JP2005339453A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な作業を不要とし、より直感的な動作で文字入力ができる携帯電話機を提供することである。
【解決手段】 文字グループを対応付けた入力キー1〜12およびディスプレイ16を備えた電話機本体13に、コンピュータ17と、角度センサ18とを実装し、コンピュータ17は、入力キー1〜12が押されたときの電話機本体13の角度を基準角度として記憶し、押された入力キー1〜12に対応する文字グループを特定し、その文字グループをディスプレイ16上の文字選択エリア20に表示し、入力キー1〜12が押されている間に、上記文字選択エリア20に表示されている文字グループの中から、上記基準角度に対する電話機本体13の角度に対応した位置に表示された特定文字をマーキングして、入力キー1〜12が放されたとき、マーキングされている文字を文字入力エリア19に表示する機能を備えた。
【選択図】 図4

Description

この発明は、文字を入力することができる携帯電話機に関する。
携帯電話で電子メール用のメッセージ等を作成するために、文字を入力する際には、電話番号入力用のテンキー、「*」、「#」などの各入力キーを利用する場合がほとんどである。これら各入力キーには、図14における入力キー部14の拡大図のように、数字のほか、仮名が表示され、その入力キーによって入力可能な複数の文字からなる文字グループが対応付けられている。例えば、入力キー1にはあ行の5文字、入力キー2にはか行の5文字が対応付けられ、入力できるようにしている。さらに、入力キー1によって「ぁ」、「ぃ」など、あ行の小文字5文字も入力できるようにしている場合がある。つまり、各入力キーには、あ行、か行、さ行など、それぞれ、複数の文字からなる文字グループが対応付けられている。
そして、同じ入力キーを繰り返し押すと、押す度に、その入力キーに対応する文字グループの文字が1つずつディスプレイに表示され、それを選択できるようになっている。例えば、か行の入力キー2を1回押すと「か」、2回押すと「き」が表示され、入力キー2を押す度に「か」→「き」→「く」→「け」→「こ」→「か」と、繰り返して表示される。そして、入力したい文字が表れた時点で、入力キー2とは別の決定キーを押せば、その文字を選択することができる。
特開2003−258977号公報
上記のような方式では、選択したい文字が現れるまで、入力キーを繰り返し押さなければならい。例えば、「お」の場合には、あ行の入力キー1を5回さなければならないので、求める文字にたどりつくまでに時間と手間が掛かってしまう。また、早く目的の文字にたどり着きたいために、入力キーを早く押していると、多く押しすぎて目的の文字を通り過ぎてしまうことも多い。その場合には、戻ることができないので、また入力キーを何回も押さなければならないという問題があった。例えば、「え」を選択するためには、あ行の入力キー1を4回押す必要があるが、5回押してしまって「お」が表示されたときに、「え」に戻ることができないので、再度、「あ」から4回押し直さなければならないのである。
この発明の目的は、上記のような煩雑な作業を不要とし、ユーザーにとって、より直感的な動作で文字入力ができる携帯電話機を提供することである。
第1〜第4の発明は、電話機本体に、入力キーとディスプレイとを備えるとともに、個々の入力キーに文字グループを対応付けた携帯電話機を前提とする。
上記の携帯電話機を前提とし、第1の発明は、入力キーとディスプレイとを備えるとともに、個々の入力キーに文字グループを対応付けた携帯電話機において、上記電話機本体には、コンピュータと、このコンピュータに接続した角度センサとを実装し、このコンピュータは、入力キーが押されたときの電話機本体の角度を基準角度として記憶する機能と、入力キーが押されたとき、その入力キーに対応する文字グループを特定する機能と、特定した文字グループをディスプレイ上の文字選択エリアに表示する機能と、入力キーが押されている間に、上記基準角度に対する電話機本体の角度を特定する機能と、上記文字選択エリアに表示されている文字グループの中から、上記電話機本体の角度に対応した位置に表示された特定文字をマーキングする機能と、入力キーが放されたとき、マーキングされている文字を選択してディスプレイ上の文字入力エリアに表示する機能とを備えた点に特徴を有する。
第2の発明は、上記第1の発明を前提とし、コンピュータは、特定した文字グループの文字をディスプレイの文字選択エリアに一直線状に配列させる機能と、上記一直線上の文字配列位置のそれぞれに角度しきい値を対応付けて記憶する機能と、電話機本体の角度が上記角度しきい値に達した時点でその角度しきい値に対応する位置に配列された文字をマーキングする機能とを備えた点に特徴を有する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明を前提とし、特定の入力キーに複数の文字グループを対応付けるとともに、上記コンピュータに接続した加速度センサを備え、コンピュータは、加速度センサが検出した加速度に応じて、文字選択エリアに表示する文字グループを特定する点に特徴を有する。
第4の発明は、電話機本体に入力キーとディスプレイとを備え、個々の入力キーに文字グループを対応付けた携帯電話機において、上記電話機本体にはコンピュータと、このコンピュータに接続した加速度センサとを実装し、このコンピュータは、入力キーが押されたときその入力キーに対応する文字グループを特定する機能と、特定した文字グループをディスプレイ上の文字選択エリアに表示する機能と、上記選択エリアに表示された文字グループの中から電話機本体の加速度に対応した位置に表示された特定の文字をマーキングする機能と、入力キーが放されたとき、マーキングされている文字を選択してディスプレイ上の文字入力エリアに表示する機能とを備えた点に特徴を有する。
第5の発明は、上記第1〜第4の発明を前提とし、コンピュータは、マーキングした文字を他の文字より大きく表示させる機能を有する点に特徴を有する。
第1〜第5の発明によれば、携帯電話機を用いて文字を入力する際の、文字選択作業がユーザーにとって直感的に理解しやすい作業になるので、やりやすく、入力間違いが少なくなる。また、入力作業に要する時間と手間が省略できる。
特に、第1の発明では、電話機本体を傾けるという簡単な作業によって入力文字の選択ができるようになる。
第2の発明によれば、その他の文字配列と比べて、文字選択エリアの表示スペースを有効に使うことができるため、文字選択エリアに表示する文字を大きく表示することができる。
また、文字選択エリアを小さくして、そのぶん文字入力エリアの面積を大きくすることができる。それにより、文字入力エリアの文字を大きく表示したり、表示する文字数を多くしたりすることもできる。
第3の発明によれば、1つの入力キーに複数の文字グループを対応付けた場合にも、簡単な手順で文字入力することができるようになる。
第4の発明によれば、電話機本体を振ると言った簡単な動作によって、入力文字の選択できる。
第5の発明によれば、マーキングした文字が大きく表示されるため、表示スペースが小さな携帯電話機においても、見間違いが少なくなくなり、入力間違いが少なくなる。
図1〜図4にこの発明の第1実施形態を示す。
図1は、この発明の携帯電話機の外観図であるが、電話機本体13に入力キー部14とディスプレイ16とを備えた一般的な形状である。入力キー部14には、図14に示す従来例と同様に、文字や記号を入力するための入力キー1〜12が配置されている。なお、図中符号15は、文字入力の際に、文字の選択を確定する決定キーである。
また、電話機本体13の図中下方の側面をA、向かって右側側面をBとし、側面Aに平行な直線をx軸、これに直交する直線をy軸とする。
この電話機本体13は、図2に示すように、内部にこの発明のコンピュータである処理部17と、これに接続した角度センサ18とを実装している。この処理部17は、電話機としての通信機能などを制御する部分とは別に、文字入力を制御するための機能を備えた処理部であり、上記入力キー部14の各入力キー1〜12と、ディスプレイ16にも連係している。
そして、上記入力キー部14の入力キー1〜12には、それぞれ複数の文字からなる文字グループが対応付けられている。例えば、入力キー1には、あ行の5文字の文字グループ、入力キー2には、か行の5文字の文字グループが対応付けられ、この対応関係を処理部17が記憶している。ただし、各入力キーと文字グループとの対応関係などのデータは、処理部17が記憶するのではなく、処理部17に連係した記憶部が記憶するようにしてもかまわない。また、図14では、現在一般的に用いられている入力キーを示しているが、どの入力キーにどのような文字グループを対応付けてもかまわない。
なお、仮名文字だけでなく、アルファベットや、記号を入力する際にも、上記入力キー1〜12を用いるが、ここでは仮名文字の入力について説明する。
また、上記角度センサ18は、電話機本体13の角度を検出して、その検出信号を処理部17に入力する機能を備えている。電話機本体13の角度として、この第1実施形態では、図1に示したx軸を基準とした回転角度aと、y軸を基準とした回転角度bを検出するようにしている。なお、上記角度aおよび角度bは、それぞれ、図1における紙面と直交する平面内の角度で、紙面とディスプレイ16面とが平行であるとすると、各角度a,bは、ディスプレイ16面を基準にした回転角と考えることもできる。
上記のように、角度センサ18が、ディスプレイ16面に直交し、互いに直交する1つの面内の角度a,bを検出するので、処理部17は、角度センサ18の検出結果によって、ディスプレイ16面の傾きや、電話機本体13の傾きを検出することができる。
一方、メッセージの作成時、すなわち、予めメッセージ作成画面をディスプレイ16に表示させた状態で、入力キー1〜12が押下されると、押下された入力キー1〜12を特定する信号が、処理部17へ入力されるようにしている。
上記処理部17は、入力キー部14から入力キー特定信号が入力されると、その入力キーに対応する文字グループを特定して、その文字グループに含まれる文字を、ディスプレイ16に表示させる機能を備えている。メッセージ作成時、ディスプレイ16は、図3に示すように文字入力エリア19と文字選択エリア20とを備えていて、処理部17は入力キー部14からの信号に基づいて特定した文字グループを、上記文字選択エリア20内に、十字状に表示させる。そして、この十字が、上記x軸とy軸に対応している。
ただし、処理部17が文字選択エリア20内に、文字グループを表示させるのは、入力キー1〜12のいずれかが、押下された状態を維持している間である。
また、処理部17は上記入力キー1〜12が押下されたとき、その時点での電話機本体13の角度を検出して基準角度として記憶する。そして、その後、電話機本体13が傾いたとき、その角度を上記基準角度からの傾きで特定するようにしている。
図3では、ディスプレイ16の下方に、x軸を含んでディスプレイ16面と直交する平面を示し、右側には、y軸を含んでディスプレイ16面と直交する平面を示している。
そして、反時計回りの回転角を正とした場合、角度aが正の値のとき、電話本体13の傾きは、文字選択エリア20内の文字「お」側が下がり、文字「う」が上がった状態であり、角度bが正の値のときには、文字「い」が上がり文字「え」が下がった状態になる。
このように、文字選択エリア20に、文字グループを表示させた状態で電話機本体13が傾いたとき、処理部17はその角度を特定するとともに、その角度に対応した位置に表示されている文字をユーザーが選択した文字としてマーキングする機能を備えている。この第1実施形態では、上記基準角度より下がった位置に表示されている文字をマーキングするものとする。例えば、角度aのしきい値として角度a1を設定し、角度a≧a1(>0)のときには、文字「お」をマーキングし、角度a≦{−a1}のときには、文字「う」をマーキングし、{−a1}<a<a1のときには、文字「あ」をマーキングする。
また、角度bのしきい値を角度b1とすれば、角度b≧b1(>0)のとき、文字「え」をマーキングし、角度b≦{−b1}のとき、文字「い」をマーキングし、それ以外のとき文字「あ」をマーキングすることになる。
処理部17は、入力キー1が押下された状態のまま、電話機本体13の傾きが変化すれば、その角度に応じてマーキングする文字を変え、文字選択エリア20内では、マーキングした文字が分かるように、他の文字とは表示を変えるようにする。例えば、図4の左側のディスプレイ16に示すように、二重枠で囲んで、文字「い」がマーキングされたことを表す。
そして、処理部17は、特定の文字をマーキングした状態で、押下されている入力キーが放されたとき、そのことを検出して、その時点でマーキングしていた文字を選択して、文字入力エリア19内に表示させる。
なお、入力キー1〜12が放されたことを、処理部17が検出する方法は、どのようなものでもかまわない。例えば、一度押下された入力キー1〜12が放されたときには、別の信号が出力されるようにしてもよいし、押下状態が継続している間は、上記入力キー特定信号が出力され続けるようにしておいて、それが途絶えることによって、入力キー1〜12が放されたことを検出するようにしてもよい。
ユーザーは、マーキングされた文字を、入力したい場合には、押下している入力キーを放せば、文字入力ができる。
図4は、文字「い」がマーキングされた状態で、入力キー1が放され、点線矢印の右側のようになったことを示している。押下されていた入力キー1が放されたことによって、処理部17が文字「い」を文字入力エリア19内に表示させる。このように、文字入力エリア19内に文字が表示されたら、決定ボタン15(図1参照)によって「い」を確定することもできるし、図示しないクリアボタンで消去することもできる。さらに、上記の手順を繰り返し、他の文字を文字入力エリア19に入力することもできる。
なお、図4の右図では、文字選択エリア20内に、文字「い」とともに、小文字「ぃ」が表示されているが、小文字「ぃ」を入力したい場合には、上記のように電話機本体13を奧に傾けてマーキングし、決定キー15を押すと先の「い」がキャンセルされて、小文字「ぃ」が確定するようにしている。
上記のように、ユーザーは、文字選択エリア20に表示されている文字の中で自分が目的とする文字の方向に、電話機本体13を傾けてマーキング位置を変えることができるので、直感的に分かりやすく、選択間違いが少なくなる。
なお、上記の例では、十字状に配置した文字の中から、ユーザーが目的とする文字の方向に電話機本体13を傾けるので、角度aと角度bの両方のしきい値を同時に越えることはほとんど考えられないが、もしも、両方のしきい値を同時に越えた場合、例えば、文字「お」と文字「い」の間の方向に斜めに傾いてどちらもしきい値に達した場合などには、絶対値には関係なく、方向に優先順位を設定して、どちらか一方の文字をマーキングするようにすればよい。
また、使用頻度によって、文字選択エリア20での文字配列をきめ、例えば使用頻度の高い文字をy軸方向に配置して、y軸方向の角度bのしきい値を、x軸方向の角度aのしきい値よりも小さくして、y軸方向に配置された文字が優先的に選択されるようにすることもできる。
ただし、電話機本体13を手に持って傾ける場合に、その方向によって傾け易さがある場合、傾け易い方向のしきい値を大きく設定し、傾けづらい方向のしきい値を小さくするなどの工夫をすれば、文字の選択作業をよりやり易くできる。
また、処理部17がマーキングした文字を、文字選択エリア20内で表示する際には、上記のように二重枠で囲む方法に限らず、マーキングされた文字がどれなのかが分かれば、どのような表示方法でもよい。例えば、マーキングした文字だけを反転表示させたり、色を変えたりするほか、他の文字より大きく表示したり、濃く表示したりして目立たせるようにすれば、小さな文字を見るのが苦手なユーザーにとっても、より使いやすいものとなる。特に、携帯電話機のディスプレイ16は、小さくて表示スペースが限られているため、文字の大きさも制限されるが、上記のようにすれば、見間違いを減らして、入力間違いを防止できる。
また、入力キー1〜12に対応する文字グループを、文字選択エリア20内に表示させる際の配列は、十字状に限らない。例えば、図5に示す第2実施形態は、一直線状に配置した例である。
この第2実施形態の携帯電話の外観および構成は、図1、図2に示す第1実施形態と同じである。また、メッセージ作成画面の構成も図3と同じである。従って、第2実施形態の説明にも、図1〜図3を用いる。ただし、第2実施形態では、図3の文字選択エリア20に表示される文字配列が異なり、角度センサ18は、角度aのみを検出すればよい。
図5では、5文字のうち、文字「あ」がマーキングされ、二重枠で表示されているが、角度aを調整し、電話機本体13を文字「お」側に傾ける、すなわち、x軸に対して角度aを負の方向へ傾けることによって、処理部17が他の文字をマーキングするようにしている。
この第2実施形態では、全ての文字が一直線状に配置されているので、角度aの大きさによって、処理部17がマーキングする文字を区別するようにしている。すなわち、最初に入力キー1〜12が押されたときの基準角度に対して、−a側に、4個のしきい値、例えば、a1,a2,a3,a4を設定し、角度aがa1に達したら、文字「い」をマーキングし、a2に達したら文字「う」をマーキングするというようにすればよい。
この場合にも、ユーザーは、目的とする方向に電話機本体13を傾けて、文字を選択できるので、従来のように、同じ入力キーを繰り返し押して文字を変更する場合と比べて、文字選択の作業を直感的に理解し易く、間違いなく、簡単に文字入力ができるようになる。
図6〜図8に示す第3実施形態は、電話本体13に、この発明のコンピュータである処理部17と、加速度センサ21とを備え(図7参照)、上記第1、第2実施形態において、角度によって文字を特定した代わりに加速度を利用する点が特徴である。ただし、上記第1実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付けている。また、図6における入力キー部14の各入力キー1〜12の詳細は、図14の従来例と同じである。
上記加速度センサ21は、図6に示すx軸方向の加速度αと、y軸方向の加速度βとを、それぞれ検出して、処理部17へ送信する機能を備えている。
また、処理部17は、入力キー1〜12のいずれかが押下され、入力キー部14から入力キー特定信号が入力された時点で、その入力キーに対応する文字グループを文字選択エリア20に表示させる機能を備えている点は、他の実施形態と同じである。その後、処理部17は、加速度センサ21から入力された検出結果から、電話機本体13の加速度を検出して、その加速度に応じた位置に表示されている文字をマーキングするようにしている。
図8には、文字選択エリア20に、あ行の5文字が十字状に配置して表示されている状態を表しているが、このような状態で、電話機本体13が、特定の文字の方向に振られたら、処理部17は、振られた方向に位置している文字をマーキングする。
図8では、文字「あ」を二重枠で表示しているが、この状態から、電話機本体13を文字「お」の方向へ振ると、上記加速度センサ21は、x軸方向の加速度αを検出して処理部17に対して出力するので、処理部17は、その方向から文字「お」を特定してマーキングし、マーキングした文字を二重枠で表示させる。
また、電話機本体13が、y軸方向の加速度βによって振られた場合には、その方向によって、上記処理部17は、文字「い」または文字「え」を特定してマーキングする。
なお、処理部17には、加速度の大きさのしきい値を設定し、加速度センサ21の検出結果がそのしきい値に達した場合に、電話機本体13が各方向へ振られたと認識するようにしている。
そして、ディスプレイ16の文字選択エリア20に、マーキングされた文字を二重枠で囲んで表示させた状態で、上記決定キー15を押下すれば、その文字が文字入力エリア19内に表示される。
この携帯電話機は、電話機本体13の加速度によって文字を特定し、文字入力エリア19内に入力できるようにしているので、ユーザーは、文字選択エリア20内に表示された複数の文字を見ながら、目的の文字の方向へ電話機本体13を振ればその文字を選択することができる。従来のように、同じ入力キーを繰り返し押して文字を変更する場合と比べて、文字選択の作業を直感的に理解し易く、間違いなく、簡単に文字入力ができるようになる。
次に、例えば、は行のように、半濁音や濁音がある行の文字を選択する場合の例として、第4実施形態を、図9を用いて説明する。なお、この第4実施形態の携帯電話機は、図1、図2に示す第1実施形態と同様の構成をしている。従って、以下の説明に、図1、図2も用いる。
そして、図9は、携帯電話機での文字入力作業中に、ディスプレイ16の文字選択エリア20内に表示された文字グループを示したものである。この文字グループは、は行の5文字と、その半濁音の5文字、濁音5文字の、合計15文字を1つの文字グループとして表示している。これら15文字からなる文字グループを、1つの入力キー、例えば、図14に示す入力キー6に対応付けておけば、この入力キー6が押されたときに、処理部17が文字選択エリア20にこの文字グループをマトリックス状に表示させる。
また、上記処理部17には、上記文字グループのマトリックスの各位置に対応した角度を記憶し、電話機本体13の角度に応じて、その位置に表示されている文字をマーキングする機能を備えている。上記マトリックスの各位置は、角度センサ18が検出した角度aおよび角度bによって特定する。
例えば、文字「は」がマーキングされた状態から文字「ほ」側に傾ける際に、その角度aの絶対値が小さい値から大きくなるに従って、文字「ひ」→「ふ」→「へ」→「ほ」と、マーキングされる文字が変化する。つまり、角度aを調整することによって、x軸方向の位置を選択し、角度bによって、y軸方向の位置、すなわち、半濁音の文字や濁音文字を選択することができる。
ユーザーは、目的の文字を選択する場合には、電話機本体13を、目的の文字に対応する角度にすればよいので、上記のように、表示された順に選択していく必要はない。電話機本体13の角度と文字位置とを対応付けているので、文字選択動作が、ユーザーにとって、直感的に理解し易い点は、上記他の実施形態と同様である。
ただし、実際には、1回の動作で目的の文字に対応した角度に電話機本体13を傾けることが難しいこともある。その場合でも、文字選択エリア20に表示される二重枠などのマーキング文字の表示を参考にして、傾ける角度を調整することができる。例えば、傾けすぎた場合には、戻すこともでき、従来のように、一定の順序で選択文字を変更しなければならなかった場合と比べて、手間と時間を短縮できるメリットもある。
図10、図11に示す第5実施形態の携帯電話機は、電話機本体に13に、処理部17に接続した角度センサ17と加速度センサ21とを備えた点が、上記他の実施形態と異なる。
また、1つの入力キーに、複数の文字グループを対応付けている。
図10の入力キー部14を構成する入力キーは、図14に示す構成をしているが、これらの入力キー1〜12のうち、例えば、入力キー6には、は行の5文字からなる第1の文字グループと、これらの半濁音の文字からなる第2の文字グループと、濁音文字からなる第3の文字グループとの3つの文字グループを対応付けている。ただし、全ての入力キーにそれぞれ、複数の文字グループを対応付ける必要はない。
上記角度センサ18と加速度センサ21は、電話機本体13の角度および加速度を検出して、その検出結果を処理部17へ対して出力する。
処理部17は、メッセージ作成画面をディスプレイ16に表示させた状態でいずれかの入力キー1〜12が押されると、その入力キーに対応した文字グループを文字表示エリア20(図3参照)に表示させるとともに、その時点での電話機本体13の角度を検出し、その後の電話機本体13の角度に応じた位置の文字を特定する機能を有する。この点は、上記第1実施形態と同じである。
ただし、この第5実施形態では、上記入力キー6は、複数の文字グループが対応付けられているので、処理部17は文字グループが押下された時点では、対応付けられている文字グループのいずれか1つ、ここでは、第1の文字グループの5文字を、文字選択エリア20内に十字状にして表示させる。
そして、図11に示すように、第1の文字グループが表示された状態から、電話機本体13を振って、所定の加速度α1を与えると、第2の文字グループが表示され、さらに、加速度α1を与えると第3の文字グループが表示されるようにしている。つまり、処理部17は、加速度センサ21から入力された加速度αの検出結果に基づいて、文字選択エリア20に表示させる文字グループを切り換える機能を備えている。また、上記加速度α1とは異なる加速度α2が付与されたときには、第1の文字グループから第3の文字グループに切り換わるようにすることもできる。
なお、各文字グループが表示された状態で、電話機本体13を傾ければ、処理部17はその角度aおよびbに応じた文字をマーキングする。
すなわち、文字選択エリア20に表示する文字グループの切り換えは、加速度αによって行い、文字グループ内の文字の特定は角度aおよびbによって行うというものである。
図12は、文字選択エリア20内に表示させる文字の配列が一直線状であるが、それ以外は、上記第5実施形態と全く同じである第6実施形態を示した図である。
つまり、文字選択エリア20に表示させる文字グループの切り換えは、加速度αによって行い、文字グループ内の特定文字のマーキングは角度aによって行うというものである。
図13に示す第7実施形態は、文字グループの切り換えを、電話機本体13を傾けたときの角度bに基づいて行い、各文字グループ内の特定文字のマーキングは加速度αによって行う例である。
上記第5〜第7実施形態は、1つのキーに複数の文字グループを対応付けた場合に、対応する例であり、電話機本体13(図1,図6参照)の加速度または角度によって文字グループの切り換えを行い、角度または加速度によって各文字グループ内の特定文字のマーキングを行うものである。そのために、電話機本体13には、角度センサ18および加速度センサ21を実装している。
これら第5〜第7実施形態においても、文字入力の際に、従来の方法と比べて、ユーザーが、文字選択の作業を直感的に理解し易く、間違いなく、簡単に文字入力ができるようになる。
なお、文字グループの切り換えに利用する角度や加速度の大きさや方向、組み合わせなどは、上記の例に限らない。
また、文字グループの切り換えには、加速度や角度を利用しないで、特定の切り換えキーを利用するようにしてもよい。
さらに、上記文字選択エリア20内に表示させる文字の配列は、上記のように十字状や一直線状に限らず、どのような配置であってもかまわない。ユーザーが、電話機本体13を傾けたり、振ったりする作業がやりやすい配置を利用すればよい。例えば、電話機本体13を右手で持っている場合と、左手で持っている場合とでは、傾けやすい方向が異なるので、利用頻度が高い文字が傾けやすい位置に配置されていることが好ましい。
また、複数の配置パターンを用意しておいて、その中から予めユーザーに選択させるようにしてもよい。
ただし、上記十字状よりも、一直線状の配置のほうが、ディスプレイの表示エリアを有効に利用できるため、個々の文字を大きく表示させたり、文字入力エリアの面積を大きくしたりすることができる。
また、上記第5〜第7実施形態では、1つの入力キーに対応付ける複数の文字グループとして、濁点なしの文字グループと、半濁音、濁音の文字グループの例を示しているが、文字グループの種類は、これに限らない。例えば、あ行に対応する入力キーに、通常文字のグループと、「ぁ」や「ぃ」などの小文字のグループとを対応付けてもよいし、それ以外のどのような文字の組み合わせによって文字グループを構成するようにしてもよい。
ただし、現在、利用されている携帯電話機の入力キーと文字グループとの対応をそのまま利用すれば、ユーザーは、すぐに、この発明の携帯電話機を使いこなせるようになる。
第1実施形態の携帯電話機の外観図である。 第1実施形態の構成図である。 第1実施形態のディスプレイの平面図である。 第1実施形態において特定文字がマーキングされた状態を示した平面図である。 第2実施形態の文字選択エリア内の文字配列を示した図である。 第3実施形態の携帯電話機の外観図である。 第3実施形態の構成図である。 第3実施形態のディスプレイの平面図である。 第4実施形態の文字選択エリア内の文字配列を示した図である。 第5実施形態の構成図である。 第5実施形態の文字選択エリア内の表示を示した図である。 第6実施形態の文字選択エリア内の表示を示した図である。 第7実施形態の文字選択エリア内の表示を示した図である。 一般的な携帯電話機の入力キー部分の拡大図である。
符号の説明
1〜12 入力キー
13 電話機本体
16 ディスプレイ
17 処理部
18 角度センサ
19 文字入力エリア
20 文字選択エリア
21 加速度センサ
a,b 角度
α,β 加速度

Claims (5)

  1. 電話機本体に、入力キーとディスプレイとを備えるとともに、個々の入力キーに文字グループを対応付けた携帯電話機において、上記電話機本体には、コンピュータと、このコンピュータに接続した角度センサとを実装し、このコンピュータは、入力キーが押されたときの電話機本体の角度を基準角度として記憶する機能と、入力キーが押されたとき、その入力キーに対応する文字グループを特定する機能と、特定した文字グループをディスプレイ上の文字選択エリアに表示する機能と、入力キーが押されている間に、上記基準角度に対する電話機本体の角度を特定する機能と、上記文字選択エリアに表示されている文字グループの中から、上記電話機本体の角度に対応した位置に表示された特定文字をマーキングする機能と、入力キーが放されたとき、マーキングされている文字を選択してディスプレイ上の文字入力エリアに表示する機能とを備えた携帯電話機。
  2. コンピュータは、特定した文字グループの文字をディスプレイの文字選択エリアに一直線状に配列させる機能と、上記一直線上の文字配列位置のそれぞれに角度しきい値を対応付けて記憶する機能と、電話機本体の角度が上記角度しきい値に達した時点でその角度しきい値に対応する位置に配列された文字をマーキングする機能とを備えた請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 特定の入力キーに複数の文字グループを対応付けるとともに、上記コンピュータに接続した加速度センサを備え、コンピュータは、加速度センサが検出した加速度に応じて、文字選択エリアに表示する文字グループを特定する請求項1または2に記載の携帯電話機。
  4. 電話機本体に入力キーとディスプレイとを備え、個々の入力キーに文字グループを対応付けた携帯電話機において、上記電話機本体にはコンピュータと、このコンピュータに接続した加速度センサとを実装し、このコンピュータは、入力キーが押されたときその入力キーに対応する文字グループを特定する機能と、特定した文字グループをディスプレイ上の文字選択エリアに表示する機能と、上記選択エリアに表示された文字グループの中から電話機本体の加速度に対応した位置に表示された特定の文字をマーキングする機能と、入力キーが放されたとき、マーキングされている文字を選択してディスプレイ上の文字入力エリアに表示する機能とを備えた携帯電話機。
  5. コンピュータは、マーキングした文字を他の文字より大きく表示させる機能を有する請求項1〜4のいずれか1に記載の携帯電話機。
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