネル
US7538491B2 (en) * 2002-12-27 2009-05-26 Lg Electronics Inc. Plasma display panel having differently shaped transparent electrodes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784517B1 (ko) 2006-05-16 2007-12-11 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Also Published As

Publication number Publication date
EP1600999A2 (en) 2005-11-30
EP1600999A3 (en) 2007-08-15
US20050264197A1 (en) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1600999A2 (en) Plasma display panel
JP2005150095A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006012772A (ja) プラズマディスプレイパネル
US7372203B2 (en) Plasma display panel having enhanced luminous efficiency
KR100927618B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100392841B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20060012303A1 (en) Plasma display panel
US20070007891A1 (en) Plasma display panel
JP4335186B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100927615B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
EP1551051A2 (en) Plasma display panel
KR20060098459A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 유전체층 형성 구조 및 이를구비한 플라즈마 디스플레이 패널
KR100592299B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050097251A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20090021165A1 (en) Plasma display panel and method of manufacturing the same
KR20060131566A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20070152589A1 (en) Plasma display panel
KR100670335B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100603283B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006324033A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20060101918A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050017637A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080067811A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조방법
JP2006073465A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2007042645A (ja) プラズマディスプレイパネル