JP2005339386A - ディスクロージャ文書作成支援方法及びディスクロージャ文書作成支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 文書作成支援サーバ20は、利用者端末30からのアクセス要求に基づいて、この利用者のユーザ認証を行い、利用者端末30から要求があったディスクロージャ文書を作成文書識別子により特定する。そして、ディスクロージャ文書のセクション毎の作成文書データの承認ステータスに基づいて決定された作成者識別子、承認権限者識別子、外部監査者識別子と、アクセス要求データ中の利用者識別子とに基づいて、アクセス要求を行った利用者のディスクロージャ文書の閲覧可否を判断する。そして、ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合には、このアクセス履歴を記録する。
【選択図】 図1
Description
金融庁著、" 金融庁ホームページ EDINETのご案内" 、[online]、金融庁、[平成16年5月19日検索]、インターネット<URL:http://info.edinet.go.jp/Guide/EdiHtml/about_edinet.html>
、進捗状況に応じてディスクロージャ文書に対するアクセス権限を決定できる。従って、進捗状況に応じてアクセス可能な利用者を限定できる。また、ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合にアクセス履歴を記録することで、アクセスした利用者を後に確認することが可能となる。従って、進捗状況に従って、複数の者による確認を経て、ディスクロージャ文書を作成できる。このため、ディスクロージャ文書を効率的に作成するとともに、より的確に内容の確認を行うことができる。
RAM、ROM等)、入力手段、出力手段、通信手段等を有し、後述する処理を行う。そのためのディスクロージャ文書作成支援プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、特許請求の範囲に記載の利用者認証手段、アクセス権限決定手段、閲覧可否判断手段、アクセス履歴記録手段等として機能する。
パスワードデータ領域には、その利用者を認証するためのパスワードに関するデータが記録される。
所属部署データ領域には、その利用者の所属部署を特定するための所属部署の識別情報に関するデータが記録される。
テンプレートデータ記憶部23には、図3に示すように、各文書種別についてセクション毎にテンプレートデータ230が記録されている。このテンプレートデータ230は、文書作成支援サービスの提供に先立ち、雛形文書を準備した場合に記録される。テンプレートデータ230は、文書種別及び雛形文書に関するデータを含んで構成される。
中のセクションを特定するための識別子である。ここで、セクションとは、ディスクロージャ文書を記載内容に従って分割した単位である。
セクション識別子データ領域には、文書中のセクションを特定するための識別子に関するデータが記録される。
図7に示すように、有価証券報告書50は、複数のセクションから構成され、各セクションに対応するテンプレートが用意されている。このテンプレートは、テンプレートデータ230の雛形文書に対応する。そして、この雛形文書中にセクション識別子が埋め込まれている。
る場合であって、レベルについては区別をしない場合には、2つの関連文書が用意されている。つまり、文書種別「有価証券報告書」、セクション識別子「セクション1」の関連文書データ240が2つ記録されている。そして、そのうちの1つの関連文書データ240には、会社属性として「単独決算会社」が記録され、レベルとして「初級」、「中級」、「上級」が記録される。もう1つの1つの関連文書データ240には、会社属性として「連結決算会社」が記録され、レベルとして「初級」、「中級」、「上級」が記録される。
文書種別データ領域には、作成文書の文書種別に関するデータが記録される。
会社識別子データ領域には、利用者の所属企業を特定するための会社識別子に関するデータが記録される。
承認権限者識別子データ領域には、作成文書についての承認権限者を特定するための承認権限者識別子に関するデータが記録される。
承認ステータスデータ領域には、作成文書についての承認ステータスに関するデータが記録される。具体的には、作成者による作成完了前は「0」、作成者による作成が完了した場合は「1」、承認権限者により承認済の場合は「2」、外部監査者により承認済の場合は「3」が、外部監査の結果が非承認である場合は「9」が、それぞれ記録される。このように、本実施形態では、この承認ステータスが進捗状況を示す。
本実施形態では、ディスクロージャ文書を新規作成する場合に、このディスクロージャ文書中のすべてのセクションについて作成文書データ250を記録する。ここで、ディスクロージャ文書を新規作成する場合について説明する。
クションによって構成される場合は、それらのセクションに応じた複数のテンプレートデータ230が抽出される。そして、文書作成支援サーバ20は、抽出されたテンプレートデータ230に基づいて、セクション識別子に従って雛形文書を並べて表示するためのデータを利用者端末30に送信する。これにより、利用者端末30上に、選択された文書種別の雛形文書がセクション識別子に従って並べられて表示される。
アクセス者識別子データ領域には、公開前のディスクロージャ文書の閲覧を許容された利用者を特定するための利用者識別子に関するデータが記録される。
上記のように構成されたシステムにおいて、ディスクロージャ文書の作成を支援する場合の処理手順を図8〜図10を用いて説明する。ここでは、ディスクロージャ文書の作成処理(図8)と、承認権限者による承認処理(図9)と、外部監査者による監査処理とに分けて説明する。まず、ディスクロージャ文書の作成処理を図8を用いて説明する。
ディスクロージャ文書の各セクションの作成者は、利用者端末30を用いて、作成文書識別子と利用者識別子及びパスワードとを入力して文書作成支援サーバ20に文書作成画面へのアクセス要求を行う。これにより、利用者端末30は、文書作成支援サーバ20に作成文書識別子と利用者識別子及びパスワードとを含むアクセス要求データを送信して文書作成画面へのアクセス要求を行う(ステップS1−1)。
次に、承認権限者による承認処理について、図9を用いて説明する。ここでは、社内の承認権限者による承認処理を説明する。
する(ステップS2−1)。
作成文書データを受信した利用者端末30は、この作成文書データに基づいて、作成文書を利用者端末30に表示する(ステップS2−7)。具体的には、作成文書識別子により特定される作成文書のコンテンツが、セクション識別子に基づいて並べられて表示される。ここでは、承認ステータスが「1」のセクションのみ、そのセクションについての承認権限者による承認入力が可能となっている。
有することとする。ここで、承認権限がない場合(ステップS2−10においてNOの場合)、管理コンピュータ21は、承認を拒否する旨を利用者端末30に通知し(ステップS2−4)、処理を終了する。
次に、外部監査者による監査処理について説明する。本実施形態では、すべてのセクションについて承認権限者によって承認されたディスクロージャ文書が、外部監査者による監査の対象となる。
子及び外部監査者識別子の中に存在する場合、アクセス要求を行った利用者が閲覧権限を有することとする。なお、閲覧権限がない場合(ステップS2−3においてNOの場合)、管理コンピュータ21は、閲覧を拒否する旨を利用者端末30に通知し(ステップS2−4)、処理を終了する。
・ 上記実施形態では、文書作成支援サーバ20は、利用者端末30からのアクセス要求に基づいて、この利用者のユーザ認証を行い、利用者端末30から要求があったディスクロージャ文書を作成文書識別子により特定する。そして、ディスクロージャ文書のセクション毎の作成文書データ250の承認ステータスに基づいて、閲覧可否の判定のために、作成文書データ250の作成者識別子、承認権限者識別子、外部監査者識別子のいずれを参照するかを決定する。そして、決定された参照する作成者識別子、承認権限者識別子、外部監査者識別子と、アクセス要求データ中の利用者識別子とに基づいて、アクセス要求を行った利用者のディスクロージャ文書の閲覧可否を判断する。そして、ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合には、このアクセス履歴を記録する。このため、進捗状況に応じてアクセス可能な利用者を限定できる。また、ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合にアクセス履歴を記録することで、アクセスした利用者を後に確認することが可能となる。このため、ディスクロージャ文書を効率的に作成するとともに、より的確に内容の確認を行うことができる。
○ 上記実施形態では、セクション毎に雛形文書を用意して、この雛形文書を用いる場合について説明したが、ディスクロージャ文書は、雛形文書を用いずに作成してもよい。
これに限られるものではない。
Claims (6)
- ディスクロージャ文書に対して、前記ディスクロージャ文書の作成の進捗状況に応じたアクセス権限情報を記録した文書管理データ記憶手段と、ディスクロージャ文書に関するアクセス履歴情報を記録したアクセス履歴データ記憶手段と、ネットワークを介して利用者端末と接続可能な管理コンピュータとを用いて、ディスクロージャ文書の作成を支援する方法であって、
前記管理コンピュータが、
利用者端末から利用者情報を取得し、この利用者のユーザ認証を行う段階と、
前記利用者端末から要求があったディスクロージャ文書を特定する段階と、
前記ディスクロージャ文書の作成の進捗状況に応じて、前記文書管理データ記憶手段を用いてアクセス権限を決定する段階と、
前記利用者端末から受信した利用者情報と、前記アクセス権限とに基づいて、前記ディスクロージャ文書の閲覧可否を判断する段階と、
前記ディスクロージャ文書の閲覧可否の判断結果に基づいて前記ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合に、アクセス履歴を記録する段階と
を備えることを特徴とするディスクロージャ文書作成支援方法。 - 前記ディスクロージャ文書は、複数のセクションから構成され、
前記管理コンピュータは、前記セクション毎に作成権限又は承認権限を記録した権限データ記憶手段に接続され、
前記管理コンピュータが、さらに、
前記利用者端末から受信した利用者情報と、前記作成権限又は前記承認権限とに基づいて、前記ディスクロージャ文書の作成可否又は承認可否を判断することを特徴とする請求項1に記載のディスクロージャ文書作成支援方法。 - 前記管理コンピュータは、
前記ディスクロージャ文書を構成するセクション毎に、進捗状況データを進捗状況データ記憶手段に記録し、
前記進捗状況データに基づいて、アクセス権限を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクロージャ文書作成支援方法。 - ディスクロージャ文書に対して、前記ディスクロージャ文書の作成の進捗状況に応じたアクセス権限情報を記録した文書管理データ記憶手段と、ディスクロージャ文書に関するアクセス履歴情報を記録したアクセス履歴データ記憶手段と、ネットワークを介して利用者端末と接続可能な管理コンピュータとを用いて、ディスクロージャ文書の作成を支援するためのディスクロージャ文書作成支援プログラムであって、
前記管理コンピュータを、
利用者端末から利用者情報を取得し、この利用者のユーザ認証を行う利用者認証手段と、
前記利用者端末から要求があったディスクロージャ文書を特定する文書特定手段と、
前記ディスクロージャ文書の作成の進捗状況に応じて、前記文書管理データ記憶手段を用いてアクセス権限を決定するアクセス権限決定手段と、
前記利用者端末から受信した利用者情報と、前記アクセス権限とに基づいて、前記ディスクロージャ文書の閲覧可否を判断する閲覧可否判断手段と、
前記ディスクロージャ文書の閲覧可否の判断結果に基づいて前記ディスクロージャ文書の閲覧を許容した場合に、アクセス履歴を記録するアクセス履歴記録手段
として機能させることを特徴とするディスクロージャ文書作成支援プログラム。 - 前記ディスクロージャ文書は、複数のセクションから構成され、
前記管理コンピュータは、前記セクション毎に作成権限又は承認権限を記録した権限データ記憶手段に接続され、
前記管理コンピュータを、さらに、
前記利用者端末から受信した利用者情報と、前記作成権限又は前記承認権限とに基づいて、前記ディスクロージャ文書の作成可否又は承認可否を判断する手段として機能させることを特徴とする請求項4に記載のディスクロージャ文書作成支援プログラム。 - 前記管理コンピュータを、さらに、
前記ディスクロージャ文書を構成するセクション毎に、進捗状況データを進捗状況データ記憶手段に記録する手段と、
前記進捗状況データに基づいて、アクセス権限を決定する手段
として機能させることを特徴とする請求項4又は5に記載のディスクロージャ文書作成支援プログラム。
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