JP2005339941A - クランプ端子 - Google Patents

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博 櫻井
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芳春 板木
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Abstract

【課題】 細い通信線を用いる場合でも接続コンタクト点を多くして、接続の信頼性を確保する。
【解決手段】 クランプ端子の導線を接続端子板に圧接する板バネの端部の位置の近傍に凸部を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信線などの導線を接続するクランプ端子に関する。本発明は電話線を集合住宅やオフィス内に設けられたMDFや交換機、あるいは電話用保安器などで使用されるクランプ端子の接続構造の改良に関する。
図6に従来のクランプ端子として、S字バネを用いるクランプ端子の断面構造の例を示す。この図6に示すクランプ端子では、クランプ端子のハウジング1の上面に設けられたプッシュボタン2と、接続端子板4とこれに対向して設けられ、その端部が接続端子板に当接するS字型の板バネ5とが収納されている構造である。
通信用電線などの導線3の端部をこのクランプ端子に接続するには、ハウジング1の上面に設けられている導線挿入穴から導線3の端部を挿入する。導線3は、板バネ5の端部を押しながら挿入され、S字型の下部の接続端子板4と近接あるいは接している位置まで挿入される。板バネ5の押圧力により導線3は接続端子板4に圧接される。導線3を引き抜くときは、プッシュボタン2を押し下げると、そのプッシュボタン2の押し下げによって、板バネ5が押し下げられて、板バネ5の端部5と導線3との間に間隙が形成されるので、導線3を引き抜くことができる。
このとき、図7の模式図に簡単に示されるように、S字型の板バネを用いる場合には、接続端子板4と導線3とのコンタクト点は、2点確保でき、接続の信頼性を保持している。
一方、板バネ5として、S字型ではなく、U字型のものを用いるクランプ端子もある。その断面図の例を図8に示す。このU字型の板バネ5を用いるものは、S字型の板バネを用いるものに比べると、接続端子板4と導線3とのコンタクト点は、U字型の板バネ5の端部で押圧される1点だけになる。
特開2001−23706号公報 特開2001−35561号公報 特開2001−203011号公報
通信線として用いる電線としては、直径0.4mm、0.65mm、0.9mmのものが使用されている。しかし、装置の小型化などの理由から通信線としてはできるだけ径の小さいものを使用したい要望がある。従来使用されていたφ0.65単線(径0.65mm)の場合には、S字型板バネを用いたクランプ端子では、S字型の下部の接続端子板4とのコンタクト点まで、導線を挿入することができ、2点のコンタクト点が確保できるから、十分な信頼性を確保できる。しかし、さらに細いφ0.4単線を用いる場合、図9に模式図として示すように線材の腰が弱いため、導線の先端がS字型板バネの下部に当たって折れ曲がり、接続されないことがある。φ0.4単線を使用して確実に接続するためには、導線を抜くために使用されるプッシュボタン2を押しながら挿入する必要があり、作業者に十分な注意を要求することになる問題がある。
また、図8に示すU字型の板バネを用いるクランプ端子の場合は、S字型板バネのように導線の端部が折れ曲がることはなくなるが、接続端子板と導線とのコンタント点は1点しか確保できないため、接続の信頼性がS字型板バネを用いるクランプ端子の場合より十分ではない問題がある。
本発明は上述の問題を解決するもので、φ0.4単線のような細い導線を用いる場合でも接続端子板と導線とのコンタクト点を2点以上確保することができ、信頼性の高いクランプ端子を提供することを目的とする。また、導線をクランプ端子に挿入するときに、導線の端部が折り曲げられないような作業を作業者に要求することがないクランプ端子を提供することを目的とする。
本発明は、クランプ端子の接続端子板に凸部を設け、U字型板バネを使用した場合に、導線と接続端子板とのコンタクト点を少なくとも2点確保するようにすることを特徴とする。
接続端子板のU字型板バネと当接する点の近傍の適当な位置に凸部を設ける。導線を挿入すると、U字型板バネの端部に押圧されて接続端子板に圧接する従来からのコンタクト点以外に、凸部でコンタクト点を確保でき、接続の信頼性が高まる。また、細いφ0.4の単線を挿入しても折れ曲がることなく挿入することができる。
すなわち、本発明は、絶縁材料からなるハウジングと、前記ハウジング内に収納され挿入される導線との接触で接続される導電性の接続端子と、この接続端子に対向して設けられ、前記導線が挿入されていないときは前記ハウジング内で前記接続端子に圧接し、前記導線が挿入されたときは前記導線を前記接続端子に押圧するバネとを備え、前記バネはその先端で前記導線に接触する位置がその先端部の1箇所となる断面がU字型のバネであるクランプ端子において、前記接続端子の前記バネの先端が当接する位置の近傍に少なくとも一つの凸部が設けられたことを特徴とする。
前記接続端子の凸部は、前記バネの先端が前記接続端子に当接する位置より0.9ないし1.8mmの先の位置に設けられ、その高さは0.1ないし0.2mmに設定されることが好ましい。
また、前記凸部は、前記バネの先端が前記接続端子に当接する位置の前後に設けられてもよい。
本発明は、U字型板バネを用いながら、細い径の導線を折れ曲がるようなことなく挿入することができる。また、複数のコンタクト点を確保できるため、接続の信頼性を高めることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明一実施例のクランプ端子の分解斜視図を示す図である。図2は、このクランプ端子のA−A断面を示す図である。この図1、2は、出願人が先願(特願2003−426539 本願出願時には未公開)で開示した通信線保安装置に使用するクランプ端子の構造を示すものである。
本実施例のクランプ端子は、クランプ端子のハウジング1に、接続端子板4と、U字型板バネ5とが対向した形態で収納されたクランプ端子であり、板バネ5のスプリング力で導線3を接続端子板4に圧接して導線3と接続端子板4とを接続固定するものである。ハウジング1の上面には、プッシュボタン2が設けられており、クランプ端子に挿入した導線3を引き抜くときは、このプッシュボタン2を押し下げ板バネ5を押し下げることにより、導線3にかかる板バネ5の押圧力を除いて導線3を引き抜く。このクランプ端子の接続端子板は折れ曲がって形成された溝内にその端部が露出し、溝内に挿入される保安回路の端子に接続される構造となっている。
ここにおいて、本発明実施例の特徴は、クランプ端子の接続端子板4に凸部4aを設けたところにある。この凸部4aは、U字型の板バネ5が接続端子板4に当接する位置の近傍に設けられている。
図3は、接続端子板4の凸部4aの位置と、挿入された導線3と接続端子板4、U字型板バネ5の端部との関係を説明する図であり、図2で四角に囲った部分を拡大した図面である。図3は、導線3の径が0.4mmの場合の例であり、凸部は、板バネ5の端部が導線3に接触する位置から最大で1.8mm先の位置に設けられている。その高さは、0.1ないし0.2mmである。径0.6mmの導線の場合には、凸部4aの位置は、最小0.9mmの位置に設ける。
板バネ5と凸部4aの距離が近過ぎると径が大きい導線の場合には、コンタクト点が1点だけになってしまい、また、板バネ5と凸部4aとの距離が遠過ぎると細い径の導線の場合には導線が凸部4aに接触しない場合があるので、板バネと凸部との距離は0.9ないし1.8mmの範囲であることが好ましい。
さらに、凸部の高さがあまり高いと、細い径の導線の場合、凸部で座屈してしまい、コンタクト点が2点にならない問題があるので、凸部の高さは、0.1ないし0.2mmの範囲が好ましい。
このように構成することで、図4の模式図に示されるように、接続端子板4と導線3とのコンタクト点は、板バネ5に圧接される点と、凸部4aで接する点の2箇所を確保できる。
図5は、凸部を板バネ5の端部との接続点の前後に二つ設けた例を示すものであり、板バネ5の端部の先に設けた4aと、端部の前の4bの2箇所設ける。挿入された導線3は、最初の凸部4bに接触し板バネ5の端部を押しながら挿入され、先の凸部4aとも接触する。この図5の例では、導線3と接続端子板4とは3箇所のコンタクト点を確保できる。
なお、凸部は、接続端子板上に設けられるので、実際の形態は、図1に示されるように、ある幅をもったいわゆるかまぼこ型に形成される。
本発明一実施例のクランプ端子の構造を説明する分解斜視図。 図1のA−A断面図。 図2の部分拡大図。 実施例のコンタクト点を説明する模式図。 凸部が2箇所設けられた実施例のコンタクト点を説明する模式図。 従来のS字型板バネを用いるクランプ端子の断面を説明する図。 従来のS字型板バネを用いるクランプ端子のコンタクト点を説明する模式図。 従来のU字型板バネを用いるクランプ端子の断面を説明する図。 従来のS字型板バネを用いるクランプ端子での導線の座屈を説明する図。
符号の説明
1 ハウジング
2 プッシュボタン
3 導線
4 接続端子板
4a、4b 凸部
5 板バネ

Claims (3)

  1. 絶縁材料からなるハウジングと、前記ハウジング内に収納され挿入される導線との接触で接続される導電性の接続端子と、この接続端子に対向して設けられ、前記導線が挿入されていないときは前記ハウジング内で前記接続端子に圧接し、前記導線が挿入されたときは前記導線を前記接続端子に押圧するバネとを備え、
    前記バネはその先端で前記導線に接触する位置がその先端部の1箇所となる断面がU字型のバネである
    クランプ端子において、
    前記接続端子の前記バネの先端が当接する位置の近傍に少なくとも一つの凸部が設けられた
    ことを特徴とするクランプ端子。
  2. 前記接続端子の凸部が前記バネの先端が前記接続端子に当接する位置より0.9ないし1.8mmの先の位置に設けられ、その高さは0.1ないし0.2mmに設定された請求項1記載のクランプ端子。
  3. 前記接続端子の凸部が前記バネの先端が前記接続端子に当接する位置の前後0.9ないし1.8mmの位置に二つ設けられ、その高さは、0.1ないし0.2mmに設定された請求項1記載のクランプ端子。
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