JP5163302B2 - キー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置 - Google Patents

キー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、キー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置に関し、更に詳しくは、テンキー等の入力キーにより文字入力が可能なキー入力装置、その制御方法及びプログラム、そのキー入力装置を備えた携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機等に代表される携帯端末装置は、機能の多様化が進んでおり、テンキー等を用いて文字入力を行うことができる。一般に、携帯端末装置では、筐体表面に搭載され、文字毎の文字列が割り当てられたテンキーの押下に伴い、選択された文字列の先頭文字が表示される。次いで、同じテンキーの押下に従ってその文字列中の文字が順次に切り替わって表示される。このようにして、目的の文字がLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部に表示され、確定されることで、文字入力が行われる。
上記の文字入力装置では、1つのキーに複数の文字を割り当てているために、例えば『あ』行に含まれる『お』等、文字列中の最下層(最後尾)に割り当てられた文字(最後尾文字)を表示する場合には、文字列中に含まれる文字数分だけ、キーを押下する必要があった。つまり、『お』を表示するには、キーを5回押下する必要がある。さらに、1つのキーに割り当てられた文字数毎に、表示部に表示されるまでに必要なキーの押下回数が異なるので、目的の文字を行き過ぎてしまうという問題もあった。
特許文献1には、装置本体の傾きを検出する傾きセンサにより検出された傾き情報と、押下されたキーの種類とに応じて、文字を選択して表示部に表示し、さらに、押下したキーを解除(リリース)することで文字を確定する通信端末装置が記載されている。この通信端末装置によれば、傾き情報と入力キーとから文字を選択するので、文字入力の際に、キーの押下回数を少なくできる。
特開2005−159470号公報
特許文献1の通信端末装置では、キーを押下する前に、装置本体の傾きを傾きセンサで検出している。そのため、文字入力を行う際、キーに割り当てられた複数の文字のうち、目的の文字を表示するためには、ユーザが、キーを押下する際に装置本体の傾き(キー面の水平度)を意識する必要がある。
装置本体の傾きを正確に意識できなければ、目的の文字とは異なる文字が表示されてしまい、再度キー操作をやり直すことになる。つまり、特許文献1に記載の通信端末装置は、既存の文字入力方法とは異なる方法をユーザに強いることになり、既存の文字入力方法に慣れたユーザにとっては、使い難いと考えられる。
本発明は、文字入力の際に、キーの押下回数が少なく、使い勝手のよいキー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力する文字列選択部と、
筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出する傾きセンサと、
前記傾きセンサよって、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力する文字選択部と、
前記入力キーの押下の解除に応答して、前記文字選択部に選択された文字を確定する文字確定部と、を備えることを特徴とするキー入力装置を提供する。
また、本発明は、上記キー入力装置を備えることを特徴とする携帯端末装置を提供する。
また、本発明は、入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力するステップと、
筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出するステップと、
前記検出ステップで、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力するステップと、
前記入力キーの押下の解除に応答して、前記選択された文字を確定するステップと、を有することを特徴とするキー入力制御方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータを用いて入力キーの押下を検出するキー入力制御装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力するステップと、
筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出するステップと、
前記検出ステップで、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力するステップと、
前記入力キーの押下の解除に応答して、前記選択された文字を確定するステップと、を実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明のキー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置によると、入力キーの押下の際には、ユーザが、筐体の傾きを意識する必要がなく、押下の後に傾きの方向を選択すれば足りるので、使い勝手がよく、また、文字入力の際にキーの押下回数が少なくて済む。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキー入力装置を備えた携帯端末装置の機能等を示すブロック図である。携帯端末装置10は、例えば携帯電話機等に代表される携帯型の情報機器である。携帯端末装置10は、図1(a)に示すように、CPU(Central Processor Unit)11、傾きセンサ(センサ)12、記憶部13及びキースイッチ14を含むキー入力装置20と、表示部15とを備える。また、CPU11は、図1(b)に示すように、文字列選択部16と、文字選択部17と、文字確定部18とを備える。
キースイッチ14は、図2に示すように、例えば筐体19の表面に搭載された複数のテンキーからなり、夫々のテンキーには文字(表音文字)であるひらがなやアルファベットの文字列が割り当てられている。一例としてテンキー「1」には、ひらがなの『あ』行に含まれる5つの文字が割り当てられ、テンキー「2」には、ひらがなの『か』行に含まれる5つの文字が割り当てられている。また、文字系列を選択することにより、テンキーには、アルファベットが割り当てられ、例えば、テンキー「2」には、アルファベットの『A,B,C』が割り当てられている。なお、キースイッチ14では、1つのテンキーに割り当てられるひらがなの文字数は、最大で5つであり、また、アルファベットの文字数は、テンキー「7」,「9」で最大4つである。
センサ12は、例えば加えられた加速度の方向、或いは、筐体19の特定の姿勢を基準とし、その基準からの傾斜角によって、筐体19の傾きを検出する。センサ12は、キースイッチ14がユーザに押下されている状態、即ちキースイッチ14の押下継続中での筐体19の傾き変化の有無又は傾き変化の方向を検出すると、その検出結果を示す信号を、文字選択部17に送出する。表示部15は、例えば、筐体19の前面に配置されたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置であって、CPU11からの指示に従い、選択された文字を表示する。
記憶部13は、例えば、キースイッチ14の押下継続中での傾き変化の有無又は傾き変化の方向に応じて、押下されたキースイッチ14に割り当てられた文字のうち、何れの文字を選択するかを記憶するテーブルを格納している。
CPU11の文字列選択部16は、キースイッチ14から送出される、何れのテンキーが押下されたかを示す信号を受けて、押下されたテンキーに割り当てられた文字列の何れかを選択し出力する。文字選択部17は、センサ12から送出される、キースイッチ14の押下継続中での筐体19の傾き変化の有無や傾き変化の方向を示す信号を受けて、記憶部13に格納されているテーブルを参照し、文字列選択部16で選択された文字列中の何れかの文字を選択し出力する。文字確定部18は、キースイッチ14から送出される、押下されたテンキーが解除されたことを示す信号を受けて、文字選択部17で選択された文字を確定する。以下、具体的に説明する。
図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係るキー入力装置の動作を説明する。まず、キースイッチ14は、テンキーの押下を検出すると、何れのテンキーが押下されたかを示す信号を、CPU11の文字列選択部16に送出する(ステップS1)。文字列選択部16は、キースイッチ14から送出された信号に応答して、押下されたテンキーに割り当てられた文字列を選択し、表示部15に表示させる(ステップS2)。一例として、文字列選択部16は、テンキー「1」が押下されたときは、『あ』行が選択されたことをユーザに示すために、『あ』行に含まれる文字の何れかを表示部15に表示する。
次に、センサ12は、キースイッチ14の押下継続中での筐体19の傾き変化の方向を検出し、傾き変化の方向を示す信号を文字選択部17に送出する(ステップS3)。文字選択部17は、センサ12からの信号を受けて、記憶部13に格納されているテーブルを参照する。
図4は、記憶部13に格納されたテーブルの構成を示す図である。テーブル13aは、傾き変化の方向とキースイッチ14の押下回数(キー押下回数)とに基づいた表示モードを示している。表示モードは、1つのテンキーに割り当てられた文字列中の文字が選択される順番を規定している。
第1表示モードM1は、筐体19の傾き変化の方向が、筐体19の左側を下にして傾く左傾斜であれば、まず、文字列中の最後尾文字を選択し、さらにキー押下回数に従い順次に文字を選択することを示している。一例として、第1表示モードM1では、文字列が『あ』行であれば、図示のように、キー押下回数に応じて、『お→え→う→い→あ→お→え→・・・』の順番で文字が選択される。
第2表示モードM2は、筐体19の傾き変化の方向が、筐体19の右側を下にして傾く右傾斜であれば、まず、文字列中の先頭文字を選択し、さらにキー押下回数に従い順次に文字を選択することを示している。一例として、第2表示モードM2では、文字列が『あ』行であれば、図示のように、キー押下回数に応じて、『あ→い→う→え→お→あ→い→・・・』の順番で文字が選択される。
続いて、文字選択部17は、ステップS3でセンサ12から送出された信号が左傾斜、右傾斜の何れを示した信号であるかを判定し(ステップS4)、左傾斜であれば、上記第1表示モードM1に従い、文字列中の最後尾文字を表示部15に表示させる(ステップS5)。一方、右傾斜であれば、文字選択部17は、上記第2表示モードM2に従い、文字列中の先頭文字を表示部15に表示させる(ステップS6)。
次に、文字選択部17は、キースイッチ14から同一テンキーが押下されたことを示す信号を受ける毎に、つまりキー押下回数に応答して、第1又は第2表示モードM1,M2に従い、文字列中の文字を順次に選択して、表示部15に表示させる(ステップS7)。
続いて、文字確定部18は、押下されていたテンキーが解除(キースイッチOFF)されたことを示す信号を、キースイッチ14から受けると(ステップS8)、ステップS7で表示されている文字を確定する(ステップS9)。
ここで、一例として、本実施形態のキー入力装置20を備えた携帯端末装置10で、『おもむき』という単語を入力する際に必要とされるキー押下回数を、通常のキー入力装置を備えた携帯端末装置と比較しながら説明する。通常のキー入力装置を備えた携帯端末装置では、『あ』行が割り当てられているテンキー「1」を5回押下して『お』を選択し、『ま』行が割り当てられているテンキー「7」を5回押下して『も』を選択する。さらに、テンキー「7」を3回押下して『む』を選択し、最後に『か』行が割り当てられているテンキー「2」を2回押下した『き』を選択する。従って、通常のキー入力装置を備えた携帯端末装置では、各文字を選択するだけでキー押下回数の合計が15回となる。
一方、キー入力装置20を備えた携帯端末装置10では、『あ』行が割り当てられているテンキー「1」の押下継続中に筐体19を左傾斜させると、第1表示モードM1となり、テンキー「1」を1回押下して『お』を選択し確定する。次に、『ま』行が割り当てられているテンキー「7」の押下継続中に筐体19を左傾斜させて、第1表示モードM1とし、テンキー「7」を1回押下して『も』を選択し確定する。続いて、テンキー「7」の押下継続中に筐体19を左傾斜させて、第1表示モードM1とし、テンキー「7」キーを3回押下して『む』を選択し確定する。最後に、『か』行が割り当てられているテンキー「2」の押下継続中に筐体19を右傾斜させて、第2表示モードM2とし、テンキー「2」を2回押下して『き』を選択し確定する。従って、本実施形態のキー入力装置20を備えた携帯端末装置10では、キー押下回数の合計が7回となり、少ないキー押下回数で各文字を入力できる。
キー入力装置20では、第1表示モードM1に従うことで、1つのテンキーに割り当てられた複数の文字のうち、先頭文字よりも最後尾文字に近い位置に割り当てられた文字や、最後尾文字、例えば、ひらがなであれば、『え』段、『お』段の文字を、少ないキー押下回数で入力できる。
また、キー入力装置20では、第2表示モードM2に従うことで、1つのテンキーに割り当てられた複数の文字のうち、先頭文字や、最後尾文字よりも先頭文字に近い位置に割り当てられた文字、例えば、『あ』段、『い』段の文字を入力できる。なお、ひらがなの『う』段の文字については、いずれの表示モードでも、必要とされるキー押下回数は同じであるので、筐体19を左右、どちらに傾斜させてもよい。
本実施形態によれば、キースイッチ14の押下継続中に、ユーザが筐体19を左右の何れかに傾斜させて表示モードを使い分けることで、メール文章等の文字入力の際に必要とされるキー押下回数を少なくできる。また、センサ12は、キースイッチ14が押下された後、キースイッチ14の押下継続中に筐体10の傾き変化を検出するから、ユーザがキースイッチ14を押下する際に筐体19の傾きを意識する必要がない。
さらに、キースイッチ14が押下されてセンサ12により傾き変化が検出されるまでの間に、キースイッチ14の押下に応答して、選択された文字列をユーザに示すようにしたので、筐体19を傾ける前に、目的の文字が含まれている文字列が選択されていることを把握できる。その上で、筐体19を傾けて表示モードを使い分け、目的の文字が表示されるまでキースイッチ14を押下すればよいから、使い勝手がよい。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係るキー入力装置の動作を説明する。本実施形態に係るキー入力装置の動作は、センサ12が、傾き変化の方向として前後左右の4つの方向と、傾き変化の有無とを検出し、これらの5つの傾き検出結果を、文字列中のぞれぞれの文字に対応付けている点で、上記第1の実施形態でのキー入力装置の動作と異なる。以下では、一例として、『あ、い、う、え、お』を入力する際の動作を説明する。
まず、キースイッチ14は、『あ』行が割り当てられたテンキー「1」の押下を検出すると、その旨を示す信号を文字列選択部16に送出する(ステップS11)。文字列選択部16は、キースイッチ14からの信号に応答して、テンキー「1」に割り当てられた『あ』行が選択されたことをユーザに示すために、『あ』行に含まれる文字の何れかを表示部15に表示させる(ステップS12)。
次に、センサ12は、キースイッチ14の押下継続中での筐体19の傾き変化を検出し、傾き変化の有無、さらに、傾き変化の方向が、例えば筐体19の上側が下方に傾く前傾斜、右傾斜、筐体19の下側が下方に傾く後傾斜、及び左傾斜の何れであるかを示す信号を文字選択部17に送出する(ステップS13)。文字選択部17は、センサ12からの信号を受けて、記憶部13に格納されている図示しないテーブルを参照する。
ここでのテーブルは、傾き変化が無い場合と、傾き変化が有る場合での4つの方向とを合わせた5つの傾き検出結果と、5つの文字とをそれぞれ対応付けている。なお、センサ12は、水平方向を基準とし、この基準からの移動の有無により、傾き変化の有無を判定する。
文字選択部17は、センサ12からの信号が、筐体19が傾き基準(水平)より移動していることを示す信号か否かを判定する(ステップS14)。ステップS14で、センサ12からの信号が、筐体19が傾き基準より移動していない、つまり傾き変化が無いことを示す信号であれば(N)、文字選択部17は、表示部15に『あ』を表示する。
次に、文字確定部18は、押下されていたテンキー「1」がキースイッチOFFであることを示す信号が、センサ12から送出されたか否かを判定し(ステップS15)、キースイッチOFFであれば(Y)、表示部15に表示されていた『あ』を確定し(ステップS16)、キースイッチOFFでなければ(N)、上記ステップS14の処理に戻る。
また、文字選択部17は、センサ12からの信号が、筐体19の傾き変化が有ることを示す信号であれば(ステップS14,Y)、まず、その傾き変化が前傾斜であるか否かを判定し、(ステップS17)、前傾斜であれば(Y)、表示部15に『い』を表示する。
続いて、文字確定部18は、押下されていたテンキー「1」がキースイッチOFFであることを示す信号が、センサ12から送出されたか否かを判定し(ステップS18)、キースイッチOFFであれば(Y)、表示部15に表示されていた『い』を確定し(ステップS19)、キースイッチOFFでなければ(N)、ステップS20の処理に進む。
次に、文字選択部17は、センサ12からの信号が右傾斜を示す信号であるか否かを判定し(ステップS20)、右傾斜であれば(Y)、表示部15に『う』を表示する。続いて、文字確定部18は、センサ12からの信号がキースイッチOFFであることを示す信号であるか否かを判定し(ステップS21)、キースイッチOFFであれば(Y)、表示部15に表示されていた『う』を確定し(ステップS22)、キースイッチOFFでなければ(N)、ステップS23の処理に進む。
続いて、文字選択部17は、センサ12からの信号が後傾斜を示す信号であるか否かを判定し(ステップS23)、後傾斜であれば(Y)、表示部15に『え』を表示する。次に、文字確定部18は、センサ12からの信号がキースイッチOFFであることを示す信号であるか否かを判定し(ステップS24)、キースイッチOFFであれば(Y)、表示部15に表示されていた『え』を確定し(ステップS25)、キースイッチOFFでなければ(N)、ステップS26の処理に進む。
次に、文字選択部17は、センサ12からの信号が左傾斜を示す信号であるか否かを判定し(ステップS26)、左傾斜であれば(Y)、表示部15に『お』を表示する。続いて、文字確定部18は、センサ12からの信号がキースイッチOFFであることを示す信号であるか否かを判定し(ステップS27)、キースイッチOFFであれば(Y)、表示部15に表示されていた『お』を確定する(ステップS28)。ここで、ステップS26で左傾斜でないとき(N)、ステップS27でキースイッチOFFでないとき(N)には、何れも上記ステップS14の処理に戻る。
本実施形態によれば、キースイッチ14を押下した後の押下継続中に、ユーザが、筐体19を所定の方向に傾けるか、或いは、傾けないようにすることで、表示部15に目的の文字が表示され、その後に、キースイッチ14を解除するだけで、目的の文字を確定できる。特に、センサ12による5つの傾き検出結果と、文字列中に含まれる5つの文字とをそれぞれ対応付けているので、ユーザは、文字列に含まれる5つ文字の何れでも、1回のキー押下回数で確定できる。
上記各実施形態に係るキー入力装置では、入力キーの押下に応答して文字列の何れかが選択し出力され、その押下の継続中に、傾きセンサで検出された傾き変化に応じて、文字を選択し出力するので、入力キーの押下の際に、ユーザが、筐体の傾きを意識する必要がない。従って、文字入力の際にキーの押下回数が少なくて済み、かつ、使い勝手がよい。
上記第1の実施形態では、傾き変化の2つの方向及びキー押下回数に応じて、また、上記第2の実施形態では、傾き変化の有無及び傾き変化の4つの方向に応じて、ひらがなの文字列中の文字を表示する例を示したが、これに限定されず、1つのテンキーに割り当てられたアルファベットを表示するようにしてもよい。
例えば、第1の実施形態に示した第1表示モードM1では、テンキー「2」に割り当てられたアルファベット『A,B,C』を、キー押下回数に従い、『C→B→A』の順番で表示してもよい。また、第2表示モードM2では、キー押下回数に従い、『A→B→C』の順番で表示してもよい。
また、第2の実施形態では、ステップS16,S19,S22,S25,S28で確定されるひらがなの『あ』、『い』、『う』、『え』、『お』の代わりに、アルファベットの『A』、『B』、『C』、『D』、『E』をそれぞれ表示してもよい。このような表示される文字の順番や文字系列の変更は、その変更に対応するテーブルを用意して、記憶部13に格納することで可能となる。
さらに、第1の実施形態では、左傾斜で第1表示モードM1となり、右傾斜で第2表示モードM2となるようにしたが、これに限られず、使い勝手を考慮して、前後の傾斜等によりこれらの表示モードを使い分けるように設定してもよい。
また、上記各実施形態では、ひらがな、アルファベット等の表音文字を入力するようにしたが、表音文字に限られず、漢字等の表意文字を入力してもよい。
上記実施形態のキー入力装置では、傾きセンサの検出は、第1及び第2の方向への傾き変化の検出を含み、文字選択部は、第1の方向への傾き変化に応答して文字列中の先頭文字を表示し、第2の方向への傾き変化に応答して文字列中の最後尾文字を表示し、かつ、更に入力キーの押下に応答して文字列中の複数の文字を順次に選択する。これにより、ユーザは、入力キーの押下継続中に、目的の文字が文字列中の先頭文字と最後尾文字の何れに近いかを考慮して、第1又は第2の方向に筐体を傾けることで、目的の文字を選択する際の入力キーの押下回数を少なくできる。
また、傾きセンサの検出は、傾き変化なしと、第1〜第4の方向への傾き変化の検出とを含み、文字選択部は、傾き変化の検出結果に応答して、文字列中の5つの文字の何れかを選択する。この場合には、入力キーの押下継続中に、傾きセンサの検出結果に応じて、文字列中の5つの文字のうち、入力キーを1回押下するだけで目的の文字を選択できる。携帯電話機で、1つのテンキーに割り当てられるひらがなの最大数は、「行」に含まれる5つであるから、例えば、『あ』行に含まれる5つの文字の何れかを選択する場合には、何れのひらがなも1回の押下回数で選択できる。
また、傾きセンサの検出は、第1〜第4の方向への傾き変化の検出を含み、文字選択部は、傾き変化の検出結果に応答して、文字列中の4つの文字の何れかを選択する。この場合には、携帯電話機で、1つのテンキー割り当てられるアルファベットの最大数は、4つであるから、4つの傾き変化の検出結果に応じて、1つのテンキーに割り当てられた何れのアルファベットも、1回の押下回数で選択できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明のキー入力装置、その制御方法及びプログラム、携帯端末装置は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るキー入力装置を備えた携帯端末装置の機能等を示すブロック図。 携帯端末装置のキースイッチを示す図。 本発明の第1の実施形態に係るキー入力装置の動作を示すフローチャート。 文字入力の際に参照されるテーブルを示す図。 本発明の第2の実施形態に係るキー入力装置の動作を示すフローチャート。
符号の説明
10:携帯端末装置
11:CPU
12:傾きセンサ
13:記憶部
13a:テーブル
14:キースイッチ
15:表示部
16:文字列選択部
17:文字選択部
18:文字確定部
19:筐体
20:キー入力装置

Claims (4)

  1. 入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力する文字列選択部と、
    筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出する傾きセンサと、
    前記傾きセンサよって、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力する文字選択部と、
    前記入力キーの押下の解除に応答して、前記文字選択部に選択された文字を確定する文字確定部と、を備えることを特徴とするキー入力装置。
  2. 請求項1に記載のキー入力装置を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力するステップと、
    筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出するステップと、
    前記検出ステップで、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力するステップと、
    前記入力キーの押下の解除に応答して、前記選択された文字を確定するステップと、を有することを特徴とするキー入力制御方法。
  4. コンピュータを用いて入力キーの押下を検出するキー入力制御装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
    入力キーの押下に応答して複数の文字列から何れかを選択し出力するステップと、
    筐体の第1及び第2の方向への傾き変化を検出するステップと、
    前記検出ステップで、前記入力キーの押下の継続中における前記筐体の前記第1の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の先頭文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を先頭文字から正順で選択して出力し、前記第2の方向への傾き変化が検出された場合、前記文字列中の最後尾文字を表示し、前記入力キーの押下の回数に応答して前記文字列中の複数の文字を最後尾文字から逆順で選択し出力するステップと、
    前記入力キーの押下の解除に応答して、前記選択された文字を確定するステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
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