JP2004133549A - 戸籍証明書申請処理方法、戸籍証明書申請処理装置及びプログラム - Google Patents

戸籍証明書申請処理方法、戸籍証明書申請処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られるように、また、申請者にとっては、申請者端末から画面表示を通して申請書を作成し容易に取得できるように、戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者端末を用いて行うことが可能となるような戸籍証明書申請処理方法、戸籍証明書申請処理装置及びプログラムを提供することが課題である。
【解決手段】戸籍証明書申請処理装置として、戸籍証明書交付のための様式データの送信、申請書データの受信、申請者の識別、申請書データの送信、戸籍データの受信、戸籍証明書の作成送信、審査状況データの表示実行及び戸籍証明書一覧データ表示実行の各構成要素を備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを介してする戸籍証明書の取得に用いられる戸籍証明書申請処理方法、戸籍証明書申請処理装置及びプログラムに関する。
【従来の技術】
従来における戸籍証明書の交付の申請に関する技術的手段としては、戸籍証明書の交付の申請をする申請者及び該申請の受付及び審査並びに戸籍証明書の交付を行う地方公共団体の間において該申請に関する処理を行う戸籍証明書申請処理装置は存在せず、地方公共団体の窓口に対して直接書面である申請書により戸籍証明書の交付の申請がなされた場合に戸籍証明書を作成するための戸籍データを管理する戸籍データ管理装置が存在するに止まっていた。
【0002】
このような戸籍データ管理装置によれば、戸籍証明書の作成をこの戸籍データに基づいて行うことが可能となっており、これにより、該地方公共団体の受付担当者或いは審査担当者による戸籍証明書の作成を効率的に行うことが可能となり、ひいては戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が得られることが可能となる。
【0003】
また、従来、電子申請・届出についてのシステムや方法としては次のものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1は、例えばパスポートの申請や引越しの際の手続きなどに管轄の行政機関に何度も足を運ぶ必要が無く、行政業務の代行を行う電子申請・届出についてのワンストップサービス方式に関するものであり申請者の利便性の向上を図るものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−357172号公報(段落〔0010〕−〔0025〕)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、戸籍証明書の取得に関して、申請者が通信ネットワークを介して行う技術的手段は存在せず、戸籍証明書の取得を申請者に関する申請者端末を用いて行うことができなかったので、さらなる事務処理コストの低減効果を十分には享受できない状況にあった。また、申請者にとっては、戸籍証明書を取得する際に自宅などの申請者端末から画面表示を通して申請書を作成して申請することができれば便利になる。そして申請者端末を用いることにより申請だけに限らず、申請書の審査状況が確認でき、審査状況の詳細を参照できるようになればさらに便利である。申請者にとって戸籍証明書の取得を容易に行うことができれば便利である。
【0006】
そこで、戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られるように、また申請者にとっては戸籍証明書の取得を容易に行うことができるように戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者に関する申請者端末を用いて行うことが可能となるような戸籍証明書申請処理方法、戸籍証明書申請処理装置及びプログラムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、第一発明と、第二発明とを含むものとして構成されている。第一発明は戸籍証明書申請処理方法に係るものであり、第二発明は戸籍証明書申請処理装置に係るものである。
【0008】
第一発明に係る戸籍証明書申請処理方法は、通信網を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末と、申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置と、個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置とに接続され、様式データ送信部、申請書データ受信部、申請者識別部、申請書データ送信部、戸籍データ受信部及び戸籍証明書作成送信部を含む戸籍証明書申請処理装置を用いて行う方法である。
【0009】
これは、以下の各ステップを含む方法として構成されている。
【0010】
すなわち、様式データ送信部が、入力し又は通信網を介して取得した申請書の様式データを申請者端末に送信するステップ。
【0011】
申請書データ受信部が、申請者端末からの申請書データであって申請書の様式データに対して申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信するステップ。
【0012】
申請者識別部が、個人及び地方公共団体を認証するための装置を用いて申請者に関する識別をするステップ。
【0013】
申請書データ送信部が、申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置に送信するステップ。
【0014】
戸籍データ受信部が、戸籍データ管理装置からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて戸籍データ管理装置が作成したものを受信するステップ。
【0015】
そして、戸籍証明書作成送信部が、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を申請者端末に送信するステップである。
【0016】
このような第一発明に係る戸籍証明書申請処理方法によれば、このような様式データの送信、申請書データの受信、申請者の識別、申請書データの戸籍データ管理装置への送信、戸籍データの戸籍データ管理装置からの受信及び戸籍証明書の作成送信の各ステップを含むものとして構成されているので、戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者に関する申請者端末を用いて行うことが可能となる。
【0017】
したがって、これによれば、戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることが可能となる。また、申請者にとっては、戸籍証明書を取得する際に自宅などの申請者端末から画面表示を通して申請書を作成して申請することができ、戸籍証明書の取得を容易に行うことができ大変便利である。
【0018】
このような第一発明に係る戸籍証明書申請処理方法において、申請者が本人に限らず弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持したものからの申請また、地方公共団体の職員などからの申請も考慮すれば、申請者端末からの交付申請データは、申請者端末に係る申請者の属性を示す申請者属性データを含むとともに、様式データ送信部が送信する申請書の様式データが、申請者属性データに係る申請者の属性ごとに個性化された記載事項データに合致したものであることが好ましい。
【0019】
また、申請者端末から申請の状況を問合わせることができれば申請者にとって便利であるという観点からすれば、戸籍証明書申請処理装置がさらに審査状況データ表示実行部を含む場合において、審査状況データ表示実行部が、申請者端末からの、交付の申請がされている戸籍証明書についての問合せをしている旨を示す問合せデータに対応して、問合せをされている戸籍証明書についての補正指示、受取待、受取済、交付拒否その他の審査状況を示す審査状況データの表示を申請者端末を通じて実行するステップを含むことが好ましい。
【0020】
さらに、申請者端末から申請に関する戸籍証明書一覧を見ることができれば便利であるという観点からすれば、戸籍証明書申請処理装置がさらに戸籍証明書一覧データ表示実行部を含む場合において、戸籍証明書一覧データ表示実行部が、申請者端末からの、受信した戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍データの一覧を示す戸籍証明書一覧データの表示を申請者端末を通じて実行するステップを含むことが好ましい。
【0021】
第二発明に係る戸籍証明書申請処理装置は、通信網を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末と、申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置と、個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置とに接続され、申請者及び地方公共団体の間で申請に関する処理を行うものである。
【0022】
これは、様式データ送信部と、申請書データ受信部と、申請者識別部と、申請書データ送信部と、戸籍データ受信部と、戸籍証明書作成送信部とを含むものとして構成されている。
【0023】
ここで、様式データ送信部は、申請者端末からの、戸籍証明書の交付の申請をしている旨を示す交付申請データに対応して、入力し又は通信網を介して取得した申請書の様式データを申請者端末に送信する機能を果たすものである。申請書データ受信部は、申請者端末からの申請書データであって申請書の様式データに対して申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信する機能を果たすものである。申請者識別部は、個人及び地方公共団体を認証するための装置を用いて申請者に関する識別をする機能を果たすものである。申請書データ送信部は、申請者が識別された場合に、申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置に送信する機能を果たすものである。戸籍データ受信部は、戸籍データ管理装置からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて戸籍データ管理装置が作成したものを受信する機能を果たすものである。戸籍証明書作成送信部は、申請者端末からの、戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を申請者端末に送信する機能を果たすものである。
【0024】
このような第二発明に係る戸籍証明書申請処理装置によれば、このような様式データ送信部、申請書データ受信部、申請者識別部、申請書データ送信部、戸籍データ受信部及び戸籍証明書作成送信部を含むものとして構成されているので、戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者に関する申請者端末を用いて行うことが可能となる。
【0025】
したがって、これによれば、戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることが可能となる。また、申請者にとっては、戸籍証明書を取得する際に自宅などの申請者端末から画面表示を通して申請書を作成して申請することができ、戸籍証明書の取得を容易に行うことができ大変便利である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】
[戸籍証明書申請処理システム]
図1は、本発明の一実施の形態に係る戸籍証明書申請処理システムの構成図である。戸籍証明書申請処理システムは戸籍証明書申請処理装置2と戸籍証明書の交付の申請をする申請者端末3と地方公共団体の戸籍データ管理装置11と個人及び地方公共団体を認証するための機関の個人及び地方公共団体を認証するための装置12で構成される。戸籍データ管理装置11は、戸籍証明書申請処理装置2で振り分けられた申請書データを受信して、戸籍情報データベース(以降DB)を検索して該当する戸籍データを作成して送信する装置である。また個人及び地方公共団体を認証するための装置12は申請書データに付与された申請者の電子署名、個人証明書を検証する装置であり、戸籍証明書申請処理装置2から利用される。
【0028】
〔戸籍証明書申請処理装置〕
本実施の形態において、戸籍証明書申請処理装置2は、通信網1を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末3と、申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置11と個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置12とに接続され、申請者及び地方公共団体の間で申請に関する処理を行うものとして構成されている。
【0029】
戸籍証明書申請処理装置2は、申請者端末3から申請された申請書データを検証して、申請書データを各地方公共団体へ振り分け、各地方公共団体の戸籍データ管理装置11から送信された戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに作成した戸籍証明書を申請者端末3に送信するものである。
【0030】
また、申請書データは、申請するものが戸籍謄本なのか戸籍抄本なのか、その他のものか、さらに本籍地、筆頭者、必要とするものの氏名などでできている。さらに、申請書データは申請資格を証明するための疎明資料などが添付される。
【0031】
図2は、戸籍証明書申請処理装置2の構成図である。
【0032】
戸籍証明書申請処理装置2は、申請書データなどの情報を表示する表示部20と、表示部20の制御などを行なう制御部22と、申請書データに関する審査状況の入力などを受付ける入力部21と、各種のデータを記憶することができる記憶部23とを含んで構成される。また、申請者端末3や戸籍データ管理装置11などと通信する通信部24を含んでいる。
【0033】
表示部20は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode−Ray Tube)などを利用したモニタを使用することができる。制御部22は中央処理装置や記憶装置などを有し、所定のプログラムが展開・起動することで各種の処理を実現することができる。入力部21はキーボード、マウス、ペンタブレットなどで横成される。記憶部はHDD(Hard Disk Drive)装置などにより構成される。
【0034】
また、この戸籍証明書申請処理装置2は、様式データ送信部220と、申請書データ受信部221と、申請者識別部222と、申請書データ送信部223と、戸籍データ受信部224と、戸籍証明書作成送信部225とからなっている。また、審査状況データ表示実行部226と、戸籍証明書一覧データ表示実行部227とからなっている。
【0035】
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。なお、以下に説明する各構成要素は、戸籍証明書申請処理装置2としてのコンピュータを用いて、プログラムとし実現することができる。また、これらプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録することができる。
【0036】
(1)様式データ送信部220
様式データ送信部220は、申請者端末3からの戸籍証明書の交付の申請をしている旨を示す交付申請データに対応して、入力し又は通信網1を介して取得した申請書の様式データを申請者端末3に送信する機能を果たす。
【0037】
すなわち、申請者は、申請者端末3からログイン後に交付申請データにより戸籍証明書の交付申請書を要求する。申請者端末3から交付申請データが送信されると様式データ送信部220は指定された様式データを各種様式データを記憶しておく申請書様式のDBから取り出し申請者に送信することをおこなう。DBには申請書が事前に入力されているか又は各地方公共団体などから通信網1を介して取得されている。なお、様式データは戸籍証明書の交付申請書に相当するものである。
【0038】
また、申請者端末3からの交付申請データは、申請者端末3に係る申請者の属性を示す申請者属性データを含むとともに、様式データ送信部220が送信する申請書の様式データは、申請者属性データに係る申請者の属性ごとに個性化された記載事項データに合致したものである。申請者が本人に限らず弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持したものからの申請また地方公共団体の職員などからの申請も可能である。申請者属性データは、これら申請者が本人か又は資格を保持したものか又は地方公共団体の職員などからの申請によるものかを識別する情報で、交付申請書はそれぞれに様式が用意されている。
【0039】
(2)申請書データ受信部221
申請書データ受信部221は、申請者端末3からの申請書データであって申請書の様式データに対して申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信する機能を果たす。
【0040】
具体的には、申請者端末3から申請書データが送信されると、申請書データ受信部221はこれを受信して記憶部のDBに保存しておく。なお、申請書データは申請者の氏名、住所、生年月日及び本籍などを記載事項データとして記入(入力)した戸籍証明書交付申請書に相当するものである。
【0041】
(3)申請者識別部222
申請者識別部222は、個人及び地方公共団体を認証するための装置12を用いて申請者に関する識別をする機能を果たす。
【0042】
具体的には、申請者識別部222は、個人及び地方公共団体を認証するための装置12を利用して申請書データに付与された申請者の電子証明書などを検証する。
【0043】
(4)申請書データ送信部223
申請書データ送信部223は、申請者が識別された場合に、申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置11に送信する機能を果たす。
【0044】
具体的には、申請書データ送信部223は、受付けた申請書データをあらかじめ設定してある振り分け情報に従い、当該地方公共団体の戸籍データ管理装置11へ申請書データの引渡しを行うものである。
【0045】
(5)戸籍データ受信部224
戸籍データ受信部224は、戸籍データ管理装置11からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて戸籍データ管理装置11が作成したものを受信する機能を果たす。
【0046】
具体的には、戸籍データ受信部224は、各地方公共団体の戸籍データ管理装置11から送られてきた戸籍データを受信してDBに登録しておく。
【0047】
(6)戸籍証明書作成送信部225
戸籍証明書作成送信部225は、申請者端末3からの、戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を申請者端末3に送信する機能を果たす。すなわち、申請者は、申請者端末3からログインして後述する戸籍証明書一覧などを表示して申請済みの戸籍証明書の取得を行うことができる。
【0048】
ここで、戸籍証明書作成送信部225の送信とは次の場合を含む。すなわち、戸籍証明書申請処理装置2が戸籍証明書を交付できる段階になれば戸籍証明書を交付可能なステータスもしくは交付可能な戸籍証明書を管理するDBへの登録を行い、申請者が交付可能という情報を戸籍証明書申請処理装置2から取得し戸籍証明書の取得行為を行うことで入手できる場合を含む。以降同様である。
【0049】
(7)審査状況データ表示実行部226
審査状況データ表示実行部226は、申請者端末3からの、交付の申請がされている戸籍証明書についての問合せをしている旨を示す問合せデータに対応して、問合せをされている戸籍証明書についての補正指示、受取待、受取済、交付拒否その他の審査状況を示す審査状況データの表示を申請者端末3に表示実行する機能を果たす。すなわち、申請者は、申請者端末3からログインして審査状況データである審査状況一覧又は審査状況の詳細情報などを表示して参照し必要なら問合せなどをすることができる。審査状況一覧又は審査状況の詳細情報については後述する。
【0050】
(8)戸籍証明書一覧データ表示実行部227
戸籍証明書一覧データ表示実行部227は、申請者端末3からの受信した戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍証明書の一覧を示す戸籍証明書一覧データの表示を申請者端末3に表示実行する機能を果たす。すなわち、申請者は、申請者端末3からログインして後述する戸籍証明書一覧を表示することができる。
【0051】
上記したように、このような戸籍証明書申請処理装置2によれば、このような様式データ送信部220、申請書データ受信部221、申請者識別部222、申請書データ送信部223、戸籍データ受信部224、戸籍証明書作成送信部225、審査状況データ表示実行部226及び戸籍証明書一覧データ表示実行部227を含むものとして構成されているので、戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者に関する申請者端末3を用いて行うことが可能となる。
【0052】
したがって、これによれば、戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることが可能となる。また、申請者にとっては、戸籍証明書を取得する際に自宅などの申請者端末から画面表示を通して申請書を作成して申請することができ、戸籍証明書の取得を容易に行うことができ大変便利である。
【0053】
[戸籍証明書申請処理方法]
本実施の形態において、戸籍証明書申請処理方法は、上記したような戸籍証明書申請処理装置2を用いて行うものであり、図16から図23までに具体的な流れ図として示すような各処理手順を含むものとして構成されている(図16から図23までは、申請者、戸籍証明書申請処理装置及び各地方公共団体との関係として示してある。)。以下、図16から図23を用いて、各処理手順について説明する。
【0054】
図16において、戸籍証明書申請処理装置は、ICカードなどの認証サービスを利用した戸籍証明書申請処理システム利用の許可判断を行うため、申請者は、ICカードを読み込ませてログインする(図16のログイン)。この時、申請者は、申請書を作成する場合と、申請書の確認、回答、取消しを行う場合と、証明書を取得する場合との選択ができる。
【0055】
戸籍証明書申請処理装置は、ICカードに格納された電子証明書の利用者識別情報を元に個人及び地方公共団体を認証する装置(公的個人認証基盤など)と連携して申請者の識別を行う。申請書を作成する場合、申請者は申請書様式の要求を送信すると、戸籍証明書申請処理装置は指定された申請書様式を申請書様式DBから取り出して(図16の申請書様式取得)申請者に送信する(図16の申請書様式表示)。申請者は、申請書様式を端末に表示し申請項目を入力することができる(図17の申請書作成)。
【0056】
図4、図5、図6は戸籍証明書の申請画面4である。申請者が、本人又は配偶者などである個人の申請画面4である。図4の申請画面4は、申請者40の情報と、必要な戸籍41に関する情報の項目である。図5の申請画面4は、申請する戸籍証明書42の種類及び通数422と手数料421,423の項目である。図6の申請画面4は、申請者の戸籍について45の情報及び申請事由46の項目からなっている。
【0057】
図4の申請画面4は、申請者が申請書様式を要求したときに本人確認のために添付した電子証明書から取得した氏名401、住所402、生年月日404、性別405などの情報が既に表示されている。申請者はこの申請画面4に必要な情報を入力して送信することになる。この例では、申請者の氏名401は日立次郎で、住所402は東京都千代田区XXXX、生年月日404は昭和45年1月1日、性別405は男である。申請者はフリガナ400をヒタチジロウと、住所の方書403を○○荘1号室と、連絡先電話番号406をXX−XXXX−XXXX及びメールアドレス407をXXX@XXX.CO.JPと入力している。必要な戸籍41に関する情報の項目では、申請者は本籍411と筆頭者氏名412を入力する。本籍411は、地名入力機能である「本籍の入力」413を選択して行う。また、筆頭者氏名412は、入力できない文字がある場合は文字入力支援機能である「筆頭者氏名で入力できない文字がある方」414を選択して行うことができる。申請項目で必要とする筆頭者氏名や申請者氏名などの入力は、戸籍証明書申請処理装置の提供する文字入力支援を利用することができる(図17の文字入力支援)。
【0058】
図5の申請する戸籍証明書42の種類及び通数422と手数料421,423の項目では、証明書の種類と一通の手数料421が表示されており申請者は必要とする証明書の通数422を入力する。この例では申請者は戸籍全部事項証明(戸籍謄本)を一通申請しようとしており、手数料は¥450である。
【0059】
図6の申請者の戸籍について45の情報及び申請事由46の項目では、申請者は申請者を証明する戸籍の本籍451と筆頭者氏名452を入力する。申請者は、また、申請者を証明する戸籍に記載されている申請者の氏名453を入力する。本籍451は、地名入力機能である「本籍の入力」413を選択して行い、また、筆頭者氏名452は、入力できない文字がある場合は文字入力支援機能である「筆頭者氏名で入力できない文字がある方」414を選択して行うことができる。さらに、氏名453は、入力できない文字がある場合は文字入力支援機能である「氏名で入力できない文字がある方」454を選択して行うことができる。申請事由46は、申請者が戸籍を申請する事由を選択又は入力欄461に入力することができる。この例では申請事由46はパスポート取得である。
【0060】
このように、申請者は、申請者端末から画面表示を通して申請書を作成することができ、各地方公共団体の窓口へ足を運ばなくてもよく大変便利になる。
【0061】
また、申請者端末からの交付申請データは、申請者の属性を示す申請者属性データを含むとともに、前記様式データ送信部が送信する申請書の様式データが、申請者属性データに係る申請者の属性ごとに個性化された前記記載事項データに合致したものである。したがって、弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者、また地方公共団体の職員などが申請する際の申請画面を備えている。
【0062】
図7、図8、図9は申請者が弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者の申請画面5である。図7の申請画面5は、申請者51の情報と、必要な戸籍52に関する情報の項目である。図8の申請画面5は、申請する戸籍証明書53の種類及び通数と手数料の項目である。図9の申請画面5は、戸籍証明書の使用目的56を選択又は入力欄561に入力する項目からなっている。図4、図5、図6の個人の申請画面4と異なる点を中心に説明する。
【0063】
図7の申請者51の情報の項目は、所属する会の名称512、事務所所在地513を入力しなければならない。この例では所属する会の名称512は東京都○○会、事務所所在地513は東京都新宿区XXXと入力している。なお登録番号511は、弁護士、司法書士、行政書士などの士業が持つ資格の登録番号であり、申請書様式を要求するときに本人確認のために添付した電子証明書から取得して表示される。
【0064】
図9における使用目的56は、申請する証明書の使用目的を選択又は入力欄561に入力することができる。この例では使用目的56は、相続手続きである。
【0065】
図10、図11、図12は地方公共団体の職員の申請画面6である。図10の申請画面6は、申請者61の情報と、必要な戸籍62に関する情報の項目である。図11の申請画面6は、申請する戸籍証明書63の種類及び通数と手数料の項目である。図12の申請画面6は、戸籍証明書の使用目的66を入力する項目である。図4、図5、図6の個人の申請画面4と異なる点を中心に説明する。
【0066】
図10の申請者61の情報の項目は、申請者の所属する地方公共団体などの団体名611、所属する部門612、役職613が表示されている。申請者は団体名611に関するフリガナを入力しなければならない。この例では団体名611は東京都XXX市役所で、フリガナはトウキョウトXXXシヤクショと入力している。
【0067】
図11の申請する戸籍証明書63の種類及び通数の項目では証明書の種類が表示されており申請者は必要とする証明書の通数を入力する。手数料の表示は無い。この例では申請者は戸籍全部事項証明(戸籍謄本)を一通申請しようとしている。
【0068】
図12の使用目的66は、申請者が申請する戸籍の使用目的を入力欄661に入力することができる。
【0069】
このように、申請者の属性によって申請画面が備わっており、弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者、また地方公共団体の職員などは、申請者端末から画面表示を通して申請書を作成することができ、各地方公共団体の窓口へ足を運ばなくてもよく大変便利になる。
【0070】
図17において、申請者は、申請書の作成後、申請書に各認証サービスの発行するICカードなどにより電子署名を付与する(図17の電子署名)。申請者は、送信ボタン押下で申請書を戸籍証明書申請処理装置に送信し(図17の申請書提出)、必要なら自ら指定する申請者端末の格納媒体に当該申請書を保存することができる(図17の申請書保存)。
【0071】
戸籍証明書申請処理装置は、申請者の提出(送信)した申請書を受信し(図17の申請書登録)、一次審査を行う。一次審査は、公的個人認証基盤などを利用して申請書に付与された申請者の電子署名を検証して(図17の一次審査、署名検証)、受付済み、補正受付済又はデータ不正などの審査状況を審査状況DBに格納する。
【0072】
図18において、戸籍証明書申請処理装置は、申請書を当該団体、担当者別に振り分け処理を行い(図18の振り分け)審査状況を審査中にして、当該申請書の二次審査を行う(図18の審査情報登録、申請書類真正性検証、申請書妥当性検証、申請資格検証)。二次審査の自動審査でエラーがあれば交付拒否又は補正指示の情報を審査状況DBに格納する。一方、自動審査完了であれば戸籍特定依頼を地方公共団体の戸籍情報システムに配信する(図18の戸籍特定依頼)。
【0073】
図19において、戸籍証明書申請処理装置は、戸籍特定が完了すると電子戸籍証明書を作成し(図19の電子戸籍証明書作成)、交付待電子戸籍証明書DBに格納する。また、戸籍証明書申請処理装置は、電子戸籍証明書作成したことを審査情報として登録する(図19の審査情報登録)。
【0074】
図22において、戸籍証明書申請処理装置は、証明書の交付依頼を地方公共団体に送信し、地方公共団体からの交付指示を受信する(図22の証明書交付依頼、交付指示)。各地方公共団体は、証明書交付依頼を受信すると申請一覧及び申請内容を確認して交付指示を送信する(図22の証明書交付依頼受信、申請一覧表示、申請内容詳細表示、交付指示送信)。戸籍証明書申請処理装置は、交付指示を受信すると、発行番号、認証文を地方公共団体に要求し、交付待ちの電子戸籍証明書に対して、電子署名の指示を地方公共団体に対して行う(図22の発行番号認証文要求、電子署名指示)。
【0075】
図23において、戸籍証明書申請処理装置は、手数料などの処理を行った後、証明書を交付済み電子戸籍証明書DBに登録する(図23の交付済み電子戸籍証明書登録)。
【0076】
申請者は、ログインして戸籍証明書の取得を行う。戸籍証明書一覧を申請者端末に表示して(図23の証明書一覧)確認した後、証明書を受信し必要なら証明書を申請者端末に保存する(図23の証明書保存)。証明書一覧及び証明書は交付済み電子戸籍証明書DBから受信する。戸籍証明書申請処理装置は、申請者からの受取確認を受信して審査状況DBを証明書受取済みにする(図23の証明書受取確認登録)。
図15は、戸籍証明書一覧9表示画面である。戸籍証明書一覧9表示画面は交付された戸籍証明書の一覧を表示するための画面である。受付番号、受付日は前述したとおりである。保存期限日93は戸籍証明書申請処理装置2で受付けたデータの保存期間である。受付日から1年後の日付を表示する。選択91は証明書の一括選択指示であり一つの申請書で交付対象となる証明書すべてを選択又は選択解除にする。証明書の種別は申請した証明書の種類であり、通数は申請した証明書の通数である。「選択した証明書を保存する」92は選択状態の証明書を対象にして戸籍証明書保存画面(図示せず)に遷移する指示を行う。この例では受付番号0000008は、受付日が平成14年6月30日で保存期限日は平成15年6月29日である。また戸籍全部事項証明(戸籍謄本)はダウンロード済みである。戸籍記載事項証明は選択されており保存しようとしている状態である。
【0077】
したがって、これによれば、申請した戸籍証明書の状況が把握でき申請者にとって便利になると同時に申請に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることが可能となる。
【0078】
図18又は図20において、二次審査で自動審査不可能の場合は、職員審査を行う(図20の職員審査依頼)。各地方公共団体の職員が、申請一覧、申請内容及び添付書類内容を端末から審査することになる(図20の職員審査依頼受信、申請一覧表示、申請内容表示、添付書類内容表示)。戸籍証明書申請処理装置は、審査状況DB、申請書DB,添付書類DBからこれら情報を職員審査端末に送信する。図21は、職員審査の審査情報の登録である。
【0079】
図20において、申請者は、審査状況の確認を行うことができる。審査状況一覧を表示して、審査状況の詳細を表示することができる(図20の審査状況一覧、審査状況詳細)。この審査状況詳細画面から又は画面遷移して、補正指示などに対する申請者の回答入力、申請取消し又は申請書の補正などを行うことができる(図20の申請者回答入力送信、申請取消、申請書補正)。
【0080】
図13は、審査状況一覧7表示画面である。審査状況一覧7表示画面は、申請書の受付けから、戸籍証明書の交付、受取りまでの一連の処理の進行状態を交付済みにかかわらず一覧表示する画面である。受付番号71は戸籍証明書申請処理装置2で申請書を受付けた際に付与される番号、受付日72は戸籍証明書申請処理装置2で申請書を受付けた際に取得される日付、審査状況73は申請者が通知した申請書の現在の処理状況である。職員からの問合わせ、又は回答74は市区町村職員からの申請書に対する補正指示や質問の内容、又は申請者からの質問に対する回答である。また、証明書の種別75は申請した証明書の種類、通数76は申請した証明書の通数である。
【0081】
この例では、受付番号0000010は平成14年7月1日に受付けられている。また、補正指示が出ており補正指示は「あなたと配偶者の記載されている戸籍、例としてあなたの婚姻前の戸籍・・・」である。受付番号0000008は平成14年6月30日に受付けられている。戸籍全部事項証明(戸籍謄本)はダウンロード済77で戸籍記載事項証明、戸籍個人事項証明(戸籍抄本)は受取待の状態である。受付番号0000004の除籍全部事項証明(除籍謄本)は申請したが何らかの理由で交付拒否されている。なおダウンロード済77の表示は交付された証明書を申請者が端末にダウンロードした場合に表示される。
【0082】
図14は、審査状況詳細8表示画面である。審査状況詳細8表示画面は審査状況一覧7画面から選択された申請書の詳細な内容を表示する画面である。なお選択方法は受付番号71をクリックするなどの方法である。受付番号、審査状況、受付日は審査状況一覧7と同じである。手数料額81は審査状況が納付待の場合に交付対象となる証明書の手数料合計額である。納付番号82は審査状況が納付待の場合に申請者が手数料の支払いに使用する番号である。手数料の支払方法83は納付番号82を使用した手数料支払方法の説明画面(図示せず)への遷移を指示する。申請した証明書84の欄は申請した証明書の種類と通数が表示される。審査状況の説明85は申請者に対する審査状況の説明である。この例では補正指示が出ており「申請書の内容に不備があったので修正後に再提出してください」という旨の指示である。職員からの問合せ、又は回答86は市区町村職員からの申請書に対する補正指示や質問の内容、又は申請者からの質問に対する回答である。「補正対象の申請書を修正して再提出する」861は申請書補正入力画面(図示せず)への遷移を指示する。職員への質問、又は回答入力欄87は市区町村職員へ送信する質問、又は回答の入力欄である。
【0083】
「職員に質問・回答の内容を送信する」871は市区町村職員への質問と回答内容を送信するものである。過去の履歴88は過去に市区町村職員と申請者の間で行われた問合せ回答の内容である。「この申請を取り消す」89は申請の取消しを行い申請取消し画面(図示せず)への遷移を指示する。
【0084】
したがって、申請者は、申請した戸籍証明書の審査状況がどのような状況になっているのかが把握できる。また、申請時に間違いがあった場合でも補正指示に対して補正ができ、その都度、地方公共団体の窓口などへの問合せをすることが無く申請者にとって便利になると同時に申請に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることが可能となる。
【0085】
ところで、上記したような、各処理手順を含む戸籍証明書申請処理方法は、図3にフローチャートとして示すような、ステップ1〜ステップ8までの各ステップからなる、より抽象化された戸籍証明書申請処理方法を含むものとして把握することができる。以下、図3を用いて、各ステップについて説明する。
【0086】
(1)ステップ1
これは、様式データ送信部220が、入力し又は通信網1を介して取得した申請書の様式データを申請者端末3に送信する様式データ送信ステップである。
【0087】
(2)ステップ2
これは、申請書データ受信部221が、申請者端末3からの申請書データであって申請書の様式データに対して申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信する申請書データ受信ステップである。
【0088】
(3)ステップ3
これは、申請者識別部222が、個人及び地方公共団体を認証するための装置12を用いて申請者に関する識別をする申請者識別ステップである。
【0089】
(4)ステップ4
これは、申請書データ送信部223が、申請者が識別された場合に、申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置11に送信する申請書データ送信ステップである。
【0090】
(5)ステップ5
これは、戸籍データ受信部224が、戸籍データ管理装置11からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて戸籍データ管理装置11が作成したものを受信する戸籍データ受信ステップである。
【0091】
(6)ステップ6
これは、戸籍証明書作成送信部225が、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を申請者端末3に送信する戸籍証明書送信ステップである。
【0092】
(7)ステップ7
これは、審査状況データ表示実行部226が、申請者端末3からの、交付の申請がされている戸籍証明書についての問合せに対応して、問合せをされている戸籍証明書についての補正指示、受取待、受取済、交付拒否その他の審査状況を示す審査状況データの表示を申請者端末3に表示実行する審査状況データ表示実行ステップである。
【0093】
(8)ステップ8
これは、戸籍証明書一覧データ表示実行部227が、戸籍証明書の一覧を示す戸籍証明書一覧データの表示を申請者端末3に表示実行する戸籍証明書一覧データ表示実行ステップである。
【0094】
すなわち、このようなより抽象化された戸籍証明書申請処理方法によれば、このような様式データの送信、申請書データの受信、申請者の識別、申請書データの送信、戸籍データの受信、戸籍証明書の作成送信、審査状況データの表示実行及び戸籍証明書一覧データの表示実行の各ステップを含むものとして構成されているので、戸籍証明書の取得を通信ネットワークを介して接続される申請者に関する申請者端末3を用いて行うことが可能となっている。
【0095】
【発明の効果】
本発明によれば、戸籍証明書の作成に関する事務処理コストの低減効果が確実かつ十分に得られることとなる。また、申請者にとっては、戸籍証明書を取得する際に自宅などの申請者端末から画面表示を通して申請書を作成して申請することができ、戸籍証明書の取得を容易に行うことができ大変便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る戸籍証明書申請処理システムの構成図である。
【図2】戸籍証明書申請処理装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る戸籍証明書申請処理方法のフローチャートである。
【図4】戸籍証明書の申請画面(1)である。
【図5】戸籍証明書の申請画面(2)である。
【図6】戸籍証明書の申請画面(3)である。
【図7】弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者の申請画面(1)である。
【図8】弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者の申請画面(2)である。
【図9】弁護士、司法書士、行政書士などの資格を保持した者の申請画面(3)である。
【図10】地方公共団体の職員の申請画面(1)である。
【図11】地方公共団体の職員の申請画面(2)である。
【図12】地方公共団体の職員の申請画面(3)である。
【図13】審査状況一覧表示画面である。
【図14】審査状況詳細表示画面である。
【図15】戸籍証明書一覧表示画面である。
【図16】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(1)である。
【図17】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(2)である。
【図18】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(3)である。
【図19】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(4)である。
【図20】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(5)である。
【図21】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(6)である。
【図22】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(7)である。
【図23】戸籍証明書申請処理方法の具体的な流れ図(8)である。
【符号の説明】
1・・・通信網
2・・・戸籍証明書申請処理装置
3・・・申請者端末
11・・戸籍データ管理装置
12・・個人及び地方公共団体を認証するための装置
220・様式データ送信部
221・申請書データ受信部
222・申請者識別部
223・申請書データ送信部
224・戸籍データ受信部
225・戸籍証明書作成送信部
226・審査状況データ表示実行部
227・戸籍証明書一覧データ表示実行部
4、5,6・・・申請画面
7・・・審査状況一覧表示画面
8・・・審査状況詳細表示画面
9・・・戸籍証明書一覧表示画面

Claims (6)

  1. 通信網を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末と、該申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置と個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置とに接続され、様式データ送信部、申請書データ受信部、申請者識別部、申請書データ送信部、戸籍データ受信部及び戸籍証明書作成送信部を含む戸籍証明書申請処理装置を用いて行う戸籍証明書申請処理方法であって、
    前記様式データ送信部が、前記申請者端末からの、戸籍証明書の交付の申請をしている旨を示す交付申請データに対応して、入力し又は前記通信網を介して取得した申請書の様式データを前記申請者端末に送信するステップと、
    前記申請書データ受信部が、前記申請者端末からの申請書データであって前記申請書の様式データに対して該申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信するステップと、
    前記申請者識別部が、個人及び地方公共団体を認証するための装置を用いて申請者に関する識別をするステップと、
    前記申請書データ送信部が、前記識別された場合に、前記申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置に送信するステップと、
    前記戸籍データ受信部が、前記戸籍データ管理装置からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて該戸籍データ管理装置が作成したものを受信するステップと、
    前記戸籍証明書作成送信部が、前記申請者端末からの、戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を該申請者端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする、
    戸籍証明書申請処理方法。
  2. 前記申請者端末からの交付申請データは、該申請者端末に係る申請者の属性を示す申請者属性データを含むとともに、
    前記様式データ送信部が送信する申請書の様式データが、前記申請者属性データに係る申請者の属性ごとに個性化された前記記載事項データに合致したものであることを特徴とする、
    請求項1に記載の戸籍証明書申請処理方法。
  3. 前記戸籍証明書申請処理装置がさらに審査状況データ表示実行部を含む場合において、
    前記審査状況データ表示実行部が、前記申請者端末からの、交付の申請がされている戸籍証明書についての問合せをしている旨を示す問合せデータに対応して、該問合せをされている戸籍証明書についての補正指示、受取待、受取済、交付拒否その他の審査状況を示す審査状況データの表示を該申請者端末を通じて実行するステップを含むことを特徴とする、
    請求項1又は請求項2に記載の戸籍証明書申請処理方法。
  4. 前記戸籍証明書申請処理装置がさらに戸籍証明書一覧データ表示実行部を含む場合において、
    前記戸籍証明書一覧データ表示実行部が、前記申請者端末からの、受信した戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、該受信した戸籍証明書の一覧を示す戸籍証明書一覧データの表示を該申請者端末を通じて実行するステップを含むことを特徴とする、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の戸籍証明書申請処理方法。
  5. 通信網を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末と、該申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置と個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置とに接続され、該申請者及び該地方公共団体の間で該申請に関する処理を行う戸籍証明書申請処理装置であって、
    前記申請者端末からの、戸籍証明書の交付の申請をしている旨を示す交付申請データに対応して、入力し又は前記通信網を介して取得した申請書の様式データを前記申請者端末に送信する様式データ送信部と、
    前記申請者端末からの申請書データであって前記申請書の様式データに対して該申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信する申請書データ受信部と、
    個人及び地方公共団体を認証するための装置を用いて申請者に関する識別をする申請者識別部と、
    前記識別された場合に、前記申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置に送信する申請書データ送信部と、
    前記戸籍データ管理装置からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて該戸籍データ管理装置が作成したものを受信する戸籍データ受信部と、
    前記申請者端末からの、戸籍証明書の受取の要求をしている旨を示す受取要求データに対応して、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を該申請者端末に送信する戸籍証明書作成送信部と、を含むことを特徴とする、
    戸籍証明書申請処理装置。
  6. 通信網を介して、戸籍証明書の交付の申請をする申請者に関する申請者端末と、該申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置と個人及び地方公共団体を認証するための機関に関する個人及び地方公共団体を認証するための装置とに接続され、該申請者及び該地方公共団体の間で該申請に関する処理を行う戸籍証明書申請処理装置としてのコンピュータに、入力し又は前記通信網を介して取得した申請書の様式データを前記申請者端末に送信する様式データの送信と、前記申請者端末からの申請書データであって前記申請書の様式データに対して該申請書に記載すべき事項に関する記載事項データを含めてなるものを受信する申請書データの受信と、個人及び地方公共団体を認証するための装置を用いて申請者に関する識別と、前記識別された場合に、前記申請書データを申請に係る地方公共団体に関する戸籍データ管理装置に送信する申請書データの送信と、前記戸籍データ管理装置からの戸籍データであって送信した申請書データに基づいて該戸籍データ管理装置が作成したものを受信する戸籍データの受信と、受信した戸籍データに基づいて戸籍証明書を作成するとともに、作成した戸籍証明書を該申請者端末に送信する戸籍証明書の送信とを実行させるためのプログラム。
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