JP2005339095A - 被識別物の中心位置検出方法及び識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被識別物の中心位置をより的確に検出するとともに、検出された中心位置と真の中心位置とのずれの有無を検出し、ひいては被識別物の種類や真贋に関する認識性能を向上させることが可能な被識別物の中心位置検出方法及び識別装置を提供することにある。
【解決手段】 被識別物(硬貨C)に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データを用いて被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、出力データ上に、中心位置を通過すると想定される特定方向中心線LOと、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた2本の補正ラインLA,LBと、を設定し、それら2本の補正ラインLA,LBの出力データのピークに基づいて、その特定方向中心線LOの位置補正の要否を検出することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、識別対象となる被識別物の光学画像上の中心位置を検出する中心位置検出方法及び識別装置であって、特に、その検出精度を高めるものである。
一般に、自動販売機、自動券売機、ゲーム機、両替機など、硬貨やメダルなどの被識別物を取り扱う各種装置には、投入された硬貨等の被識別物の種類または真贋を判定する識別装置が設けられている。
ここで、被識別物の種類または真贋を判定する前提として、被識別物に検査光を照射し、反射光から得られた被識別物の光学画像上の中心位置の検出が行われる。より具体的には、被識別物の上下左右のエッジを含むように検査光を照射し、反射光から得られた被識別物の光学画像(光電変換値)を用いて輝度射影を作成し、その輝度射影を解析することによって中心位置の検出が行われる。
図10は、輝度射影を用いた被識別物の中心位置検出方法を説明するための模式図である。
図10において、まず、被識別物100からの反射光に基づいて、水平方向の輝度射影P及び垂直方向の輝度射影Pをそれぞれ得る。被識別物の光学画像を副走査方向(垂直方向)に走査して得られた輝度射影Pのi番目の値は、i番目の垂直ライン上のデータ(輝度値)を加算した値となり、また、被識別物の光学画像を主走査方向(水平方向)に走査して得られた輝度射影Pのj番目の値は、j番目の水平ライン上のデータ(輝度値)を加算した値となる。
そして、輝度射影Pの分布線が一定の基準値(スレッシュ)を超える点のX座標をエッジ検出点A,Bとし、輝度射影Pの分布線が一定の基準値(スレッシュ)を超える点のY座標をエッジ検出点C,Dとすれば、被識別物100の光学画像上の中心位置(CX,CY)は、CX=(A+B)/2及びCY=(C+D)/2より算出される。
しかし、上述した中心位置検出方法では、例えば被識別物100のエッジ近傍に存在する異物によって異常な反射光が生じると、それに伴って輝度射影が悪影響を受けてしまう。すなわち、例えば図10において、被識別物100の最下点付近に光学的要因Dが存在する場合には、主走査方向の輝度射影Pにアンバランスが生じ、エッジ検出点Dがずれてしまうことから、求めるべき中心位置が本来の位置Oから位置O'にずれてしまう。
このようなことから、近年、被識別物の中心位置を的確に検出する様々な方法が提案されている。例えば特許文献1に記載のエッジ検出方法によれば、エッジ部分における輝度変化の対称性を利用することで、異物等の反射異常がある場合であっても、エッジの検出精度(ひいては中心位置の検出精度)を高めることができる。また、特許文献2に記載の中心位置検出方法によれば、輝度射影を複数の座標系について求め、各座標系に基づく複数の中心位置の検出結果を重平均することで、中心位置の検出精度を高めることができる。さらに、特許文献3に記載のエッジ検出方法によれば、被識別物の光学画像上に特定範囲内のウインドウを設定し、そのウインドウの中の画素のみを輝度加算して輝度射影を求めることで、中心位置をより正確に検出することができる。
特開平7−175954号公報(段落番号[0007]) 特開平8−101940号公報(段落番号[0007],[0015]) 特開平9−222306号公報(段落番号[0006])
しかしながら、上述した特許文献1〜3に記載の方法は、いずれも被識別物の中心位置の検出精度を高めるものであるが、検出された中心位置が本来求めるべき中心位置と一致しているか否かまで判定するものではない。
すなわち、上述した特許文献1〜3に記載の方法によれば、被識別物の中心位置をより的確に検出することができるものの、検出された中心位置が被識別物の真の中心位置であるかどうかまでは判定することができない。そのため、品質保証の観点からみた識別装置の信頼性を向上させることができない、といった問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、被識別物の中心位置をより的確に検出するとともに、検出された中心位置と真の中心位置とのずれの有無を検出し、ひいては被識別物の種類や真贋に関する認識性能を向上させることが可能な被識別物の中心位置検出方法及び識別装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、被識別物に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データを用いて被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、出力データ上に、中心位置を通過すると想定される特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた2本の補正ラインと、を設定し、それら2本の補正ラインの出力データのピークに基づいて、その特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする。
より具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、その特定方向への走査によって得られた輝度射影パターンデータを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、前記出力データ上に、前記輝度射影パターンデータから定まる2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の補正ラインと、を設定し、前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、被識別物に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、それによって得られた輝度射影パターンデータを用いて被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、出力データ上に、その輝度射影パターンデータを解析することによって求められる被識別物の2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の補正ラインと、を設定し、第1補正ライン及び第2補正ラインの出力データのピークに基づいて特定方向中心線の位置補正の要否を検出することとしたから、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が、被識別物の真の中心位置を通過する中心線であるかどうか判定することができる。
従って、複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができ、ひいては品質保証の観点からみた識別装置の信頼性を向上させることができる。
ここで、「輝度射影パターンデータ」は、出力データを特定方向へ走査することによって得られたものであるが、この特定方向の向き・数の如何は問わない。例えば、特定方向として互いに直交するX方向とY方向の2方向を採用することもできる。
また、「出力データ」は、被識別物の反射光から得られた画像データに基づくものであれば如何なるものであってもよい。例えば、被識別物の反射光から得られた画像データそのものであってもよいし、また、その画像データに特定の画像処理(各種補正処理、階調変換処理など)を施したものであってもよい。
さらに、本発明に係る被識別物の中心位置検出方法は、「第1補正ライン及び第2補正ラインの出力データのピークに基づいて」、特定方向中心線の位置補正の要否を検出するものであるが、例えば、第1補正ライン及び第2補正ラインの出力データのピークの絶対的な位置に基づいてもよいし、また、第1補正ライン及び第2補正ラインの出力データのピークの相対的な位置に基づいてもよいし、更には、後述するように第1補正ライン及び第2補正ラインの出力データのピーク間隔に基づいてもよい。
また、「被識別物」の具体例としては、例えば、硬貨のような円形物が挙げられるが、被識別物は円形物には限定されず、平面視で、三角形や四角形などの多角形状をした角形物であってもよい。
(2) 前記第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、前記第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、を比較することで、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする(1)記載の被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、上述した第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、上述した第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、の両ピーク間隔を比較することで、上述した特定方向中心線の位置補正の要否を検出することとしたから、ピーク間隔の大小関係の検出という簡易な処理で、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が、被識別物の真の中心位置を通過する中心線であるかどうか判定することができ、ひいては識別装置の信頼性を高めることができる。
例えば、第1補正ラインの出力データのピーク間隔が、第2補正ラインの出力データのピーク間隔よりも狭い場合には、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が被識別物の真の中心位置を通過する中心線よりも第1補正ラインの方向にずれていることが分かるので、特定方向中心線から第2補正ラインの方向に向かって特定方向中心線を補正する。また、第1補正ラインの出力データのピーク間隔が、第2補正ラインの出力データのピーク間隔よりも広い場合には、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が被識別物の真の中心位置を通過する中心線よりも第2補正ラインの方向にずれていることが分かるので、特定方向中心線から第1補正ラインの方向に向かって特定方向中心線を補正する。そして、第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、が一致すれば、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が被識別物の真の中心位置を通過する中心線と一致していることが分かる。
(3) 前記第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、前記第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、のピーク間隔差を求め、前記ピーク間隔差と所定の閾値とを比較することで、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする(2)記載の被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、上述した第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、上述した第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、のピーク間隔差を求め、そのピーク間隔差と所定の閾値とを比較することで、上述した特定方向中心線の位置補正の要否を検出することとしたから、被識別物の中心位置の位置決め制御を行うにあたって、精度調整を行なうことができる。
すなわち、ピーク間隔差が大きければ、検出された中心位置を通過する特定方向中心線は被識別物の真の中心位置を通過する中心線から大きくずれていることが分かり、ピーク間隔差が小さければ、検出された中心位置を通過する特定方向中心線は被識別物の真の中心位置を通過する中心線からほとんどずれていないことが分かることから、ピーク間隔差が所定の閾値以上であれば、看過できない誤差として上述した(2)記載の被識別物の中心位置検出方法によって特定方向中心線を補正し、ピーク間隔差が所定の閾値未満であれば、看過可能な誤差として特定方向中心線を補正しない、といったように、閾値の大きさを変えることで精度調整が可能になる。
また、本発明は、第1補正ラインと第2補正ラインという等距離ライン対のピーク間隔差を利用して精度調整を行うものであるため、複雑な計算処理を要する乗算や除算を必要とせず、計算コストを低く抑えることが可能になる。
なお、上述した(2)記載の被識別物の中心位置検出方法による特定方向中心線の補正を、ピーク間隔差が所定の閾値以下になるまで繰り返し行うことで、被識別物の中心位置を通過する特定方向中心線のより正確な位置決め制御が可能になる。その結果、複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができる。
(4) 前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインを前記被識別物のエッジ近傍に設定することを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、上述した第1補正ライン及び上述した第2補正ラインを被識別物のエッジ近傍に設定することとしたから、被識別物の中心位置を通過する特定中心線のずれに対する感度が大きくなる位置に第1補正ラインと第2補正ラインの等距離ライン対を設けることができ、結果として、複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができる。
(5) 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、その特定方向への走査によって得られた輝度射影パターンデータを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、前記出力データ上に、前記輝度射影パターンデータから定まる前記被識別物の2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れ、偶数本の補正ラインから構成される第1補正ライン群と第2補正ライン群の2群の補正ライン群と、を設定し、前記第1補正ライン群を差分解析して第1差分補正ラインを、前記第2補正ライン群を差分解析して第2差分補正ラインを、それぞれ求め、前記第1差分補正ライン及び前記第2差分補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、被識別物に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、それによって得られた輝度射影パターンデータを用いて被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、出力データ上に、その輝度射影パターンデータを解析することによって求められる被識別物の2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れ、偶数本の補正ラインから構成される第1補正ライン群と第2補正ライン群の2群の補正ライン群と、を設定し、第1補正ライン群を差分解析して第1差分補正ラインを、第2補正ライン群を差分解析して第2差分補正ラインを、それぞれ求め、第1差分補正ライン及び第2差分補正ラインの出力データのピークに基づいて特定方向中心線の位置補正の要否を検出することとしたから、被識別物のエッジ付近に定常的に存在し、第1補正ライン群や第2補正ライン群の出力データに現れるノイズ成分をカットすることができ、ひいては検出された中心位置を通過する特定方向中心線が、被識別物の真の中心位置を通過する中心線であるかどうかをより正確に検出することができる。
(6) 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、前記出力データ上に、第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の平行な補正ラインを設定し、前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記被識別物の特定方向の中心線を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
本発明によれば、被識別物に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データを用いて被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、出力データ上に、第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の平行な補正ラインを設定し、その第1補正ラインと第2補正ラインの出力データのピークに基づいて被識別物の特定方向の中心線を検出することとしたから、特定方向中心線を検出した後に補正する上記(1)〜(5)に記載の被識別物の中心位置検出方法と異なり、被識別物の真の中心位置を通過する特定方向の中心線を的確かつダイレクトに求めることができ、ひいては複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置を精度良く検出することができる。
(7) (1)から(6)のいずれか記載の被識別物の中心位置検出方法によって、被識別物の中心位置を検出する中心位置検出手段を備えることを特徴とする被識別物の識別装置。
本発明によれば、被識別物の識別装置が、(1)から(6)のいずれか記載の被識別物の中心位置検出方法によって、被識別物の中心位置を検出する中心位置検出手段を備えることとしたから、品質保証の観点からみた識別装置の信頼性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係る被識別物の中心位置検出方法は、被識別物に検査光を照射した際の反射光から得られた画像データに基づく出力データ上に、特定方向中心線と2本の補正ラインとを設定し、それら2本の補正ラインの出力データのピークに基づいて、その特定方向中心線の位置補正の要否を検出することで、検出された中心位置を通過する特定方向中心線が、被識別物の真の中心位置を通過する中心線であるかどうか判定することができ、ひいては複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[識別装置の構造]
図1は、本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた硬貨搬送路1の概略構造を示した平面図である。
図1において、平面略「く」の字状に折り曲げられた形状の硬貨搬送路1には、図示右端側の搬送入口部1aから図示左方側に向かって送られてきた被識別円形物としての硬貨Cを支持する底面摺動板1bが設けられているとともに、その底面摺動板1bの直上に搬送ベルト2が配置されている。
底面摺動板1bの一端部には、この底面摺動板1bの縁部に沿うようにしてガイド3が立設されているとともに、そのガイド3に対して硬貨Cを押し付ける硬貨規制レバー4が、硬貨搬送路1の折れ曲がり部分においてピン4aによって回動可能に軸支されている。硬貨規制レバー4は、底面摺動板1b上に支持されながら送られてくる硬貨Cを、バネ等の付勢手段(図示せず)によって、上述のガイド3側に押し付けるように構成されていて、硬貨規制レバー4が配置された部位から搬送方向下流側に向かって送り出された硬貨Cは、上述のガイド3に対して外周面部を接触させた状態を維持しながら順次搬送されるようになっている。
硬貨搬送路1には、硬貨Cの表面に形成された模様を検出するための光学式コインセンサ装置CSUが取り付けられている。この光学式コインセンサ装置CSUは、CCDエリアセンサを備えたものである。
ここで、上述した搬送ベルト2と光学式コインセンサ装置CSUの詳細について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた硬貨搬送路1の側面断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた光学式コインセンサ装置CSUの概略構造を表した拡大側面図である。
図2において、搬送ベルト2は、下側ベルト部分2aと底面摺動板1bとの間に硬貨Cの厚さ分に相当する隙間が画成されるように略並行に対面する配置関係になされており、この搬送ベルト2と底面摺動板1bとの間に硬貨Cを挟持しながら、搬送ベルト2の延在方向に向かって硬貨Cを搬送させるように構成されている。
また、図3において、底面摺動板1b上に沿って送られてきた硬貨Cがセンサ位置1c上に到達すると、その硬貨Cを、内部に撮像素子を備えたセンサ本体5が検知することにより、センサ位置1cを環状に取り巻くように配置された照明6が点灯し、硬貨Cからの反射光をセンサ本体5内に取り込む。その結果、硬貨Cの表面に形成されている模様に関する光学画像が得られる。そして、この光学画像を用いて金種または真贋の判定が行われることとなる。
[識別装置の電気的構成]
図4は、本発明の実施の形態に係る識別装置の電気的構成を示すブロック図である。
図4において、本発明の実施の形態に係る識別装置には、中央処理装置(以下、CPUと略す)41と、硬貨Cを撮像する画像撮像部42と、硬貨Cを照らす照明部43と、硬貨Cを搬送する硬貨搬送部44と、が備えられている。また、CPU41は、画像撮像部42からの画像データを取り込む画像取込制御部41aと、画像取込制御部41aによって取り込まれた画像データを含め種々の画像データを記憶する画像記憶部41bと、画像記憶部41bに記憶された画像データを処理するデータ処理部41cと、データ処理部41cの処理結果に基づき硬貨Cの真贋を判定する真贋判定部41dに加え、照明部43を制御する照明制御部41eと、硬貨搬送部44を制御する搬送制御部41fと、を有している。
なお、図4において、画像記憶部41bは、CPU41内の1次キャッシュ(2次キャッシュ)等から構成されているが、画像データを記憶する機能を有する限り、DRAM、SDRAM等のCPU41外の記憶手段から構成されるものであっても構わない。
以上のような電気的構成において、以下、本発明の実施の形態に係る中心位置検出方法について説明する。
[中心位置検出方法]
図5は、本発明の実施の形態に係る中心位置検出方法についてのフロー図である。
図5において、まず、硬貨Cの光学画像データの取込みが行われる(ステップS501)。より具体的には、CPU41内の搬送制御部41fからの指令に基づき硬貨搬送部44は硬貨Cを搬送し、硬貨Cが所定の位置に搬送されたとき、照明制御部41eからの指令に基づき照明部43は硬貨Cの表面全体を照らし、硬貨C表面からの反射光が画像撮像部42(例えばイメージセンサ)に入力されたとき、画像取込制御部41aは硬貨Cの光学画像を取り込み、この光学画像を画像記憶部41bに記憶する。なお、一般的に、かかる光学画像は、X−Y座標上に1画素約0.13ミリメートル平方の高密度画像を構成し、AD変換によって輝度(明るさ)が256階調となるように分解(多値化)され、輝度をZ軸とする3次元データとして画像記憶部41b(例えばフレームメモリ)に記憶される。
次いで、硬貨中心点の検出が行われる(ステップS502)。より具体的には、データ処理部41cは、ステップS501によって画像記憶部41bに記憶された光学画像データを読み出し、光学画像をX軸方向及びY軸方向に射影することによって(輝度射影パターンデータを求めることによって)、それぞれの方向についてエッジの中点を算出し、その結果、X軸方向についてのエッジの中点をX座標、Y軸方向についてのエッジの中点をY座標として硬貨Cの中心座標を求める。
次いで、特定方向中心線の設定が行われる(ステップS503)。より具体的には、データ処理部41cは、画像記憶部41bに記憶された光学画像データ上に、ステップS502において求めた輝度射影パターンデータから定まる2個のエッジ点を垂直に二等分する線を設定する。例えば、ステップS502において算出されたX軸方向についてのエッジの中点を通過する中心線を特定方向中心線として設定するか、或いは、ステップS502において算出されたY軸方向についてのエッジの中点を通過する中心線を特定方向中心線として設定する。勿論、データ処理部41cは、これらの中心線以外の中心線であって、ステップS502において求められた硬貨Cの中心座標を通過する中心線を特定方向中心線として設定することもできる。
次いで、補正ラインの設定が行われる(ステップS504)。より具体的には、データ処理部41cは、ステップS503において設定した特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた第1補正ラインと第2補正ラインの2本の補正ラインを設定する。
次いで、第1補正ラインの出力データのピーク間隔と第2補正ラインの出力データのピーク間隔との差が、所定の閾値より大きいか否かが判断される(ステップS505)。より具体的には、データ処理部41cは、ステップS504において設定した第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、第2補正ラインの出力データのピーク間隔との差(ピーク間隔差)を求め、そのピーク間隔差が所定の閾値よりも大きいかどうか判断する。
これにより、ピーク間隔差が所定の閾値以上であれば、位置補正が必要であると判定され(ステップS506)、ピーク間隔差が所定の閾値未満であれば、位置補正は不要であると判定される(ステップS507)。
以上説明したような中心位置検出方法によれば、第1補正ラインと第2補正ラインという等距離ライン対のピーク間隔差を利用して、複雑な計算処理(演算)を必要とすることなく被識別物の中心位置の検出精度を調整することができ、ひいては複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができる。なお、上述したデータ処理部41cは、請求項記載の中心位置検出手段の一例として機能する。
尚、図5に示す中心位置検出方法では、硬貨中心点の検出(ステップS502)の後に、特定方向中心線の設定が行われ(ステップS503)、特定方向中心線に基づいて第1補正ラインと第2補正ラインを設定していた(ステップS504)が、特定方向中心線を設定せずに、任意の位置に平行な2本の第1補正ラインと第2補正ラインを設定して特定方向の正確な中心線をダイレクトに求めることもできる。この場合においても、第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、第2補正ラインの出力データのピーク間隔との差(ピーク間隔差)を求め、そのピーク間隔差が所定の閾値よりも大きいかどうか判断し、ピーク間隔差が所定の閾値以上であれば、中心線の位置補正をしながら正確な中心線を求める。また、複数の特定方向の中心線を求めることで、被識別物の中心位置を検出することができる。
以下、本発明の実施例について、実験によって得られたデータを用いて詳述する。
図6は、本発明の実施例に係る識別装置の画像記憶部41bに記憶された硬貨Cの出力データと、その出力データをX方向とY方向とに走査して得られた輝度射影パターンデータPHとPVを示す図である。
なお、輝度射影パターンデータPH及びPVは、計算枠WH及びWVの範囲内で算出されているものとする。すなわち、輝度射影パターンデータPHのi番目の値は、i番目の垂直ラインのうち、WHに含まれる輝度値(出力データ)のみを合算したものである。同様に、輝度射影パターンデータPVのj番目の値は、j番目の水平ラインのうち、WVに含まれる輝度値(出力データ)のみを合算したものである。このようにすることで、硬貨Cの周囲の機器反射に起因した光学的な悪影響が生じるのを防ぐことができる。
図6において、輝度射影パターンデータPVの上下のエッジ点をEA,EBとすると、EAとEBを用いて、CY=(EA+EB)/2より、垂直方向の中心座標値が得られる。水平方向の中心座標値についても同様である。
ここで、硬貨Cの表面状態や検査光の照射条件等によって、上下のエッジ部分で輝度値(出力データ)の分布状態が異なる場合があり、かかる場合には、輝度射影パターンデータPVから検出される上下のエッジ位置が実際の位置からずれ、結果として中心座標(ここではY座標)の検出ミスに繋がるおそれがある。
そのため、エッジ点EA,EBに対応する出力データ上の補正ラインLA,LBに注目する。これらの補正ラインLA,LBは、エッジ点EA,EBを垂直に二等分する特定方向中心線LOを設定し、その特定方向中心線LOから等距離かつ平行に離れたラインである。なお、図6では、特定方向中心線LOから略半径の距離だけ離して、補正ラインLA,LBを設定するようにしている。このように、2本の補正ラインLA,LBを硬貨Cのエッジ近傍に設定することで、特定方向中心線LOのずれに対する感度が大きくなる位置に両補正ラインを設けることができ、結果として、被識別物の中心位置の検出精度を向上させることができる。
次に、図7は、図6における補正ラインLA,LBの出力データの波形を示す図である。(a)が補正ラインLAの出力データの波形を示し、(b)が補正ラインLBの出力データの波形を示している。
図7において、補正ラインLAの出力データ及び補正ラインLBの出力データは、ともに2個のピークをもっている。そして、補正ラインLAの出力データのピーク間隔DAと、補正ラインLBの出力データのピーク間隔DBとを比較すると、DA<DBとなっていることが分かる。これは、図6において、エッジ点EA,EBに基づき検出された硬貨Cの中心位置のY座標が、わずかに上(補正ラインLAの方向)へずれていることを示している。従って、DAとDBの大小関係を検出することによって、特定方向中心線LOが、硬貨Cの真の中心位置を通過する中心線となっているかどうかを判定することができ、ひいては識別装置の信頼性を高めることができる。
ここで、特定方向中心線LOを下(補正ラインLBの方向)に補正することで、硬貨Cの中心位置の検出精度を向上させることができるが、この検出精度の精度調整を行うことを考える。図7において、DAとDBの差をDAB(=DA−DB)とし、予め定めておいた閾値DABT(>0)に対し、DAB>DABTならば硬貨Cの中心位置を上に補正し、DAB<−DABTならば硬貨Cの中心位置を下に補正する。そして、DABT>DAB>−DABTならば許容可能(看過可能)な誤差として補正を行わない。このようにすることで、閾値DABTの値に応じた検出精度の調整を行うことができる。
なお、ここでは1個の閾値DABTを用いることとしたが、本発明はこれに限られず、例えばDABT,DABTの2個の閾値を予め定めておき、適宜これらの閾値を切り替えることによって、補正レベル(検出精度)を多段階にすることも可能である。
次に、図7において、補正ラインの波形は、本来補正ラインLAの波形のように概略左右対称となる(図7(a)参照)。しかし、硬貨Cに異物が付着していたり、硬貨Cの背景に異物があったりすると、その反射光によって、補正ラインLBの波形のように、突起部Xが発生し、対称性が崩れてしまう場合がある(図7(b)参照)。かかる場合に、突起部Xを放置してピーク検出を行うと、ピーク検出のアルゴリズムが複雑化し、コストアップに繋がる可能性がある。そこで、補正ラインを一対ではなく、複数対にすることで、この弊害を解消することができる。
図8は、本発明の実施例に係る識別装置の画像記憶部41bに記憶された硬貨Cの出力データ上に、2本の補正ラインLA,LA'から構成される補正ライン群と、2本の補正ラインLB,LB,から構成される補正ライン群とを設定した様子を示す図である。なお、補正ラインLA'は、図7に示す補正ラインLAから1画素分下がった位置(硬貨Cの中心位置に1画素分近づいた位置)の補正ラインであり、補正ラインLB'は、図7に示す補正ラインLBから1画素分上がった位置(硬貨Cの中心位置に1画素分近づいた位置)の補正ラインである。
図8において、2本の補正ラインLA,LA'から構成される補正ライン群の差分解析として、補正ラインLA'の出力データから補正ラインLAの出力データを差し引くと、図9(a)に示す波形(差分補正ラインの出力データの波形)が得られる。また、2本の補正ラインLB,LB'から構成される補正ライン群の差分解析として、補正ラインLB'の出力データから補正ラインLBの出力データを差し引くと、図9(b)に示す波形(差分補正ラインの出力データの波形)が得られる。図9(b)に示す波形によれば、図7(b)の突起部Xがほぼ除去されており、波形がほぼ左右対称となっている。従って、図9(a)及び図9(b)に示す波形(差分補正ラインの出力データの波形)のピーク値に基づきピーク検出を行うことで、アルゴリズムを複雑化させることなく、コストアップを抑えながら硬貨Cの中心位置の検出精度を向上させることができる。
なお、図8では、差分をとる2本の補正ラインLA,LA'の隔たり及び2本の補正ラインLB,LB'の隔たりをそれぞれ1画素分としたが、本発明はこれに限られず、2画素分以上の隔たりを設けることも可能である。また、図8では、2本の補正ラインから構成される補正ライン群を考えたが、本発明はこれに限られず、4本、6本といった偶数本の補正ラインから構成される補正ライン群を考えてもよい。
本発明に係る被識別物の中心位置検出方法は、2本の補正ラインの出力データのピークに基づいて特定方向中心線の位置補正の要否を検出することで、複数の特定方向中心線より定まる被識別物の中心位置の検出精度、ひいては品質保証の観点からみた識別装置の信頼性を向上させることができるものとして有用である。
本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた硬貨搬送路の概略構造を示した平面図である。 本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた硬貨搬送路の側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る識別装置の内部に設けられた光学式コインセンサ装置の概略構造を表した拡大側面図である。 本発明の実施の形態に係る識別装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る中心位置検出方法についてのフロー図である。 本発明の実施例に係る識別装置の画像記憶部に記憶された硬貨の出力データと、その出力データをX方向とY方向とに走査して得られた輝度射影パターンデータを示す図である。 図6における補正ラインの出力データの波形を示す図である。 本発明の実施例に係る識別装置の画像記憶部に記憶された硬貨の出力データ上に、2本の補正ラインから構成される補正ライン群を設定した様子を示す図である。 図8における補正ライン群を差分解析することによって得られる差分補正ラインの出力データの波形を示す図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 硬貨搬送路
C 硬貨(円形物)
CSU 光学式コイン(紙幣)センサ装置(CCDエリアセンサ)
41a 画像取込制御部
41b 画像記憶部
41c データ処理部
41d 真贋判定部
41e 照明制御部
41f 搬送制御部
42 画像撮像部
43 照明部
44 硬貨搬送部
EA,EB エッジ点
PH,PV 輝度射影パターンデータ
LO 特定方向中心線
LA,LB 補正ライン

Claims (7)

  1. 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、その特定方向への走査によって得られた輝度射影パターンデータを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、
    前記出力データ上に、前記輝度射影パターンデータから定まる2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れた第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の補正ラインと、を設定し、
    前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
  2. 前記第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、前記第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、を比較することで、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする請求項1記載の被識別物の中心位置検出方法。
  3. 前記第1補正ラインの出力データのピーク間隔と、前記第2補正ラインの出力データのピーク間隔と、のピーク間隔差を求め、
    前記ピーク間隔差と所定の閾値とを比較することで、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする請求項2記載の被識別物の中心位置検出方法。
  4. 前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインを前記被識別物のエッジ近傍に設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の被識別物の中心位置検出方法。
  5. 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを特定方向に走査し、その特定方向への走査によって得られた輝度射影パターンデータを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、
    前記出力データ上に、前記輝度射影パターンデータから定まる前記被識別物の2個のエッジ点を垂直に二等分する特定方向中心線と、その特定方向中心線から等距離かつ平行に離れ、偶数本の補正ラインから構成される第1補正ライン群と第2補正ライン群の2群の補正ライン群と、を設定し、
    前記第1補正ライン群を差分解析して第1差分補正ラインを、前記第2補正ライン群を差分解析して第2差分補正ラインを、それぞれ求め、
    前記第1差分補正ライン及び前記第2差分補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記特定方向中心線の位置補正の要否を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
  6. 識別対象となる被識別物に検査光を照射し、前記被識別物の反射光から得られた画像データに基づく出力データを用いて、前記被識別物の中心位置を検出する被識別物の中心位置検出方法において、
    前記出力データ上に、第1補正ライン及び第2補正ラインの2本の平行な補正ラインを設定し、
    前記第1補正ライン及び前記第2補正ラインの出力データのピークに基づいて、前記被識別物の特定方向の中心線を検出することを特徴とする被識別物の中心位置検出方法。
  7. 請求項1から6のいずれか記載の被識別物の中心位置検出方法によって、被識別物の中心位置を検出する中心位置検出手段を備えることを特徴とする被識別物の識別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5301560B2 (ja) * 2008-11-14 2013-09-25 グローリー株式会社 硬貨識別方法及び硬貨識別装置

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